JPS6361069A - 混合型常温液状接着剤とその製造方法 - Google Patents

混合型常温液状接着剤とその製造方法

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JPS6361069A
JPS6361069A JP20654586A JP20654586A JPS6361069A JP S6361069 A JPS6361069 A JP S6361069A JP 20654586 A JP20654586 A JP 20654586A JP 20654586 A JP20654586 A JP 20654586A JP S6361069 A JPS6361069 A JP S6361069A
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JP
Japan
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adhesive
temperature liquid
room
thermoplastic
mixed
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JP20654586A
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Masabumi Matsunaga
正文 松永
Akira Tomihara
朗 冨原
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Nordson KK
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Nordson KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は混合型常温液状接着剤とその製造方法に係る。
〔従来の技術〕。
元来、熱可塑性接着剤をその塗布作業時における体様か
ら大別すると、溶融状と粉粒体状との二種に分けられる
。前者の場合にはホットメルトアプリケータという装置
によってホントメルト接着剤を加熱溶融してガンノズル
から吐出吐布する。またメルトインデックスの高い接着
剤などの場合にはエクストルーダ等で押出す。後者の場
合には粉粒体タンクから、空気輸送管を介して噴射ノズ
ルより空気と共に噴出して塗布するものである。またそ
れらの特質としては、液体状のものは一般に安価ではあ
るが、軟化点及び融点が比較的低く、かつ接着強度も小
である。これに対し粉粒体状のものは、より高価ではあ
るが、比較的接着強度及び耐熱性などが犬である。
さて、上記の粉粒体状接着剤を塗布する場合には、上述
の如く、粉粒体用噴出ノズルにより噴出塗布するが、同
方法によった場合には、種々の問題があった。それらを
列挙すると次のとおりである。
(1)噴射ノズルによる粉粒体の塗着効率は40〜70
%と極めて低い。
(2)粉粒体の塗布にあっては、粉粒体を槽の中で浮遊
させるため比較的に大容量の規模を必要とし、設備費そ
の他整備費、作業工数等も比較的多くを要した。
(3)塗布した粉粒体を加熱溶融する場合、特に静電塗
着のできない非金属の基材上にあっては、粉粒体が移動
し、不安定となり、十分かつ均一に加熱溶融塗着せしめ
ることが難しかった。
(4)塗布パターンの輪郭が不鮮明で、特に細い線条塗
布などは困難であった。
(5)エクストルーダ式吐布装置においては、規模が大
きく、コストも高く、実に作業中の吐出のクリーンカッ
トができず、多くの難点があった。
〔発明の解決しようとする問題点〕
上記従来の粉粒体の塗布装置による欠点は粉粒体用噴出
ノズルを使用する限り、避けられない問題である。
よって本発明の動機は、噴射ノズルを使用することなし
に、粉粒体状の熱可塑性接着剤を塗布することのできる
常温液状接着剤とその製造方法とを得ることであった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の要旨は、比較的融点が高くかつ接着強度が犬で
高価なる熱可塑性接着剤の粉粒体状のものを、比較的融
点の低いかつ安価な常温液状接着剤の中に混在せしめた
混合常温液状接着剤を作ることである。
次に、本発明の混合型常温液状接着剤について説明する
。本名称は、常温液状の接着剤と常温固体でちる粉粒体
の熱可塑性接着剤との混合されたものより成ることに由
来するものである。しかし、新製品であるがために仮称
であり、まだ正式名称は決められていない。
混合型常温液状接着剤の混合状態を説明すると、第1図
に示すように、比較的融点の高い熱可塑性接着剤Pが固
体の粉粒体状の状態で、より融点の低い即ち常温液体の
接着剤Hの中に、均一に分散されている接着剤でちる。
これらに用いられる粉粒体状の熱可塑性接着剤としては
種々あげられるが、本発明による実験に用いられたもの
をあげるとナイロン11(融点186℃)である。また
ベース又はバインダとなる常温液状接着剤としては、最
も一般的で安価な熱可塑性の酢酸ビニール系樹脂などが
あり、また常温液状の反応接着剤の中には、紫外線硬化
型、湿気吸収硬化型、熱硬化型、多液反応硬化型などが
ある。
粉粒体状の熱可塑性接着剤とベース又はバインダとなる
常温液状接着剤との重量混合比ヱば10〜90夕に29
0〜10%の範囲内でちる。
即ち常温液状接着剤の中に、第1図に示すように、熱可
塑性接着剤(ナイロン11など)が粉粒体状として均一
に分散されているもの、又は該粉粒体が常温液状接着剤
によってバインドされているもの(第2図)である。
上記混合型常温液状接着剤の製造方法は一般的攪拌混合
式でよい。即ち攪拌混合槽を用い、ベース又はバインダ
となる常温液状接着剤を入れ、その中に、粉粒体状の熱
可塑性接着剤を、又はその逆に、重量比90〜10%:
10〜90%の範囲内にて投入攪拌し、均一に分散させ
る。その場合その粉粒体状の熱可塑性接着剤は予めプラ
ズマ又はコロナ放電等により表面処理されることが望ま
しい。理由は分散をよくするためである。また熱可塑性
の常温液状接着剤の場合には、その粘度を下げて作業効
率を上げるため、若干加熱してもよい。
た5゛シその加熱温度はその中に混ぜられるべき粉粒体
状の熱可塑性接着剤の軟化点よりも低いことを条件とす
る。
なお、上記の常温液状接着剤又は粉粒体状の熱可塑性接
着剤の少くとも何れか片方の中には、一般に添加剤とし
て顔料又は/及び増量剤、分散安定剤、界面活性剤等が
含まれる場合が多い。
〔作 用〕
上記本発明による混合型常温液状接着剤による接着の作
用について説明する。
混合型常温液状接着剤は、熱可塑性及び熱硬化性のもの
も同じく、一般に液体圧送器を介してガンノズルより被
塗物面上に塗布される。この時の塗布物の状態は、第1
図にも示したように、常温液状接着剤Hの液体の中に固
体の粉粒体状の熱可塑性接着剤Pが均一に分散浮遊して
いる状態となっており、又常温液状接着剤の量が粉粒体
状の熱可塑性接着剤の量に比し少い場合には、第2図に
示すように常温液状接着剤はバインダとなって上記粉粒
体を結合している状態となっている。
上記のような混合型常温液状接着剤が被塗物面上に塗布
された後は、先ず非接触的(遠赤外線など)に、又は接
触的(加熱加圧板など)により加熱される。その温度は
粉粒体状の熱可塑性接着剤の融点以上とする。すると、
混合型常温液状接着剤の中の常温液状接着剤の熱可塑性
のものはより粘度を下げ、また熱便化性のものは軟次硬
化を始める。そしてまた粉粒体状の熱可塑性接着剤も融
点に達すれば溶融する。そしてそれらが互いに接着接合
し合って、第4図に示すように被吐物1面上に接着する
。また一方上記熱硬化性のものはその硬化速度は熱可塑
性接着剤の溶融よりも一般に遅い。従ってその熱硬化の
完了する前に、熱可塑性接着剤は完全に溶融して被塗物
面上に接着するのである。
た5゛シ、上記混合型常温液状接着剤の接着作用の順序
は片面接着と両面接着とは若干相異する。それは、片面
接着の場合には、混合型常温液状接着剤を液体圧送ポン
プによりガンノズルを介して被塗物面上に吐布した後非
接触的に又は接触的に加熱すればよい(第3図)。たゾ
しその温度は粉粒体状の熱可塑性接着剤の融点以上であ
ることを必要とする。
また必要によってはその後加圧又は加熱と加圧とを同時
に行なってもよい。
それに対し、両面接着の場合は、先ず上記片面接着の場
合と同様に吐布するが、その直後その上に被接着物を重
ねる。そして加熱又はそれと同時に加圧する(第6図)
。即ち上記片面接着の工程に対して被接着物を重ねる工
程が一つ入るのである。
なお、本発明の混合型常温液体接着剤の組成分である常
温液状接着剤というのは、一般に溶媒など揮発成分が含
まれているので、吐出吐布直後、これらを加熱などによ
り飛ばしたあと、更により高温に加熱して粉粒体状の熱
可塑性接着剤を溶融させることが望ましい。
実施例 その1 上記の塗布方法はホットメルトアプリケータより、ガン
ノズルを介して吐出吐布したものであるが、これを噴出
塗布(スプレィ)することもできる。この場合、前述し
た従来の粉粒体スプレィなどの場合におけるが如く、粉
粒体が飛散することなく塗着効果を上げることができる
。また本混合型ホットメルト接着剤はチクソトロフイン
ク性が一般のホットメルト接着剤よりも増し、曳好なス
プレィパターンが得られることも派生的メリットである
その2゜ 本混合型ホットメルト接着剤を上記ホットメルトアプリ
ケータの代わりに、エクストルーダにかけて吐出するこ
ともできる。
(た5゛シ、上記のように一般のホットメルトアプリケ
ータにて十分であり、むしろその方が簡便であり使い易
い。) 以上は本接着剤省吐布について説明したが、塗布のまっ
たく同様に施工することができる。
〔発明の効果〕
粉粒体状の熱可塑性接着剤の塗布に当たり、従来の噴出
ノズル方式における低い塗着効率、塗布パターンの輪郭
の不鮮明などを排除して、本発明による混合型ホットメ
ルト接着剤の使用により、粉粒体状熱可塑性接着剤の塗
着効率を100%とし、かつその塗布パターン輪郭を、
特に熱硬化性ホットメルトの場合には加圧作業において
も、より鮮明に、更に、より小設備をもって、経済性及
び環境衛生の向上にも寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による(以下すべて本発明につき同呼称
は省略する)混合型常温液状接着剤の組成分の常温液状
接着剤がベースとなったものの混合状態説明図  第2
図は同上組成分の常温液状接着剤がバインタとなったも
のの混合状態説明図  第3図は混合型ホットメルト接
着剤の片面接着における塗布物に対する非接触式の遠赤
外線加熱式による加熱状態の説明図第4図は同上図A″
部の加熱後の状態拡大図第5図は同上片面接着における
塗布物に対する加熱加圧板による加熱加圧の状態説明図
  第6図は両面接着における接着作業順序説明図第7
図は同上における加熱加圧作動説明図第8図は同上図“
B″部の拡大図 主要な符号の説明 1.11i3・・・・・・被接着物  2.12・・・
・・・被吐(塗)物(混合型ホットメルト接着剤)  
H・・・・・・ホン1−メルト接着剤  P・・回熱可
塑性接着剤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性の常温液状接着剤Hの中に、常温にて固体
    である粉粒体状の熱可塑性接着剤Pの分散されているこ
    とを特徴とする混合型常温液体接着剤。 2、熱可塑性の常温液状接着剤を、それに混入されるべ
    き粉粒体状の熱可塑性接着剤の軟化点以下のある温度に
    て加熱し、上記常温液状接着剤のより粘度の低下した状
    態の中に、上記固体である粉粒体状の熱可塑性接着剤を
    投入し、それらを攪拌し、均一に分散せしめることを特
    徴とする混合型常温液状接着剤の製造方法。 3、熱可塑性接着剤の粉粒体の粒径が5ないし150μ
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項及び第2
    項の混合型常温液状接着剤とその製造方法。 4、粉粒体状の熱可塑性接着剤のメルトインデックスが
    1ないし100であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項及び第2項の混合型液状接着剤とその製造方法。 5、常温液状接着剤と粉粒体状の熱可塑性接着剤との軟
    化点又は融点等のそれぞれの差が15℃以上であること
    を特徴とする第1項及び第2項の混合型常温液状接着剤
    とその製造方法。 6、常温液状接着剤と粉粒体状の熱可塑性接着剤との重
    量混合比が90〜10%:10〜90%であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項及び第2項の混合型常温
    液状接着剤とその製造方法。 7、顔料及び/又は増量剤、分散安定剤、界面活性剤等
    の添加剤が、ホットメルト接着剤又は粉粒体状の熱可塑
    性接着剤の少くとも片側に混入されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項及び第2項の混合型常温液状
    接着剤とその製造方法。 8、熱可塑性常温液状接着剤が常温液状反応性接着剤で
    あるもの。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136387A (en) * 1974-09-18 1976-03-27 Takeo Suzuki Shokuyoseiniku no meisekishokuhozonhososhorihoho
JPS57207663A (en) * 1981-06-15 1982-12-20 Kongo Furotsukingu Kk Hot-melt adhesive composition

Patent Citations (2)

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