JPS6361071A - 混合型ホツトメルト接着剤の接着方法とその接着された製品 - Google Patents
混合型ホツトメルト接着剤の接着方法とその接着された製品Info
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- JPS6361071A JPS6361071A JP20654686A JP20654686A JPS6361071A JP S6361071 A JPS6361071 A JP S6361071A JP 20654686 A JP20654686 A JP 20654686A JP 20654686 A JP20654686 A JP 20654686A JP S6361071 A JPS6361071 A JP S6361071A
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Landscapes
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は混合型ホットメルト接着剤の接着方法とその接
着された製品に保る。
着された製品に保る。
先ず、本発明の対象とする混合型ホットメルト接着剤に
ついて説明する。同接着剤は本発明者によって発明され
たものであり、従ってその名称も仮称のものである。同
接着剤の概要について述べる。
ついて説明する。同接着剤は本発明者によって発明され
たものであり、従ってその名称も仮称のものである。同
接着剤の概要について述べる。
元来、熱可塑性接着剤をその吐布作業時における体様か
ら大別すると、溶融状と粉粒体状との二種に分けられる
。前者の場合にはホットメルトアプリケータという装置
によって、ホントメルト接着剤を加熱溶融してガンノズ
ルから吐出吐布する。またメルトインデックスの高い接
着剤などの場合にはエクストルーダ等で押出す。後者の
場合には粉粒体タンクから空気輸送管を介して噴射ノズ
ルより空気と共に噴出してスプレィ吐布するものである
。
ら大別すると、溶融状と粉粒体状との二種に分けられる
。前者の場合にはホットメルトアプリケータという装置
によって、ホントメルト接着剤を加熱溶融してガンノズ
ルから吐出吐布する。またメルトインデックスの高い接
着剤などの場合にはエクストルーダ等で押出す。後者の
場合には粉粒体タンクから空気輸送管を介して噴射ノズ
ルより空気と共に噴出してスプレィ吐布するものである
。
またそれらの特質としては、一般的ホットメルト接着剤
は一般に安価でちるが、軟化点及び融点が比較的低く、
かつ接着力も小である。
は一般に安価でちるが、軟化点及び融点が比較的低く、
かつ接着力も小である。
これに対し粉粒体状のメルトインデックスの高いものは
、より高価ではあるが、比較的接着強度及び耐熱性など
が犬である。それらをエクストルーダで押出されたもの
も同様のことがいえる。
、より高価ではあるが、比較的接着強度及び耐熱性など
が犬である。それらをエクストルーダで押出されたもの
も同様のことがいえる。
さて、上記の粉粒体状接着剤を塗布する場合には、上述
の如く、粉粒体用ノズルによりスプレィ塗布するが、同
方法によった場合には、種々の問題があった。それらを
列挙すると次の通りである。
の如く、粉粒体用ノズルによりスプレィ塗布するが、同
方法によった場合には、種々の問題があった。それらを
列挙すると次の通りである。
(1)噴射ノズルによる粉粒体の塗着効率は40〜70
9Cと極めて低い。
9Cと極めて低い。
(2)粉粒体の塗布にあっては、粉粒体が槽の中で浮遊
するため、比較的装置が大きくなり、設備費その他整備
費作業工数等も比較的多くを要した。
するため、比較的装置が大きくなり、設備費その他整備
費作業工数等も比較的多くを要した。
(3)塗布した粉粒体を加熱溶融する場合、特に静電塗
着のできない非金属の基板上にあっては、粉粒体が移動
し、不安となり、十分かつ均一に加熱溶融することが難
しかった。
着のできない非金属の基板上にあっては、粉粒体が移動
し、不安となり、十分かつ均一に加熱溶融することが難
しかった。
(4)塗布パターンの輪郭が不鮮明で、特に細い線条塗
布などは困難であった。
布などは困難であった。
(5)エクストルーダ式吐布装置においては、規模が大
きく、コストも高く、更に作業中の吐出のクリーンカッ
トができず、多くの難点があった。
きく、コストも高く、更に作業中の吐出のクリーンカッ
トができず、多くの難点があった。
上述の如き不具合を解消せしめるため、本発明者は次の
ような手段をとった。それは粉粒体を噴出ノズルを使用
することなしに、塗布することである。即ち比較的融点
が高く、かつ接着強度が犬である熱可塑性接着剤の粉粒
体状のものを、比較的融点の低いかつ安価なボットメル
トの中に混在せしめたいわゆる混合型ホットメルト接着
剤を作り、これをホットメルトアプリケークなどにてホ
ットメルト接着剤(以下単にホットメルトと略称する)
だけを溶融して、それとともどもに未溶融で粉粒体状の
熱可塑性接着剤をノズルから吐出吐布し、しかる後、よ
り高い熱を加えて該粉粒体状の熱可塑性接着剤を融かし
て接着作用を行わしめるというものである。このように
すれば、粉粒体状の熱可塑性接着剤を吐布する際に、従
来の如く飛散させることなく、かつ塗着効率100%の
吐布作業を行うことができるのである。
ような手段をとった。それは粉粒体を噴出ノズルを使用
することなしに、塗布することである。即ち比較的融点
が高く、かつ接着強度が犬である熱可塑性接着剤の粉粒
体状のものを、比較的融点の低いかつ安価なボットメル
トの中に混在せしめたいわゆる混合型ホットメルト接着
剤を作り、これをホットメルトアプリケークなどにてホ
ットメルト接着剤(以下単にホットメルトと略称する)
だけを溶融して、それとともどもに未溶融で粉粒体状の
熱可塑性接着剤をノズルから吐出吐布し、しかる後、よ
り高い熱を加えて該粉粒体状の熱可塑性接着剤を融かし
て接着作用を行わしめるというものである。このように
すれば、粉粒体状の熱可塑性接着剤を吐布する際に、従
来の如く飛散させることなく、かつ塗着効率100%の
吐布作業を行うことができるのである。
更に詳しく混合型ホットメルト接着剤を説明すると、第
1図に示すように、比較的融点の高い熱可塑性接着剤P
が、固体の粉粒体の状態で、より融点の低い常温固形状
のホントメルト接着剤Hの中に、均一に分散されている
常温では固形状のホットメルト接着剤である。又は上記
ホットメルトの量を比較的少くし、それをバインダとし
て無数の粉粒体の熱可塑性接着剤を結合させたものであ
る。これらに用いられる粉粒体状の熱可塑性接着剤とし
ては種々あげられるが、本発明による実験に用いられた
ものは、ナイロン11(融点186℃)である。またホ
ットメルト接着剤としては、最も一般的で安価なEVA
樹脂(エチレン酢酸ビニール重合体)より成るEVAホ
・ノドメルト(軟化点90℃〜103℃)である。粉粒
体状の熱可塑性接着剤とベース又はバインダとなるホッ
トメルトとの混合比率は、90〜lO部:10〜90部
の範囲内であるっ即ち常温では不定形固体状のホントメ
ルト(EVAホットメルトなど)の中に、熱可塑性接着
剤(ナイロン11など)が粉粒体状として均一に分散さ
れたものである。
1図に示すように、比較的融点の高い熱可塑性接着剤P
が、固体の粉粒体の状態で、より融点の低い常温固形状
のホントメルト接着剤Hの中に、均一に分散されている
常温では固形状のホットメルト接着剤である。又は上記
ホットメルトの量を比較的少くし、それをバインダとし
て無数の粉粒体の熱可塑性接着剤を結合させたものであ
る。これらに用いられる粉粒体状の熱可塑性接着剤とし
ては種々あげられるが、本発明による実験に用いられた
ものは、ナイロン11(融点186℃)である。またホ
ットメルト接着剤としては、最も一般的で安価なEVA
樹脂(エチレン酢酸ビニール重合体)より成るEVAホ
・ノドメルト(軟化点90℃〜103℃)である。粉粒
体状の熱可塑性接着剤とベース又はバインダとなるホッ
トメルトとの混合比率は、90〜lO部:10〜90部
の範囲内であるっ即ち常温では不定形固体状のホントメ
ルト(EVAホットメルトなど)の中に、熱可塑性接着
剤(ナイロン11など)が粉粒体状として均一に分散さ
れたものである。
なお、実験的にはこれら混合型ホットメルト接着剤の中
のホットメルト又は粉粒体状の熱可塑性の少くとも同れ
か片方の中には、−般に添加剤として顔料又は/及び増
量剤、分散安定剤、界面活性剤などが含まれる場合が多
い。
のホットメルト又は粉粒体状の熱可塑性の少くとも同れ
か片方の中には、−般に添加剤として顔料又は/及び増
量剤、分散安定剤、界面活性剤などが含まれる場合が多
い。
このようにして作られた常温固形の混合型ホットメルト
接着剤の使用に当って;d、先ずこれらを溶融しなけれ
ばならない。
接着剤の使用に当って;d、先ずこれらを溶融しなけれ
ばならない。
次に、該混合型ホットメルト接着剤の使用方法及び接着
方法について述べる。
方法について述べる。
上記混合型ホットメルト接着剤のブロック状又はペレッ
ト状のものをホットメルトアプリケータ内に仕込む。該
ホットメルトアプリケータとは、一般に軽小(机上型)
である。
ト状のものをホットメルトアプリケータ内に仕込む。該
ホットメルトアプリケータとは、一般に軽小(机上型)
である。
これに対し、粉粒体の熱可塑性接着剤の噴出塗布装置は
タンク及び浮遊タンク、空気輸送装置、噴出ノズル、粉
粒体回収装置等設備であり、より規模は犬であった。
タンク及び浮遊タンク、空気輸送装置、噴出ノズル、粉
粒体回収装置等設備であり、より規模は犬であった。
上記ホットメルトアプリケータにて、上記混合型ホット
メルト接着剤を加熱溶融するが、その温度は混合型ホッ
トメルト接着剤のベース又はバインダであるホットメル
トの融点以上であるが、同時にそれは上記混合型ホット
メルト接着剤内に又はバインダとして混在している粉粒
体状の熱可塑性接着剤の軟化点よりも低い温度であるこ
とを必須条件とする。
メルト接着剤を加熱溶融するが、その温度は混合型ホッ
トメルト接着剤のベース又はバインダであるホットメル
トの融点以上であるが、同時にそれは上記混合型ホット
メルト接着剤内に又はバインダとして混在している粉粒
体状の熱可塑性接着剤の軟化点よりも低い温度であるこ
とを必須条件とする。
この様にしてベース又はバインダのみが溶融された混合
型ホットメルト接着剤は、溶融したホットメルトの中に
、固体である粉粒体状の熱可塑性接着剤が抱えこまれた
状態で、ホットメルトアプリケータよりホースを通して
ガンに至り、該ガン内の開閉パルプを介してノズルより
吐出し、破吐物面上に吐布される。この時の吐布物の状
態は、溶融したホントメルトの中に、熱可塑性接着剤が
固体の粉粒体の形状のま5分散している。しかしこの状
態では粉粒体状の熱可塑性接着剤の接着効果は求め得ら
れないので次の方法を必要とする。片面接着及び両面接
着があるので分けて説明する。
型ホットメルト接着剤は、溶融したホットメルトの中に
、固体である粉粒体状の熱可塑性接着剤が抱えこまれた
状態で、ホットメルトアプリケータよりホースを通して
ガンに至り、該ガン内の開閉パルプを介してノズルより
吐出し、破吐物面上に吐布される。この時の吐布物の状
態は、溶融したホントメルトの中に、熱可塑性接着剤が
固体の粉粒体の形状のま5分散している。しかしこの状
態では粉粒体状の熱可塑性接着剤の接着効果は求め得ら
れないので次の方法を必要とする。片面接着及び両面接
着があるので分けて説明する。
(1)片面接着
第3図を参照されたい。被吐物1の面上に吐布された混
合型ホットメルト接着剤の吐布物2に対し、非接触方式
(同図にては遠赤外線加熱器4)により加熱し、その温
度は上記粉粒体状の熱可塑性接着剤融点以上とするその
温度により該熱可塑性接着剤の粉粒体は融は出し、それ
らは互いに接着(P′)し合って、第4図に示すように
、上記被吐物1面上に接着する。
合型ホットメルト接着剤の吐布物2に対し、非接触方式
(同図にては遠赤外線加熱器4)により加熱し、その温
度は上記粉粒体状の熱可塑性接着剤融点以上とするその
温度により該熱可塑性接着剤の粉粒体は融は出し、それ
らは互いに接着(P′)し合って、第4図に示すように
、上記被吐物1面上に接着する。
更に、上記の接着の効率を上げるために外方より加圧し
、更に加熱すればよい(第5図ご参照)。場合によって
は、上記加熱だけの工程を省略して、−挙に加圧加熱板
5をもって加熱加圧を同時に行なってもよい。
、更に加熱すればよい(第5図ご参照)。場合によって
は、上記加熱だけの工程を省略して、−挙に加圧加熱板
5をもって加熱加圧を同時に行なってもよい。
なお、上記非接触方式加熱法としては、上記遠赤外線の
他に高周波、レーザ照射又は熱風吹付けなどでもよい。
他に高周波、レーザ照射又は熱風吹付けなどでもよい。
(2)両面接着
第6図を参照されたい。被吐物11の面上に吐布された
混合型ホットメルト接着剤の吐布物12の上方に被接着
物13を重ね、更にその上方より、加熱加圧板15又は
第7図に示すようなアイロン16などにより加熱加圧す
る。その加熱温度は、前述と同じく、;見合型ホットメ
ルト接着剤内に混在している(第8図)粉粒体状の熱可
塑性接着剤の融点以上の温度であることを要する。これ
によって該熱可塑性接着剤は融は出し、更に上述の加圧
によってこれら粒子の融けたものは互いに接合し、第8
図に示すように、上下の被接着物11.13の間をつな
いで、両者を相互に接着せしめるのである。なお、上記
ホットメルトはそれに含まれている溶媒などが上記の加
熱などによって揮発してソリッド状となる。かくして上
記熱可塑性接着剤によって、より強力に又はより高い耐
熱性をもって、両者は接着せしめられるのである。
混合型ホットメルト接着剤の吐布物12の上方に被接着
物13を重ね、更にその上方より、加熱加圧板15又は
第7図に示すようなアイロン16などにより加熱加圧す
る。その加熱温度は、前述と同じく、;見合型ホットメ
ルト接着剤内に混在している(第8図)粉粒体状の熱可
塑性接着剤の融点以上の温度であることを要する。これ
によって該熱可塑性接着剤は融は出し、更に上述の加圧
によってこれら粒子の融けたものは互いに接合し、第8
図に示すように、上下の被接着物11.13の間をつな
いで、両者を相互に接着せしめるのである。なお、上記
ホットメルトはそれに含まれている溶媒などが上記の加
熱などによって揮発してソリッド状となる。かくして上
記熱可塑性接着剤によって、より強力に又はより高い耐
熱性をもって、両者は接着せしめられるのである。
実施例
その1゜
上記の塗布方法はホットメルトアプリケータより、ガン
ノズルを介して吐出塗布したものであるが、これを噴出
塗布(スプレィ)することもできる。この場合、前述し
た従来の粉粒体スプレィなどの場合におけるが如く、粉
粒体が飛散することなく塗着効果を上げることができる
。また本混合型ホットメルト接着剤はチクソトロフイッ
ク性が一般のホットメルト接着剤よりも増し、良好なス
プレィパターンが得られることも派生的メリットである
。
ノズルを介して吐出塗布したものであるが、これを噴出
塗布(スプレィ)することもできる。この場合、前述し
た従来の粉粒体スプレィなどの場合におけるが如く、粉
粒体が飛散することなく塗着効果を上げることができる
。また本混合型ホットメルト接着剤はチクソトロフイッ
ク性が一般のホットメルト接着剤よりも増し、良好なス
プレィパターンが得られることも派生的メリットである
。
その2゜
本混合型ホットメルト接着剤を上記ホットメルトアプリ
ケータの代わりにエクストルーダにかけて吐出すること
もできる。ただし、上記のように一般のホットメルトア
プリケータにて十分であり、むしろその方が簡便で使い
易い。
ケータの代わりにエクストルーダにかけて吐出すること
もできる。ただし、上記のように一般のホットメルトア
プリケータにて十分であり、むしろその方が簡便で使い
易い。
しかし、上記各方法にて共通していることは、混合型ホ
ットメルト接着剤の塗布溶融温度(第一次加熱温度)は
該混合型ホットメルト接着剤内の成分のホットメルトの
融点以上熱可塑性接着剤の軟化点以下であって、塗布後
の接着温度(第二次加熱温度)は該熱可塑性接着剤の融
点以上ということである。
ットメルト接着剤の塗布溶融温度(第一次加熱温度)は
該混合型ホットメルト接着剤内の成分のホットメルトの
融点以上熱可塑性接着剤の軟化点以下であって、塗布後
の接着温度(第二次加熱温度)は該熱可塑性接着剤の融
点以上ということである。
なお、上述の説明においては本混合型ホットメルト接着
剤の吐布について述べたが、これを塗布としても施工で
きることはいうまでもない。
剤の吐布について述べたが、これを塗布としても施工で
きることはいうまでもない。
本発明による混合型ホントメルト接着剤の接着方法によ
れば、加熱溶融されて液体状となったホットメルトの中
に、粉粒体状として混在している熱可塑性接着剤が塗布
されるもので、その塗布作業にあっては従来粉粒体にお
けるが如く飛散することなく、塗着効率100%の下に
塗着され、塗着後は、上記熱可塑性接着剤の融点以上の
温度をもって加熱溶融され、必要によっては圧力をも加
えられて、より効果的に被接着物上に接着されるもので
ある。また本方法により、塗布パターンの輪郭は鮮明に
、かつより小設備をもって、経済性及び環境衛生の向上
にも寄与するものである。
れば、加熱溶融されて液体状となったホットメルトの中
に、粉粒体状として混在している熱可塑性接着剤が塗布
されるもので、その塗布作業にあっては従来粉粒体にお
けるが如く飛散することなく、塗着効率100%の下に
塗着され、塗着後は、上記熱可塑性接着剤の融点以上の
温度をもって加熱溶融され、必要によっては圧力をも加
えられて、より効果的に被接着物上に接着されるもので
ある。また本方法により、塗布パターンの輪郭は鮮明に
、かつより小設備をもって、経済性及び環境衛生の向上
にも寄与するものである。
第1図は本発明による(以下すべて本発明につき省略す
る)ホントメルトがベース状となった混合型ホットメル
ト接着剤の混合状態説明図 第2図は同上組成分のホ
ントメルトがバインダ状となったものの混合状態説明図
第3図は混合型ホットメルト接着剤の片面接着にお
ける塗布物に対する非接触式の遠赤外線加熱式による加
熱状態の説明図 第4図は同上図”A”部の加熱後の
状態拡大図 第5図は同上片面接着における塗布物に
対する加熱加圧板による加熱加圧の状態説明図 第6
図は両面接着における接着作業順序説明図 第7図は
同上におけるアイロン式加熱加圧作動説明図 第8図
は同上図” B ”部の拡大説明図主要な符号の説明 1 、11.13・・・・・・被接着物 2.12・
・・・・・被吐櫛)物(混合型ホットメルト接着剤)
H・・・・・・ホットメルト接着剤 P・・・・・
・粉粒体状の熱第1図 12図 第4図 第6図 第8図 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和t/年特許願第20修−’lW
’y2、発明の名称 混合型ホットメルト接着剤の接
着方法とその接着された製品 3、補正をする者 6.1
る)ホントメルトがベース状となった混合型ホットメル
ト接着剤の混合状態説明図 第2図は同上組成分のホ
ントメルトがバインダ状となったものの混合状態説明図
第3図は混合型ホットメルト接着剤の片面接着にお
ける塗布物に対する非接触式の遠赤外線加熱式による加
熱状態の説明図 第4図は同上図”A”部の加熱後の
状態拡大図 第5図は同上片面接着における塗布物に
対する加熱加圧板による加熱加圧の状態説明図 第6
図は両面接着における接着作業順序説明図 第7図は
同上におけるアイロン式加熱加圧作動説明図 第8図
は同上図” B ”部の拡大説明図主要な符号の説明 1 、11.13・・・・・・被接着物 2.12・
・・・・・被吐櫛)物(混合型ホットメルト接着剤)
H・・・・・・ホットメルト接着剤 P・・・・・
・粉粒体状の熱第1図 12図 第4図 第6図 第8図 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和t/年特許願第20修−’lW
’y2、発明の名称 混合型ホットメルト接着剤の接
着方法とその接着された製品 3、補正をする者 6.1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、二種の軟化点又は融点のそれぞれ異るかつその一種
が粉粒体状である熱可塑性接着剤より成る混合型ホット
メルト接着剤を、ホットメルトアプリケータ内又は加熱
溶融装置等に供給し、該混合型ホットメルト接着剤の組
成分であるホットメルト接着剤の融点よりも高く、かつ
他の組成分である粉粒体状の熱可塑性接着剤の軟化点よ
りも低い温度の下における加熱によって、上記混合型ホ
ットメルト接着剤を溶融状態とし、それらを被吐物面1
上に吐布し(2)、次いで上記粉粒体状の熱可塑性接着
剤の融点よりも高い温度をもって、その外方より加熱し
、その溶融によって、該熱可塑性接着剤を上記被吐物1
面上に接着せしめることを特徴とする混合型ホットメル
ト接着剤の接着方法。 2、二種の軟化点又は融点のそれぞれ異るかつその一種
が粉粒体状である熱可塑性接着剤より成る混合型ホット
メルト接着剤を、ホットメルトアプリケータ又は加熱溶
融装置内に供給し、該混合型ホットメルト接着剤の組成
分であるホットメルト接着剤の融点よりも高く、かつ他
の組成分である粉粒体状の熱可塑性接着剤の軟化点より
も低い温度の下における加熱によって、上記混合型ホッ
トメルト接着剤を溶融状態とし、それらを被吐物面11
上に吐布し(12)、次いで該吐布物12上に被接着物
13を重ね、しかる後、その外方より加圧し、同時に上
記熱可塑性接着剤の融点以上の温度をもって加熱し、そ
の溶融によって上記被吐物13と被接着物を接着せしめ
ることを特徴とする混合型ホットメルト接着剤の接着方
法。 3、比較的融点の低いホットメルト接着剤と、より融点
の高い熱可塑性接着剤とが、互いに90〜10%:10
〜90%の重量比にて混合されて接着されていることを
特徴とする混合型ホットメルト接着剤の接着された製品
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20654686A JPS6361071A (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 混合型ホツトメルト接着剤の接着方法とその接着された製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20654686A JPS6361071A (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 混合型ホツトメルト接着剤の接着方法とその接着された製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6361071A true JPS6361071A (ja) | 1988-03-17 |
Family
ID=16525173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20654686A Pending JPS6361071A (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 混合型ホツトメルト接着剤の接着方法とその接着された製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6361071A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007226519A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Hitachi Ltd | 生体情報更新管理システム、生体情報更新管理方法、および生体情報更新管理プログラム |
JP2016507361A (ja) * | 2012-12-19 | 2016-03-10 | ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェンHenkel AG & Co.KGaA | 部品の消音および/または遮音のための方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528176A (en) * | 1975-07-09 | 1977-01-21 | Kurashiki Boseki Kk | Flame bonding synthetic resin compound for cloth and its manufacture |
JPS53106736A (en) * | 1977-03-02 | 1978-09-18 | Hirono Kagaku Kogyo | Method of making soliddtype hot melt adhesives |
-
1986
- 1986-09-01 JP JP20654686A patent/JPS6361071A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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US10118327B2 (en) | 2012-12-19 | 2018-11-06 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Method for the sound damping and/or sound insulation of components |
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