JPS636075A - ポリウレタン系接着剤組成物 - Google Patents

ポリウレタン系接着剤組成物

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JPS636075A
JPS636075A JP15015686A JP15015686A JPS636075A JP S636075 A JPS636075 A JP S636075A JP 15015686 A JP15015686 A JP 15015686A JP 15015686 A JP15015686 A JP 15015686A JP S636075 A JPS636075 A JP S636075A
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JP
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formula
structural unit
polyol
polyester
average molecular
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JP15015686A
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English (en)
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Yukiatsu Furumiya
行淳 古宮
Koji Hirai
広治 平井
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は接着力、耐熱性、耐熱水性に極めて優れ友新規
なポリウレタン系接着剤組成物、特にプラスチック、金
属、ゴム、繊維等の接着剤として有用なポリウレタン系
接着剤組成物に関する。
従来の技術 近年次とえば食品等の包装材としてポリエチレン、ボリ
プaピレン、ポリアミド(ナイロン)、ポリエステル、
エチレン−酢酸ビニル共重合体17′?、はそのケン化
物、塩ビ、セロハン等のプラスチックフィルム、アルミ
箔などの金属箔を2層あるいは3層以上に積層化し比も
のが開発され各種目的に用途開発さnている。
積層化の方法としてはドライラミネーション、ウェット
ラミネーション、ホットメルトラミネーション、エクス
トルージョンラミネーション等の方法が知らnている。
特に最近の食生活の向上とともに積層化したフィルム、
いわゆるラミ洋−トフィルムを使用してパックさnる食
品も多品種となり、この之め各種フィルムの積層加工が
重要となってきている。これに伴ないラミネート製品の
製造の際に使用さnる接着剤の種類も非常に多くなり、
かつ高性能化が要求さnている。例えば種々の被着体に
対して良く接着し適用性が広く、接着強度、耐熱水性、
柔軟性、耐熱性、乾燥性、その他の加工適性等の向上が
切望さnている。
とりわけ、近年、この分野で著しい伸びを示しているレ
トルト食品やボイル殺菌以上を必要とする食品分野に使
用さnる包装材料ラミネートフィルムの接着剤にはきわ
めて優n7を常態接着力、初期接着力、耐熱水性、耐内
容物性、柔軟性が要求さnる。さらにこれらの要求を満
之すとともにスナック食品等の一般的ラミネートフイル
ム分野にも接着剤として使用さnる之めにはそこで使用
さnているすべての被着体に対しての濡2を特性が良好
で、耐加水分解性、耐光性、透明性、高速ラミネート%
性を有することが重要である。こnらの要求にある程度
対応しうる接着剤としてポリウレタン系接着剤が汎用さ
nている。
本発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のポリウレタン糸接着剤ではこのう
ちの濡n特性、柔軟性を満足させようとすると上記のそ
の他の性能が低下する現象が2こる。例えば、濡れ特性
がわるいと、接着剤をフィルムに塗布後、はじくとか部
分接着不良を引き起こす。また、柔軟性が充分でないと
接着されたフィルムを剥離する際に、ある種の被着体の
場曾に突如「パリッ」とはがnる感じの剥離を起こす。
さらに低温柔軟性、つまり低温での上記の様な特性も同
様である。このように、上記の要求性能をすべて満足す
るものでなかつfcoこのため、ラミネート製品に使用
されているポリウレタン接着剤の数は非常に多く、多品
種ラミネート製品t−製造するVAはきわめて非能率的
、かつ不経済的である0このことはとりもな2さす適用
性の広い高性能のポリウレタン系接着剤がいまだにない
ことを示しているものである。
本発明者らは以上の事実に鑑み、すべての被着体に対し
て良好な濡れ特性を肩するとともに常態接着強力、初期
接着力、耐熱水性、透明性、耐加水分解性、柔軟性のす
べてにきわめて良好な性能を有する適用性の広い万能型
の高性能ポリウレタン接着剤組成物を提供する目的で鋭
意検討を重ね友。なお、柔軟性に優れるとは、接着され
次フィルムを剥離する際に、「パリッ」とはがれる感じ
の剥離をおこすのではなく、いかなる被着体の場合でも
柔軟なポリウレタン系接着剤が「シワシワ」と剥離して
いく感じのめるものを意味している0問題点を解決する
友めの手段 本発明によnば、上記目的に、高分子ポリオール(5)
と有機ポリイソシアナート(均と分子内に少なくとも1
個の水酸基と少なくとも1個のエポキシ基とを有する化
合物0とからなり、(8)およびC)中の水酸基に対す
る(均中のインシアナート基の当量比(NCOloH)
1〜10の割合で含有してなる接着剤組成物において、
前記高分子ポリオールが数平均分子量3,000〜50
,000のポリエステルポリオール(Al)または数平
均分子量600〜8,000のポリエステルポリオール
と有機ジイソシアナートからの数平均分子量3,000
〜50,000のポリエステルポリウレタンポリオール
(A2)であり、前記数平均分子量3,000〜s o
、o o oのポリエステルポリオールおよび数平均分
子量600〜8,000のポリエステルポリオールが分
子内にジオールに基づく単位として式 %式%(1) で表わされる構造単位〔1〕ヲ含有し、かつジカルボン
酸に基づく単位として式 (式中、nは1〜12の整数を示す)で表わさnる構造
単位[1)および (式中、kは炭素数6〜10の2価の芳香族炭化水素残
基金示す)で表わさnる構造単位[111)を構造単位
〔II〕/構造単位[n[)のモル比で115〜5/1
の割合で含有することt−特徴とするポリウレタン系接
着剤組成物によって達成される。
本発明に使用さnる高分子ポリオール(8は、分子内に
ジオールに基づく単位として式(1)で表わされる構造
単位(1)を含有し、かつジカルボン酸に基づく単位と
して式(n)で表わされる構造単位(n)および式(I
I[)で表わされる構造単位(llll’を構造単位〔
II〕/構造単位(Ill]のモル比で115〜5/1
の割合で含有するポリエステルポリオール、該ポリオー
ルをグリコール取分とするポリエステルポリウレタンポ
リオールである。
上記高分子ポリオール(5)にかかるポリエステルポリ
オール(At)およびポリエステルポリウレタンポリオ
ールを製造する次めのポリエステルポリオール(AO)
において、その分子内に−0−CH2−CH2−kb ■ C−CH2−CH2−0−(1)の構造単位(11を虫
取しうるジオールは3−メチル−1,5−ベンタンジオ
ールC)Ll であり、式HOCH2CH2CHCH2CH20Hで示
さAるoeお、本発明の所期の目的を損わない範囲で上
記式(1)で表わされるジオール残基の一部を他のジオ
ール残基で置換えても良い。接着剤の構造あるいは接着
体の檻類によっては、他のジオール残基用する場合が良
好な結果を与えることがある。
置換可能なジオールとしてはエチレングリコール、1.
4−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、1.
9−ノナンジオール、ジエチレンクリコール、ネオペン
チルグリコール等の炭素数2〜12までのジオールが挙
げられる。また上記ジオールにさらにトリメチロールプ
ロパン、グリセリン、゛ペンタエリスリトール等の多価
アルコールヲ少量併用することもなんらさしつかえない
。いずnにしても構造単位([]はジオール成分の20
モルチ以上、好ましくは30モルチ以上さらに好ましく
は50モルチ以上、さらに最適には80%以上となる範
囲にあるのが望ましい。
一方、ジカルボン酸に基づく構造単位は、式および式 である。前記式(U)において、nは1〜12の整数全
示し、前記式(I[) t−生成しうる脂肪族ジカルボ
ン酸の例としては、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸
、アゼライン酸、セバチン酸、ドデカン二酸等が亭げら
nる。より好ましくは、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バチン酸である。これらのジカルボン酸はそnぞAO独
でのみならず2′81以上組合わせても用゛いられる。
また、前記式(1)において、Arは炭素数6〜10の
2価の芳香族炭化水素残基であり、該残基はフェニレン
基ま几はナフチレン基であり、前記式(In) を生成
しうる芳香族ジカルボン酸の具体例としてはテレフタル
酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、1,5−ナフタレ
ンジカルボン酸、2,5−ナフタレンジカルボン酸、2
.6−ナフタレンジカルボン酸等およびこれらの任意の
割合の混合物が挙げらnる。より好ましくはテレフタル
酸およびイソフタル酸である。また上記芳香族ジカルボ
ン酸としてそのアルキルエステル化物も使用できる。
前記ポリエステルポリオールにおいて、構造単位(1)
 / (、構造単位(II)および構造単位CIIII
の合計)のモル比は、生成ポリエステルポリオールの分
子末端が水酸基となるような割合であれば、よい。−方
、構造単位[n〕およびCIIEにあっては、構造単位
〔II〕/構造単位〔1■〕のモル比は接着剤の用途に
よってかわるが、−般に115〜5/1の範凹内におる
ことが重要であり、より好ましくは1/4〜4/1であ
るが、レトルト食品包装材のラミネートのtめの接着剤
として使用する場合には1/3〜3/1、最適には17
2〜2/IKあるのが望ましい。
前記モル比が5/1以上であると、初期接着力、耐熱性
、耐熱水性、常態接着強度に劣る。115以下の場合は
各徨被着体へのmA特性、柔軟性、低温柔軟性が不足し
好ましくない。
上記ポリエステルポリオールの製造方法にはとくに制限
がなく、公知のポリエステル縮直会手段が適用可能であ
る。たとえば、構造単位[1〕、(Illおよび[II
[)を生成しうる前記化合物を所望割合で仕込み、エス
テル化および/ま次はエステル交換触媒の存在下に15
0〜250℃でエステル化またはエステル交換し、かつ
このようにして得られた反応生成物をさらに高真空下2
00〜300℃で縮重合せしめることにより製造できる
なお、この場合上記のごとく同時に三成分を仕込み共重
合ポリエステルポリオールを得る方法も可能であるが次
の方法も採用しうる。
すなわち、構造単位[1)および(II) ?含有する
ポリエステルポリオールと構造単位(1)および[11
1)を含有するポリエステルポリオールを別々に合成し
ポリウレタンを製造する際に構造単位〔II〕/構造単
位[I[1)のモル比が115〜5/1を満足するよう
に前記両者を混合して使用することも可能である。
また、本発明において、高分子ポリオール(6)として
ポリエステルポリオ−/L/(AO)と有機ジイソシア
ナートとからのポリエステルポリウレタンポリオール(
A2)が使用される。
上記ポリエステルポリオール(AO)は、600〜5.
000.好ましくは1,000〜2,500、さらに好
ましくは1,500〜2,200の数平均分子量を有す
るのが望ましい。数平均分子量が小さ過ぎると、得られ
るポリエステルポリウレタンポリオールを接着剤とじ友
場合、濡n特性の点で問題である。−方、大き過ぎると
、常態接着力、特にアルミニウム箔に対する接着力が劣
る。
また、ここで使用される有機ジイソシアナートとしては
、インシアネート基を分子中に2個含有する公知の脂肪
族、脂環族、芳香族有機ポリイソシアナートが包含され
るが、特に4,4′−ジフェニルメタンジイソシアナー
ト、p−フ二二レンジイソシアナート、トルイレンジイ
ソシアナート、1.5−す7チレンジイソシアナート、
キシリレンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシ
アナート、インホロンジイソシアナー)、4.4’−ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアナート等が挙げられる
なかでも反応活性の異なるイソシアナート基を有するジ
イソシアナートが好ましい。とりわけ、イソホロンジイ
ソシアナートもしくH2,4−トリレンジイソシアナー
トt7’hはそnらを主成分とする混合物が好ましい。
なお、前述し之有機ジシアナートの外に、トリメチロー
ルプロパンやグリセリン1モルに3モルのトリレンジイ
ンシアネートが付加し友トリイソシアネート等の多官能
ポリイソシアネートを少量併重できる。
またこの時に、所望により適当な鎖伸長剤を使用しても
よく、該鎖伸長剤としては、ポリウレタン業界における
常用の連鎖底長剤、すなわちイソシアネートと反応し得
る水素原子を少なくとも2個含有する化合物が包含され
る。その例としてはエチレングリコール、l、4−7’
タンジオール、1゜6−ヘキサンジオール、キシリレン
クリコール、3−メチル−1,5−ベンタンジオール、
ビスヒドロキシエトキシベンゼン、ネオペンチルクリコ
ール、1.9−ノナンジオール、イソホロンジアミン、
とドラジン、ジヒドラジド、トリメチa−ルプロパン、
グリセリン等が挙げられる。
ポリエステルポリウレタンポリオール(A2)を得る友
めの具体的な操作方法に関しては、公知のウレタン化反
応の技術が用いらnる。たとえば、数平均分子量600
〜s、o o oのポリエステルポリオールと所望によ
り活性水素を有する低分子化置物とを混合し、約40〜
100℃に予熱しtのち、これらの化合物の活性水素原
子数に対するインシアナート基の比(NCO/OH)が
1以下となる割合の量の有機ジイソシアナートを加え、
50〜120℃で数時間反応することにより得らnる。
まt上記反応はインシアナート基に不活性な有機溶媒の
存在下でおこなってもよい。所望により通常のウレタン
化触媒、例えば有機錫化合物、第3級アミン類などを使
用してもよいoR造工程において有機溶媒の存在下に行
う場合には、最終混合物の固形分含量が約10〜90重
量%好ましくは20〜80重量%になるように有機溶媒
の使用量を決定すると好部会である0 本発明で高分子ポリオール(A)として使用されるポリ
エステルポリオール(Al) j fl−はポリエステ
ルポリウレタンポリオール(A2)は通常約3,000
〜50.000好ましくは5,000〜30,000の
数平均分子量を有するのが望ましい0この分子量が小さ
過ぎると、接着剤にし次ときに初期接着力、常態接着強
度、耐熱水性、耐薬品性が劣り、−方大き過ぎると、粘
度が高くなり濡れ特性が乏しくなる。
本発明において、高分子ポリオール(5)としては常態
接着力、初期接着力、耐熱性、耐熱水性の点からポリエ
ステルポリウレタンポリオール(A2)が好ましい。そ
のなかでも、例えば、レトルト食品用の包装材のラミネ
ートのための接着剤としては、数平均分子量1,500
〜2,200のポリエステルポリオール(AJ))と反
応活性の異なる2つのイソシアナート基t+する有機ジ
インシアナートとからのポリエステルポリウレタンポリ
オールが好ましい。
ポリエステルポリウレタンポリオール(A2)’を用い
て接着剤とし次場合、その接着性能はポリエステルポリ
オール(Ao)中の構造単位〔II〕に大きく依存する
。好ましい構造単位〔II〕は第一にセバチン酸残基で
あり、次いでアジピン酸である0前記ポリエステルポリ
オール(AI)とポリエステルポリウレタンポリオール
(A2)とは任意の割合で混合して使用することもでき
る。
本発明において使用する有機ポリイソシアナート(B)
としては、分子中にイソシアナート基t−3個以上有す
る化合物、例えばトリメチa−ルプロパン、グリセリン
、ペンタエリスリトール等の水酸基のすべてをトリレン
ジイソシアナート、中シリレンジイソシアナート、ヘキ
サメチレンジイソシアナート等でウレタン化させた化合
物が挙げらnる0 本発明における分子内に少なくとも1個の水酸基と少な
くとも1個のエポキシ環を有する化合物(qとしてはた
とえば、ビスフェノールA1テトラヒドロキシジフエニ
ルエタン等の多価フェノールやグリセロール、ペンタエ
リスリスリトール等の多価アルコールと、念とえばエピ
クロルヒドリン等の多官能ハロヒドリンとの反応生成物
及びこれラドモノエタノールアミン等の水酸基含有化合
物との反応生成物等も挙げられる0化合物0の量は全接
着剤組成物に対して約1〜30重量%、好ましくは3〜
20重量%程度である。
本発明のポリウレタン接着剤組成物において、高分子ポ
リオール囚、有機ポリイソシアナートの)及び水酸基及
びエポキシ環含有化金物0の配合割合は全水酸基に対す
る全イソシアナート基の当量比(NCO/OH)で1〜
10とりわけ1〜6の範囲となる様に混合する必要があ
る0前記当量比が1以下であると、耐熱性に乏しくレト
ルト処理中のデ7ミネーション、レトルト処理後の接着
力の低下をき7tL、10’を越えると接着力が低下し
柔軟性も失わnるが、これはイソシアナートの増大に伴
う接着剤の硬度の上昇のために接着界面での応力集中音
引き越こす等に由来する。
本発明のポリウレタン系接着剤組成物の最大の特長はす
べての被着体によく濡n1加工特性が良好でかつ初期接
漕力、常態接着力、柔軟性、耐熱水性のすべてを満足さ
せることが出来る点である。
本発明のポリウレタン系接着剤組成物は、例えばポリオ
レフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン)、ポリスチ
レン、エチレン−酢酸ビニル共重合体またはそのケン化
物、塩化ビニル樹脂、ポリエステル(ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート)、ポリアミ
ド(ナイロン)、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、フェ
ノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂等の盆底樹脂、天
然ゴムま友は会成ゴム、アルミニウム、銅、鉄等の金属
、編織布、不織布等の繊維等をはじめに、木材、ガラス
、セラミック等の接着に適している。特に上述し几特長
を有する友め食品や医薬品等の包装材料の接着、建築資
材、電機部品、自動車部品、繊維ま几はプラスチックフ
ィルムのラミネーション等の広範な用途への適用が可能
である。とりわけ、100〜140℃の熱水による高温
殺菌処理が必要で、かつ酢、塩、サラダ油等の食品が長
期量大つ次状態で保存することが必要で、そのtめポリ
エステルま次はポリアミド等のフィルム−アルミニウム
等の金属箔−ポリオレフィンフィルムあるいはポリオレ
フィンフィルム−ポリアミドフィルム等の密着性の乏し
いもの同志のラミネートが必要なレトルト食品の包装材
料の接着剤やエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物よ
りのフィルムの接着剤として最適である。
本発明のポリウレタン系接着剤組成物は、2液硬化型接
着剤における使用方法で用いられる0該組成物を用いて
接着加工する代表的な方法としては、たとえばドライラ
ミネーターによって接着剤組成物をフィルムもしくは金
属箔表面に付着させ溶剤を揮散させ友のち、接着面t−
会わせ常温ま危は加温下に組成物を硬化させる方法など
が採用される。フィルムもしくは金属箔表面に施さnる
接着剤組成物の塗布量(固形分)は1〜10 f10f
’程度でるる。
以下余白 実施例 次に参考例、実施例および比較例により本発明を更に具
体的に説明する。′ 参考例1(ポリエステルジオールの製造)3−メチル−
1,5−ベンタンジオール(105f)、ジメチルイソ
フタレート(116P)、アジピン酸(29f)および
テトライソプロポキシチタネー)(0,01F)の混合
物を窒素気流下160〜220℃でエステル化をおこな
った。所定量の水、メタノールを留出後真空ポンプによ
シ徐々に真空度を上げ反応を完成した。こうして分子量
的10.000のポリエステルジオール(以下、主剤A
と記すこともある)を得た。得られたポリエステルジオ
ール100fを酢酸エチル100tに溶解し固型分50
重量%の溶液を得た。
参考例2〜4 表1に示したジオールおよびジカルボン酸の組成および
組成比で参考例1と同様にしてポリエステルジオール(
主剤B、D )を得た。得られ之ポリエステルジオール
100fを酢酸エチル1002に溶解して固型分50%
の溶液を得た。得られたポリエステルジオールの分子量
を表1に示す。
参考例5(ポリエステルポリウレタンジオールの製造) ジメチルイソフタレート、アジピン酸、3−メチル−1
,5−ベンタンジオールからなるポリエステルジオール
〔分子量2,000. ジメチルイソフタレート/アジ
ピン酸=1/1(モル比))2002、インホロンジイ
ソシアナート182およびジブチルチンジラウレート(
触媒)o、ostの混合液を80℃で10時間反応した
のち、冷却し、酢酸エチル218?に溶解してポリエス
テルポリウレタンジオール(主剤E)50重i%の溶液
を得た0 参考例6〜9 表1に示したジオールおよびジカルボン酸組成および組
成比で参考例5と同様にしてポリエステルポリウレタン
ジオール(主剤F、I)の酢酸エチル溶液を得た。
比較参考例1〜2 表1に示した組成および組成比で、参考例1および5と
同様にしてポリエステルジオール(主剤J)、ポリエス
テルポリウレタンジオール(主剤K)を得た。
実施例1〜10および比較例1〜11 上記参考例および比較参考例で調製した各主剤100重
量部に対してトリメチロールプロパンニ3当量のメタキ
シリレンジイソシアナートを付加させたもの(武田薬品
工業社製タケネー)DI 1 ON、表4中にタケネー
トDIIONと略記する入トリメチロールプロパンに3
尚量のインホロンジイソシアナートを付加させたもの(
式日薬品工業社製タケネートD14ON、表4中にタケ
ネートD14ONと略記する)tたはタケネートD11
ONとタケネー)D14ONの1:1の混合物(表4中
にタケネートD11ON、タケネートD14ONと略記
する)を4〜6重量部配合し、酢酸エチルで20%溶液
に希釈し、接着剤溶液とした。被着体として厚さ12μ
のポリエチレンテレフタレートフィルム(表4中、PE
Tと略記す)、厚さ9μのアルミニウム箔(表4中、A
Iと略記す)およびコロナ処理した厚さ50μの未延伸
ポリプロピレンフィルム(表4中、cppと略記す)・
を用いそれらをラミネートするために、上記接着剤組成
物をまずポリエチレンテレフタレートフィルムにドライ
ソばネーターによって固形分で約3.02/−となるよ
う塗布し、溶剤を揮散させた後接着面をアルミニウム箔
の表面に合わせた。アルミニウム箔の他の面にドライラ
ミネーターによシ同じ接着剤溶液を固形分で約3. O
f’ / m”と々るよう塗布し、溶剤を揮散させたの
ち接着面を未延伸ポリプロピレンフィルムに合わせた。
同様にエチレン酢ビ共重合体のケン化物よシの二軸延伸
フィルム(クラレ製エバールXL)と未延伸ポリプロピ
レンフィルムとのはシ合わせも行なった。その際接着剤
溶液の濡れ特性を調べた。得られたラミネートフィルム
を用い、引張試験機によって引張速度5闘/分でT型剥
離試験をおこない、初期接着力を測定した。また、貼シ
合せた後50℃で3日間硬化させて得られたうばネート
フィルムより試験片を作成し、次のような方法で常態接
着力、耐熱水性、耐薬品性および柔軟性を評価した。そ
れらの結果を表2に示す。
0常態液着力 初期接着力と同様のT型剥離試験を行なった。
0耐熱水性、耐薬品性試験 耐熱水性試験では試験片を水と共に50ccのオートク
レーブに入れ、120℃で5時間処理したのちT型剥離
試験を行ない、剥離の状態と強度を調べた。耐薬品性試
験は、試験片を4週間25℃の4%酢酸水溶液に浸漬し
たものについて、剥離試験をおこなった。
0柔軟性 柔軟性は上記各剥離試験における剥離の際の様子によっ
て判定した。表中の印の意味は次のとおりである。
○:剥離強度大きくシワシワはがれるため均一強度を示
す。
Δ:部分的に強度大であるが簡単にはがれるところもあ
る。
×:簡単にパリッとはがれ強度小さい。
OiJれ特性(観察結果) ○:均一に塗布でき°る。
Δ:部分的にはじく。
×:はじく。
以下余白 発明の効果 本発明の接着剤組成物は実施例から明らかな如く極めて
すぐれた接着性(初期接着性および常態接着性)、耐熱
水性、耐薬品性を有し、かつ種々O被着体に対しても良
好な濡れ特性、柔軟性を有する。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高分子ポリオール(A)と有機ポリイソシアナー
    ト(B)と分子内に少なくとも1個の水酸基と少なくと
    も1個のエポキシ環とを有する化合物(C)とからなり
    、(A)及び(C)中の水酸基に対する(B)中のイソ
    シアナート基の当量比(NCO/OH)1〜10の割合
    で含有してなる接着剤組成物において、前記高分子ポリ
    オールが数平均分子量 3,000〜50,000のポリエステルポリオール(
    A_1)または数平均分子量600〜8,000のポリ
    エステルポリオールと有機ジイソシアナートからの数平
    均分子量3,000〜50,000のポリエステルポリ
    ウレタンポリオール(A_2)であり、前記数平均分子
    量3,000〜50,000のポリエステルポリオール
    および数平均分子量600〜8,000のポリエステル
    ポリオールが分子内にジオールに基づく単位として式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされる構造単位〔 I 〕を含有し、かつジカルボ
    ン酸に基づく単位として式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、nは1〜12の整数を示す)で表わされる構造
    単位〔II〕および ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、Arは炭素数6〜10の2価の芳香族炭化水素
    残基を示す)で表わされる構造単位〔III〕を構造単位
    〔II〕/構造単位〔III〕のモル比で1/5〜5/1の
    割合で含有することを特徴とするポリウレタン系接着剤
    組成物。
  2. (2)高分子ポリオール(A)が、分子内にジオールに
    基づく単位として式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされる構造単位〔 I 〕を含有し、かつジカルボ
    ン酸に基づく単位として式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、nは1〜12の整数を示す)で表わされる構造
    単位〔II〕および ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、には炭素数6〜10の2価の芳香族炭化水素残
    基を示す)で表わされる構造単位〔III〕を構造単位〔
    II〕/構造単位〔III〕のモル比で1/5〜5/1の割
    合で含有する数平均分子量1,500〜2,200のポ
    リエステルポリオールと有機ジイソシアナートからの数
    平均分子量6,000〜40,000のポリエステルポ
    リウレタンポリオールである特許請求の範囲第1項記載
    の接着剤組成物。
  3. (3)有機ジイソシアナートがイソホロンジイソシアナ
    ートまたは2,4−トリレンジイソシアナートを主成分
    とするジイソシアナートである特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の接着剤組成物。
  4. (4)構造単位〔II〕がセバチン酸残基またはアジピン
    酸残基である特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記
    載の接着剤組成物。
  5. (5)構造単位〔III〕がテレフタル酸残基またはイソ
    フタル酸残基である特許請求の範囲第1〜4項のいずれ
    かに記載の接着剤組成物。
  6. (6)構造単位〔II〕/構造単位〔III〕のモル比が1
    /2〜2/1である特許請求の範囲第1〜5項のいずれ
    かに記載の接着剤組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1017844A (ja) * 1996-07-08 1998-01-20 Sakata Corp ドライラミネート接着剤およびドライラミネート接着剤残液のゲル化防止方法
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WO2011163179A2 (en) * 2010-06-25 2011-12-29 Honeywell International Inc. Coating having improved hydrolytic resistance
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