JPS6360509A - 油入誘導電器用リ−ド線 - Google Patents

油入誘導電器用リ−ド線

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JPS6360509A
JPS6360509A JP20369886A JP20369886A JPS6360509A JP S6360509 A JPS6360509 A JP S6360509A JP 20369886 A JP20369886 A JP 20369886A JP 20369886 A JP20369886 A JP 20369886A JP S6360509 A JPS6360509 A JP S6360509A
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JP
Japan
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pulp
oil
layer
mixed material
dielectric constant
Prior art date
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Pending
Application number
JP20369886A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsumasa Hashimoto
橋本 充正
Masaaki Maejima
前島 正明
Hiroyuki Fujita
裕幸 藤田
Kaoru Endo
馨 遠藤
Sadao Furukawa
古川 貞夫
Yuzuru Kamata
鎌田 譲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6360509A publication Critical patent/JPS6360509A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油入誘導電器に係り、特に、多重絶縁バリヤ
で構成された油入誘導電器用リード線に関する。
〔従来の技術〕
変圧器は高電圧、大容量化に伴い大形化する傾向にある
が、輸送制限(特に鉄道輸送)により高さ2幅の寸法制
限をうける。一般に、高圧導体を引出す場合には、第5
図に示すように、鉄心1と巻線2とをタンク3内に収納
し、巻線2の高電圧端はリード線4とブッシング9とを
介して引出される。リード線4は巻線1.鉄心2、又は
、鉄心締付金具5とタンク3間を通り、カバー7、ブッ
シングポケット8を貫通してブッシング9の下端端子1
0へ接続される。輸送制限や変圧器の小形化によりリー
ド1iA4とタンク3問および鉄心締付金具5間の寸法
、カバー7の貫通孔11.ブッシングポケット8の径寸
法は縮小され、リード線4は高電界となり絶縁破壊を生
じやすくなる。そこで、多重絶縁バリヤにより油隙細分
割を行ない、リード線の絶縁耐力を向上させる多重絶縁
バリヤ方式リード線が用いられる。多重絶縁バリヤ方式
リード線は、中心導体12の外周に被覆絶縁13が施さ
れ、この外側に波形スペーサ14を介して絶縁バリヤ1
5が同心状に複数層配置され、更に、最外周の接地側の
シールド電極16が設けられる。
このような構成で、中心導体12の被覆絶縁13には誘
電率が3.5 の絶縁紙か誘電率4.7のパルプモール
ドが用いられ、波形スペーサ14および絶縁バリヤ15
には誘電率4.7のブレスポードが用いられる。一方、
冷却と絶縁のためにタンク3内に収納される絶縁油の誘
電率は2.2である。
このような状態における多重絶縁バリヤ方式リード線の
電界強度は第4図の実線に示すように、中心導体12の
被覆絶813の表面の電界強度が高くなっており、絶縁
バリヤ15の表面でも若干高くなっている。そこで、リ
ード線の絶縁耐力を向上させるためには、絶縁材が絶縁
油に接する部分の電界強度を下げてやる必要がある。
この方法として、中心導体12の被覆絶縁1−3゜波形
スペーサ14.絶縁バリヤ15に低誘電率材料を使用す
る方法がある。しかし、表面にけば立ちを生じやすくな
り、このため、絶縁耐力が低下することについては考慮
されていなかった。
なお、この種の装置として関連するものには、特開昭5
3−118733号「変圧器のリード線支持装置」。
特開昭55−166911号号公報「誘導電器の油中リ
ード引出し装置」がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、絶縁油に接する中心導体12の絶縁被
覆13.波形スペーサ14.絶縁バリヤ15に低誘電率
材料を使用し、誘電率整合絶縁により油隙の電界を緩和
させて多重絶縁バリヤ方式リード線の絶縁耐力を向上さ
せることについては配慮がされていなかった。又、低誘
電率材料表面のけば立ちを防止し、絶縁耐力を向上させ
ることについても考慮がされていなかった。
本発明の目的は、油隙の電界を緩和させることによて絶
縁耐力を向上させ、絶縁寸法縮小による小形化を達成す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、絶縁油に接する
中心導体の被覆絶縁、波形スペーサおよび絶縁バリヤに
低誘電率プラスチックとパルプの混抄材を使用し、混抄
材を低誘電率プラスチックとパルプの混抄層およびパル
プ抄合せ層の交互配置とし、両側の(絶縁油に接する)
外面がバルブ抄合せ層となるように構成することにより
達成される。
〔作用〕
本発明は上述のような構成としであるため、第4図の破
線に示すように、固体絶縁物と絶縁油との誘電率の差が
小さくなり、間者の境界で生じる電界集中を緩和するこ
とができる。又、固体絶縁物が絶縁油と接する面にパル
プ抄合せ層を配置しているため、低誘電率プラスチック
繊維の離脱抑制1表面けば立ちの防止がきる。これらに
より、多重絶縁バリヤ方式絶縁リードの絶縁耐力を向上
させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面と共に説明する。
第1図は従来例と同一構造の多重絶縁バリヤ方式リード
線を示し、第2図は第1図の部分詳細として中心導体1
2.被覆絶縁13の構造を、第3図は波形スペーサ14
および絶縁バリヤ15の構造を示す。
多重絶縁バリヤ方式リード線は、中心導体12を被覆絶
縁13し、この外周に波形スペーサ14を介して絶縁バ
リヤ15を同心状に複数層配置し、最外層にシールド電
極16を設けて構成する。中心導体12の被覆絶縁13
は、第2図に示すように、最外層に低誘電率プラスチッ
クとパルプの混抄材を使用し、この混抄材は内部層が低
誘電率プラスチックとパルプの混抄層17で、この混抄
層17を挾むように図面をパルプ抄合せ層18としであ
る。又、波形スペーサ14および絶縁バリヤ15も第3
図に示すように、低誘電率プラスチックとパルプの混抄
材を使用し、混抄材は内部層が低誘電率プラスチックと
パルプの混抄層17で、この両側の絶縁油に接する面を
パルプ抄合せ層18としである。低誘電率プラスチック
としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルペ
ンテン、ポリプロピレンなどがある。
パルプ抄合せ層18を絶縁油と接する面に使用すること
により、低誘電率プラスチック繊維の離脱抑制、表面の
けば立ちを防止できる効果があり。
又、混抄材と絶縁油の誘電率の差による油隙の電界集中
を緩和させ、絶縁耐力を大幅に向上させることができる
。従って、これにより変圧器の小形軽量化をはかること
ができる。
低誘電率プラスチックとパルプの混抄材を中心導体の被
覆絶縁および複数層の波形スペーサと絶縁バリヤに使用
した場合を実施例として説明したが、中心導体被覆絶縁
および第一油隙に接する波形スペーサと絶縁バリヤのみ
に使用しても良く、前述の実施例と同様の効果がある。
中心導体の表面に円筒状のシールド電極を設け。
これに被覆絶縁を施した多重絶縁バリヤ方式リード線に
も前記と同様に実施できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、絶縁油との誘電率整合をすすめて電界
を緩和することができ、又、表面のけば立ち防止、低誘
電率プラスチック繊維の離脱抑制により絶縁耐力を向上
した油入誘導電器のリード線が得られる。
従って、油入誘導電器の小形軽量化を図ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す多重絶縁バリヤ方式リ
ード線の断面図、第2図は第1図の中心導体被覆絶縁の
拡大断面図、第3図は第1図の波形スペーサおよび絶縁
バリヤの拡大断面図、第4図は電界強度の変化を示す特
性図、第5図は従来の変圧器の側断面図、第6図は第5
図の多重絶縁バリヤ方式リード線の断面図である。 1・・・鉄心、2・・・巻線、3・・・タンク、4・・
・リード線5・・・鉄心締付金具、7・・・カバー、8
・・・ブッシングポケット、9・・・ブッシング、10
・・・下部端子、11・・・カバー貫通穴、12・・・
中心導体、13・・・被覆絶縁、14・・・波形スペー
サ、15・・・絶縁バリヤ16・・・シールド電極、1
7・・・低誘電率プラスチック混抄層、18・・・パル
プ抄合せ層、19・・・多重絶縁バリヤ方式リード線、
20・・・シールド電極内面絶縁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中心導体を被覆絶縁し、この外周に波形スペーサを
    介して絶縁バリヤを同心状に複数層配置し、最外層にシ
    ールド電極を配置した多重絶縁バリヤ方式リード線にお
    いて、 前記中心導体の前記被覆絶縁、前記波形スペーサおよび
    前記絶縁バリヤに低誘電率プラスチックとパルプの混抄
    材を使用し、前記混抄材を前記低誘電率プラスチックと
    パルプの混抄層およびパルプ抄合せ層の交互配置とし、
    両側の外面がパルプ抄合せ層となるように構成したこと
    を特徴とする油入誘導電器用リード線。 2、特許請求の範囲第1項において、 前記中心導体被覆絶縁の表面およびこの外側の第1油隙
    に接する前記波形スペーサと前記絶縁バリヤにのみ前記
    低誘電率プラスチックと前記パルプの前記混抄材を使用
    し、前記混抄材を低誘電率プラスチックとパルプの混抄
    層およびパルプ抄合せ層の交互配置とし、両側の絶縁油
    に接する外面がパルプ抄合せ層となるように構成したこ
    とを特徴とする油入誘導電器用リード線。
JP20369886A 1986-09-01 1986-09-01 油入誘導電器用リ−ド線 Pending JPS6360509A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001246514A (ja) * 2000-03-03 2001-09-11 Hitachi Tool Engineering Ltd 総形フライス
JP2008109029A (ja) * 2006-10-27 2008-05-08 Mitsubishi Electric Corp 油入電気機器
WO2013094488A1 (ja) * 2011-12-20 2013-06-27 三菱電機株式会社 静止誘導器用リード線、リード線の絶縁構造、これらを有する変圧器、および、リード線の絶縁方法

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