JPS6360190B2 - - Google Patents

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JPS6360190B2
JPS6360190B2 JP57124138A JP12413882A JPS6360190B2 JP S6360190 B2 JPS6360190 B2 JP S6360190B2 JP 57124138 A JP57124138 A JP 57124138A JP 12413882 A JP12413882 A JP 12413882A JP S6360190 B2 JPS6360190 B2 JP S6360190B2
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JP
Japan
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floor
pedestal
double
groove
engage
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JP57124138A
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JPS5915159A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はクリーンルーム等における二重床構
造に関するものである。
半導体製造工場等におけるクリーンルームで
は、防塵作業を容易にするために、二重床構造が
採用されている。第1図は従来の二重床構造を示
す平面図、第2図はその垂直断面図であり、従来
の二重床構造はコンクリートスラブ等の床板1上
に防水用長尺シート2を貼着して防水床を形成
し、その上に鋼製ペデスタル3をフロアパネル4
の規定寸法の各コーナーに配置し、その上部にフ
ロアパネル4を載せて浮上を形成し、ペデスタル
3の耐震性能向上はタイバー5のような補強材に
より行つている。
上記のような従来の二重床構造においては、長
尺シート2による防水床完成後、ペデスタル3の
位置決めのためのすみ出しを行い、ペデスタル3
を組立て、フロアパネル4を敷き並べることによ
り二重床を構成していたので、2職種以上の職人
による多工程の作業を必要としていた。またペデ
スタル3を床板1にアンカーする場合、防水層を
破損しなければならず、補修を行つてもその信頼
性は著しく低く、さらにクリーンルーム等に用い
る場合、酸性系の耐薬品性能は著しく低いととも
に、パネルの浮き上りや浮き上りによる歩行時の
床きしみ音が発生し、耐震補強材等による清掃疎
外も著しいなどの欠点があつた。
この発明は以上のような従来の欠点を改善する
ためのもので、耐震補強リブを有する台座を防水
用床シート材に予め一体化し、上記台座に係合す
るフロアパネルを敷きつめることにより、作業工
程を簡素化し、フロアパネルの浮き上りを防止す
るとともに、防塵作業等を容易にし、さらに防水
機能を確保し、耐薬品性能を向上させた二重床構
造を提供することを目的としている。
この発明は床板に貼着される防水用床シート材
と、耐震補強リブを有し、かつ上記床シート材に
予め一体化された複数の台座と、この台座に係合
するように敷きつめられて浮床を形成するフロア
パネルとを備えたことを特徴とする二重床構造で
ある。
以下、この発明を図面の実施例により説明す
る。第3図はこの発明の一実施例による二重床構
造を示すフロアパネル敷設前の平面図、第4図は
そのフロアパネル敷設後の垂直断面図であり、第
1図および第2図と同一符号は同一または相当部
分を示す。
長尺シート2は軟質プラスチツクシート等の防
水性シートからなり、コンクリートスラブ等の床
板1上に貼着されるもので、複数のペデスタル3
が予め一体化されている。
ペデスタル3は強化プラスチツク等の硬質プラ
スチツク素材により鋳型成形される成形品で、長
尺シート2に接合する基板3a、この基板3aか
ら上に伸びる柱状体3b、およびこれらに接続す
るように垂直方向に形成された耐震補強リブ3c
からなり、耐荷重性能値によつては内部に鋼材等
を埋め込んで補強を行うことができる。長尺シー
ト2とペデスタル3とは溶着または一体成形によ
り予め一体化される。
ペデスタル3の基板3aにはアンカーボルト6
用の孔3dが設けられ、アンカーボルト6により
床板1にアンカーされた後、シール材7が充填さ
れるようになつている。ペデスタル3の柱状体3
bの上面には十字状の溝3eが形成され、この溝
3eの側壁には凹部3fが形成されている。
フロアパネル4は平面形状が正方形のプラスチ
ツク成形品で、その周縁部には、ペデスタル3の
溝3eに係合するように、下向に突出する突縁4
aが形成され、その突縁4aの先端部内側には凹
部3fに係合する浮き上り防止用リブ4bが形成
されている。突縁4aおよびリブ4bはフロアパ
ネル4の全周にわたつて設けられていてもよい
が、ペデスタル3の溝3eおよび凹部3fに対応
する部分だけでもよい。フロアパネル4は4枚の
コーナを対向させた状態で、突縁4aおよびリブ
4bが溝3eおよび凹部3fに係合する構造とな
つており、ペデスタル3はフロアパネル4のコー
ナ部に配置されるように、長尺シート2に予め一
体化されている。
二重床構造の形成方法は、まずペデスタル3が
一体化した長尺シート2を床板1上に貼着して防
水床を形成する。このとき長尺シート2間は溶着
8により接合することにより、防水層を形成でき
る。長尺シート2の貼着方法は床板1上に単に敷
きつめるだけでもよいが、接着剤等により固着す
るのが望ましい。またペデスタル3は必要に応じ
て、孔3dを通してアンカーボルト6を床板1に
埋め込んでアンカーし、アンカーボルト6の上部
の孔3dにはシール材7を充填しシールする。
以上により防水床を形成した後、フロアパネル
4を、突縁4aおよびリブ4bが溝3eおよび凹
部3fに係合するように、弾性を利用してペデス
タル3の上部からはめ込んで敷きつめ、浮床を形
成して二重床構造を完成する。
以上により形成された二重床構造は、長尺シー
ト2にペデスタル3を予め工場において一体化し
ているため、現場における敷設作業は簡単とな
り、アンカーボルト6用の孔をあけても容易にシ
ールでき、防水性能を損なうことはない。またフ
ロアパネル4は敷設状態においてペデスタル3と
係合しているので、フロアパネル4の浮き上りお
よびきしみ音の発生はない。
なお、上記説明では、長尺シート2に一体化す
る台座としてペデスタル3を例示したが、フロア
パネル4を支持できるものであれば他の構造のも
のでもよい。また台座とフロアパネル4の係合手
段も上記説明のものに限定されず、他の構造のも
のでもよい。さらに本発明は半導体工場のクリー
ンルームに限らず、電子計算機室、精密機械工場
などのように、床に配線、空調ダクト等を設ける
ようにした他の二重床構造にも同様に適用可能で
ある。
以上のとおり、本発明によれば、耐震補強リブ
を有する台座を床シート材に予め一体化し、上記
台座に係合するフロアパネルを敷きつめるように
構成したので、次のような効果が得られる。
台座と床シート材が一体化され、床シート材
は溶着工法により防水層が形成できる。
クリーンルーム等に使用する場合、従来のも
のに比べて清掃、メンテナンスが簡便となる。
材料をプラスチツクとすることができ、金属
支柱に比べて耐薬品性に優れる。
台座のアンカーに際し、床防水損傷がなく、
アンカーボルト頂部の防水処理が簡単である。
床シート材に一体となつた台座は、シート材
を床に並べて床板に接着し、シート材間を溶着
するだけで台座のセツトまででき、台座のアン
カーはシート材敷設後、上部よりホールインア
ンカーにより簡便に行える。このため、従来の
防水施工、すみ出し、支柱セツト等の2職種以
上の職人による多工程作業が1工程で処理で
き、省力化できる。
フロアパネルの浮き上り、および浮き上りに
よる歩行時の床きしみ音発生等が防止できると
ともに、フロアパネル間の目地の段差も最小に
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の二重床構造を示す平面図、第2
図はその垂直断面図、第3図はこの発明の一実施
例による二重床構造を示すフロアパネル敷設前の
平面図、第4図はそのフロアパネル敷設後の垂直
断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示
し、1は床板、2は長尺シート、3はペデスタ
ル、3aは基板、3bは柱状体、3cは耐震補強
リブ、3eは溝、4はフロアパネル、4aは突
縁、4bは浮き上り防止用リブ、6はアンカーボ
ルト、7はシール材である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 床板に貼着される防水用床シート材と、耐震
    補強リブを有し、かつ上記床シート材に予め一体
    化された複数の台座と、この台座に係合するよう
    に敷きつめられて浮床を形成するフロアパネルと
    を備えたことを特徴とする二重床構造。 2 台座は上面に形成された溝およびこの溝の側
    壁に形成された凹部を有し、フロアパネルは上記
    溝に係合するように形成された突縁および上記凹
    部に係合するように形成された浮き上り防止用リ
    ブを有する特許請求の範囲第1項記載の二重床構
    造。 3 台座は4枚のフロアパネルの対向したコーナ
    部に係合するようにされた特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の二重床構造。 4 台座は床板にアンカーされる基板を有する特
    許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
    載の二重床構造。
JP12413882A 1982-07-16 1982-07-16 二重床構造 Granted JPS5915159A (ja)

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JP12413882A JPS5915159A (ja) 1982-07-16 1982-07-16 二重床構造

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JP12413882A JPS5915159A (ja) 1982-07-16 1982-07-16 二重床構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5915159A JPS5915159A (ja) 1984-01-26
JPS6360190B2 true JPS6360190B2 (ja) 1988-11-22

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ID=14877856

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JP12413882A Granted JPS5915159A (ja) 1982-07-16 1982-07-16 二重床構造

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Families Citing this family (6)

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JPS6219329U (ja) * 1985-07-19 1987-02-05
JPS63162044U (ja) * 1987-04-09 1988-10-24
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS5915159A (ja) 1984-01-26

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