JPS6359903A - 靴製造装置 - Google Patents

靴製造装置

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JPS6359903A
JPS6359903A JP61203255A JP20325586A JPS6359903A JP S6359903 A JPS6359903 A JP S6359903A JP 61203255 A JP61203255 A JP 61203255A JP 20325586 A JP20325586 A JP 20325586A JP S6359903 A JPS6359903 A JP S6359903A
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JP
Japan
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shoe
shoe last
last
pallet
injection molding
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JP61203255A
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Inventor
小倉 正
船渡川 恒夫
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Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1,1産業上の利用分野 本発明は、靴型に吊込まれた胛被に、射出成形装置によ
り靴底を射出成形し前記胛被と一体結合した靴を製造す
る靴製造装置の改良に関するものである。
(2)従来の技術 従来この種靴製造装置は、複数の成形靴型を含む成形型
を具備する回転式射出成形機と、前記成形型に成形材料
を射出する射出機と、靴底成形後の靴を仕上げる仕上部
とから構成されている。そして作業員により成形靴型に
胛被が吊込まれた後前記射出機から前記成形型への成形
材料の射出により胛被に射出成形靴底が一体に結合され
て靴が製造され、新たに靴底のパリ取り等の仕上げ作業
を行うためにその靴が他のセント靴型に再び取付けられ
て上記の仕上げ作業が行われていた。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところが従来の前記靴製造装置では下記の問題点がある
(i)  靴底成形後の靴を仕上げる際には、その靴を
前記回転式成形機上の胛被を吊込んだ靴型すなわち成形
靴型から他の靴型すなわちセット靴型に移り変えねばな
らず、射出成形後間もない靴に形状変形を生じる恐れが
高く、更に、靴の、前記回転式成形機上の靴型からの脱
靴作業及び他の靴型への着靴作業は人手を介して行われ
るため生産効率が低下し、製造工程の合理化、生産コス
トの低下の妨げになっている。
(ii)  靴底の射出成形後の、該靴底の硬化時間(
キュアタイム)は、回転式成形機上の成形靴型に靴が保
持されている間、すなわち靴底材料の射出開始時から仕
上げ工程へ移し換えるために前記成形靴型から脱靴する
までの間であった。従って射出靴底に十分な硬化時間を
とり品質のよい靴を成形するためには、前記成形機の回
転テーブルの回転速度を上げることができず、その結果
単位時間当りの生産数にも限界が生じ、生産性が向上し
なかった。
(iii )  靴製造工程における、靴底成形及び靴
仕上げの際、夫々別の靴型すなわち成形靴型とセント靴
型を用いるので、二重投資となり設備コストの増大を招
いていた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、靴底
成形工程および靴の仕上げ工程において、靴型を共用し
、且つ、靴底部の硬化時間(キュアタイム)を効率よく
確保し、生産性の大巾な向上および生産コストの低減を
実現した靴製造装置を提供することを目的とする。
B0発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明は、靴底の射出成形
装置と:この射出成形装置に隣接して配設される靴型移
送コンベアと;該移送コンベアに、その移送方向に沿、
い間隔をおいて付設される胛被吊込部、靴型移載部、お
よび脱靴部と;前記射出成形装置と靴型移載部間に配設
されて前記胛被吊込部によって胛被の吊込まれた靴型を
そのまま靴型移載部より前記射出成形装置に移載し、か
つ該射出成形装置によって靴底が射出成形された靴を有
する靴型をそのまま前記靴型移載部に再び移載する靴型
移載装置とよりなる。
(2)作 用 前記構成によれば胛被を吊込まれた靴型は移送コンベア
により移送されてそのまま射出成形機内にセットされて
胛被に靴底が射出成形され、またその靴型はそのまま前
記射出成形機より外されて再び移送コンベアに移送され
て脱靴され、靴型は胛被の吊込から靴底の射出成形を経
て脱靴に至るまで共通の靴型が使用され、また射出成形
靴底は射出成形機からの取出し後もなお発泡が継続され
る。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
第1図は本発明に係る靴製造装置の全体平面図である。
従来公知の靴底射出成形装置Iは、回転式射出成形機1
と、その−・側に配設される射出機2を備えている。
前記射出成形機1には、−れを囲むように平面L、字状
に移送コンベアCが配設される。前記移送コンヘアCは
図示しない駆動装置により第1図矢印方向に連続的に移
動するフリーフロー式のチェンコンベア3 (第2図)
を備える。
移送コンベアCには、その移送力向に沿い間隔をあけて
胛被吊込部4、靴型移載部5、パリ取り等を行う仕上部
6および脱靴部7が付設され、前記胛被吊込部4、仕−
J一部6、および脱靴部7にはそれぞれ作業員M+ 、
M2およびM3が待機する。
また胛被吊込部4と靴型移載部5間には加熱、加湿装置
8が、仕り部6と脱靴部7間に6オ冷却装置9が介装さ
れる。
射出成形機1のターンチルグル10と前記移送コンベア
Cの靴型移載部5間には、靴型移載装置Tが配設される
。この靴型移載装置Tば2台の、第1.第20ボットR
+、Rzとより構成され、第10ボッl−R、は靴型移
載部5において、胛被11の吊込まれた靴型12(第3
図)をそのままターンテーブル10に移載し、また前記
第20ボツトR2は、靴底13が射出成形された靴(第
15図)を有する靴型12をそのまま前記靴型移載部5
に移載するように働く。
前記移送コンベアCは、第2図に示すように基枠15の
幅方向中央部に、移送方向に沿う断面チャネル状のコン
ベアフレーム16が設けられ、このコンベアフレーム1
6内に従来公知の前記フリーフロー弐チェンコンベア3
が収容され、このチェンコンベア3上に靴型12を載置
したパッレト17の支持部17.が搭載され、前記チェ
ンコンベア3の駆動により第1図矢印方向に移送される
次に第2〜8図を参照して前記胛被吊込部4の構成につ
いて説明する。
胛被吊込部4は、パレット17を胛被吊込位置P−1(
第1図)に停止させるためのストッパ機構18.と、前
記パレット17をチェンコンベア3より浮」ニさせるパ
レット持上機構19と、靴型12をパレット17に着脱
するための靴型着脱機構20とを備えてる。前記ストッ
パ機構18+ は、基枠15に横方向に間隔をあけて鉛
直方向に支持される一対のストッパシリンダ21.21
を備え、これらのシリンダ21.21のピストンロッド
22.22の上端にはストッパ23.23が設けられる
。制御部からストップ信号をうけると一対のストッパシ
リンダ2]、、21が伸長し、それらのストッパ23.
23が、パレット17の下面より突出する係止片17□
、17□と係合し、該パレット17を胛被吊込位置P−
1(第1図)に停止される。
なお、以下の説明において各部に設けられるストッパ機
構18□〜18a ば何れも前記ストッパ機構18.と
同じ構造のものである。前記バレット持上機構19は、
基枠15の横方向中央部に鉛直方向に設けられる持上げ
シリンダ24と、この持上げシリンダ24の上端に支持
される位置決めフレーム25とを備え、この位置決めフ
レーム25の一側にはガイドバー26が設けられ、この
ガイドバー26は基枠15に設けたガイド筒27を摺動
自在に貫通しており、前記持上げシリンダ24の伸縮作
動により位置決めフレーム25がガイド筒27およびガ
イドバー26に案内されて昇降される。位置決めフレー
ム25の左右上面には位置決めピン28.28が突設さ
れ、また前記パレット17には、それら位置決めピン2
8.28に対応してピン孔29.29が穿設される。前
記位置決めピン28.28の左右両側において基枠15
には、パレット17の左右両側縁の上面を受止めるため
のかぎ状部30..30.を有する一対の係止部材30
.30が上方に向けて突設されている。前記ストッパ機
構18.の作動によりパレット17が停止された状態(
第2図)において持上げシリンダ24を伸長作動すれば
位置決めフレーム25は上昇して位置決めピン28.2
8はピン孔29.29に嵌入し、更に持上げシリンダ2
4の伸長継続によりパレット17はチェンコンベア3の
上面より浮上してその左右両側上面が係止部材30.3
0のかぎ状部30..30.に係止され、靴型12を支
持したパレット17は第3゜4図に示すように胛被吊込
位置P−1にしっかりと固定される。前述のように靴型
12を支持したパレット17が胛被吊込位置P−1で位
置決め固定されると、そこに待機している作業員M、 
 (第1図)は第3,4図に示すように靴型12への胛
被11の吊込作業を行う。靴型12は、バレット17上
に着脱可能に倒立状態で支持され、また前記胛被吊込位
置P−1には、靴型12を必要に応じてパレット17か
ら着脱し得る靴型着脱機構20が基枠15の一側におい
て設けられる。 第5〜8図に示すように前記靴型12
は、靴型本体12Iと、着脱可能にスライド係合される
置型122と、前記靴型本体121の層目側端面にボル
ト31により固着される取付部12.とより構成される
。その取付部123がパレット17上に着脱自在に取付
られる。前記靴型12の取付部12゜の両側には前後方
向の係合溝32,32が形成されるとともにその下面に
テーパビン孔33が穿設されている。一方前記パレット
17上には一対の案内ブロック34.34が横方向に間
隔を開けて固着されるとともにそれらの中間部に角柱上
の案内棒35がそれらと平行に固着され、更に前記テー
パビン孔33の嵌入し得るテーパピン36が突設される
。パレット17上には、前記一対の案内ブロック34.
34と案内棒35とで形成される案内路に抜差自在に進
入し得る靴型係合部材37が配設される。この靴型係合
部材37ば第9図に明瞭に示すように一対の差込片37
..37.とそれらの基端を一体に結合する連結部材3
7□とよりホーク状に構成され、一対の差込片371゜
37、の対向内側縁には、靴型12の取付部123の係
合溝32に係合する係合片38.38が形成されている
。靴型12をパレット17上に載置してそのテーパビン
孔33を、パレット17上のテーパピン36に嵌入して
一対の案内ブロック34.34間に載置したのち、靴型
係合部材37をパレット17に向って第9図矢印a方向
に進入させれば、保合片38.38は靴型12の取付部
123左右の係合溝32,32に係合して靴型12をパ
レット17上に第5.6図に示すように倒立状態に固定
することができる。胛被吊込位置P−1において基枠1
5にはメンテナンス等を行うため必要に応じて靴型12
をパレット17より着脱するための靴型着脱機構20が
設けられる。すなわち前記基枠15の一側には第2図に
示すように支持プレート40が略水平に片持状に支持さ
れ、この支持プレート40上には横向きに靴型着脱用シ
リンダ41が支持され、且つ引抜部材42がガイド43
に沿って該パレット17に向って進退移動できるように
支持されている。前記シリンダ41のピストンロッド4
1.先端は、前記引抜部材42に連結されている。また
引抜部材42の先端には下向きのホーク片42.が一体
に形成され、このホーク片42.は前記靴型係合部材3
7の連結部材37□に係脱自在に係合されるようになっ
ており、靴型12を外したいときは、シリンダ41の伸
長により引抜部材42を第2図のように突出させておけ
ば、パレット17が胛被吊込位置P−1にきたとき靴型
係合部材37の連結部材372ばホーク片42+ に係
合し得る。そしてシリンダ41を収縮作動することによ
り靴型12をパレット17から離脱させることができる
第1図に示すように胛被吊込部4の直前には靴型待機位
置PW−1が設けられる。この位置では移送コンベアC
上を移送されてくる靴型12を支持した後続のバレン1
−17を待機させておくためのもので、そこにはパレッ
ト位置決め用の前記ストッパ機構18.と同一の構造の
ストッパ機構18゜が設けられ、このストッパ機構18
゜は制御部からの指令をうけて作動されパレット17を
停止し、あるいはその作動を解除してパレット17を1
つずつ胛被吊込部iP  iへと移送する。
前述のように胛被吊込部4で胛被11を吊込まれた靴型
12は、パレット17に支持されて移送コンベアC」二
を移送され、胛被加熱、加湿装置8へ搬入され、そこで
胛被の加熱、加湿処理が施される。そして該処理を施さ
れた胛被11を有する靴型12は再び移送コンベアC1
を搬送されて前記靴型移載部5に移送される。靴型移載
部5では靴型移載装置Tによって胛被11を吊込まれた
靴型12をパレット17から外し、そのまま射出成形機
1のターンテーブル10の成形台46上に移載する。
第11図に示すように前記靴型移載部5において、移送
コンベアC上には、パレット17を、搬出位&p−zお
よび搬入位置P−3、さらにそれらの位置P−2、P−
3よりも手前の待機位置PW−2とに停止させるための
ストッパ機構IL、18.および184が設けられ、こ
れらのストッパ機構18□、18.および184は何れ
も前記胛被吊込部4におけるストッパ機構18.と同一
構造のものである。また前記搬出位Hp−1および搬入
位1fP−3には、パレット17から靴型12を外す前
記靴型着脱機構20がそれぞれ設けられる。
搬出位WP−2および待機位置PW−2のパレット17
上には胛被11を吊込んだ靴型12が支持され、また搬
入位itP  3では、胛被11に靴底13が射出成形
された靴型12が第20ボッ1−R2によって移載され
る。
第1.10.11図において、回転式射出成形機1と移
送コンベアC間には前記靴型移載装置Tが配設される。
この装置Tは2台の第1.第20ボットR,、R,より
構成される。これらのロボ7)R1,R2は同一の構造
を有し、従来公知のものであるので第10ボア)R1に
ついてその構成を簡単に説明すると、基礎48−Lには
旋回主柱49が鉛直軸線回りに旋回自在に支持され、こ
の旋回主柱49の上部には下腕50の基端が水平軸線回
りに揺動自在に支持され、更に下腕50の先端には」−
腕51の基端が水平軸線回りに揺動自在に支持される。
」−腕51の先端のハンド部52は上腕51の縦軸線回
り、水平軸線回り、および鉛直軸線回りに旋回可能であ
る。而して前記第1゜第20ボットR+、Rzは所定の
プログラムによって作動する6軸制御の自動ロボットで
ある。
第1.第20ボットR+、Rtのハンド部52゜52に
はそれぞれ靴型クランプ装置53が設けられる。次にこ
のクランプ装置53を主に第12〜14図を参照して説
明すると、前記ハンド部52にはブラケット54を介し
て作動シリンダ55が取付られる。この作動シリンダ5
5のブラケット54に固定されるシリンダ本体56には
一対のクランプ部材58.58が開閉自在に枢支59,
59され、このクランプ部材58.58の基端はリンク
60.60を介して作動シリンダ55のピストン57に
連結されている。したがって前記作動シリンダ55を作
動すれば、リンク60.60を介して一対のクランプ部
材58.58を開閉作動することができる。一対のクラ
ンプ部材58.58の自由端部の対面する内側面には、
それぞれ複数の係合ピン61・・・が設けられ、これら
の係合ピン61・・・は、靴型12の取付部123両側
面に設けた複数のピン孔62・・・に係合し、該取付部
123をクランプすることができる。
第10〜13図に示すように、胛被11を吊込んだ靴型
12を支持したパレット17が搬出位置P−2に位置決
め停止されると、前記靴型着脱機構20および前記パレ
ット持上機構19の作動により靴型12をパレット17
から分離したのち、第10ボツトRIのハンド部52に
設けられる前記靴型クランプ装置53が、胛被11の吊
込まれている靴型12の取付部123をクランプする。
次いで第10ボツトRIは前記靴型12をパレット17
から取出したのち該靴型12を180°反転して正立さ
せたのち第11図矢印A方向に旋回して回転式射出成形
機1の成形台46に移載する。
そして靴型クランプ装置53を解除して第10ポッ) 
R+のハンド部52を靴型12から離脱される。
一方前記搬出位置P−2で靴型が取り除かれ空となった
パレット17は、搬入位置P−3へと移送され、ストッ
パ機構18.によって位置決めされる。後述するように
射出成形機1によって底部に靴底13が射出成形された
胛被11を有する靴型12は、第20ボツトR2によっ
てクランプされて引き出され、約180’反転されて搬
入位置P−3にある空のパレット17上に搭載され、靴
型クランプ装W53の解除で靴型I2は第20ボツ)R
2から離脱される。そして前記靴型着脱機構20および
前記パレット持上機構19の作動で靴型12をパレット
17上に結合する。而して搬出位置P−2のパレット1
7から第1ロボツ)R8による靴型12の搬出、および
該靴型12の射出成形機1へのセントと、該射出成形機
1から第20ボツトR2による靴型12の取出しおよび
該靴型12の、搬入位置P−3にある空のパレット17
への搬入とは同期して行われるように設定される。そし
て前述の前記2台のロボットR1,R2による移送コン
ベアCと回転式射出成形機1間の靴型12の移載作業は
連続的に行われる。
靴底工3の射出成形および該靴底13と胛被11との一
体結合を行う回転式射出成形装置Iは従来公知のもので
あって第1図に示すように射出成形機1と、その−側に
隣接配置される射出機2とを備えている。前記射出成形
機Iは鉛直軸回りに旋回するターンテーブル10を備え
ており、該テーブル10上に多数の前記成形台46が放
射状に設置される。第10.11,15.16図に示す
ように各成形台46上には支持柱64が立設され、この
支持柱64に靴型支持ブロック66がガイド65を介し
て上下位置を調節できるように支持されている。靴型支
持ブロック66には、回転体67が外側に向って下向き
に傾斜する軸線n−6回りに回転自在に支持され、この
回転体67には後に詳述する靴型着脱支持機構68を介
して一対の靴型12が着脱自在に取イ」けられる。
第10〜16.16a図に示すように成形台46上には
金型よりなる組立成形型69が設置される。この組立成
形型69も従来公知のもので、第15.16図に示ずよ
うに底型70と、この底型70に対して開閉機構75.
75により開閉し得る一対の側型71.72とより構成
され、それらによって靴底13用のキャビティを画成す
る四部73が形成される。第10〜15図示すように前
記組立成形型69」−に胛被11を吊込んだ靴型12を
前記第10ボツトR1によりセットすることにより、そ
の靴型12と組立成形型69とで靴底13を成形するた
めのキャビティが形成される。
組立成形型6つと靴型12とがセットされてキャビティ
の形成された成形台46は、ターンテーブル10の間歇
送りにより射出機2の直前に順次送られ、該射出機2に
より液状成形材料が前記キャビティに射出されて靴底1
3が射出成形されるとともに該靴底13は胛被11に一
体に結合される。靴底13の射出成形が完了した成形台
46はターンテーブル10の回転により再び2台の第1
゜第20ボツ)R1,R2と対向する靴型移載部5まで
移送され、ここで第15.16図に示すように靴型支持
ブロック66を1−昇させて、靴底13付胛被11を有
する靴型12を組立成形型69より浮」ニさせる。ここ
で回転体67を180°反転させ既に庇付の完了して時
間を多く経過している、胛被11を有する方の靴型12
を下側に位置させ、この靴型12を第20ボツトR2に
よりクランプして靴型12を射出成形機1から離脱させ
る。その後靴型12の除かれた組立成形型69には、未
庇付の胛被11を有する靴型12を移送コンベアCから
第10ボツトR8により搬出してセントする。
次に射出成形機1の回転体67に180’の位相差で対
をなして設けられる靴型着脱支持機構68について主に
第15.16.16a図により説明する。回転体67に
は、螺子杆77が螺進、螺退可能に螺着され、この螺子
杆77の先端に開閉シリンダ78が設けられる。この開
閉シリンダ78の同定側であるシリンダ本体79には一
対のクランプ片81.81が開閉自在に枢支82,82
され、それらクランプ片81.81の基端には、リンク
83.83を介して開閉シリンダ78の可動側であるピ
ストン80に連結されている。したがって開閉シリンダ
78を伸縮作動すれば、一対のクランプ片81.81は
開閉作動されその先端を靴型12の係合溝32,32に
係合することにより、回転体67に一対の靴型12を着
脱自在に支持することができる。
第20ボッ1−R2により射出成形機1から靴底13付
の胛被11をもつ靴型12を搭載されたバレット17は
移送コンベアCにより再び移送され、前記仕」一部6(
第1図)に移送される。仕」二部6T: ハ前記ストッ
パ機構18. と同一のストッパ機構185によりパレ
ット17の位置決めがなされ、作業具M2によりパリ取
りその他の仕上げ作業が行われる。仕上部6の直前にも
前記ストッパ機構18、と同一の構造のストッパ機構1
86が設けられ、このストッパ機構186により後続す
るパレット17群が待機される。
而して射出成形機1で射出成形されて胛被11の結合さ
れた靴底13は前記射出成形機1から搬出後から仕−F
部6に至る間も硬化(キュア)を継続して硬化時間を長
く確保することができ、しかも靴底13付胛被11の従
来の成形靴型からセット靴型への脱靴および着靴作業を
不要としたので靴全体、特に射出成形した靴底13の変
形がない。
パリ取り等の仕上げ作業が完了したらパレット17はス
トッパ機構18.の解除により再び移送コンベアCによ
り移送され、前記冷却装置へ搬入され靴底13が冷却さ
れ続いて脱靴部7へ送られる。
脱靴部7では、硬化の完了した靴底13付の胛被11、
すなわち完成靴の、靴型12からの脱靴作業が行われる
。第1図に示すように脱靴部7にはパレット17をそこ
に位置決め停止させるための前記ストッパ機構181と
同一構造のストッパ機構187および必要に応じて靴型
12をパレット17から取脱するための前記靴型着脱装
置20およびパレット17の持上機構19が設けられる
そしてそこには完成靴を取出すための作業員M3が待機
する。脱靴部7の直前には、後続のパレット17を待機
させるための待機位置PW−4が設けられ、そこにはパ
レット17を位置決めするための前記ストッパ機構18
8が設けられる。
前記脱靴部7には脱靴装置86が設けられる。
この脱靴装置86は靴型本体12.から置型122を押
し上げることにより脱靴作業を容易とし、その作業を能
率よく行うようにしたものである。
次にこの脱」L装W86の構造について主に第17゜1
8図を参照して説明すると、パレット17上に倒立状態
で支持される靴型12は前述のように靴型本体121、
該本体12.にスライド可能に係合される置型122お
よび前記本体121の履口側に一体に設けた取付部12
3とよりなり、置型12□には靴型本体12.の凹溝8
7に出入可能に収納されるブツシュロッド88が揺動自
在に連結され、該ブツシュロッド88の自由下端には、
磁性ブロック89が固着され、これが前記取付部12、
に埋設した磁性体90に吸着されるようになっている。
チェンコンベア3を支持する基枠15の一側部には略鉛
直方向にのびる揺動板91が配設され、この揺動板91
の下端は枢支軸92をもって移送コンベアCの移送方向
と略直交する方向に揺動できるように枢支されている。
揺動板91の下部と基枠15間には第1シリンダ93が
連結される。揺動板91には一対の案内筒94.94が
固着され、これらの案内筒94.94には鉛直方向にの
びる案内棒95が上下に摺動自在に貫通される。この案
内棒95の上半部には連結部材96.96を介して鉛直
方向にのびるスライド板97が固着され、このスライド
板97の下半部は前記揺動板91の上半部にスライド可
能に重合されている。揺動板91とスライド板97間に
は第2シリンダ98が連結され、この第2シリンダ98
の伸縮作動によりスライド板97を揺動板91に沿って
上下にスライドさせることができる。スライド板91の
上部外面には上下方向に第3シリンダ99が設けられ、
この第3シリンダ99のピストンロッド991の上端に
開閉シリンダ100が連結される。この開閉シリンダ1
00は、前記第3シリンダ99の伸縮作動により、スラ
イド板91に設けた一対のガイド101.101に沿っ
て上下に摺動される。開閉シリンダ100のピストン1
00.には前記ガイド101,101に枢支102,1
02される一対のクランプ片103゜103の基端が連
結され、それらのクランプ片103.103の先端には
係合ビン104,104がそれぞれ突設されている。開
閉シリンダ100を作動すれば一対のクランプ片103
,103は開閉作動され、係合ピン104,104は、
ブツシュロッド88の下端の磁性ブロック89の両側に
設けた係合孔105,105 (第2図)と係脱させる
ことができる。次に靴型本体12.に対して置型122
を押し上げるための作動順序を説明すると、第17.1
8図において、 (D 先ず第3シリンダ99を伸長作動して開閉シリン
ダ100をガイド101.101に沿って上昇させる。
これにより開閉シリンダ100の一対のクランプ片10
3,103は第17図鎖線位置まで上昇する。
■ 次1.こ第1シリンダ93を収縮作動ずれば、揺動
板91はスライド板97と一体となって枢支軸92回り
に第17図右方に揺動する。これにより一対のクランプ
片103,103は靴型12に向っ−ζ前進し、それら
の先端の保合ビン104.104は磁性ブロック89両
側の係合孔105,105に相対向する。
■ 次に開閉シリンダ100を収縮作動すれば、−・対
のクランプ片103,103は閉じ方向に作動し保合ビ
ン104,104が係合孔105,105に嵌入してプ
ツシ10ツド88下端の磁性ブロック89を両側よりク
ランプする。
■ 次に第2シリンダ93を伸長作動すれば、揺動板9
1とスライド板97ば共に第17図左方に揺動し磁性ブ
ロック89を、磁性体90から離して靴型12の外方に
引き出す。
■ 最後に第2シリンダ98を伸長作動すれば、スライ
ド板97が揺動板91に対して案内棒95により案内さ
れてスライド]−昇させる。これによりブツシュロッド
88は上方に突き上げられた置型122を靴型本体12
+から離脱させる。
以上により作業員Ml  (第1図)は完成化を靴型1
2から簡単に抜取ることができる。
C1発明の効果 以上のように本発明によれば、靴底の射出成形装置に隣
接して靴型移送コンベアを配設し、該コンベアにはその
移送方向に間隔を開げて胛被吊込部、靴型移載部、およ
び脱靴部をイ1設し、前記靴型移載部と射出成形装置間
に靴型移載装置を設け、該装置によって胛被吊込部によ
って胛被の吊込まれた靴型をそのまま射出成形機に移載
し、また該射出成形機によって靴底が射出形成された靴
を装着した靴型をそのまま靴型移送コンベアの靴型移載
部に移載できるようにしたので、射出成形された靴底4
才、射出成形装置からの搬出後もなおその硬化(キュア
)を継続させることができて、靴底の射出成形装置のタ
ーンテーブルの回転スピードを高めて靴の生産能率を大
幅に向上させることができ、さらに胛被の吊込から、靴
底の射出成形を経て脱靴に至る間共通の靴型を使用する
ことができ、従来のような成形靴型からセット靴型への
胛被の吊込み換え作業をしないで済み、これにより靴の
製造工程が簡素化され、全体として品質の優れた射出成
形庇付の靴を低コストで生産することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の一実施例を示すもので、第1図は本
発明装置の全体概略平面図、第2図は第1図n −n線
に沿・う、胛被吊込部の、胛被吊込前の状態を示す拡大
側面図、第3図は、胛被吊込後の状態を示す第2図と同
じ、一部省略側面図、第4図は、第3図■線矢視図、第
5図は第4図V−V線断面図、第6図は、第3図VT−
VI線に沿う部分断面図、第7図は、第3図■−■線に
沿う部分断面図、第8図は、第3図■−■線部分断面図
、第9図は靴型吊込部の分解斜視図、第10図は第1図
X−X線に沿うat型移載部の全体側面図、第11図は
、第10図の平面図、第12図は、第11図のXlIl
矢線拡大断面図、第13図は、第12図xm−xm線に
沿う横断面図、第14図はクランプ装置の開状態の平面
図、第15図は第11図のxv−xv線矢視拡大側面図
、第16図は、第15図XVI線矢視図、第16a図は
第16図におけるクランプ装置の開状態を示す部分図、
第17図は、第1図X■−X■線に沿う脱靴装置の拡大
縦断面図、第18図は、第17図X画線矢視図である。 C・・・移送コンベア、■・・・靴底射出成形装置、R
1、R2・・・第1.第20ポツト、T・・・靴型移載
装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)靴底の射出成形装置と;この射出成形装置に隣接
    して配設される靴型移送コンベアと;該移送コンベアに
    、その移送方向に沿い間隔をおいて付設される胛被吊込
    部、靴型移載部、および脱靴部と;前記射出成形装置と
    靴型移載部間に配設されて前記胛被吊込部によって胛被
    の吊込まれた靴型をそのまま靴型移載部より前記射出成
    形装置に移載し、かつ該射出成形装置によって靴底が射
    出成形された靴を有する靴型をそのまま前記靴型移載部
    に再び移載する靴型移載装置とよりなることを特徴とす
    る靴製造装置。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項記載の靴製造装置にお
    いて、前記靴型移載装置は2台のロボットからなる靴製
    造装置。
JP61203255A 1986-08-29 1986-08-29 靴製造装置 Pending JPS6359903A (ja)

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US7475577B2 (en) 2006-11-08 2009-01-13 Kabushiki Kaisha Honda Lock Electric steering lock system

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