JPS6359698B2 - - Google Patents

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JPS6359698B2
JPS6359698B2 JP56104499A JP10449981A JPS6359698B2 JP S6359698 B2 JPS6359698 B2 JP S6359698B2 JP 56104499 A JP56104499 A JP 56104499A JP 10449981 A JP10449981 A JP 10449981A JP S6359698 B2 JPS6359698 B2 JP S6359698B2
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JP
Japan
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probe
ultrasonic
rotating cylinder
ultrasound
endoscopy
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JP56104499A
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JPS587230A (ja
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Publication of JPS587230A publication Critical patent/JPS587230A/ja
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  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は超音波診断用として被検者の体腔内
部、例えば、直腸内に挿入して使用し、その周辺
の臓器、即ち前立腺あるいは膀胱などの疾患を診
断するに適した内視用超音波探触子に関する。
第1図はこの種の探触子の一般的使用例であ
る。すなわち、被検者10の直腸10a内に内視
軸12を挿入し、該内視軸12の先端に固定され
た探触子14から超音波ビームを所望の診断方向
に送受波するようになつている。
しかし、従来の探触子14にあつては、探触子
14に設けられている超音波振動子が一個である
ため、単一の超音波ビームしか使用できないとい
う欠点があつた。被検部組織の正確な診断を行う
ためには、極めて短時間に2種以上の超音波ビー
ム、特に周波数の異なる超音波ビームを用い、組
織の硬さあるいは振動子からの距離によつて最適
な診断を行うために送波すべき超音波ビームの周
波数が異なるという組織の周波数依存特性をも検
討する必要がある。従つて、従来の探触子14で
は、高い精度の診断結果を得ることができなかつ
た。
また従来の探触子14は振動子を一個しか有し
ていないため、その振動面が対向する一方向の診
断しか行えない。そのため、異なる方向に存する
被検部組織の診断には、振動子の振動面が異なる
別の探触子14を直腸10a内に挿入し直す必要
があつた。このように、その都度探触子14を直
腸10a内に挿入し直すことは、診断能率が悪
く、更に被検者に与える苦痛も大きく好ましくな
かつた。
本発明はこのような従来の課題に鑑みなされた
もので、その目的は極めて短時間に周波数の異な
る2以上の超音波ビームを用いて被検部組織の周
波数依存特性を検討し、高い精度の診断結果を得
ることを可能とし、あるいは、1つの探触子で異
なる方向・位置に存する臓器等の診断を探触子を
挿入した状態のままで行うことができ、その結果
診断能率の向上および被検者に与える苦痛の軽減
を図ることの可能な内視用超音波探触子を提供す
ることにある。
上記目的を達成するため、本発明は先端外面が
凸形曲面とされ被検者の体腔内に挿入される外筒
と、この外筒内に回動自在に支承された回転円筒
と、この回転円筒の外側面に複数個設けられ各々
異なつた周波数の超音波ビームを発する超音波振
動子と、上記外筒の周壁の上記各超音波振動子に
対向する位置にそれぞれ設けられ各超音波振動子
からの超音波ビームを外筒から外へ通すための開
口窓と、を設けたことを特徴とする。
以下図面に基づき本発明の好適な実施例を説明
する。
第2図は本発明の探触子14の説明図である。
ここにおいて、20は外筒22内に回動自在に支
承された回転円筒である。この回転円筒20はベ
ークライト等の材料で形成され、その上方に位置
する異なる側面には複数の超音波振動子24が設
けられている。この各振動子24からはリード線
が回転円筒20内を貫通して外部に導出されてい
る。外筒22は金属、プラスチツク等の適当な材
料で形成されており、その上方には各振動子24
に面して位置する複数個の窓26が開口されてい
る。これらの窓26の開口角は超音波ビームの送
受波を行うに十分な程度に設定される。またこの
外筒22の先端は曲面をもつて形成され、体内へ
の挿入を容易ならしめる構造となつている。28
は水套であり、厚さが0.1〜0.01mmの柔軟でかつ
超音波に対して良好な透過性を示すゴム膜の如き
材料より成る。この水套28は外筒22の頂部を
水密に被覆するよう取り付けられている。水套2
8は図示のように、内部を水でほぼ充満される
と、振動子24から投射される超音波ビームを実
質上減衰あるいは反射することなく透過せしめ
る。なおこの水套28内の水は図示しない医学用
点滴水容器から管路を介して供給される。
次に探触子14における振動子24の配置等に
つき説明する。
第3図は回転円筒20に2個の振動子24a,
24bを設けた探触子14の説明図である。これ
ら振動子24a,24bはその振動面を回転円筒
20の回転軸X−X′にほぼ平行とし、かつ互い
に180゜異なる方向に背向して配置されている。そ
して外筒22には、上記振動子24a,24bに
面して2個の窓26a,26bが開口されてい
る。
第4図は回転円筒20に2個の振動子24a,
24bを設けた別の探触子14の説明図である。
これら振動子24a,24bはその振動面を回転
円筒20の回転軸X−X′にほぼ平行とし、かつ
互いに90゜異なる向きに面して配置されている。
そして、外筒22には、同様にして、上記振動子
24a,24bに面して2個の窓26a,26b
が開口されている。
第5図は回転円筒20に3個の振動子24a,
24b,24cを設けた別の探触子14の説明図
である。これら振動子24a,24b,24cは
その振動面を回転円筒20にほぼ平行とし、かつ
互いに90゜異なる向きに面して配置されている。
そして、上記外筒22には、上記振動子24a,
24b,24cに面して3個の窓26a,26
b,26cが開口されている。
そして、上記第3図〜第5図の各振動子24
a,24b,24cはそれぞれ、例えば、3.5M
Hz、5MHz、7MHzの超音波ビームの送受波を行う
ものが用いられる。
次にこれら探触子の作用について説明する。
探触子14は診断用に被検者10の肛門より直
腸10a内に挿入される。各窓26はそれぞれ被
検部位に対応する方向となるよう設定しておく。
なおこの挿入に際して、水套28の内部には当初
水を導水しないでおき、挿入後に導水し、水套2
8内に水を充満させる。これにより、水套28の
外壁は、例えば、直腸10aの内壁に密着するに
至る。この状態で、振動子24から超音波ビーム
を投射すると、その超音波ビームの投射伝搬経路
内に疾患が存する場合には、そこからの反射波が
振動子24に捕捉され、これにより疾患の存在が
検出される。
ここにおいて使用される探触子14が、例え
ば、第3図に示すように、振動子24a,24b
の振動面を配置されたものであれば、探触子14
を直腸10a内に挿入したまま180゜方向の異なる
2方向の被検部位の診断を行うことができる。ま
た振動子24a,24bが第4図に示すように、
その振動面を互いに90゜異なる方向に面して配置
された探触子14であれば、90゜方向の異なる2
方向の被検部位の診断を行うことができる。また
第5図に示すように、振動子24a,24b,2
4cがその振動面を互いに90゜異なる方向に面し
て配置された探触子14であれば、互いに90゜方
向の異なる3方向の被検部位の診断を行うことが
できる。このようにして、探触子14を直腸10
a内に挿入したままで異なる方向に存する被検部
位の診断を行うことができる。
また各振動子24a,24b,24cはそれぞ
れ3.5MHz、5MHz、7MHzの超音波ビームを投射
するものであるため、探触子14を直腸10a内
に挿入したままで、診断に用いる超音波ビームを
極めて短時間で切り替えることができる。これに
より、被検部位の組織の周波数依存特性をも検討
することができ、高い精度の診断が可能となる。
なお前記実施例における振動子24の振動面は
いずれも回転円筒20の回転軸X−X′に平行に
配置されたものとする。しかし、例えば、第6図
に示すように、振動子24の振動面のいずれか一
つを上下方向に任意の斜角θを有するよう配置し
てもよい。これにより、探触子14を直腸10a
内に一回挿入するだけで一層広範囲の被検部位の
診断を行うことができる。またこの場合には、各
振動子24はそれぞれ同一周波数の超音波ビーム
の投射を行うものであつてもよい。
以上のように、本発明によれば、外筒内に回動
自在に支承された回転円筒に各々周波数の異なる
超音波ビームを発する複数個の超音波振動子を設
けることにより、2以上の超音波ビームを用いて
の診断、あるいは異なる方向に存する臓器等の診
断を、探触子を体腔内に挿入したままで行うこと
ができ、その結果、2以上の超音波ビームを極め
て短時間に切り替え使用することにより、被検部
組織の周波数依存特性を検討し、高い精度の診断
結果を得ることを可能とし、また診断を能率的に
行い、かつ被検者に与える苦痛を軽減することの
可能な内視用超音波探触子を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は内視用超音波探触子の一般的使用例を
示す説明図、第2図は本発明の一実施例を示す内
視用超音波探触子の構造説明図、第3図ないし第
5図はその探触子における振動子の異なる配置を
示したものであり、同図中Aは側面図、Bは平面
図、Cは外観斜視図、第6図は振動子の他の配置
を示す説明図である。 各図中同一部材には同一符号を付し、10は被
検者、14は内視用超音波探触子、20は回転円
筒、22は外筒、24,24a,24b,24c
は超音波振動子である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端外面が凸形曲面とされ被検者の体腔内に
    挿入される外筒と、 該外筒内に回動自在に支承された回転円筒と、
    該回転円筒の外側面に複数個設けられ各々異なつ
    た周波数の超音波ビームを発する超音波振動子
    と、 前記外筒周壁の前記各超音波振動子に対向する
    位置にそれぞれ設けられ各超音波振動子からの超
    音波ビームを外筒外へ通すための開口窓と、 を含むことを特徴とする内視用超音波探触子。 2 特許請求の範囲1記載の内視用超音波探触子
    において、複数個の超音波振動子の各振動面はそ
    れぞれ回転円筒の回転軸に対してほぼ平行に配置
    されたことを特徴とする内視用超音波探触子。 3 特許請求の範囲2記載の内視用超音波探触子
    において、複数個の超音波振動子の少なくとも1
    つの振動面を他の振動面と異なる角度に対向させ
    たことを特徴とする内視用超音波探触子。
JP56104499A 1981-07-06 1981-07-06 内視用超音波探触子 Granted JPS587230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56104499A JPS587230A (ja) 1981-07-06 1981-07-06 内視用超音波探触子

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JP56104499A JPS587230A (ja) 1981-07-06 1981-07-06 内視用超音波探触子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS587230A JPS587230A (ja) 1983-01-17
JPS6359698B2 true JPS6359698B2 (ja) 1988-11-21

Family

ID=14382202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56104499A Granted JPS587230A (ja) 1981-07-06 1981-07-06 内視用超音波探触子

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JPS587230A (ja) 1983-01-17

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