JP2526158Y2 - 超音波プローブ - Google Patents
超音波プローブInfo
- Publication number
- JP2526158Y2 JP2526158Y2 JP1990053272U JP5327290U JP2526158Y2 JP 2526158 Y2 JP2526158 Y2 JP 2526158Y2 JP 1990053272 U JP1990053272 U JP 1990053272U JP 5327290 U JP5327290 U JP 5327290U JP 2526158 Y2 JP2526158 Y2 JP 2526158Y2
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- Japan
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- vibrator
- probe
- ultrasonic
- view
- ultrasonic probe
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、超音波プローブ、特に、体腔内用超音波プ
ローブに関する。
ローブに関する。
医用分野において、生体内の組織や血流動態等の観察
に超音波診断装置が用いられている。超音波診断装置
は、一般に、超音波ビームを送受波する超音波プローブ
(以下、単にプローブと記す)と、プローブが接続され
る診断装置本体から構成されている。
に超音波診断装置が用いられている。超音波診断装置
は、一般に、超音波ビームを送受波する超音波プローブ
(以下、単にプローブと記す)と、プローブが接続され
る診断装置本体から構成されている。
超音波診断の際には、プローブから生体内に超音波ビ
ームを送波するとともに、生体内から反射された超音波
エコーをこのプローブにより受波する。そして、この受
信信号を処理することにより、生体内の組織等の観察を
行っている。
ームを送波するとともに、生体内から反射された超音波
エコーをこのプローブにより受波する。そして、この受
信信号を処理することにより、生体内の組織等の観察を
行っている。
前記プローブとしては、被検者の体表面に接触させて
用いるものの他、産婦人科や泌尿器科において用いられ
る体腔内用プローブがある。この体腔内用プローブは、
体腔内に挿入される挿入部と、検査者が把持するグリッ
プ部とを有している。また挿入部先端には、超音波の送
受信のための振動子が固定されている。この体腔内用プ
ローブを用いて超音波診断を行う際には、挿入部を被検
者の体腔内に挿入し、挿入部先端の振動子を駆動する。
これにより、例えば膀胱,前立腺等の超音波診断を行っ
ている。
用いるものの他、産婦人科や泌尿器科において用いられ
る体腔内用プローブがある。この体腔内用プローブは、
体腔内に挿入される挿入部と、検査者が把持するグリッ
プ部とを有している。また挿入部先端には、超音波の送
受信のための振動子が固定されている。この体腔内用プ
ローブを用いて超音波診断を行う際には、挿入部を被検
者の体腔内に挿入し、挿入部先端の振動子を駆動する。
これにより、例えば膀胱,前立腺等の超音波診断を行っ
ている。
前記従来の体腔内用プローブでは、前述のように、振
動子は挿入部先端に固定されている。このため、診断時
に視野を変更する際には、体腔内に挿入した挿入部を移
動させたり回転させたりしなければならない。ところ
が、狭い部位での作業のため、最適な視野を得るのは困
難であり、また被検者へ苦痛を与える場合がある。
動子は挿入部先端に固定されている。このため、診断時
に視野を変更する際には、体腔内に挿入した挿入部を移
動させたり回転させたりしなければならない。ところ
が、狭い部位での作業のため、最適な視野を得るのは困
難であり、また被検者へ苦痛を与える場合がある。
本考案の目的は、超音波診断の際に最適な視野を容易
に得ることができる超音波プローブを提供することにあ
る。
に得ることができる超音波プローブを提供することにあ
る。
本考案に係る超音波プローブは、挿入部と、振動子部
と、第1および第2駆動部とを備えている。挿入部は、
被検者の体腔内に挿入される略円柱形状に構成される。
振動子部は、球形状に構成され、直交する2方向に超音
波を走査して送受信することが可能に振動子が配置され
るとともに挿入部先端に回転自在に取り付けられてい
る。第1および第2駆動部は、直交する2つの走査方向
に対応する2方向に振動子部を回転駆動する。
と、第1および第2駆動部とを備えている。挿入部は、
被検者の体腔内に挿入される略円柱形状に構成される。
振動子部は、球形状に構成され、直交する2方向に超音
波を走査して送受信することが可能に振動子が配置され
るとともに挿入部先端に回転自在に取り付けられてい
る。第1および第2駆動部は、直交する2つの走査方向
に対応する2方向に振動子部を回転駆動する。
本考案に係る超音波プローブでは、超音波診断の際に
は、挿入部が被検者の体腔内に挿入される。そして、挿
入部先端の振動子部を駆動し、超音波の送受信を行う。
また、視野を変更する際には、第1および第2駆動部に
より振動子部を回転させる。これにより、診断時に最適
な視野を容易に得ることができる。また、この場合に
は、プローブ本体を移動させる必要がなくなり、被検者
へ苦痛を与えることもなくなる。
は、挿入部が被検者の体腔内に挿入される。そして、挿
入部先端の振動子部を駆動し、超音波の送受信を行う。
また、視野を変更する際には、第1および第2駆動部に
より振動子部を回転させる。これにより、診断時に最適
な視野を容易に得ることができる。また、この場合に
は、プローブ本体を移動させる必要がなくなり、被検者
へ苦痛を与えることもなくなる。
第2図は本考案の一実施例による超音波プローブを示
している。
している。
超音波プローブ1は、主に、概ね円柱状に形成された
挿入部2と、挿入部2の後端側(第2図右側)に設けら
れたグリップ部3と、グリップ部3に連結されたケーブ
ル4とを有している。挿入部2の先端には、球状の振動
子部5が設けられている。ケーブル4は、図示しない超
音波診断装置本体に接続されている。
挿入部2と、挿入部2の後端側(第2図右側)に設けら
れたグリップ部3と、グリップ部3に連結されたケーブ
ル4とを有している。挿入部2の先端には、球状の振動
子部5が設けられている。ケーブル4は、図示しない超
音波診断装置本体に接続されている。
超音波プローブ1の内部構造を第1A図及び第1B図に示
す。第1A図は縦断面図であり、第1B図は横断面図であ
る。
す。第1A図は縦断面図であり、第1B図は横断面図であ
る。
これらの図において、グリップ部3には、長孔3a,3b
が形成されている。これらの長孔3a,3bは、グリップ部
3の外周面上において概ね90°間隔で設けられている。
各長孔3a,3b内には、それぞれダイヤル6,7が設けられて
いる。各ダイヤル6,7は、グリップ部3に回転自在に支
持されている。また、グリップ部3内においてダイヤル
6,7の外周面上には、それぞれワイヤ8,9の一端が係止さ
れている。ワイヤ8,9は、グリップ部3内を通って挿入
部2内に張設されている。
が形成されている。これらの長孔3a,3bは、グリップ部
3の外周面上において概ね90°間隔で設けられている。
各長孔3a,3b内には、それぞれダイヤル6,7が設けられて
いる。各ダイヤル6,7は、グリップ部3に回転自在に支
持されている。また、グリップ部3内においてダイヤル
6,7の外周面上には、それぞれワイヤ8,9の一端が係止さ
れている。ワイヤ8,9は、グリップ部3内を通って挿入
部2内に張設されている。
一方、振動子部5の外周面上の一部(挿入部2内)に
は、それぞれ直交する方向に溝(図では一方の溝5aのみ
が表れている)が形成されている。ワイヤ9の他端は、
この溝5a内に係止されている。ワイヤ8についても同様
に、その他端は溝5aと直交する溝内に係止されている。
なお、ワイヤ8,9は、それぞれ支持部10,11によって支持
されている。このような構成により、ダイヤル6の操作
により振動子部5を上下方向に回転でき、またダイヤル
7の操作により振動子部5を左右方向に回転できるよう
になっている。
は、それぞれ直交する方向に溝(図では一方の溝5aのみ
が表れている)が形成されている。ワイヤ9の他端は、
この溝5a内に係止されている。ワイヤ8についても同様
に、その他端は溝5aと直交する溝内に係止されている。
なお、ワイヤ8,9は、それぞれ支持部10,11によって支持
されている。このような構成により、ダイヤル6の操作
により振動子部5を上下方向に回転でき、またダイヤル
7の操作により振動子部5を左右方向に回転できるよう
になっている。
また、挿入部2内には、ワイヤ8と対向してリターン
スプリング11が設けられている。このリターンスプリン
グ11の一端は振動子部5の外周面上に係止され、また他
端は挿入部2内に固定されている。リターンスプリング
11のばね力により、振動子部5は、第1A図において時計
回りに回転する方向に常時付勢されている。また、ワイ
ヤ9と対向する位置には、リターンスプリング11と同様
のリターンスプリング12が設けられている。このリター
ンスプリング12のばね力により、第1B図において振動子
部5を時計回りに回転させるように常時付勢している。
また、振動子部5の前端部には、コンベックス型又はセ
クタ型の複数の微小振動子13が埋設されている。なお、
図示していないが、ダイヤル6,7には、所望位置で固定
するためのロック機構がそれぞれ設けられている。
スプリング11が設けられている。このリターンスプリン
グ11の一端は振動子部5の外周面上に係止され、また他
端は挿入部2内に固定されている。リターンスプリング
11のばね力により、振動子部5は、第1A図において時計
回りに回転する方向に常時付勢されている。また、ワイ
ヤ9と対向する位置には、リターンスプリング11と同様
のリターンスプリング12が設けられている。このリター
ンスプリング12のばね力により、第1B図において振動子
部5を時計回りに回転させるように常時付勢している。
また、振動子部5の前端部には、コンベックス型又はセ
クタ型の複数の微小振動子13が埋設されている。なお、
図示していないが、ダイヤル6,7には、所望位置で固定
するためのロック機構がそれぞれ設けられている。
次に、プローブ1の使用方法について説明する。
使用の際には、検査者は、第3図に示すように、振動
子部5前端の各微小振動子13を駆動して、プローブ1の
挿入部2を被検者15の体腔内に挿入する。そして、診断
装置本体側のCRTモニタによって映し出される断層デー
タを参照しつつ診断を行う。
子部5前端の各微小振動子13を駆動して、プローブ1の
挿入部2を被検者15の体腔内に挿入する。そして、診断
装置本体側のCRTモニタによって映し出される断層デー
タを参照しつつ診断を行う。
この場合において、視野を変更する際には、検査者
が、グリップ3に取り付けられたダイヤル6,7を適宜動
かす。すると、ワイヤ8,9を介して、振動子部5ととも
に先端の振動子13が回転する。これにより、上下方向に
ついては視野16の範囲内で、また左右方向については視
野17の範囲内で視野を変更することができる。なお、所
望の視野が得られたところで、ロック機構により各ダイ
ヤル6,7を固定する。
が、グリップ3に取り付けられたダイヤル6,7を適宜動
かす。すると、ワイヤ8,9を介して、振動子部5ととも
に先端の振動子13が回転する。これにより、上下方向に
ついては視野16の範囲内で、また左右方向については視
野17の範囲内で視野を変更することができる。なお、所
望の視野が得られたところで、ロック機構により各ダイ
ヤル6,7を固定する。
このようにして、膣内等の狭い部位において、患部を
確実に把握でき、最適な視野を容易に得ることができ
る。また、手元のダイヤル操作のみで視野を変えること
ができるので、従来のようにプローブ本体を動かす必要
がなくなり、患者に苦痛を与えることもない。
確実に把握でき、最適な視野を容易に得ることができ
る。また、手元のダイヤル操作のみで視野を変えること
ができるので、従来のようにプローブ本体を動かす必要
がなくなり、患者に苦痛を与えることもない。
本考案に係る超音波プローブでは、先端の振動子部を
回転させて視野の変更を行うので、診断時に最適な視野
を容易に得ることができる。
回転させて視野の変更を行うので、診断時に最適な視野
を容易に得ることができる。
第1A図は本考案の一実施例による超音波プローブの縦断
面概略図、第1B図はその横断面概略図、第2図は前記プ
ローブの全体概略図、第3図は前記実施例の使用方法を
説明するための図である。 1……プローブ、2……挿入部、5……振動子部、6,7
……ダイヤル。
面概略図、第1B図はその横断面概略図、第2図は前記プ
ローブの全体概略図、第3図は前記実施例の使用方法を
説明するための図である。 1……プローブ、2……挿入部、5……振動子部、6,7
……ダイヤル。
Claims (1)
- 【請求項1】被検者の体腔内に挿入される略円柱形状の
挿入部と、 直交する2方向に超音波を走査して送受信することが可
能に振動子が配置され、前記挿入部先端に回転自在に取
り付けられる球形状の振動子部と、 前記直交する2つの走査方向に対応する2方向に前記振
動子部を回転駆動する第1および第2駆動部と、 を備える超音波プローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053272U JP2526158Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 超音波プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053272U JP2526158Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 超音波プローブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0411009U JPH0411009U (ja) | 1992-01-29 |
JP2526158Y2 true JP2526158Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=31574315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990053272U Expired - Fee Related JP2526158Y2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 超音波プローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526158Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615722A (en) * | 1979-07-19 | 1981-02-16 | Olympus Optical Co | Ultrasonic diagnosing device incorporated into endoscope |
JPS5643939A (en) * | 1979-09-20 | 1981-04-22 | Aloka Co Ltd | Ultrasonic probe |
JPS56152636A (en) * | 1980-04-28 | 1981-11-26 | Olympus Optical Co | Ultrasonic diagnosis apparatus |
JPS63115546A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-20 | 松下電器産業株式会社 | 超音波探触子 |
JP2556489B2 (ja) * | 1986-12-09 | 1996-11-20 | オリンパス光学工業株式会社 | 体腔内超音波診断装置 |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP1990053272U patent/JP2526158Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0411009U (ja) | 1992-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |