JP2774146B2 - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
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- JP2774146B2 JP2774146B2 JP1128569A JP12856989A JP2774146B2 JP 2774146 B2 JP2774146 B2 JP 2774146B2 JP 1128569 A JP1128569 A JP 1128569A JP 12856989 A JP12856989 A JP 12856989A JP 2774146 B2 JP2774146 B2 JP 2774146B2
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- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic probe
- ultrasonic
- housing
- fingertip
- inspector
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波診断装置の超音波探触子に関し、特
に、産婦人科、泌尿器科等の分野において、触診指に直
接に装着できる内診用超音波探触子に適用して有効な技
術に関する。
に、産婦人科、泌尿器科等の分野において、触診指に直
接に装着できる内診用超音波探触子に適用して有効な技
術に関する。
従来、産婦人科、泌尿器科等の分野において、触診指
に直接に装着できる内診用超音波探触子は、例えば、日
本超音波医学会、第50回講演論文集、P319〜P320に記載
されているように、超音波を送受する振動子アレイを軸
の先端に配置し、この軸の他端には、検査者が手で支持
するグリップが配置された構成となっている。前記振動
子アレイは、曲率半径の小さな(15mm程度)コンベクス
形をなしており、超音波は、セクタ状に走査されるよう
になっている。
に直接に装着できる内診用超音波探触子は、例えば、日
本超音波医学会、第50回講演論文集、P319〜P320に記載
されているように、超音波を送受する振動子アレイを軸
の先端に配置し、この軸の他端には、検査者が手で支持
するグリップが配置された構成となっている。前記振動
子アレイは、曲率半径の小さな(15mm程度)コンベクス
形をなしており、超音波は、セクタ状に走査されるよう
になっている。
しかしながら、触診が盛んに行われている産婦人科、
泌尿器科領域、例えば、産婦人科においては、直接的に
子宮や卵巣の様態を知るための手段として、右手を被検
者の腹部に当て、左手の指との間に対象臓器を挟み、指
先の感覚にて診断する内診という方法が確立している。
泌尿器科領域、例えば、産婦人科においては、直接的に
子宮や卵巣の様態を知るための手段として、右手を被検
者の腹部に当て、左手の指との間に対象臓器を挟み、指
先の感覚にて診断する内診という方法が確立している。
ここで、従来の経膣超音波探触子では、超音波探触子
の挿入部が先端で外径2〜3cm,軸の部分の径で1cm以上
あるため、内診のための指を超音波探触子に添わせると
外径が太くなり被検者に負担となる。また、超音波探触
子自身もグリップを片手で支持するのに好適な形状とな
っているために、片手を内診目的に使えず、前述の内診
の要領を応用できないという問題があった。
の挿入部が先端で外径2〜3cm,軸の部分の径で1cm以上
あるため、内診のための指を超音波探触子に添わせると
外径が太くなり被検者に負担となる。また、超音波探触
子自身もグリップを片手で支持するのに好適な形状とな
っているために、片手を内診目的に使えず、前述の内診
の要領を応用できないという問題があった。
本発明は、前記問題点を解決するためになされたもの
である。
である。
本発明の目的は、超音波診断において、両手を触診に
供することができる技術を提供することにある。
供することができる技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、検査者の指先に超音波探触子を
装着した場合において、超音波探触子の操作性を向上さ
せることができる技術を提供することにある。
装着した場合において、超音波探触子の操作性を向上さ
せることができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであ
ろう。
本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであ
ろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの
概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
(1)被検体へ挿入して超音波を送受信し、検査者の所
望する診断部位の画像を得る超音波探触子において、超
音波を送受信する振動子アレイと、該振動子アレイを支
持するハウジングと、一端が該ハウジングより外部へ引
き出され他端が前記振動子アレイと接続され超音波送受
信信号を導通する電気配線部材とを有すると共に、前記
ハウジングには検査者の指先から爪の所定位置までの長
さに対応した深さのくぼみが設けられ、前記検査者の爪
の反対側の指の皮膚と前記振動子アレイとの両方が前記
診断部位の同じ領域へ接触可能に構成した。
望する診断部位の画像を得る超音波探触子において、超
音波を送受信する振動子アレイと、該振動子アレイを支
持するハウジングと、一端が該ハウジングより外部へ引
き出され他端が前記振動子アレイと接続され超音波送受
信信号を導通する電気配線部材とを有すると共に、前記
ハウジングには検査者の指先から爪の所定位置までの長
さに対応した深さのくぼみが設けられ、前記検査者の爪
の反対側の指の皮膚と前記振動子アレイとの両方が前記
診断部位の同じ領域へ接触可能に構成した。
(2)前述した(1)に記載の超音波探触子において、
前記くぼみは前記振動子アレイが与えられたハウジング
の面に対して背面側あるいは側面側のうちのいずれかに
形成された。
前記くぼみは前記振動子アレイが与えられたハウジング
の面に対して背面側あるいは側面側のうちのいずれかに
形成された。
(3)前述した(1)あるいは(2)に記載の超音波探
触子において、前記電気配線材は前記検査者の爪の反対
側の指の皮膚の側以外から外部へ引き出されると共に、
前記くぼみの深さ方向と同じ方向となるように形成され
た。
触子において、前記電気配線材は前記検査者の爪の反対
側の指の皮膚の側以外から外部へ引き出されると共に、
前記くぼみの深さ方向と同じ方向となるように形成され
た。
(4)前述した(1)ないし(3)の内のいずれか1項
に記載の超音波探触子において、前記電気配線材はフレ
キシブル基板もしくはフラケットケーブルである。
に記載の超音波探触子において、前記電気配線材はフレ
キシブル基板もしくはフラケットケーブルである。
(5)被検体へ挿入して超音波を送受信し、検査者の所
望する診断部位の画像を得る超音波探触子において、超
音波を送受信する振動子アレイと、該振動子アレイを支
持するハウジングと、前記検査者の指を通すために前記
ハウジングに固定された環状部材と、一端が前記ハウジ
ングより外部へ引き出され他端が前記振動子アレイと接
続された超音波信号を導通する電気配線材とを有すると
共に、前記環状部材は爪の反対側の指の皮膚側に間隙を
設け爪の反対側の皮膚と前記振動子アレイとの両方が前
記診断部位の同じ領域へ接触可能に構成した。
望する診断部位の画像を得る超音波探触子において、超
音波を送受信する振動子アレイと、該振動子アレイを支
持するハウジングと、前記検査者の指を通すために前記
ハウジングに固定された環状部材と、一端が前記ハウジ
ングより外部へ引き出され他端が前記振動子アレイと接
続された超音波信号を導通する電気配線材とを有すると
共に、前記環状部材は爪の反対側の指の皮膚側に間隙を
設け爪の反対側の皮膚と前記振動子アレイとの両方が前
記診断部位の同じ領域へ接触可能に構成した。
前述した(1)〜(4)の手段によれば、検査者の指
先から爪の所定位置までの長さに対応する深さのくぼ
み、すなわち、検査者の指の先端部分に超音波探触子を
装着するためのくぼみを超音波探触子のハウジングに設
けることによって、指先と超音波探触子とが一体とな
り、検査者は自由に超音波探触子を操作できるので、超
音波探触子の操作性を向上することができる。
先から爪の所定位置までの長さに対応する深さのくぼ
み、すなわち、検査者の指の先端部分に超音波探触子を
装着するためのくぼみを超音波探触子のハウジングに設
けることによって、指先と超音波探触子とが一体とな
り、検査者は自由に超音波探触子を操作できるので、超
音波探触子の操作性を向上することができる。
このときのくぼみの深さは検査者の指先から爪の所定
位置までの長さに対応する深さとすると共に、くぼみ位
置を検査者の爪の反対側の指の皮膚と振動子アレイとの
両方が診断部位の同じ領域へ接触可能とすることによっ
て、検査者の指の先端部分に超音波探触子を装着した状
態においても、検査者の爪の反対側の指の皮膚の内で、
くぼみから露出する部分においては従来と同様に触診を
行うことができるので、検査者は両手で触診をしながら
超音波診断を行うことができる。このとき、たとえば、
電気配線材の引き出し位置を検査者の爪の反対側の指の
皮膚側以外の部分とすると共に、引き出し方向をくぼみ
の深さ方向と同じ方向とすることによって、電気配線部
材が触診および超音波の送受信の妨げとなることを防止
できるので、検査者は容易に両手を触診に供することが
できる。
位置までの長さに対応する深さとすると共に、くぼみ位
置を検査者の爪の反対側の指の皮膚と振動子アレイとの
両方が診断部位の同じ領域へ接触可能とすることによっ
て、検査者の指の先端部分に超音波探触子を装着した状
態においても、検査者の爪の反対側の指の皮膚の内で、
くぼみから露出する部分においては従来と同様に触診を
行うことができるので、検査者は両手で触診をしながら
超音波診断を行うことができる。このとき、たとえば、
電気配線材の引き出し位置を検査者の爪の反対側の指の
皮膚側以外の部分とすると共に、引き出し方向をくぼみ
の深さ方向と同じ方向とすることによって、電気配線部
材が触診および超音波の送受信の妨げとなることを防止
できるので、検査者は容易に両手を触診に供することが
できる。
また、このときのくぼみの位置としては、たとえば、
振動子アレイが与えられたハウジングの面に対して背面
側あるいは側面側のうちのいずれかの位置とすることに
よって、一般的な触診方向に対応することができる。
振動子アレイが与えられたハウジングの面に対して背面
側あるいは側面側のうちのいずれかの位置とすることに
よって、一般的な触診方向に対応することができる。
特に、電気配線材としてフレキシブル基板もしくはフ
ラットケーブル等の薄型で屈曲性の高いケーブルを用い
ることによって、超音波探触子を容易に検査者の指先に
装着することができるので、指先と超音波探触子との一
体感をより向上できる。
ラットケーブル等の薄型で屈曲性の高いケーブルを用い
ることによって、超音波探触子を容易に検査者の指先に
装着することができるので、指先と超音波探触子との一
体感をより向上できる。
前述した(5)の手段によれば、検査者の指を通すた
めの環状部材を超音波探触子のハウジングに固定して設
けることによって、検査者は自由に超音波探触子を操作
できるので、超音波探触子の操作性を向上することがで
きる。
めの環状部材を超音波探触子のハウジングに固定して設
けることによって、検査者は自由に超音波探触子を操作
できるので、超音波探触子の操作性を向上することがで
きる。
このとき、環状部材の内で、爪の反対側の指の皮膚側
となる部分に間隙を設け、爪の反対側の皮膚と振動子ア
レイとの両方が診断部位の同じ領域へ接触可能とするこ
とによって、検査者の指の先端部分に超音波探触子を装
着した状態においても、検査者の爪の反対側の指の皮膚
の内で、環状部材に間隙を設けた部分においては従来と
同様に触診を行うことができるので、検査者は両手で触
診をしながら超音波診断を行うことができる。
となる部分に間隙を設け、爪の反対側の皮膚と振動子ア
レイとの両方が診断部位の同じ領域へ接触可能とするこ
とによって、検査者の指の先端部分に超音波探触子を装
着した状態においても、検査者の爪の反対側の指の皮膚
の内で、環状部材に間隙を設けた部分においては従来と
同様に触診を行うことができるので、検査者は両手で触
診をしながら超音波診断を行うことができる。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明
する。
する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機
能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
第1図乃至第4図は、本発明の実施例Iの検査者の指
先装着用の超音波探触子の概略構成を説明するための図
であり、第1図は、電気配線側から見た平面図、第2図
及び第3図は、第1図の超音波探触子に指先を挿入した
状態の側面図、第4図は、第1図の指先装着用探触子の
振動子アレイの配置位置を変えた指先装着用の超音波探
触子の例を示す側面図である。
先装着用の超音波探触子の概略構成を説明するための図
であり、第1図は、電気配線側から見た平面図、第2図
及び第3図は、第1図の超音波探触子に指先を挿入した
状態の側面図、第4図は、第1図の指先装着用探触子の
振動子アレイの配置位置を変えた指先装着用の超音波探
触子の例を示す側面図である。
第1図乃至第4図に示すように、本実施例Iの指先装
着用の超音波探触子10は、検査者の指先2に直接に超音
波探触子10を装着したとき、指先2の手の平側2Aに前記
ハウジング1の一部又は多芯同軸ケーブル(電気配線)
3が配置されないように、ハウジング1に指先挿入用の
くぼみ4を設けたものである。第1図乃至第4図におい
て、5は音響レンズ、6は薄い診断用の手袋である。
着用の超音波探触子10は、検査者の指先2に直接に超音
波探触子10を装着したとき、指先2の手の平側2Aに前記
ハウジング1の一部又は多芯同軸ケーブル(電気配線)
3が配置されないように、ハウジング1に指先挿入用の
くぼみ4を設けたものである。第1図乃至第4図におい
て、5は音響レンズ、6は薄い診断用の手袋である。
本実施例Iの指先先端装着用の超音波探触子10は、図
に示すように、検査者が診断用の手袋6を手に装着した
とき、その診断用手袋6の指先2の部分に装着される。
そのとき、超音波探触子10は、検査者の指先2と診断用
の手袋6によって固定される。
に示すように、検査者が診断用の手袋6を手に装着した
とき、その診断用手袋6の指先2の部分に装着される。
そのとき、超音波探触子10は、検査者の指先2と診断用
の手袋6によって固定される。
以上の説明からわかるように、本実施例Iによれば、
検査者の指先2に直接に超音波探触子10を装着したと
き、指先2の手の平側2Aに前記ハウジング1の多芯同軸
ケーブル(電気配線)3が配置されないように、ハウジ
ング1に指先挿入用のくぼみ4が設けられていることに
より、検査者の指先2に直接に超音波探触子10を装着し
たとき、指先2の手の平側2Aに前記ハウジング1の多芯
同軸ケーブル(電気配線)3が配置されないため、超音
波探触子10が装着された指先2を被検者の体腔内に挿入
した場合において、超音波探触子10が装着された指先2
の手の平側2Aで体腔内を内診することができる。
検査者の指先2に直接に超音波探触子10を装着したと
き、指先2の手の平側2Aに前記ハウジング1の多芯同軸
ケーブル(電気配線)3が配置されないように、ハウジ
ング1に指先挿入用のくぼみ4が設けられていることに
より、検査者の指先2に直接に超音波探触子10を装着し
たとき、指先2の手の平側2Aに前記ハウジング1の多芯
同軸ケーブル(電気配線)3が配置されないため、超音
波探触子10が装着された指先2を被検者の体腔内に挿入
した場合において、超音波探触子10が装着された指先2
の手の平側2Aで体腔内を内診することができる。
これにより、指先の感覚にて被検者の体腔内を診断す
ることができるので、両手で触診しながら超音波診断を
行うことができる。例えば、産婦人科において、直接的
に子宮や卵巣の様態を知るための手段として、右手を被
検者(患者)の腹部に当て、左手の指との間に対象臓器
を挟み、指先の感覚にて診断する方法が可能となる。
ることができるので、両手で触診しながら超音波診断を
行うことができる。例えば、産婦人科において、直接的
に子宮や卵巣の様態を知るための手段として、右手を被
検者(患者)の腹部に当て、左手の指との間に対象臓器
を挟み、指先の感覚にて診断する方法が可能となる。
また、超音波探触子10のハウジング1の指先挿入用の
くぼみ4に検査者の指先2を挿入することにより、超音
波探触子10を簡単に検査者の指先2に装着できるので、
指先2と超音波探触子10が一体となり、触診による超音
波診断が可能となる。また、検査者の指先2と超音波探
触子10が一体となるために、超音波探触子10の操作性が
向上し、検査者の意図する任意の角度からの超音波断層
像が得られ、適確な超音波診断を行うことができる。
くぼみ4に検査者の指先2を挿入することにより、超音
波探触子10を簡単に検査者の指先2に装着できるので、
指先2と超音波探触子10が一体となり、触診による超音
波診断が可能となる。また、検査者の指先2と超音波探
触子10が一体となるために、超音波探触子10の操作性が
向上し、検査者の意図する任意の角度からの超音波断層
像が得られ、適確な超音波診断を行うことができる。
第5図は、本発明の実施例IIの指先装着用の超音波探
触子の概略構成を説明するための図である。
触子の概略構成を説明するための図である。
本実施例IIの指先装着用の超音波探触子は、第5図に
示すように、前記本実施例Iの指先挿入用のくぼみ4の
代りに、検査者の指先2に直接に超音波探触子10を装着
したとき、指先2の手の平側2Aに前記ハウジング1の多
芯同軸ケーブル(電気配線)3が配置されないように、
ハウジング1の支柱1Aに、指先挿入用のリング状部材7
を設けたものである。
示すように、前記本実施例Iの指先挿入用のくぼみ4の
代りに、検査者の指先2に直接に超音波探触子10を装着
したとき、指先2の手の平側2Aに前記ハウジング1の多
芯同軸ケーブル(電気配線)3が配置されないように、
ハウジング1の支柱1Aに、指先挿入用のリング状部材7
を設けたものである。
このように構成することにより、前記実施例Iと同様
の作用効果を得ることができる。
の作用効果を得ることができる。
第6図及び第7図は、本発明の実施例IIIの指先装着
用の超音波探触子の概略構成を説明するための図であ
る。
用の超音波探触子の概略構成を説明するための図であ
る。
本実施例IIIの指先装着用探触子は、第6図及び第7
図に示すように、前記実施例Iの多芯同軸ケーブル2の
代わりにフレキシブル基板8を用いたものである。
図に示すように、前記実施例Iの多芯同軸ケーブル2の
代わりにフレキシブル基板8を用いたものである。
このように構成することにより、指先先端装着用の超
音波探触子10を簡単に検査者の指先2に装着できるの
で、指先2と超音波探触子10が一体となり、触診による
超音波診断が可能となる。また、指先2と超音波探触子
19が一体となるために、超音波探触子10の操作性が向上
し、検査者の意図する任意の角度からの超音波断層像が
得られ、適確な超音波診断を行うことができる。
音波探触子10を簡単に検査者の指先2に装着できるの
で、指先2と超音波探触子10が一体となり、触診による
超音波診断が可能となる。また、指先2と超音波探触子
19が一体となるために、超音波探触子10の操作性が向上
し、検査者の意図する任意の角度からの超音波断層像が
得られ、適確な超音波診断を行うことができる。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である
ことは言うまでもない。
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である
ことは言うまでもない。
以上、説明したように、本発明によれば、超音波探触
子のハウジングに設けた指先挿入用のくぼみ、又はリン
グ状部材に検査者の指先を挿入することによって、簡単
に超音波探触子を検査者の指先に装着できるので、超音
波探触子と指先が一体となり、触診による超音波診断が
可能となる。
子のハウジングに設けた指先挿入用のくぼみ、又はリン
グ状部材に検査者の指先を挿入することによって、簡単
に超音波探触子を検査者の指先に装着できるので、超音
波探触子と指先が一体となり、触診による超音波診断が
可能となる。
また、検査者の指先に装着できることによって超音波
探触子の操作性が向上し、検査者の意図する任意の角度
からの超音波断層像が得られ、適確な超音波診断を行う
ことができる。
探触子の操作性が向上し、検査者の意図する任意の角度
からの超音波断層像が得られ、適確な超音波診断を行う
ことができる。
第1図乃至第4図は、本発明の実施例Iの指先装着用の
超音波探触子の概略構成を説明するための図、 第5図は、本発明の実施例IIの指先装着用の超音波探触
子の概略構成を説明するための図、 第6図及び第7図は、本発明の実施例IIIの指先装着用
の超音波探触子の概略構成を説明するための図である。 図中、10……指先装着用の超音波探触子、1……ハウジ
ング、2……指先、3……多芯同軸ケーブル、4……指
先挿入用のくぼみ、5……音響レンズ、6……診断用手
袋、7……リング状部材、8……フレキシブル基板。
超音波探触子の概略構成を説明するための図、 第5図は、本発明の実施例IIの指先装着用の超音波探触
子の概略構成を説明するための図、 第6図及び第7図は、本発明の実施例IIIの指先装着用
の超音波探触子の概略構成を説明するための図である。 図中、10……指先装着用の超音波探触子、1……ハウジ
ング、2……指先、3……多芯同軸ケーブル、4……指
先挿入用のくぼみ、5……音響レンズ、6……診断用手
袋、7……リング状部材、8……フレキシブル基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−209342(JP,A) 特開 昭60−126146(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 8/12 G01N 29/24
Claims (5)
- 【請求項1】被検体へ挿入して超音波を送受信し、検査
者の所望する診断部位の画像を得る超音波探触子におい
て、 超音波を送受信する振動子アレイと、該振動子アレイを
支持するハウジングと、一端が該ハウジングより外部へ
引き出され他端が前記振動子アレイと接続され超音波送
受信信号を導通する電気配線部材とを有すると共に、前
記ハウジングには検査者の指先から爪の所定位置までの
長さに対応した深さのくぼみが設けられ、前記検査者の
爪の反対側の指の皮膚と前記振動子アレイとの両方が前
記診断部位の同じ領域へ接触可能に構成したことを特徴
とする超音波探触子。 - 【請求項2】請求項1に記載の超音波探触子において、 前記くぼみは、前記振動子アレイが与えられたハウジン
グの面に対して背面側あるいは側面側のうちのいずれか
に形成されたことを特徴とする超音波探触子。 - 【請求項3】請求項1あるいは2に記載の超音波探触子
において、 前記電気配線材は、前記検査者の爪の反対側の指の皮膚
側以外から外部へ引き出されると共に、前記くぼみの深
さ方向と同じ方向となるように形成されたことを特徴と
する超音波探触子。 - 【請求項4】請求項1ないし3の内のいずれか1項に記
載の超音波探触子において、 前記配線材は、フレキシブル基板もしくはフラケットケ
ーブルであることを特徴とする超音波探触子。 - 【請求項5】被検体へ挿入して超音波を送受信し、検査
者の所望する診断部位の画像を得る超音波探触子におい
て、 超音波を送受信する振動子アレイと、該振動子アレイを
支持するハウジングと、前記検査者の指を通すために前
記ハウジングに固定された環状部材と、一端が前記ハウ
ジングより外部へ引き出された他端が前記振動子アレイ
と接続され超音波信号を導通する電気配線材とを有する
と共に、前記環状部材は爪の反対側の指の皮膚側に間隙
を設け爪の反対側の皮膚と前記振動子アレイとの両方が
前記診断部位の同じ領域へ接触可能に構成したことを特
徴とする超音波探触子。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1128569A JP2774146B2 (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 超音波探触子 |
US07/974,309 US5284147A (en) | 1989-05-22 | 1992-11-10 | Ultrasonic probe to be installed on fingertip |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1128569A JP2774146B2 (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 超音波探触子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02307437A JPH02307437A (ja) | 1990-12-20 |
JP2774146B2 true JP2774146B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=14987997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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