JPS6359525A - タイヤの製造方法、製造装置および組立てシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タイヤの製造およびその製造システムに関し
、とくに複合タイヤの組立て用、さらにはとくに構成要
素の準備保管を要せずに、２段階組立て作業を達成でき
る方法および装置に関する。

第２段階タイヤ組立てドラムと組合わされた第１段階タ
イヤ組立てドラムを含む２段階タイヤ組立°Ｃ作業はよ
く知られており、かつ当業界においては、これらの組立
てドラムを互いに１列に並べ、または互いに喰違い配列
するように、いずれの形式でも実施されている。さらに
、第１段階位置と第２段階位置間で揺動される単一のド
ラムを用いた２段階タイヤ組立て作業も知られており、
この（以下余白） 場合、第１段階位置の組立てドラムと１列をなして、バ
ンド組立て装置が配設されている。このシステムでは、
それぞれのブレーカの付着および単体のトレッドゴム部
材の付着は、第２段階において実施されるが、先端チェ
ファおよび楔状ショルダのような構成要素は、第１段階
において付着される。上記の構成要素は、個別の作業に
よって造られ、かつ２段階組立て作業で必要とする場合
に用いるために保管されている。

さらに、タイヤトレッド用として必要なゴムを積重ねる
た均、に、タイヤ上に連続した帯状材を、積層またはら
せん状に巻付けるような方法で配置する帯状材付着装置
を用いることが知られている。

そのほかに、上述の方法のために特殊形状のリボンを使
用し、かつ帯状材付着装置に冷間給送式押出し機から供
給される帯状のサイドウオールおよびサイドウオール縁
リブをタイヤ上に付着する帯状材付着装置を使用するこ
とが知られている。

その個々の段階での２段階組立て方法は、種々の構成要
素用の供給手段を具備しているが、そのために２つの個
別の作業位置用として大きい作業区域を必要とし、かつ
すべての構成要素を適切な部門に集めることと同様に個
々の機能を協働させなければｆｊらないという間甥点を
含んでいる。その綿果、これらの構成要素は、しばしば
準備のために保管されかつ経年変化を受は易く、かつし
ばしば、たとえば個々に付着された構成要素の取扱い中
などの場合に、それらの結合性を失う。一つの段階から
他の段階へのタイヤ組立体の移動は、第１および第２段
階ドラム上のタイヤに、これらの構成要素を付設する作
業を支援する目的で、機械的供給手段を用いたとき、で
も、大きい労働作業であった。したがってコストが高く
なるのは必然であった。

本発明によるシステムは、手操作による労力を機械的作
業に直き換えることによって、上記問題点を解消して、
タイヤの構成要素が必要とされるときに、それらの製造
に重きを置きなから、所要空間を減少する有効な作業と
配置を用いて、タイヤの組立てに多くの機械的作業を導
入することによって、タイヤの製造費を実質的に低減し
て、タイヤのサイズおよび型式の迅速な変更に即応する
と同時に、経年問題を解消する。したがって、本発明は
、新規かつ改良されたタイヤ製造方法および装置、なら
びにさらに効率がよくしかもまとまりの良いシステムを
提供する。さらに詳しくは、タイヤ用の諸信成要素の準
備保管を要しない２段階タイヤ組立て作業を提供する方
法および装置を提供する。タイヤのこの製造方法は、プ
ライによって覆われた内側ライナにゴム帯状材を付着す
ることによって形成されるタイヤカーカス用のバンドを
造り、つぎに、このバンドは第１のタイヤ組立て位置に
移送される工程を含む。つぎに、サイドウオール、楔状
ショルダおよびビードが前記の第１の位置において付着
され、この位置から第２のタイヤ組立て位置への移送が
行われる。第２のタイヤ組立て位置において、未硬化タ
イヤの最終収型が行われ、かつブレーカおよびトレッド
ゴムの付着が実施される。サイドウオールおよび楔状シ
ョルダゴムは、第１のタイヤ組立て位置において、連続
した帯状ゴムの供給部からカーカス上に巻付けられる。

さらに考えられる別のタイヤ製造方法では、タイヤのバ
ンドは、プライで覆われた内側ライナに帯状ゴムを付着
することによってカーカスを形成し、つぎに、このカー
カスは第１のタイヤ組立て位置に移送される。第１のタ
イヤ組立て位置において、サイドウオール、楔状ショル
ダ、およびビードが付着され、この位置から未硬化タイ
ヤの最終成型用の第２のタイヤ組立て位置への移送が行
われる。第２のタイヤ組立て位置において、ブレーカと
トレッドゴム部材とが付着される。複数のブレーカがタ
イヤ組立て作業段階において準備され、第２のタイヤ組
立て位置において、それらのブレーカを１列をなす処理
手段を介して自動的に給送することによって成型済みタ
イヤに順次に付着される。

タイヤ組立て装置は、プライをもって覆われた内側ライ
ナに帯状ゴムを付着することによって造られたカーカス
バンドを形成するバンド組立て装置を含む。サイドウオ
ール、楔状ショルダ、およびビードをタイヤに付着する
ための第１段階組立てドラムが、バンドを第１段階組立
てドラムに移送するための第１の移送装置とともに配設
されている。第２段階組立てドラムが、タイヤを最終の
未硬化形状に成型し、かつブレーカおよびトレッドゴム
部材をタイヤに付着するために配設されている。第２の
移送装置が、つぎに、タイヤを第１段階組立てドラムか
ら第２段階組立てドラムに移送する。ブレーカ処理装置
が、第２段階組立てドラムにブレーカを付着し、かつト
レッド付着装置が、トレッドを第２段階組立てドラムに
付着し、同時に、帯状材付着装置が、第１段階組立てド
ラム上のタイヤに、サイドウールおよび楔状ショルダを
交互に巻付けるために配設されている。

さらに考えられるタイヤ組立て装置は、プライで覆われ
た内側ライナにゴム帯状材を付着することによって造ら
れるカーカスバンドを形成するバンド組立て装置を含む
。第１段階組立てドラムは、サイドウオール、楔状ショ
ルダ、およびビードをタイヤに付着する。第２段階組立
てドラムは、タイヤをその最終の未硬化形態に成型し、
かつブレーカおよびトレッドゴム部材が第２段階組立て
ドラム上のタイヤに付着される。第２の移送装置は、第
１段階組立てドラムから第２段階組立てドラムに、タイ
ヤを移送し、およびトレッド付着装置は、第２段階組立
てドラム上のタイヤにトレッドヲ付着し、同時に第２段
階組立てドラムと１列をなす処理装置は、ブレーカを順
次に第２段階組立てドラムに、自動的に付着する。

本発明の態様は、附図を参照しての以下の説明から明ら
かでなるであろう。

以下、図について述べるが、第１図のブロック線図は、
本発明による方法を示すもので、図において、ブロック
１０〜１６の段階は、ブロック１８〜２４の段階と並列
に作用し、これらの並列段階は、ブロック２６の段階に
おいて合同し、ブロック２８で未硬化タイヤの組立てを
完了する。これらのブロック１０〜１６で示す段階は、
タイヤカーカスを形成するためのバンドを組立てること
、および第１段階組立て位置におけるその後続処理作業
を目的とする。第１段階は、内側ライナ、ゴム帯状材、
およびプライを含むタイヤカーカス用のバンドを組立て
ることである。バンド組立て作業は、当業界では従来か
らよく知られており、これには多くの方法があり、たと
えば、１基のベルトまたは縮小式ドラムを用い、その上
に一般に補強されていない連続シートの形態の内側ライ
ーナが付着され、さらに一般に補強されたプライが連続
シート材料の形態で同様に付着され、このシート材料は
カレンダ掛は製法などによって供給される。

バンドの組立には固定ドラムが用いられ、かつ内側ライ
ナとプライ間に付加されるゴム帯材は、任意の、所望輪
郭に内側ライナ上に巻きつけできる帯状材を用いること
が好適である。さらに、帯状材のプライ覆いがこのプラ
イの表面に巻きつけられる。チッパが普通の方法で付設
される。

バンド組立て装置上に組立てられたカーカス部材は、つ
ぎにブロック１２の段階で示された第１段階組立てドラ
ムに移送される。

明細書の浄書（内容に変更なし） ブロック１４で示された段階において、第１段組立て装
置へのビードの付設およびドラムの拡張という普通の作
業が行われ、同時にこのバンドは第１段階組立てドラム
を整列状態にある拡張機上に取りつけられ、ここにおい
て、把みリングがバンドを把むと、リングはこのバンド
を第１段階組立てドラム上に載置する。上記のように行
われた普通の段階に続いて、清掃およびビード付けなら
びにビード先端の縫いつけなどの別の段階が行われ、こ
の場合、タイヤカーカス上に楔状ショルダを積層するこ
とが好ましい。この時点で、普通のブラッグの折返しが
行われ、これについでサイドウオール材料上への積層が
好適に実施されたのち、チェファの取りつけが実施され
る。最後に、第１段階組立てドラムが引込み縮小され、
第２段階組立てドラムへのカーカスの移送が、第１図の
ブロック１６に示されたように行われる。

タイヤカーカスの組立てと同時に、第１図のブロック１
８で示されるように、連続した長さのブレーカ材料の製
造が上述の一連の作業と並列に進行される。連続した長
さのブレーカ材料の２つの通常の製造方法は、カレンダ
掛は製法、あるいは補強材料まわりに押出すことによる
。これら両方の方法は、よく知られた作業である。組立
てられるタイヤの個々のブレーカを造るための、各種の
エラストマ材料の連続した長さのブレーカ材料と補強材
は、ブロック２０に示されたように、それらの種々の幅
に積重ねられることが好ましい。ついで、この積重ねら
れたブレーカは、この材料を車にのせて循環軌道によっ
てつぎの切断部門に送られ、そこにおいて、適切な順序
で、この材料から、第２段階組立てドラムで取扱われな
ければならない一定長さのブレーカに切断される。この
作業順序は、ブロック２２の段階で示されている。

ブロック２４は、このように切断されたブレーカを、タ
イヤ組立て終末工程において準備し、同時にこれらのブ
レーカを第２段階組立てドラムに移送する工程を含む。

ブロック２６は、ブレーカを第２段階組立てドラムに付
着する工程を示すが、ブレーカを、この時点ですでに組
立て済みタイヤカーカスが移送されている第２段階組立
てドラム上のカーカス上に、ブレーカの適切な順序で、
このドラムと１列をなす処理装置を介して、順次に付着
する工程を示す。

最後に、トレッドゴムが、第２段階組立てドラムを拡張
することによって成型されたのちに、しかも好ましくは
トレッド材料が第１図のブロック２８に示されるような
既知の方法で積重ねられた状態で、タイヤに付設される
。

上述のタイヤ製造方法は、ブレーカの連続製法とサイド
ウオール、および楔状ショルダ材料の供給を、これらの
構成要素を準備保管を不要にさせる要求に基づいて、ブ
ロック２６に示された組立段階とブロック１４の第１段
階組立に対して要求された作業を提供する。さらに、ブ
レーカのこの製造方法は、タイヤのサイズおよび型式の
変更に適合するために装置の変更を要求せずに、積重ね
られたブレーカの迅速な交換ができる。

つぎに、第２図から第７図までには、ブロック１８から
２４までについて第１図に記載された諸段階を実施して
いる本装置が示されている。第２図は、軌道３２上の移
動車３０に対する閉鎖ループを示し、ここにおいて、１
つの移動車３０は右方の入口軌道３４上にある。このル
ープは２つの軌道３２間で上記の移動車３０を循環させ
る移送車３６および３８を介して作用する。移動車３０
は台車４０に適合し、各台車４０はブレーカのロール材
料４２を担持し、かつロール材料４２上のブレーカ材料
間にライナを積重ねるための帯状材ローフシ４４を支持
する。ロール４２および４４は、ロールを回転するため
に駆動される車軸上に支持されている。さらに、台車４
０は切断処理装置４６からブレーカを受入れるため、こ
の処理装置４６の出口端に配置されている。第３図から
第６図までは、台車４０が移動車３０上にのせられかつ
閉鎖ループを通って連続移動する方法を示す。ここに用
いられている移動車システムはカートラック（Ｃａｒｔ
ｒａｃ）　（ニス　アイ　ハンドリングシステムコーポ
レーション（ＳＩＨａｎｄｌｉｎｇ　Ｓｙｓｔｅｍ、　
Ｉｎｃ、）の登鎌商標名）であるが、他の任意の、類似
移動車システムの使用も可能で、すなわちこれとは別に
、台車を閉鎖ループを通って移動するための、天井コン
ベヤシステムも使用できる。第５図は、移動車３０を、
台車４０内に、軌道３２．３４上の移動車３０のレベル
まで上昇させる昇降機４８を示す。第６図において、す
べての台車４０は、閉鎖ループ内に配設されており、か
つ一定長さのブレーカを順次に反復製造する状態にある
。切断処理装置４６用の駆動装置５０および５２は、該
装置の入口端および出口端に位置する台車４０上のロー
ル４２．４４を駆動位置に配置され、まず入口端台車４
０上のロール４２からブレーカ材料を供給し、このロー
ルはついで作業者によって切断され、それから出口端に
ある台車４０に移送され、この台車は、駆動装置５２に
よって駆動されて台車上に一定長さのブレーカを順次に
蓄積するそのロール４２をもつ。各台車４０上のブレー
カ材料が特定のタイヤ用の特定の、ブレーカ束の１つの
ブレーカとして用いられるときは、駆動装置５０はこの
図より前に参照された図面に示された別の位置に移動さ
れて、台車４０をのせた移動車３０を移送車３６に乗り
換えさせる。このようにして、移動車３０は順次に閉鎖
ループを経由して回動され、各移動車３０を適切な順序
で切断処理装置に位置づけて、移動車３０上の各ロール
材４２から特定のタイヤ用のブレーカ束をつくるために
適切な長さのブレーカを切断する。第２図から第７図ま
でにおいて、６ケの移動車３０が、１つのタイヤ用の６
ケのブレーカ束のために用いられている。

これより少数のブレーカに対しては、少数の移動車３０
がこの閉鎖ループを経由して回動されるであろう。台車
４０が切断処理装置の前方位置にあるときは、駆動装置
５０は、台車４０に向って軌道上に移動し、台車４０上
のブレーカ材料のロール４２を担持する車軸を回転させ
るようにその車軸を係合する。材料は台車４０から切断
処理装置４６上に給送され、かつ嚢面駆動式ディジタル
エンコーダ装置によって、当該特定のブレーカ用として
の長さが測定されると切断処理装置４６が停止する（不
図示）。材料は切断され、余分な材料は巻き戻される。

つぎの台車４０が所定位置に移動し、つぎのブレーカ材
料片が切断され、順次に切断処理装置の出口端にある台
車鳴Ｏ上のロール材４２内に巻かれるために切断処理装
置４６上を導かれる。この作業手順はブレーカ材料の供
給が果たされその点において材料を積んだ台車がこの台
車と変換され、かつからの台車４０が巻付は位置におい
て積載されるまで、あるいは特定のブレーカ束に対する
要求が満たされかつ別セットのブレーカロール材かつぎ
のタイヤセット用のブレーカ束をつくるためにこのシス
テム内に装入される状態になるまで継続される。

このブレーカシステムのサイクルはつぎのとおりである
。必要とする全部の台車４０が昇降機４８に配置され、
ここにおいて移動車３０は台車内にのせられる。移動車
・台車組合わせ体は、短かい直線部分３４と移送車３６
を利用してこのシステム内で進行される。移動車・台車
組合わせ体は、もし他の移動車・台車組合わせ体が移送
車３６上に位置していれば、直線部分３４上にとどまる
。

５つ以上の台車４０までが、好ましくは適切な順序で、
同様にのせられる。この時点で、切断処理装置４６の場
所にいる作業者は、６つまでの移動車・台車組合わせ体
を自由に扱うことができる。

からの台車は、切断処理装置４６の出口端における巻付
は位置にある。駆動装置５０が非駆動位置から離れてい
るときは常に、リミットスイッチが、移動車・台車組合
わせ体が材料巻出し部門を通過するのを防止する信号を
送る。作業者は離脱部門ボタンを押し、もし、おろした
ばかりの移動車・台車組合わせ体が所在していれば、そ
の位置から外れる。よって、作業者が正しい台車位置に
あることに満足すれば、巻とり開始ボタンを押し、それ
により駆動巻とり装置が所定位置に移動されている新規
の台車に向けて移動し、かつこれと係合する。作業者は
速度制御用揺動ロールの下側にある案内部材を介して素
材を巻戻しかつ測長装置を用いて切断処理装置４６のコ
ンベヤ上に送る。このコンベヤは所定長さを動いて停止
し、この素材は切断される。素材が切断処理装置４６の
末端に達すると、この素材は巻付は台車４０のライナと
ともに別の速度制御用揺動ロールの下側（こ送られる。

つぎに、作業者は素材引込みボタンを押し、それによっ
て余分の素材を切断処理装置４６の前方）こおいて移動
車・台車組合わせ体内に巻き戻す。

これと同時に駆動装置を外して引き込ませる。駆動装置
が先金に引き込まれると、作業者は離脱部門ボタンを押
し、それによって移動車・台車組合わせ体は別のサイク
ル用の軌道に従いかつ該軌道まわりを移動するか、ある
いはもしからの状態であれば積み／おろし部門に移動す
る。もし移動車／台車組合わせ体が積み／おろし部門に
行くことになれば作業者は彼の制御パネルにそのことを
示さなければならない。つぎの移動車・台車組合わせ体
が上方・＼移動しかつ駆動装置５０は所定位置に戻り動
いて、材料の供給が果たされまたはこの設備の要求事項
が遂行し終るまでこのサイクルを継続する。作業者が、
その最後のサイクル状態におかれたとき、閉鎖ループ内
の台車は、作業の流れが妨げられないようにこれらの台
車が任務を終台車４０を所定位置に就けなければならな
い。作業者は切断処理装置４６の出口端において部分組
立てブレーカ束を含む巻取り台車を交換すると直ちに作
業を継続することができる。第７図は、台車が切断処理
装置４６の末端から引き出されかつ駆動装置５０が切断
処理装置４６の入口端において台車４０を、それが所定
位置に移動されると直ちに移送車３６に移すことができ
る状態に移動された状態を示す。第８図は、第７図の出
口位置からとられた台車４０を示し、この台車は処理装
置５４と整列位置にあり、この処理装置５４は、台車４
０上に前後に１列をなして巻かれたブーカ束から個々の
ブレーカを取出してこれらを第２段階組立てドラム５６
上に配置するように適切に構成されている。処理装置は
当該タイヤ用の、束を示す総数のブレーカを第２段階組
立てドラム５６上のタイヤ上に配置するために、各東向
のブレーカの長さを個々に処理できる。

第９図は、第１図のブロック１４の段階を達成するため
の製置を示し、すなわちこの段階において、１つの帯状
のサイドウオールおよび楔状ショルダの材料を第１段階
組立てドラム５８上のカーカス上に巻きつけ、ここにお
いてバンド拡張装置６０は第１段階組立′Ｃドラム５８
と整列する第９図において仮想線で示された位置から揺
動することができ、それによってバンド把み装置６２が
第１段階組立てドラム５８上を横切って移動して、バン
ドをバンド拡張装置上に締付けたのちこのバンドを第１
段階組立てドラム５８上で引かせる。

つぎに、　ＡＭＦ社から入手できるような帯状材は着　
４装置が帯状材のサイドウオールおよび楔状ショルダ材
料を張り付けるために配設される。この帯状材は押出し
機６８から供給され、この押出し機６８としては、高温
また低温給送押出し機が用いられ、あるいは別法として
、帯状材はミル装置またはそれに類似の型式の装置から
供給され、ただしこの場合、低温給送押出し機を用いる
ことが好ましく、この帯状材は押出し機を通ってから帯
状材付着装置６４によって付着される前に、帯状材冷却
器６６を通過される。上記の処理作業において、帯状材
は付着される除にタイヤ成型作業に直接に組み入れられ
、サイドウオールや楔状ショルダのよウナ傳成要素の準
備保管の必要がない。

特許法の規則に従って、この装置および方法の要旨なら
びに様態を述べたが、その中で本発明−こ関する最適の
実施例について図示かつ説明した。

しかし、本発明は、その精神または範囲から逸脱せずに
、本明細に述べた特定の実施例以外の態様を実施できる
ことが理解されるであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるタイヤの組立て方法のブロック
線図、第２図から第７図までは、第１図におけるブレー
カの各組付は段階の解説図、第８図は、第１図の積層さ
れたブレーカを第１段階組立てドラムに付着する装置の
概略図、第９図は。 第１図のサイドウオールおよび楔状ショルダ材料を第１
段階組立てドラム上への巻きつけ装置の概略図である。 １０：タイヤカーカス用バンド（プライ付き内側ライナ
を含む）の組立て工程 １２：第１段階組立てドラムへの移送工程１４：サイド
ウオール、ショルダ楔状部帯状材の第１段階組立てドラ
ムへの巻付はエネ見１６：第２段階組立てドラムへの移
送工程１８：連続長さのブレーカ材料の製作工程２０：
各種材料および幅をもつブレーカの積重ね工程 ２２　：Ｉ重ねブレーカの頭次配列と一定長さのブレー
カへの切断工程 ２４：タイヤ組立て最終工程でのブレーカの準備と第２
段階組立てドラムへの移送工程２６：ブレーカの、整列
した処理装置を介しての第２段階組立てドラムへの自動
的給送工程 ２８：既知の方法を用い未硬化タイヤへトレッドを付着
する仕上げ工程 ３０：移動車 ３２：軌道 ３４：入口軌道 ３６．３８：移送車 ４０：台車 ４２：ブレーカのロール材料 ４４　：　口　−ｌし ４６：切断処理装置 ４８：昇降機 ５０．５２：駆動装置 ５４：送り装置 ５６：第２段階組立てドラム ５８：第１段階組立てドラム ６０：バンド拡張装置 ６２：バンド ６４：バンド把み装置 ６６：冷却器 ６８：押出し装置 特許出願人　　ザ　グツドイア−タイヤ　アントラ／望
−コンノへ°ニー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、タイヤカーカスを造るための一体のバンドが、コー
   ド（またはプライ）をもって覆われた内側ライナにゴム
   帯状材を内側ライナとコード間に付着して形成され、つ
   ぎに該バンドがサイドウォール、楔状ショルダ、および
   ビードを付着するために第１のタイヤ組立て位置に移送
   され、前記第１のタイヤ組立て位置から、未硬化タイヤ
   の最終成型とブレーカおよびトレッドの付着を実施する
   ための第２のタイヤ組立て位置に移送されることによっ
   てカーカスが形成され、第１のタイヤ組立て位置におい
   てカーカス上に、サイドウォールおよび楔状ショルダを
   、ともに連続した帯状形態で巻きつける工程を含むこと
   を特徴とするタイヤの製造方法。 ２、ブレーカの付着工程が、複数のブレーカをタイヤ組
   立て順次作業中に準備しかつブレーカを一列をなしたコ
   ンベヤ式切断機を介して自動的に給送することによって
   第２のタイヤ組立て位置において成型されたタイヤにブ
   レーカを順次に付着することを含む特許請求の範囲第１
   項記載のタイヤの組立て方法。 ３、プライで覆われた内側ライナにゴム帯材を付着する
   ことによって造られたカーカスバンドを形成するバンド
   組立装置と、タイヤにサイドウォール、楔状ショルダお
   よびビードを付着するための第１段階組立てドラムと、
   第１段階組立てドラムに前記バンドを移送する第１の移
   送装置と、タイヤをその最終未硬化形状に成型しかつタ
   イヤにブレーカとトレッドを付着するための第２段階組
   立てドラムと、タイヤを第１段階組立てドラムから第２
   段階組立てドラムに移送する第２の移送装置と、第２段
   階組立てドラムにトレッドを付着するためのトレッド付
   着装置と、第２段階組立てドラムにブレーカを順次に、
   自動的に付着するための１列をなして配設された処理装
   置とを含むことを特徴とするタイヤの組立装置。 ４、第２段階組立てドラムにブレーカを付着するための
   ブレーカ処理装置と、第２段階組立てドラムにトレッド
   を付着する装置と、第１段階組立てドラム上のタイヤ上
   にサイドウォールおよび楔状ショルダを交互に巻きつけ
   る工程を含む特許請求の範囲第３項記載のタイヤの組立
   て装置。 ５、タイヤ組立て工程において複数のブレーカを準備し
   、かつ前記ブレーカを、整列配置された処理装置を介し
   て自動的に給送することによって、第２のタイヤ組立て
   位置において成型されたタイヤに前記ブレーカを順次に
   付着する工程を含む特許請求の範囲第１項記載のタイヤ
   の製造方法。 ６、タイヤ組立て作業順序の終末段階において一定長さ
   のブレーカを所定位置に置く段階を含む特許請求の範囲
   第２項または第５項記載のタイヤの組立て方法。 ７、前記作業順序において一定長さの複数のブレーカを
   第２のタイヤ組立て位置に移送する段階を含む特許請求
   の範囲第６項記載のタイヤの組立て方法。 ８、連続する長さの材料から前記一定長さのブレーカを
   切断する段階を含む特許請求の範囲第７項記載のタイヤ
   の組立て方法。 ９、タイヤ組立て作業順序の終末段階において連続する
   長さのブレーカを供給する段階を含む特許請求の範囲第
   ８項記載のタイヤの組立て方法。 １０、前記ブレーカ供給装置が、ブレーカを第２段階組
   立てドラムにブレーカを自動的に付着するための単列コ
   ンベヤ式供給装置を含む特許請求の範囲第３項記載のタ
   イヤの組立て装置。 １１、タイヤ組立て作業順序の終末段階において、ブレ
   ーカを準備するための移送装置を含む特許請求の範囲第
   ４項または第１０項記載のタイヤの組立て装置。 １２、種々の材料と幅のブレーカを積み重ねる装置を含
   む特許請求の範囲第１１項記載のタイヤの組立て装置。 １３、タイヤ組立て作業順序の終末段階において、ブレ
   ーカを積み重ねる前記装置を配送する装置を含む特許請
   求の範囲第１２項記載のタイヤ組立て装置。 １４、タイヤ組立て作業順序の終末段階において、ブレ
   ーカを一定のブレーカ長さに積み重ねる前記装置から材
   料を供給する切断処理装置を含む特許請求の範囲第１３
   項記載のタイヤ組立て装置。 １５、カーカス組立て部門、ブレーカ部門、およびカー
   カス組立て部門およびブレーカ部門と機械的に機能する
   タイヤ組立て部門を含む大型タイヤの組立てシステムに
   おいて、 前記カーカス組立て部門が、固形状の表面 と、所望の輪郭をもつ１つの層を形成するために、前記
   固形状表面上にエラストマの帯状材を押出しかつ巻きつ
   ける少くとも１つの押出し装置と少くとも１つの帯状材
   付着装置と、エラストマ帯状材によって形成された層の
   上面を巻くためにエラストマバンドを供給し、１つのタ
   イヤ構成要素の形状をもつエラストマ帯状材をエラスト
   マバンド上に押出し装置および付着装置から押出しかつ
   付着するための処理装置とを含み、 前記タイヤ組立て部門が、円環状にカーカ スを膨張可能なタイヤ組立てドラムと前記ドラム上のカ
   ーカス上にトレッド材料を積層する装置と、カーカス組
   立て部門からカーカスを取り外しかつそれをタイヤ組立
   てドラム上に載置しかつタイヤ組立てドラム上でタイヤ
   カーカスを円環状に膨張する装置を含み、 前記ブレーカ部門が、種々の、所望の材料 および幅の一定長さのブレーカ材料に切断し、かつ所与
   のタイヤ上に終末段階において一定長さの材料をブレー
   カ束を形成するように順次に送る装置と、ブレーカをタ
   イヤ製造ドラム上のタイヤカーカスに搬送する装置と、
   ブレーカをタイヤカーカス上に順次に付着する装置を含
   むタイヤ組立てシステム。 １６、組立て部門の固形状表面が、タイヤプライとなる
   強化エラストマの円筒形バンドを最初に受承するドラム
   を含む特許請求の範囲第１５項記載のタイヤ組立てシス
   テム。 １７、エラストマ帯状材がゴム帯状層である特許請求の
   範囲第１５項記載のタイヤ組立てシステム。 １８、カーカス組立て部門が、帯状材を第２の押出し装
   置から受承しかつ楔状ショルダをタイヤカーカス上に帯
   状に積層する第２の帯状材付着装置をさらに含む特許請
   求の範囲第１５項記載のタイヤ組立てシステム。 １９、固形ドラムからエラストマバンドを受承する第２
   の組立てドラムを含み、該第２の組立てドラム上にタイ
   ヤ構成要素の形態をもつエラストマ帯状材が付着される
   特許請求の範囲第１６項記載のタイヤ組立てシステム。 ２０、固形ドラムからエラストマバンドを外しそれを第
   ２の組立てドラム上に載置することによって、エラスト
   マバンドを移送する装置を含む特許請求の範囲第１９項
   記載のタイヤの組立てシステム。 ２１、前記移送装置が、エラストマバンドを第２の組立
   てドラム上に載置するに先だって、エラストマバンドを
   膨張する拡張装置を含む特許請求の範囲第２０項記載の
   タイヤの組立てシステム。 ２２、ゴム帯状層上に巻きつける前に固形ドラムを内側
   プライで巻くために固形ドラムに内側プライを提供する
   装置をさらに含む特許請求の範囲第１８項記載のタイヤ
   の組立てシステム。 ２３、エラストマバンドの上面に重なりプライの形態の
   帯状材料を巻きつけるための前記第１の押出し装置およ
   び第１の帯状材付着装置の能力をさらに含む特許請求の
   範囲第１５項記載のタイヤの組立てシステム。 ２４、エラストマバンドを移送する装置がバンドを拡張
   装置から取りはずしかつこれを第２の組立てドラム上に
   載置するためのバンド引き嵌め装置を含む特許請求の範
   囲第２１項記載のタイヤ組立てシステム。 ２５、前記第１、および第２の押出し装置が、冷間給送
   式押出し装置である特許請求の範囲第１５項記載のタイ
   ヤの組立てシステム。 ２６、ブレーカ部門が、タイヤ組立てドラムに付着する
   前に順次に複数のブレーカをもって１つのブレーカ束を
   組立てる装置を含む特許請求の範囲第１５項記載のタイ
   ヤの組立てシステム。 ２７、ブレーカ束を組立てる前記装置が、個々のブレー
   カ素材をつくるために、補強材上にエラストマを押出す
   装置を含む特許請求の範囲第２６項記載のタイヤの組立
   てシステム。 ２８、タイヤカーカスに複数のブレーカを順次に付着す
   る前記装置が整列状態の処理装置を含む特許請求の範囲
   第１５項記載のタイヤの組立てシステム。