JPS6359304A - 平膜装置 - Google Patents

平膜装置

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JPS6359304A
JPS6359304A JP61200137A JP20013786A JPS6359304A JP S6359304 A JPS6359304 A JP S6359304A JP 61200137 A JP61200137 A JP 61200137A JP 20013786 A JP20013786 A JP 20013786A JP S6359304 A JPS6359304 A JP S6359304A
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end plate
filter plates
washing
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Takaya Tadokoro
田所 孝哉
Yasuhiko Ishii
保彦 石井
Keisuke Nakane
圭介 中根
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Kurita Water Industries Ltd
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Kurita Water Industries Ltd
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は限外濾過膜や逆浸透膜などの半透膜の濾膜を
張設した集液部と、上記が膜の表面の通液間隙を両面に
有する濾板を前後方向に複数枚重ねて前後の固定端板と
可動端板の間て一列に挟圧し、上記各濾板の対向した通
液間隙に、原液を濾膜に接触させて流すことにより原液
を濾膜を透過して集液部に得られるが液と、濾膜を透過
しない濃縮液とに分離する平膜装置に関する。
(従来の技術) この様な平膜装置は特公昭52−10113号公報で公
知である。
ところて、この様な平膜装こは廃水処理用、食品製造プ
ロセス用などに多用されて居り、廃水処理用の場合は週
に一度位の頻度で、又、食品製造プロセス用の場合は毎
日、積層状態の100枚前後の多数の濾板を一枚宛に分
離する開枠作業を行い、両方の端板、仕切板を含めて洗
浄を行わねばならない、又、洗浄後は再び積層状態に挟
圧する必要がある。
上記従来装置で濾板を一枚宛に分離するには固定端板と
可動端板の間に通したボルトに螺装され、上記端板間の
多数枚の濾板を挟圧状態に締付けている可動端板の背後
のナツトを弛めてボルトから外し、可動端板な固定端板
と対立した固定支持柱の方に向かって手作業で移動させ
、洗浄後は上記操作を逆に行わねばならず、それには多
大の労力と時間を要した。
そのため本出願人は特願昭61− 号(昭和61年8月
26日出願:発明の名称「平膜装置」)によって多数枚
の濾板を固定端板と協力して一列に重ねて挟圧する可動
端板を前後方向に移動させるための可動台と、上記各端
板とこれに隣接した濾板及び隣接した濾板の相互を夫々
一定の間隔を保って連結する連結装置とを備えた平膜装
置を提案した。
これにより上記先行装置では濾板の洗浄を行う際には可
動台で可動端板を後退させることにより濾板間に連結装
置で保たれた間隔が形成でき、この間隔によって前の組
の全濾板の洗浄、濾膜の張替え等の補修が行える。
洗浄が済んだら可動台を前進して戻すことにより全濾板
な可動端板で固定端板に押付け、両端板の間で挟圧する
ことができる。
(発明が解決しようとする問題点) この様に先行装置では多数枚の濾板を一枚宛に分離する
開栓作業と、開枠後に再び挟圧状態にすることを機械的
に行い、省力化することができるが、 100枚前後も
ある多数の濾板の全部を一枚宛に洗浄するのは手作−で
行わねばならず、非常に時間と手数がか\る。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明は、濾膜を張設し、原液を上記濾膜を透過
したか液と、濾膜を透過しない濃縮液とに分離する多数
枚の濾板と、上記濾板の全体な一列に重ねて挟圧する前
後の固定端板及び可動端板と、上記可動端板な前後方向
に移動させるための可動台と、上記各端板とこれに隣接
した濾板及び隣接した濾板の相互を夫々一定の間隔を保
って連結する連結装置とを備え、上記可動台で可動端板
を移動して濾板を挟圧したり濾板間に連結装置で保たれ
た間隔を形成する平膜装置において、前記連結装置で保
たれた濾板間の間隔に洗浄水を噴射するノズルを備えた
洗浄ヘッダを前後方向に移動可能な支持杆に支持したこ
とを特徴とする。
(作用) これにより本発明では可動台が可動端板な伴って後退し
、全濾板間に洗浄用の間隔が形成されたら、その位置に
沿っである洗浄ヘッダのノズルから洗浄水を噴射して濾
板を洗浄できる。
(実施例) ベッドl上で前後に対立する固定端板2と固定支持柱3
間に渡設された水平支持材4沿いに移動可能に一枚の可
動端板5と、多数枚の濾板6・・・を懸架し、固定端板
2と可!I1g板5の間で濾板の全部を一列に重ねて挟
圧し、平膜装置を構成する。
固定端板には給液ロアaと排液ロアbがあり、枦遇すべ
き原液は上記給液ロアaにポンプで圧入し、最終的に濾
過されなかった濃縮液は排液ロアbから排出される。給
液ロアaに圧入された原液は濾板相互の相対向した面に
ある濾膜に接触して上向流或いは下向流で流れ、その際
に濾膜を透過したか液は各濾板の回りにある抜出孔から
ベットl上の水槽8に滴下し、濾膜を透過しなかった濃
縮液は濾板相互間で一連に連なる開口を通じ前記排液ロ
アbに排出される0本発明にとって上記が液と濃縮液の
分離機構は直接関係ないので、その詳細は前述した従来
例や先行装置に割愛してこれ以上の説明を省略する。
さて、9は可動端板5とピストンユニット10で連結さ
れた可動台、11は可動端板と同方向に上記可動台9を
移動可能に支持する一対のレール、12)12は上記レ
ール11と平行で、前記可動台を貫通してこれとねじ係
合した可動台車移動用のねじ軸を示す。
上記レール11.11は固定端板2と固定支持柱3の左
右両脇に各端部な固定された相対向するコ形断面形状の
チャンネルで、各ねじ軸12はレールの前後各端部にあ
る軸受1:I、 13に支持されてチャンネル中を貫通
し、前記可動台9は左右の各端部上方に取付けた車輪1
4でレール11の上面から懸垂し、ナツト15を固定し
た左右の各端部はレールのチャンネル内に突入し、前記
各ねじ軸12はそのナツト15中を螺進する。
上記ねじ軸12.12を一体に回転駆動するため、固定
端板2の前面には減速機付きのモータ16と、モータで
駆動されるクラッチブレーキ17を搭載し、クラッチブ
レーキの出力軸に取付けたプーリ18と両ねじ軸12の
前端に取付けたプーリ19.19の間に無端のベルト2
0を三角形に張設しである。
前記可動台9はピストンユニット10のピストンを囲み
、可動端板に向かって突出する雄ねじ筒21を備え、そ
の外周にはハンドル22を螺装する。又、可動端板5は
可動台と対向した後面に車輪23゜23でレール11.
11の上面から懸吊する補助台24を固定し、この補助
台24は前記可動台の雄ねじ筒21を受入れる窪み25
を備え、ピストンユニットのピストン端は窪みの底に連
結してあり、窪みの回りの後端面は前記ハンドル22と
当接する。
又、第9図に示す様に可動端板5とこれに隣接した濾板
、相互に隣接した濾板同志及び固定端板とこれに隣接し
た濾板は夫々その間に所定の間隔を保つことができる連
結装置25、例えば図示のごときX形のたすき掛はリン
クで連結しである。連結は図示の様に上部と下部で行う
のが好ましい。
従って、濾板を固定、可動の両端板2,5間で積層状態
に挟圧するには、モータ16でクラッチブレーキ17、
ベルト伝導装fi18.19.20を介しねじ軸12.
12を一方向に回転駆動し、これとねじ係合した可動台
9をレールll沿いに固定端板に向かい前進させて可動
端板5、濾板6・・・を押し進める。
全部の板かはfM接状態になったらモータ16を停め、
ピストンユニットのピストンを伸長して可動端板5で全
部の濾板を固定端板に向かって押付け、所定の積層状態
に挟圧したら雄ねじ筒21の外周のハンドル22を手操
作で回し、可動端板の補助台24の後端面に当接させる
上述したピストンユニット10による抑圧の停止は、レ
ール11に近接スイッチやリミットスイッチ27を取付
け、可動端板の補助台24が上記スイッチを作動して自
動的に行うことができる。又、可動台9のねじ軸12に
よる前進の停止も可動台が作動する近接スイッチやリミ
ットスイッチで同様に行うこ、とがてきる。そして、ピ
ストンユニット10が可動端板と濾板を固定端板に向か
って押付ける際、可動台9は静止しているねじ軸12.
12とねじ係合しているため後退しない。尚、ハンドル
22を補助台24の後端面に当接させたのはピストンユ
ニット10への油圧回路に何等かの異常が発生し、ピス
トンユニットが後退しても挟圧状慝を維持するためであ
る。
こうして全濾板を端板2,5間で挟圧することにより対
向した濾板の通液間隙に濾膜に接触させて原液を流し、
濾膜を透過したか掖と、濾膜を透過しない濃縮液とに分
離する分離工程を行うことができる。
濾板を洗浄するため1枚宛に分離する開枠作業を行うに
は、ハンドル22を逆方向に回して雄ねじ部上で後退さ
せると共に、ピストンを後退させて濾板の挟圧を釈放し
、それからモータ16て今度はねじ軸12.12を逆方
向に回転駆動し、可動台9を可動端板5と同伴で支持柱
3に向かって後退させる。これにより、可動端板5が少
し後退するとこれに隣接した濾板が連結装ff126で
引張られて後退を始め、この濾板が可動端板とともに少
し後退するとこれに隣接した濾板が連結装置26で引張
られて後退を開始し、かくして可動端板な固定支持柱の
方に向かって移動させることにより濾板を所定の間隔を
保って移動させることができる。
濾板の全体ははゾ半分の数宛の前の組Aと後の組Bに区
分し、固定端板2には前の組Aの最後尾の濾板6aの後
退を阻止するストッパ28を設け、このストッパを解放
し、且つ上記濾板6aを後退させるための移動装ユ29
がある。
ストッパ28は一端が固定端板の左右各側面に枢着され
て少し斜め下向きに延びるバーで、先端下面に下向きの
切欠き30を備え、前記前の組Aの最後尾の濾板6aの
左右側面に設けた突起31を上記切欠き30で引掛ける
移動装置29は、この実施例では固定端板2の前面に軸
受で支持された軸32の左右両端に取付けたプーリ3コ
と、固定支持柱3の後面に軸受て支持された軸34の左
右両端に取付けたプーリ3石と、この両プーリ33.3
5間に張設した無端ベルト36と、上記ベルト36に取
付けられ、前記ストッパ28の先端部を持上げて切欠き
30を濾板6aの突起31から上に外すと共に、この突
起31の前面に当接する突片37とからなり、固定端板
の軸受に支持されたプーリ軸32は正逆転可能な減速機
付きモータ38で駆動される。
突片37は、この実施例ではベルト36の上側走行面に
取付けてあり、この上側走行面が垂れるのを防止するた
め固定端板と固定支持柱の間には上側走行面を上面で支
持する横梁3gが渡設しであるが。
勿論、突片37はベルトの下側走行面に取付けてもよい
尚、ストッパ28は切欠き30が濾板6aの突起31に
上から嵌合した状態よりも斜め下向きに傾くのを防止す
るため、固定端板2の各側面にはストッパ22の一端部
を受止める受止め部材40を設け、又、ストッパ28の
切欠き30よりも先の先端部下面には斜め上向きのカム
面41を設けて置く。
濾板な洗浄するため1枚宛に分離する開枠作業を行うに
は、ハンドル22を逆方向に回して雄ねじ部上で後退さ
せると共に、ピストンを後退させて濾板の挟圧を釈放し
、それからモータ16で今度はねじ軸12.12を逆方
向に回転駆動し、可動台9を可動端板5と同伴で支持柱
3に向かって後退させる。これにより、可動端板5が少
し後退するとこれに隣接した後の組Bの最後尾濾板が連
結装置26で引張られて後退を始め、この濾板が可動端
板とともに少し後退するとこれに隣接したその手前の後
の組Bの濾板が連結装置26で引張られて後退を開始す
る。この場合、前の組Aの最後尾の濾板6aはストッパ
で後退を阻止されているため可動端板を固定支持柱の方
に向かって後退させる。ことにより後の組Bの全濾板を
次々に移動させてその間に所定の間隔を保たせることが
できる。
こうして可動台9がレール11.11上を所定の位置ま
で後退し、後の組Bの全部の濾板間に洗浄用の間隔が形
成されたらモータ16を停めるが、これも可動台或いは
可動端板の補助台が作動するリミットスイッチや近接ス
イッチ42で自動的に行うことができる。前の組Aの全
濾板間に同様な洗浄用の間隔を形成するにはモータ38
てプーリ軸32を駆動してベルト36を循環動し、ベル
トに取付けた突片37を後退させる(第10図)。
これにより突片37は斜め下向きのストッパ28の下面
に摺接して後退しながらストッパを持ち上げ、切欠き3
0を濾板6aの突起31から上に解放し1次いで上記突
起31に当接する。濾板6aはストッパ28の切欠き3
0が突起31から外れたのでベルト36の循環動により
後退する突片37に押されて後退を開始し、成る程度後
退すると後の組Bの前端の濾板6bに当接してこれを後
に押し進めると共に、隣接する手前の濾板を連結装M2
6で引張って後退を開始させる。
従って後の組Bの相互の濾板が当接し合って後向きに押
し進められ、その最後尾の濾板が可動端板5に当接した
頃には前の組Aの濾板相互の間には洗浄用の間隔が保た
れる。必要ならば可動台で可gjJ端板を更に少し後退
させてもよい、尚、突片37が前の組の全濾板を開枠に
したらスイッチの作動でモータ38を自動停止させても
よい0前後巴組A、Bの全濾板を再び挟圧するには前述
した様に可動台9をレール11沿いに前進させればよい
が、その前にモータ38を逆転してベルト36で突片3
7をストッパ28の切欠き30よりも手前に戻す、前述
した様にストッパ28は受止部材40で止められて過度
に斜め下向きには傾けない、従って、突片37はストッ
パ28の先端下面のカム面41に摺接して前進すること
によりストッパを持ち上げ、その下を潜って手前に戻る
ことができる。
それから可動台9をレール11.11上で前進させ、可
動端板5で両組の濾板の全体を前進させ、且つ固定端板
2に押付けて挟圧することができる。このとき、前の組
の最後尾の濾板6aの突起31はストッパのカム而41
に摺接してストッパを突片37と同様に持ち上げ、切欠
き30の真下に来ると切欠きか降りて突起31を引掛け
、再び濾板6a、ひいては前の組Aの濾板の後退を阻止
する状態になる。
前述した可動台や補助台の前進位置、後退位置を決める
スイッチ27.42の取付位置はレール11沿いに移動
させて調節できる様にして置く。
又、連結装置26はたすき掛はリンクに限定されず一定
長さのチェノやローブ等でもよい。
又、各ねじ軸の前端を支持する固定端板側の軸受と可動
台の前面の間にはねじ軸を内包する伸縮回部な筒、例え
ば蛇腹筒43を連結し、洗浄水などがか\るのを防止す
るとよい。
以上、述べた図示の実施例の構成、作用は前述の先行装
置を踏襲したもので5本発明による新規な構成のノズル
44を多数取付けた洗浄ヘッダは45、これを支持して
前後方向に移動可撤な支持杆は46として図示した。
洗浄ヘッダを支持した支持杆はこの実施例では3本、1
本46aは濾板群の上方中央に沿って、他の2本46b
 、 46cは濾板群の左右側方下部に沿って設けてあ
り、その各前端は固定端板2或いはこれに取付けた部材
2′を貫通し、後端は固定支持柱3,3、或いはその上
端間に渡設した部材3′を貫通する。尚、各洗浄ヘッダ
44の管長は各組の全濾板間に間隔を保たせた開枠時の
前後方向の長さ程度あればよい。
この各支持杆46は個々に、或いは一緒に移動回部に連
結し1手繰作などで前述のごとく後の組Bの全濾板を開
枠したときは支持している洗浄ヘッダがそれに沿う様に
後退させ、又、前の組Aの全濾板を開枠したときは洗浄
ヘッダがこれに沿う様に前進させてもよいが、この実施
例ではそのようになる様に移動装置29か前進したとき
は後退し、後退したときは前進する様に連動させである
このため移動装置の後のプーリ35の軸34には夫々支
持杆46a 、 46b 、 45cの操作用のシーブ
47a。
47b、47cを固定し、上方の支持杆46aのために
は固定端板2と、固定支持柱の上端間の部材3′との間
に渡設した中央梁にシーブ48a、左右の支持杆46b
 、 46cのためには左右のレール11.11に夫々
シーブ48b 、 48cを軸着し、シーブ47aと4
8aの間、47aと48bの間、47cと48cの間に
は軸向シーブ49を経由して無端のワイヤ5oを夫々張
設し、各ワイヤ50と支持杆41ia 、 46b 、
 46cを夫々連結具51て夫々連結し、モータ38が
プーリ33で移動装置のベルト36を前進方向或いは後
退方向に駆動するときのプーリ34の従動回転で、各ワ
イヤも循環動し、モータ38がベルトを後退させるとき
は各ワイヤは各支持杆を前進させ、ベルトを前進させる
ときは逆に支持杆を後退させる。勿論、各ワイヤが支持
杆を進退させる量は、支持杆が後退して停止したときは
洗浄ヘッダは後の組の開枠した全濾板に沿い、前進して
停止したときは前の組の開枠した全濾板に沿う様に適切
に定める。
これにより、各洗浄ヘッダの後端のソケットに洗浄水の
供給ホースを接続して置き、常時は支持杆を後退位舒に
保ち、前述の様に可動台の後退で後の組の全濾板を開枠
したときに各洗浄ヘッダに洗浄水を供給し、ノズル44
・・・から噴出させて後の組の全濾板を洗浄することが
できる。尚、洗浄水の供給系に電磁開閉弁を設け、前述
の可動台9の後退を停止させるスイッチ42の作動で上
記電磁開閉弁を開にすることにより洗浄の開始を自動的
に行わせることもてきる。
次にベルト35の突片37が後退し、前の組の全濾板を
開枠するのに連動して支持杆は前進し、開枠したときに
は洗浄ヘッダは前の組の濾板に沿う。
従って、洗浄ヘッダのノズル44・−・から再び洗浄水
を噴出させて今度は前の組の全濾板の洗浄を行うことが
てきる。この洗浄の開始も、ベルト35を後退させるた
めのモータ38を停止するスイッチで自動的に行わせる
ことができる。
そして、ベルト36を前進させて突片37を元に戻すの
に連動して支持杆は後退し、洗浄ヘッダは後の組の開枠
した濾板を洗浄する位置に戻る。
更に洗炸時はモータ38を僅かの回転1例えば回転毎に
正転と逆転とを繰返す様にする。これによりベルト36
及びこれと連動するワイヤ52も僅かに前後動してノズ
ル44を有する洗浄ヘッダを僅かに前後動させ、このノ
ズルの前後動は後述の各ヘッダの往復揺動と相まつて洗
浄効果を高めることができる。
この実施例では洗浄ヘッダの使用本数を少なくし、それ
でいて充分に洗浄が行える様に各洗浄ヘッダは洗浄中、
支持杆の軸心な中心に所定角度往復揺動できる様にしで
ある。
このため固定端板2及び部材2′の前面には各支持杆4
[ia 、 46b 、 46cが貫通する位置に揺動
角調節器52を取付けである。
揺動角調節器52は端板2や部材2′に固定される筒形
の支持台53と、この支持台53に一端な回動可能に支
持された揺動片54を有し、各支持杆は揺動片54の一
端の回動中心に設けられた内周に楔55を有する中心孔
を貫通する。従って、各支持杆には前端から前後方向に
移動するストローク量の長さで上記楔55に摺動可能に
係合するキー溝46′を形成して置く、勿論、中心孔を
円以外の形状、例えば多角形にし、支持杆もこれに対応
した多角形断面形状にしても同効である。
揺動片54の他端部にはスライド56が摺動する長手方
向の長孔54′と、このスライド56中を貫通してねじ
係合した調節ねじ57を有し、スライド56はとン58
を備えている。
そして、固定端板2の前面には、この実施例では左右ど
ちらの一側上端に減速機付きのモータ59を据え1例え
ば支持杆46bが貫通する揺動調節器の     ゛ス
ライドのピン58を上下方向のリンク60でモータ59
の軸に取付けた回転盤61に偏心して連結する。
又、モータ59と対応した固定端板の他側上端には扇形
角90@のベルクランク形中継片62を枢着し、その一
端を横方向のリンク63で上記回転fi61に同様に偏
心して連結すると共に、中継片62の他端と支持杆46
cが貫通する揺動角調節器のスライドのピン58を上下
方向のリンク64で連結する。上述した横方向のリンク
63は固定端板のはソ上縁に沿うので、その中間部には
溝形片65を上下方向に取付けて支持杆46aが貫通す
る揺動角調節器のスライドのピン58を受入れる。
前述したリンク60.63.64、中継片62はモータ
59の回転で一体に揺動させられるリンケージを構成し
、これによってモータ59を回転駆動すると支持杆41
ib 、 46cが貫通する揺動角7J4節器の各揺動
片54はリンク60.64で、支持杆46aが貫通する
揺動角調節器の揺動片はリンク6コに取付けた溝形片δ
5で夫々支持台53を中心に往復揺動し、揺動片の中心
孔の41155に摺動可能に係合した各支持杆もこれに
伴って往復揺動する。この揺動角は、張設ねじ57を回
し、スライド56の位置な揺動片の回動中心から離す程
大になるので、夫々の揺動調節器で適当に定めればよい
そして、各支持杆は揺動片の中心孔の楔に摺動可を距に
係合しているので支障なく進退して前の組や後の組の開
枠した濾板に洗浄ヘッダを沿わせることができ、どちら
の組の濾板を洗浄する際にも揺動する。又、モータ59
を、前述の可動台の後退を停止するスイッチ42や、ベ
ルト36の後退を停止するスイッチで駆動させる様にす
れば洗浄の際の揺動の開始も自動的に行うことができる
のであワて、この実施例では後の組Bの濾板の開栓、揺
動しながら洗浄ヘッダ45が開枠した後の組の濾板に洗
浄水を噴射する洗浄の開始と停止、次の前の組Aの濾板
の開枠、開枠した前の組の濾板への揺動しながらの洗浄
ヘッダの前進と洗浄の開始と停止、ベルト36の前進と
停止1両組の濾板の挟圧からなる一連の作業工程はシー
ケンサ−によりマイクロコンピュータで制御して全自動
て行える様にしである。
又、この実施例では全体の濾板をはゾ半数宛の前後の二
組AとBに区分したが三組成いはそれ以上の数の、濾板
の枚数がはソ等しい組に区分してもよく、そのときは固
定端板に長さが異なるストッパの各一端を枢着し、夫々
のストッパの切欠きを最後の組を除き、夫々の組の最後
尾の濾板の突起に引掛け、一つの移動装置、つまりベル
ト36と突片37て各ストッパを操作し、繰返しながら
濾板の組を夫々後退させることができる。そして、この
様に組数を多くする程、装置全体の前後方向の長さを短
縮できると共に洗浄ヘッダの管長も短くできる。
(発明の効果) 本発明によれば開枠のための可動端板の後退、濾板をy
i層状態に挟圧するための可動端板の前進及び押圧を機
械的に行う以外に、洗浄までも機械的に行い、作業の所
要時間の短縮と省力化を図れると共に、前後方向の長さ
が短い平膜装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の平膜装置により濾板の一組を開枠して
洗浄している状態の概略側面図、第2図は同じく濾板の
他の一組を開枠して洗浄している状態の概略側面図、第
3図は本発明の平膜装置の一実施例の全体の側面図、第
4図は第1図を左から見た正面図、第5図は要部の拡大
側面図、第6図は第5図の左から見た正面図、第7図は
第5図を右から見た正面図、第8図は第6図の虐−XI
線で断面にした第5区の平面図、第9図は後の組の濾板
を開枠した状態の側面図、第10図は前の組の濾板の開
栓を開始した状態の側面図、第11図は濾板と、ストッ
パと移動装置を示す正面図、第12図は揺動角調節器の
正面図、第13図は第6図の虐−1線での拡大断面図で
1図中、2は固定端板、5は可動端板、6は濾板、9は
可動台、26は連結装置、28はストッパ、29は移動
装に、44はノズル、45は洗浄ヘッダ、 46a 、
 46b 。 46cは支持杆を示す。 特許出願人      栗田工業株式会社第1図 第2図 ムR 第7図 第11図 ■−一 第72図 第13図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)濾膜を張設し、原液を上記濾膜を透過した濾液と
    、濾膜を透過しない濃縮液とに分離する多数枚の濾板と
    、上記濾板の全体を一列に重ねて挟圧する前後の固定端
    板及び可動端板と、上記可動端板を前後方向に移動させ
    るための可動台と、上記各端板とこれに隣接した濾板及
    び隣接した濾板の相互を夫々一定の間隔を保って連結す
    る連結装置とを備え、上記可動台で可動端板を移動して
    濾板を挟圧したり濾板間に連結装置で保たれた間隔を形
    成する平膜装置において、 前記連結装置で保たれた濾板間の間隔に洗浄水を噴射す
    るノズルを備えた洗浄ヘッダを前後方向に移動可能な支
    持杆に支持したことを特徴とする平膜装置。
  2. (2)特許請求の範囲(1)に記載の平膜装置において
    、洗浄ヘッダは濾板群の上方と、左右の側方に沿って夫
    々配置されている平膜装置。
  3. (3)特許請求の範囲(1)又は(2)に記載の平膜装
    置において、洗浄ヘッダは支持杆の軸心を中心に所定角
    度往復揺動する平膜装置。
JP61200137A 1986-08-28 1986-08-28 平膜装置 Granted JPS6359304A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03254823A (ja) * 1990-03-02 1991-11-13 Aqua Renaissance Gijutsu Kenkyu Kumiai 平膜型分離装置
JPH052705U (ja) * 1991-06-28 1993-01-19 石垣機工株式会社 フイルタープレスにおけるろ板シール面の洗浄装置
JPH05253452A (ja) * 1992-03-10 1993-10-05 Ishigaki Mech Ind Co 平膜状のろ材を用いたろ過装置

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