JPS6358913A - 筒型コンデンサの製造方法 - Google Patents

筒型コンデンサの製造方法

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JPS6358913A
JPS6358913A JP20427286A JP20427286A JPS6358913A JP S6358913 A JPS6358913 A JP S6358913A JP 20427286 A JP20427286 A JP 20427286A JP 20427286 A JP20427286 A JP 20427286A JP S6358913 A JPS6358913 A JP S6358913A
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JP
Japan
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porcelain
coating film
pressure
metal coating
metal paste
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若野 尚宏
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産呈上■五里圀互 本発明は筒型コンデンサの製造方法、特にその外面電極
形成方法に関する。
狂米少弦王 従来の一般的な筒型コンデンサは、第2図に示すように
、筒型形状の磁器素体aの内面と外面に夫々内面電極す
と外面電極Cを形成することによって、双方の電極す、
cの対向する部分で容量をとるように構成したものであ
り、図示のごとく、この外面電極Cは磁器素体aの一端
面まで延設されることが多く、また内部電極すは引出電
極部dを形成するために磁器素体aの他端面から外面ま
で延設されるのが普通である。
このような筒型コンデンサにおいて外面型ti cの形
成は、Ag、へg−Pd系等の金属ペーストを付着させ
た回転ピンを磁器素体a内面に挿入して、内面電極用金
属塗膜を形成して後、第3図に示す如く、金属ペースト
eを付着させた転写ローラgによって、上記磁器素体a
外面に金属僧膜りを形成し、乾燥、焼付けにより行うの
が一般的な手法である。
尚、この時に内面電極すの引出電極部dに相当する部分
にも金属ペーストeが塗布され、金属塗膜iを形成する
。このようにして金属ペーストeが磁器素体aの両端面
までまわりこんで両端面にも金属ペーストeの塗膜が形
成されるのである。
また転写ローラgを用いずに、例えば筆塗りしたり、ヘ
ラ塗りする場合もある。
Bが解決しようとする問題点 しかるに上記のような外面電極用金属塗膜の形成方法で
は次の如き問題点がある。即ち、■転写ローラgを用い
て金属ペーストeを磁器素体外面に塗布する場合、転写
ローラgの金属ペースト付着量にバラツキがあると、磁
器素体a外面の金属塗膜り、iの厚みが不均一になった
り、該金属塗膜り、>に掠れが生じたり、さらに金属塗
膜り、iの端縁が、第3図の一点鎖線で示すように、波
打ったりすることが多く、所定の面積と厚みを有する外
面電極を形成することが困難である。
■前記のように転写ローラgを用いて金属ペーストeを
磁器素体a外面に塗布する場合は、転写ローラgへの金
属ペースト付着量が変動しないように絶えず転写ローラ
gのチェックを行うと共に、かなり穎繁に転写ローラg
を止めて掃除を行うことが必要となり、これらの調整作
業に手間がかかるため、稼動率の低下を来す。
■転写ローラgによる金属ペースト塗布方法では、−度
に多数の磁器素体a外面に金属ペーストeを塗布すると
いうマルチ処理が著しく困難で、製造効率の向上が期待
できない。
■転写ローラgによる金属ペースト塗布方式では、磁器
素体が円筒型以外の角筒型への適用が困難である。
■筆塗りやヘラ塗りによる金属ペースト塗布方式では、
到底量産化は望めない。
等の問題点があった。
本発明は従来のこのような問題点を解決して、品質を向
上させると共に量産性に冨んだ筒型コンデンサの製造方
法を提供することを目的とする。
間 点を解゛するための手 上記目的を達成するために本発明の製造方法は、両端開
口状に形成された筒型磁器素体の一端開口を封止した状
態で該磁器素体の他端を金属ペーストの浴面に接するよ
うに配置し、上記磁器素体の外部気圧をその内部気圧よ
り低圧とし、次いで該磁器素体を金属ペーストの浴中に
浸漬することによって、上記磁器素体の外面に外面電極
用金属塗膜を形成することを要旨としている。
作    用 上記製造方法によれば磁器素体の一端開口を封鎖した状
態で該磁器素体の他端を金属ペーストの浴面に接するよ
うに配置し、磁器素体外部の気圧を内部の気圧より低圧
としてから該磁器素体を金属ペーストの浴中に浸漬する
と、磁器素体内部の気圧が高いため、金属ペーストの磁
器素体内部への侵入が阻止される。従って、該磁器素体
内面には金属塗膜が形成されることなく、該磁器素体の
一端面と外面のみに金属ペーストが付着して金属塗膜を
形成することができる。尚、磁器素体外面の金属ペース
ト付着面積は該磁器素体の金属ペーストの浴中への浸漬
深さによって定まることになる。
スー」L−糎 以下、実施例を挙げて本発明を詳述する。
第1図(イ)〜(ホ)は本発明製造方法の一実施例(外
面電極形成方法)を順次説明する説明図であって、同図
(イ)は両端開口状に形成された筒型磁器素体1を示す
該磁器素体体1を同図(ロ)に示すようにその一端の開
口部1bを下方に向けた状態で保持板2に保持し、圧力
調整自在な処理層3内に設けられたAg、 Ag−Pd
系等の金属ペースト4の浴上に配置する。保持板2に保
持される磁器素体lの個数は、実際には数百から数十個
であるが、この図では理解を容易にするため一個だけを
示した。
次いで、第1図(ハ)に示すように、該磁器素体1の上
記開口部1bを金属ペースト4の浴面に接するように配
置する。そして、処理槽3内を真空ポンプ(不図示)等
により脱気して所定の圧力となるまで減圧し、磁器素体
1外部の気圧を磁器素体1内部の気圧よりも低圧とする
次いで、この気圧差を与えた状態のまま第1図(ニ)に
示すように磁器素体1を金属ペースト4の浴中に浸漬す
る。この浸漬の深さは、必要な外面電極の寸法に合わせ
て決定すればよい。このように気圧差を与えて浸漬する
と、磁器素体1内部の気圧が高いため、金属ペースト4
の磁器素体1内部への侵入が阻止され、磁器素体1の一
端面と外面のみに金属ペースト4が付着する。従って、
第1図(ホ)に示すように磁器素体1を金属ペースト4
の浴中から引き上げると、磁器素体1の外面から一端面
にかけて金属ペーストが付着し、金属塗膜5が形成され
る。
このようにして形成された外面電極用金属塗膜5は、金
属ペースト4が磁器素体1外面の浸漬部分全周にわたっ
て偏りなく充分に付着するので、掠れを生じることはな
く、膜厚もほぼ一定となる。
しかも、該金属塗膜5の面積は浸漬する深さによって定
まるので常に一定しており、かつ、上端縁が凹凸に波打
つこともないので、内面電極すの引出電極部dとの間に
明瞭なりリランスを形成することができる(第2図参照
)。
また、図示は省略するが内面電極用金属塗膜は回転ピン
等任意の方法でもって形成される。
上述の如くして、磁器素体1の内外面に所定の金属塗膜
5が形成されると、次いで乾燥焼付けを行い筒型コンデ
ンサの製造が完了する。製造された筒型コンデンサは第
2図に示す通りである。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものでないこ
とはいうまでもない。例えば、第1図(ロ)の状態にお
いて、コンプレフサ−(不図示)等を利用して処理槽3
内に空気を送り込んで加圧し、浴面に接するように上記
磁器素体1を配置して後、上記処理槽3内の空気を放出
して大気圧に戻しても、磁器素体1の内部と外部で気圧
差が生じ、本発明の目的を達成することができる。
尚、この場合の加圧の程度は磁器素体1を金属ペースト
4の浴中に浸漬したとき金属ペースト4が磁器素体内部
に侵入しない程度であればよく、具体的には、大気圧よ
りも100mHg程度高圧となるように加圧するのが好
ましい。
光里二盈米 以上詳述したように、本発明の筒型コンデンサの製造方
法によれば、外面電極用金属塗膜に掠れを生じたり、該
金属塗膜の端縁が凹凸に波打ったりすることがなく、該
金属塗膜の面積、形状、寸法等が常に一定しているので
、金属塗膜によって形成される外面電極の面積等のバラ
ツキによる容量不良品や、外面電極と内面電極の引出電
極部との短絡による不良品等が殆ど発生しなくなり、生
産歩留まりが10〜20%程度向上する。
また、従来のように転写ローラを使用しないので、その
チェックや清掃を行うことも全く不要となり、稼動率が
大幅に向上する。
更に、浸漬法を採用しているため、円筒型の磁器素体に
限らず、角筒型の磁器素体でもムラのない均一な厚みを
有する金属塗膜を形成することができる。
その上、本発明の製造方法によれば、−度に数百ないし
数十個の磁器素体に金属塗膜を形成するマルチ処理が可
能となるので、生産性が従来の数十倍ないし数百倍と飛
躍的に向上するといった顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)〜(ホ)は本発明の一実施例に係る筒型コ
ンデンサの製造方法を順次説明する説明図、第2図は筒
型コンデンサの断面図、第3図は従来の製造方法の一例
を説明する要部断面図である。 1・・・磁器素体、4・・・金属ペースト、5・・・金
属塗膜。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両端開口状に形成された筒型磁器素体の一端開口
    を封止した状態で該磁器素体の他端を金属ペーストの浴
    面に接するように配置し、上記磁器素体外部の気圧をそ
    の内部気圧より低圧とし、次いで該磁器素体を金属ペー
    ストの浴中に浸漬することによって、上記磁器素体の外
    面に外面電極用金属塗膜を形成することを特徴とする筒
    型コンデンサの製造方法。
  2. (2)上記磁器素体外部の気圧を大気圧とし、上記磁器
    素体内部の気圧を大気圧より高圧として上記金属塗膜を
    形成することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載の筒型コンデンサの製造方法。
  3. (3)上記磁器素体内部の気圧を大気圧とし、上記磁器
    素体外部の気圧を大気圧より低圧として上記金属塗膜を
    形成することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載の筒型コンデンサの製造方法。
JP20427286A 1986-08-29 1986-08-29 筒型コンデンサの製造方法 Granted JPS6358913A (ja)

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JP20427286A JPS6358913A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 筒型コンデンサの製造方法

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JP20427286A JPS6358913A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 筒型コンデンサの製造方法

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JPS6358913A true JPS6358913A (ja) 1988-03-14
JPH058847B2 JPH058847B2 (ja) 1993-02-03

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0499289A (ja) * 1990-08-08 1992-03-31 Sumitomo Metal Ind Ltd エッチング方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747856A (en) * 1980-09-02 1982-03-18 Tdk Corp Method of forming conductive layer on hollow cylindrical object

Patent Citations (1)

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