JPS635844B2 - - Google Patents

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JPS635844B2
JPS635844B2 JP12257683A JP12257683A JPS635844B2 JP S635844 B2 JPS635844 B2 JP S635844B2 JP 12257683 A JP12257683 A JP 12257683A JP 12257683 A JP12257683 A JP 12257683A JP S635844 B2 JPS635844 B2 JP S635844B2
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JP
Japan
Prior art keywords
rectangular
drive motor
speed
wire
conductor
Prior art date
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Expired
Application number
JP12257683A
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English (en)
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JPS6014712A (ja
Inventor
Juji Kajikawa
Satoshi Tanoi
Hiroshi Watanabe
Hiroshi Takeda
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6014712A publication Critical patent/JPS6014712A/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な平角エナメル線の製造方法に関
するものである。更に詳述すれば本発明は丸導線
を平角圧延して平角導線とした後、その平角導線
の上にエナメル塗料を塗布焼付して平角エナメル
線とする一工程作業の平角エナメル線の製造方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
電線、ケーブル用導線は丸導線と平角導線とに
大別され、それぞれ多種多様なサイズが生産され
ている。
これらのうち丸導線は導線生産量の大半を占め
ており、大半のサイズは定常的に生産もしくは在
庫されている。
これに対して平角導線は生産量が少いため、大
半のサイズを定常的に生産もしくは在庫すること
は困難である。
このため平角導線は適当な対応丸導線を平角圧
延して平角導線とするのが通例である。従つて平
角エナメル線の製造は、丸導線を平角導線に圧延
する平角導線圧延工程と、その平角導線を連続的
に焼鈍しながらその導線上にエナメル塗料を塗布
焼付けするエナメル塗装工程との二工程から成つ
ている。
さて、平角エナメル線の需要分野は大型変圧
器、大型発電機、大型モーター等である。しかし
最近では平角エナメル線が超小型モーターや超小
型電子機器のマグネツトワイヤとしても用いられ
るようになつてきている。
このような情勢に対応して平角エナメル線を安
価に製造する方法の開発が課題となつている。平
角エナメル線を安価に製造する方法として最も注
目されている方法は、丸導線を平角圧延して平角
導線とする工程と、得られた平角導線を焼鈍、エ
ナメル塗装する工程とを一工程化したいわゆる一
工程による平角エナメル線の製造方法である。
しかしながら一工程による平角エナメル線の製
造方法では丸導線の送り出し速度と平角圧延して
得られた平角導線の移動速度とが異なるため円滑
なる一工程作業が困難であつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はかかる観点に立つて為されたものであ
つて、その目的とするところは、前記した従来技
術の欠点を解消し、丸導線の送り出し速度と平角
圧延した平角導線の移動速度とを同調制御するこ
とが出来る平角エナメル線の製造方法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の平角エナメル線の製造方法の要旨とす
るところは、丸導線の送り出し速度を送り出しキ
ヤプスタンと平角圧延ロールとの間に設置してあ
る丸導線張力調整用ダンサープーリーの変位量が
ゼロとなるように演算、制御させると共に、平角
導線の移動速度を平角圧延ロールと焼鈍炉との間
に設置してある平角導線張力調整用ダンサープー
リーの変位量がゼロとなるように演算、制御する
ことにより、丸導線の送り出し速度と平角導線の
移動速度とを同調制御することにある。
即ち、本発明の平角エナメル線の製造方法の要
旨とするところは、丸導線張力調整用ダンサープ
ーリーの変位量を丸導線張力調整用ダンサープー
リー変位検出器により検出し、その検出した変位
量を送り出しキヤプスタン駆動モーター速度演算
回路に投入して前記キヤプスタン駆動モーターの
適正速度を演算させ、更に演算された適正速度を
キヤプスタン駆動モーター速度制御回路に投入し
てキヤプスタン駆動モーターの速度を制御させる
と共に、平角導線張力調整用ダンサープーリーの
変位量を平角導線張力調整用ダンサープーリー変
位検出器で検出し、その検出した変位量を平角圧
延ロール駆動モーター速度演算回路に投入して平
角圧延ロール駆動モーターの適正速度を演算さ
せ、その演算された適正速度を平角圧延駆動モー
ター制御回路に投入して平角圧延ロール駆動モー
ターの速度を制御することを特徴とする平角エナ
メル線の製造方法にある。
〔作 用〕
本発明の平角エナメル線の製造方法は、丸導線
の送り出し速度の乱れを送り出しキヤプスタンと
平角圧延ロールとの間に設置してある丸導線張力
調整用ダンサープーリーの変位量により検出、制
御させると共に、平角導線の移動速度の乱れを平
角圧延ロールと焼鈍炉との間に設置してある平角
導線張力調整用ダンサープーリーの変位量により
検出、制御させ、その結果これらの制御が相乗的
に作用して、丸導線の送り出し速度と平角導線の
移動速度とを効果的に同調制御することができ
る。
〔実施例〕
次に、本発明の平角エナメル線の製造方法の一
実施例を図面により説明する。
第1図は本発明の平角エナメル線の製造方法の
一実施例を示した概略説明図である。
まず、第1図により本発明の平角エナメル線の
製造方法の概略について説明する。
第1図において、丸導線2は送り出し装置1よ
り送り出されたガイドプーリー3を介して送り出
しキヤプスタン20により送り出される。この送
り出しキヤプスタン20はキヤプスタン駆動モー
ター21により駆動される。
そして送り出された丸導線2は丸導線張力調整
用ダンサープーリー22を経て平角圧延ロール4
に送り込まれ、ここで平角圧延されて平角導線6
となる。ここで得られた平角導線6は平角導線張
力調整用ダンサープーリー26を経て焼鈍炉7を
通過させることにより焼鈍平角導線6とする。
次に、得られた焼鈍平角導線6をエナメル塗料
塗布装置8とエナメル焼付炉9とを繰り返し通過
させることによりエナメル塗料を塗布、焼付け、
平角エナメル線10とし、最後にその得られた平
角エナメル線10を引取キヤプスタン11を介し
て巻取装置12に巻取るようになつている。
次に、キヤプスタン駆動モーター21と平角圧
延ロール駆動モーター5の速度制御について説明
する。
最初に、キヤプスタン駆動モーター21の速度
制御について説明する。
キヤプスタン駆動モーター21の制御は、ま
ず、丸導線張力調整用ダンサープーリー23の変
位量を丸導線張力調整ダンサープーリー変位検出
器23により検出し、その求めた変位量を送り出
しキヤプスタン駆動モーター速度演算回路24に
投入して送り出しキヤプスタン駆動モーターの適
正速度を演算し、最後にその演算結果をキヤプス
タン駆動モーター速度制御回路25に投入してキ
ヤプスタン駆動モーター21の速度を制御する。
次に、平角圧延ロール駆動モーター5の速度制
御について説明する。
平角圧延ロール駆動モーター5の速度制御は、
まず、平角導線張力調整用ダンサープーリー26
の変位量を平角導線張力調整用ダンサープーリー
変位検出器27で検出し、次に求めた変位量を平
角圧延ロール駆動モーター速度演算回路28に投
入して平角圧延ロール駆動モーター5の適正速度
を演算し、最後にその適正速度を平角圧延駆動モ
ーター制御回路29に投入して平角圧延ロール駆
動モーター5の速度を制御する。
次に、第2図〜第5図により丸導線2の送り出
し速度と平角圧延後の平角導線6の移動速度との
同調制御原理について説明する。
最初に、第2図および第3図により平角圧延ロ
ール駆動モーター5の速度制御原理について説明
する。
第2図は平角圧延直後の平角導線6の移動速度
V3が平角導線張力調整用ダンサープーリー26
通過後の平角導線6の移動速度V4より大きい場
合、即ちV3>V4の場合における平角圧延ロール
駆動モーター5の速度制御原理を示したものであ
る。第2図において、平角導線の移動速度はV3
>V4であり、このとき平角導線張力調整用ダン
サープーリー26は上部ガイドプーリーに対して
離れるように作動する。そこでその変位量△l1
平角導線張力調整用ダンサープーリー変位検出器
27で検出し、求めた変位量△l1を平角圧延ロー
ル駆動モーター速度演算回路28に投入して変位
量△l1が0となるように平角圧延ロール駆動モー
ター速度を演算し、その演算結果を平角圧延ロー
ルモーター速度制御回路29に入力させて平角圧
延ロールモーター5の速度を減速する。これらの
操作により平角導体6の移動速度V3とV4が同調
することが出来る。
次に、第3図により平角圧延直後の平角導線6
の移動速度V3が平角導線張力調整用ダンサープ
ーリー26通過後の平角導線6の移動速度V4
り小さい場合、即ちV3<V4の場合における平角
圧延ロールモーター5の速度制御原理について説
明する。
第3図において、平角導線の移動速度はV3
V4で、このとき平角導線張力調整ダンサープー
リー26は上部プーリーに対して近ずく様に作動
する。そこでその変位量△l2を平角導線張力調整
用ダンサープーリー変位検出器27で検出し、そ
の求めた変位量△l2を平角圧延ロール駆動モータ
ー速度演算回路28に投入して変位量△l2が0と
なるように平角圧延ロール駆動モーター速度を演
算させ、その演算結果を平角圧延ロールモーター
速度制御回路29に投入させて平角圧延ロールモ
ーター5の速度を増速させる。これらの操作によ
り平角導体6の移動速度V3とV4とは効果的に同
調する。
さて、平角圧延駆動モーター5の速度を制御し
た場合、当然ながら平角圧延前の丸導体2の送り
出し速度V1およびV2が変動する。
そこで第4図および第5図により平角圧延前の
丸導体2の送り出し速度V1およびV2の制御原理
について説明する。
まず、第4図により平角導線張力調整ダンサー
プーリー26を通過した平角導体6の送り出し
V3が、平角圧延直後の平角導体6の移動速度V3
より遅い場合、即ちV3<V4のときの丸導線2の
送り出し速度V1およびV2の速度制御原理図につ
いて説明する。
第4図の場合、各速度の関係はV1>V2=V3
V4となり、丸導線張力調整用ダンサープーリー
22は上部プーリーに対して離れるように作動す
る。そこでその変位量△l3を丸導線張力調整用ダ
ンサープーリー変位検出器23により検出し、そ
の求めた変位量△l3をキヤプスタン駆動モーター
速度演算回路24に投入して変位量△l3が0とな
るようにキヤスタン駆動モーター速度を演算し、
その演算結果をキヤプスタン駆動モーター速度制
御回路25に入力させてキヤプスタン駆動モータ
ー21を減速する。これらの操作により丸導体2
の送り出し速度V1,V2と平角圧延直後の平角導
線6の移動速度V3とを効果的に同調することが
出来る。
次に、第5図により平角導線張力調整ダンサー
プーリー26を通過した平角導体6の移動速度
V4が、平角圧延直後の平角導体6の移動速度V3
より遅い場合、即ちV3>V4のときの丸導線2の
送り出し速度V1およびV2の速度制御原理図につ
いて説明する。
第5図において、各速度の関係はV1<V2=V3
>V4となり、丸導線張力調整用ダンサープーリ
ー22は上部プーリーに近ずくように動作する。
そこでその変位量△l4を丸導線張力調整用ダンサ
ープーリー変位検出器23で検出し、求めた変位
量△l4をキヤプスタン駆動モーター速度演算回路
24に投入して変位量△l4が0となるようにキヤ
プスタン駆動モーター速度を演算させ、その演算
結果をキヤプスタン駆動モーター速度制御回路2
5に入力させてキヤプスタン駆動モーター21を
増速する。これらの操作により丸導体2の送り出
し速度V1、V2と平角圧延直後の平角導線6の移
動速度V3とを効果的に同調することが出来る。
〔発明の効果〕
本発明の平角エナメル線の製造方法によれば、
丸導体の送り出し速度と平角圧延後の平角導線の
移動速度とを効果的に同調制御でき、その結果一
工程作業により丸導体を用いて平角エナメル線を
安定的に生産できるものであり、工業上有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の平角エナメル線の製造方法の
一実施例を示した概略説明図、第2図は丸導線2
を平角圧延した直後の平角導線6の移動速度V3
が平角導線張力調整用ダンサープーリー26通過
後の平角導線6の移動速度V4より早い場合にお
ける平角圧延ロール駆動モーター5の速度制御原
理を説明するための概略説明図、第3図は平角導
線張力調整用ダンサープーリー26通過後の平角
導線6の移動速度V4が平角圧延直後の平角導線
6の移動速度V3より早い場合における平角圧延
ロール駆動モーター5の速度制御原理を説明する
ための概略説明図、第4図は平角導線張力調整用
ダンサープーリー26通過後の平角導線6の移動
速度V4が平角圧延直後の平角導線6の移動速度
V3より早い場合における送り出しキヤプスタン
駆動モーター21の速度制御原理を説明するため
の概略説明図、第5図は平角導線張力調整用ダン
サープーリー26通過後の平角導線6の移動速度
V4が平角圧延直後の平角導線6の移動速度V3
り早い場合における送り出しキヤプスタン駆動モ
ーター21の速度制御原理を説明するための概略
説明図である。 1:送り出し装置、2:丸導線、3:ガイドプ
ーリー、4:平角圧延ロール、5:平角圧延ロー
ル駆動モーター、6:平角導線、7:焼鈍炉、
8:エナメル塗料塗布装置、9:エナメル焼付
炉、10:平角エナメル線、11:引取キヤプス
タン、12:巻取装置、20:送り出しキヤプス
タン、21:キヤプスタン駆動モーター、22:
丸導線張力調整用ダンサープーリー、23:丸導
線張力調整用ダンサープーリー変位検出器、2
4:キヤプスタン駆動モーター速度演算回路、2
5:キヤプスタン駆動モーター制御回路、26:
平角導線張力調整用ダンサープーリー、27:平
角導線張力調整用ダンサープーリー変位検出器、
28:平角圧延ロール駆動モーター速度演算回
路、29:平角圧延ロール駆動モーター制御回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 送り出し装置1からキヤプスタン駆動モータ
    ー21で駆動する送り出しキヤプスタン20によ
    り丸導線2を送り出し、該丸導線2を張力調整用
    ダンサープーリー22を介して平角圧延ロール駆
    動モーター5で駆動する平角圧延ロール4で圧延
    して平角導線6とし、該平角導線6を平角導線張
    力調整用ダンサープーリー26を介して焼鈍炉7
    を通過させて焼鈍平角導線6とし、該焼鈍平角導
    線6をエナメル塗料塗布装置8及びエナメル焼付
    炉9を複数回繰り返し通過させることにより前記
    焼鈍平角導線6の上にエナメル塗料を塗布焼付し
    て平角エナメル線10とし、該平角エナメル線1
    0を引取キヤプスタン11を介して巻取装置12
    に巻取る平角エナメル線の製造方法において、前
    記丸導線張力調整用ダンサープーリー23の変位
    量を丸導線張力調整ダンサープーリー変位検出器
    23により検出し、該変位量を送り出しキヤプス
    タン駆動モーター速度演算回路24に投入して前
    記キヤプスタン駆動モーター21の適正速度を演
    算させ、該適正速度をキヤプスタン駆動モーター
    速度制御回路25に投入して前記キヤプスタン駆
    動モーター21の速度を制御させると共に、前記
    平角導線張力調整用ダンサープーリー26の変位
    量を平角導線張力調整用ダンサープーリー変位検
    出器27で検出し、該変位量を平角圧延ロール駆
    動モーター速度演算回路28に投入して前記平角
    圧延ロール駆動モーター5の適正速度を演算さ
    せ、該適正速度を平角圧延駆動モーター制御回路
    29に投入して前記平角圧延ロール駆動モーター
    5の速度を制御することを特徴とする平角エナメ
    ル線の製造方法。
JP12257683A 1983-07-06 1983-07-06 平角エナメル線の製造方法 Granted JPS6014712A (ja)

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JPH0773013B2 (ja) * 1988-12-16 1995-08-02 住友電気工業株式会社 アルミ被覆ケーブル製造装置の制御方法
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CN105427958B (zh) * 2015-12-25 2018-05-18 珠海格力电工有限公司 一种裸导线监测装置

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