JPH0773013B2 - アルミ被覆ケーブル製造装置の制御方法 - Google Patents

アルミ被覆ケーブル製造装置の制御方法

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JPH0773013B2
JPH0773013B2 JP63316331A JP31633188A JPH0773013B2 JP H0773013 B2 JPH0773013 B2 JP H0773013B2 JP 63316331 A JP63316331 A JP 63316331A JP 31633188 A JP31633188 A JP 31633188A JP H0773013 B2 JPH0773013 B2 JP H0773013B2
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靖 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は同軸ケーブルあるいは光ファイバー架空地線
等、中心線材の外周をアルミ被覆したアルミ被覆ケーブ
ル製造装置の制御方法に関する。
〈従来の技術〉 第4図は従来のアルミ被覆ケーブル製造装置の制御方法
を示す概要図である。第4図に示すように、中心線材供
給ドラム1に巻取られている中心線材2はブレーキ機構
3によって一定の荷重が加えられながら引き出され、ア
ルミ管連続押出機5に供給される。一方、アルミ線材4
は駆動ホイル6によってこのアルミ管連続押出機5に供
給される。この駆動ホイル6は押出機モータドライバ7
に制御される押出機モータ8によって駆動回転する。
第5図はアルミ管連続押出機の断面図、第6図は第5図
のVI−VI断面図である。第5図及び第6図に示すよう
に、アルミ管連続押出機5の押出台9の内部には中心線
材2が貫通する押出マンドレル10が設けられると共に、
この押出マンドレル10によってアルミ管が成形されて押
出される成形孔11が形成されている。そして、この押出
台9の下部には溝内障害物としての突出部12が一体的に
形成されている。この突出部12は前述した駆動ホイル6
の外周に形成されたエンドレス溝13に嵌合している。ま
た、この駆動ホイル6に対接してアルミ線材4を駆動ホ
イル6のエンドレス溝13に押さえ付ける押さえ付けロー
ラ14が設けられている。従って、駆動ホイル6によって
押出台9に供給されたアルミ線材4は、第7図の断面図
に示すように、押出マンドレル10によってアルミ管15に
成形されて中心線材2の外周を所定の隙間をもって被覆
する。
そして、中心線材2を被覆したアルミ管15は冷却水槽16
内にて冷却した後、サイジング装置17によって、第8図
の断面図に示すように、再圧縮されて小径に加工され
る。加工されたアルミ管15は引取機18の引取ドラム19に
よって引取られ、巻取機20に巻かれる。この引取機18は
サイジング装置17からアルミ管15を引取るものであっ
て、引取モータドライバ21に制御される引取モータ22に
よって駆動する。このようにして、アルミ被覆ケーブル
23が製造される。
〈発明が解決しようとする課題〉 このような従来のアルミ被覆ケーブル製造装置にあっ
て、中心線材供給ドラム1は、前述したように、中心線
材2がブレーキ機構3によって一定の荷重が加えられな
がら引かれることにより回転し、外周に巻かれている中
心線材2を送り出していた。そのため、中心線材2の送
り速度はアルミ管連続押出機5によって成形されるアル
ミ管15の送り速度によって決定される。この場合、アル
ミ管15の送り速度が変動すると、中心線材2の送り速度
も変動して中心線材供給ドラム1が周期的変化、所謂、
ハンチングを起こしてしまう。この場合、中心線材2が
硬質で、且つその許容張力が大きければ十分に耐えられ
るが、そうでないと中心線材2がその内側の中心線材2
に食い込んでしまい、中心線材2を偏平させたり、ある
いは損傷を与えて破断させてしまうという問題点があっ
た。
また、中心線材供給ドラム1がハンチングを起こすと、
このハンチングに誘発されて引取機18の引取ドラム19の
回転速度が不安定になり、その速度制御が困難なものと
なってしまう。
本発明はこのような問題点を解決しようとするものであ
り、中心線材供給ドラムによる中心線材の送り速度を制
御して製品の品質の安定を図ったアルミ被覆ケーブル製
造装置の制御方法を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するための本発明のアルミ被覆ケーブ
ル製造装置の制御方法は、中心線材供給ドラムが回転し
て該ドラムに巻かれた中心線材を押出機に供給する一
方、押出モータにより駆動ホイルを回転させてアルミ線
材を前記押出機に供給し、該押出機によって前記アルミ
線材を管状に押出成形して前期中心線材の外周を所定の
隙間をもって被覆した後前記アルミ管を小径にサイジン
グ加工して引取機によって引取るアルミ被覆ケーブルの
製造装置において、前記中心線材供給ドラムに該中心線
材供給ドラムを駆動回転させる可変速モータを設けると
共に前記押出機に供給される中心線材にダンサローラを
取付け、前記引取機の引取速度信号と前記ダンサローラ
の変位信号に基づいて前記可変速モータの出力を制御す
ることを特徴とするものである。
〈作用〉 可変速モータにより中心線材供給ドラムを駆動して中心
線材を押出機に供給する一方、押出モータにより駆動ホ
イルを回転させてアルミ線材を押出機に供給して、この
押出機によって押出成形して中心線材の外周をアルミ管
にて被覆し、その後、アルミ管を小径にサイジング加工
して引取機により引取ってアルミ被覆ケーブルを製造す
る。このとき、押出機によるアルミ管の送り速度が変動
すると、中心線材の張力が変化してダンサローラが変位
し、引取機の引取速度信号とこのダンサローラの変位信
号に基づいて可変速モータの出力を制御して中心線材供
給ドラムによる中心線材の供給速度を変える。
〈実施例〉 第1図は本発明の一実施例に係る本発明のアルミ被覆ケ
ーブル製造装置の制御方法の概要図、第2図はその中心
線材供給ドラムの断面図、第3図はダンサローラの斜視
図である。なお、従来と同一部材には同一の符号を付し
て重複する説明は省略する。
第1図及び第2図に示すように、本実施例のアルミ被覆
ケーブル製造装置における中心線材供給装置31は中心線
材供給ドラム32と可変速モータ33とモータドライバ34と
を有している。ドラム32には両側の側壁35と回転軸36が
取付けられており、この回転軸36は床面37に固定されて
いる軸受け38に回転自在に支持されている。また、回転
軸36の一端にはプーリー39が固定され、このプーリー39
は床面37に設置された可変速モータ33の駆動軸41にベル
ト42を介して連結されている。そして、この可変速モー
タ33はモータドライバ34によってその出力、即ち、駆動
軸41の回転速度が制御されている。従って、モータドラ
イバ34によって可変速モータ33の駆動軸42が駆動する
と、この駆動力がベルト42を介して回転軸36に伝達さ
れ、ドラム32を回転させる。すると、このドラム32に巻
かれている中心線材2が送り出され、アルミ管連続押出
機5に供給される。
第1図に示すように、中心線材供給装置31とアルミ管連
続押出機5との間には2つのガイドローラ43,44が設け
られ、その2つのガイドローラ43,44の間に中心線材2
の張力を検出するダンサローラ45が設けられている。こ
のダンサローラ45は、第3図に示すように、支持棒46の
先端部に回転自在に取付けられており、この支持棒46の
基端は図示しない支持部材に回動自在に軸支された検出
ローラ47に固定されている。そして、この検出ローラ47
にはその回動量を検出するポテンショメータ48が取付け
られている。更に、支持棒46には張力重り49が設けられ
ており、支持棒46の基端側に対して先端側を第3図下方
(同図矢印A方向)に付勢している。従って、ダンサロ
ーラ45は常時中心線材2に一定の張力をかけており、押
出機5のアルミ管15送り速度が変化すると、中心線材2
の張力が変化してこのダンサローラ45が支持棒46の基端
を支点として上方あるいは下方に変移する。これによっ
て検出ローラ47が回動し、この回動量をポテンショメー
タ48が検出する。そして、この検出データの速度補正信
号ΔVを中心線材供給装置31のモータドライバ34に送
り、可変速モータ33の出力を制御する。
また、第1図に示すように、アルミ管連続押出機5とサ
イジング装置17との間には、アルミ管15の送り速度を検
出する検出機51と、アルミ管15に張力を一定にかけると
共にその変化を検出するダンサローラ52と、ガイドロー
ラ53が設けられている。従って、引取機18の引取モータ
22の出力は検出機51のアルミ管押出速度信号VAとダンサ
ローラ52の速度補正信号ΔVガモータドライバ21に送
られ、これによって決定されて制御される。
更に、このモータドライバ21からアルミ管押出速度信号
VAと速度補正信号ΔVが中心線材供給装置31のモータ
ドライバ34に送られる。これはアルミ管15と中心線材2
の送り速度とが同じであるため、中心線材2の送り速度
を制御するためのものである。
なお、このダンサローラ52は前述したものとほぼ同様の
構造を有するため詳細な説明は省略する。
このように構成されたアルミ被覆ケーブル製造装置の制
御方法について説明する。
第1図に示すように、中心線材2が中心線材供給装置31
によってアルミ管連続押出機5に供給される一方、アル
ミ線材4が駆動ホイル6によってこのアルミ管連続押出
機5に供給される。そして、アルミ管連続押出機5によ
ってアルミ管15を押出成形して中心線材2の外周を被覆
する。その後、これを冷却水槽16にて冷却し、サイジン
グ装置17によって小径にサイジング加工し、アルミ被覆
ケーブル23が製造される。その後、このアルミ被覆ケー
ブル23は引取機19に引き取られ、巻取機20に巻かれる。
このアルミ被覆ケーブル23の製造中に、アルミ管連続押
出機5によるアルミ管15押出成形の送り速度が変動する
と、中心線材2の送り速度も変動してこの速度の変動に
よってダンサローラ45,52が変移し、この変移をポテン
ショメータ48が検出する。そして、検出されたアルミ管
押出速度信号VAと速度補正信号ΔVをモータドライバ
21に送り、これによって引取りモータ22の速度制御を行
なう。また、このアルミ管押出速度信号VAと速度補正信
号ΔVA及び速度補正信号ΔVSを中心線材供給装置31のモ
ータドライバ34に送り、可変速モータ33の速度制御を行
なう。
このように、押出機5によるアルミ管15の押出速度が変
動しても、可変速モータ33はダンサローラ45からモータ
ドライバ34に送られる速度補正信号ΔVSによってその出
力が制御されるので、中心線材2は、常時、アルミ管15
の送り速度に合わせて押出機5に供給されることとな
る。従って、ハンチングによる中心線材2の偏平、ある
いは損傷や破断を防止することができる。
〈発明の効果〉 以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本発明のア
ルミ被覆ケーブル製造装置の制御方法によれば、中心線
材供給ドラムにその中心線材供給ドラムを駆動回転させ
る可変速モータを設けると共に押出機に供給される中心
線材にダンサローラを取付け、引取機の引取速度信号と
このダンサローラの変位信号に基づいて可変速モータの
出力を制御するようにしたので、中心線材供給装置によ
って中心線材の送り速度を制御して不良品の発生を防止
し、製品の品質の安定を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るアルミ被覆ケーブルの
製造装置の制御方法の概要図、第2図は中心線材供給ド
ラムの断面図、第3図はダンサローラの斜視図、第4図
は従来のアルミ被覆ケーブルの製造装置の制御方法の概
要図、第5図はアルミ管連続押出機の断面図、第6図は
第5図のVI−VI断面図、第7図は第4図のVII−VII断面
図、第8図は第4図のVIII−VIII断面図である。 図面中、 2は中心線材、4はアルミ線材、5は押出機、6は駆動
ホイル、8は押出モータ、15はアルミ管、17はサイジン
グ装置、18は引取機、23はアルミ被覆ケーブル、31は中
心線材供給装置、32は中心線材供給ドラム、33は可変速
モータ、34はモータドライバ、45はダンサローラ、48は
ポテンショメータである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心線材供給ドラムが回転して該ドラムに
    巻かれた中心線材を押出機に供給する一方、押出モータ
    により駆動ホイルを回転させてアルミ線材を前記押出機
    に供給し、該押出機によって前記アルミ線材を管状に押
    出成形して前記中心線材の外周を所定の隙間をもって被
    覆した後前記アルミ管を小径にサイジング加工して引取
    機によって引取るアルミ被覆ケーブルの製造装置におい
    て、 前記中心線材供給ドラムに該中心線材供給ドラムを駆動
    回転させる可変速モータを設けると共に前記押出機に供
    給される中心線材にダンサローラを取付け、前記引取機
    の引取速度信号と前記ダンサローラの変位信号に基づい
    て前記可変速モータの出力を制御することを特徴とする
    アルミ被覆ケーブル製造装置の制御方法。
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JPS57191604A (en) * 1981-05-22 1982-11-25 Sumitomo Electric Ind Ltd Production of optical fiber cable with aluminum sheath
JPS6014712A (ja) * 1983-07-06 1985-01-25 日立電線株式会社 平角エナメル線の製造方法

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