JPS6358189A - 放射線検出用増幅回路 - Google Patents
放射線検出用増幅回路Info
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- JPS6358189A JPS6358189A JP20112486A JP20112486A JPS6358189A JP S6358189 A JPS6358189 A JP S6358189A JP 20112486 A JP20112486 A JP 20112486A JP 20112486 A JP20112486 A JP 20112486A JP S6358189 A JPS6358189 A JP S6358189A
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- Measurement Of Radiation (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はガンマ線などの放射線を検出する放射線検出器
からのパルス状の検出信号の増幅回路。 と(に小形の放射線線量計用の増幅回路に適するものに
関する。
からのパルス状の検出信号の増幅回路。 と(に小形の放射線線量計用の増幅回路に適するものに
関する。
【従来技術とその問題点]
原子力の平和利用や放射線同位元素の産業上および研究
上の種々な利用が広まるにつれて、ガンマ線を含む種々
な放射線のレベルや累積被爆量を許容限以下に制限する
上で放射線検出ないしは測定の重要度が増して来ている
。このための実際面での検出や測定に際して大切なこと
は、そのための検出器や測定器を安価に入手できかつ手
軽に扱えるようにすることであって、高級な精密放射線
測定器は別として、多くの放射線計器例えば前述の放射
線線量計には小形軽量で可搬なものであることが要求さ
れる。この小形軽量化上で有利なのは、従来の0M管に
かわって半導体を用いる放射線検出器が最近広く利用で
きるようになったことで、これによって検出器の寸法や
重量が大幅に減少されるとともに検出器への電源電圧に
も低電圧が利用できるようになって来た。従って最近の
小形の放射線計器には乾電池を電源として組み込んだ可
搬形のものが主流になっている。 ところが、可搬形のものとはいっても、放射線計器であ
る以上高精度が必要でかつ放射線検出器1からの極めて
微弱な検出信号を扱わねばならないので、放射線計器の
電力消費を最低限度以下に抑えることが従来から困難で
乾電池のがなり顧繁な取替えを要するものが多い。従っ
て勘心なときに乾電池の消耗のために放射線計器が焼殺
に立たないようなことが起こり得る。この対策として電
池を充電可能なものにすることが可能であるが、充電中
は放射線計器が使えなかったり、とかく重量が増しかつ
計器が高価につく不都合を避は得ない。そこで放射線計
器の電力消費自体を減少させるのがやはり最も望ましい
ことになる。 第2図は放射線計器の代表例としての放射m線量計の回
路構成であって、図示のように検出ないしは測定用回路
は、放射線検出器1.増幅回路部50、波形整形比較部
60.データ処理表示部70および電源部80からなる
が、電源部80を除いてこの内で最も電力消費の多いの
は増幅回路部である。第3図はこの増幅回路の従来技術
による内容を示すもので、その概要をかいつまんで説明
する。 抵抗1aを介して所定電圧を印加された放射線検出器1
からのパルス状の検出信号DSはトランジスタ21によ
って検知され、その出力が1対のトランジスタ22.2
3からなる差動増幅器の一方のトランジスタ22に与え
られる。この差動増幅器には1対のトランジスタ12.
13からなる電流ミラー回路の出力側トランジスタ13
からの抵抗11で設定された定電カニが供給されており
、差動増幅器のトランジスタ22.23はpnp トラ
ンジスタであるから、−方のトランジスタ22のベース
への入力がないとき一方のトランジスタ22がオン、他
方のトランジスタ23がオフ状態にあって、電流ミラー
回路がらの定電流■はトランジスタ22の方へ流れてい
る。このとき、トランジスタ24.25からなる別の電
流ミラー回路はその基準側トランジスタ24を流れる前
述の定電流Iによりオンしており、その出力側トランジ
スタ25のオンによりキャパシタ31は放電状態にある
。差動増幅器のトランジスタ22のベースに検出信号D
Sに基づくパルスが入ると、トランジスタ22.23の
オンオフ状態は逆転して今度は定電流Iがトランジスタ
23側に流れる。このとき別の電流ミラー回路では基準
側トランジスタ24への電流が消失してその出力側トラ
ンジスタ25がオフするので、差動増幅器のトランジス
タ23を流れる定電流■は、キャパシタ31を充電する
。図示の増幅回路の出力Vはこのキャパシタ電圧であっ
て、この充電中の出力Vの立ち上がりはキャパシタ31
のもつ静電容量をCとして、 d v/d t = I 10 で与えられる。もちろん、かかる充電は差動増幅器のト
ランジスタ22への入力パルスが消失してトランジスタ
22.23のオンオフ状態が再逆転するまで行なわれる
。 さて、放射線の検出感度を上げるには、容易にわかるよ
うに前述の出力信号Vの立ち上がりdv/dtを急峻に
してやる要がある。これには上式かられかるように定電
流■を増し静電容量Cを減らしてやればよいが、静電容
量Cの値にはおのずから下限があるので、感度を増すに
は定電流■の値をどうしても高く選んでやらねばならな
い。しかし、定電流Iの値を高めると増幅回路の消費電
流が増すことになり、これが従来から消費電力を容易に
低減できない主原因である。 【発明の目的】 本発明は従来技術のもつ前述の問題点を克服して、放射
線検出感度を落とすことなく放射線検出用増幅回路の消
費電力を低減させることを目的とする。
上の種々な利用が広まるにつれて、ガンマ線を含む種々
な放射線のレベルや累積被爆量を許容限以下に制限する
上で放射線検出ないしは測定の重要度が増して来ている
。このための実際面での検出や測定に際して大切なこと
は、そのための検出器や測定器を安価に入手できかつ手
軽に扱えるようにすることであって、高級な精密放射線
測定器は別として、多くの放射線計器例えば前述の放射
線線量計には小形軽量で可搬なものであることが要求さ
れる。この小形軽量化上で有利なのは、従来の0M管に
かわって半導体を用いる放射線検出器が最近広く利用で
きるようになったことで、これによって検出器の寸法や
重量が大幅に減少されるとともに検出器への電源電圧に
も低電圧が利用できるようになって来た。従って最近の
小形の放射線計器には乾電池を電源として組み込んだ可
搬形のものが主流になっている。 ところが、可搬形のものとはいっても、放射線計器であ
る以上高精度が必要でかつ放射線検出器1からの極めて
微弱な検出信号を扱わねばならないので、放射線計器の
電力消費を最低限度以下に抑えることが従来から困難で
乾電池のがなり顧繁な取替えを要するものが多い。従っ
て勘心なときに乾電池の消耗のために放射線計器が焼殺
に立たないようなことが起こり得る。この対策として電
池を充電可能なものにすることが可能であるが、充電中
は放射線計器が使えなかったり、とかく重量が増しかつ
計器が高価につく不都合を避は得ない。そこで放射線計
器の電力消費自体を減少させるのがやはり最も望ましい
ことになる。 第2図は放射線計器の代表例としての放射m線量計の回
路構成であって、図示のように検出ないしは測定用回路
は、放射線検出器1.増幅回路部50、波形整形比較部
60.データ処理表示部70および電源部80からなる
が、電源部80を除いてこの内で最も電力消費の多いの
は増幅回路部である。第3図はこの増幅回路の従来技術
による内容を示すもので、その概要をかいつまんで説明
する。 抵抗1aを介して所定電圧を印加された放射線検出器1
からのパルス状の検出信号DSはトランジスタ21によ
って検知され、その出力が1対のトランジスタ22.2
3からなる差動増幅器の一方のトランジスタ22に与え
られる。この差動増幅器には1対のトランジスタ12.
13からなる電流ミラー回路の出力側トランジスタ13
からの抵抗11で設定された定電カニが供給されており
、差動増幅器のトランジスタ22.23はpnp トラ
ンジスタであるから、−方のトランジスタ22のベース
への入力がないとき一方のトランジスタ22がオン、他
方のトランジスタ23がオフ状態にあって、電流ミラー
回路がらの定電流■はトランジスタ22の方へ流れてい
る。このとき、トランジスタ24.25からなる別の電
流ミラー回路はその基準側トランジスタ24を流れる前
述の定電流Iによりオンしており、その出力側トランジ
スタ25のオンによりキャパシタ31は放電状態にある
。差動増幅器のトランジスタ22のベースに検出信号D
Sに基づくパルスが入ると、トランジスタ22.23の
オンオフ状態は逆転して今度は定電流Iがトランジスタ
23側に流れる。このとき別の電流ミラー回路では基準
側トランジスタ24への電流が消失してその出力側トラ
ンジスタ25がオフするので、差動増幅器のトランジス
タ23を流れる定電流■は、キャパシタ31を充電する
。図示の増幅回路の出力Vはこのキャパシタ電圧であっ
て、この充電中の出力Vの立ち上がりはキャパシタ31
のもつ静電容量をCとして、 d v/d t = I 10 で与えられる。もちろん、かかる充電は差動増幅器のト
ランジスタ22への入力パルスが消失してトランジスタ
22.23のオンオフ状態が再逆転するまで行なわれる
。 さて、放射線の検出感度を上げるには、容易にわかるよ
うに前述の出力信号Vの立ち上がりdv/dtを急峻に
してやる要がある。これには上式かられかるように定電
流■を増し静電容量Cを減らしてやればよいが、静電容
量Cの値にはおのずから下限があるので、感度を増すに
は定電流■の値をどうしても高く選んでやらねばならな
い。しかし、定電流Iの値を高めると増幅回路の消費電
流が増すことになり、これが従来から消費電力を容易に
低減できない主原因である。 【発明の目的】 本発明は従来技術のもつ前述の問題点を克服して、放射
線検出感度を落とすことなく放射線検出用増幅回路の消
費電力を低減させることを目的とする。
本発明は従来回路においては増幅回路に検出信号が到来
しないときにもその出力信号源である定電流が出力信号
回路以外に流れ続けており、このいわばむだな定電流を
放射線検出に必要な時間を除いてなくすようにすれば、
定電流消費つまり電力消費を実際上激減させうろことに
着目してなされたもので、上述の目的に本発明によれば
放射線検出用増幅回路を、所定値の定電流を発生する電
流源回路と、放射線検出器から到来する検出信号を受け
該検出信号パルスの存在期間中電流源回路からの電流を
出力する電流スイッチ回路と、該電流スイッチ回路から
の出力電流を受けその電流値を積分して増幅出力信号と
して発する出力回路と、検出信号を受けこれに応動して
電流源回路を始動させ該検出信号パルスの存在期間中に
限り電流源回路に定電流を発生させる電流源発停回路と
により構成することによって達成される。 上述の構成中の電流源発停回路によって、出力信号形成
時板外には電流源回路からの定電流の発生が全く停止さ
れてしまうので、増幅回路の実際の定電流消費は従来よ
り飛躍的に減少される。周知のように放射線計器の使用
中において、検出信号が増幅回路に繰り返えして到来し
ても、検出信号の存在する時間の合計は放射線計器の使
用時間に比して桁違いに少ないから、本発明により放射
線検出用増幅回路の消費電流従って消費電力を最低10
分の1に低減することができる。 本発明回路の実際構成とその有利な実施態様については
次項に述べるとおりである。
しないときにもその出力信号源である定電流が出力信号
回路以外に流れ続けており、このいわばむだな定電流を
放射線検出に必要な時間を除いてなくすようにすれば、
定電流消費つまり電力消費を実際上激減させうろことに
着目してなされたもので、上述の目的に本発明によれば
放射線検出用増幅回路を、所定値の定電流を発生する電
流源回路と、放射線検出器から到来する検出信号を受け
該検出信号パルスの存在期間中電流源回路からの電流を
出力する電流スイッチ回路と、該電流スイッチ回路から
の出力電流を受けその電流値を積分して増幅出力信号と
して発する出力回路と、検出信号を受けこれに応動して
電流源回路を始動させ該検出信号パルスの存在期間中に
限り電流源回路に定電流を発生させる電流源発停回路と
により構成することによって達成される。 上述の構成中の電流源発停回路によって、出力信号形成
時板外には電流源回路からの定電流の発生が全く停止さ
れてしまうので、増幅回路の実際の定電流消費は従来よ
り飛躍的に減少される。周知のように放射線計器の使用
中において、検出信号が増幅回路に繰り返えして到来し
ても、検出信号の存在する時間の合計は放射線計器の使
用時間に比して桁違いに少ないから、本発明により放射
線検出用増幅回路の消費電流従って消費電力を最低10
分の1に低減することができる。 本発明回路の実際構成とその有利な実施態様については
次項に述べるとおりである。
以下第1図を参照して本発明回路の実施例を説明するに
あたり、第2図に帰って放射線計器の例としての放射線
線量計の全体回路の概要をまず説明する。図の右側部に
示された電源部80は、前述の乾電池と定電圧回路5例
えば公知のDC−DCコンバータ回路を含み、乾電池電
圧に拘らず一定の電圧を図の左側の諸回路に供給する。 放射線検出器部1は放射線検出器1自体と抵抗1aとを
含み、電源部80からの電圧が該抵抗1aを介して放射
線検出器1に加えられる。放射線検出器1としては前記
のように半導体放射線検出器、とくにシリコンを用いた
ものが有利で、公知のように上述の定電圧はシリコン内
に形成された接合に対して逆バイアス方向に加えられる
。従って、図では放射線検出器1はダイオードとして示
されている。この逆バイアス電圧は該接合に隣接したバ
ルクのシリコン内に空乏層を広がらせ、この空乏層内に
外部から放射線りが侵入すると荷電対が発生して空乏層
内に存在する電場によって移動される。放射線検出器1
からの検出信号はこの微少な電荷の移動に基づくもので
、放射線1個に対して第1図の左下部に示すような1個
のパルスが検出信号として放射線検出器1から増幅回路
50に与えられる。 増幅回路50は本質的には前述のように、この検出信号
パルスのもつパルス幅に相当する時間中キャパシタ31
を定電流■で充電して三角波状の出力信号Vを発するも
のであるが、パルス幅が検出信号パルスの波高値にほぼ
比例するので、三角波状出力信号Vの波高値が検出信号
パルスの波高値すなわち放射線1個のもつエネルギを代
表することになる。放射線計器回路としては放射線検出
器1に次々と侵入して来る放射線を1個ずつ正確に弁別
することが望ましいが、実用上は数p8程度の間隔を置
いて侵入して来る放射線を正確に弁別できるように作ら
れる。このため出力信号の三角波の幅が1μsを越えな
いように回路定数が選ばれる。 従って増幅回路としては、この1 as以下の間に微弱
なエネルギの放射線も検出できる感度が得られるように
出力信号の波高値を立ち上げてやる要があるわけで、前
述のように定電流Iの値をできるだけ高めてやることが
その感度を高める上で望ましいのである。 増幅回路部の後段回路は放射線計器の種類によって異な
って来るが、図示の例は前述の放射線線量計に対するも
のである。波形整形比較部60内のフィルタ61はノイ
ズ除去を含む波形整形用であって、その出力はコンパレ
ータ62により所定のしきい値と比較される。しきい値
としては例えば放射線線量針が検出すべき放射線の最低
エネルギに対応する値が選ばれ、必要に応じて放射線の
検出最高エネルギの対応値を含めた上下のしきい値が設
定される。この波形整形比較部60の出力を受けるデー
タ処理表示部70のデータ処理回路71は例えばカウン
タであって、コンパレータ62からの出力中の所定時間
内のパルスの累積値を計数する。その表示回路72は例
えば液晶デスプレであって、カウンタ71の計数結果を
前記の所定時間内の侵入放射線の個数すなわちいわゆる
線量率を表示する。本発明回路は図示の放射線線量計以
外の放射線線量計に対しても放射線検出用増幅回路とし
て利用できる。 さて、第1図に示された本発明による放射線検出用増幅
回路は、図の中央に示された電流源発停回路40を除く
残余部は前の第3図の回路と同じなので、両図の対応す
る回路要素には共通の符号が付されており、前記本発明
回路の構成に対応して電流源回路10.電流スイッチ回
路20.出力回路30および電流源発停回路40がそれ
ぞれ一点鎖線で囲んで区分して示されている。 電流スイッチ回路20のもつ機能は前述のように放射線
検出器1からの検出信号DSを鋭敏に検出して、該検出
信号のパルス幅に相当する時間だけ電流源回路10から
の定電流■を出力回路30のキャパシタ31に与えるも
ので、その初段のトランジスタ21にはユニジャンクシ
ョン形トランジスタまたはディプリーション形FETを
用いるのがよく、そのベース側のキャパシタ21aと抵
抗21bからなるCR回路には放射線の最小弁別幅1
asよりは小な0、1 pa程度の時定数が選ばれる。 従ってそのベースが受ける検出信号DSnは放射線検出
器1の検出信号DSと変わりがなく、図の下部の一点鎖
線円に示されたような負のシャープなパルス波形をもつ
。 この負性の波形は放射線検出器1に放射線が1個侵入し
たとき、これによって生じる電荷流により直列抵抗la
内に電圧降下が発生するためである。 トランジスタ21の負荷抵抗21cに生じる増幅出力は
前と同程度の時定数をもつキャパシタ22aと抵抗22
bからなるCR回路を介して差動増幅器の一方のトラン
ジスタ22のベースに与えられるが、この段での検出信
号DSpは図の下部に示すように今度は正のパルス波形
をとる。もちろん、検出信号DSpの波高値は検出信号
DSnのそれよりもトランジスタ210回路の増幅率に
よって高められているが、図ではその波形のみが示され
ている。この−方のトランジスタ22とベース抵抗23
aを備えた他方のトランジスタ23とからなる差動増幅
器の動作およびトランジスタ24.25からなる電流ミ
ラー回路の動作は前の第3図の場合と同じであって、ト
ランジスタ22に検出信号パルスDSpが入っている間
はトランジスタ22,24.25がオフ、トランジスタ
23がオンの上述になり、トランジスタ22に検出信号
パルスDSpが入っていない間はそれと逆の状態になる
が、本発明回路では後者の状態において電流源発停回路
40からの定電流■が供給されない点が従来と異なって
来る。 すなわち、この例で電流源発停回路40を構成する電流
ミラー回路の基準電流側のトランジスタ12に流れる基
準電流値Irを決める抵抗11に直列に電流源発停回路
40としてのトランジスタ41が挿入されており、その
ベースに前述の検出信号パルスDSpが与えられている
。従って、検出信号Dspが存在しない間は該トランジ
スタ41はオフ状態にあり、基準電流1rがゼロである
から、電流ミラー回路の出力側トランジスタ13からの
定電流出力■もゼロになる。従って、この期間にはトラ
ンジスタ22 、24はオン状態にはあるが定電流■は
それらを介して流れることはなく、単にトランジスタ2
5のオンによって出力回路30のキャパシタ31を放電
状態に維持しているだけである。しかし、検出信号DS
pがトランジスタ22に与えられると、これによって電
流源発停回路40のトランジスタ41がオンされ、基準
電流Irがこれに応じて発生して電流ミラー回路のトラ
ンジスタ12に流れるので、その出力側トランジスタ1
3から直ちに基準電流1rに比例する定電流■が電流ス
イッチ回路2oを介して電流源発停回路40に与えられ
る。この基準電流Irの値と定電流Iの値との比は任意
であってよいのであるが、簡単化のためこの比を1:1
とし、また電流源発停回路40のトランジスタ41のエ
ミッタが図で鎖線で示すようにアースに落とされている
とすると、検出信号DSPの到来に応じてトランジスタ
23がオン、トランジスタ25がオフ状態にあるから抵
抗11に設定された基準電流Irの値と等しい定電流■
が出力回路30のキャパシタ31に供給されてこれを充
電することになる。、 以上の構成により、検出信号の非到来時には電流源発停
回路40の定電流lの発生を停止し、検出信号の到来時
にのみ該定電流■を発生させて電流スイッチ回路20を
介して出力回路30に与えるという本発明の当初の目的
が達せられる。しかし、図示の実施例では、電流源発停
回路40のトランジスタ41のエミッタはアースに落と
すかわりに図の実線で示すように出力回路30に対する
入力点に接続されている。これによって、トランジスタ
41がオンされたとき抵抗11によって決まる基準電流
Irが電流源発停回路40から出力される定電流■と相
加されて出力回路30に与えられることになり、その分
だけキャパシタ31の充電電流値が増してキャパシタ3
1のキャパシタンス電圧としての出力信号Vの立ち上が
りが促進される。前述のように基準電流1rと定電流■
との比が1であるとすると、出力信号Vの立ち上がり速
度は従来の2倍に促進されることになる。 なお、出力回路30は図では単一のキャパシタ31で示
されているが、実際には第1図の右下部に一点鎖線で囲
んで例示されているように演算増幅器回路として構成す
るのがよい。この例は直列抵抗32aと帰還抵抗32b
を備える抵抗帰還形の演算増幅器32で出力回路30を
構成するもので、定電流工ないしはその基準電流1rと
の合成電流により充電されるキャパシタ31は、図示の
ように演算増幅器32が内部にもつキャパシタンスであ
る。この容量はもちろん1pF前後の僅かなものである
が、前述のようにキャパシタ31の容量値は少ないほど
本発明に対する検出感度を上げる上で都合がよい。 第1図に示された実施例回路を実際に放射線計器回路に
組み込んだとき、前述のように増幅回路の消費電力は1
桁以上改善され、I V / ps以上の急峻な立ち上
がりをもつ出力信号が得られる。なお、本発明回路は第
1図に示した実施例回路に拘らず、その要旨内で種々変
形された態様で実施をして本発明の目的を達し、かつ所
期の効果をあげることができる。
あたり、第2図に帰って放射線計器の例としての放射線
線量計の全体回路の概要をまず説明する。図の右側部に
示された電源部80は、前述の乾電池と定電圧回路5例
えば公知のDC−DCコンバータ回路を含み、乾電池電
圧に拘らず一定の電圧を図の左側の諸回路に供給する。 放射線検出器部1は放射線検出器1自体と抵抗1aとを
含み、電源部80からの電圧が該抵抗1aを介して放射
線検出器1に加えられる。放射線検出器1としては前記
のように半導体放射線検出器、とくにシリコンを用いた
ものが有利で、公知のように上述の定電圧はシリコン内
に形成された接合に対して逆バイアス方向に加えられる
。従って、図では放射線検出器1はダイオードとして示
されている。この逆バイアス電圧は該接合に隣接したバ
ルクのシリコン内に空乏層を広がらせ、この空乏層内に
外部から放射線りが侵入すると荷電対が発生して空乏層
内に存在する電場によって移動される。放射線検出器1
からの検出信号はこの微少な電荷の移動に基づくもので
、放射線1個に対して第1図の左下部に示すような1個
のパルスが検出信号として放射線検出器1から増幅回路
50に与えられる。 増幅回路50は本質的には前述のように、この検出信号
パルスのもつパルス幅に相当する時間中キャパシタ31
を定電流■で充電して三角波状の出力信号Vを発するも
のであるが、パルス幅が検出信号パルスの波高値にほぼ
比例するので、三角波状出力信号Vの波高値が検出信号
パルスの波高値すなわち放射線1個のもつエネルギを代
表することになる。放射線計器回路としては放射線検出
器1に次々と侵入して来る放射線を1個ずつ正確に弁別
することが望ましいが、実用上は数p8程度の間隔を置
いて侵入して来る放射線を正確に弁別できるように作ら
れる。このため出力信号の三角波の幅が1μsを越えな
いように回路定数が選ばれる。 従って増幅回路としては、この1 as以下の間に微弱
なエネルギの放射線も検出できる感度が得られるように
出力信号の波高値を立ち上げてやる要があるわけで、前
述のように定電流Iの値をできるだけ高めてやることが
その感度を高める上で望ましいのである。 増幅回路部の後段回路は放射線計器の種類によって異な
って来るが、図示の例は前述の放射線線量計に対するも
のである。波形整形比較部60内のフィルタ61はノイ
ズ除去を含む波形整形用であって、その出力はコンパレ
ータ62により所定のしきい値と比較される。しきい値
としては例えば放射線線量針が検出すべき放射線の最低
エネルギに対応する値が選ばれ、必要に応じて放射線の
検出最高エネルギの対応値を含めた上下のしきい値が設
定される。この波形整形比較部60の出力を受けるデー
タ処理表示部70のデータ処理回路71は例えばカウン
タであって、コンパレータ62からの出力中の所定時間
内のパルスの累積値を計数する。その表示回路72は例
えば液晶デスプレであって、カウンタ71の計数結果を
前記の所定時間内の侵入放射線の個数すなわちいわゆる
線量率を表示する。本発明回路は図示の放射線線量計以
外の放射線線量計に対しても放射線検出用増幅回路とし
て利用できる。 さて、第1図に示された本発明による放射線検出用増幅
回路は、図の中央に示された電流源発停回路40を除く
残余部は前の第3図の回路と同じなので、両図の対応す
る回路要素には共通の符号が付されており、前記本発明
回路の構成に対応して電流源回路10.電流スイッチ回
路20.出力回路30および電流源発停回路40がそれ
ぞれ一点鎖線で囲んで区分して示されている。 電流スイッチ回路20のもつ機能は前述のように放射線
検出器1からの検出信号DSを鋭敏に検出して、該検出
信号のパルス幅に相当する時間だけ電流源回路10から
の定電流■を出力回路30のキャパシタ31に与えるも
ので、その初段のトランジスタ21にはユニジャンクシ
ョン形トランジスタまたはディプリーション形FETを
用いるのがよく、そのベース側のキャパシタ21aと抵
抗21bからなるCR回路には放射線の最小弁別幅1
asよりは小な0、1 pa程度の時定数が選ばれる。 従ってそのベースが受ける検出信号DSnは放射線検出
器1の検出信号DSと変わりがなく、図の下部の一点鎖
線円に示されたような負のシャープなパルス波形をもつ
。 この負性の波形は放射線検出器1に放射線が1個侵入し
たとき、これによって生じる電荷流により直列抵抗la
内に電圧降下が発生するためである。 トランジスタ21の負荷抵抗21cに生じる増幅出力は
前と同程度の時定数をもつキャパシタ22aと抵抗22
bからなるCR回路を介して差動増幅器の一方のトラン
ジスタ22のベースに与えられるが、この段での検出信
号DSpは図の下部に示すように今度は正のパルス波形
をとる。もちろん、検出信号DSpの波高値は検出信号
DSnのそれよりもトランジスタ210回路の増幅率に
よって高められているが、図ではその波形のみが示され
ている。この−方のトランジスタ22とベース抵抗23
aを備えた他方のトランジスタ23とからなる差動増幅
器の動作およびトランジスタ24.25からなる電流ミ
ラー回路の動作は前の第3図の場合と同じであって、ト
ランジスタ22に検出信号パルスDSpが入っている間
はトランジスタ22,24.25がオフ、トランジスタ
23がオンの上述になり、トランジスタ22に検出信号
パルスDSpが入っていない間はそれと逆の状態になる
が、本発明回路では後者の状態において電流源発停回路
40からの定電流■が供給されない点が従来と異なって
来る。 すなわち、この例で電流源発停回路40を構成する電流
ミラー回路の基準電流側のトランジスタ12に流れる基
準電流値Irを決める抵抗11に直列に電流源発停回路
40としてのトランジスタ41が挿入されており、その
ベースに前述の検出信号パルスDSpが与えられている
。従って、検出信号Dspが存在しない間は該トランジ
スタ41はオフ状態にあり、基準電流1rがゼロである
から、電流ミラー回路の出力側トランジスタ13からの
定電流出力■もゼロになる。従って、この期間にはトラ
ンジスタ22 、24はオン状態にはあるが定電流■は
それらを介して流れることはなく、単にトランジスタ2
5のオンによって出力回路30のキャパシタ31を放電
状態に維持しているだけである。しかし、検出信号DS
pがトランジスタ22に与えられると、これによって電
流源発停回路40のトランジスタ41がオンされ、基準
電流Irがこれに応じて発生して電流ミラー回路のトラ
ンジスタ12に流れるので、その出力側トランジスタ1
3から直ちに基準電流1rに比例する定電流■が電流ス
イッチ回路2oを介して電流源発停回路40に与えられ
る。この基準電流Irの値と定電流Iの値との比は任意
であってよいのであるが、簡単化のためこの比を1:1
とし、また電流源発停回路40のトランジスタ41のエ
ミッタが図で鎖線で示すようにアースに落とされている
とすると、検出信号DSPの到来に応じてトランジスタ
23がオン、トランジスタ25がオフ状態にあるから抵
抗11に設定された基準電流Irの値と等しい定電流■
が出力回路30のキャパシタ31に供給されてこれを充
電することになる。、 以上の構成により、検出信号の非到来時には電流源発停
回路40の定電流lの発生を停止し、検出信号の到来時
にのみ該定電流■を発生させて電流スイッチ回路20を
介して出力回路30に与えるという本発明の当初の目的
が達せられる。しかし、図示の実施例では、電流源発停
回路40のトランジスタ41のエミッタはアースに落と
すかわりに図の実線で示すように出力回路30に対する
入力点に接続されている。これによって、トランジスタ
41がオンされたとき抵抗11によって決まる基準電流
Irが電流源発停回路40から出力される定電流■と相
加されて出力回路30に与えられることになり、その分
だけキャパシタ31の充電電流値が増してキャパシタ3
1のキャパシタンス電圧としての出力信号Vの立ち上が
りが促進される。前述のように基準電流1rと定電流■
との比が1であるとすると、出力信号Vの立ち上がり速
度は従来の2倍に促進されることになる。 なお、出力回路30は図では単一のキャパシタ31で示
されているが、実際には第1図の右下部に一点鎖線で囲
んで例示されているように演算増幅器回路として構成す
るのがよい。この例は直列抵抗32aと帰還抵抗32b
を備える抵抗帰還形の演算増幅器32で出力回路30を
構成するもので、定電流工ないしはその基準電流1rと
の合成電流により充電されるキャパシタ31は、図示の
ように演算増幅器32が内部にもつキャパシタンスであ
る。この容量はもちろん1pF前後の僅かなものである
が、前述のようにキャパシタ31の容量値は少ないほど
本発明に対する検出感度を上げる上で都合がよい。 第1図に示された実施例回路を実際に放射線計器回路に
組み込んだとき、前述のように増幅回路の消費電力は1
桁以上改善され、I V / ps以上の急峻な立ち上
がりをもつ出力信号が得られる。なお、本発明回路は第
1図に示した実施例回路に拘らず、その要旨内で種々変
形された態様で実施をして本発明の目的を達し、かつ所
期の効果をあげることができる。
以上の記載から容易に諒解されるように、本発明によれ
ば従来からの放射線検出用増幅回路に簡単な電流源発停
回路を追加するだけで、放射線検出器からの検出信号の
非到来時に電流源回路の無用な定電力の発生を停止する
ことにより、増幅回路の消費電力を激減させることがで
きる。この減少率は検出ないしは測定すべき放射線の発
生個数が少ないほど有利になるので、微弱な放射線を管
理すべき実用上の多くの用途に対して、本発明のこの効
果は有効に発揮される。また放射線の検出ないしは測定
に先立って放射線計器内の回路動作を安定化させるため
、あらかじめ所定時間内放射線計器に対する電源をオン
させておく要がある場合が多いが、本発明回路はこの待
機期間中の電力消費を減少させる実用上の効果も有する
。 放射線計器の検出感度向上の観点からは、従来のように
電力消費面から定電流値が抑えられる制限を実際上取り
除くことができるので、従来よりも定電流をかなり高く
選んで放射線計器の感度向上を図ることができる。また
、この意味では本発明を前述の有利な態様で実施をすれ
ば、同し定電流値下でも放射線計器の感度を従来の2倍
に向上することもできる。
ば従来からの放射線検出用増幅回路に簡単な電流源発停
回路を追加するだけで、放射線検出器からの検出信号の
非到来時に電流源回路の無用な定電力の発生を停止する
ことにより、増幅回路の消費電力を激減させることがで
きる。この減少率は検出ないしは測定すべき放射線の発
生個数が少ないほど有利になるので、微弱な放射線を管
理すべき実用上の多くの用途に対して、本発明のこの効
果は有効に発揮される。また放射線の検出ないしは測定
に先立って放射線計器内の回路動作を安定化させるため
、あらかじめ所定時間内放射線計器に対する電源をオン
させておく要がある場合が多いが、本発明回路はこの待
機期間中の電力消費を減少させる実用上の効果も有する
。 放射線計器の検出感度向上の観点からは、従来のように
電力消費面から定電流値が抑えられる制限を実際上取り
除くことができるので、従来よりも定電流をかなり高く
選んで放射線計器の感度向上を図ることができる。また
、この意味では本発明を前述の有利な態様で実施をすれ
ば、同し定電流値下でも放射線計器の感度を従来の2倍
に向上することもできる。
第1図は本発明による放射線検出用増幅回路の具体構成
例を示す回路図、第2図は本発明回路が放射線計器回路
内に果たす役割りを例示する該放射線計器の全体回路の
ブロック回路図、第3図は従来技術による放射線検出用
増幅回路を示す回路図である。図において、 1:放射線検出器、10:電流源回路、12.13:電
流源回路内の電流ミラー回路のトランジスタ、20:電
流スイッチ回路、21:電流スイ・シチ回路内の初段ト
ランジスタ、22.23:電流スイッチ回路内差動増幅
器のトランジスタ、24,25:電流スイッチ回路内の
電流ミラー回路のトランジスタ、30:出力回路、31
:出力回路内積分手段としてのキャパシタ、32:出力
回路の構成例としての演算増幅器、40:電流源発停回
路、41:電流源発停回路内の発停用トランジスタ、5
0:増幅回路部、60:波形整形比較部、70:データ
処理表示部、80:電源部、DS、DSn、DSp :
検出信号、I:定電流、■r:定電流値の指定用基準電
流、L:放射線、■=放射線検出用増幅回路からの出力
信号、である。
例を示す回路図、第2図は本発明回路が放射線計器回路
内に果たす役割りを例示する該放射線計器の全体回路の
ブロック回路図、第3図は従来技術による放射線検出用
増幅回路を示す回路図である。図において、 1:放射線検出器、10:電流源回路、12.13:電
流源回路内の電流ミラー回路のトランジスタ、20:電
流スイッチ回路、21:電流スイ・シチ回路内の初段ト
ランジスタ、22.23:電流スイッチ回路内差動増幅
器のトランジスタ、24,25:電流スイッチ回路内の
電流ミラー回路のトランジスタ、30:出力回路、31
:出力回路内積分手段としてのキャパシタ、32:出力
回路の構成例としての演算増幅器、40:電流源発停回
路、41:電流源発停回路内の発停用トランジスタ、5
0:増幅回路部、60:波形整形比較部、70:データ
処理表示部、80:電源部、DS、DSn、DSp :
検出信号、I:定電流、■r:定電流値の指定用基準電
流、L:放射線、■=放射線検出用増幅回路からの出力
信号、である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)放射線検出器からのパルス状の検出信号の増幅回路
であって、所定値の定電流を発生する電流源回路と、放
射線検出器から到来する検出信号を受け該検出信号パル
スの存在期間中電流源回路からの電流を出力する電流ス
イッチ回路と、該電流スイッチ回路からの出力電流を受
けその電流値を積分して増幅出力信号として発する出力
回路と、検出信号を受けこれに応動して電流源回路を始
動させ該検出信号パルスの存在期間中に限り電流源回路
に定電流を発生させる電流源発停回路とを備えてなる放
射線検出用増幅回路。 2)特許請求の範囲第1項記載の回路において、電流源
回路が電流ミラー回路であり、電流源発停回路が検出信
号に応じて該電流ミラー回路への基準電流をオンオフ操
作することにより電流源回路の定電流の発生を発停する
ようにしたことを特徴とする放射線検出用増幅回路。 3)特許請求の範囲第2項記載の回路において、電流源
発停回路によりオン操作される電流源回路に対する基準
電流が電流源回路が発生する定電流に相加して出力回路
に与えられるようにしたことを特徴とする放射線検出用
増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20112486A JPS6358189A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 放射線検出用増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20112486A JPS6358189A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 放射線検出用増幅回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6358189A true JPS6358189A (ja) | 1988-03-12 |
Family
ID=16435810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20112486A Pending JPS6358189A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 放射線検出用増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6358189A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02145360A (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-04 | Canon Inc | 光検出信号発生器 |
US5592124A (en) * | 1995-06-26 | 1997-01-07 | Burr-Brown Corporation | Integrated photodiode/transimpedance amplifier |
JP2008089527A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Hitachi Ltd | 放射線検出回路 |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP20112486A patent/JPS6358189A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02145360A (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-04 | Canon Inc | 光検出信号発生器 |
US5592124A (en) * | 1995-06-26 | 1997-01-07 | Burr-Brown Corporation | Integrated photodiode/transimpedance amplifier |
JP2008089527A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Hitachi Ltd | 放射線検出回路 |
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