JPH033198B2 - - Google Patents
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- JPH033198B2 JPH033198B2 JP55087259A JP8725980A JPH033198B2 JP H033198 B2 JPH033198 B2 JP H033198B2 JP 55087259 A JP55087259 A JP 55087259A JP 8725980 A JP8725980 A JP 8725980A JP H033198 B2 JPH033198 B2 JP H033198B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/36—Measuring spectral distribution of X-rays or of nuclear radiation spectrometry
- G01T1/38—Particle discrimination and measurement of relative mass, e.g. by measurement of loss of energy with distance (dE/dx)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は放射線検出信号弁別回路、特にα線お
よびβ線検出パルスが混在する電気信号として出
力される放射線検出器から両検出パルスを効果的
に弁別する放射線検出信号弁別回路に関する。
よびβ線検出パルスが混在する電気信号として出
力される放射線検出器から両検出パルスを効果的
に弁別する放射線検出信号弁別回路に関する。
放射線特にα線およびβ線の2種類の放射線を
検出するためにα線検出用のZnS(Ag)とβ線検
出用のプラスチツクシンチレータとを組合せた放
射線検出器が周知であり、原子力発電施設あるい
は放射線医療分野などにて広範囲に利用されてい
る。そして、この種の放射線検出器においては、
電気信号に変換されたその検出パルスがα線また
はβ線のいずれの放射線の種類によるかを弁別し
なければならず、このために、従来では波形弁別
が行われている。
検出するためにα線検出用のZnS(Ag)とβ線検
出用のプラスチツクシンチレータとを組合せた放
射線検出器が周知であり、原子力発電施設あるい
は放射線医療分野などにて広範囲に利用されてい
る。そして、この種の放射線検出器においては、
電気信号に変換されたその検出パルスがα線また
はβ線のいずれの放射線の種類によるかを弁別し
なければならず、このために、従来では波形弁別
が行われている。
一般に、放射線測定において、放射線検出器の
検出波形は検出器に入射する放射線の種類あるい
は検出器に入射する放射線の幾何学的位置によつ
て、電気信号としての検出波形に差異を生ずる現
象がある。すなわち、シンチレーシヨンカウンタ
や比例計数管あるいは半導体検出器等において、
放射線に対する受感部分の材質、構造、使用方法
等を適当に選択することにより、前述した入射放
射線の種類の違い、あるいは入射放射線の幾何学
的位置の違いに応じて検出出力波形に差異を生ず
る。これらの検出波形は波形弁別回路により弁別
され、入射放射線の状態を正確に知るために、計
数あるいは他の処理に供される。
検出波形は検出器に入射する放射線の種類あるい
は検出器に入射する放射線の幾何学的位置によつ
て、電気信号としての検出波形に差異を生ずる現
象がある。すなわち、シンチレーシヨンカウンタ
や比例計数管あるいは半導体検出器等において、
放射線に対する受感部分の材質、構造、使用方法
等を適当に選択することにより、前述した入射放
射線の種類の違い、あるいは入射放射線の幾何学
的位置の違いに応じて検出出力波形に差異を生ず
る。これらの検出波形は波形弁別回路により弁別
され、入射放射線の状態を正確に知るために、計
数あるいは他の処理に供される。
第1図には、比例計数管を用いて中性子数とガ
ンマ線の測定を行つた場合の検出波形が示され、
中性子線の検出波形1は早い立上がり時間を有
し、一方、ガンマ線の検出波形2は遅い立上がり
時間を有する。第1図には、各1個の検出波形が
示されているが、実際の検出波形は放射線検出器
に対する入射放射線の幾何学的位置による「ばら
つき」が加わるため、波形1,2を中心に統計的
にかなり広い分布状態を示す。第1図から明らか
なように、放射線検出パルスはその立上りの時間
の差を識別することにより波形弁別が可能であ
る。
ンマ線の測定を行つた場合の検出波形が示され、
中性子線の検出波形1は早い立上がり時間を有
し、一方、ガンマ線の検出波形2は遅い立上がり
時間を有する。第1図には、各1個の検出波形が
示されているが、実際の検出波形は放射線検出器
に対する入射放射線の幾何学的位置による「ばら
つき」が加わるため、波形1,2を中心に統計的
にかなり広い分布状態を示す。第1図から明らか
なように、放射線検出パルスはその立上りの時間
の差を識別することにより波形弁別が可能であ
る。
しかしながら、このような単なる波形弁別のみ
では検出パルスを効果的に計数することができな
いという問題があつた。
では検出パルスを効果的に計数することができな
いという問題があつた。
すなわち、第2図には、放射線検出器の出力パ
ルスの計数分布が示されており、分布Aはα線の
特性を示し、そして、分布Bはβ線の特性を示
す。第2図から明らかなように、両パルスの弁別
は前述した立上がり時間に基づく波形弁別で可能
であるが、β線分布Bは比較的小さい波高値範囲
にあるのに対しα線分布Aは広い波高値範囲に分
散していることが理解される。これに対して従来
の波形弁別は、増幅器などのダイナミツクレンジ
にて制約され、波高値H0以下の領域にて行われ
ていた。すなわち、β線が分布するパルス波高値
の小さい領域からα線が分布するパルス波高値の
大きい領域までの広い範囲をリニアに増幅するよ
うなGain設定は困難であるため、波高値H0以下
の領域にリニア増幅域を設定し、α線及びβ線の
弁別を行つていた。従つて、従来装置では、波高
値H0以上のα線分布Aの部分が測定不能として
捨てられることとなり、計数効率が著しく低下す
るという欠点があつた。
ルスの計数分布が示されており、分布Aはα線の
特性を示し、そして、分布Bはβ線の特性を示
す。第2図から明らかなように、両パルスの弁別
は前述した立上がり時間に基づく波形弁別で可能
であるが、β線分布Bは比較的小さい波高値範囲
にあるのに対しα線分布Aは広い波高値範囲に分
散していることが理解される。これに対して従来
の波形弁別は、増幅器などのダイナミツクレンジ
にて制約され、波高値H0以下の領域にて行われ
ていた。すなわち、β線が分布するパルス波高値
の小さい領域からα線が分布するパルス波高値の
大きい領域までの広い範囲をリニアに増幅するよ
うなGain設定は困難であるため、波高値H0以下
の領域にリニア増幅域を設定し、α線及びβ線の
弁別を行つていた。従つて、従来装置では、波高
値H0以上のα線分布Aの部分が測定不能として
捨てられることとなり、計数効率が著しく低下す
るという欠点があつた。
なお、波高値H0以下にα線分布Aが入るよう
にGainを設定することは可能であるが、この場
合にはβ線分布Bがノズルレベルに粉れてしま
い、βの弁別・計数が困難となるため、上記のよ
うなレベルに波高値H0を設定していた。
にGainを設定することは可能であるが、この場
合にはβ線分布Bがノズルレベルに粉れてしま
い、βの弁別・計数が困難となるため、上記のよ
うなレベルに波高値H0を設定していた。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたもの
で、その目的は放射線検出パルスを高精度でかつ
能率よく弁別可能な放射線検出信号弁別回路を提
供することにある。
で、その目的は放射線検出パルスを高精度でかつ
能率よく弁別可能な放射線検出信号弁別回路を提
供することにある。
上記目的を達成するために、本発明において、
波形弁別回路は、放射線検出パルスの低波高値領
域および高波高値領域について該放射線検出パル
スの種類を弁別する2系統の弁別回路を有し、α
線検出パルスの立上がり時間に応じて大なる設定
数が設定されている第1の微分回路と、β線検出
パルスの立上がり時間に応じて小なる時定数が設
定されている第2の微分回路と、該第2の微分回
路の出力パルスを増幅するとともに所定の遅延時
間を与えるための増幅遅延回路と、該増幅遅延回
路の出力パルスと前記第1の微分回路の出力パル
スとの波高を比較して第2の微分回路の出力パル
スが高い場合にはβ線検出パルスを弁別し、低い
場合にはα線検出パルスを弁別する低波高値領域
の波高比較回路と、前記第1の微分回路の出力パ
ルスが、前記低波高値領域の上限レベルを若干下
回る値に設定された基準信号値を超えた時にα線
検出パルスを弁別する高波高値領域の波高弁別回
路と、を設けたことを特徴とする。
波形弁別回路は、放射線検出パルスの低波高値領
域および高波高値領域について該放射線検出パル
スの種類を弁別する2系統の弁別回路を有し、α
線検出パルスの立上がり時間に応じて大なる設定
数が設定されている第1の微分回路と、β線検出
パルスの立上がり時間に応じて小なる時定数が設
定されている第2の微分回路と、該第2の微分回
路の出力パルスを増幅するとともに所定の遅延時
間を与えるための増幅遅延回路と、該増幅遅延回
路の出力パルスと前記第1の微分回路の出力パル
スとの波高を比較して第2の微分回路の出力パル
スが高い場合にはβ線検出パルスを弁別し、低い
場合にはα線検出パルスを弁別する低波高値領域
の波高比較回路と、前記第1の微分回路の出力パ
ルスが、前記低波高値領域の上限レベルを若干下
回る値に設定された基準信号値を超えた時にα線
検出パルスを弁別する高波高値領域の波高弁別回
路と、を設けたことを特徴とする。
以下図面により本発明の好適な実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第3図には、本発明に係る信号弁別回路の好適
な第1実施例が示され、2種類の放射線特にα線
およびβ線の入射に対してシンチレータにより放
射線を検出するシンチレーシヨンカウンタに本発
明を適用した実施例が示されている。放射線検出
器10はα線を検出するシンチレータとしてZnS
(Ag)シンチレータを、そしてβ線を検出するシ
ンチレータとしてプラスチツクシンチレータを含
む。
な第1実施例が示され、2種類の放射線特にα線
およびβ線の入射に対してシンチレータにより放
射線を検出するシンチレーシヨンカウンタに本発
明を適用した実施例が示されている。放射線検出
器10はα線を検出するシンチレータとしてZnS
(Ag)シンチレータを、そしてβ線を検出するシ
ンチレータとしてプラスチツクシンチレータを含
む。
以下にまず小さい波高値範囲におけるα線とβ
線の弁別を行う波形弁別回路11を説明する。
線の弁別を行う波形弁別回路11を説明する。
放射線検出器10の各シンチレータにより検出
されたα線およびβ線の検出信号は波形弁別回路
11の増幅器12により所望の電圧レベルに増幅
された後、第1の微分回路14および第2の微分
回路16へ供給される。各微分回路14,16は
キヤパシタと抵抗とからなり、第2の微分回路1
6はその時定数が第1の微分回路よりも短く設定
されている。第1の微分回路14の出力は波高比
較回路18へ供給され、また第2の微分回路16
の出力は増幅器20により増幅され更に遅延回路
22で所定の遅延時間が与えられた後、波高比較
回路18へ供給される。
されたα線およびβ線の検出信号は波形弁別回路
11の増幅器12により所望の電圧レベルに増幅
された後、第1の微分回路14および第2の微分
回路16へ供給される。各微分回路14,16は
キヤパシタと抵抗とからなり、第2の微分回路1
6はその時定数が第1の微分回路よりも短く設定
されている。第1の微分回路14の出力は波高比
較回路18へ供給され、また第2の微分回路16
の出力は増幅器20により増幅され更に遅延回路
22で所定の遅延時間が与えられた後、波高比較
回路18へ供給される。
第1の微分回路14の出力および増幅器20に
より増幅された第2の微分回路16の出力は、そ
れぞれ第1の波高弁別回路24および第2の波高
弁別回路26を介してそれぞれ第1の出力制御回
路28および第2の出力制御回路30へ供給され
る。出力制御回路28,30はゲート回路からな
り、各ゲート入力には波高比較回路18の出力が
供給される。両出力制御回路28,30の出力は
それぞれオアゲート38を介して第1の計数回路
32へ、そして直接第2の計数回路34へ供給さ
れ、第1の計数回路32によりα線による検出パ
ルスが、そして第2の計数回路34によりβ線に
よる検出パルスが計数される。
より増幅された第2の微分回路16の出力は、そ
れぞれ第1の波高弁別回路24および第2の波高
弁別回路26を介してそれぞれ第1の出力制御回
路28および第2の出力制御回路30へ供給され
る。出力制御回路28,30はゲート回路からな
り、各ゲート入力には波高比較回路18の出力が
供給される。両出力制御回路28,30の出力は
それぞれオアゲート38を介して第1の計数回路
32へ、そして直接第2の計数回路34へ供給さ
れ、第1の計数回路32によりα線による検出パ
ルスが、そして第2の計数回路34によりβ線に
よる検出パルスが計数される。
波形弁別を行うための第1の微分回路14およ
び第2の微分回路16はそれぞれの時定数が弁別
される放射線検出信号の立上がり時間に応じて設
定される。図示した実施例において、ZnS(Ag)
シンチレータにより検出されるα線の検出信号は
約10μ秒の立上がり時間を有し、またプラスチツ
クシンチレータにより検出されるβ線の検出信号
は約10n秒の立上がり時間を有し、本発明におい
ては、両微分回路14,16の時定数をこれら検
出される放射線の検出信号立上がり時間に対応し
て選定することにより、立上がり時間の差からα
線検出信号およびβ線検出信号を確実に弁別する
ことができる。両微分回路の時定数は検出を要す
る放射線の検出信号立上がり時間の間、すなわ
ち、図示した実施例では10n秒〜10μ秒の間に設
定され、かつ立上がり時間の短いβ線を検出する
第2の微分回路16は立上がり時間の長いα線を
検出する第1の微分回路14に比して短い時定数
に設定されている。実施例では、第1の微分回路
14は2μ秒〜10μ秒の範囲特に2μ秒に設定され、
また第2の微分回路16は0.1μ秒〜1μ秒特に1μ秒
に設定されている。第2の微分回路16に接続さ
れた増幅器20は両微分回路14,16の出力波
高値に著しい差異が生じる場合にのみ必要であ
り、両出力の波高値を比較し易い範囲に増幅ある
いは減衰する作用を行うが、本発明において、両
微分回路14,16の出力が比較し易い範囲にあ
る場合は特に設ける必要はない。遅延回路22は
入射する放射線の種類によつて適宜選択された遅
延時間を有し、図示した実施例では1μ秒〜2μ秒
の範囲特に2μ秒程度に設定されている。波高比
較回路18は周知の差動演算型増幅器等からな
り、この反転および非反転入力端子に第1の微分
回路14の出力および遅延回路22の出力が接続
されている。
び第2の微分回路16はそれぞれの時定数が弁別
される放射線検出信号の立上がり時間に応じて設
定される。図示した実施例において、ZnS(Ag)
シンチレータにより検出されるα線の検出信号は
約10μ秒の立上がり時間を有し、またプラスチツ
クシンチレータにより検出されるβ線の検出信号
は約10n秒の立上がり時間を有し、本発明におい
ては、両微分回路14,16の時定数をこれら検
出される放射線の検出信号立上がり時間に対応し
て選定することにより、立上がり時間の差からα
線検出信号およびβ線検出信号を確実に弁別する
ことができる。両微分回路の時定数は検出を要す
る放射線の検出信号立上がり時間の間、すなわ
ち、図示した実施例では10n秒〜10μ秒の間に設
定され、かつ立上がり時間の短いβ線を検出する
第2の微分回路16は立上がり時間の長いα線を
検出する第1の微分回路14に比して短い時定数
に設定されている。実施例では、第1の微分回路
14は2μ秒〜10μ秒の範囲特に2μ秒に設定され、
また第2の微分回路16は0.1μ秒〜1μ秒特に1μ秒
に設定されている。第2の微分回路16に接続さ
れた増幅器20は両微分回路14,16の出力波
高値に著しい差異が生じる場合にのみ必要であ
り、両出力の波高値を比較し易い範囲に増幅ある
いは減衰する作用を行うが、本発明において、両
微分回路14,16の出力が比較し易い範囲にあ
る場合は特に設ける必要はない。遅延回路22は
入射する放射線の種類によつて適宜選択された遅
延時間を有し、図示した実施例では1μ秒〜2μ秒
の範囲特に2μ秒程度に設定されている。波高比
較回路18は周知の差動演算型増幅器等からな
り、この反転および非反転入力端子に第1の微分
回路14の出力および遅延回路22の出力が接続
されている。
本発明において特徴的なことは、前述した波形
弁別回路11とは別個に大きな波高値領域におけ
るα線検出パルスを計数するために波高弁別回路
40が設けられていることであり、第1の微分回
路14の出力が波高弁別回路40に供給され、ま
たその出力がオアゲート38を介して第1の計数
回路32へ供給されている。
弁別回路11とは別個に大きな波高値領域におけ
るα線検出パルスを計数するために波高弁別回路
40が設けられていることであり、第1の微分回
路14の出力が波高弁別回路40に供給され、ま
たその出力がオアゲート38を介して第1の計数
回路32へ供給されている。
本発明の第1実施例は以上の構成からなり、以
下にまず波形弁別回路11の作用を第4図の波形
図を参照しながら説明する。第4図において、β
線検出信号101で、そしてα線検出信号は符号
201で示されている。まず短い立上がり時間を
有するβ線検出信号101が放射線検出器10か
ら増幅器12を介して両微分回路14,16へ供
給された場合を考える。このとき、時定数の短い
第2の微分回路16は尖鋭度の鋭い比較的高い波
高値の波形102を出力し、一方、時定数の長い
第1の微分回路14は波高値は高いが尖鋭度の比
較的緩かな波形103を出力する。図示した実施
例の場合、波形102はその波高値が波形103
より若干低いので増幅器20により同一波高値に
増幅された後、遅延回路22により所定の遅延時
間が与えられ波形102aに変換される。波高比
較回路18は波形103と波形102aとを比較
し、第4図から明らかなように、波形102aは
遅延時間の付与により、波形103のなだらかな
立下がり部分において波形103より高いレベル
となる斜線部分を生じ、この結果、波高比較回路
18からはゲートパルス(β線検出パルス)30
0が出力される。このゲートパルス300は両出
力制御回路28,30へ供給され、第1の出力制
御回路28を閉、そして第2の出力制御回路30
を開制御する。第1の出力制御回路28へは第1
の波高弁別回路24を介して第1の微分回路14
からの微分出力波形103が供給されているが、
出力制御回路28の閉制御により第1の計数回路
32へは何らの出力も供給されない。一方、第2
の出力制御回路30へは第2の波高弁別回路26
を介して増幅器20の出力が供給されており、第
2の出力制御回路30の開制御により、第2の微
分回路16の微分出力波形102が第2の計数回
路34へ供給される。第2の計数回路34はβ線
検出パルスの計数作用を行い、前述した本発明に
係る波形弁別回路11により放射線検出器10か
ら得られたβ線検出信号101がβ線の検出パル
ス計数用の第2の計数回路34により計数される
こととなる。両波高弁別回路24,26はノイズ
成分を除去した所定の波高値以上の信号を各出力
制御回路28,30へ供給する。すなわち、第4
図に示す微分出力波形103,203を例にとれ
ば、波高値HN以下の零信号レベルに現れるノイ
ズ成分103N,203Nがカツトされる。
下にまず波形弁別回路11の作用を第4図の波形
図を参照しながら説明する。第4図において、β
線検出信号101で、そしてα線検出信号は符号
201で示されている。まず短い立上がり時間を
有するβ線検出信号101が放射線検出器10か
ら増幅器12を介して両微分回路14,16へ供
給された場合を考える。このとき、時定数の短い
第2の微分回路16は尖鋭度の鋭い比較的高い波
高値の波形102を出力し、一方、時定数の長い
第1の微分回路14は波高値は高いが尖鋭度の比
較的緩かな波形103を出力する。図示した実施
例の場合、波形102はその波高値が波形103
より若干低いので増幅器20により同一波高値に
増幅された後、遅延回路22により所定の遅延時
間が与えられ波形102aに変換される。波高比
較回路18は波形103と波形102aとを比較
し、第4図から明らかなように、波形102aは
遅延時間の付与により、波形103のなだらかな
立下がり部分において波形103より高いレベル
となる斜線部分を生じ、この結果、波高比較回路
18からはゲートパルス(β線検出パルス)30
0が出力される。このゲートパルス300は両出
力制御回路28,30へ供給され、第1の出力制
御回路28を閉、そして第2の出力制御回路30
を開制御する。第1の出力制御回路28へは第1
の波高弁別回路24を介して第1の微分回路14
からの微分出力波形103が供給されているが、
出力制御回路28の閉制御により第1の計数回路
32へは何らの出力も供給されない。一方、第2
の出力制御回路30へは第2の波高弁別回路26
を介して増幅器20の出力が供給されており、第
2の出力制御回路30の開制御により、第2の微
分回路16の微分出力波形102が第2の計数回
路34へ供給される。第2の計数回路34はβ線
検出パルスの計数作用を行い、前述した本発明に
係る波形弁別回路11により放射線検出器10か
ら得られたβ線検出信号101がβ線の検出パル
ス計数用の第2の計数回路34により計数される
こととなる。両波高弁別回路24,26はノイズ
成分を除去した所定の波高値以上の信号を各出力
制御回路28,30へ供給する。すなわち、第4
図に示す微分出力波形103,203を例にとれ
ば、波高値HN以下の零信号レベルに現れるノイ
ズ成分103N,203Nがカツトされる。
次に、α線検出信号201が放射線検出器10
から増幅器12を介して各微分回路14,16へ
供給される場合を考える。
から増幅器12を介して各微分回路14,16へ
供給される場合を考える。
この場合、検出信号201はその立上がり時間
が長いので、時定数の短い第2の微分回路16で
は尖鋭度の緩い、かつ波高値の低い信号202が
得られる。また時定数の長い第1の微分回路14
からは信号203で示される尖鋭度の緩い、かつ
比較的波高値の高い信号が得られる。前述したよ
うに、信号202は増幅遅延された後、信号20
2aとして波高比較回路18に供給され、信号2
03と比較される。このα線検出信号の場合、第
4図から明らかなように、遅延時間の付与された
後においても、信号202aは第1の微分回路1
4の出力信号203よりも高い波高値を得ること
ができず、波高比較回路18からはゲートパルス
300を得ることができない。従つて、β線検出
信号の場合と逆に第1の出力制御回路28は開制
御、そして第2の出力制御回路30は閉制御され
る。この結果、第1の微分回路14の出力203
がα線検出信号として第1の波高弁別回路24お
よび第1の出力制御回路28を介して第1の計数
回路32へ供給され、α線の計数作用を行うこと
ができる。
が長いので、時定数の短い第2の微分回路16で
は尖鋭度の緩い、かつ波高値の低い信号202が
得られる。また時定数の長い第1の微分回路14
からは信号203で示される尖鋭度の緩い、かつ
比較的波高値の高い信号が得られる。前述したよ
うに、信号202は増幅遅延された後、信号20
2aとして波高比較回路18に供給され、信号2
03と比較される。このα線検出信号の場合、第
4図から明らかなように、遅延時間の付与された
後においても、信号202aは第1の微分回路1
4の出力信号203よりも高い波高値を得ること
ができず、波高比較回路18からはゲートパルス
300を得ることができない。従つて、β線検出
信号の場合と逆に第1の出力制御回路28は開制
御、そして第2の出力制御回路30は閉制御され
る。この結果、第1の微分回路14の出力203
がα線検出信号として第1の波高弁別回路24お
よび第1の出力制御回路28を介して第1の計数
回路32へ供給され、α線の計数作用を行うこと
ができる。
以上のようにして、入射される放射線検出信号
の立上がり時間に対応した異なる時定数を有する
2個の微分回路を設けることにより、検出信号の
立上がり時間自体を測定することなく、立上がり
時間の差により入射検出信号を弁別することが可
能となる。
の立上がり時間に対応した異なる時定数を有する
2個の微分回路を設けることにより、検出信号の
立上がり時間自体を測定することなく、立上がり
時間の差により入射検出信号を弁別することが可
能となる。
第3図のように、α線を検出するZnS(Ag)シ
ンチレータによるα線検出信号の立上がり時間と
β線を検出するプラスチツクシンチレータのβ線
検出信号立上がり時間とが100倍もの差を有する
場合、両微分回路14,16の時定数は比較的任
意に設定することができる。
ンチレータによるα線検出信号の立上がり時間と
β線を検出するプラスチツクシンチレータのβ線
検出信号立上がり時間とが100倍もの差を有する
場合、両微分回路14,16の時定数は比較的任
意に設定することができる。
以上のことから、波形弁別回路11により、α
線とβ線との弁別が可能となるが、この弁別は第
2図の波高値H0までの小さい波高値領域に関す
るものであり、波高値H0以上のα線検出パルス
は本発明における波高値弁別回路40によつて検
出される。波高値弁別回路40には波高値H0に
対して若干低レベルに設定された基準信号が供給
されており、第1の微分回路14の出力信号波高
値がこの基準信号を超えた時に、この信号をα線
検出パルスとして出力する。すなわち、基準信号
は第1の波高値弁別回路24にて規定されている
低波高値領域の上限レベルとしての波高値H0に
対して、波高値弁別回路40における高波高値領
域の下限レベルとして規定されている。そして、
波高値弁別回路40から出力されたα線検出パル
スは、オアゲート38を介して第1の計数回路3
2へ供給される。なお上記基準信号が波高値H0
に対して低レベルに設定されているのは、増幅器
の電源電圧変動等によりH0レベルが変動した場
合に低波高値領域と高波高値領域とが不連続とな
り、両領域間にα線が検出されない非検出領域が
発生してしまうことへの防止処置である。
線とβ線との弁別が可能となるが、この弁別は第
2図の波高値H0までの小さい波高値領域に関す
るものであり、波高値H0以上のα線検出パルス
は本発明における波高値弁別回路40によつて検
出される。波高値弁別回路40には波高値H0に
対して若干低レベルに設定された基準信号が供給
されており、第1の微分回路14の出力信号波高
値がこの基準信号を超えた時に、この信号をα線
検出パルスとして出力する。すなわち、基準信号
は第1の波高値弁別回路24にて規定されている
低波高値領域の上限レベルとしての波高値H0に
対して、波高値弁別回路40における高波高値領
域の下限レベルとして規定されている。そして、
波高値弁別回路40から出力されたα線検出パル
スは、オアゲート38を介して第1の計数回路3
2へ供給される。なお上記基準信号が波高値H0
に対して低レベルに設定されているのは、増幅器
の電源電圧変動等によりH0レベルが変動した場
合に低波高値領域と高波高値領域とが不連続とな
り、両領域間にα線が検出されない非検出領域が
発生してしまうことへの防止処置である。
従つて、本発明によれば、従来捨てられていた
大きな波高値領域のα線検出パルスを確実に計数
して測定精度を向上させることが可能となる。
大きな波高値領域のα線検出パルスを確実に計数
して測定精度を向上させることが可能となる。
第5図には、本発明の第2実施例が示され、信
号弁別回路の構成および作用は第1実施例と同様
であり、同一部材には同一符号を付して説明を省
略する。第2実施例においては、波形弁別回路1
1の遅延回路22の出力は直流レベル変換回路3
6を介して波高比較回路18へ供給される。第2
実施例では、第1の波高弁別回路42および出力
制御回路44が一方の放射線例えばα線に関して
のみ設けられ、他方の放射線例えばβ線に関して
は波高比較回路18のゲートパルス300が直接
第2の計数回路34へ計数信号として供給され
る。すなわち、立上がり時間の短いβ線検出信号
が印加された場合、波高比較回路18からは第4
図に示されるように、ゲートパルス300が出力
され、第2の計数回路34がこのパルス300を
計数すると共に、出力制御回路44はゲートパル
ス300により閉制御される。一方、立上がり時
間の長いα線を検出した場合には、波高比較回路
18からはゲートパルス300が出力されず、出
力制御回路44は開制御されるので、この場合に
は第1の計数回路32がα線検出パルスを計数す
ることとなる。
号弁別回路の構成および作用は第1実施例と同様
であり、同一部材には同一符号を付して説明を省
略する。第2実施例においては、波形弁別回路1
1の遅延回路22の出力は直流レベル変換回路3
6を介して波高比較回路18へ供給される。第2
実施例では、第1の波高弁別回路42および出力
制御回路44が一方の放射線例えばα線に関して
のみ設けられ、他方の放射線例えばβ線に関して
は波高比較回路18のゲートパルス300が直接
第2の計数回路34へ計数信号として供給され
る。すなわち、立上がり時間の短いβ線検出信号
が印加された場合、波高比較回路18からは第4
図に示されるように、ゲートパルス300が出力
され、第2の計数回路34がこのパルス300を
計数すると共に、出力制御回路44はゲートパル
ス300により閉制御される。一方、立上がり時
間の長いα線を検出した場合には、波高比較回路
18からはゲートパルス300が出力されず、出
力制御回路44は開制御されるので、この場合に
は第1の計数回路32がα線検出パルスを計数す
ることとなる。
以上説明したように、本発明によれば、検出信
号の小さい波高値領域では波形弁別によりα線検
出信号とβ線検出信号との弁別を行い、また大き
な波高値領域では、波高弁別によりα線検出信号
を弁別し、両弁別により得られた検出パルスを計
数することにより高精度でかつ計数効率のよい弁
別を行うことができる。
号の小さい波高値領域では波形弁別によりα線検
出信号とβ線検出信号との弁別を行い、また大き
な波高値領域では、波高弁別によりα線検出信号
を弁別し、両弁別により得られた検出パルスを計
数することにより高精度でかつ計数効率のよい弁
別を行うことができる。
また本実施例の波形弁別によれば、検出信号の
立上がり時間を直接計測することなく、入射され
る検出信号の立上がり時間の差を識別するのみで
両者の弁別を行うことができる。なお極めて簡単
な回路を付加するのみで弁別作用を行うことがで
き、また弁別回路の調整を必要とすることがない
という利点を有する。更に本発明は回路構成およ
び調整が簡単なため、小型ポータブルのサーベメ
ータ等に特に有効である。
立上がり時間を直接計測することなく、入射され
る検出信号の立上がり時間の差を識別するのみで
両者の弁別を行うことができる。なお極めて簡単
な回路を付加するのみで弁別作用を行うことがで
き、また弁別回路の調整を必要とすることがない
という利点を有する。更に本発明は回路構成およ
び調整が簡単なため、小型ポータブルのサーベメ
ータ等に特に有効である。
第1図は一般的な放射線検出波形を示す波形
図、第2図は検出パルス分布特性図、第3図は本
発明に係る放射線検出信号弁別回路の好適な第1
実施例を示すブロツク回路図、第4図は第3図の
実施例における各部波形図、第5図は本発明に係
る信号弁別回路の好適な第2実施例を示すブロツ
ク回路図である。 10……放射線検出器、11……波形弁別回
路、14……第1の微分回路、16……第2の微
分回路、40……波高弁別回路。
図、第2図は検出パルス分布特性図、第3図は本
発明に係る放射線検出信号弁別回路の好適な第1
実施例を示すブロツク回路図、第4図は第3図の
実施例における各部波形図、第5図は本発明に係
る信号弁別回路の好適な第2実施例を示すブロツ
ク回路図である。 10……放射線検出器、11……波形弁別回
路、14……第1の微分回路、16……第2の微
分回路、40……波高弁別回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ZnS(Ag)シンチレータとプラスチツクシン
チレータとを組み合わせてα線およびβ線を検出
し検出量に応じた電気信号を出力する放射線検出
器と、該放射線検出器の出力信号波形に基づいて
α線検出信号とβ線検出信号とを弁別しそれぞれ
の検出パルスを出力する波形弁別回路と、出力さ
れた放射線検出パルスを計数する計数回路と、か
ら成る放射線検出信号弁別回路において、 前記波形弁別回路は、放射線検出信号の低波高
値領域および高波高値領域について該放射線検出
信号の種類を弁別する2系統の弁別回路を有し、 α線検出信号の立上がり時間に応じて大なる時
定数が設定されている第1の微分回路と、 β線検出信号の立上がり時間に応じて小なる時
定数が設定されている第2の微分回路と、 該第2の微分回路の出力信号を増幅するととも
に所定の遅延時間を与えるための増幅遅延回路
と、 該増幅遅延回路の出力信号と前記第1の微分回
路の出力信号との波高を比較して前記増幅遅延回
路の出力信号が高い場合にはβ線検出パルスを出
力し、低い場合にはα線検出パルスを出力する低
波高値領域の波高比較回路と、 前記第1の微分回路の出力信号が、前記低波高
値領域の上限レベルを若干下回る値に設定された
基準信号値を超えた時にα線検出パルスを出力す
る高波高値領域の波高弁別回路と、を設けたこと
を特徴とする放射線検出信号弁別回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8725980A JPS5713380A (en) | 1980-06-28 | 1980-06-28 | Discriminating circuit for radiation detecting signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8725980A JPS5713380A (en) | 1980-06-28 | 1980-06-28 | Discriminating circuit for radiation detecting signal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5713380A JPS5713380A (en) | 1982-01-23 |
JPH033198B2 true JPH033198B2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=13909770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8725980A Granted JPS5713380A (en) | 1980-06-28 | 1980-06-28 | Discriminating circuit for radiation detecting signal |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5713380A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61204581A (ja) * | 1985-03-07 | 1986-09-10 | Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp | 放射能測定装置 |
JP4703329B2 (ja) * | 2005-09-16 | 2011-06-15 | 株式会社東芝 | 放射線検出器 |
JP6124750B2 (ja) * | 2013-09-25 | 2017-05-10 | 日本電子株式会社 | 放射線検出装置、および試料分析装置 |
JP6556574B2 (ja) * | 2015-01-20 | 2019-08-07 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 波形整形フィルタ及び放射線検出装置 |
JP7169906B2 (ja) * | 2019-03-04 | 2022-11-11 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 放射線計測装置、放射線計測システムおよび放射線計測方法 |
-
1980
- 1980-06-28 JP JP8725980A patent/JPS5713380A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5713380A (en) | 1982-01-23 |
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