JPS635804Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635804Y2 JPS635804Y2 JP1229382U JP1229382U JPS635804Y2 JP S635804 Y2 JPS635804 Y2 JP S635804Y2 JP 1229382 U JP1229382 U JP 1229382U JP 1229382 U JP1229382 U JP 1229382U JP S635804 Y2 JPS635804 Y2 JP S635804Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- container
- tubular plunger
- container body
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 7
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 7
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は手動式小型噴霧器に係る。
この種噴霧器は、通常容器体内にシリンダを装
着させると共に、該シリンダ内に吐出管或いは管
状プランジヤ下部を上下動可能に嵌合させ、該管
状プランジヤ上端に嵌合させたノズル孔付きの噴
霧ヘツドを介して管状プランジヤを上下動させる
ことで、シリンダ下端から容器体内に垂設された
吸上げパイプを介して液体を吸上げ、上記ノズル
孔から噴霧するよう設けている。そのシリンダ
は、上端に外向きフランジを付設させてこれを容
器体口頂面に係合させてあり、又そのシリンダを
固定させるために、容器体口頚部に螺合させる螺
筒上端に、上記外向きフランジ押えとしての内向
きフランジを付設させたキヤツプ状部材を設け、
該部材を容器体口頚部外面へ締付けさせると、そ
の内向きフランジが容器体口頂面との間で外向き
フランジを挾持してシリンダを固定するよう設け
られている。しかしこのようにすると、容器体内
への液体補充に際してシリンダを容器体内から取
出さなければならないために、キヤツプ状部材と
シリンダとが分解されることとなり、再組立てが
面倒となる欠点があつた。
着させると共に、該シリンダ内に吐出管或いは管
状プランジヤ下部を上下動可能に嵌合させ、該管
状プランジヤ上端に嵌合させたノズル孔付きの噴
霧ヘツドを介して管状プランジヤを上下動させる
ことで、シリンダ下端から容器体内に垂設された
吸上げパイプを介して液体を吸上げ、上記ノズル
孔から噴霧するよう設けている。そのシリンダ
は、上端に外向きフランジを付設させてこれを容
器体口頂面に係合させてあり、又そのシリンダを
固定させるために、容器体口頚部に螺合させる螺
筒上端に、上記外向きフランジ押えとしての内向
きフランジを付設させたキヤツプ状部材を設け、
該部材を容器体口頚部外面へ締付けさせると、そ
の内向きフランジが容器体口頂面との間で外向き
フランジを挾持してシリンダを固定するよう設け
られている。しかしこのようにすると、容器体内
への液体補充に際してシリンダを容器体内から取
出さなければならないために、キヤツプ状部材と
シリンダとが分解されることとなり、再組立てが
面倒となる欠点があつた。
本案は上記欠点を除去したもので、以下図面に
ついて説明すると、１は容器体、２は該容器体の
口頚部、３はその口頚部外面に周壁４を螺合させ
たシリンダ付き主部材である。該主部材は、容器
体内に垂設させたシリンダ５を、該シリンダより
も大内径とした保持筒６下端に付設させると共
に、該保持筒中間部から外向きフランジ７を突出
させ、該外向きフランジ外周縁から上記周壁を垂
設させたものである。保持筒上半部は上方へ起立
させてあり、又外向きフランジ上面からは保持筒
と軸線を共通とするガイド筒８が起立させてあ
る。シリンダ底部内には吸込み弁９が設けてあつ
てシリンダ下端から垂設させた嵌合筒１０には容
器体内液体吸上げ用のパイプ１１が垂設させてあ
る。シリンダ上端と保持筒下端との間には透孔１
２が穿設させてあり、シリンダおよび保持筒の中
間部内面には溝１３，２５が周設させてある。
ついて説明すると、１は容器体、２は該容器体の
口頚部、３はその口頚部外面に周壁４を螺合させ
たシリンダ付き主部材である。該主部材は、容器
体内に垂設させたシリンダ５を、該シリンダより
も大内径とした保持筒６下端に付設させると共
に、該保持筒中間部から外向きフランジ７を突出
させ、該外向きフランジ外周縁から上記周壁を垂
設させたものである。保持筒上半部は上方へ起立
させてあり、又外向きフランジ上面からは保持筒
と軸線を共通とするガイド筒８が起立させてあ
る。シリンダ底部内には吸込み弁９が設けてあつ
てシリンダ下端から垂設させた嵌合筒１０には容
器体内液体吸上げ用のパイプ１１が垂設させてあ
る。シリンダ上端と保持筒下端との間には透孔１
２が穿設させてあり、シリンダおよび保持筒の中
間部内面には溝１３，２５が周設させてある。
上記シリンダ内には管状プランジヤ１４下部が
上下動可能に嵌合させてあり、該プランジヤ上部
はノズル孔１５を有する噴霧ヘツド１６の周壁１
７内面へ嵌着させた大径シリンダ１８内に嵌合さ
せてある。１９は管状プランジヤの管孔２０内を
狭少化させるために噴霧ヘツドの周壁上端部内へ
上端部を固着させて管状プランジヤ内へ挿入させ
た芯材、２１は管状プランジヤ押上げ用のスプリ
ングである。
上下動可能に嵌合させてあり、該プランジヤ上部
はノズル孔１５を有する噴霧ヘツド１６の周壁１
７内面へ嵌着させた大径シリンダ１８内に嵌合さ
せてある。１９は管状プランジヤの管孔２０内を
狭少化させるために噴霧ヘツドの周壁上端部内へ
上端部を固着させて管状プランジヤ内へ挿入させ
た芯材、２１は管状プランジヤ押上げ用のスプリ
ングである。
噴霧ヘツドを押下げすると、シリンダ、大径シ
リンダ、管状プランジヤ内が高圧化され、すると
シリンダと大径シリンダとの径差により管状プラ
ンジヤが下降し吐出弁２２が開き、吐出路２３を
通つてノズル孔１５から吸込み弁と吐出弁との間
の加圧室内液体が噴霧し、又噴霧ヘツド下降完了
後の上昇の際、吐出弁２２は閉じ、管状プランジ
ヤは上昇してシリンダ内空間が大となるため、吸
込み弁９が開いて容器体内液体が上記シリンダ内
等加圧室内に吸込みされる。
リンダ、管状プランジヤ内が高圧化され、すると
シリンダと大径シリンダとの径差により管状プラ
ンジヤが下降し吐出弁２２が開き、吐出路２３を
通つてノズル孔１５から吸込み弁と吐出弁との間
の加圧室内液体が噴霧し、又噴霧ヘツド下降完了
後の上昇の際、吐出弁２２は閉じ、管状プランジ
ヤは上昇してシリンダ内空間が大となるため、吸
込み弁９が開いて容器体内液体が上記シリンダ内
等加圧室内に吸込みされる。
尚シリンダに設けた溝１３は、管状プランジヤ
下端に付設させたピストンリング状部２４が、該
溝内に入つたとき、管状プランジヤ下部外面とシ
リンダ内面との間に通路が形成されて、該溝と、
透孔１２を通つて容器体内とが連通してシリンダ
内高圧化が解消されるよう設けたもので、噴霧器
を始めて使用する際、シリンダ内等が形成する加
圧室内に残圧が残つて液体吸込みのための負圧化
が不充分となることを防止させるためのものであ
り、又保持筒の溝２５は、管状プランジヤ中間部
に設けたピストンリング状部２６がその溝内に入
つたとき、該管状プランジヤ外面と保持筒内面と
の間に、外気と透孔１２を通つて容器体内とを連
通する通路が形成されるよう設けたものである。
下端に付設させたピストンリング状部２４が、該
溝内に入つたとき、管状プランジヤ下部外面とシ
リンダ内面との間に通路が形成されて、該溝と、
透孔１２を通つて容器体内とが連通してシリンダ
内高圧化が解消されるよう設けたもので、噴霧器
を始めて使用する際、シリンダ内等が形成する加
圧室内に残圧が残つて液体吸込みのための負圧化
が不充分となることを防止させるためのものであ
り、又保持筒の溝２５は、管状プランジヤ中間部
に設けたピストンリング状部２６がその溝内に入
つたとき、該管状プランジヤ外面と保持筒内面と
の間に、外気と透孔１２を通つて容器体内とを連
通する通路が形成されるよう設けたものである。
上記実施例は、いわゆる蓄圧式噴霧器について
説明したが、本案の実施は従来公知の他の手動式
噴霧器でもよいことは云うまでもない。
説明したが、本案の実施は従来公知の他の手動式
噴霧器でもよいことは云うまでもない。
本案は従来構造に代えてシリンダと容器体口頚
部螺合用の周壁４とをフランジを介して一体化さ
せたから、従来のように液体補充のために周壁４
を螺脱させても、該周壁とシリンダとが分離する
ことがなく、従つて液体補充を容易かつ迅速に行
うことが出来、便利である。
部螺合用の周壁４とをフランジを介して一体化さ
せたから、従来のように液体補充のために周壁４
を螺脱させても、該周壁とシリンダとが分離する
ことがなく、従つて液体補充を容易かつ迅速に行
うことが出来、便利である。
図面は本案噴霧器の縦断面図である。
１……容器体、４……周壁、５……シリンダ。
Claims (1)
- 容器体１内に装着させたシリンダ５内に管状プ
ランジヤ１４下部を上下動可能に嵌合させ、該管
状プランジヤ上端に嵌合させたノズル孔付きの噴
霧ヘツド１６を介して管状プランジヤを上下動さ
せることでシリンダ下端から容器体内に垂設され
た吸上げパイプを介して容器体内液体を吸上げ、
上記ノズル孔１５から噴霧するようにした手動式
小型噴霧器において、上記シリンダ上端に、直接
又は間接に下面を容器体口頂面に係合させた外向
きフランジ７を付設させると共に、該外向きフラ
ンジ外周縁からは、周壁４を垂設させて容器体口
頚部の外面へ螺合させたことを特徴とする手動式
小型噴霧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1229382U JPS635804Y2 (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1229382U JPS635804Y2 (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57128364U JPS57128364U (ja) | 1982-08-10 |
| JPS635804Y2 true JPS635804Y2 (ja) | 1988-02-17 |
Family
ID=29810410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1229382U Expired JPS635804Y2 (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS635804Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-01-29 JP JP1229382U patent/JPS635804Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57128364U (ja) | 1982-08-10 |
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