JPS6357726A - スクロ−ル圧縮機用スクロ−ルシヤフトの高周波焼入方法及び噴射冷却方法 - Google Patents

スクロ−ル圧縮機用スクロ−ルシヤフトの高周波焼入方法及び噴射冷却方法

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Publication number
JPS6357726A
JPS6357726A JP61198839A JP19883986A JPS6357726A JP S6357726 A JPS6357726 A JP S6357726A JP 61198839 A JP61198839 A JP 61198839A JP 19883986 A JP19883986 A JP 19883986A JP S6357726 A JPS6357726 A JP S6357726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
heating coil
journal
hardening
circumferential member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61198839A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Masuda
富雄 増田
Hajime Sugiyama
肇 杉山
Teruhiko Mochizuki
望月 照彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61198839A priority Critical patent/JPS6357726A/ja
Publication of JPS6357726A publication Critical patent/JPS6357726A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスクロール圧縮機におけるスクロールシャフト
の一周波焼入をで係り、特にこのシャフトの天面硬化処
理費の低減、省エネルギー化、および疲労強度の向上環
を図るために考案したものである。
〔従来の技術〕
従来の技術は公開特許公報昭55−65320号に記載
のように高周波表面焼入方法差にそれに用いるループ状
高周波誘導コイル体と題し軸心を異にする異形屈曲物の
ワークの外形に類似した軸方向部材とこれに連なる円周
方向部材からなるループ状高周波誘導コイル体を用いて
ワークの外周面を同時に加熱して、はぼ均一な表面硬化
層を得る高周波表面焼入方法があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は軸心を異にする異形屈曲物の偏心部が軸
端にあり、かつ外部冷却ジャケットを用いた噴射ジャケ
ットによって異形屈曲物全体を均一加熱後、冷却液によ
り均一表面硬化層を得ることはむずかしく、この点に関
して配慮されていない。
%に偏心部には焼入が不十分になυやすく、不完全硬化
層たとえばマルテンサイト+トルースタイト組織が生じ
やすく問題があった。
本発明の目的は上記の問題点を解決シフ、偏心部が端部
にある異形屈曲物の焼入面全体を均一な表面硬化層全提
供することにある。
〔間道点を解決するための手段〕
上記目的はビン部からジャーナル部までを高周波加熱コ
イルで加熱し、外部よりの噴射冷却ジャケットによりワ
ークを急冷して焼入するが、この加熱コイルは軸方向部
材と円周方向部材で連結されている。この円周方向部材
がシャフトの端部にあるビン部内にある場合、(1)こ
の円周方向部材を楕円半径形状にして、外部からの噴射
冷却ジャケットから冷却材が容易にかかるようにする。
(2)またこの円周方向部材は半円形状であるが、この
半円形状にあった冷却ジャケットをシャフトと円周方向
部材の内側に配したものである。
〔作用〕
前述した(1) 、 (2)はいずれもビン部の冷却効
率を良好にすべ[7考案されたものである、すなわち(
1)は偏心し、しかも軸端にあるビン部は円周方向部材
があるため外部に配した冷却ジャケットからの冷却液が
ビン部に直接かかシにくく不完全焼入硬化層が生じやす
い。このため加熱コイルの円周方向部材の形状を従来の
半円形状から楕円生形形状、または長楕円半径状とし、
ビン部とのギャップを大さくするとともに、ビン部にの
み直接かかるような補助冷却噴射ジャケットを配して、
ビン部に十分、直接冷却ジャケットからの冷却液がかか
るようにしたものである。
また(2)はこのビン部内にある円周方向部材の形状は
従来の半円形状であるが、この内壁に補助冷却噴射ジャ
ケットを有し、シャフトの周囲にある冷却噴射ジャケッ
トと同時に冷却液がシャフトに噴射し、焼入する。主に
半円形状に配した補助噴射ジャケットはビン部を集中的
に冷却するため不完全焼入硬化部はなくなるものである
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図から第8図に示す。第1
図と第2図は本発明に使用した装置の概略図である。ス
クロールシャフljワーク保持爪2によって加熱コイル
3のほぼ中心の所足位式までシリンダー等により昇降し
た後、両センタ4゜5が互いに前進し、スクロールシャ
フト1を保持するとともにワーク保持爪2は下降する。
その後スクロールシャフト1は回転駆動上ンタ4によっ
て回転し始める。加熱コイル3′/C通電するとスクロ
ールシャフト10表面は誘導電流が生じて加熱され、各
部が焼入可能温度になった時点で、左右に配した主冷却
ジャケット6.7及び加熱コイル3の上部に配した補助
冷却ジャケット8により、スクロールシャフト1に冷却
液が噴射され、急冷、焼入される。その後回転駆動上ン
タ4の回転中止によりスクロールシャフト1が回転中止
、ワーク保持爪(2)によって下降し、所定位置に戻る
方式となった装置である。
なお補助冷却ジャケット8け加熱コイル3に固定配置さ
れている。本発明に使用した加熱コイル3を図31図4
に、補助冷却ジャケット8を図4、図5に示す。加熱コ
イル3け軸方向部材3aと円周方向部材3bで構成され
る。スクロールシャブト1け端面にあるhi偏心したビ
ン部1a、バランスウェイト部1b、  ジャーナル部
1c、  ロータ部1dで構成され、このうち焼入硬化
層はビン部1a、バランスウェイト部1b、 ジャーナ
ル部1Cの全部を必要とされる。加熱コイル30円周方
向部材3bはビン部1a、ジャーナル部IC内で軸方同
部材3aと連結されている。加熱コイル3の通電により
スクロールシャフトはビン部1aからジャーナル部1C
まで加熱され、焼入可能温度まで昇温する。この時特に
軸端にあるビン部1a及びジャーナル部ICは日向方向
部材3bによシ他部署より昇温か早くかつ放熱が少ない
ため、過熱ぎみとなる。これを防止するとともに外部冷
却ジャケットより噴射された冷却液がビン部1b及びジ
ャーナル部IC周方向部材3bにより阻止され、冷却が
不十分となりやすい。特に加熱コイル3とビン部1bの
ギャップの変化の大きくなる。偏心したビン部1bにこ
の傾向は顕著に現われ不完全焼入硬化層となる。このた
め加熱コイル30円周方向部材3b形状は楕円形あるい
は長円径形状を有してビン部1aとのギャップを太きく
し、冷却液がかかりやすく配慮しである。また、さらに
ビン部1aには本発明の図4.5に示す補助ジャケット
8が必要となる。この補助ジャケット8riビン部1a
に冷却液が十分に噴射されるように小孔9が日向方向、
軸方向ともにある角度を有し、冷却効率を高め゛ている
。また他の実施例を図5、図6に−示す。本装frこ使
用した加熱コイル3に補助冷却ジャケット8を一体化し
たものである。すなわち前述した加熱コイル30円周方
向部材3bがシャフトビン部1aの範囲内に配置されて
ふる。この円周方向部材3bは円径形状であるが、この
内側に同形状の補助冷却ジャケット10を配し、この円
周方向全面に小孔を設けたもので、前述してビン部1a
の冷却効率の向上に7ったものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればスクロールシャフ
トの表面硬化を必要とする2ケ所以上の外周表面を1回
の高周波焼入にて硬化でさ、かつスクロールシャフトの
端面(ある偏心したビン部も十分に焼入がよシ完全に使
われるため焼入の信頼性が増大する。したがって疲労強
度の向上、耐摩耗性の向上、表面硬化処理費の低減、及
び省エネルギー化等が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用した設備の概略図でこの正面図、
第2図1−を第1図の側面、図、第3図は本発明の加熱
コイルの正面図、第4図は第3図の側面図、第5図は本
発明の補助冷却ジャケットの正面図、第6図げ第5図の
側面図、第7図は本発明の他の実施例で加熱コイルの正
面図、第8図は第7図の側面図。 1・・・スクロールシャフト  1a・・・ビン部1b
・・・バランスウェイト部  1C・・・ジャーナル部
  1d・・・ロータ部  2・・・ワーク保持爪3・
・・加熱コイル  3a・・・軸方向部材  3b・・
・円周方向部材  4・・・回転駆動センタ  5・・
・テールセンタ  6.7・・・主冷却ジャケット  
8・・・補助冷却ジャケット  9・・・小孔  10
・・・補助冷却ジャケット  11・・・小孔。 $4−ω      察5国 1 °・スフ0−ルゑヤフト   1へ一一ジシ令昏1
1.−ハ゛1ラシスクエ伴10 ・・柿sn4去Yジシ
プシト jト−・小ルY7団     狼口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.相対的に旋回運動をするスクロール圧縮機で、この
    回転運動を寄与するために使われるシャフトはビン部、
    バランスウェイト部、ジャーナル部、ロータ部で構成、
    連結されている。このビン部が端部にあり、しかも一定
    量偏芯しているシャフトにおいて、このシャフトを回軸
    させ、ビン部、バランスウェイト部、ジャーナル部を高
    周波加熱コイルで加熱後、周囲に配した噴射冷却ジャケ
    ットにより焼入してビン部からジャーナル部までの表面
    硬化を必要とする2ケ所以上の外周表面を1回の高周波
    焼入して硬化させることを特長とするスクロール圧縮機
    用スクロールシャフトの高周波焼入方法。
  2. 2.特許請求の範囲第1項において、 上記ビン部からジャーナル部までの表面硬化部を得るた
    め加熱コイルは軸方向部材と円周方向部材で連結されて
    いるが、この円周方向部材がシャフトビン部内にある加
    熱コイルにおいて、円周方向部材が随円径又は長円径形
    状を有し、かつ外部に配した噴射ジャケットより噴射し
    た冷却液によりビン部の冷却効率を向上させるとともに
    シャフト端部にあるビン部の過熱防止を目的とした噴射
    冷却方法。
  3. 3.特許請求の範囲第1項において、 上記ビン部からジャーナル部までの表面硬化部を得るた
    め加熱コイルは軸方向部材と円周方向部材で連結されて
    いるが、この円周方向部材がシャフトビン部内にある加
    熱コイルにおいて、円周方向部材がほぼ半円径形状を有
    し、この円周方向部材の内側に噴射ジャケットを配し、
    ビン部の冷却効率を向上させることを目的とした噴射冷
    却方法。
JP61198839A 1986-08-27 1986-08-27 スクロ−ル圧縮機用スクロ−ルシヤフトの高周波焼入方法及び噴射冷却方法 Pending JPS6357726A (ja)

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JP61198839A JPS6357726A (ja) 1986-08-27 1986-08-27 スクロ−ル圧縮機用スクロ−ルシヤフトの高周波焼入方法及び噴射冷却方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001072089A1 (de) * 2000-03-24 2001-09-27 Elotherm Gmbh Vorrichtung zum erwärmen von werkstücken
CN111791647A (zh) * 2020-07-21 2020-10-20 湖北丰凯机械有限公司 一种全浮式后桥壳总成半轴套管油封轴颈表面加工工艺

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