JPS6357091A - 紐体切断保持装置 - Google Patents

紐体切断保持装置

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JPS6357091A
JPS6357091A JP20135186A JP20135186A JPS6357091A JP S6357091 A JPS6357091 A JP S6357091A JP 20135186 A JP20135186 A JP 20135186A JP 20135186 A JP20135186 A JP 20135186A JP S6357091 A JPS6357091 A JP S6357091A
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bobbin
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sewing machine
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村田 季彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、糸、ワイヤ等の紐体を自動切断する切断装置
し;関する。
(従来の技術) 例えば、ミシンにおいては、ミシンの上糸台に上糸ボビ
ンを装着し、そこから糸を引き出して所定のガイド、テ
ンショナ、天秤等を介して針に導びいている(以下、上
糸セットという)。このミシンを用いての一連の縫製作
業において使用する糸種は、通常一定ではなく、必要に
応じて糸色。
糸の太さ、糸の材質等をその都度変更する(以下。
上糸交換という)。
この上糸セットは非常に面倒であり、特に上糸交換を頻
繁に必要とする縫製工場等では、上糸交換ごとに上糸セ
ットをその手順どおりに行なっていたのでは作業効率が
低下してしまう。そこで、上糸交換時には、上糸ボビン
のところで、それまで使用していた糸(以下、口上糸と
いう)を切り、それに新しい上糸ボビンからの糸(以下
、新上糸という)を接続した後、針のところで口上糸を
引き出して新上糸を手繰り寄せて、上糸を交換している
。これにより、上糸セットは最初だけで済む。
しかしながら、口上糸を切断し、それに新上糸を結び付
け、新上糸のボビンをセットするという作業は、すべて
オペレータが行なわなくてはならない。これは、一連の
81製作業とは全く性格の異なる作業であるのでオペレ
ータにとっては苦痛であり、それ故、新たな作業効率の
低下をもたらす。
また、上糸交換時の上糸セットをオペレータが行なわな
くてはならない以上は、縫製作業を完全自動化すること
ができない。
そこで、ミシンの、口上糸を切断し、それに新上糸を結
び付け、新上糸のボビンをセットするという作業を自動
化することが考えられる。
、(発明が解決しようとする問題点) ところが、口上糸をそのまま切断した場合には、切断し
た端部が固定されないので、ミシンの糸ガイドから抜は
落ち、ボビンの糸が解けてしまう。
また、この場合、通常の鋏を用いたのでは、鋏の刃の摺
れ合いにより切断した糸端が予期しない方向に折れ曲っ
て揃わない。このため、例えば、糸を切断し、切断した
糸端を摘出するという簡単な作業を行なうのにも複雑な
装置が必要となる。
また、一般に、上糸ボビンの形状は不揃いであり。
それに巻回されている糸の址も不定であるので、該ボビ
ンから緑り出される糸端の位置は定まらない。したがっ
て、該ボビンから糸端を自動摘出することは難かしい。
まして、切断により糸が解けてしまったボビンの糸端を
、次の使用時に自動摘出する場合には非常な困Mを伴う
、これを敢えて自動化するのであれば、微細な作業を行
ない得る複雑な機構のアクチュエータと多くのセンサを
備えた、大型で複雑な装置となる。
本発明は、糸、ワイヤ等の紐体を自動接断し、切断端部
を揃え、かつ切断端部を保持する装置を提供すること、
例えば、紐体を切断して切断した端部に別の紐体を接続
する紐体の自動交換装置に供する紐体切断保持装置を提
供すること、を目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の紐体切断保持装置に
おいては、 紐体を巻回したボビン;ボビンを支持するボ 。
ビン支持手段;および、ボビン支持手段に結合された。
ボビンに巻回された紐体を所定案内位置に案内する手段
であって、第1姿勢では該紐体を該所定案内位置で移動
自在に支持し、第2姿勢では該紐体を該所定案内位置で
固持する、第1紐体案内手段;を備える、紐体案内装置
; 第1姿勢では該紐体を移動自在に支持し、第2姿勢では
該紐体を固持する第2紐体案内手段。
を備える紐体受け手段; 紐体受け手段が固定された固定部材; 前記紐体案内装置を装着するための、固定部材に実質的
に固定された袋層手段; 紐体案内装置の第1紐体案内手段、および、紐体受け手
段の第2紐体案内手段の姿勢を設定する姿勢設定手段; 咬合面を有する第1挟み込み部材;紐体案内装置の紐体
案内手段と紐体受け手段との間の紐体を間に置いて第1
挟み込み部材の咬合面に対向する咬合面を有する第2挟
み込み部材;第1挟み込み部材および第2挟み込み部材
を互いに回動自在に支持する支持手段;および、少なく
とも第1挟み込み部材および第2挟み込み部材のいずれ
が一方の咬合面に備わる、回動半径方向に延びる切断部
材;を備える紐体切断手段; 紐体切断手段の第1挟み込み部材および第2挟み込み部
材の少なくとも一方を回動駆動して、それぞれの前記咬
合面を咬合する駆動手段;駆動手段を付勢する付勢手段
; 紐体の切断保持指示を発する指示手段:および、 切断保持指示に応答して、姿勢設定手段に紐体案内装置
の第1紐体案内手段、および、紐体受け手段の第2紐体
案内手段の、第2姿勢設定を指示し、付勢手段に駆動手
段の付勢を指示する制御手段; を備える。
(作用) これによれば、紐体切断手段を駆動して紐体の切断を行
なうときに、紐体案内装置の第1紐体案内手段、および
、紐体受け手段の第2紐体案内手段を第2姿勢に設定し
ているので、切断した紐体の端部がこれらにより固持さ
れて、第1案内手段および第2案内手段から抜は落ちて
しまうこと1よない。
また、この切断においては、紐体切断手段のそれぞわの
咬合面が咬合して切断した糸端を挟み込むので、該糸端
が整えられ、それが予期しない方向に折れ曲ることばな
い。
さらには、紐体案内袋はは、ボビンの形状やそれに巻回
されている紐体の量にかかわらず、常時所定の位にで切
断した紐体の端部を固持するので、その紐体を次に使用
する場合に、その端部を処理することが容易であり1例
えば、紐体を切断して、切断した紐体の端部に別の紐体
の端部を自動接続する自動紐体交換′!A置の実現が容
易になる。
本発明の他の目的および特徴は、以下の図面を参照した
実施例説明より明らかになろう。
(実施例) (1)機械構成および機構動作の概要 第1図は1本発明を実施するミシンの上糸自動交換装置
を示す斜視図である。まず、第1図を参照して概要を説
明する。
この装置は、大きく分けて、テーブルユニット1、ボビ
ンユニット(2a、2b、2c、2d)。
フィンガユニット3.ノックユニット4.および、ミシ
ン5より構成される。
テーブルユニット1のテーブル135には、4つのボビ
ンユニット2a、2b、2cおよび2dが装着される。
これらのボビンユニットは係脱自在であり、第1図では
、ボビンユニット2aは外されている。このテーブル1
35は、回動し、およびミシン5に向って往復動する。
ボビンユニット2a、2b、2cおよび2dはすべて同
一構成であり、それぞれ、糸THa 、 THb 、 
Ti1eおよび丁Hdを巻回したボビンBOBa 、 
BOBb 、 BOBcおよびBOBdを装着している
。ただし1本実施例のボビンBOBa 、 BOBb 
、 BOBcおよびBOBdは、それぞれ種類(色、材
質、太さ等)の異なる糸THa 、 Tl1b 、 T
HcおよびT1(dを巻回している。23a、23b、
23cおよび23dは、糸ガイド部材であり、それぞれ
のボビンに巻回されている糸THa 、 Tl1b 、
 THcおよびTl1dを、第1状態で移動自在に案内
し、第2状態で固持する。なお、糸ガイド部材23a 
、 23b 、 23cおよび/または23dは、テー
ブルユニット1のテーブル135に装着されているとき
は第2状態にセットされている。
第1図は、ボビンユニット2aをミシン5に装着した状
態であり、ボビンユニット2aの糸T!(aは、糸ガイ
ド部材23a、ミシン5の糸ガイド部材51.第1ガイ
ド52および第2ガイド53によりテンショナ54に案
内され、天秤55から針56に導びかれている。
ミシン5の糸ガイド部材51は、ミシン5に装着された
ボビンユニット(第1図では2a)から供給される糸(
第1図ではTHa)を、第1状態で移動自在に案内し、
第2状態で固持する。なお、ミシン5は通常のm製を行
なうものである。
フィンガユニット3は、ミシン5に装着されたボビンユ
ニット(2a)の糸ガイド部材(23a)および、ミシ
ン5側の糸ガイド部材51の、第1状態または第2状態
を設定するフィンガ33および、ミシン5に供給されて
いる糸(Tlla)を切断するシザー34を備え、必要
に応じて水平方向に移動して糸(Tl(a)に接近する
ノックユニット4は、シザー34により切断された、ミ
シン5側の糸ガイド部材51で保持されている糸(例え
ば、前記THa )と、新しくミシン5に装着されたボ
ビンユニット(例えば2b)の糸ガイド部材(23b)
で保持されている糸(丁Hb)とを結ぶノック44(第
18図参照)を備え、必要に応じて垂直方向に移動して
それらの糸(Tl1a 、 THb )に接近する。
同じく第1図を参照してこの上糸自動交換装置の機構動
作の概要を説明する。
最初にオペレータにより、第1図に示す状態にセットさ
れている。すなわち、ボビンユニット2aがミシン5に
装着され、ボビンBOBaから、糸丁+Iaが糸ガイド
部材23a、51.第1ガイド52.第2ガイド53゜
テンショナ54.天秤55を介して針56にセットされ
ている。このとき、糸ガイド部材23aおよび5Iは、
糸THaを移動自在に案内している。
この状態でオペレータの、例えば糸THbへの糸交換指
示があると、フィンガユニット3を、糸Tt(aの、糸
ガイド部材23aと51とにより張架されている部分に
前進させて、まず、フィンガ33により糸ガイド部材2
3aおよび51を第2状態とする。これにより、糸TH
aはその状態で固持される。続いてシザー34により該
張架部の糸Tt!aを切断し、フィンガユニット3を元
の位置に後退させる。糸THaは糸ガイド部材23aと
51とにより固持されるので、抜は落ちることはない。
次に、テーブルユニット1のテーブル135を回動して
、ボビンユニット2aを収納する収納ノツチ1351a
をボビンユニット2aに対向する位置に位置決めし、そ
の後、該テーブル135をミシン5に向って駆動する。
この駆動により、ミシン5に装着されているボビンユニ
ット2aの、ボビンユニットベース21aが収納ノツチ
1351aに嵌合してから、再度テーブル135を後退
してボビンユニット2aをテーブル135に回収する。
糸丁Hbへの糸交換であるので、テーブル135を90
”正転してボビンユニット2bをミシン5に対向する位
置に位置決めした後、テーブル135をミシン5に向っ
て駆動する。この駆動により、ボビンユニット2bがミ
シン5に装着されると(ボビンユニットベース21bが
ミシン5のボビンユニット装着部材5Bの装着プラグ5
81に嵌合されると:第6図参照)、テーブル135を
後退して元の位置に戻す。
再び、フィンガユニット3を前進させて、シザー34に
より、糸ガイド部材51に固持されている糸THaの端
部および、新しく装着したボビンユニット2bの糸ガイ
ド部材23bに固持されている糸THbの端部を把み、
続いて、フィンガ33により糸ガイド部材23bおよび
51を第1状態としてから、フィンガユニット3を後退
して元の位置に戻す、これにより、糸THa (ミシン
5側)およびTHb (ボビンユニット2b側)が引き
出される。
最後に、ノックユニット4を上昇させて、引き出した糸
THa (ミシン5側)およびTHb (ボビンユニッ
ト2b側)とノック44(第18図参照)とを係合させ
、該ノック44を駆動して糸THaおよびTHbを接続
し、ノックユニット4を下降させて元の位置に戻す。
オペレータが針56のところでそれまで使用してい虹糸
THaを引くと、糸THaとTHbとは接続されている
ので、新しい糸丁Hbが針56まで導びかれる。したが
って、糸交換時の面倒な上糸セット操作がいらなくなる
(2)機械構成および機構動作の詳細 法に、各部の詳細な構成および機構動作を説明する。第
2図は第1図に示した実施例装置の正面図、第3図はそ
の平面図、第4図はその右側面図である。以下の説明で
は、これらの図面を併せて参照されたい。
■テーブルユニット: 第5図、第6図および第7図は、テーブルユニット1お
よびボビンユニット2a、2b、2cおよび2dの構成
および機構動作に重点を置いて第2図、第3図および第
4図の主要な部分を拡大した図面である。これらの図面
を参照して、まずテーブルユニット1の詳細を説明する
テーブルユニット1は、大きくは、固定部11゜移動部
12および回動部13の3つの部分に分けることができ
る。
固定部11は、主としてミシンテーブル6に固着された
ブレイス111およびこれに固着されている部材よりな
る。ブレイス111にはピストンロッド固定板113お
よびセンサS1を装着したセンサブラケット114が固
着されている。
また、ブレイス111の上面にはレール112が形成さ
れており、そこには、スライドベアリング121および
122を介してスライドベース123が往復動自在・ 
にマウントされている。
スライドベース123は、エアシリンダCYI、CY2
゜センサ52,53および、ステッピングモータ127
等を備える。センサS2はセンサブラケット125によ
りスライドベース123に固着されており、センサs3
はセンサブラケット128に装着され、エアシリンダC
Y2を介してスライドベース123に固着されている。
ステッピングモータ127はスライドベースに固着され
たモータブラケット126に固着されており、その出力
軸には出力ギア1271が固着されている。
エアシリンダC’/1は、スライドベースに固着された
シリンダ支持板124に固着されており、シリンダCY
IのピストンロッドPIIはブレイス111に固着され
たピストンロッド固定板113に固定されているので、
スライドベース123は、エアシリンダCYIにより往
復駆動される。
つまり移動部12は、主としてレール112上を往復動
するスライドベース123および、これに固着されてい
る部材よりなる。
スライドベース123には、さらに固定軸129が固着
されており、そこにはスリーブ軸131が装着され、頭
部がEリングエコ11で止められている。スリーブ軸1
31には、入力ギア132が一体形成されており、スリ
ット板133およびテーブル135等が固着されて、ス
ラストベアリング134により回動自在に軸方向に支持
されている。
入力ギア132は、ステッピングモータ127の出力軸
に固着さ九た出力ギア1271とギア対偶となっている
つまり回動部13は、主としてスリーブ軸に固着された
部材よりなる。
■ボビンユニット: 第6図を参照すると、テーブル135は円板状であり、
円周を4分割する位置に、ボビンユニット2、aを収納
する収納ノツチ1351a、ボビンユニット2bを収納
する収納ノツチ(図示せず)、ボビンユニット2cを収
納する収納ノツチ(図示せず)および、ボビンユニット
2dを収納する収納ノツチ(図示せず)が形成されてい
る。以下は、収納ノツチ1351aおよび、ボビンユニ
ット2aについての説明であるが、他の収納ノツチおよ
びボビンユニット2b、2c、2dは、すべて同一の構
成であると理解されたい。
収納ノツチ1351aは、コの字形の切欠きであり、そ
の上辺と下辺の対称の位置には、さらに別の小さな切欠
きの収納チェック1352aおよび1353aが形成さ
れている。
ボビンユニット2aは、ボビンユニットベース21a、
ボビン受は軸22aおよびボビンBOBaならびに糸ガ
イド部材23aよりなる。
ボビンユニットベース21aは、下板211aと上板2
12aとにより、第1スペーサ213aおよび第2スペ
ーサ214aを挟み込んだサンドイッチ構造である。
第1スペーサ213aおよび第2スペーサ214aは、
対称であり、ともにテーブル135と略同−の厚さであ
るので、ボビンユニットベース21aの、左辺を除く3
辺には、収納ノツチ1351aに倣うガイド溝が形成さ
れる。第1スペーサ213aには、外側(第6図では下
側)に突出する収納ストッパピン2131aが備わって
おり、該収納ストッパピン2131bには、圧縮コイル
スプリング2132aにより外向きの力が与えられてい
る。図示していないが、第2スペーサ214aの、前記
収納ストッパピン2131aと対称な位置には、同じく
外側(第6図では上側になる)に突出する収納ストッパ
ピンが備わっており、圧縮コイルスプリングにより外向
きのカが与えられている。ボビンユニット2aを収納ノ
ツチ1351aに装着すると、収納ストッパピン213
1aが収納チェック1353aに1図示しないもう1つ
の収納ストッパピンが収納チェック1352aにそれぞ
れ係合して、ボビンユニット2aを固定する。
下板211a、上板212a+第1スペーサ213aお
よび第2スペーサ214aは、内側にソケットを形成す
る。このソケットには、ボビンユニット2aをミシン5
に装着するとき、ミシンベッド57に固着された装着部
材58の装着プラグ581が嵌挿される9該装着プラグ
581には、左右対称(第6図では上下対称)の位置に
装着チェックが形成されている(582のみ図示)。一
方、第1スペーサ213aには、内側(第6図では上側
)に突出する装着ストッパピン2133aが備わってお
り、該収納ストッパピン2133aには、圧縮コイルス
プリング2134aにより内向きの力が与えられている
。また、図示していないが、第2スペーサ214aの、
前記装着ストッパピン2133aと対称な位置には、同
じく内側(第6図では下側になる)に突出する装納スト
ッパピンが備わっており、圧縮コイルスプリングにより
内向きの力が与えられている。ボビンユニットベース2
1aの前記ソケットに、装着プラグ581が嵌挿される
と、装着ストッパピン2133aが装着チェック582
に1図示しないもう1つの収納ストッパピンが図示しな
い対応する収納チェックにそれぞれ係合してボビンユニ
ット2aを固定する。この場合、装着ストッパピン(2
133a)は、各装着チェック(582)のテーパ部に
係合するので、ボビンユニット2aをミシン5側に押付
ける相対的な力が作用し、ボビンユニット2aのブレを
防止する。
なお、装着ストッパピン(2133a)に作用するスプ
リング(2134a)は、収納ストッパピン(2131
a)に作用するスプリング(2132a)よりバネ定数
が大きい。つまり、装着ストッパピン(2133a)は
収納ストッパピン(2131a)より力が強い。
また、下板211aには、後述する回収穴2111aが
穿設されている。
ボビン受は軸22aはボビンユニットベース21a+7
)上板212aに固着されている。第10図を参照する
と、そこには樹脂製の裾の拡がったスカート221aが
圧挿入されている。ボビンBOBaはこのスカート22
1aにより固定される。
糸ガイド部材23aは、第5図を参照すると、ボビンユ
ニットベース21aに固着されたボール231a。
ボール231aの上端に固着されたガイド板232aお
よびガイド板232aに固着されたチャック233aよ
りなる。ボール231aは、下板211a、第2スペー
サ214aおよび上板212aとともに螺合されている
第8図は第5図の■−■線断面図である。第8図を参照
してチャック233aを説明する。
チャック233aは、ガイド軸2331a、テーバソケ
ット2332a、圧縮コイルスプリング2333aおよ
び2334a。
スライドバレル2335a 、ボール2336aおよび
2337a 。
押えリング2338a、ならびにナツト2339aより
構成されている。
スライドバレル2335aは、ガイド軸2331a上を
往復動し、第1位置(前記第1状態のときの位置)では
テーパソケット2332aを開いて糸丁Haを移動自在
に案内し、第2位置(前記第2状態のときの位置)では
テーパソケット2332aを閉じて糸THaを固持する
ガイド軸2331aを抽出して第9a図に、テーパソケ
ット2332aを抽出して第9b図に、スライドバレル
2335aを抽出して第9c図にそれぞれ示す。
これらの図面を併せて参照する。
ガイド軸2331aは、中心に糸THaが通るための貫
通孔23311aが穿設されている。また、その外周面
には、それぞれ軸方向の垂直断面が円形の2つのスプリ
ング固定穴23313aおよび23314a (メクラ
穴)。
円周の受は溝23312a、円周の第1チエツクl 2
33168、円周の第2チェック溝23315a、フラ
ンジ23317a。
およびメイルスクリュー23318aが、それぞれ形成
されている。
テーパソケット2332aは、同一形状の2つの爪、2
3321aおよび23322aでなる。それぞれの爪は
、ガイド軸2331aの受は溝23312aに揺動自在
に係合される0組立て時には、圧縮コイルスプリング2
333aがスプリング固定穴23313aと爪2332
1aのスプリング受け23323aに、圧縮コイルスプ
リング2334aがスプリング固定穴23314aと爪
23322aのスプリング受け23324aに、それぞ
れ嵌め込まれる。つまり圧縮コイルスプリング2333
aおよび23324aは、冬瓜23321aおよび23
322aに、それらを押し拡げる方向の力を与えるとと
もに、それらの受は溝23312a回りの回動を防止し
ている。
スライドバレル2335aは、ガイド軸2331aの外
周面1上を往復動する円筒である。その内周面にはテー
パ部23351aがあり、ガイド軸2331a、テーバ
ソケット2332aおよびスライドバレル2335aが
組立てられたとき、該テーパ部23351aがテーパソ
ケット2332aの外周面に倣う。スライドバレル23
35aには、円周の、後述する作用ピン受は溝2335
4aが形成されており、溝23354aの底部には、対
称の位置に2つのボール受け23352aおよび233
53aが穿設されている。ボール受け23352aおよ
び23353aは、軸方向の断面が円形の貫通孔であり
、ここには、それぞれボール2336aおよび2337
aが嵌め込まれる。ボール2336aおよび2337a
には、押えリング2338aにより、それぞれガイド軸
2331a方向の力が与えられる。
スライドバレル2335aが第1位置にあるときは、ボ
ール2336aおよび2337aがガイド軸2331a
の第1チエツク溝23316aに嵌り込みスライドバレ
ル2335aを固定し、スライドバレル2335aが第
2位置にあるときは、ボール2336aおよび2337
aがガイド軸2331aの第2チエツク溝23315a
に係合する。第2位置では、ボール2336aおよび2
337aが第2チエツク溝23315aのテーパ部に係
合するので、スライドバレル2335aに、それをテー
パソケット2332a側に押出する力を与える。したが
って、テーパソケット2332aの糸THaの固持が安
定する。
ガイド板232aの直立面(第5図参照)には、ガイド
軸2331aのフィーメイルスクリュー23318aが
通り、フランジ23317aより小径の貫通孔が穿設さ
れており、ガイド軸2331aのフィーメイルスクリュ
23318aは該貫通孔に挿入されてナツト2339a
と螺合され、フランジ23317aとナツト2339a
とにより該直立面を挟み込む。
また、ガイド板232aの水平面には樹脂製の糸ガイド
2321aが圧入されている。
■ミシン: 第5図および第8図を参照すると、ミシンベッド57に
は、ミシン側糸ガイド部材51が固着されている。この
糸ガイド部材51は、ポール511.ポール511の上
端に固着されたガイド板512およびガイド板512に
固着されたチャック513よりなる。
ボール511およびガイド板512は、チャック513
を、装着プラグ581に装着されたボビンユニット(第
5図、第8図では2a:以下装着ボビンユニットという
)の糸ガイド部材(23a)のチャック(233a)と
同軸に対向支持する。
チャック513は、装着ボビンユニット(2a)からの
糸(丁)1a)を案内し、あるいはミシン5に、残され
た上糸を固持するもので、前述したチャック233aと
全く同じ構成であり、ガイド軸5131 、テーパソケ
ット5132.圧縮コイルスプリング5133および5
134.スライドバレル5135.ボール5136およ
び5137、押えリング513g、ならびにナツト51
39より構成されている。スライドバレル5135は、
ガイド軸5131の外周面を往復動し、第1位置(前記
第1状態のときの位置)ではテーパソケット5132を
開いて糸(丁Ha)を移動自在に案内し、第2位置(前
記第2状態のときの位置)ではテーパソケット5132
を閉じて糸(THa)を固持する。さらに詳細な説明は
、前述の繰り返しとなるので省略する。
ガイド板512の受は側の直立面(第5図では右側)に
は、ガイド軸5131のフィーメイルスクリュー(第9
a図に示した23318aに同じ)が通り、フランジ(
第9a図に示した23317aに同じ)より小径の貫通
孔が穿設されており、ガイド軸5131のフィーメイル
スクリューは該貫通孔から挿入されてナツト5139と
螺合され、フランジおよびナツト5139により該直立
面を挟み込む。
また、ガイド板512の送り測置立面(第5図では左側
)には樹脂製の糸ガイド514が圧入されている。
■ボビンユニットの回収および装着: 第5図、第6図および第7図を主に参照して。
テーブルユニット1の機構動作を説明する。
テーブルユニット1は、第5図および第6図に実線で示
す状態、すなわち、スライドベース123が図の右端(
待機位置)に退避し、かつ、テーブル135の収納ノッ
≠1351aがミシン5の方向を向いている状態を基準
状態とする。このとき、センサS1の直上にシリンダ支
持板124が、センサS2の間にスリット板133に形
成されたスリット1331がそれぞれ位置する。センサ
S1は磁気センサであり、待機位置でシリンダ支持板1
24を検知してオンとなり、センサS2はフォトインタ
ラプタであり、基準状態でスリット1331の透過光を
検知してオンとなる。
テーブル135の基準状態からの回動位置は、ステッピ
ングモータ127のステップ数をカウントすることによ
り求める。
今、チャック233aと513の間の糸THaは切断さ
れているものとして第5図および第6図を参照されたい
ミシン5に装着されているボビンユニット2aを回収す
る場合には、まず、テーブル135を回動して回収する
ボビンユニット2aを収納する収納ノツチ1351aを
ミシン5の方向に向ける。ミシン5に向いている収納ノ
ツチ(1351a)が空(ボビンユニットが収納されて
いない)のときは、磁気センサS3がオフとなる。
次に、エアシリンダCYIのエア供給を往動側に切換え
る。 CYIは複動シリンダであり、後述するが、通常
は復動側にエアが供給されて、スライドベース123を
右端(待機位!iりに押し付は固定している。このエア
切換えで前記移動部12および回動部13ならびにテー
ブル135に装着されているボビンユニット2b、2c
、2dは一体でミシン5に向って移動する。これらが充
分ミシン5側に移動し。
第5図および第6図に2点鎖線で示すように収納ノツチ
1351aにボビンユニット2aが完全に装着されると
、エアシリンダCY2にエアを圧送し、 CY2のピス
トンロッドPI2をボビンユニットベース21aの下板
211aに備わる回収穴2111aに挿入する。この後
、エアシリンダC’/1のエア供給を復動側に切換える
。これによりテーブル135がボビン二二ツト2aを装
着したまま右方向に移動するので、ボビンユニット2a
はミシン5から回収される。
移動部12が待機位置になると、センサS1がオンとな
るので、エアシリンダC’/2のエア供給を停止してピ
ストンロッドPI2を戻す。
指定ボビンユニットをミシン5に装着する場合には、ま
ず、そのボビンユニットをミシン5の方向に向ける1例
えば、ボビンユニット2bを装着する場合には、ステッ
ピングモータ127を所定ステップ数〔後述するN(9
0))だけ正転付勢し、テ1135に装着されているボ
ビンユニット2a、2b。
2c、2dを一体でミシン5に向って移動させる。
これらが充分ミシン5側に移動し、第5図および第6図
に示す2点鎖線に相当する状態となり、ボビンユニット
2bがミシン5の装着プラグ581に装着されると、ミ
シンベッド57に備わる磁気センサS4がオンとなる。
この状態で、ボビンユニット2bの装着ストッパピン2
133bおよび2143bが、装着プラグ581の装着
チェック(582およびこれと対称の位置にある切欠)
に係合する。
そこで、エアシリンダCYIのエア供給を復動側に切換
えてテーブルユニット1 (装着されているボビンユニ
ットと一体で)を待機位置に向って駆動すると、前述し
たように、装着ストッパピン2133bおよび2143
bは、収納ストッパピン(図示していないが、第6図ボ
ビンユニット2aの2132aおよびこれと対称の位置
のピンに相当する)より力が強い(スプリングが強い)
ので、ボビンユニット2bがテーブル135の収納ノツ
チ(1351a相当)から剥離されて、ミシン5の装着
プラグ581に装着される。
■フィンガユニット: 第11図はフィンガユニット3要部およびその周辺の右
側面図(第2図を基準にしている)、第12図は第11
図の平面図、第13図はフィンガユニット3要部の正面
図である。主に、これらの図面を参照してフィンガユニ
ット3を説明スる。
フィンガユニット3は、大きくは、固定部31゜搬送部
32.フィンガ33.シザー34およびブツシュロッド
35に分けられる。
固定部31は、主としてミシンテーブル6に固ffされ
た支持アーム311およびこれに固着されている部材よ
りなる(第4図参照)。
支持アーム311にはガイドブロック312が固着され
、センサS5およびセンサS6は磁気センサである。
ガイドブロック312には、2本のスライドパー323
および324が摺動自在に装着されている。スライドパ
ー323および324の左端は支持板321により、右
端は支持板322により、それぞれ結合されている。支
持板321には、ブッシング325および326を介し
てフィンガルシザーブラケット327が固着されている
。また、支持板321には、エアシリンダCY3のピス
トンロッドPI3が固着されているので、該ピストンロ
ッドPI3の往復動により、スライドパー323および
324.支持板321および322.ならびにフィンガ
ルシザーブラケット237が一体で往復動する。
つまり、搬送部32は、スライドパー323,324.
支持板321,322.ブッシング325,326およ
びフィンガルシザーブラケット327でなる。
ブインガ33は、左フィンガ部材331および、それと
対称な右フィンガ部材332よりなり、それぞれは、1
字(L字)形の一辺のみを平行にずらしてその角で接続
した形状(第1図の斜視図を参照、−さ6れたい)の部
材である。左フィンガ部材331おj:l” 、び右フ
ィンガ部材332は、1字(L字)形の角1に・相当す
る部位で、それぞれ、枢着軸333,334にシ。
よりブラケット327に枢着されている。
左フィンガ部材331の一端(1字形の二重の辺の端)
には、上側作用ピン3311および下側作用ピン331
2が対向して備わり、他端には、上側(第13図基準)
に突出する連結ピン3313が備わっている。
右フィンガ部材332の一端(L字形の二重の辺の端)
には、上側作用ピン3321および下側作用ピン332
2が対向して備わり、他端には、上側(第13図基準)
に突出する連結ピン3323が備わっている。
それぞれの連結ピン3313および3323は、フィン
ガ作用板335に係合されている。フィンガ作用板33
5の下側(第12図では奥側)に折れた部位には、ブラ
ケット327にマウントされたエアシリンダC’/4の
ピストンロッドPI4が固着されている。したがっ−て
、ピストンPI4が押し出されると、左フィンガ部材3
31および右フィンガ部材332の前記一端が左右に拡
げられ、ピストンPI4が引き込まれると、該一端が中
央に寄せられる。
シザー34の分解斜視図を第16図に示す、第16図を
参照すると、シザー34は、第1ブロツク341゜第1
ナイフ342.第2ブロック343.第2ナイフ344
゜およびこれらを回動自在に支持する支持手段よりなる
第1ブロツク341は、咬合面3411.第1ナイフ収
納溝3414.長穴3412および図面には表われてい
ないが支持穴を有する。第1ナイフ342は、第1ナイ
フ収納溝3414に装着される。また、第2ブロツク3
43は、第2ブロツク341と同一形状であり、咬合面
3431.第2ナイフ収納溝3434.長穴3432お
よび支持穴3433を有する。第2ナイフ344は、第
2ナイフ収納溝3414に装着される。
これら、第1ブロツク341および第1ナイフ342の
組体、および、第2ブロツク343および第2ナイフ3
44の組体は、支持ピン345がそれぞれの支持穴に貫
通して回動自在に支持される。支持ピン345は。
支持ブロック346の支持ピン受け3461に挿入され
゛て固定ボルト3462により固定される。
第1ナイフ342および第2ナイフ344は、それぞれ
の刃先が咬合面3411,3431より突出しており、
咬合面3411および3431が咬合するときは、それ
ぞれ対向する収納溝3434および3414に進入する
。つまり、第1ナイフ342および第2ナイフ344は
鋏対偶となる。
第1ブロツク341の長穴3412および、第2ブロツ
ク343の長穴3432には、それぞれシザー作用板3
47の作用ピン3472および3473が貫通する。組
立て状態では、作用ピン3473の先端にシザー作用板
347のブレ止め用のEリング3474が装着される。
シザー作用板347の右側(第12図では下側)に折れ
た面に、ピストンロッド装着孔3471が穿設さ九てお
り、そこにはブラケット327にマウントされたエアシ
リンダCY5のピストンロッドPI5が固着される。
したがって、ピストンPI5が押し出されると咬合面3
411および3431が咬合し、かつ、第1ナイフ34
2および第2ナイフ344の刃先が摺れ合い、ピストン
PI4が引き込まれると、咬合面3411および343
1が開き、かつ、第1ナイフ342および第2ナイフそ
こには、センサルシザーブラケット327の一部が垂直
に折り曲げられて、ロッド受け3271およびロッドス
トッパ3272が形成されている。ロッド受け3271
およびロッドストッパ3272は、ブツシュロッド35
の回動範囲を制限する。
ブツシュロッド35がロッド受け3271に当接してい
る状態では、ブツシュロッド35の先端が、ミシン5側
の糸ガイド部材51の、チャック513と糸ガイド51
4とに案内された糸(第11図および第12図では糸T
l+a)に対向する位置に支持される。
次に、第11図、第12図、第14図、第15図および
第16図を主に参照してフィンガユニット3の機構動作
を説明する。
第11図および第12図に示すように、エアシリンダC
”/3のピストンロッドPI3が一杯に引き込まれて搬
送部32が待機位置にあり、エアシリンダCY4のピス
トンロッドPI4が押出されてフィンガ33が左右に開
かれ、かつ、エアシリンダCY5のピストンロッドPI
5が引き込まれてシザー34が上下に開いている状態を
基準状態とする。搬送部32が待機位置にあるときは、
センサS5が支持板321を検知してオンとなり、セン
サS6がオフとなる。
今、ミシン5にボビンユニット2aが装着されて、ボビ
ンBOBaから糸THaがミシンに供給されているもの
とする。したがって、ミシン5の糸ガイド部材51およ
びボビンユニット2aの糸ガイド部材23aは、ともに
第1状態であり、すなわち、チャック513のスライド
バレル5135およびチャック233aのスライドバレ
ル2335aはともに第1位置にある。
エアシリンダCY3は、複動シリンダであり1通常は復
動側にエアが供給されて搬送部32を待機位置に押付は
固定しているが、エア供給を往動側に切り換えると、ピ
ストンロッドPI3が押出される。
これにより、搬送部32およびフィンガルシザーブラケ
ット327にマウントされている各部材が一体四前方(
糸丁Haの方向)に移動する・この前進により、まず、
ブツシュロッド35の先端が、糸ガイド部材51の、チ
ャック513および糸ガイド514に案内された部分の
糸丁Haに当接し、前進に伴ってその部分の糸THaを
引き出す、この場合、ミシン5側に延びる糸THaは、
糸ガイド52,53.テンシ目す54等に係合している
ので抵抗が大きく、したがって糸Tt(aはボビンBO
Baから繰り出される。
つまり、この引き出しにより針56にセットされている
糸THaが抜けてしまうようなことはない。
ピストンロッドPI3が充分に押出されると、搬送部3
2およびフィンガルシザーブラケット327にマウント
されている各部材は第11図および第12図に2点鎖線
で示す動作位置まで前進し、磁気センサS6が支持板3
22を検知してオンとなる。
動作位置においては、フィンガ33の、左フィンガ部材
331の上側作用ピン3311および下側作用ピン33
12が、チャック513のスライドバレル5135の作
用ピン受け51354に;フィンガ33の、右フィンガ
部材332の上側作用ピン3321および下側作用ピン
3322が、チャック233aのスライドバレル233
5aの作用ピン受け23354aに冨それぞれ係合し、
また、シザー34の、咬合面3411および第1ナイフ
342と、咬合面3431および第2ナイブ344との
間に、チャック513とチャック233aにより案内さ
れている部分の糸丁Haが進入する。
第14図を参照されたい。ここで、復動側にエアを供給
してエアシリンダCY4のピストンロッドP工4を引き
込み、フィンガ33により、第14図に2点鎖線で示す
ように、チャック513のスライドバレル5135およ
びチャック233aのスライドバレル2335aを第2
位置に駆動する。これにより、糸THaは、それぞれチ
ャック513およびチャック233aにより固持される
次に、エアシリンダCY5にエアを圧送してピストンロ
ッドPI5を押出し、シザー34の、咬合面3411お
よび第1ナイフ342と、咬合面3431および第2ナ
イフ344とを閉じ、チャック513とチャック233
aにより固持されている部分の糸を切断する。この切断
において、切断した未了Ha端部が折れ曲ったり垂れ下
ったりしないように、それぞれの端部を咬合面3411
および3431により挟み込んで揃えている。この後、
エアシリンダCY5エアを停止してピストンロッドPT
5を引き込み、シザー34の、咬合機位置まで(センサ
S5がオンするまで)駆動し、第14図実線の状態とす
る。このとき、フィンガ33は、中央に寄ったままであ
り、糸丁Haは、チャック513とチャック233aに
より固持され、また、ブツシュロッド35により引き出
された部分が下に垂れ下っている。
ここで、前述したように、ボビンユニット2aの交換が
行なわれる0例えば、このときボビンユニット2bに交
換されるものとすれば、ボビンユニット2bは、第14
図実線に示す状態と全く同じ状態でミシン5に装着され
る(テーブルユニット1に装着されているボビンユニッ
トは、すべて第2状態で糸端を固持している)。
ボビンユニット2bをミシン5に装着すると(つまり、
前述のセンサS4がオンとなる)、エアシリンダC’/
3のエア供給を往動側に切り換えて、ピストンロッドP
I3を押出し、搬送部32およびフィンガルシザーブラ
ケット327にマウントされている各部材を、再び前進
させる。今度は、糸ガイド部材51の、チャック513
と糸ガイド514の間の糸THaが垂れ下っているので
、この前進において、ブツシュロッド35は糸THaと
係合しない。
第15図に2点鎖線で示す動作位置(磁気センサS6が
支持板322を検知してオンとなる)まで前進すると、
フィンガ33の、左フィンガ部材331の上側作用ピン
3311および下側作用ピン3312が、チャック51
3のスライドバレル5135の作用ピン受け51354
に;フィンガ33の、右フィンガ部材332の上側作用
ピン3321および下側作用ピン3322が、チャック
233bのスライドバレル2335bの作用ピン受け2
3354bに;それぞれ係合し、また、シザー34の、
咬合面3411および第1ナイフ342と、咬合面34
31および第2ナイフ344との間に、チャック513
により固持された糸THa (つまり、ボビンユニット
交換前に供給されていた上糸)の端部および、チャノ”
v 233b yこより固持された糸THbの端部が進
入する。
モこでエアシリンダCY5にエアを圧送してピストンロ
ッドI’工5を押出し、シザー34の、咬合面3411
(第1ナイフ342と一体)と、咬合面3431 (第
2ナイブ344と一体)とを閉じ、糸T)Iaの端部お
よび糸T)Ibの端部を把持し、続いて、エアシリンダ
CY4の往動側にエアを供給してピストンロッドPI4
を押し出し、ブインガ33により、チャック513のス
ライドバレル5135およびチャック233bのスライ
ドバレル2335bを第1位置に駆動する。これにより
、糸T)laおよび糸THbは、それぞれ移動自在にな
る。
咬合面3411および、咬合面3431により、糸Tl
1aの端部および糸Tl1bの端部を把持したまま、エ
アシリンダC’/3のエア供給を復動側に切り換えて、
搬送部32を前記待機位置まで(センサS5がオンする
まで)駆動する。つまり、第15図に実線で示すように
、未了Haおよび未了Hbが引き出される。このとき、
糸THaは、前述のように予めプッシュロツ”ド35に
より充分な余長が与えられているので、この引き出しで
針56から糸THaが抜けてしまうことはない。
引き出した糸THaおよびTHbは1次に述べるノック
ユニット4のノック44により接続される。このとき、
エアシリンダC’15のエア供給を停止してピストンロ
ッドPI5を引き込み、シザー34の、咬合面3411
および第1ナイフ342と、咬合面3431および第2
ナイフ344とを再び開く。
■ノックユニット: 第17図はノックユニット4要部およびその周辺の右側
面図(第2図を基準にしている)、第18図はノックユ
ニット4要部およびその周辺の背面図(第2図を基準に
している)である、これらの図面を参照してノックユニ
ット4を説明する・ノックユニット4は、大きくは、固
定部41.搬送部42.ロータリソレノイド43および
ノック44に分かれる。
固定部41は、前記フィンガユニット3の支持アト41
3が固着され、センサブラケット413にはセンサS7
およびセンサS8が固着されている。
センサS7およびS8は、磁気センサである。
ガイドブロック旧2には、2本のスライドパー422お
よび423が摺動自在に装着されている。スライドパー
422および423の下端は支持板424により、上端
はノックブラケット421により、それぞれ結合されて
いる。また、ノックブラケット421には。
エアシリンダCY6のピストンロッドPI6が固着され
ているので、該ピストンロッドPI6の往復動により、
ノックブラケット421.スライドパー422,423
および支持板424が一体で往復動する。つまり、搬送
部42は、ノックブラケット421.スライドパー42
2.423および支持板424である。
ノック44は、ノックブラケット421にマウントされ
ている。本実施例では、ノック44として、藤堂製作所
製のウイバースノッタを使用している。
このノック44は、ミシン5側の糸(例えばTHa )
卸 甲 裕 l:、′ J゛ 図、第21g図および第21h図を参照して、ノック4
4を説明する。
第19図は1手前側(第17図では左側)のカバープレ
ートを外したノック44の正面外観図である。
ノック44は、デバイダ441. トリガ442.第1
クロッサ443.第2クロッサ444.タイイングヘッ
ド445.ストリッパ446.シザー447.ベースプ
レート448を主構成要素とする。
以下は1図面に示した2本の糸を、それぞれ黒糸(塗り
潰し)、白糸(白抜き)と呼ぶ。
接続する2本の糸の端部を、デイパイダ441の両側に
振り分けて載置する。このときのタイイングヘッド44
5とそれぞれの糸との関係を右側方からシングプレー)
−4431および4432.ならびに、第2クロツサ4
44のクロッシングプレート4441および4 =14
2が、それぞれ矢印方向に駆動されて、黒糸を下にして
2本の糸を交差させるとともに、トリガ442のナイフ
ェツジ4421がタイイングヘッド445に連続するス
パイラル4451に作用して該ヘッド445の回動を開
始する(第21b図)。
さらにトリガ442を回動することにより、前記ナイフ
ェツジ4421とスパイラル4451の作用でタイイン
グヘッド445が回動され、第21c図、第21d図、
第21e図に示すように黒糸と白糸が捩られる。
タイイングヘッド445は、回動により先が開き、また
閉じる構成であり、所定位置で白糸の右端を把持する(
第21f図)、このとき、シザー447がトリガ445
により駆動されて黒糸の端部を切断する。
この後、タイイングヘッド445がほぼ直立する状態で
、トリガ442のブツシュパー4422がストリッパ4
46のリフトレバー4461に作用して、ストリッ白糸
の端部を把持しているので、ちょうど白糸の端を、黒糸
と白糸の環の中に通した状態となる(第21g図)、ス
トリッパ446は、さらに押上げられて結び目を緊張す
る。
このように、黒糸と白糸にハタ結びが施さ九、第21h
図に示すように結合される。
トリガ442を回動する力を解放すると、スプリング4
49によりトリガ442が上記の逆方向に回動され、各
要素は上記の逆順で駆動されて元の状態に復帰される。
ロータリソレノイド43はノックブラケット421にマ
ウントされており、その駆動アーム431は、に抗して
前述のように回動する。仮バネ4424は、ノック44
およびロータリソレノイド43の機械的な遊びによりガ
タを防止している。
ノックユニット4の機構動作を説明する。
第17図に実線で示すように、エアシリンダCY6のピ
ストンロッドPI6が一杯に引き込まれているとき、搬
送部42は待機位置にあり、センサS7がツタブラケッ
ト421を検知してオンとなっている。
前述の第15図実線で示したように、フィンガユニット
3のシザー34で、ミシン5側の未了Ha端部と新しく
装着されたボビンユニット2b側の未了)1b端部とを
引き出した状態で、エアシリンダC”/6、  のエア
を往動側に切換えてノックブラケット421およびそれ
にマウントされているノック44.ロータリンレノイド
43を一体で上昇させる。エアシリンダC”/6は複動
シリンダであり、通常は復動側にエアが圧送されて搬送
部を待機位置に固定している。
これにより、ノック44のディバイダ441が糸T)I
aと相当する。このとき、ノック44は、フィンガユニ
ット3のブツシュロッド35を跳ね上げる。
ロータリソレノイド43を付勢すると前述のようにッ 
糸Tflaの端部と糸THbの端部が、ハタ結びで結ば
九る。この接続が完了すると、エアシリンダC’/6の
エアを復動側に切換えてノックブラケット421および
それにマウントされているフッタ44.ロータリソレノ
イド43を一体で下降させ、待機位置に戻す(センサS
フォノ)。
(3)駆動機構 すでに、前項で駆動機構についても説明しているが、こ
こでもう−度まとめる。第22図はエアシリンダCYI
、CY2.CY3.CY4.CY5およびCY6を含む
流よびVa Q 6は切り換え弁、So Q 1.So
 Q 2.So Q 3゜So Q 41.So Q 
42.So Q 5およびSof;A6はソレノイド、
5C11,5C12,SC2,5C31,5C32,5
C41,5C42,SC5,5C61および5C62は
絞り弁である。二の図は、定常状態。
すなわち、各シリンダのピストンロッドが引き込まれて
おり、かつ、各ソレノイドが消勢されている状態を示す
、なお、以下の説明においては、エア源Pipおよび定
圧調整ユニットCanを合わせてエア源という。
テーブルユニット1のスライドベース123を駆動する
エアシリンダC’i’lは、複動シリンダであり、定常
状態では、復動側エア供給口(エア圧送でピストンロッ
ドを引き込む側のエア供給ロ二以下同じ)が絞り弁5C
IIおよび切り換え弁VaQ1を介してエア源に連通し
、往動側エア供給口(エア圧送でピストンロッドを押し
出す側のエア供給口:以下同じ)が絞り弁5C12およ
び切り換え弁vaQ1を介して大気に連通している。
ソレノイド5oQ1が付勢されると、切り換え弁を介し
て大気に連通ずる。これによりピストンロッドPIIが
押出される。
この後、ソレノイド5o121が消勢されると、切り換
え弁VaQ1が、それに備わるスプリングの反力で図示
の状態に復帰し、再び、復動側エア供給口がエア源に、
往動側エア供給口が大気にそれぞれ連通となるので、ピ
ストンロッドP■lが引き込まれて、所定時間後に定常
状態に復帰する。
テーブルユニット1のスライドベース123ニ備わり、
ボビンユニットを回収するためのエアシリンダCY2は
、バネ付き単動シリンダであり、定常状態では、エア供
給口(往動)が絞り弁SC2および切り換え弁Va Q
 2を介して大気に連通している。
ソレノイド5oQ2が付勢されると、切り換え弁Va 
n 2がちょうど第22図で左に平行移動した形となり
、エア供給口が絞り弁SC2および切り換え弁Vaf1
2を介してエア源に連通ずる。これにより、ピストンロ
ッドPI2がシリンダCY2に備わるスプリ連通となる
ので、シリンダCY2に備わるスプリングの反力でピス
トンロッドPI2が引き込まれて、所定時間後に定常状
態に復帰する。
フィンガユニット3の搬送部32を駆動するエアシリン
ダCY3は、複動シリンダであり、定常状態では、復動
側エア供給口が絞り弁5C31および切り換え弁■aQ
3を介してエア源に連通し、往動側エア供給口が絞り弁
5C32および切り換え弁Va Q 3を介して大気に
連通している。
ソレノイドSo Q 3が付勢されると、切り換え弁V
a 113がちょうど第22図で左に平行移動した形と
なり、往動側エア供給口が絞り弁5C32および切り換
え弁νaf13を介してエア源に連通し、復動側換え弁
Va Q 3が、それに備わるスプリングの反力で図示
の状態に復帰し、再び、復動側エア供給口がエア源に、
往動側エア供給口が大気にそれぞれ連通となるので、ピ
ストンロッドPI3が引き込まれて、所定時間後に定常
状態に復帰する。
フィンガユニット3のフ、(ンガ33を駆動するエアシ
リンダC’l’4は、複動シリンダであり、CY−1の
エア回路に介挿される切り換え弁Va Q 4は3位置
りローズドセンタバルブである。定常状態では、往動側
エア供給口および復動側エア供給口ともに閉塞されてい
る。
ソレノイドSo Q 41が付勢で、ソレノイド5of
142が消勢のときは、切り換え弁VaΩ4がちょうど
第22図で右に平行移動した形となり、復動側エア供給
口が絞り弁SC41および切り換え弁Va f24を介
してエア源に連通し、往動側エア供給口が絞り弁5C4
2゜切り換え弁■aQ4を介して大気に連通ずる。これ
によりピストンロッドPI4が押出される。
この後、ソレノイド5oQ41が消勢されると、切りソ
レノイド5OQ41が消勢で、ソレノイドSo Q 4
2が付勢のときは、切り換え弁VaQ4がちょうど第2
2図で左に平行移動した形となり、往動側エア供給口が
絞り弁5C42および切り換え弁VaΩ4を介してエア
源に連通し、復動側エア供給口が絞り弁5C41゜切り
換え弁vaQ4を介して大気に連通ずる。これにより、
ピストンロッドPI4が引き込まれる。所定時間が経過
して、ソレノイドSo Q 42を消勢すれば、図示の
定常状態となる。
フィンガユニット3のシザー34を駆動するエアシリン
ダCY5は、バネ付き単動シリンダであり。
定常状態では、エア供給口(往動)が絞り弁SC5およ
び切り換え弁VaΩ5を介して大気に連通して弁Vaρ
5を介してエア源に連通ずる。これにより、ピストンロ
ッドPI5がシリンダCY5に備わるスプリングに抗し
て押し出される。
この後、ソレノイドSo (L 5が消勢されると、切
り換え弁Va Q 5がそれに備わるスプリングの反力
で図示の状態に復帰し、再び、エア供給口が大気に連通
となるので、シリンダCY5に備わるスプリングの反力
でピストンロッドPI5が引き込まれて。
所定時間後に定常状態に復帰する。
ノックユニット4の搬送部42を駆動するエアシリンダ
CY6は、複動シリンダであり、定常状態では、復動側
エア供給口が絞り弁5C61および切り換え弁VaΩ6
を介してエア源に連通し、往動側エア供給口が絞り弁5
C62および切り換え弁Va Q 6を介して大気に連
通している。
ソレノイドSo Q 6が付勢されると、切り換え弁V
a Q 6がちょうど第22図で左に平行移動した形ロ
ッドPI3が押出される。
この後、ソレノイドSo Q 3が消勢されると、切り
換え弁Va Q 3が、それに備わるスプリングの反力
で図示の状態に復帰し、再び、復動側エア供給口がエア
源に、往動側エア供給口が大気にそれぞれ連通となるの
で、ピストンロッドPI3が引き込まれて、所定時間後
に定常状態に復帰する・ステッピングモータ127は、
出力ギア1271および入力ギア132でなるギアトレ
インを介してテーブル135を正転(第3図で時計方向
に回転)し、あるいはテーブル135を逆転(第3図で
反時計方向に回転)する。
ロータリンレノイド43は、板バネ4424を介してノ
ック44のトリガ442に係合し、付勢されるとトリガ
442を第19図で時計方向に回動し、消勢されると、
トリガに係合しているスプリング449の反力で定常状
態に復帰する。
(4)電気システムの構成動作 端末であり、そこには、各センサ51,52.S3,5
4,55゜56.57およびS8.CPl、lの指示で
ステッピングモータ127の正逆転付勢/消勢を実行す
るステッピングモータドライバDrl、 CPLIの指
示で各ソレノイド5of11、So Q 2.So Q
 3.So Q 41.So Q 42.So n 5
およびSoQ6の付勢/消勢を実行するソレノイドドラ
イバ叶2゜および、CPUの指示でランプしPlおよび
しPlの点灯/消灯を実行するランプドライバDr3が
接続されている。
ランプLPIおよびLP2はミシンベッド57に備わる
(第1図、第2図参照)。
オペレータは、まず最初に、各ボビンユニットルユニッ
ト1のテーブル135に収納する。そのうち、今から使
おうとする糸(上糸)を擁するボビンユニットを取り出
し、ミシン5に装着して、そのチャックを緩め(つまり
、このボビンユニットは最初からテーブル135に装着
する必要はなく、糸端を固定する必要はない)、糸を繰
り出し、ミシン5の糸ガイド部材51および、ミシン本
体の糸ガイド52.53を通してテンショナ54.天秤
55と導びき、針56に装着する(以下の説明で順次切
らかになろうが、このミシン5への上糸の装着は最初だ
けであり、以降は不必要である)。
オペレータは、この糸を使用しての縫製を終了し、別の
糸へ交換するとき、図示しない操作ボードからその糸に
対応する番号、すなわち、テーブル135の各収納ノツ
チに対応付けされている番号(後述する)および、交換
指示を入力する。
ホストプロセッサMPUは、この入力を受理して、マイ
クロプロセッサcpucこ所定の指示を与える。
マイクロプロセッサCPUは、ホストプロセッサMPU
からの指示で、センサSt、S2.S3,54,55.
S6,57およ付勢/消勢を選択的に指示してミシン5
の上糸交換制御を行なう。
マイクロプロセッサCPUは、上糸交換制御を行なう間
にエラーを発生した場合には、ランプドライバ叶3に、
該エラーに対応するランプLPIまたはランプLP2の
点灯を指示するとともに、その旨をホストプロセッサ肝
υに報知する。
第24図に示すフローチャートは、マイクロプロセッサ
CPυが行なう上糸交換制御のメインルーチンである。
CPUは、概略で、■f!!源が投入されると初期状態
を設定してホストプロセッサMPUの糸交換指示を待ち
、ホストプロセッサ肝υの糸交換指示があると、ボビン
ユニットを装着している、詳細に説明する。
■初期状態の設定: 電源が投入されると、内部メモリ、レジスタおよび出力
ポートを初期化し、ドライバ叶1.Dr2およびDr3
をリセットする。
テーブルユニット1のテーブル135がホームポジショ
ン(収納ノツチ1351aがミシン5に対向する位vl
:つまり、センサS2がオンとなる位置)になければ、
センサS2を監視しながら、センサS2がオンになるま
で、ドライバDrlにステッピングモータ127の1ス
テツプ正転付勢(テーブル135が正転する方向に付勢
)を指示する。
テーブル135をホームポジションにセットすると、レ
ジスタCの値を1にセットして、ホストプロセッサMP
Uの糸交換指示待ちループとなる。
レジスタCの値はテーブル135の回動位置を示し、C
=1は今述べたようにテーブル135のホームポジショ
ン、すなわち、ボビンユニット2aを収納する収納ノツ
チ1351aがミシン5に対向する′ 、チがミシン5
に対向する位置を示し、C=4はボビンユニット2dを
収納する収納ノツチがミシン5に対向する位置を示す。
■ボビンユニットの回収: ホストプロセッサにPl、lより糸交換指示があると、
指定ボビンユニットを示す値をBレジスタにメモリして
、Busyをセットする@ Bレジスタは、B=1でボビンユニット2aを示し、B
=2でボビンユニット2bを示し、B=3でボビンユニ
ット2cを示し、B=4でボビンユニット2dを示す。
ミシン5に、ボビンユニットを装着している場合には、
センサS4が装着ボビンユニットのボビンユニットベー
スを検知してオンとなっている。
後述する説明より明らかになろうが、通常であれば、指
定ボビンユニットをミシン5に装着した後は、テーブル
ユニット1のテーブル135の回動位はを変更しないの
で、装着ボビンユニットを収納する収納ノツチがミシン
5に対向しており、センサS3はオフとなっているので
あるが1例えば、オペレータが最初に上糸をセットする
ときには、任意の位置のボビンユニットを選択して装着
するので、この場合はセンサS3がオンとなることがあ
り得る。
装着ボビンユニットを回収する収納ノツチの探索におい
ては、まず、Cレジスタの値をCレジスタに退避するa
Cレジスタには、前述のようにミシン5に対向している
収納ノツチを示す番号が格納されているので、ここでは
探索開始位置を記憶する。
次に90°正転サブルーチンを実行して、チーブラント
することにより、テーブル135の90°正転の位置決
めを行なっているが、C=1に対応する収納ノツチ、つ
まり、収納ノツチ1351aをミシン5に対向させると
きには、センサS2を監視しながら位置決めすることに
より、ステッピングモータの税調等による累計誤差を防
止している。
したがって、Cレジスタの値により、2とおりの制御を
実行することになる。つまり、前述のように、各収納ノ
ツチは1円板状のテーブル135の円周を4分割する位
置に形成されているので、Cレジスタの値が4であれば
、このときのテーブル135の90’正転は、C=1に
対応する収納ノツチ(1351a)をミシン5に対向さ
せることになる。
そこで、センサS2を監視しながら、ドライバDrlに
ステッピングモータ127の1ステツプ正転付勢を逐次
指示し、センサS2がオンとなるとCレジスDrlにス
テッピングモータ127の1ステツプ正転付勢を指示す
る毎にNレジスタを1カウントアツプし、Nレジスタの
値がテーブル135の909正転に要するモータ127
のステップ数N (90)になるまで繰り返す(このス
テップ数は、当然のことながら後述する90°逆転でも
同じである)。Nレジスタの値がN (90)となると
、Cレジスタの値を1インクリメントしてメインルーチ
ンにリターンする。
再び第24図のメインルーチンを参照されたい。
90°正転サブルーチンを実行すると、センサS3によ
り、新しくミシン5に対向した収納ノツチが空であるか
否かを調べる。空でなければもう一度テーブル135を
90°正転する。
オペレータが誤って、ミシン5にボビンユニットを装着
しているのにもかかわらず、テーブル135の4つの収
納ノツチすべてにボビンユニットを装着してしまうと、
 cpuは、このときテーブル135を1回転しても空
の収納ノツチを児附けることがでことを報知し、Bus
yをリセットしてホストプロセッサMPUの指示待ちル
ープとなる。
装着ボビンユニットを回収して収納する収納ノツチがミ
シン5に対向していた場合、あるいは探索して該収納ノ
ツチをミシン5に対向させた場合、のいずれの場合にお
いても、次にCレジスタの値とBレジスタの値とを比較
する。Cレジスタの値は、該収納ノツチを示しており、
Bレジスタの値は現在ミシン5に装着しているボビンユ
ニット(つまり現在の装着ユニット)を回収した後にミ
シン5に装着するボビンユニット(つまり指定ボビンユ
ニット)を示しているので、これらが一致するときは回
収したボビンユニットを再びミシン(’1.p::) 
、このときのホストプロセッサMPLIの糸交換、lシ
ミ\  。
搭示をキャンセルする。
Cレジスタの値とBレジスタの値とが同一でなければ、
回収サブルーチンを実行して現在ミシン5に装着してい
るボビンユニット(つまり現在の装着ユニット)を回収
する。回収サブルーチンを第28図に示す。第28図を
参照して説明する。
回収においては、まず、ドライバ叶2にソレノイドSo
 Q 3の付勢を指示して、切り換え弁VaΩ3のボー
トを切り換え、エアシリンダCY3のピストンロッドP
I3を押し出す。この押し出しにより、フィンガユニッ
ト3の前記搬送部32および二九にマウントされている
フィンガ33.シザー34等が一体で前進する。このと
き、前述したように、ミシン側糸ガイド部材51(ミシ
ン5に固着されている糸ガイド部材51)により案内さ
れている部分で、上糸がブツシュロッド35により縁り
出される。
エアシリンダCY4のエア回路内に介挿される切り換え
弁Va Q 4は、前述のように3位置クローズ′−゛
ドセンタバルブであり、ソレノイド5OQ41およびで
”維持されている。したがって、以下の説明で明らかに
なろうが、現在の状態は、ミシン5にボビンユニットが
装着されて該ボビンユニットのボビンから上糸をミシン
5に供給している状態であり。
このときはエアシリンダCY4はピストンロッドP11
1を押し出した状態に維持されており、すなわち、フィ
ンガ33は左右に開かれている6したがって、エアシリ
ンダCY3のピストンロッドPI3が充分に押し出され
ると、フィンガ33が、ミシン但1糸ガイド部材51の
チャック513のスライドバレル5135および、装着
ボビンユニット側糸ガイド部材(ミシン5に装着されて
いるボビンユニットの糸ガイド部材:第12図では23
a)のチャックのスライドバレル(第12図では233
aの2335a)に係合する。
また、この状態では、シザー24の間に、これらのチャ
ックにより案内されている糸が進入し、センパノイド5
of141の付勢を指示する。これにより、シリンダC
Y4のピストンロッドPI4が引き込まれるので、フィ
ンガ33が中央寄りに駆動されて、それぞ九のチャック
のスライドバレル(5135と、装着ボビンユニットの
スライドバレル:第12図では2335a )を第2位
置に駆動する。これにより、各チャックはミシン5に供
給している糸をその場で固持する。
また、このときドライバDr2にソレノイド5ou5の
付勢を指示して、エアシリンダCY5のピストンロッド
PI5を押し出す。これにより、シザー34が閉じられ
、ミシン側糸ガイド部材51のチャック513および装
着ボビンユニット側糸ガイド部材のチャック番こより支
持された部分の糸が切断される。前述したが、この切断
においてシザー34は糸端を整える。
フィンガ33およびシザー34を、それぞれエアシリつ
−し1時間が経過すると、ドライバDr2に対し、ソレ
ノイド5of15の消勢指示、ソレノイド5oQ3の消
勢指示、ソレノイド5oQ41の消勢指示、およびソレ
ノイド5oQlの付勢指示を発し、内部タイマをクリア
ルスタートする。
ソレノイドSo Q 5が消勢されると、エアシリンダ
CY5のピストンロッドPI5がスプリング反力で引き
込まれシザー34を再び開く。
ソレノイド5on3が消勢されると、切り換え弁Va 
Q 3がスプリング反力で元の状態に戻り、ポートを切
り換えてエアシリンダCY3のピストンロッドPI3を
引き込む。つまり、フィンガユニット3の搬送部32の
後退が開始される。
ソレノイド5o1241が消勢されると、切り換え弁V
a (J 4がスプリング反力で元の状態に戻り、エア
シリンダCY4の往動側および復動側のエア供給口を閉
塞する。したがって、エアシリンダCY4は固定され、
フィンガ33は中央寄りの姿勢、すなわち、各スライド
バレルを第2位置に駆動したときの姿勢で維持される。
ソレノイド5o121が付勢されると、切り換え弁va
Q1が駆動されて、エアシリンダCv1の往動側エア供
給口にエアが圧送される。これにより、ピストンロッド
PIIが押し出されて(この場合は、ピストンロッドI
”IIが固定されているが、相対的に押し出すと考えら
れたい)、テーブルユニット1の移動部12およびテー
ブル135に収納されているボビン二二ソ1−が一体で
、ミシン5方向に前進を開始する。タイマでは、テーブ
ルユニット1の移動部12が前進し、装着ボビンユニッ
トのボビンユニットベースと、テーブル135の該ボビ
ンユニットを収納する収納ノツチ(例えば21aと13
351a)とが結合するのに充分な時間(本実施例では
し2としている)を計測する。
し2時間が経過すると、ドライバ叶2にソレノイドSo
Ω2の付勢指示を与え、切り換え弁Va Q 2が切り
換わって、ピストンロッドPI2が押出され、該ロッド
PI2が装着ボビンユニットのボビンユニットベースの
回収穴(第6図の2111aまたは他のボビンユニット
のこれに相当する穴)に進入するのに充分な時間(本実
施例でほこ扛をし3としている)を待って、ドライバD
r2にソレノイド5oQLの消勢指示を与える。
ソレノイド5oQ1が消勢されると、切り換え弁VaΩ
1がスプリング反力で元の状態に戻り、ボートを切り換
えてエアシリンダCV1のピストンロッドPIIを(相
対的に)引き込む。これにより、テーブルユニット1の
移動部12およびテーブル135に収納されているボビ
ンユニットが一体で、ミシン5方向に後退を開始するが
、このとき、エアシリンダCY2のピストンロッドPI
2が装着ボビンユニットのボビンユニットベースの回収
穴に進入しているので、該ボビンユニットベースとミシ
ン5の装着プラグ581との結合力に抗して剥離され、
テーブル135とともに後退する。
テーブルユニット1の移動部12の待機位置を検出する
センサS1が、シリンダ支持板124を検知してオンす
ると、ドライバDr2にソレノイド5oQ1の消勢指示
を与えて、(ミシン5に装着されていた)ボビンユニッ
トの回収を完了して第24図のメインルーチンにリター
ンする。
■ボビンユニット回収に続く 指定ボビンユニットの装着: 現在は、そ九までミシン5に装着していたボビンユニッ
ト(以下は、旧ボビンユニットという)をテーブルユニ
ット1に回収した状態であり、該ボビンユニットがミシ
ン5に対向している。そこで、メインルーチンにリター
ンすると、続いて、指定No、セットサブルーチンを実
行して、指定ボビンユニット(正しくは、指定ボビンユ
ニットを収納する収納ノツチ:後述)をミシン5に対向
させる。指定No、セットサブルーチンを第26図に示
す。第26図を参照して説明する。
指定ボビンユニットが旧ボビンユニットに対して正転方
向(第3図で時計方向)90°の位置にあるとき、すな
わち、旧ボビンユニットが2aで指定ボビンユニットが
2dのとき、旧ボビンユニットが2bで指定ボビンユニ
ットが2aのとき、旧ボビンユニットが20で指定ボビ
ンユニットが2bのとき、あるいは、旧ボビンユニット
が2dで指定ボビンユニットが20のときは、テーブル
135を逆転した方が合理的である。つまり、このとき
の旧ボビンユニットはCレジスタの値により示されるの
で、Cレジスタの値から、指定ボビンユニットを示すB
レジスタの値を引き、その値が1または−3であわば9
0°逆転サブルーチンを実行して、テーブル135を9
0°逆転する。90°逆転サブルーチンを第27図に示
す。第27図を参照して説明する。
マイクロプロセッサCPUは、ステッピングモータ12
7を逆転付勢するステップ数をカウントすることにより
、テーブル135の90°逆転の位置決めを行なってい
るが、収納ノツチ1351a (およびそ九に収納され
たボビンユニット2a)をミシン5に対向させるときに
は、センサS2を監視しながら位置決めすることにより
、ステッピングモータの脱調等による累計誤差を防止し
ている。したがって、2とおりの制御を選択的に実行す
ることになる。
つまり、旧ボビンユニットが2bで指定ボビンユニット
が2aのときには、Cレジスタの値は2であるので、セ
ンサS2を監視しながら、ドライバDrlにステッピン
グモータ127の1ステツプ逆転付勢を逐次指示し、セ
ンサS2がオンとなるとCレジスタの値を1デクリメン
トしてメインルーチンにリターンする。
Cレジスタの値が2でなければ、ステップ数をカウント
するNレジスタをクリアした後、ドライバDrlにステ
ッピングモータ127の1ステツプ逆転付勢を指示する
毎にNレジスタを1カウントダウンし、Nレジスタの値
がテーブル135の90°逆転に要するモータ127の
ステップ数、N (90)になるまで繰り返す(このス
テップ数は、前述の90″正転に同じである)。Nレジ
スタの値がN (90)となると。
Cレジスタの値を1デクリメントしてメインルーチンに
リターンする。
ただし、旧ボビンユニットが2a (C=1)の場合に
この90°逆転サブルーチンを実行すると、指定ボビン
ユニット2dがミシン5に対向するが、ここでCレジス
タの値を1デクリメントすることにより、Cレジスタの
値は−1となってしまうので、その場合にはCレジスタ
の値を4にセットしてからメインルーチンにリターンす
る。
第26図に示す指定No、セットサブルーチンにおいて
、Cレジスタの値から、Bレジスタの値を引いたイ直が
3.2.−1または−2であれば、指定ボビンユニット
が旧ボビンユニットに対して逆転方向90°の位置ある
いは、18o6の位置にあるので、Cレジスタの値がB
レジスタの値に−fiするまで90°正転サブルーチン
を実行する。
つまり、指定ボビンユニットが旧ボビンユニットに対し
て逆転方向90°の位置にあるときは(すなわち、C−
B=3または−1)、前述した第25図の90°正転サ
ブルーチンを1回実行して、テーブル135を90°正
転し、指定ボビンユニットが旧ボビンユニットに対して
180°の位置にあるときは(すなわち、C−B=2ま
たは−2)、前述した第25図の90°正転サブルチン
を2回実行して、テーブル135を180m正転する。
指定No、セットサブルーチンを実行してメインルーチ
ンに戻ると、センサS3を調べる。
オペレータが前述のとおりに正しくテーブルユニット1
にボビンユニットをセラ1−シている場合にはセンサS
3はオンとなるが、ボビンユニットのセットに誤りがあ
ると、このときセンサs3がオンとならないことがある
。つまり、センサS3がオンしない場合は、指定No、
セットサブルーチンを実行してミシン5に対向させた収
納ノツチに、ボビンユニット(指定ボビンユニット)が
収納されていないので、エラー2をセットして、ドライ
バDr3にランプLP2の点灯を指示するとともに、ホ
ストプロセッサMF’LIにエラー2が発生したことを
報知し、BusyをリセットしてホストプロセッサMP
IJの指示待ちループを設定する。
この場合は、ミシン5に装着されていたボビンユニット
(つまり旧ボビンユニット)を回収した状態であり、す
なわちミシン5にはボビンユニットは装着されていない
このとき、センサS3がオンであれば、指定No。
セットサブルーチンを実行することにより、指定ボビン
ユニットがミシン5に対向したことになるので、続いて
装着サブルーチンを実行して該指定ボビンユニットをミ
シン5に装着する。装着サブルーチンを第29図に示す
。第29図を参照して説明する。
装着においては、まず、ドライバOr2にソレノイド5
oQlの付勢を指示して、切り換え′:MvaQ1のボ
ートを切り換え、エアシリンダC”/1のピストンロッ
ドPIIを押し出す(PIIが固着されているので相対
的に押し出す)。これにより、テーブルユニット1の移
動部12およびテーブル135に収納されているボビン
ユニットが一体で、指定ボビンユニットをミシン5に対
向させて、前進を開始する。
指定ボビンユニットのボビンユニットベースと(例えば
21b) 、ミシン5の装着プラグ581とが正しく結
合すると、センサS4が該ボビンユニットベースを検知
してオンとなるので、ドライバDr2にソレノイドSo
 Q 1の消勢指示および、ソレノイド5OQ3の付勢
指示を与える。
ソレノイド5o121が消勢されると、切り換え弁、V
a Q、1がスプリング反力で元の状態に戻り、ボー1
へを切り換えてエアシリンダCYIのピストンロッドP
IIを(相対的に)引き込む、これにより、テーブルユ
ニット1の移動部12およびテーブル135に収納され
ているボビンユニットが一体で、ミシン5方向に後退を
開始する。このとき、前述したように、ボビンユニット
ベースの、装着プラグ581に対する結合力の方が収納
ノツチに対する結合力より大きいので(ストッパピンの
スプリングが強い)、指定ボビンユニットが収納ノツチ
から結合力に抗して剥離され、ミシン5の装着プラグ5
81に残される(つまり、装着される:以下は。
新しく装着された。指定ボビンユニットを新ボビンユニ
ットという)。
ソレノイドSo Q 3が付勢されると、切り換え井V
aΩ3が駆動されてポートが切り換えられ、エアシリン
ダCY3のピストンロッドPI3が押し出される。
この押し出しにより、フィンガユニット3の前記搬送部
32およびこれにマウントされているフィンガ33.シ
ザー34等が一体で前進する。この場合、ミシン側糸ガ
イド部材51から、ミシン本体方向に延びる旧ボビンユ
ニットから供給されていた上糸(以下は口上糸という)
は、前述のブツシュロッド35の作用で弛められている
ので、該ブツシュロッド35は口上糸に係合しない。
エアシリンダC’/4は、エア供給口が閉塞されてピス
トンロッドPI4を引き込んだ状態に維持されているの
で、フィンガ33は中央寄りの姿勢、すなわち、ミシン
側糸ガイド部材51および旧ボビンユニットの糸ガイド
部材それぞれのチャックのスライドバレルを第2位置に
駆動したときの姿勢(回収サブルーチン実行後の状態)
で維持されている・したがって、エアシリンダCY3の
ピストンロッドPI3が充分に押し出されると、フィン
ガ33が、ミシン側糸ガイド部材51のチャック513
のスライドバレル5135および、新ボビンユニット側
糸ガイド部材(ミシン5に新しく装着されたボビンユニ
ットの糸ガイド部材:第15図では23b)のチャック
のスライドバレル(第15図では233bの2335b
)に係合する(前述したが、新ボビンユニットのチャッ
クは第2状態である)。
また、この状態では、シザー24の間に、これらのチャ
ックにより固持されている糸端(口上糸の糸端および新
出糸の糸端:新ボビンユニットのボビンから繰り出され
ている糸の糸端)がそれぞれ進入し、さらに、センサS
6が支持板322を検知してオンとなる。
センサS6がオンになると、ドライバDr2にソレノイ
ド5ou5およびソレノイドSo Q 42の付勢を指
示する。
ソレノイド5ou5が付勢されると、切り換え弁Va 
Q 5が駆動されてボートが切り換えられ、エアシリン
ダCY5のピストンロッドPI5が押し出される。
この押し出しにより、シザー34が閉じられ、口上糸の
糸端と新出糸の糸端を把持する。
また、ソレノイド5o1242が付勢されると、切り換
え弁Va Q 4が駆動されてポートが切り換えられ、
それまで閉塞されていたエアシリンダC’/4の、往動
側エア供給口をエア源に、復動側エア供給口を大気に連
通するので、ピストンロッドPI4が押し出される。こ
の押し出しにより、フィンガ33が駆動されて左右に広
がり、それぞれのチャックのスライドバレル(5135
と、新ボビンユニットのスライドバレル)を第1位置に
駆動する。これにより。
各チャックは、口上糸および新出糸を移動自在に支持す
る。
この、シリンダCY5およびCYIIの駆動においては
、内部タイマにより、それぞれが動作を完了するまでの
タイムラグ(本実施例ではこれをt4としている)に相
当するディレィステップを設定している。
し4時間が経過すると、ドライバDr2に、ソレノイド
5oQ42の消勢指示および、ソレノイド5oQ3の消
勢指示を与える。
ソレノイドSo n 42が消勢されると、切り換え弁
Va 124がスプリング反力で元の状態に戻り、エア
シリンダC’14の往動側および復動側のエア供給口を
閉塞する。したがって、エアシリンダCY4は固定され
、フィンガ33は左右に開いた姿勢、すなわち、各スラ
イドバレルを第1位置に駆動したときの姿勢で維持され
る。このときのフィンガ33の姿勢が、前述した回収サ
ブルーチンを実行開始するときの姿勢である。
ソレノイドSo Q 3が消勢されると、切り換え弁V
a Q 3がスプリング反力で元の状態に戻り、ポート
を切り換えてエアシリンダCY3のピストンロッドPI
3を引き込む。つまり、フィンガユニット3の搬送部3
2の後退が開始されるにのとき、シザー34が口上糸の
糸端および新出糸の糸端を把持したまま後退するので、
口上糸および新出糸が引き出される。
フィンガユニット3の搬送部32が充分に後退し。
センサS5が支持板321を検知してオンになると(つ
まり、搬送部32が待機位Iになると)、ドライバDr
2に、ソレノイド5oQ6の付勢指示を与える。
ソレノイドSo Q 6が付勢されると、切り換え弁V
a Q 6が駆動されてポートが切り換えられ、エアシ
リンダCV6のピストンロッドPI5が押し出される。
この押し出しにより、ノックユニット4の搬送部42お
よびそれにマウントされているフッタ44.ロータリソ
レノイド43が一体で上昇を開始し、ノツ!144のデ
イバイダ441がフィンガユニット3により引き出され
た口上糸と新出糸との間に割り込む。
ノックユニット4の搬送部32およびそれにマウントさ
れている部材が一体で充分に上昇し、センサS8が支持
板424を検知してオンになると、ノック44の所定の
部位(すなわち、デイバイダ424の両側)に、口上糸
と新出糸がセットされるので、ドライバDr2に、ソレ
ノイド5oQ5の消勢指示および、ロータリンレノイド
43の付勢指示を与える。
ソレノイドSo 1l15が消勢されると、エアシリン
ダCY5のピストンロッドPI5がスプリング反力で引
き込ま九シザー34を再び開く。
このとき、ロータリソレノイド43は、付勢されてノッ
ク44のトリガ442を回動するので、ノック44は、
口上糸と新出糸のハタ結びを行なう。
内部タイマによりこの接続に要する時間(本実施例では
L5としている)のディレィを行なって、ドライバ叶2
に、ロータリンレノイド43およびソレノイド5onG
の消勢指示を与える。
ロータリソレノイド43が消勢されると、ノック44の
トリガ442およびロータリンレノイド43は、トリガ
442に係合されているスプリング449の反力で元の
状態に復帰する。
ソレノイド5oQ6が消勢されると、切り換え弁VaΩ
6がスプリング反力で元の状態に戻り、ポートを切り換
えてエアシリンダCV6のピストンロッドPI6を引き
込む。この引き込みで、ノックユニット4の搬送部42
およびそれにマウントされているフッタ44.ロータリ
ソレノイド43が一体で下降し、センサS7がノッタブ
ラケット421を検知してオンすると、第24図に示し
たメインルーチンにリターンする。
以上により、旧ボビンユニットを回収し、指定された新
ボビンユニットを装着して、口上糸と新出糸との接続を
完了したので、Busyをリセットして、ホストプロセ
ッサMPUに完了を報知し、指示待ちループを設定する
この後、オペレータはミシン5の針56の所で口上糸を
引き出して新出糸を手繰り寄せる。
■ボビンユニットを装着していないときの指定ボビンユ
ニットの装着: 前述の、指定No、セットサブルーチンを終了して、セ
ンサS3を調べたときに、それがオンしていなくてエラ
ー2をセットした場合には、ミシン5にボビンユニット
を装着しない状態で、ホストプロセッサMPLIの指示
待ちループを設定している。
そこで、オペレータは、そのとき空であった収納ノツチ
にボビンユニットを装着して同じボビンユニットを指定
しくボビンユニットを装着しないで同じボビンユニット
を指定すると、再びエラー2がセットされる)、あるい
は、別のボビンユニットを指定して(空の収納ノツチに
ボビンユニットを装着しなくても良い)、交換指示を入
力する。
前述の繰り返しとなるが、マイクロプロセッサCPUは
、ホストプロセッサMPUより糸交換指示を受けると、
指定ボビンユニットを示す値をBレジスタにメモリして
Busyをセットする。
この場合は、ミシン5にボビンユニットを装着していな
いので、センサS4はオフであり、直ちに指定No、セ
ットサブルーチンを実行して、指定ボビンユニットが収
納されているはずの収納ノツチをミシン5に対向させる
該収納ノツチに指定ボビンユニットが収納されていない
で、センサS3がオフであれば、再びエラー2をセット
するが、該収納ノツチに指定ボビンユニットが収納され
ており、センサS3がオンであわば、装着サブルーチン
を実行する。
このときは、ミシン側糸ガイド部材51が旧上糸(エラ
−2セツト時に回収された旧ボビンユニットからミシン
5に供給さ九ていた糸)を固持しており、フィンガユニ
ット3のフィンガ33は、ミシン側糸ガイド部材51お
よび旧ボビンユニットそれぞれのチャックを第2状態に
駆動した姿勢、すなわち、中央に寄った姿勢に維持され
ており、前述の装着サブルーチン開始時の状態と全く同
一である。したがって、上記と全く同じ制御により、指
定ボビンユニットをミシン5に装着し、旧上糸と新上糸
とを接続する。
マイクロプロセッサCPUの制御により、指定したボビ
ンユニットが装着され、旧上糸と新」二糸とが接続され
ると、オペレータはミシン5の針56の所で旧上糸を引
き出して新上糸を手繰り寄せる。
(5)実施例装置の構成上の特徴 以上説明したミシンの上糸自動交換装置の構成上の特徴
を次にまとめる。
a: ボビンユニットは、ミシン5に着脱自在であるの
で、交換が容易である。
b: ボビンユニットの糸ガイド部材は、ボビン形状や
ボビンに巻回されている糸量に無関係にミシン側糸ガイ
ド部材51に対向する所定位置で糸を自在に案内し、あ
るいは固持するので、上糸の切断および接続が容易にな
り、また、使用を終了した糸を切断しても、切断した糸
端が該所定位置から脱落することがない。
C: ボビンユニットの、ミシン5との結合力がテーブ
ル135との結合力より大きいので、テープ、ル135
に、ボビンユニットを収納したままミシン5に該ボビン
ユニットを装着し、テーブル135を引き離すだけで該
ボビンユニットを装着することができ、装着に関する制
御が簡単である。
d: テーブル135には、複数のボビンユニットを収
納できるので、糸の太さや糸の色、素材等のそのときの
縫製に使用する糸種ごとにボビンユニットを用意してお
くことができる。
e: フィンガユニット3のシザー34は、咬合面の溝
に鋏を収容しているので、糸を切断するとともに、切断
した糸端を整える。また、糸端を把持して引き出すこと
ができる。
f: テーブルユニット1.フィンガユニット3および
ノッタユニッ1−4は、ミシンテーブル6に設置される
ので、ミシン5は、ミシンベッド57に糸ガイド部材5
1.ボビンユニット装着部材58およびセンサS4を設
置するのみで、殆んど変更を必要としない。
(6)実施例装置の動作上の特徴 以上説明したミシンの上糸自動交換装置の動作上の特徴
を次にまとめる。
a: 糸交換を行なうときのみ、テーブルユニット1の
テーブル135がミシン5に接近し、フィンガユニット
3のフィンガ33およびシザー34がミシン5に接近し
、ノックユニット4のノック44が上昇するので、通常
の縫製時にはこれらの部材がオペレータの作業を妨害し
ない。
b: 糸を切断する前に、フィンガユニット3のブツシ
ュロッド35により、充分な余長をとっているので、フ
ィンガ33により切断した糸端を引き出し、ノック44
により接続する場合にも、糸がミシン5の針56から抜
けてしまうことはない。
C: 糸を切断する前には糸ガイド部材のチャックによ
り糸を固持し、該チャックを解放する前にシザー34に
より切断した糸端を把持しているので、糸端が該チャッ
クから脱落することはない。
d: 糸交換の動作は、ミシン5の機能には無関係であ
るので、通常のミシンに適要することができる。
(7)応用 上記実施例では、ボビンユニットの、ミシン5に対する
結合力をテーブル135に対する結合力よミシンベッド
57.ミシンテーブル6上、レール112の端部)にR
1し、ボビンユニットを回収するときにはテーブルユニ
ット1がそのまま後退し、装着するときには該エアシリ
ンダにより、ボビンユニットをミシン側に移行させれば
良い。
上記実施例では、ノック44により旧上糸の糸端と新上
糸の糸端を結んでいるが、2つの糸ガイド部材により1
両糸端を対向して支持し、かつ、シザー34により該両
端を整えているので、ノックに替えて、接看材で両糸端
を接着する接若装阻を使用することができる。また、糸
の替りに金属ワイヤを使用する場合には両端を溶接する
溶接装置等を用いることができる。
上記実施例では、テーブルユニット1のテーブル135
を円形にしているが、例えば、レール112と直角にミ
シン5の前奥(第4図で左右)に向って延びるリニアな
テーブルを使用にすることにより、さらに多くのボビン
ユニットを収納することができる。
上記実施例では、1台のミシン5に対して1つのテーブ
ルユニット1が与えられているが、a数のミシンと組み
合わせても良い。この場合、それぞれのミシンに向うレ
ールまたはそれに相当する経路を構成して、必要に応じ
てテーブルユニット1が所定のミシンに接近し、ボビン
ユニットを回収し、あるいは装着する。
以上の実施例は、本発明をミシンの上糸交換装置に適要
したものであるが、本発明はこれに限らない。例えば、
梱包装置の紐交換装置、nやネットの工作装置の材料交
換装置、ワイヤボンディング装置のワイヤ交換装置等に
適用することができる。
〔効果〕
以上説明したとおり1本発明の紐体切断保持装置によれ
ば、紐体切断手段を駆動して紐体の切断を行なうときに
、紐体案内装置の第1紐体案内手段、および、紐体受は
手段の第2紐体案内手段を第2姿勢に設定しているので
、切断した紐体の端部がそれらにより固持され、第1案
内手段および第2案内手段から抜は落ちてしまうことは
ない。
また、この切断においては、紐体切断手段のそれぞれの
咬合面が咬合して切断した端部を挟み込むので、該端部
が整えられ、それが予期しない方向に折れ曲ることばな
い。
さらには、紐体案内装置は、ボビンの形状やそれに巻回
されている紐体の量しこかかわらず、常時所定の位置で
切断した紐体の端部を固持するので。
その紐体を次に使用する場合に、その端部を処理するこ
とが容易であり1例えば、紐体を切断して、切断した紐
体の端部に別の紐体の端部を自動接続する自動紐体交換
袋口の実現が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を一例で実施したミシンの上糸自動交換
装置の外観を示す部分破砕斜視図である。 第2図は第1図に示した装置の正面図、第3図は第2図
の平面図、第4図は第2図の右側面図である。 第5図はテーブルユニット1に注目した第2図の部分拡
大図、第6図はテーブルユニット1に注目した第3図の
部分拡大図、第7図はテーブルユニット1に注目した第
4図の部分拡大図である。 第8図は第5図の■−■線断面図、第9a図は第8図に
示したガイド軸2331aのみを抽出して拡大した拡大
断面図、第9b図は第8図に示したテーパソケット23
32aのみを抽出して拡大した拡大断面図、第9c図は
第8図に示したスライドバレル2335aのみを抽出し
て拡大した拡大断面図である。 第10図はボビン受は軸22aおよびスカート221a
の外観を示す斜視図である。 第11図はフィンガユニット3に注目した第4図の部分
拡大図、第12図はフィンガユニット3に注目した第3
図の部分拡大図、第13図はフィンガユニット3に注目
した第2図の部分拡大図である。 第14図および第15図はフィンガユニット3のフィン
ガ33およびシザー34の動作を示す平面図である。 第16図はシザー34の構成を示す分解斜視図である。 第17図はノックユニット4に注目した第4図の部分拡
大図、第18図はノックユニット4の部分拡大背面図で
ある。 第19図はノック44の構成を示す分解正面図である。 第20図はノック44の動作を示す部分斜視図。 第21a図、第21b図、第21cしI、第21d図、
第21 c図、第21f図、第21g図および第21h
図はノック44の糸接続動作を示す平面図である。 第22図は第1図に以す装置のエア回路を示すエア回路
図である。 第23図は第1図に示す装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。 第24図は第23図に示したマイクロプロセッサCPU
の制御動作を示すフローチャート、第25図、第26図
、第27図、第28図および第29図はそれぞれ第24
図に示したフローチャートのサブルーチンを示すフロー
チャー1−である。 1:テーブルユニット 11:固定部 111:ブレイス    112:レール113:ピス
トンロンド固定板 114:センサブラケット 12:移動部 121.122 ニスライドベアリング123ニスライ
ドベース 124ニジリンダ支持板 125:センサブラケット 126:モータブラケット 127:ステッピングモータ 127] :出力ギア 128:センサブラケット 129:固定軸 13:回動部 131ニスリーブ軸  1311 : Eリング132
:入力ギア   133ニスリツト板1331 :検出
スリット 134ニスラストベアリング 135:テーブル   1351a :収納ノツチ13
52a、1353a :収納チェックC”/1.CY2
 :エアシリンダ PII、PI2 :ピストンロッド Sl、52.S3 :センサ 2a、2b、2c、2d:ボビンユニツ1〜(紐体案内
装置) 21a、21b、21c、21d :ボビンユニットベ
ース211a、211b、211c、211cl :下
板2]、2a、212b、212c、212d :上板
213a、213b、213c :第1スペーサ213
10 :収納ストッパピン 2133a、2133b、21/13b :装着ストッ
パピン2132a、2134a:圧縮コイルスプリング
214a、214b、214c :第2スペーサ22a
 + 22b r 22c r 22d :ボビン受は
軸221a ニスカート 21a、21b、21c、21d、22a、22b、2
2c、22d、221 :  (ボビン支持装置) 23a、 23b 、 23c 、 23d :糸ガイ
ド部材(第1紐体案内手段) 231a、231b、231c、231d :ポール2
32a、232b、232c、232d ニガイド板2
321a、2321b、2321c、2321d :糸
ガイド233a 、 233b 、 233c 、 2
33d :チャック2331a ニガイドΦ山 23311a :貫通孔   23312a :受は溝
23313a、23314a ニスプリング固定穴23
315a :第1チエツク溝 23316a :第2チエツク溝 23317a :フランジ  23318a :メイル
スクリュー2332a :テーパソケッl〜(把持手段
)23321a、23322a :爪 23323a、23324a ニスプリング受け233
3a、2334a :圧縮コイルスプリング2335a
 ニスライドバレル(把持部閉じ手段)23351a:
テーパ部 23352a、23353a :ボール受け23354
a :作用ピン受は溝 2336a、2337a :ボール 2338a :押えリング 2339a :ナラ1゛B
OBa、BOBb、[30Bc、l’30nd :ボビ
ン(ボビン)THa 、 Tt+b 、 Tl1c 、
 Tl1d :糸(紐体)3:フィンガユニット 31:固定部 311:支持アーム  312ニガイドブロック313
:センサブラケッ1へ 32:′a送部 321.322 :支持板  323,324 ニスラ
イドパー325.326 :ブッシング 327:フィンガルシザーブラケット 3271 :ロッド受け  3272 :ロツドストツ
パ33:フィンガ 331:左フィンガ部材 3311.3312 :作用ピン 3313 :連結ピン 332:左フィンガ部材 34:シザー(紐体切断手段) 341:第1ブロツク(第1挟み込み部材)3411 
:咬合面(咬合面) 3412 :長穴 3414 :ナイフ収納溝(切断部材を収納する溝)3
43:第2ブロツク(第2挟み込み部材)3=H1咬合
面(咬合面) 3412 :長穴     3413 :支持穴3/f
ill :ナイフ収納溝(切断部材を収納する溝)34
2.344 :ナイフ(切断部材)345:支持ピン 
  346:支持ブロック31+5.346:  (紐
体切断手段の支持手段)3461 :支持ビン受け 3
/162 :支持ピン固定ボルト347:シザー作用板 3471 :ビス1〜ンロツド装着孔 3472.3473 :作用ピン 3474 : Eリング 35:プッシュロッド  351:ピンCY3.CY4
.CY5 :エアシリンダPI3.PI4.PI5 :
ビス1〜ンロツド33、C’i14.PI3 :  (
姿勢設定手段の駆動手段)C115,P工5 :  (
駆動手段)55、S6 :センサ ・1:ノックユニット ・11:固定部 ・111:支持アーム  412ニガイドブロック41
3:センサブラケット 42:搬送部 421:ノックブラケット 422.423 ニスライドバー 424:支持板 43:ロータリソレノイド 431:駆動アーム 44:ノック 441:ディバイダ ”1]≧、442:hリガ ”443:第1クロツサ 41131.4432 :クロッシングプレート444
:第2クロッサ 44111.4442 :クロツシングプレート445
:タイイングヘッド 4451 :スパイラル 446:ストリッパ 4461 :リフトレバー 447:シザー    448:ベースプレート449
ニスプリング CY6 :エアシリンダ PI6 :ピストンロッドS
7,58 :センサ 5:ミシン 51:糸ガイド部材(紐体受け手段) 511:ポール    512ニガイド板513:チャ
ック(第2紐体案内手段)5131 ニガイド軸 5132 :テーパソケッl−(把持手段)5133.
5134 :圧縮コイルスプリング514:糸ガイド 52:第1糸ガイド  53:第2糸ガイド54:テン
ショナ   55:天秤 56二針 57:ミシンベッド(固定部材) 58:ボビンユニット装着部材(装着手段)581:装
着プラグ  582:装着チェックS4:センサ   
  LPI、LP2 :ランプ6:ミシンテーブル P!OP :エア*     Can :定圧調整ユニ
ットSCI 1 、SC12,SC2,5C31,5C
32,5C41、5C42、SC5,5C61。 5C62:絞り弁 VaQ 1.VaQ2.Val13.VaQ4.Vaf
15.VaQ6:切り換え弁 So Q 1.So Q 2.So Q 3.So Q
 4.So Q 5.So Q 6 :ソレノイド ypu :ホストプロセッサ(指示手段)cpu :マ
イクロプロセッサ(制御手段)Drl :ステシピング
モータドライバDr2 :ソレノイドドライバ(付勢手
段、姿勢設定手段の付勢手段) 33、C’/4.PI4.Dr2 :  (姿勢設定手
段)Dr3 :ランプドライバ 特許出願人  工業技術院長  飯塚 幸三声18図 東19図 声20図 克21a x      東21bID声21e父  
    声211因 東2Ic囚      東216因 宵219図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紐体を巻回したボビン;ボビンを支持するボビン
    支持手段;および、ボビン支持手段に結合された、ボビ
    ンに巻回された紐体を所定案内位置に案内する手段であ
    って、第1姿勢では該紐体を該所定案内位置で移動自在
    に支持し、第2姿勢では該紐体を該所定案内位置で固持
    する、第1紐体案内手段;を備える、紐体案内装置; 第1姿勢では該紐体を移動自在に支持し、第2姿勢では
    該紐体を固持する第2紐体案内手段、を備える紐体受け
    手段; 紐体受け手段が固定された固定部材; 前記紐体案内装置を装着するための、固定部材に実質的
    に固定された装着手段; 紐体案内装置の第1紐体案内手段、および、紐体受け手
    段の第2紐体案内手段の姿勢、を設定する姿勢設定手段
    ; 咬合面を有する第1挟み込み部材;紐体案内装置の紐体
    案内手段と紐体受け手段との間の紐体を間に置いて第1
    挟み込み部材の咬合面に対向する咬合面を有する第2挟
    み込み部材;第1挟み込み部材および第2挟み込み部材
    を互いに回動自在に支持する支持手段;および、少なく
    とも第1挟み込み部材および第2挟み込み部材のいずれ
    か一方の咬合面に備わる、回動半径方向に延びる切断部
    材;を備える紐体切断手段; 紐体切断手段の第1挟み込み部材および第2挟み込み部
    材の少なくとも一方を回動駆動して、それぞれの前記咬
    合面を咬合する駆動手段;駆動手段を付勢する付勢手段
    ; 紐体の切断保持指示を発する指示手段;および、 切断保持指示に応答して、姿勢設定手段に紐体案内装置
    の第1紐体案内手段、および、紐体受け手段の第2紐体
    案内手段の第2姿勢設定を指示し、付勢手段に駆動手段
    の付勢を指示する、制御手段; を備える紐体切断保持装置。
  2. (2)紐体案内装置の第1紐体案内手段および、紐体受
    け手段の第2紐体案内手段は、それぞれ、紐体を間に置
    いて対向する、開閉自在に支持された把持部を有する把
    持手段;および、前記第2姿勢で把持手段に、把持部を
    閉じる方向の力を与える把持部閉じ手段;を備える前記
    特許請求の範囲第(1)項記載の紐体切断保持装置。
  3. (3)紐体案内装置の第1紐体案内手段の把持手段およ
    び、紐体受け手段の第2紐体案内手段の把持手段は、そ
    れぞれ、前記第1姿勢で把持部を開いている前記特許請
    求の範囲第(2)項記載の紐体切断保持装置。
  4. (4)姿勢設定手段は、紐体案内装置の紐体案内手段の
    把持手段および、紐体受け手段の紐体案内手段の把持手
    段、を駆動する駆動手段;該駆動手段を付勢する付勢手
    段;でなる前記特許請求の範囲第(3)項記載の紐体切
    断保持装置。
  5. (5)紐体切断手段は、それぞれ第1挟み込み部材およ
    び第2挟み込み部材の咬合面に備わり、互に対をなして
    鋏を形成する2つの切断部材を備える前記特許請求の範
    囲第(1)項記載の紐体切断保持装置。
  6. (6)それぞれの切断部材は、それぞれ第1挟み込み部
    材および第2挟み込み部材の咬合面を2分する位置に備
    わる前記特許請求の範囲第(5)項記載の紐体切断保持
    装置。
  7. (7)第1挟み込み部材の咬合面は、咬合時に第2挟み
    込み部材の咬合面に備わる切断部材を収容する溝を有し
    、第2挟み込み部材の咬合面は、咬合時に第1挟み込み
    部材の咬合面に備わる切断部材を収容する溝を有する、
    前記特許請求の範囲第(6)項記載の紐体切断保持装置
  8. (8)装着手段は、紐体案内装置のボビン支持手段と係
    脱自在である前記特許請求の範囲第(1)項記載の紐体
    切断保持装置。
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