JPS6355476B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6355476B2 JPS6355476B2 JP56001368A JP136881A JPS6355476B2 JP S6355476 B2 JPS6355476 B2 JP S6355476B2 JP 56001368 A JP56001368 A JP 56001368A JP 136881 A JP136881 A JP 136881A JP S6355476 B2 JPS6355476 B2 JP S6355476B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- cover
- fuel tank
- seat
- rubber sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 33
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 29
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 8
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 7
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 3
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシート下に燃料タンクおよびエンジン
を配置し、かつこれら燃料タンクおよびエンジン
の外周囲をカバーで覆つた自動2輪車に関する。
を配置し、かつこれら燃料タンクおよびエンジン
の外周囲をカバーで覆つた自動2輪車に関する。
近年、省エネルギ対策に伴い燃料消費量や維持
費等が少なくて済み経済的な小型の自動2輪車、
いわゆるソフトバイクが脚光をあび、種々の機種
が開発されつつある。このような小型の自動2輪
車はアンダーボーン形のフレームを備え、かつシ
ート下に燃料タンクやオイルタンクあるいは電装
部品等を配した構造が数多く採用されているが、
フレームのダウンチユーブに通常のフートレスト
とは異り平板状のステツプボードを取付けたスク
ータ形の自動2輪車にあつては、エンジンをステ
ツプボードよりも後方側つまり上記シートや燃料
タンクの下方に配置するとともに、外観向上を図
るためにこれらエンジンや燃料タンク等の外周囲
をカバーで覆つた構造となつている。
費等が少なくて済み経済的な小型の自動2輪車、
いわゆるソフトバイクが脚光をあび、種々の機種
が開発されつつある。このような小型の自動2輪
車はアンダーボーン形のフレームを備え、かつシ
ート下に燃料タンクやオイルタンクあるいは電装
部品等を配した構造が数多く採用されているが、
フレームのダウンチユーブに通常のフートレスト
とは異り平板状のステツプボードを取付けたスク
ータ形の自動2輪車にあつては、エンジンをステ
ツプボードよりも後方側つまり上記シートや燃料
タンクの下方に配置するとともに、外観向上を図
るためにこれらエンジンや燃料タンク等の外周囲
をカバーで覆つた構造となつている。
ところで、このような構造では燃料やオイルを
補給する際に、誤まつて燃料を溢れさせたりタン
ク上面にこぼしたりすると、この溢れた燃料が燃
料タンクやカバー内面を伝つてカバー内の奥まつ
た部分に流れ込む虞れがある。したがつて、燃料
やオイル等がカバー内面やタンク下方に位置する
エンジンに付着し、これらが汚損される難点があ
る。それとともに燃料タンク等に外周面に燃料等
が付着したままで放置すると、燃料タンク外周面
の塗料が剥れたり変色する等して塗装面が侵され
る虞れがある。
補給する際に、誤まつて燃料を溢れさせたりタン
ク上面にこぼしたりすると、この溢れた燃料が燃
料タンクやカバー内面を伝つてカバー内の奥まつ
た部分に流れ込む虞れがある。したがつて、燃料
やオイル等がカバー内面やタンク下方に位置する
エンジンに付着し、これらが汚損される難点があ
る。それとともに燃料タンク等に外周面に燃料等
が付着したままで放置すると、燃料タンク外周面
の塗料が剥れたり変色する等して塗装面が侵され
る虞れがある。
したがつて、本発明は、燃料タンク上に燃料を
溢れさせたり、こぼしたとしても、この燃料がカ
バー内に流れ込むのを防止でき、しかもこの燃料
を簡単かつ直ちに拭き取ることができる自動2輪
車の提供を目的とする。
溢れさせたり、こぼしたとしても、この燃料がカ
バー内に流れ込むのを防止でき、しかもこの燃料
を簡単かつ直ちに拭き取ることができる自動2輪
車の提供を目的とする。
そこで、本発明においては、左右一対のシート
レール上にシートを設けるとともに、このシート
の下方に、上面に注入口を有する燃料タンクおよ
びこの燃料タンクの下方に位置するようにしてエ
ンジンを配置し、これら燃料タンクおよびエンジ
ンの外周面を上面が開口されたカバーで覆つてな
る自動2輪車を前提とし、 上記燃料タンクの上面をラバーシートで着脱可
能に覆い、このラバーシートに燃料タンクの注入
口が導出される導出口を設けるとともに、このラ
バーシートの周縁を上記カバーの上端開口周縁に
被せたことを特徴としている。
レール上にシートを設けるとともに、このシート
の下方に、上面に注入口を有する燃料タンクおよ
びこの燃料タンクの下方に位置するようにしてエ
ンジンを配置し、これら燃料タンクおよびエンジ
ンの外周面を上面が開口されたカバーで覆つてな
る自動2輪車を前提とし、 上記燃料タンクの上面をラバーシートで着脱可
能に覆い、このラバーシートに燃料タンクの注入
口が導出される導出口を設けるとともに、このラ
バーシートの周縁を上記カバーの上端開口周縁に
被せたことを特徴としている。
以下本発明を図面に示す一実施例にもとづいて
説明する。
説明する。
第1図はスクータ形自動2輪車を示し、1はフ
レーム、2はボトムリンク形のフロントフオー
ク、3は操向輪、4はハンドルである。上記フレ
ーム1はアンダーボーン形のものであつて、ヘツ
ドパイプ5の下部後面には1本のダウンチユーブ
6が溶接されている。ダウンチユーブ6の後端側
は水平に曲成されており、この後端部の両側面に
はガセツト7,7を介して後方に延びる左右一対
のバツクステー8,8が溶接されている。バツク
ステー8,8の後方側は、斜め上部後方に向つて
立上げられて立上がり部9,9をなしているとと
もに、これら立上がり部9,9の上端部は後方に
向つて略水平に延長されて左右一対のシートレー
ル10,10をなしている。そしてヘツドパイプ
5およびダウンチユーブ6には側方に張り出すレ
ツグシールド11が固定されているとともに、バ
ツクステー8,8の前端側にはフートレストブラ
ケツト12,12および13,13を介して平板
状をなすフートレストボード14が載置固定され
ている。また上記シートレール10,10間には
燃料タンク15が配置されている。燃料タンク1
5は、そのフランジ部16の前後2箇所を上記立
上がり部9,9の上端部外周面に溶接したリンフ
オースメント17,17およびシートレール1
0,10に溶接したシートブラケツト18,18
の上部にボルト締めすることによつて固定され、
その上面の燃料注入口19にはタンクキヤツプ2
0が被冠されている。燃料タンク15の前方には
オイルタンク21が並設されており、このオイル
タンク21上面の図示しない注油口にはオイルタ
ンクキヤツプ22が被冠されている。さらに上記
シートブラケツト18,18間にはブリツジ23
が架設されている。このブリツジ23は燃料タン
ク15の上方を前後に離間して跨ぐ一対の荷重受
け部24,24を備え、この荷重受け部24,2
4の両側の側壁部25,25が通しボルト26,
26およびナツト27,27を介してシートブラ
ケツト18,18の外側面に固定されている。ま
た上記立上がり部9,9の上部間には、クロスメ
ンバ28aおよびU字状をなしたクロスチユーブ
28が横架されており、このクロスチユーブ28
は前方上部側に向つて延出されて上記オイルタン
ク21の周囲を取り巻いている。
レーム、2はボトムリンク形のフロントフオー
ク、3は操向輪、4はハンドルである。上記フレ
ーム1はアンダーボーン形のものであつて、ヘツ
ドパイプ5の下部後面には1本のダウンチユーブ
6が溶接されている。ダウンチユーブ6の後端側
は水平に曲成されており、この後端部の両側面に
はガセツト7,7を介して後方に延びる左右一対
のバツクステー8,8が溶接されている。バツク
ステー8,8の後方側は、斜め上部後方に向つて
立上げられて立上がり部9,9をなしているとと
もに、これら立上がり部9,9の上端部は後方に
向つて略水平に延長されて左右一対のシートレー
ル10,10をなしている。そしてヘツドパイプ
5およびダウンチユーブ6には側方に張り出すレ
ツグシールド11が固定されているとともに、バ
ツクステー8,8の前端側にはフートレストブラ
ケツト12,12および13,13を介して平板
状をなすフートレストボード14が載置固定され
ている。また上記シートレール10,10間には
燃料タンク15が配置されている。燃料タンク1
5は、そのフランジ部16の前後2箇所を上記立
上がり部9,9の上端部外周面に溶接したリンフ
オースメント17,17およびシートレール1
0,10に溶接したシートブラケツト18,18
の上部にボルト締めすることによつて固定され、
その上面の燃料注入口19にはタンクキヤツプ2
0が被冠されている。燃料タンク15の前方には
オイルタンク21が並設されており、このオイル
タンク21上面の図示しない注油口にはオイルタ
ンクキヤツプ22が被冠されている。さらに上記
シートブラケツト18,18間にはブリツジ23
が架設されている。このブリツジ23は燃料タン
ク15の上方を前後に離間して跨ぐ一対の荷重受
け部24,24を備え、この荷重受け部24,2
4の両側の側壁部25,25が通しボルト26,
26およびナツト27,27を介してシートブラ
ケツト18,18の外側面に固定されている。ま
た上記立上がり部9,9の上部間には、クロスメ
ンバ28aおよびU字状をなしたクロスチユーブ
28が横架されており、このクロスチユーブ28
は前方上部側に向つて延出されて上記オイルタン
ク21の周囲を取り巻いている。
また上記立上がり部9,9の中間部分の後面に
はエンジンブラケツト29,29が溶接されてお
り、これらエンジンブラケツト29,29には揺
動リンク30,30(一方向のみを図示)が枢支
されている。これら揺動リンク30,30間には
ピポツト軸31を介して動力ユニツト32が回動
可能に吊支されている。動力ユニツト32は2サ
イクルエンジン33と、このエンジン33のクラ
ンクケース34の左側から後方へ一体に延びる伝
動ケース35とから構成され、この伝動ケース3
5はスイングアームを兼ねるとともに、その後端
部には図示しないVベルトによつて回転駆動され
る駆動輪36が片持ち支持されている。なお、ク
ランクケース34の上方には図示しない気化器や
吸気サイレンサが配置されているとともに、クラ
ンクケース34の右側方には消音器37が配置さ
れている。
はエンジンブラケツト29,29が溶接されてお
り、これらエンジンブラケツト29,29には揺
動リンク30,30(一方向のみを図示)が枢支
されている。これら揺動リンク30,30間には
ピポツト軸31を介して動力ユニツト32が回動
可能に吊支されている。動力ユニツト32は2サ
イクルエンジン33と、このエンジン33のクラ
ンクケース34の左側から後方へ一体に延びる伝
動ケース35とから構成され、この伝動ケース3
5はスイングアームを兼ねるとともに、その後端
部には図示しないVベルトによつて回転駆動され
る駆動輪36が片持ち支持されている。なお、ク
ランクケース34の上方には図示しない気化器や
吸気サイレンサが配置されているとともに、クラ
ンクケース34の右側方には消音器37が配置さ
れている。
ところで上記燃料タンク15、オイルタンク2
1およびクロスチユーブ28の外周囲は合成樹脂
製の上部カバー38によつて覆われている。上部
カバー38は上面および下面が間口された略筒状
をなし、その上部開口39から燃料タンク15お
よびオイルタンク21の上部側が突出している。
そして上部カバー38の左右側両側面には、上記
通しボルト26,26の外周に取着したカラー4
0,40が挿通されている。この上部カバー38
の前面下部と上記フートレストボード14の後縁
部との間、つまり立上がり部9,9の前面側は前
面カバー41によつて覆われている。この前面カ
バー41はその下縁部に設けた係止片42,42
を上記フートレスボード14の後縁に引掛けると
ともに、上部側を上記メンバ28aから導出され
た支持ステー43にスクリユー44を介して支持
させるとにより、立上がり部9,9の傾斜に沿つ
て着脱可能に取着されている。また動力ユニツト
32の両側は左右に分割可能な一対のサイドカバ
ー45,45によつて覆われている。これらサイ
ドカバー45,45は前縁部が前面カバー41の
両側縁部に連続するとともに、上縁部の略前半分
が上部カバー38の両側下縁部に連続しており、
この上縁部における後半分は夫々内側に延長され
て互に衝合し、上記シートレール10,10の後
部側上方を覆つている。さらにサイドカバー4
5,45の下縁部は上記フートレストボード14
の延長線上に沿つて後方に延長されているととも
に、その後方側は斜め上方に向つて立上げられて
いる。そしてこれらサイドカバー45,45の後
面部分には、左右のフラツシヤランプおよびテー
ルランプを一体的に組込んでなるランプユニツト
46が埋め込まれている。このような前面カバー
41ならびにサイドカバー45,45によつて覆
われた部分は、外方と区画されるとともに上部カ
バー38内と連通するエンジンルーム47をなし
ており、したがつて上記動力ユニツト32や気化
器はこのエンジンルーム47内に収容されている
ものである。
1およびクロスチユーブ28の外周囲は合成樹脂
製の上部カバー38によつて覆われている。上部
カバー38は上面および下面が間口された略筒状
をなし、その上部開口39から燃料タンク15お
よびオイルタンク21の上部側が突出している。
そして上部カバー38の左右側両側面には、上記
通しボルト26,26の外周に取着したカラー4
0,40が挿通されている。この上部カバー38
の前面下部と上記フートレストボード14の後縁
部との間、つまり立上がり部9,9の前面側は前
面カバー41によつて覆われている。この前面カ
バー41はその下縁部に設けた係止片42,42
を上記フートレスボード14の後縁に引掛けると
ともに、上部側を上記メンバ28aから導出され
た支持ステー43にスクリユー44を介して支持
させるとにより、立上がり部9,9の傾斜に沿つ
て着脱可能に取着されている。また動力ユニツト
32の両側は左右に分割可能な一対のサイドカバ
ー45,45によつて覆われている。これらサイ
ドカバー45,45は前縁部が前面カバー41の
両側縁部に連続するとともに、上縁部の略前半分
が上部カバー38の両側下縁部に連続しており、
この上縁部における後半分は夫々内側に延長され
て互に衝合し、上記シートレール10,10の後
部側上方を覆つている。さらにサイドカバー4
5,45の下縁部は上記フートレストボード14
の延長線上に沿つて後方に延長されているととも
に、その後方側は斜め上方に向つて立上げられて
いる。そしてこれらサイドカバー45,45の後
面部分には、左右のフラツシヤランプおよびテー
ルランプを一体的に組込んでなるランプユニツト
46が埋め込まれている。このような前面カバー
41ならびにサイドカバー45,45によつて覆
われた部分は、外方と区画されるとともに上部カ
バー38内と連通するエンジンルーム47をなし
ており、したがつて上記動力ユニツト32や気化
器はこのエンジンルーム47内に収容されている
ものである。
また、上記燃料タンク15およびオイルタンク
21の上方にはシート48が配置されている。こ
のシート48は周縁が下方に延出された合成樹脂
製のシートボトム49の上面に、クツシヨン材5
0を積重させるとともにこのクツシヨン材50の
周囲をシートレザー51で覆つて構成されてお
り、シートボトム49の前端部がヒンジ52を介
して上記クロスチユーブ28の延出端に取着され
ている。したがつて、シート50は前端を枢支点
として後端が上方に回動するように開閉可能に枢
支されている。そしてシートボトム49の下面の
前後2個所には、夫々一対の吸盤53…が取着さ
れており、これら吸盤53…はシート48を閉じ
た状態において上記荷重受け部24,24の上面
に接離可能に吸着するようになつている。なお、
符号54はシート48の後方に配されたリヤキヤ
リアであつて、そのメインパイプ55前端部に設
けた取付片56,56が上記通しボルト26,2
6を介してシートブラケツト18,18に共締め
されている。
21の上方にはシート48が配置されている。こ
のシート48は周縁が下方に延出された合成樹脂
製のシートボトム49の上面に、クツシヨン材5
0を積重させるとともにこのクツシヨン材50の
周囲をシートレザー51で覆つて構成されてお
り、シートボトム49の前端部がヒンジ52を介
して上記クロスチユーブ28の延出端に取着され
ている。したがつて、シート50は前端を枢支点
として後端が上方に回動するように開閉可能に枢
支されている。そしてシートボトム49の下面の
前後2個所には、夫々一対の吸盤53…が取着さ
れており、これら吸盤53…はシート48を閉じ
た状態において上記荷重受け部24,24の上面
に接離可能に吸着するようになつている。なお、
符号54はシート48の後方に配されたリヤキヤ
リアであつて、そのメインパイプ55前端部に設
けた取付片56,56が上記通しボルト26,2
6を介してシートブラケツト18,18に共締め
されている。
しかして、燃料タンク15およびオイルタンク
21の上面は柔軟なラバーシート57によつて一
体的に覆われている。このラバーシート57の上
面には燃料タンク15の燃料注入口19を導出さ
せる導出口58が設けられている。この導出口5
8の開口周縁部は第6図に示すように、燃料注入
口19の周縁に溶接するようにフランジ状に立上
げられており、この立上げ部60の外周縁はタン
クキヤツプ20の逃げ、ならびに燃料注入口19
から少量の燃料が溢れる等した場合に、この溢れ
た燃料を溜めておけるような一段低い円環状の凹
部61をなしている。
21の上面は柔軟なラバーシート57によつて一
体的に覆われている。このラバーシート57の上
面には燃料タンク15の燃料注入口19を導出さ
せる導出口58が設けられている。この導出口5
8の開口周縁部は第6図に示すように、燃料注入
口19の周縁に溶接するようにフランジ状に立上
げられており、この立上げ部60の外周縁はタン
クキヤツプ20の逃げ、ならびに燃料注入口19
から少量の燃料が溢れる等した場合に、この溢れ
た燃料を溜めておけるような一段低い円環状の凹
部61をなしている。
さらに、ラバーシート57の周縁は、第6図に
示すように上部カバー38の上部開口39の周縁
側に向つて延長されて側壁部62をなしており、
この側壁部62の前端部を除く下縁部分には、上
部開口39におけるオイルタンク21よりも後方
側の周縁に被さる鍔部63が一体成型されてい
る。また、本実施例の場合、ラバーシート57の
上面にはオイルタンク21の注油口を導出させる
導出口59と、上記ブリツジ23の荷重受け部2
4,24を導出させる開口64,64が設けられ
ており、このようなラバーシート57は、燃料タ
ンク15およびオイルタンク21の上面に単に被
せて、その上面の導出口58,58から導出され
た燃料注入口19および注油口にタンクキヤツプ
20およびオイルキヤツプ22を被冠することに
より、着脱可能に位置決め固定される。
示すように上部カバー38の上部開口39の周縁
側に向つて延長されて側壁部62をなしており、
この側壁部62の前端部を除く下縁部分には、上
部開口39におけるオイルタンク21よりも後方
側の周縁に被さる鍔部63が一体成型されてい
る。また、本実施例の場合、ラバーシート57の
上面にはオイルタンク21の注油口を導出させる
導出口59と、上記ブリツジ23の荷重受け部2
4,24を導出させる開口64,64が設けられ
ており、このようなラバーシート57は、燃料タ
ンク15およびオイルタンク21の上面に単に被
せて、その上面の導出口58,58から導出され
た燃料注入口19および注油口にタンクキヤツプ
20およびオイルキヤツプ22を被冠することに
より、着脱可能に位置決め固定される。
なお、この場合、ラバーシート57の導出口5
9および開口64,64は、このラバーシート5
7を燃料タンク15やオイルタンク21の上面に
固定した状態では、これら導出口59および開口
64,64を貫通する注油口や荷重受け部24,
24により、その大部分が閉じられるようになつ
ている。
9および開口64,64は、このラバーシート5
7を燃料タンク15やオイルタンク21の上面に
固定した状態では、これら導出口59および開口
64,64を貫通する注油口や荷重受け部24,
24により、その大部分が閉じられるようになつ
ている。
このような構成によれば、燃料タンク15およ
びオイルタンク21の上面部分をラバーシート5
7で覆うとともに、このラバーシート57周縁の
鍔部63を上部カバー38の上部開口39周縁に
被せたので、燃料やオイル補給時に誤まつてこれ
ら燃料やオイルを溢れさせたり注入口19の癒囲
にこぼしたりしてもこの溢れた燃料やオイルはラ
バーシート57の上面を伝つて上部カバー38の
外側へ流出する。このため溢れた燃料やオイルが
上部カバー38内やエンジンルーム47内に流れ
込むのを防止でき、燃料タンク15の下方のエン
ジン33や気化器等が汚損されずに済む。また溢
れた燃料やオイルはラバーシート57の上面や上
部カバー38の外面に付着するので、簡単にふき
取ることができる。
びオイルタンク21の上面部分をラバーシート5
7で覆うとともに、このラバーシート57周縁の
鍔部63を上部カバー38の上部開口39周縁に
被せたので、燃料やオイル補給時に誤まつてこれ
ら燃料やオイルを溢れさせたり注入口19の癒囲
にこぼしたりしてもこの溢れた燃料やオイルはラ
バーシート57の上面を伝つて上部カバー38の
外側へ流出する。このため溢れた燃料やオイルが
上部カバー38内やエンジンルーム47内に流れ
込むのを防止でき、燃料タンク15の下方のエン
ジン33や気化器等が汚損されずに済む。また溢
れた燃料やオイルはラバーシート57の上面や上
部カバー38の外面に付着するので、簡単にふき
取ることができる。
さらに燃料やオイルがタンク15,21の外面
に付着し難くなるので、タンク15,21の塗装
の剥離や変色を防止でき、塗装面を保護できる利
点がある。
に付着し難くなるので、タンク15,21の塗装
の剥離や変色を防止でき、塗装面を保護できる利
点がある。
またラバーシート57は柔軟であるので着脱を
容易に行なえるとともに、取外した場合には付着
したオイル分等を簡単に洗い落すことができ、取
扱いが良好となる。
容易に行なえるとともに、取外した場合には付着
したオイル分等を簡単に洗い落すことができ、取
扱いが良好となる。
なお、本発明に係る自動2輪車はスクータ形に
特定されるものではなく、フートレストボードに
代つて通常のフートレストを備えた一般形の自動
2輪車であつも同様に実施できる。
特定されるものではなく、フートレストボードに
代つて通常のフートレストを備えた一般形の自動
2輪車であつも同様に実施できる。
また上記実施例ではカバーを前面カバー、上部
カバー、サイドカバーの三分割構造としたが、例
えばサイドカバーの上縁部に上部カバーを一体成
形する等種々変形して実施できる。
カバー、サイドカバーの三分割構造としたが、例
えばサイドカバーの上縁部に上部カバーを一体成
形する等種々変形して実施できる。
以上詳述した本発明によれば、燃料補給時に誤
まつて燃料を溢れさせたり注入口の周囲にこぼし
たりしても、この溢れた燃料はラバーシートの上
面を伝つてカバーの外側へ流出するので、溢れた
燃料が上記カバー内に流れ込むのを防止でき、清
掃が困難なカバー内面やタンク下方のエンジンが
汚損されずに済む。また溢れた燃料はラバーシー
トの上面やカバー外面に付着するので簡単にふき
取ることができるとともに、燃料がタンク外面に
付着し難くなるので、タンク表面の塗装の剥離や
変色を防止できる。さらにラバーシートは着脱可
能であるので付着した燃料等を簡単に除去できる
等の優れた効果を奏する。
まつて燃料を溢れさせたり注入口の周囲にこぼし
たりしても、この溢れた燃料はラバーシートの上
面を伝つてカバーの外側へ流出するので、溢れた
燃料が上記カバー内に流れ込むのを防止でき、清
掃が困難なカバー内面やタンク下方のエンジンが
汚損されずに済む。また溢れた燃料はラバーシー
トの上面やカバー外面に付着するので簡単にふき
取ることができるとともに、燃料がタンク外面に
付着し難くなるので、タンク表面の塗装の剥離や
変色を防止できる。さらにラバーシートは着脱可
能であるので付着した燃料等を簡単に除去できる
等の優れた効果を奏する。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体
の側面図、第2図はフレームとカバーとの取付構
造を示す分解斜視図、第3図は一部断面で示す側
面図、第4図は第3図中−線に沿う断面図、
第5図はシート下の平面図、第6図はラバーシー
トの斜視図である。 10……シートレール、15……燃料タンク、
19……燃料注入口、33……エンジン、38,
41,45……カバー(上部カバー、前面カバ
ー、サイドカバー)、39……開口(上部開口)、
48……シート、57……ラバーシート。
の側面図、第2図はフレームとカバーとの取付構
造を示す分解斜視図、第3図は一部断面で示す側
面図、第4図は第3図中−線に沿う断面図、
第5図はシート下の平面図、第6図はラバーシー
トの斜視図である。 10……シートレール、15……燃料タンク、
19……燃料注入口、33……エンジン、38,
41,45……カバー(上部カバー、前面カバ
ー、サイドカバー)、39……開口(上部開口)、
48……シート、57……ラバーシート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 左右一対のシートレール上にシートを設ける
とともに、このシートの下方に、上面に注入口を
有する燃料タンクおよびこの燃料タンクの下方に
位置するようにしてエンジンを配置し、これら燃
料タンクおよびエンジンの外周囲を上面が開口さ
れたカバーで覆つてなる自動2輪車において、 上記燃料タンクの上面をラバーシートで着脱可
能に覆い、このラバーシートに燃料タンクの注入
口が導出される導出口を設けるとともに、このラ
バーシートの周縁を上記カバーの上端開口周縁に
被せたことを特徴とする自動2輪車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP136881A JPS57114771A (en) | 1981-01-08 | 1981-01-08 | Autobicycle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP136881A JPS57114771A (en) | 1981-01-08 | 1981-01-08 | Autobicycle |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57114771A JPS57114771A (en) | 1982-07-16 |
JPS6355476B2 true JPS6355476B2 (ja) | 1988-11-02 |
Family
ID=11499546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP136881A Granted JPS57114771A (en) | 1981-01-08 | 1981-01-08 | Autobicycle |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57114771A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH065990Y2 (ja) * | 1986-06-06 | 1994-02-16 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のタンク取付部構造 |
JP5766446B2 (ja) * | 2011-01-18 | 2015-08-19 | 本田技研工業株式会社 | 燃料タンクカバー構造 |
JP6783880B2 (ja) * | 2018-04-19 | 2020-11-11 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4820201U (ja) * | 1971-07-16 | 1973-03-07 | ||
JPS4920060U (ja) * | 1972-05-24 | 1974-02-20 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578538Y2 (ja) * | 1977-12-29 | 1982-02-18 |
-
1981
- 1981-01-08 JP JP136881A patent/JPS57114771A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4820201U (ja) * | 1971-07-16 | 1973-03-07 | ||
JPS4920060U (ja) * | 1972-05-24 | 1974-02-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57114771A (en) | 1982-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2327615B1 (en) | Scooter-type vehicle | |
US7766355B2 (en) | Motorcycle rear fender assembly | |
JP5898311B2 (ja) | 自動二輪車のタンクカバー構造 | |
US20020007977A1 (en) | Body cover and structure for motorcycle | |
US7624829B2 (en) | Saddle ridden vehicle fuel tank structure | |
EP1783041A1 (en) | Straddle-type vehicle | |
EP2457813B1 (en) | Inner rack structure for saddle-ride type vehicle | |
AU2004233475B2 (en) | Intake system structure for vehicle | |
JP3609121B2 (ja) | スクーターの吸気装置 | |
JPS6355476B2 (ja) | ||
JP2007030526A (ja) | 自動二輪車 | |
JP3847087B2 (ja) | スクータ型車両の車体カバー構造 | |
JP4050510B2 (ja) | 自動二輪車の燃料ポンプ取付構造 | |
TW414770B (en) | Front mudguard structure of scooter type vehicle | |
JP3847085B2 (ja) | スクータ型車両の前部灯火器構造 | |
JPH07324656A (ja) | 自動二輪車のエアクリーナ | |
JPH0565088A (ja) | スクータ型車両のフレーム構造 | |
JPH0539038Y2 (ja) | ||
JP2020050217A (ja) | 鞍乗型車両 | |
JPS63315380A (ja) | 自動二、三輪車 | |
TWI540073B (zh) | 跨坐型車輛 | |
CN105584571B (zh) | 跨坐型车辆 | |
JP3930101B2 (ja) | 自動2輪車の補機類配置構造 | |
JPS647117Y2 (ja) | ||
JPS6140631Y2 (ja) |