JPS6355327B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジユーサーに係り、アワコシとジユー
スコツプの位置決めの改良に関するものである。

従来、ジユースコツプの形状は、ジユースコツ
プのジユース注ぎ口を中心として対称形のもの、
あるいは円筒形のものがあり、前者においては、
形状が対称形であるため、それに装着するアワコ
シも同形状にすることにより、ジユースコツプと
アワコシの位置決めができるが、形状に制約があ
り、デザイン的に難色を示す点があつた。また、
後者においては、ジユースコツプに装着されるア
ワコシ部は円筒形であるため、ジユースコツプの
円周方向に自由に動くことができ、ジユースコツ
プを本体に装着した場合、ケースのジユース流出
口とアワコシの開口部がずれる場合があり、多少
ずれた場合は、ジユースのとびちりが生じ、大き
くずれた場合は、ジユースがアワコシ開口部を通
してジユースコツプに入らず、外部にもれてしま
うという不具合が生じていた。

本発明はそれらの欠点に対処し、その目的とす
るところは、アワコシとジユースコツプとの位置
決めを確実にし、誤装着によるジユースのとびち
り、とびだしを防止し、取り扱い性を向上させた
ことにある。

本発明の特徴とするところは、ジユースコツプ
に取り付けたコツプハンドルにツバ部を設け、ア
ワコシにはツバ受け部を設けたことにある。

以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。

第１〜４図において、本体１内部には、電動機
（図示せず）が内蔵され、ターンテーブル２はこ
の電動機に固定されている。

ジユースふた１２は、ケース５に設けた嵌合部
１５に、指かけ部１６を回転させて嵌合固定す
る。

ケース５は、本体１に設せた嵌合突起４によ
り、回転嵌合させ固定する。

ケース５内部には、ジユースを通過させるため
の複数の小さな穴を有し、逆円錐状の形をしたフ
イルターと材料を切削するカツターにより構成さ
れた分離かご（図示せず）がある。

ジユースコツプ１０は、その側面に設けたコツ
プハンドル２０と上面開口部にかぶせたアワコシ
２１で構成され、本体１のジユースコツプ受台９
とケース５のジユース流出口１１の側面に設けら
れたジユースコツプ支持部２６で支持される。

またコツプハンドル２０の上部にアワコシ面と
同等か、それより一段高いツバ部３１をジユース
コツプ１０の開口部側に向くように形成し、アワ
コシ２１にはこのツバ部３１を受けるツバ受け部
３２を形成する。

底板２９はゴム足３０を有し、本体１にネジ締
め固定される。

スイツチ７はスイツチパネル８にネジ締め固定
され、電源をON，OFFする。

ストツパー１７は中ふた１８と一体に構成さ
れ、切削された材料が飛びだすのを防いでいる。

以上の構成においてその働きを説明する。ジユ
ースコツプ１０にアワコシ２１を取付ける際は、
コツプハンドル２０に設けたツバ部３１と、アワ
コシ２１に設けたツバ受け部３２を合わせて、ジ
ユースコツプ１０に装着することにより、アワコ
シ開口部３４とジユース注ぎ口３３は一致し、ジ
ユースコツプ１０を本体１に装着した場合も、ケ
ース５のジユース流出口とアワコシ開口部３４は
一致するため、ジユースのとびちりを防止するこ
とができ、安心してジユース絞りをすることがで
きる。絞り後は、コツプハンドル２０をもつて、
ジユース注ぎ口３３より、他のコツプへジユース
を注ぐことができるものである。

本発明によれば、コツプハンドルにツバ部を設
け、アワコシにはツバ受け部を設けたことによ
り、ジユースコツプと、アワコシの位置決めが規
定でき、アワコシの誤装着による、ケースのジユ
ース流出口からのジユースのとびちりを防止する
ことができ、安心して使用できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の外観斜視図、第２図は本体
の斜視図、第３図はケースの要部斜視図、第４図
はアワコシとコツプハンドルの位置決め方法を説
明する斜視図である。 １…本体、５…ケース、１０…ジユースコツ
プ、１１…ジユース流出口、２０…コツプハンド
ル、３１…ツバ部、３２…ツバ受け部、３３…ジ
ユース注ぎ口、３４…アワコシ開口部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 本体１の上面に逆円錐状のフイルターとカツ
   ターとで構成される分離かごを内蔵したケース５
   を固定し、本体１のジユースコツプ受台９に前記
   ケース５からのジユースを受けるジユースコツプ
   １０を載置し、このジユースコツプ１０の側面に
   コツプハンドル２０、このコツプハンドル２０と
   反対側の開口部にジユース注ぎ口３３を設け、さ
   らに前記開口部にアワコシ２１をかぶせる構造の
   ジユーサーにおいて、前記コツプハンドル２０の
   上部にジユースコツプ１０の開口部側に向くよう
   にツバ部３１を形成し、アワコシ２１にはこのツ
   バ部３１を受けるツバ受け部３２を形成したこと
   を特徴とするジユーサー。