JPS6354909B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6354909B2 JPS6354909B2 JP54133616A JP13361679A JPS6354909B2 JP S6354909 B2 JPS6354909 B2 JP S6354909B2 JP 54133616 A JP54133616 A JP 54133616A JP 13361679 A JP13361679 A JP 13361679A JP S6354909 B2 JPS6354909 B2 JP S6354909B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- discharge
- chamber
- valve
- valve plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は冷凍装置等に使用される圧縮機に係
り、特に吸込ガスの過熱を防止して冷凍能力を増
大した圧縮機に関する。
り、特に吸込ガスの過熱を防止して冷凍能力を増
大した圧縮機に関する。
(従来の技術と発明が解決しようとする問題
点) 第1図は従来の圧縮機の一例を示す要部断面図
である。
点) 第1図は従来の圧縮機の一例を示す要部断面図
である。
図示の如く、シリンダ1には吸込ポート2及び
吐出ポート3を明けたバルブプレート4が取り付
けられ、各ポート2,3の出口に吸込弁5と吐出
弁6を各々設けてある。バルブプレート4上には
一体成形したバルブカバー7がボルト8により取
り付けられるが、そのバルブカバー7には吸込室
9と吐出室10が形成されており、各ポート2,
3と夫々連通する。従つて、吸込室9に吸込まれ
たガスを吸込ポート2より吸込弁5を介してシリ
ンダ1内に導き、その後吐出ポート3より吐出弁
6を介して吐出室10に流出させることができる
ものである。
吐出ポート3を明けたバルブプレート4が取り付
けられ、各ポート2,3の出口に吸込弁5と吐出
弁6を各々設けてある。バルブプレート4上には
一体成形したバルブカバー7がボルト8により取
り付けられるが、そのバルブカバー7には吸込室
9と吐出室10が形成されており、各ポート2,
3と夫々連通する。従つて、吸込室9に吸込まれ
たガスを吸込ポート2より吸込弁5を介してシリ
ンダ1内に導き、その後吐出ポート3より吐出弁
6を介して吐出室10に流出させることができる
ものである。
しかしながら、以上の如き構造の圧縮機は熱伝
達の面で問題があつた。すなわち、吸込室9と吐
出室10がバルブカバー7で一体形成されている
ことから、圧縮されたガスの流出に伴い発生した
熱が吐出室10よりバルブカバー7を介して直接
的に吸込室9に伝達されると共に、吸込室9がバ
ルブプレートに直接面して形成されているため、
バルブプレートを介して間接的に伝達され吸込ガ
スを過熱する。この結果、圧縮機の冷凍能力が減
少してしまう。その改善策として、たとえば実開
昭53−87910号公報に示されるように吸込室9と
吐出室10とを別個独立のバルブカバーで分離構
成し、吐出室10から吸込室9への熱伝達を阻止
する方法が考えられている。
達の面で問題があつた。すなわち、吸込室9と吐
出室10がバルブカバー7で一体形成されている
ことから、圧縮されたガスの流出に伴い発生した
熱が吐出室10よりバルブカバー7を介して直接
的に吸込室9に伝達されると共に、吸込室9がバ
ルブプレートに直接面して形成されているため、
バルブプレートを介して間接的に伝達され吸込ガ
スを過熱する。この結果、圧縮機の冷凍能力が減
少してしまう。その改善策として、たとえば実開
昭53−87910号公報に示されるように吸込室9と
吐出室10とを別個独立のバルブカバーで分離構
成し、吐出室10から吸込室9への熱伝達を阻止
する方法が考えられている。
しかしながら、前記改善策もバルブカバーを介
しての熱伝達は防止できるものの、バルブプレー
トを介しての熱伝達は防止できず、吸込室9内の
吸込ガスの過熱を充分には防止できない問題があ
つた。
しての熱伝達は防止できるものの、バルブプレー
トを介しての熱伝達は防止できず、吸込室9内の
吸込ガスの過熱を充分には防止できない問題があ
つた。
そこで本発明は、前記問題点を除去し吸込ガス
の過熱を防止し、冷凍能力を増大することのでき
る圧縮機を提供することを目的としている。
の過熱を防止し、冷凍能力を増大することのでき
る圧縮機を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
本発明の圧縮機は、吐出室を形成する吐出バル
ブカバーと吸込室を形成する吸込マフラを別体に
形成し、前記吐出バルブカバーを吐出ポートを覆
うようにバルブプレートに取着するとともに、前
記吸込マフラを吸込室を形成するマフラ部とこの
マフラ部に連接して形成された小径の接続部とか
ら構成し、この小径の接続部をバルブプレートの
吸込ポートに挿入して設けるようにしたものであ
る。
ブカバーと吸込室を形成する吸込マフラを別体に
形成し、前記吐出バルブカバーを吐出ポートを覆
うようにバルブプレートに取着するとともに、前
記吸込マフラを吸込室を形成するマフラ部とこの
マフラ部に連接して形成された小径の接続部とか
ら構成し、この小径の接続部をバルブプレートの
吸込ポートに挿入して設けるようにしたものであ
る。
(作用)
以上の如く構成される本発明の圧縮機は、吐出
室を形成する吐出バルブカバーと吸込室を形成す
る吸込マフラが分離独立して構成されているの
で、吐出室から吸込室への直接的な熱伝達が防止
される。
室を形成する吐出バルブカバーと吸込室を形成す
る吸込マフラが分離独立して構成されているの
で、吐出室から吸込室への直接的な熱伝達が防止
される。
また、吸込マフラの小径の接続部をバルブプレ
ートの吸込ポートに挿入して設けるようにしたの
で、吸込室がバルブプレートに直接面せず、か
つ、吸込マフラとバルブプレートの熱伝達面積も
小さいため、吐出室から吸込室へのバルブプレー
トを介しての間接的な熱伝達も大幅に減少され
る。したがつて、吸込ガスの過熱が防止され、圧
縮機の冷凍能力が増大する。
ートの吸込ポートに挿入して設けるようにしたの
で、吸込室がバルブプレートに直接面せず、か
つ、吸込マフラとバルブプレートの熱伝達面積も
小さいため、吐出室から吸込室へのバルブプレー
トを介しての間接的な熱伝達も大幅に減少され
る。したがつて、吸込ガスの過熱が防止され、圧
縮機の冷凍能力が増大する。
(実施例)
以下に本発明の好適一実施例を添付図面によつ
て詳述する。
て詳述する。
第2図に示す如く、11はシリンダであり、ピ
ストン12が摺動可能に挿入される。そのシリン
ダ11にはバルブプレート13がボルト14で取
り付けられており、バルブプレート13には吐出
ポート15と吸込ポート16が明けられる。吐出
ポート15及び吸込ポート16の各出口には吐出
弁17及び吸込弁18が設けられている。吐出弁
17には吸出バルブカバー19が被せられるが、
この吐出バルブカバー19は吐出室20を形成す
るもので、バルブプレート13上にボルト14の
締付けにより固定される。吸込ポート16には吸
込マフラ21が嵌合係止されている。この吸込マ
フラ21は吸込室22を形成するマフラ21a
と、このマフラ21aに連設された小径の接続部
21bとから構成されており、前記小径の接続部
21bが前記バルブプレートの吸込ポート16に
挿入して設けられている。
ストン12が摺動可能に挿入される。そのシリン
ダ11にはバルブプレート13がボルト14で取
り付けられており、バルブプレート13には吐出
ポート15と吸込ポート16が明けられる。吐出
ポート15及び吸込ポート16の各出口には吐出
弁17及び吸込弁18が設けられている。吐出弁
17には吸出バルブカバー19が被せられるが、
この吐出バルブカバー19は吐出室20を形成す
るもので、バルブプレート13上にボルト14の
締付けにより固定される。吸込ポート16には吸
込マフラ21が嵌合係止されている。この吸込マ
フラ21は吸込室22を形成するマフラ21a
と、このマフラ21aに連設された小径の接続部
21bとから構成されており、前記小径の接続部
21bが前記バルブプレートの吸込ポート16に
挿入して設けられている。
また、吸込マフラ21の他部には吸込チユーブ
23が連結され、ガスを吸込むようになつてい
る。
23が連結され、ガスを吸込むようになつてい
る。
前記実施例の構成により、吸込チユーブ23か
ら吸込室22に吸込んだガスは吸込ポート16を
通り、吸込弁18を介してシリンダ11内に入
り、ピストン12の作動で圧縮される。圧縮され
た高温高圧ガスは吐出ポート15を通り、吐出弁
17を押し明けて吐出室20に入り、その後外部
へ流出するが、吐出室20内の高温高圧ガスによ
り吐出室20を形成する吐出バルブカバー19が
加熱されて高温になる。
ら吸込室22に吸込んだガスは吸込ポート16を
通り、吸込弁18を介してシリンダ11内に入
り、ピストン12の作動で圧縮される。圧縮され
た高温高圧ガスは吐出ポート15を通り、吐出弁
17を押し明けて吐出室20に入り、その後外部
へ流出するが、吐出室20内の高温高圧ガスによ
り吐出室20を形成する吐出バルブカバー19が
加熱されて高温になる。
しかしながら、吸込室22を形成する吸込マフ
ラ21は吐出バルブカバー19とは分離独立して
形成されているので、前記吐出室20の熱が吸込
室22に直接的に伝達されることはない。また、
吸込室22を形成するマフラ部21aに連設され
た小径の接続部21bをバルブプレート13の吸
込ポート16に挿入して設けているので、吸込室
22がバルブプレートに直接面せず、かつ、吸込
マフラ21とバルブプレート13の熱伝達面積も
小さいため、前記吐出室20から吸込室22への
バルブプレートを介しての間接的な熱伝達も少な
い。
ラ21は吐出バルブカバー19とは分離独立して
形成されているので、前記吐出室20の熱が吸込
室22に直接的に伝達されることはない。また、
吸込室22を形成するマフラ部21aに連設され
た小径の接続部21bをバルブプレート13の吸
込ポート16に挿入して設けているので、吸込室
22がバルブプレートに直接面せず、かつ、吸込
マフラ21とバルブプレート13の熱伝達面積も
小さいため、前記吐出室20から吸込室22への
バルブプレートを介しての間接的な熱伝達も少な
い。
したがつて、吸込ガスの過熱は大幅に抑制され
る。
る。
以上述べたように、本発明の構成によれば、吐
出室を形成する吐出バルブカバーと吸込室を形成
する吸込マフラを分離独立して構成したので、吐
出室から吸込室への直接的な熱伝達を防止でき
る。また、吸込マフラの小径の接続部をバルブプ
レートの吸込ポートに挿入して設けるようにした
ので、吸込室がバルブプレートに直接面せず、か
つ、吸込マフラとバルブプレートの熱伝達面積も
小さいため、吐出室から吸込室へのバルブプレー
トを介しての間接的な熱伝達も大幅に減少でき
る。したがつて、吸込ガスの過熱が防止でき、圧
縮機の冷凍能力を増大することができる。
出室を形成する吐出バルブカバーと吸込室を形成
する吸込マフラを分離独立して構成したので、吐
出室から吸込室への直接的な熱伝達を防止でき
る。また、吸込マフラの小径の接続部をバルブプ
レートの吸込ポートに挿入して設けるようにした
ので、吸込室がバルブプレートに直接面せず、か
つ、吸込マフラとバルブプレートの熱伝達面積も
小さいため、吐出室から吸込室へのバルブプレー
トを介しての間接的な熱伝達も大幅に減少でき
る。したがつて、吸込ガスの過熱が防止でき、圧
縮機の冷凍能力を増大することができる。
第1図は従来の圧縮機の一例を示す要部断面
図、第2図は本発明に係る圧縮機の一実施例を示
す要部断面図である。 図中、11はシリンダ、13はバルブプレー
ト、16は吸込ポート、19は吐出バルブカバ
ー、20は吐出室、21は吸込マフラ、21aは
マフラ部、21bは接続部、22は吸込室であ
る。
図、第2図は本発明に係る圧縮機の一実施例を示
す要部断面図である。 図中、11はシリンダ、13はバルブプレー
ト、16は吸込ポート、19は吐出バルブカバ
ー、20は吐出室、21は吸込マフラ、21aは
マフラ部、21bは接続部、22は吸込室であ
る。
Claims (1)
- 1 ピストンが摺動自在に挿入されたシリンダ
と、前記シリンダに取着され吸込ポートと吐出ポ
ートが形成されたバルブプレートと、前記バルブ
プレートの吐出ポートを覆うようにバルブプレー
ト上に取着され吐出室を形成する吐出バルブカバ
ーと、前記吐出バルブカバーとは別体に形成され
るとともに吸込室を形成するマフラ部とこのマフ
ラ部に連接され前記吸込ポートに挿入して設けら
れた小径の接続部とから成る吸込マフラとを具備
したことを特徴とする圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13361679A JPS5660883A (en) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | Compressor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13361679A JPS5660883A (en) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | Compressor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5660883A JPS5660883A (en) | 1981-05-26 |
JPS6354909B2 true JPS6354909B2 (ja) | 1988-10-31 |
Family
ID=15108973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13361679A Granted JPS5660883A (en) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | Compressor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5660883A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07508829A (ja) * | 1993-04-20 | 1995-09-28 | ドイコス、インベスティメンツ、リミテッド | 燃焼格子上でごみを焼却する方法,この方法を実施するための燃焼格子およびこの燃焼格子用の格子板 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58142381U (ja) * | 1982-03-20 | 1983-09-26 | トキコ株式会社 | 圧縮機 |
JPS5962284U (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-24 | トキコ株式会社 | 圧縮機 |
JPS61186720U (ja) * | 1985-05-14 | 1986-11-21 | ||
IT1204203B (it) * | 1986-05-22 | 1989-03-01 | Necchi Spa | Motocompressore ermetico alternativo |
US4784581A (en) * | 1987-01-12 | 1988-11-15 | White Consolidated Industries, Inc. | Compressor head and suction muffler for hermetic compressor |
USRE33902E (en) * | 1987-01-12 | 1992-04-28 | White Consolidated Industries, Inc. | Compressor head and suction muffler for hermetic compressor |
JP3126781B2 (ja) * | 1990-12-12 | 2001-01-22 | エルジー電子株式会社 | 密閉型往復動式圧縮機のシリンダーヘッド |
US5224840A (en) * | 1991-03-28 | 1993-07-06 | Tecumseh Products Company | Integral suction system |
JPH0647682U (ja) * | 1993-06-29 | 1994-06-28 | トキコ株式会社 | 空気圧縮機 |
WO2014122931A1 (ja) * | 2013-02-07 | 2014-08-14 | パナソニック株式会社 | 密閉型圧縮機および冷凍装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5295310A (en) * | 1976-02-06 | 1977-08-10 | Hitachi Ltd | Totally-enclosed type motor compressor |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5387910U (ja) * | 1976-12-21 | 1978-07-19 |
-
1979
- 1979-10-18 JP JP13361679A patent/JPS5660883A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5295310A (en) * | 1976-02-06 | 1977-08-10 | Hitachi Ltd | Totally-enclosed type motor compressor |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07508829A (ja) * | 1993-04-20 | 1995-09-28 | ドイコス、インベスティメンツ、リミテッド | 燃焼格子上でごみを焼却する方法,この方法を実施するための燃焼格子およびこの燃焼格子用の格子板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5660883A (en) | 1981-05-26 |
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