JPH0741861Y2 - 空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッド - Google Patents
空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッドInfo
- Publication number
- JPH0741861Y2 JPH0741861Y2 JP1989063588U JP6358889U JPH0741861Y2 JP H0741861 Y2 JPH0741861 Y2 JP H0741861Y2 JP 1989063588 U JP1989063588 U JP 1989063588U JP 6358889 U JP6358889 U JP 6358889U JP H0741861 Y2 JPH0741861 Y2 JP H0741861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder head
- cooling air
- air passage
- exhaust port
- rear side
- Prior art date
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッドに関
し、特に、排気ポートの下側のシリンダヘッド部分の温
度上昇を抑制でき、この部分の熱歪みに起因するライナ
ーガスケット及びシリンダブロックの変形や、ガスケッ
トからのガス漏れを防止できる空冷頭上弁エンジンのシ
リンダヘッドに関する。
し、特に、排気ポートの下側のシリンダヘッド部分の温
度上昇を抑制でき、この部分の熱歪みに起因するライナ
ーガスケット及びシリンダブロックの変形や、ガスケッ
トからのガス漏れを防止できる空冷頭上弁エンジンのシ
リンダヘッドに関する。
〈従来の技術〉 従来、例えば第６図に示すように、前部の左右いずれか
一方の横側面（ここでは、紙表側の横側面）から下面２
に延びる吸気ポート３と、下面２の吸気ポート３の後側
から後側面４に延びる排気ポート５と、前側面６から吸
気ポート３及び排気ポート５の左右いずれか他方の横側
（紙背側の横側面）を通って後側面４に連通する冷却風
路７とを設けた空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッドが
ある。
一方の横側面（ここでは、紙表側の横側面）から下面２
に延びる吸気ポート３と、下面２の吸気ポート３の後側
から後側面４に延びる排気ポート５と、前側面６から吸
気ポート３及び排気ポート５の左右いずれか他方の横側
（紙背側の横側面）を通って後側面４に連通する冷却風
路７とを設けた空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッドが
ある。
このエンジンＥの冷却風は、エンジンＥの前側に配置さ
れた冷却ファンによって起こされ、導風ケース９によっ
てシリンダブロック10の周囲と上記冷却風路７とに導か
れる。シリンダブロック10の周囲に導かれた冷却風は、
更に、導風板11によってシリンダブロック10の後側まで
導かれながらシリンダブロックを冷却した後、外部に放
出される。また、冷却風路７に導かれた冷却風は、冷却
風路７を通過する間に吸気ポート３及び排気ポート５を
冷却し、シリンダヘッドの後側面４から外部に放出され
る。
れた冷却ファンによって起こされ、導風ケース９によっ
てシリンダブロック10の周囲と上記冷却風路７とに導か
れる。シリンダブロック10の周囲に導かれた冷却風は、
更に、導風板11によってシリンダブロック10の後側まで
導かれながらシリンダブロックを冷却した後、外部に放
出される。また、冷却風路７に導かれた冷却風は、冷却
風路７を通過する間に吸気ポート３及び排気ポート５を
冷却し、シリンダヘッドの後側面４から外部に放出され
る。
〈考案か解決しようとする課題〉 ところで、従来の空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッド
では、高温の排気が通過する排気ポート５とシリンダヘ
ッドの下面２との間の部分12が中実に形成されている。
このため、この部分が排気熱によって温度上昇し、熱歪
みが発生し易くなっていた。
では、高温の排気が通過する排気ポート５とシリンダヘ
ッドの下面２との間の部分12が中実に形成されている。
このため、この部分が排気熱によって温度上昇し、熱歪
みが発生し易くなっていた。
ここで、シリンダヘッドはガスケット13を挟んでボルト
によりシリンダブロック10と締結されている。このた
め、シリンダヘッドの上記の部分に熱歪みが発生し、シ
リンダヘッドの下面が変形すると、これに起因してガス
ケット13が変形し、ガス漏れを生じたり、異常摩耗を生
じたりするおそれがあった。また、リンダブロック10が
変形するおそれもあった。
によりシリンダブロック10と締結されている。このた
め、シリンダヘッドの上記の部分に熱歪みが発生し、シ
リンダヘッドの下面が変形すると、これに起因してガス
ケット13が変形し、ガス漏れを生じたり、異常摩耗を生
じたりするおそれがあった。また、リンダブロック10が
変形するおそれもあった。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、排
気ポートの下側のシリンダヘッド部分の温度上昇を抑制
でき、ガスケット及びシリンダブロックの変形や、ガス
ケットからのガス漏れを防止できる空冷頭上弁エンジン
のシリンダヘッドを提供することを目的とする。
気ポートの下側のシリンダヘッド部分の温度上昇を抑制
でき、ガスケット及びシリンダブロックの変形や、ガス
ケットからのガス漏れを防止できる空冷頭上弁エンジン
のシリンダヘッドを提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、例えば第１図ないし第４図に示すように、空
冷頭上弁エンジンのシリンダヘッド18の前部の左右いず
れか一方の横側面１から下面２に延びる吸気ポート３
と、下面２の吸気ポート３の開口部3aの後側から後側面
４に延びる排気ポート５と、前側面６から吸気ポート３
及び排気ポート５の左右いずれか他方の横側を通って後
側面４に連通する冷却風路７とを設けた空冷頭上弁エン
ジンのシリンダヘッドにおいて、排気ポート５とシリン
ダヘッド18の下面２との間の肉壁部分に分岐冷却風路８
を形成し、この分岐冷却風路８の入口を上記冷却風路７
の途中部に連通し、分岐冷却風路８の出口をシリンダヘ
ッド18の後側面４に開口した事を特徴としている。
冷頭上弁エンジンのシリンダヘッド18の前部の左右いず
れか一方の横側面１から下面２に延びる吸気ポート３
と、下面２の吸気ポート３の開口部3aの後側から後側面
４に延びる排気ポート５と、前側面６から吸気ポート３
及び排気ポート５の左右いずれか他方の横側を通って後
側面４に連通する冷却風路７とを設けた空冷頭上弁エン
ジンのシリンダヘッドにおいて、排気ポート５とシリン
ダヘッド18の下面２との間の肉壁部分に分岐冷却風路８
を形成し、この分岐冷却風路８の入口を上記冷却風路７
の途中部に連通し、分岐冷却風路８の出口をシリンダヘ
ッド18の後側面４に開口した事を特徴としている。
〈作用〉 上記のように、排気ポート５とシリンダヘッド18の下面
２との間の肉壁部分に分岐冷却風路８を形成すると、分
岐冷却風路８が伝熱遮断空間として機能するので、排気
ポート５からその下側のシリンダヘッド部分に伝達され
る熱量を低減できる。しかも、この分岐冷却風路８は冷
却風によって冷却される。
２との間の肉壁部分に分岐冷却風路８を形成すると、分
岐冷却風路８が伝熱遮断空間として機能するので、排気
ポート５からその下側のシリンダヘッド部分に伝達され
る熱量を低減できる。しかも、この分岐冷却風路８は冷
却風によって冷却される。
このため、排気ポート５の下側のシリンダヘッド部分の
温度上昇を抑制できるので、熱歪みによってこの部分が
変形することがない。この結果、ガスケット及びシリン
ダブロックの変形や、ガスケットからのガス漏れを防止
できる。また、ガスケットが異常摩耗することもない。
温度上昇を抑制できるので、熱歪みによってこの部分が
変形することがない。この結果、ガスケット及びシリン
ダブロックの変形や、ガスケットからのガス漏れを防止
できる。また、ガスケットが異常摩耗することもない。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第１図は本考案の一実施例に係るシリンダヘッドを備え
る部分油冷型空冷頭上弁エンジンの縦断面図であり、第
２図はそのシリンダヘッドの左後斜め上から見た斜視図
であり、第３図はその平面図であり、第４図はその背面
図である。
る部分油冷型空冷頭上弁エンジンの縦断面図であり、第
２図はそのシリンダヘッドの左後斜め上から見た斜視図
であり、第３図はその平面図であり、第４図はその背面
図である。
このエンジンＥは、クランクケース14とシリンダブロッ
ク10とを一体に形成した本体ブロック15と、クランク室
16の後面を覆うエンドカバー17と、本体ブロック15の上
側に固定されるシリンダヘッド18を備えている。また、
このエンジンＥのクランク軸19の前端部は、本体ブロッ
ク15の前方に突出され、この前端部にフライホイールフ
ァン20に固定される。シリンダヘッド18の上側には、ロ
ッカーアーム21等の動弁機構の一部分を覆うヘッドカバ
ー22が固定され、このヘッドカバー22の前方に配置され
たオイルクーラ23はステー24を介してシリンダヘッド18
に支持される。フライホイールファン20により起こされ
た冷却風をシリンダブロック10、シリンダヘッド18及び
オイルクーラ23に導くため、フライホイールファン20、
本体ブロック15及びシリンダヘッド18の前方から覆う導
風ケース25が設けられる。シリンダブロック10の周囲に
は、冷却効率を高めるため冷却フィンが上下多段に設け
られ、その横外側に導風板11が設けられる。第４図に示
すように、シリンダヘッド18の前部には左横側面１から
下面２に延びる吸気ポート３と、下面３の吸気ポート３
の開口部3aの後側から後側面４に延びる排気ポート５
と、前側面６から吸気ポート３及び排気ポート５の右横
側を通って後側面４に連通する冷却風路７が設けられ
る。また、吸気ポート３と排気ポート５とによって囲ま
れる左後側部には、副燃焼室26と、副燃焼室26及び吸気
・排気両ポート３・５を冷却するヘッド冷却油室27が設
けられる。このヘッド冷却油室27には、クランク室16の
下部で構成されるオイル溜め28から、フィルタ29を介し
てオイルポンプ30により汲み上げられたオイルが、高圧
油路31、圧力設定弁32、冷却油路33、シリンダ冷却油室
34及びヘッド冷却油路35を介して供給される。供給され
る冷却油に代わってヘッド冷却油室27から押し出される
冷却油は、ヘッド冷却油室27の上壁に形成した出口（第
１図）28からオイルクーラ23に送られ、冷却された後、
シリンダヘッド18の右側壁の戻し口36からプッシュロッ
ド挿通孔37を経てクランク室16に戻されるようになって
いる。
ク10とを一体に形成した本体ブロック15と、クランク室
16の後面を覆うエンドカバー17と、本体ブロック15の上
側に固定されるシリンダヘッド18を備えている。また、
このエンジンＥのクランク軸19の前端部は、本体ブロッ
ク15の前方に突出され、この前端部にフライホイールフ
ァン20に固定される。シリンダヘッド18の上側には、ロ
ッカーアーム21等の動弁機構の一部分を覆うヘッドカバ
ー22が固定され、このヘッドカバー22の前方に配置され
たオイルクーラ23はステー24を介してシリンダヘッド18
に支持される。フライホイールファン20により起こされ
た冷却風をシリンダブロック10、シリンダヘッド18及び
オイルクーラ23に導くため、フライホイールファン20、
本体ブロック15及びシリンダヘッド18の前方から覆う導
風ケース25が設けられる。シリンダブロック10の周囲に
は、冷却効率を高めるため冷却フィンが上下多段に設け
られ、その横外側に導風板11が設けられる。第４図に示
すように、シリンダヘッド18の前部には左横側面１から
下面２に延びる吸気ポート３と、下面３の吸気ポート３
の開口部3aの後側から後側面４に延びる排気ポート５
と、前側面６から吸気ポート３及び排気ポート５の右横
側を通って後側面４に連通する冷却風路７が設けられ
る。また、吸気ポート３と排気ポート５とによって囲ま
れる左後側部には、副燃焼室26と、副燃焼室26及び吸気
・排気両ポート３・５を冷却するヘッド冷却油室27が設
けられる。このヘッド冷却油室27には、クランク室16の
下部で構成されるオイル溜め28から、フィルタ29を介し
てオイルポンプ30により汲み上げられたオイルが、高圧
油路31、圧力設定弁32、冷却油路33、シリンダ冷却油室
34及びヘッド冷却油路35を介して供給される。供給され
る冷却油に代わってヘッド冷却油室27から押し出される
冷却油は、ヘッド冷却油室27の上壁に形成した出口（第
１図）28からオイルクーラ23に送られ、冷却された後、
シリンダヘッド18の右側壁の戻し口36からプッシュロッ
ド挿通孔37を経てクランク室16に戻されるようになって
いる。
なお、排気ポート５の後端部には排気管取付用フランジ
38が設けられ、このフランジ37にマフラー体型の排気管
39が固定される。
38が設けられ、このフランジ37にマフラー体型の排気管
39が固定される。
シリンダヘッド18には、冷却風路７から排気ポート５の
下側を通って、第４図にハッチングを施して示すよう
に、排気ポート５の左横側から下側にわたる範囲で後側
面４に開通される分岐冷却風路８が設けられている。
下側を通って、第４図にハッチングを施して示すよう
に、排気ポート５の左横側から下側にわたる範囲で後側
面４に開通される分岐冷却風路８が設けられている。
このエンジンＥにおいては、潤滑油をシリンダ冷却油室
33に循環させることにより、シリンダブロック10の蓄熱
し易い部分、すなわち、シリンダとプッシュロッド挿通
孔36との間の肉壁部が油冷され、シリンダブロック10の
均熱化が図られる。また、潤滑油をヘッド冷却油室27に
循環させることにより、シリンダヘッド10の高温に成り
易い部分の一つである副燃焼室26及び吸気・排気両ポー
ト３・５が集合する部分を強力に冷却してシリンダヘッ
ド18の均熱化が図られる。
33に循環させることにより、シリンダブロック10の蓄熱
し易い部分、すなわち、シリンダとプッシュロッド挿通
孔36との間の肉壁部が油冷され、シリンダブロック10の
均熱化が図られる。また、潤滑油をヘッド冷却油室27に
循環させることにより、シリンダヘッド10の高温に成り
易い部分の一つである副燃焼室26及び吸気・排気両ポー
ト３・５が集合する部分を強力に冷却してシリンダヘッ
ド18の均熱化が図られる。
更に、シリンダブロック10及びシリンダヘッド18はフラ
イホイールファン20が起こす冷却風により冷却される。
イホイールファン20が起こす冷却風により冷却される。
特に、シリンダヘッド18の冷却において、分岐冷却風路
８が伝熱遮断空間として機能するので、排気ポート５か
らその下側のシリンダヘッド部分に伝達される熱量を低
減できる。しかも、この分岐冷却風路８には、冷却風路
７に導入された冷却風の一部が分流され、排気ポート５
の下側を冷却した後、後側面４に放出されるので、排気
ポート５とシリンダヘッド18の下面２との間の部分12の
温度上昇を抑制できる。このため、熱歪みによってこの
部分が変形することがない。この結果、ガスケット及び
シリンダブロックの変形や、ガスケットからのガス漏れ
を防止できる。また、ガスケットが異常摩耗することも
ない。
８が伝熱遮断空間として機能するので、排気ポート５か
らその下側のシリンダヘッド部分に伝達される熱量を低
減できる。しかも、この分岐冷却風路８には、冷却風路
７に導入された冷却風の一部が分流され、排気ポート５
の下側を冷却した後、後側面４に放出されるので、排気
ポート５とシリンダヘッド18の下面２との間の部分12の
温度上昇を抑制できる。このため、熱歪みによってこの
部分が変形することがない。この結果、ガスケット及び
シリンダブロックの変形や、ガスケットからのガス漏れ
を防止できる。また、ガスケットが異常摩耗することも
ない。
この実施例では、冷却風路７と分岐冷却風路８との風量
配分は、排気ポート５の排気管取付用フランジ37の位
置、形成、方向等を適宜選定し、冷却風路７と分岐冷却
風路８との後側面４における開口比率を適宜選定するこ
とにより任意に設定することかできる。
配分は、排気ポート５の排気管取付用フランジ37の位
置、形成、方向等を適宜選定し、冷却風路７と分岐冷却
風路８との後側面４における開口比率を適宜選定するこ
とにより任意に設定することかできる。
上記の一実施例では、分岐冷却風路８の後側面４への開
口が一体に形成されているが、例えば第５図に示すよう
に、分岐冷却風路８の１つあるいは複数のリブ40により
分割することは妨げない。
口が一体に形成されているが、例えば第５図に示すよう
に、分岐冷却風路８の１つあるいは複数のリブ40により
分割することは妨げない。
もちろん、本考案は部分油冷型空冷頭上弁エンジンに限
らず、広く空冷頭上弁エンジンに適用できる。
らず、広く空冷頭上弁エンジンに適用できる。
〈考案の効果〉 以上のように、本考案によれば、排気ポートとシリンダ
ヘッドの下面との間に分岐冷却風路を形成し、この分岐
冷却風路に冷却風路に導入された冷却風の一部を分流し
て排気ポートの下側を冷却するので、排気ポートの外側
のシリンダヘッド部分の温度上昇を抑制できる。このた
め、熱歪みによってこの部分が変形することがない。こ
の結果、ガスケット及びシリンダブロックの変形や、ガ
スケットからのガス漏れを防止できる。また、ガスケッ
トが異常摩耗することもない。
ヘッドの下面との間に分岐冷却風路を形成し、この分岐
冷却風路に冷却風路に導入された冷却風の一部を分流し
て排気ポートの下側を冷却するので、排気ポートの外側
のシリンダヘッド部分の温度上昇を抑制できる。このた
め、熱歪みによってこの部分が変形することがない。こ
の結果、ガスケット及びシリンダブロックの変形や、ガ
スケットからのガス漏れを防止できる。また、ガスケッ
トが異常摩耗することもない。
第１図は本考案の一実施例に係るシリンダヘッドを備え
る部分油冷型空冷頭上弁エンジンの縦断面図、第２図は
そのシリンダヘッドの左後斜め上から見た斜視図、第３
図はその横断平面図、第４図はその背面図、第５図は本
考案の他の実施例の背面図、第６図は従来例の縦断面図
である。 １…左横側面、２…下面、３…吸気ポート、3a…開口
部、４…後側面、５…排気ポート、６…前側面、７…冷
却風路、８…分岐冷却風路。
る部分油冷型空冷頭上弁エンジンの縦断面図、第２図は
そのシリンダヘッドの左後斜め上から見た斜視図、第３
図はその横断平面図、第４図はその背面図、第５図は本
考案の他の実施例の背面図、第６図は従来例の縦断面図
である。 １…左横側面、２…下面、３…吸気ポート、3a…開口
部、４…後側面、５…排気ポート、６…前側面、７…冷
却風路、８…分岐冷却風路。
Claims (1)
- 【請求項１】空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッド（1
8）の前部の左右いずれか一方の横側面（１）から下面
（２）に延びる吸気ポート（３）と、下面（２）の吸気
ポート（３）の開口部（3a）の後側から後側面（４）に
延びる排気ポート（５）と、前側面（６）から吸気ポー
ト（３）及び排気ポート（５）の左右いずれか他方の横
側を通って後側面（４）に連通する冷却風路（７）とを
設けた空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッドにおいて、 排気ポート（５）とシリンダヘッド（18）の下面（２）
との間の内壁部分に分岐冷却風路（８）を形成し、この
分岐冷却風路（８）の入口を上記冷却風路（７）の途中
部に連通し、分岐冷却風路（８）の出口をシリンダヘッ
ド（18）の後側面（４）に開口した事を特徴とする、空
冷頭上弁エンジンのシリンダヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989063588U JPH0741861Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989063588U JPH0741861Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH035927U JPH035927U (ja) | 1991-01-21 |
| JPH0741861Y2 true JPH0741861Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31593774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989063588U Expired - Lifetime JPH0741861Y2 (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | 空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741861Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010159703A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Honda Motor Co Ltd | シリンダヘッドの冷却構造 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5819293Y2 (ja) * | 1978-07-18 | 1983-04-20 | 株式会社クボタ | 傾斜形強制空冷エンジン |
| JPS5773324U (ja) * | 1980-10-21 | 1982-05-06 | ||
| JPS5997227U (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-02 | スズキ株式会社 | 強制空冷エンジンの排気管冷却装置 |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP1989063588U patent/JPH0741861Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010159703A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Honda Motor Co Ltd | シリンダヘッドの冷却構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH035927U (ja) | 1991-01-21 |
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