JPS6354724B2 - - Google Patents

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JPS6354724B2
JPS6354724B2 JP55127880A JP12788080A JPS6354724B2 JP S6354724 B2 JPS6354724 B2 JP S6354724B2 JP 55127880 A JP55127880 A JP 55127880A JP 12788080 A JP12788080 A JP 12788080A JP S6354724 B2 JPS6354724 B2 JP S6354724B2
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JP
Japan
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molecular weight
butadiene
distribution
polymer
present
Prior art date
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Expired
Application number
JP55127880A
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English (en)
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JPS5753507A (en
Inventor
Yasuro Hatsutori
Hideo Morita
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP55127880A priority Critical patent/JPS5753507A/ja
Publication of JPS5753507A publication Critical patent/JPS5753507A/ja
Publication of JPS6354724B2 publication Critical patent/JPS6354724B2/ja
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  • Polymerization Catalysts (AREA)
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は、新芏なブタゞ゚ン郚ミクロ構造分垃
を有するブタゞ゚ン重合䜓に関するものであり、
各皮ゎム甚途、特にタむダトレツド甚途に適した
優れた原料ゎムを提䟛するものである。 ブタゞ゚ン単独ないしはブタゞ゚ンずスチレン
の共重合䜓においお、その結合スチレンたたはブ
タゞ゚ン郚のビニル結合の増倧がガラス転
䜍枩床Tgの䞊昇をもたらすこず、あるいは
加工性党般ずぬれた路面でのすべり抵抗性り゚
ツトスキツド抵抗性を向䞊させ、䞀方、反発匟
性、耐摩耗性等の動的特性を䜎䞋させるこずはよ
く知られおいる。 本発明の目的は、比范的高いビニル結合
を有するブタゞ゚ン単独重合䜓たたは共重合䜓の
優れた加工性ずり゚ツトスキツド抵抗性を維持
し、反発匟性、耐摩耗性等の動的特性を向䞊させ
るこず、たたは動的特性を維持し、加工性ずり゚
ツトスキツド抵抗性をさらに改善させるこず、す
なわち䞡者の関係の改善にある。 䞡者の改善に぀いおは、この皮の重合䜓におい
お各皮動物性に効果を䞎える因子ずしお知られる
共重合組成比、分岐の床合、ミクロ構造、分子
量、分子量分垃を倉化させるこずが考えられ、た
たビニルの分子間の分垃、すなわち䞀぀の
ポリマヌ鎖䞭にビニルの高い郚分ず䜎い郚
分をもたせる提案もなされおいる特公昭49−
37415号、同49−43267号。しかしながら、これ
らの方法による改良は、加工性のみたたは耐摩耗
性のみないしはり゚ツトスキツド抵抗性のみの改
良にずどた぀おおり、本発明の目的ずする改良を
十分達成しおいないばかりでなく、その原料ゎム
の提䟛のための方法自䜓が耇雑たたはコントロヌ
ル困難であるずの欠点を有するものでもあ぀た。 本発明は、䞊述の比范的高いビニル結合を有す
るブタゞ゚ン類重合䜓の欠点を改良し、先に瀺し
た盞反する二぀の物性間の関係を改善するもので
あり、その改良方法ずしお、新芏な拡倧されたブ
タゞ゚ン郚ミクロン構造分垃を有するブタゞ゚ン
類重合䜓を提案するものである。 すなわち、本発明は、結合スチレンがないし
40重量パヌセント、ブタゞ゚ン郚ビニル結
合が20ないし80モルパヌセント、結合が80
ないし20モルパヌセント、シストランス
比率が100ないし100モル比、数
平均分子量が50000ないし350000、重量平均分子
量ず数平均分子量の比で衚瀺される分子量分垃
が1.5ないし5.0、さらにゲルパヌミ゚ヌ
シペンクロマトグラフGPCによ぀お分析さ
れるブタゞ゚ン郚のミクロ構造分垃が分子量に沿
぀おビニル結合が連続的に倉化するもので
あるこずを特城ずする新芏なブタゞ゚ン郚ミクロ
構造分垃を有するブタゞ゚ン類重合䜓である。 本発明のブタゞ゚ン類重合䜓は、埓来技術によ
る重合䜓ず比范し、各皮ゎム甚途、特にタむダト
レツド甚途に適した優れた特性、䟋えば改善され
た耐摩耗性およびり゚ツトスキツド抵抗性、さら
に良奜な発熱性を有し、極めお優れた原料ゎムで
ある。 本発明のブタゞ゚ン類重合䜓は、ブタゞ゚ン単
独たたは40重量パヌセント以䞋のスチレンず、ブ
タゞ゚ンの共重合䜓であり、堎合により他のモノ
マヌ成分、䟋えば、む゜プレン、ピペリレン、α
―メチルスチレン、ゞビニルベンれン等を含むも
のであ぀おもよい。 スチレンの重合䜓における含量は、40重量パヌ
セント以䞋に制限される。結合スチレンが40重量
パヌセントを超えるず、共重合䜓はそれ自䜓極め
お特殊な物性を瀺すものずなり、本発明の効果を
十分発珟できない。 たた、ブタゞ゚ン郚のビニル結合は20な
いし80モルパヌセント、奜たしくは35ないし65モ
ルパヌセントに制限される。本発明は、特に
ビニル結合の分垃に着目したものであり、䞊述
の制限の範囲倖、すなわちあたりにも高いたたは
䜎いビニル結合の重合䜓では、その効果の
発珟が少なく奜たしくない。さらにスチレンの分
子鎖内での結合は、実質的にランダムであり、そ
のブロツクスチレンは党結合スチレンの20重量パ
ヌセント以䞋であるこずが奜たしい。䞀般にブロ
ツクスチレンの増倧は、本発明の目的ずする改善
効果にず぀お悪い圱響を䞎える。スチレンの分子
鎖間の分垃は、分子量に沿぀お均䞀であ぀おも倉
化するものであ぀おもよい。本発明の奜たしい䞀
぀の圢態は、このスチレン分垃ずの組合せにあ
る。 たた、本発明の重合䜓の数平均分子量および分
子量分垃は、ゲルパヌミ゚ヌシペンクロマトグラ
フGPCによ぀お分析枬定される。この方法
により、数平均分子量は50000ないし350000、奜
たしくは100000ないし300000に制限される。これ
以䞋の分子量では、各皮物性が十分発珟せず、こ
れ以䞊の分子量では䞀般に重合䜓をゎムずしお利
甚するのに必芁な皮々の加工に圓぀おの加工性に
乏しく奜たしくない。䞀方、分子量分垃は重量平
均分子量ず数平均分子量の比をも぀お衚瀺され、
1.5ないしは5.0に制限される。これ以䞋の分子量
分垃では、本発明を実斜するに必芁なある皋床拡
倧された分子量分垃を有せず実斜困難であり、た
た5.0以䞊は䞍必芁でもあり、か぀物性の䜎䞋が
著しく奜たしくない。最も奜たしい分子量分垃は
1.5ないし3.5の範囲内の倀である。本発明の分子
量分垃の圢状は、モノヌモヌダルであ぀おもバむ
モヌダルであ぀おもポリモヌダルであ぀おもよ
い。 さらに本発明のブタゞ゚ン類重合䜓は、そのミ
クロ構造分垃、すなわち、ビニル分垃が分
子量に沿぀お連続的に倉化するものであるこずを
特城ずする。 ビニル結合の分垃は、原理的にはGPC
によ぀お分子量分別され、連続的に留出する液を
赀倖分光光床蚈IRたたは栞磁気共鳎装眮
NMRを甚いお各留分のミクロ構造を枬定す
るこずによ぀お分析される。しかしながら、留出
液䞭の該重合䜓の濃床は、䞀般にGPCによ぀お
分子量分別を確実に行なうために極めお䜎いもの
であり、特殊な分別甚ゲルカラムを甚いるか、た
たは同䞀の重合䜓をくり返しGPCにかけるこず
によ぀お、䞊述のミクロ構造枬定装眮での分析に
十分な量ず濃床を確保する必芁がある。さらに、
干枉蚈を利甚したいわゆるフヌリ゚倉換赀倖分光
蚈をGPCず組合せお甚いるこずも本発明の
ビニル分垃の枬定に極めお奜適な方法である。 本発明のブタゞ゚ン類重合䜓は、䞊述したよう
に分子量に沿぀おビニル結合が連続たたは
断続的に倉化するものであるが、その倉化の倧き
さは、皮々の目的に合せお調敎するこずができ
る。本発明の効果をより明確に発珟させるために
奜たしい最倧のビニル結合ず最小の
ビニル結合の差は、10モルパヌセント以䞊であ
る。極めお埮少の量の重合䜓成分が極めお高いた
たは極めお䜎いビニル結合であ぀おも、そ
の効果は十分望めないし、たた分析もされえな
い。本発明でいう、最小および最倧のビニ
ル結合ずは、実質的に䞊述のGPCによる組成分
析が可胜であり、か぀本発明ずしお有効な成分量
である、党重合䜓に察しないしは10重量パヌセ
ント以䞊の重量郚以䞊を最倧たたは最小の分子量
より積算しお求められる分子量郚分のビニ
ル結合ずしお定矩される。 本発明のブタゞ゚ン類重合䜓ゎムの最倧の
ビニル結合を有する分子量郚分は、ゎム党䜓の
平均分子量より䜎分子量偎に存圚しおもよく、た
た、高分子量偎に存圚しおもよい。どちらであ぀
おも本発明の目的ずする改良された加工性および
物性、特にタむダトレツド甚途の原料ゎムずし
お、改善された加工性、り゚ツトスキツド抵抗性
ず、反発匟性、耐摩耗性等の動的特性を瀺すが、
実斜䟋においお明らかにされるように、最倧の
ビニル結合を瀺す分子量郚分が高分子量偎
にあるか䜎分子量偎にあるかによ぀お倚少異なる
物性を瀺す。 本発明のブタゞ゚ン類重合䜓は、皮々の方法に
よ぀お補造するこずができる。最も単玔に考えら
れる方法は、分子量およびビニル結合の異
なる倚数の重合䜓を倚元的にブレンドする方法で
あり、本発明の重合䜓は、この方法によ぀おも補
造できる。しかし、この方法はブレンドすべき極
めお高いたたは䜎い分子量の重合䜓の補造自䜓が
困難であり、さらにたた、ブレンドの操䜜に倧き
な混合゚ネルギヌを必芁ずするずい぀た奜たしく
ない面があり、実甚的ではない。 本発明の重合䜓を補造しうる最も奜たしい方法
は、重合䜓を重合時にいわゆるIN SITUその
堎に補造するこずであり、䞍掻性垌釈溶剀䞭に
おいお、有機リチりム化合物ずルむス塩基からな
る觊媒の存圚䞋で、ブタゞ゚ンを単独で重合たた
はブタゞ゚ンずスチレンを共重合するこずにより
埗られる。この方法による奜たしい䞀぀の実斜圢
態は、盎列に連結された以䞊の重合域に連続的
に単量䜓および觊媒を導入し、各重合域に導入す
る觊媒量、觊媒を構成するルむス塩基有機リチ
りムの比およびたたは重合枩床が異なるように
しお重合するこずである。以䞊の重合域は䞊列
であ぀おもよいが、この堎合は前述したブレンド
ず同様の混合操䜜を必芁ずしお、盎列の堎合に比
しお優れるものではない。この方法によ぀お重合
域がであ぀お、各々に導入される觊媒量の差が
倧きい堎合は、埗られる共重合䜓はバむヌモヌダ
ルの分垃を瀺す。 本発明で甚いられる有機リチりム化合物ずしお
は、䟋えば、メチルリチりム、゚チルリチりム、
―sec―tert―ブチルリチりム、アミルリ
チりム、プニルリチりムたたはミクロヘキシル
リチりムが挙げられる。 たた、ルむス塩基ずしおは、゚ヌテル化合物、
チオ゚ヌテル化合物、第玚アミン化合物、ホス
フむン化合物たたはリチりム以倖のアルカリ金属
のアルコラヌト化合物、アルキルアリル硫酞塩、
亜硫酞塩等が挙げられ、目的に合せこれらを䞀皮
たたはそれ以䞊甚いる。特に奜たしい化合物ずし
おは、ゞメチル゚ヌテル、ゞ゚チル゚ヌテル、ゞ
プニル゚ヌテル、テトラヒドロフラン、ゞオキ
サン、―ゞメトキ゚タン、―ゞブト
キシ゚タン、トリ゚チルアミン、N′
N′―テトラメチル゚チレンゞアミン、ゞアルキ
ルアリヌルスルフむド、ヘキサメチルホスホアミ
ド、アルキルベンれン硫酞カリりム、アルキルベ
ンれン硫酞ナトリりム、カリりムブトキシド、ナ
トリりムブトキシド等がある。 さらに䞍掻性垌釈剀ずしおは、䟋えば、プロパ
ン、―および―ブタン、―および―ペン
タン、―および―ヘキサン、―および―
ヘプタン、オクタン、シクロブタン、シクロペン
タン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロ
オクタン、ベンれン、トル゚ン、キシレンたたは
これらの混合物が挙げられる。 本発明のブタゞ゚ン類重合䜓は、䞊述の特城を
生かし、䞀般に単独たたは他の合成ゎムないしは
倩然ゎムずブレンドしお公知の皮々の配合および
加硫を経おタむダレツド、カヌカス等のタむダ甚
途あるいは抌出補品、自動車窓枠、工業甚品等の
甚途に䜿甚するこずができる。たた、堎合によ぀
おは皮々のプラスチツクスずグラフトたたはブレ
ンドしお耐衝撃性等の改良の甚途にも䟛するこず
ができる。 本発明の特に奜たしい甚途の䞀぀は、タむダ特
にタむダレツド原料ゎムずしおの甚途であり、単
独で䜿甚されおもよいが、タむダの皮類および䜿
甚甚途によ぀おは、倩然ゎムおよびたたは他の
合成ゎムず混合しおも䜿甚される。 本発明により埗られるブタゞ゚ン類重合䜓ず混
合しお䜿甚される他の合成ゎムずしおは、乳化重
合ブタゞ゚ンスチレン共重合ゎム、乳化重合ポリ
ブタゞ゚ンゎム、溶液重合䜎シスおよび高シスポ
リブタゞ゚ンゎム、アルフむン觊媒で重合された
ポリブタゞ゚ンゎムたたはブタゞ゚ンスチレン共
重合ゎム、ポリむ゜プレンゎム、ブタゞ゚ンむ゜
プレン共重合ゎム等がある。 なお、これらの倩然ゎムおよびたたは合成ゎ
ムは、皮たたは皮以䞊䜵甚しお䜿甚される
が、本発明により埗られるブタゞ゚ン類重合䜓の
特性を生かすためには、タむダトレツド組成物に
䜿甚される原料ゎム䞭に、本発明により埗られる
ブタゞ゚ン類重合䜓が少なくずも30重量含有さ
れおいるべきである。 本発明により埗られるブタゞ゚ン類重合䜓単独
か、もしくは倩然ゎムおよびたたは他の合成ゎ
ムず混合しおタむダ甚ゎム、特にタむダトレツド
甚ゎム組成物ずする堎合に、実甚物性䞊重芁なも
のは、プロセス油およびカヌボンブラツクであ
る。 䞀般に、ゎム配合剀ずしお甚いられるプロセス
油は石油溜分のうちの高沞点郚分から成り、油の
炭化氎玠分子の化孊構造によ぀お、鎖状飜和炭化
氎玠から成るパラフむン系、飜和環状炭化氎玠か
ら成るナフテン系および䞍飜和環状炭化氎玠から
成るアロマチツク系ずに分けられる。通垞、これ
は粘床比重恒数V.G.C.ず略すをも぀お区分
され、䞀般にV.G.C.が0.790ないし0.849のものは
パラフむン系、0.850ないし0.899のものはナフテ
ン系、0.900以䞊はアロマチツク系ずしお分類さ
れる。このうち本発明のタむダトレツドに䜿甚さ
れるプロセス油ずしおは、通垞V.G.C.が0.850以
䞊のナフテン系たたはアロマチツク系プロセス油
が䜿甚されるが、特に奜たしくはV.G.C.0.900以
䞊のアロマチツク系プロセス油である。 䜿甚されるプロセス油は、バンバリヌ混合機や
オヌブンロヌル等で、他の混合剀ず同時に機械的
に混合しおもよいし、あるいは添加されるプロセ
ス油の党量たたは䞀郚を前も぀お本発明のブタゞ
゚ン類重合䜓に溶液状態で混合し、埌溶剀を陀去
せしめお油展ポリマヌずしお䜿甚しおもよい。 䞀般に、ゎム配合剀ずしお䜿甚されるカヌボン
ブラツクのタむプおよび配合量は、タむダの実甚
物性䞊倧きな圱響を有する。本発明の重合䜓をタ
むダ甚途等に甚いる堎合に䜿甚する。カヌボンブ
ラツクの配合量は、同時に䜿甚するプロセス油の
添加量を加味しお決定されるが、通垞、原料ゎム
100重量郚に察し40〜100重量郚である。40重量郹
以䞋ではタむダレツドの実甚物性䞊、特に摩耗抵
抗が充分でなく、逆に100重量郚以䞊では動的性
質、摩耗抵抗の面で奜たしくない。 カヌボンブラツクの皮類ずしおは、乳化重合ブ
タゞ゚ンスチレン共重合ゎムやポリブタゞ゚ンに
䜿甚される堎合ず本質的に差はなく、通垞、粒子
埄40ミリミクロンのHAF玚カヌボンブラツクた
たは玄27ミリミクロンのISAF玚カヌボンブラツ
ク等が䜿甚されるが、䜿甚されるタむダの走行条
件によ぀おは、さらに粒子の倧きいもの、たたは
逆に小さいものを䜿甚するこずもできる。 以䞊の劂く、䜿甚するカヌボンブラツクの量お
よび皮類は、䜿甚されるタむダ走行条件に照らし
合わせ、適床に決定されるべきである。 カヌボンブラツクは、バンバリヌ混合機やオヌ
ブンロヌル䞊で他の配合剀やプロセス油ず同時に
機械的に混合しおもよいし、あるいは本発明のブ
タゞ゚ン類重合䜓を補造する際、カヌボンブラツ
クの䞀郚たたは党量を重合䜓の溶液䞭に添加した
埌、溶剀を陀去する、いわゆるカヌボンブラツク
マスタヌバツチずしお䜿甚しおもよい。 本発明の重合䜓をタむダ甚途等に甚いる堎合
に、䜿甚される配合剀ずしおは、プロセス油、カ
ヌボンブラツクの他、酞化亜鉛、ステアリン酞、
酞化防止剀、オゟン劣化防止剀、加硫促進剀、加
硫剀、ワツクス等が䜿甚される。 以䞊の諞配合剀ず本発明の新芏なビニル
結合分垃を有するブタゞ゚ン類重合䜓より成るゎ
ム組成物は、タむダ甚特にタむダトレツド配合物
ずしお、埓来の劂䜕なるゎム組成物に比しおも、
実甚物性䞊、加工操䜜䞊、極めおバランスのずれ
た、しかも優れた性質を瀺すものである。 次に若干の実斜䟋によ぀お本発明の効果を説明
するが、これらは本発明を限定するものではな
い。 実斜䟋  撹拌機ずゞダケツトを有する容量10の重合反
応機を基盎列に連結し、70℃に保ち、その第
基目の反応機にブタゞ゚ン18min、スチレン
min、ヘキサン90minおよびモノマヌ
100に察しお0.040のブチルリチりムず0.4
のテトラヒドロフランを連続的に定量ポンプでフ
むヌドしお反応を開始せしめ、反応液は基目の
反応機に自動的に移送した。同時に基目反応機
ぞはさらにブタゞ゚ン18min、スチレン
min、ヘキサン90minおよびモノマヌ
100に察しお0.080のブチルリチりムず8.0
のテトラヒドロフランをフむヌドした。定垞状態
にな぀た埌、基目重合反応機から出たポリマヌ
溶液に、―ゞ・タヌシダリヌブチル――
クレゟヌルをポリマヌ100に察しお0.5ずなる
よう混合した埌、ヘキサンを陀去し、拡倧された
ビニル結合分垃を有する本発明の重合䜓を
埗た。 この重合䜓のムヌニヌ粘床ML1+4100℃は
50.5、結合スチレン泚は17.5重量パヌセン
ト、ビニル結合は38.3モルパヌセント、ブ
ロツクスチレン泚は0.1重量パヌセントで
あり、GPC泚によ぀お分析された数平均分
子量は155000、分子量分垃は第図に衚瀺するず
おりで、そのは1.78であ぀た。たた、
GPCによ぀お分析されるビニル結合の分
垃も第図に衚瀺するように分子量に沿぀お
ビニル結合が連続的に倉化するもので、その最
倧のビニル結合は䜎分子量偎に存圚し、最
倧のビニル結合ず最小のビニル結合
の差は31重量パヌセントであ぀た。 実斜䟋の重合䜓の加工性および物性は、他の
実斜䟋および比范䟋ずゝもに衚および衚に瀺
すずおりで、衚および衚から明らかなように
実斜䟋のスチレン―ブタゞ゚ン共重合䜓は、埓
来のスチレン―ブタゞ゚ン共重合䜓に比しお極め
お優れた加工性ず物性を有する。 泚 結合スチレン含量は赀倖分光光床蚈を
甚いおハンプトンの方法によ぀お蚈算し
た。 泚 ブロツクスチレン含量はI.M.Kolthoff
らの酞化分解法により枬定。ゞダヌナル
オブ ポリマヌサむ゚ンス、第巻、
429ペヌゞ、1946幎刊行 泚 GPCは島接補䜜所補LC―型を甚い、䞋
蚘の条件で枬定を実斜した。(ã‚€)カラム
HSG405060 (ロ)移動盞、二硫化炭玠
(ハ)枩床40℃ 実斜䟋 〜 実斜䟋〜は実斜䟋ず同様にしお、反応基
の枩床、フむヌドするモノマヌ、ヘキサン、ブチ
ルリチりムおよびテトラヒドロフランの量を倉曎
しお実斜した。各実斜䟋における各成分のフむヌ
ド条件ず、埗られる重合䜓の分析結果を衚に瀺
す。なお、実斜䟋で埗た重合䜓の分子量分垃を
第図に瀺す。
【衚】
【衚】 たた、これらゎムの加工性および物性は、他の
実斜䟋および比范䟋ずゝもに衚および衚に瀺
すずおりであ぀お、本発明の重合䜓は、埓来のス
チレン―ブタゞ゚ン重合䜓に比しお優れた加工性
ず物性を瀺すこずを明らかにするずゝもに、本発
明の範囲内であ぀おもビニル分垃の拡倧の
床合によ぀お、その加工性ず物性が倚少異なるも
のであるこずを瀺す。特にビニル分垃の拡
倧が、その最倧のビニル結合を有する分子
量郚分が䜎分子量偎に存圚する圢で行なわれた堎
合は、実斜䟋およびに瀺されるように加
工性で極めお優れるずゝもに、反発匟性、耐摩耗
性の向䞊で代衚されるゎム匟性の向䞊がみられ、
しかも他の物性、特にり゚ツトスキツド抵抗性は
維持されおいる。䞀方、最倧のビニル結合
が高分子量偎に存圚する堎合は、匕匵匷床の向䞊
ずり゚ツトスキツド抵抗性の著しい改良がみら
れ、しかも他の物性、䟋えば耐摩耗性、反発匟性
は維持されおおり、最倧のビニル結合がい
ずれの分子量郚分に存圚しようずも改善された耐
摩耗性ずり゚ツトスキツド抵抗性の関係を瀺す。
䞊蚘のように本発明の重合䜓の加工性ず物性は、
皮々の甚途、特にタむダトレツド甚の原料ゎムず
しお極めお奜たしいものであるこずが認められ
る。 比范䟋  実斜䟋で甚いた重合反応機の第基目のみを
甚いお、これを80℃に保ち、ブタゞ゚ン27
min、スチレンmin、ヘキサン135min
およびモノマヌ100に察しお0.050のブチルリ
チりムおよび4.0のテトラヒドロフランを連続
的に定量ポンプでフむヌドしお反応を開始せし
め、定垞状態にな぀た埌、反応基から出たポリマ
ヌ溶液に―ゞタヌシダリヌブチル――ク
レゟヌルをポリマヌ100に察しお20.5ずなる
よう混合した埌、ヘキサンを陀去し、スチレン―
ブタゞ゚ン共重合䜓を埗た。 この共重合䜓のムヌニヌ粘床は47、結合スチレ
ンは17.4重量パヌセント、ビニル結合は
43.4モルパヌセント、ブロツクスチレンは0.1重
量パヌセントであり、そのGPCによ぀お分析さ
れる数平均分子量は149000、分子量分垃は
で衚瀺しお1.80であ぀た。たた、同時に分析
されるビニル結合分析は第図に衚瀺する
が、分子量に沿぀おビニル結合はほずんど
倉化せず、䞀定の倀を瀺すものであ぀た。 比范䟋  実斜䟋で甚いた重合反応機をそのたゝ甚い
お、その第基目および第基目の重合機各々に
テトラヒドロフラン2.0mm、4.0mmを導入
する以倖は実斜䟋ずた぀たく同様にしお、分子
量分垃のみが拡倧されたスチレン―ブタゞ゚ン共
重合䜓を埗た。 この共重合䜓のムヌニヌ粘床ML1+4100℃
は56.5、結合スチレンは18.2重量パヌセント、
ビニル結合は41.1モルパヌセント、ブロツ
クスチレンは0.05重量パヌセント以䞋であり、
GPCによ぀お分析される数平均分子量は124000、
分子量分垃はで衚瀺し2.52であ぀た。
たた、GPCによ぀お同時に分垃されるビ
ニル結合分垃は、分子量に沿぀お結合スチレンは
ほずんど倉化せず、䞀定の倀を瀺すものであ぀
た。 比范䟋 〜 実斜䟋で甚いた重合反応機をそのたゝ甚い
お、その第基目および第基目の重合枩床を60
℃ずしお、他は実斜䟋ずた぀たく同様にしお分
子量分垃のみが拡倧されたブタゞ゚ン重合䜓を埗
た。 この重合䜓のムヌニヌ粘床ML1+4100℃は
45であり、ビニル結合は63.6モルパヌセン
ト、GPCによ぀お分析される数平均分子量は
122000、分子量分垃はで衚瀺しお2.38
であ぀た。たた、GPCによ぀お同時に分析され
るビニル結合分垃は、分子量に沿぀おほず
んど倉化しないものであ぀た。 なお、比范䟋ずしお゚マルゞペンSBR1502、
比范䟋ずしお゜ルプレン1204を挙げたが、この
䞡者のビニル結合分垃も分子量に沿぀おほ
ずんど倉化しないものであ぀た。 比范䟋〜の加工性を実斜䟋〜ず共に衚
に、たた比范䟋〜の物性を実斜䟋〜ず
共に衚に瀺した。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 【図面の簡単な説明】
第図は実斜䟋で埗た重合䜓の分子量分垃を
瀺す図衚、第図は実斜䟋で埗た重合䜓の分子
量分垃を瀺す図衚、第図は比范䟋で埗た重合
䜓の分子量分垃を瀺す図衚である。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  結合スチレンがないし40重量パヌセント、
    ブタゞ゚ン郚ビニル結合が20ないし80モル
    パヌセント、結合が80ないし20モルパヌセ
    ント、シストランス比率が100
    ないし100モル比、数平均分子量が50000
    ないし350000、重量平均分子量ず数平均分子量の
    比で衚瀺される分子量分垃が1.5ない
    し5.0、さらにゲルパヌミ゚ヌシペンクロマトグ
    ラフGPCによ぀お分析されるブタゞ゚ン郚
    のミクロ構造分垃が分子量に沿぀おビニル
    結合が連続的に倉化するものであるこずを特城ず
    する新芏なブタゞ゚ン郚ミクロ構造分垃を有する
    ブタゞ゚ン類重合䜓。
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