JPS6354209A - 樹脂コンクリ−トの製造方法 - Google Patents
樹脂コンクリ−トの製造方法Info
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- JPS6354209A JPS6354209A JP19960286A JP19960286A JPS6354209A JP S6354209 A JPS6354209 A JP S6354209A JP 19960286 A JP19960286 A JP 19960286A JP 19960286 A JP19960286 A JP 19960286A JP S6354209 A JPS6354209 A JP S6354209A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)、産業上の利用分野
本発明は、混線が容易な樹脂コンクリートの製造方法に
関する。
関する。
(b)、従来の技術
従来、樹脂コンクリートを製造する際には、液体状の樹
脂とセメント、水及び骨材を混練する。
脂とセメント、水及び骨材を混練する。
(C)0発明が解決しようとする問題点しかし、この混
練時に、液状の樹脂がミキサに付着してしまい、そのハ
ンドリングが極めて悪い欠点が有り、殆ど実用に供され
ていないのが実情である。
練時に、液状の樹脂がミキサに付着してしまい、そのハ
ンドリングが極めて悪い欠点が有り、殆ど実用に供され
ていないのが実情である。
本発明は、前述の欠点を解消すべく、混線を容易に行う
ことが出来、またその際のハンドリングも容易な樹脂コ
ンクリートの製造方法を提供することを口約とするもの
である。
ことが出来、またその際のハンドリングも容易な樹脂コ
ンクリートの製造方法を提供することを口約とするもの
である。
(d)0問題点を解決するための手段
即ち、本発明は、少なくともセメント、樹脂、水を混練
する際に、樹脂をマイクロカプセル中に封入した形で、
しかも水を実質的に固体状態を維持した形で投入して混
練し、該混練が完了したセメント、樹脂、水の粒子状態
の混合物を型枠中に投入し、前記マイクロカプセルを破
壊して樹脂を前記混合物中に流出させると共に、前記水
の固体状態を解除して、セメントと、該固体状態を解除
された水とを水和させるようにして構成される。
する際に、樹脂をマイクロカプセル中に封入した形で、
しかも水を実質的に固体状態を維持した形で投入して混
練し、該混練が完了したセメント、樹脂、水の粒子状態
の混合物を型枠中に投入し、前記マイクロカプセルを破
壊して樹脂を前記混合物中に流出させると共に、前記水
の固体状態を解除して、セメントと、該固体状態を解除
された水とを水和させるようにして構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるもので【よない。以下のr (e
) 、作用」の欄についても同様である。
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるもので【よない。以下のr (e
) 、作用」の欄についても同様である。
(e)3作用
上記した構成により、本発明は、混練時は、樹脂はマイ
クロカプセルに封入されており、しかも水も固体状態を
維持しているので、セメントと水、樹脂との混練作業は
、混練される各材料が粒子状態を維持する形で行われる
ように作用する。
クロカプセルに封入されており、しかも水も固体状態を
維持しているので、セメントと水、樹脂との混練作業は
、混練される各材料が粒子状態を維持する形で行われる
ように作用する。
(f)、実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図はマイクロカプセル化された樹脂及び水の一例を
示す図である。
示す図である。
樹脂コンクリートを製造する場合には、まずセメント、
骨材、水及び樹脂をミキサに投入して混練するが、この
際、水及び樹脂【よそれぞれマイクロカプセル中に封入
されたものを使用する。即ち、との混練に際しては、水
及び樹脂は、その本来の液体状態にも拘わらず、マイク
ロカプセル中に封入されていることから、乾燥粒子体と
して挙動し、混練作業は、樹脂がミキサに付着するよう
なことが無く、円滑にしかも水及び樹脂のマイクロカプ
セル粒子がセメントと均一な状態で混ぜ合わされる形で
行われる。こうして、セメント、骨材、水及び樹脂の乾
燥状態での混線が完了すると、vX混練が完了した混合
体を、型枠中に投入し、その状態で加熱及び(又は)加
圧する。すると、水及び47M脂の周囲を被覆していた
マイクロカプセルの被膜が熱及び(又は)圧力により破
壊され、内部に封入されていた水及び樹脂が外部に流出
し、水は周囲のセメント粒子と水和して凝固を開始する
と共に、樹脂は該凝固を開始したセメント粒子間にしみ
込む形で凝固し、一体化する。
骨材、水及び樹脂をミキサに投入して混練するが、この
際、水及び樹脂【よそれぞれマイクロカプセル中に封入
されたものを使用する。即ち、との混練に際しては、水
及び樹脂は、その本来の液体状態にも拘わらず、マイク
ロカプセル中に封入されていることから、乾燥粒子体と
して挙動し、混練作業は、樹脂がミキサに付着するよう
なことが無く、円滑にしかも水及び樹脂のマイクロカプ
セル粒子がセメントと均一な状態で混ぜ合わされる形で
行われる。こうして、セメント、骨材、水及び樹脂の乾
燥状態での混線が完了すると、vX混練が完了した混合
体を、型枠中に投入し、その状態で加熱及び(又は)加
圧する。すると、水及び47M脂の周囲を被覆していた
マイクロカプセルの被膜が熱及び(又は)圧力により破
壊され、内部に封入されていた水及び樹脂が外部に流出
し、水は周囲のセメント粒子と水和して凝固を開始する
と共に、樹脂は該凝固を開始したセメント粒子間にしみ
込む形で凝固し、一体化する。
マイクロカプセルに封入された水及び樹脂は、混練時に
、乾燥状態で、セメントに対して均一な状態で混合され
るので、流出した水や樹脂は、全体として均一な状態で
セメントに対して作用し、凝固後の樹脂コンクリートも
、均一な性状を呈することになる。また、水がセメント
粒子に対して均一な状態で混合されるので、水とセメン
トとの水和反応も、全体的に均一で良好な状態で行われ
、水セメント比をセメントの理論水和量に出来るだけ近
ずけtこ形で行うことが出来る。
、乾燥状態で、セメントに対して均一な状態で混合され
るので、流出した水や樹脂は、全体として均一な状態で
セメントに対して作用し、凝固後の樹脂コンクリートも
、均一な性状を呈することになる。また、水がセメント
粒子に対して均一な状態で混合されるので、水とセメン
トとの水和反応も、全体的に均一で良好な状態で行われ
、水セメント比をセメントの理論水和量に出来るだけ近
ずけtこ形で行うことが出来る。
なお、混練に際して、骨材として、必要に応じて鉄粉、
鉛粉等を混入し、凝固後の樹脂コンクリートに放射線の
遮蔽能力を付与することも可能であり、更に必要に応じ
て炭素繊維やアラミド繊維等を混入することも可能であ
る。
鉛粉等を混入し、凝固後の樹脂コンクリートに放射線の
遮蔽能力を付与することも可能であり、更に必要に応じ
て炭素繊維やアラミド繊維等を混入することも可能であ
る。
更に、上述の実施例は、水をマイクロカプセル中に封入
したものを混練時に投入した場合について述べたが、水
は混練時に実質的に固体状態を維持する限り、どのよう
な態様で混合してもよく、例えば、水を粒子状の氷の状
態でセメントに対して投入混合してもよい。なお、この
場合には、投入された氷が、早急に溶解してしまわない
ように、混練は氷点化の雰囲気で行うことが望ましい。
したものを混練時に投入した場合について述べたが、水
は混練時に実質的に固体状態を維持する限り、どのよう
な態様で混合してもよく、例えば、水を粒子状の氷の状
態でセメントに対して投入混合してもよい。なお、この
場合には、投入された氷が、早急に溶解してしまわない
ように、混練は氷点化の雰囲気で行うことが望ましい。
また、マイクロカプセルに封入する水及び樹脂について
も、上述の実施例のように、水体び樹脂を独立にマイク
ロカプセル中に封入したものを使用する他に、例えば、
第1図に示すように、マイクセカプセル1中に、樹脂2
及び水3を共に封入して用いることも可能である。
も、上述の実施例のように、水体び樹脂を独立にマイク
ロカプセル中に封入したものを使用する他に、例えば、
第1図に示すように、マイクセカプセル1中に、樹脂2
及び水3を共に封入して用いることも可能である。
(g)0発明の効果
以上、説明したように、本発明によれば、少なくともセ
メント、樹脂、水を混練する(従って、骨材を加えた形
の混線は任意である)際に、樹脂をマイクロカプセル中
に封入した形で、しかも水を実質的に固体状態を維持し
た形で投入して混練し、該混練が完了したセメント、樹
脂、水の粒子状態の混合物を型枠中に投入し、前記マイ
クロカプセルを破壊して樹脂を前記混合物中に流出させ
ると共に、前記水の固体状態を解除して、セメントと、
該固体状態を解除された水とを水和させるようにして構
成したので、混練に際しては樹脂はマイクロカプセル中
に封入された状態、即ち乾燥粒子状態を維持するので、
樹脂がミキサ等に付着するようなことが無く、また投入
等に際してのハンドリング等も乾燥粒子状態であること
から極めて容易である。
メント、樹脂、水を混練する(従って、骨材を加えた形
の混線は任意である)際に、樹脂をマイクロカプセル中
に封入した形で、しかも水を実質的に固体状態を維持し
た形で投入して混練し、該混練が完了したセメント、樹
脂、水の粒子状態の混合物を型枠中に投入し、前記マイ
クロカプセルを破壊して樹脂を前記混合物中に流出させ
ると共に、前記水の固体状態を解除して、セメントと、
該固体状態を解除された水とを水和させるようにして構
成したので、混練に際しては樹脂はマイクロカプセル中
に封入された状態、即ち乾燥粒子状態を維持するので、
樹脂がミキサ等に付着するようなことが無く、また投入
等に際してのハンドリング等も乾燥粒子状態であること
から極めて容易である。
更に、混練に際しては、水は固体状態で投入されるので
、セメントに対して均等な混合が可能となり、水セメン
ト比を低めて高強度のコンクリートを得ることが出来る
。
、セメントに対して均等な混合が可能となり、水セメン
ト比を低めて高強度のコンクリートを得ることが出来る
。
なお、こうして得られた樹脂コンクリートとしては、以
下の用途が考えられるものである。
下の用途が考えられるものである。
(1)、建物二床、壁、屋根、外壁、フェンス、波板等
(2)、パイプ:圧力バイブ、下水パイプ、給排水パイ
プ、光フアイバ用パイプ、収納パイプ等(3)、電子部
品:絶縁材、ソケット、スイッチギヤ等 (4)、各菖器具:音響パネル、キャビネット等(5)
、特殊:放射性遮蔽板等
プ、光フアイバ用パイプ、収納パイプ等(3)、電子部
品:絶縁材、ソケット、スイッチギヤ等 (4)、各菖器具:音響パネル、キャビネット等(5)
、特殊:放射性遮蔽板等
第1図はマイクロカプセル化された樹脂及び水の一例を
示す図である。 1・・・・・・マイクロカプセル 2・・・・・・樹脂 3・・・・・・水 出願人 三井建設株式会社 代理人 弁理士 相1)伸二 (ほか1名)
示す図である。 1・・・・・・マイクロカプセル 2・・・・・・樹脂 3・・・・・・水 出願人 三井建設株式会社 代理人 弁理士 相1)伸二 (ほか1名)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 少なくともセメント、樹脂、水を混練する 際に、樹脂をマイクロカプセル中に封入した形で、しか
も水を実質的に固体状態を維持した形で投入して混練し
、 該混練が完了したセメント、樹脂、水の粒 子状態の混合物を型枠中に投入し、前記マイクロカプセ
ルを破壊して樹脂を前記混合物中に流出させると共に、
前記水の固体状態を解除して、セメントと、該固体状態
を解除された水とを水和させるようにして構成した樹脂
コンクリートの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19960286A JPS6354209A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 樹脂コンクリ−トの製造方法 |
US07/001,895 US4758610A (en) | 1986-08-26 | 1987-01-09 | Process of producing resin concrete |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19960286A JPS6354209A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 樹脂コンクリ−トの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6354209A true JPS6354209A (ja) | 1988-03-08 |
Family
ID=16410585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19960286A Pending JPS6354209A (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | 樹脂コンクリ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6354209A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03225907A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-04 | Hitachi Aic Inc | 電解コンデンサ用電解液 |
JPH0558699A (ja) * | 1991-08-27 | 1993-03-09 | Toda Constr Co Ltd | 高強度コンクリートおよびその製造方法 |
US7214328B2 (en) | 2001-12-11 | 2007-05-08 | Okamura Oil Mill, Ltd. | Composition for electrolytic solution and process for producing the same |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP19960286A patent/JPS6354209A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03225907A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-04 | Hitachi Aic Inc | 電解コンデンサ用電解液 |
JPH0558699A (ja) * | 1991-08-27 | 1993-03-09 | Toda Constr Co Ltd | 高強度コンクリートおよびその製造方法 |
US7214328B2 (en) | 2001-12-11 | 2007-05-08 | Okamura Oil Mill, Ltd. | Composition for electrolytic solution and process for producing the same |
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