JPS635419Y2 - - Google Patents

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JPS635419Y2
JPS635419Y2 JP6147981U JP6147981U JPS635419Y2 JP S635419 Y2 JPS635419 Y2 JP S635419Y2 JP 6147981 U JP6147981 U JP 6147981U JP 6147981 U JP6147981 U JP 6147981U JP S635419 Y2 JPS635419 Y2 JP S635419Y2
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JP
Japan
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reducer
motor
base plate
stator core
electric motor
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JP6147981U
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JPS57177355U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一方の端面が閉じている電動機外被の
他方の開いた端面から固定子鉄芯,固定子巻線,
回転子および減速機等の部品を順次挿入して組立
てるようにされた構造の減速機付電動機の改良に
関するものである。かかる構造をビルドアツプ構
造というが、従来より、組立工数の低減を意図し
て採用されていたものである。
第1図,第2a図,第2b図を参照して、従来
のビルドアツプ構造の減速機付電動機について説
明する。第1図は組立順序をa〜gで示した各部
品の斜視図であり、回転子軸6を備えた電動機外
被1に固定子鉄芯2、固定子巻線4を備えた固定
子巻線のボビン3、ピニオン7を具備した回転子
5、電動機側地板8と出力軸側地板9と出力軸1
0及び出力軸軸受11と出力歯車12などを備え
た減速機20を順次挿入し、最后に減速機固定用
止め輪13を電動機外被1に設けられた溝14に
嵌合させて減速機20が脱出するのを阻止するこ
とによつて組立が完了される。第2a図は組立完
了した減速機付電動機を出力軸方向から見た図で
あり、第2b図は出力軸を含む面で切断して示し
た断面図である。各部材の符号は第1図の符号と
同じである。
かような構造を採用して従来より組立工数の低
減を意図し低価格の電動機を提供できると考えら
れていたのであるが、実際の組立の状況では必ず
しも上述した意図が達成されておらず、生産コス
ト増大をもたらす種々の欠点を有していた。かか
る欠点について詳述すると次の通りである。即
ち、従来技術による構造の減速機付電動機におい
ては第2図に示すように電動機外被1の内孔中に
上述した多数の部品を軸方向に集積して組立てる
ので、全部品を集積したときの長さは、各部品の
寸法が規格で許容された範囲内でバラついている
ことに基因して、当然にかなりのバラツキを生ず
る。しかるに組立の最終工程である止め輪13を
電動機外被1に設けられた溝14に装着させると
き、溝14の位置は電動機外被1の底面から一定
の距離に備えられたものであるから、減速機20
の出力軸側地板9の端面が溝14より底面側に位
置していれば止め輪13を装着できるが、もし出
力軸側地板9の端面が溝14に掛つているような
ことになれば止め輪13は装着できず組立不能と
なつてしまう。また、各部品の集積された全長が
溝14と電動機外被1の底面間の寸法に比し充分
に小さいと減速機20の出力側地板9の端面と止
め輪13との間に間隙が生じ減速機20を固定す
るための止め輪13が役目を果たし得ないことに
なつてしまう。かかる欠点を改善するために、従
来、溝14の位置を全部品を集積したときに生じ
得る最大寸法より若干長い寸法で電動機外被1の
底面より隔置しておいて、常に出力軸側地板9の
端面が溝14より電動機外被1の底面側に位置す
るようにしておき、止め輪13と出力軸側地板9
との間に止め輪13とほゞ同じ幅の薄い輪せず)
を複数個介在させるようにして、止め輪13が減
速機20を確実に固定し得るようにする構造が提
案されていた。然しながら、止め輪13と出力軸
側地板9との間隙は一定にはなり得ないので、間
隙に介在させるべき薄い輪の数は製品ごとに違つ
て来ざるを得ない。それで減速機20を確実に固
定できる薄い輪の数をあらかじめ予測することが
できず、一度は全部品を仮に挿入して溝14と出
力軸側地板9の端面との間隙を確認したうえで、
薄い輪を予想数挿入して止め輪13を装着してみ
て間隙を確認し、もし薄い輪の数が不足であると
判断した場合には、数を増して再度止め輪13を
装着してみるといつた、面倒な調整作業を必要と
したのである。これでは、ビルドアツプ構造にし
た利点は減殺されてしまう。
本考案は従来技術のかかる欠点を除去するもの
であつて、ビルドアツプ構造の特徴である組立工
数の低減効果が発揮できる構造の減速機付電動機
を提供するものである。
以下第3乃至第5図に従つて、本考案の一実施
例について説明する。
第3図は本考案の減速機付電動機に備えられる
減速機の電動機側地板を示す正面図、第4図は第
3図の側面図、第5図は本考案の減速機付電動機
に備えられる減速機21の全体を示す斜視図であ
る。第1,2図と同じ符号は同じまたは相当部分
を示している。
本考案に備えられる減速機21は電動機側地板
8に複数個の弾性部材15を備えている。弾性部
材15は電動機側地板8の外周から突出しかつ電
動機外被1の内径以内の範囲内に延在して配設さ
れる。弾性部材15は電動機外被1の軸方向に弾
性力を有しており、隣接する固定子鉄芯2に対向
して該軸方向に突出する突起16を備えている。
突起16の固定子鉄芯2に対向する端面は電動機
側地板8の固定子鉄芯2に対向する端面よりも固
定子鉄芯2の方向に突出している。第5図に示し
た本考案の減速機21を第1図に示した組立工程
に適用すると、電動機外被1に固定子鉄芯2、固
定子巻線4、回転子5、減速機21を順次挿入し
たとき直前に挿入した隣接する固定子鉄芯2に減
速機21の電動機側地板8に配設された弾性部材
15に備えられた突起16が当接し、固定子鉄芯
2と減速機の電動機側地板8の間には突起16の
軸方向長さ分に相当する間隙を生ずる。次に減速
機21を電動機外被1内に圧入すると、減速機2
1の電動機側地板8に配設した弾性部材15が弾
性変形して減速機21の出力軸側地板9の端面が
電動機外被1に設けた溝14と一致した状態で止
め輪13を溝14に装着して組立を完了すること
ができる。この状態において、減速機21は弾性
部材15の反撥力で常に止め輪13に圧着されて
おり、減速機21、減速機21に隣接する固定子
鉄芯2、固定子巻線4等の部品が電動機外被1内
に圧着されてガタを発生する惧れなく組付けられ
るのである。また、電動機外被1、固定子鉄芯2
(合計4個)、固定子巻線4(合計2個)、減速機
21の地板8,9間のそれぞれの軸線方向の長さ
にバラつきがあつても、全体部品の集積誤差は減
速機21の電動機側地板8に配設した弾性部材1
5の変形によつて吸収されてしまい、減速機21
に対して止め輪13を装着する溝14が常に同じ
位置に来るようにすることができるので従来技術
における如く薄い輪の数を決定するという手間を
省くことができる。
以上説明したように、本考案によるときには、
ビルドアツプ構造の減速機付電動機を組立てるに
つき、組立調整時間と労力を激減し得て且つ精確
な組立体をもたらし得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はビルドアツプ構造の減速機付電動機の
各部品と組立順序とを説明するための斜視図、第
2a図は従来の減速機付電動機を出力軸方向から
見た図、第2b図は出力軸を含む面で切断して示
した第2a図の側断面図、第3図は本考案の減速
機付電動機に備えられる減速機の電動機側地板を
示す正面図、第4図は第3図の側面図、第5図は
本考案の減速機付電動機に備えられる減速機を示
す斜視図である。 1は電動機外被、2は固定子鉄芯、3は固定子
巻線のボビン、4は固定子巻線、5は回転子、6
は回転子軸、7は回転子のピニオン、8は減速機
の電動機側地板、9は減速機の出力軸側地板、1
0は出力軸、11は出力軸軸受、12は出力歯
車、13は止め輪、14は溝、15は弾性部材、
16は突起、21は減速機をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の端面が閉じている電動機外被の他方の開
    いた端面から固定子鉄芯,固定子巻線,回転子お
    よび減速機などの部品を挿入し、該電動機外被に
    備えられた溝に減速機固定用止め輪を装着して組
    立を完了するごとくされた構造からなる減速機付
    電動機において、前記減速機に隣接する固定子鉄
    芯に対向する該減速機の地板の外周に該電動機の
    軸方向に弾性力を備えた複数個の弾性部材を配置
    し、該弾性部材には組立時前記隣接する固定子鉄
    芯に当接する突起を設け、前記減速機を該電動機
    外被内に圧入したとき前記弾性部材が前記部品の
    軸方向長さ寸法の誤差の集積値によつてもたらさ
    れる前記地板と前記隣接する固定子鉄芯との間の
    間隙を弾発的に保持することを特徴とする減速機
    付電動機。
JP6147981U 1981-04-30 1981-04-30 Expired JPS635419Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6147981U JPS635419Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6147981U JPS635419Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57177355U JPS57177355U (ja) 1982-11-10
JPS635419Y2 true JPS635419Y2 (ja) 1988-02-15

Family

ID=29857726

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6147981U Expired JPS635419Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314938Y2 (ja) * 1987-07-10 1991-04-02

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JPS57177355U (ja) 1982-11-10

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