JPS635384A - カ−ソル表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、図形処理装置等に用いられるカーソル表示装
置に関し、特に表示画面に対応するフレームバッファを
持つ図形処理装置に汗意形状のカ−ソルを内部データの
量子化精度と目標点へのカーソルの接近度に応じて画面
に表示されている図形情報に重畳して出力表示できるカ
ーソル表示装置に関する。

（従来の技術） ＣＲＴディスプレイの様な表示装置を持つ図形処理装置
では、フレームバックァ内に書き込まれている図形情報
と共に、操作者の処置を促すためあるいは処置結果とし
ての位置を表示するためカーソル情報を図形情報に重畳
して表示部の画面上に表示する技法が用いられている。

表示装置上にカーソル情報を重畳表示させる方法として
は、図形情報の書き込まれているフレームノ《ソファに
加えてカーソルパタンの書き込まれている小容量のバツ
ファメモリを別に持ち、この小８１ｋバツファメモリの
内容を表示装置上の任意の位置で図形情報が書き込まれ
ているフレームバッファの内容と重畳表示させる方法が
広く利用されて来ている。

（発明が解決しようとする問題点） しかし従来のこの様な方法では、カーソル表示位置の変
化量に拘らず常に一定形状のカーソルパタンが一定の方
法で画面に表示される図形データと重畳して表示される
ために、表示画面情報を介して図形処理装置に対して入
力可能な点の把握、あるいはカーソル位置の確認、ある
いは処理範囲の設定や確認が直感的に行ないにくくその
ため図形処理装置自体の操作性低下の原因となっていた
。

本発明の目的はこの事情を考慮してなされた物であり、
図形処理装置の画面上にカーソルの動きに応じて図形デ
ータとの間で重畳したカーソルパタンを表示する事によ
り画面情報を介しての各種情報入力操作を直感的に行な
えるカーソル表示装置を提供する事にある。

さらに又タブレット等の座標入力装置から入力された座
標点データに応じた表示画面上の位置にカーソルを表示
させる場合に、座標入力装置上の操作者の手の動きの速
さの変化に伴うカーソル表示位置間隔の変化に応じて図
形データに重畳させたカーソルパタンを表示する事によ
り操作状態及びカーソル位置を容易に操作者にフィード
バック可能なカーソル表示装置を提供する事にある。

（問題点を解決するための手段） 前述の問題点を解決するために本発明が提供するカーソ
ル表示装置は、表示画面に対応するフレームパツ７アと
、画面上に表示するカーソルパタ／を記憶しておくカー
ソルパタンテーブルと、カーソルパタンの現在の表示位
置を記憶保持するカーソル表示位置レジスタと、直前に
表示したカーソルパタ／の表示位置を記憶保持する前カ
ーソル表示位置レジスタと、前記カーソル表示位置レジ
スタに記憶されているカーソルパタンの現在の表示位置
と前記前カーソル表示位置レジスタに記憶されている直
前に表示したカーソルパタンの表示位置の両者からカー
ソル表示位置間の距離を算出する距離算出回路と、前記
フレームバッファの内容を，１１１次走査してそのフレ
ームバッファ内の値を絖み出すと共に走査している当該
フレームバッファのアドレス信号を出力する走査回路と
、該走査回路から出力されるアドレス信号を入力し前記
カーソル表示位置レジスタに記憶保持されているアドレ
ス値と比較しカーソル表示位置に該当するアドレス信号
が入力された時に前記カーソルパタンテーブルに記憶さ
れているカーソルパタンの値を読み出して出力するカー
ソルジェネレータと、該カーソルジェネレータから出力
されたカーソルパタンと前記フレームバッファ内の情報
との間に論理演算を施し重畳する合成回路と、前記合成
回路の出力を映像信号に変換して表示部にデータを表示
する表示回路と、前記カーソルパタンと前記フレームバ
ッファ内の情報を操作者に表示する表示部とを具備して
なる事を特徴とする。

（作用） 本発明のカーソル表示装置によれば、表示画面上に表示
されるカーソルパタ７がカーソルの動きに応じた重畳モ
ードで図形データと重畳して表示される。そのため画面
上のカーソルを見ながら図形処理装置に座標点指示ある
いは入力を行なう場合、カーソルの位置、カーソルと表
示されている図形情報との関係が直感的に把握できる。

このようにカーソルの表示方法がカーソルの動きに応じ
て変化するため操作者に対して有効なフイードバッ．ク
を与える事が可能となるため操作性の高い図形処理が実
現される。

（実施例） 次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本願の発明の一実施例でのカーソル表示方法を
説明する概念図である。図に於いてＰｌｌ、Ｐ１２、Ｐ
１３，・・・・・・、Ｐ２１、Ｐ２２、Ｐ２３、・・・
・・・、は各λ表示画面上の一部に於けるカーソル表示
位置を表わす点であり、ｃ１、ｃ１’、・・・・・・、
ｃ２、ｃ２’、・・・・・・、は各々画面上Ｋ図形情報
に重畳して表示されるカーソルパタンを表わし、ｄ１、
ｄ２はカーソル表示位置間の距離をそれぞれ表わしてい
る。今表示画面上にカーソル表示位置が第１図（ａ）に
示される様にＰｌｌの様に与えられた時画面上にはＣ１
で示される形状のカーソルパタンを同時に画面上に表示
される図形情報の重なり合う部分と置き換えて表示する
。次にカーソル表示位置Ｐｌｌから距離ｄ１離れた表示
画面上Ｐ１２の位置にカーソルパタンを表八させる時Ｐ
１．１とＰ１２間の距離ｄ１で定まる重畳モードでカー
ソルパタンＣｌ／を点Ｐ１２上に同時に画面上に表示さ
れる図形情報の重なり合う部分と置き換えて表示する。

同一距離ａｌ離れた位置Ｐ１３上に更にカーソルを表示
させる時にはＰ１２でのカーソルパタン０１′とやはり
同一の重畳モードでカーソルパタンを図形情報と置き換
えて表示する。ここでカーソル表示位置Ｐｌｌ％Ｐ１２
、Ｐｌ３、・・・・・・、は、図形処理装置に接続され
たタブレット等の座標入力装置から順次入力されて来る
座標点として表わされる点である。表示画面上のカーソ
ル表示位置間の距離が第１図（ｂ）に示される様にｄ１
からｄ２に小さくなるように変化する場合を考える。

このときは図形情報に応じてカーソル位置を精密に定め
たいためにカーソルの動きが小さくなったと考えられる
ので、カーソル表示位置Ｐ２１、Ｐ２２、・・・・・・
に表示されるカーソルパタンはＣ２、Ｃ２／の様に同時
に表示される図形情報との間で両者が同時に観察できる
ように排他論理和演算を施して両者を重畳して表示画面
上に表示する。

第２図は上述の実施例において同一表示画面上でカーソ
ル表示位置間の距離が変化した時に表示されるカーソル
と図形情報との重畳モードが変化する様子を示す図であ
る。カーソル表示位置間隔が広いときにはカーソルパタ
ンが図形情報に置き換えられて表示され、カーソル表示
位置間隔が狭い時にはカーソルパタンか図形情報との間
で排他論理和演算を施されて表示されている。これによ
り、例えば図形処理装置に接続された座標入力装置から
入力されて来る座標点が操作者の手の動きの速度差によ
り対応するカーソル表示位置間隔が第２図に示される様
に変化した時、手の動きの速いときは広い間隔に対応し
てカーソルの大まかな位置だけで粗い位置決めを行なえ
ば良く図形情報との細かい係わりはあまり必要でない。

従って図形情報の一部をカーソルパタンで置き換えてし
まう様な表示方法で構わない。従ってカーソルパタンの
表示が複雑な論理演算を要しないため高速に行なう事が
でき手の動きに見合ったカーソル表示゛が実現される。

一方手の動きの遅い時には狭い間隔に対応して図形情報
に対応してカーソルで精密な位置決め操作を行なう処理
が必要となる。そのためカーソルパタンと図形情報との
間で排他論理演算を行ないカーソルパタンと図形情報、
の両者が観察識別される様な重畳モードが実児される。

従って、本発明の一実施例のカーソル表示方法を用いる
事により、画面上に表示されるカーソルパタンから操作
のフィードバックをえる事が可能なため高い操作性を図
形処理装置に実現する事が可能となる。以上説明で述べ
た重畳モードはこの２種に限定される物ではなく操作者
の操作性あるいは表示される図形情報とカーソルパタン
に応じて任意に選んで構わない事は言うまでもない。

第３図は、第１図および第２図で説明したカーソル表示
方法を実現する本願発明の一実施例を示すブロック図で
ある。図中参照番号１は制御部、２はカーソルパタンテ
ーブル、３はカーソル表示位置レジスタ、４は前カーソ
ル位置レジスタ、５は走査回路、６はフレームパッファ
、７ｉ！カーソルジェネレータ、８は距離算出回路、９
は合成回路、１０け表示回路、ｌｌＦｉ表示部を各々表
わしている。

カーソルバタンテーブル２け、信号線１０１を通じて制
御部ｌから送られたカーソルパタンデータを記憶保持す
るメモリ機能を有しており、信号［１０９を通じてカー
ソルジェネレータ７Ｋカーソルパタンデータを出力する
。

カーソル表示位置レジスタ３は、信号線ｌ０２を通じて
制御部１より次にカーソルを表示する画面上のアドレス
情報を入力し記憶保持しておくレジスタである。制御部
ｌより信号線１０２を通じて新たなアドレス情報が入力
される度にそれまで記憶保持していたアドレス情報は信
号線１０３を通じて前カーソル表示位置レジスタ４へ出
力され、新たなアドレス情報を記憶保持しておく。

前カーソル位置レジスタ４は、前記カーソル表示位置レ
ジスタ３内に記憶保持されているアドレス情報が更新さ
れる度に更新直前に前記カーソル表示位置レジスタ３内
に記憶保持されていたアドレス情報を信号線１０３を通
じて入力しその値を次の更新時迄記憶保持しておく。

走査回路５は、信号線１０４を通じて制御部１から与え
られるフレームバッファ走査信号を受けて、フレームバ
ッファ６内の値を走査し現在走査しているフレームバッ
ファのアドレス値を表わす信号を信号線１０５を通じて
カーソルジェネレータ７へ出力すると共に、信号線１０
６を通じて読み出したフレームバッファ６内の値を信号
線１０７を通じて合成回路９へ出力する。

フレームバッファ６は、カーソルパタント重畳して表示
すべき図形データが画像として展開され記憶保持されて
いる。

カーソルジェネレータ７は、信号線１０５を通じて入力
される７レームバツファ６上の各アドレス情報を表わす
信号と、信号線１０８を通じてカーソル表示位置レジス
タ３に記憶保持されているカーソル表示位置情報とを比
較し、カーソルパタンの表示されるべき表示画面上の位
置に対応するフレームバッファ６上のアドレス信号１０
５が入力された時表示すべきカーソルパタンをカーソル
パタンテーブル２より信号線１０９を通じて入力し、信
号線１１０を通じて合成回路９へ出力する。

距離算出回路８は、信号線１１１を通じてカーソル表示
位置レジスタ３より現在のカーソル表示位置を入力する
と共に、信号線１１２を通じて前カーソル表示位置レジ
スタより直前に表示されたカーソル表示位置を入力し、
これらの２点間の距離を算出してその値を信号線１１３
を通じて合成回路９へ出力する。

合成回路９は、信号Ｍ１１３を通じて入力された２つの
カーソル表示点間の距離を表わす値から、第１図の説明
で述べたように信号線１１０を通じてカーソルジェネレ
ータ７から入力したカーソルパタ／と信号Ｈ　１　ｆ）
　７を通じて走査回路５より入力した図形情報を表わす
信号とを重畳する。重畳するために信号巌１０７と１１
０を通じて入力される信号の間に施す論理演算の橿類は
信号線１１３を通じて入力される前カーソル表示位置と
の距離に応じて選択される。合成された情報は信号線１
１４を通じて表示回路ｌＯへ出力される。

表示回路ｌＯは、信号線１１４を通じて合成回路９より
入力されたカーソルパタンとフレームパツ７アから読み
出された図形データとが重畳された信号を、映像信号と
して表示部１１へ信号線１１５を通じて出力する。

表示部ｌ１は、該表示回路１０より出力された映像信号
を表示画面上に視覚情報として出力表示する。

制御部１は、以上の各回路２〜ｌ１の説明で述べた様に
、各回路へ処理命令やデータを与え、各回路間のデータ
の送受信を制御し、表示位置の変化量に応じた形状変化
を伴うカーソルの表示処理を行なわしめる。

以上説明した様に本実施例のカーソル表示装置によれば
、制御部より与えられるカーソル表示位置の値とその変
化量に応じたカーソルパタンの表示を図形処理装置の表
示部に表示する事が実現できる。

以上述べた本発明のカーソル表示装置では各処理機能を
実現する回路ブロックにより構成されるとして動作の説
明を行なったが、制御部、各回路の動作機能は各ブロッ
クに代わるマイクロプロセッサで実現することも可能で
ある。

（発明の効果） 以上説明した如く本発明のカーソル表示装置によれば、
表示画面上に図形データと共にカーソルパタンを表示す
る時にカーソルの動きに応じた合成方法で図形データと
重畳して表示するために画面からのフィードバック宝得
ながら次の操作指示を行なったり座標入力が視覚的に直
感に訴え易くなる等の効果がある。例えば図形処理装置
にタブレット等の座標入力装置を接続し、入力された座
標値に応じた画面上の位置にカーソルを表示させた時、
タブレット上でのスタイラスベンの動きが速い時と遅い
時でのカーソル位置レジスタと前カーソル位置レジスタ
内の値の変化量の差により図形情報との重畳モードを変
えてカーソル表示方法を変化させる事により目標点指示
動作に応じたカーソルを操作者に表示する事ができる。

従って各撞図形データを取り扱い表示する図形処理装置
に於いてその効果大なる物である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本願の発明の一実施例でのカーソル表示方法を
説明するためのカーソル表示方法の変化を示す概念図、
第２図は画面上でのカーソルと図形情報の重畳方法の変
化を示す図、第３図は本発明の一実施例であるカーソル
表示装置を示すブロック図である。 １・・・制御部、２・・・カーソルパタンテーブル、３
・・・カーソル表示位置レジスタ、４・・・前カーソル
表示位置レジスタ、５・・・走査回路、６・・・フレー
ムパッファ、７・・・カーソルジェネレータ、８・・・
距離算出回路、９・・・合成回路、ｌＯ・・・宍示回路
、ｌ１・・・表示部。 代理人　　弁理士　　本　庄　伸　介 （ａ） −−ｄ２−−ｄｚ一 （ｂ） 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表示画面に対応するフレームバッファと、画面上に表示
   するカーソルパタンを記憶しておくカーソルパタンテー
   ブルと、カーソルパタンの現在の表示位置を記憶保持す
   るカーソル表示位置レジスタと、直前に表示したカーソ
   ルパタンの表示位置を記憶保持する前カーソル表示位置
   レジスタと、前記カーソル表示位置レジスタに記憶され
   ているカーソルパタンの現在の表示位置と前記前カーソ
   ル表示位置レジスタに記憶されている直前に表示したカ
   ーソルパタンの表示位置の両者からカーソル表示位置間
   の距離を算出する距離算出回路と、前記フレームバッフ
   ァの内容を順次走査してそのフレームバッファ内の値を
   読み出すと共に走査している当該フレームバッファのア
   ドレス信号を出力する走査回路と、該走査回路から出力
   されるアドレス信号を入力し前記カーソル表示位置レジ
   スタに記憶保持されているアドレス値と比較しカーソル
   表示位置に該当するアドレス信号が入力された時に前記
   カーソルパタンテーブルに記憶されているカーソルパタ
   ンの値を読み出して出力するカーソルジェネレータと、
   該カーソルジェネレータから出力されたカーソルパタン
   と前記フレームバッファ内の情報との間に論理演算を施
   し重畳する合成回路と、前記合成回路の出力を映像信号
   に変換して表示部にデータを表示する表示回路と、前記
   カーソルパタンと前記フレームバッファ内の情報を操作
   者に表示する表示部とを具備して成る事を特徴とするカ
   ーソル表示装置。