JPS635335B2 - - Google Patents
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- JPS635335B2 JPS635335B2 JP58056829A JP5682983A JPS635335B2 JP S635335 B2 JPS635335 B2 JP S635335B2 JP 58056829 A JP58056829 A JP 58056829A JP 5682983 A JP5682983 A JP 5682983A JP S635335 B2 JPS635335 B2 JP S635335B2
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- gas
- furnace
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- regulating
- atmosphere
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
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- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
- C03B37/029—Furnaces therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光フアイバ線引炉における炉内雰囲気
の排気に関するものである。
の排気に関するものである。
石英ガラスを主成分とする光フアイバの線引き
には、高周波誘導や抵抗による発熱体によりフア
イバ母材を加熱しフアイバを延伸する線引き炉が
用いられる。これらの炉ではカーボンやジルコニ
アなどのセラミツク材料が発熱体や断熱材として
使用されるが、石英系フアイバの線引きには2000
℃以上の高温が必要であり、このような高温状態
に長時間さらされるとカーボンやジルコニアの微
粒子もしくはこれらの物質と石英ガラスとの反応
生成物が炉内にダストとして発生する。このダス
トは熱せられたガラス表面に付着し、線引きされ
たフアイバ表面に応力集中源となる欠陥を形成す
る。そのため、光フアイバの破断強度を低下させ
る大きな要因となつていた。このダストの発生を
抑制し炉内雰囲気を清浄化するためには、炉材と
してカーボンを使用する場合には、従来、高純度
材料を使用したり、外部からの酸素の拡散を防止
したりし、また、ジルコニアを用いる場合にも高
純度高密度材料を用いることで対処してきた。し
かしながら、2000℃という高温のため、炉材の消
耗を避けることができず、また炉内のダスト発生
を防止することは困難であるという欠点を有して
いた。
には、高周波誘導や抵抗による発熱体によりフア
イバ母材を加熱しフアイバを延伸する線引き炉が
用いられる。これらの炉ではカーボンやジルコニ
アなどのセラミツク材料が発熱体や断熱材として
使用されるが、石英系フアイバの線引きには2000
℃以上の高温が必要であり、このような高温状態
に長時間さらされるとカーボンやジルコニアの微
粒子もしくはこれらの物質と石英ガラスとの反応
生成物が炉内にダストとして発生する。このダス
トは熱せられたガラス表面に付着し、線引きされ
たフアイバ表面に応力集中源となる欠陥を形成す
る。そのため、光フアイバの破断強度を低下させ
る大きな要因となつていた。このダストの発生を
抑制し炉内雰囲気を清浄化するためには、炉材と
してカーボンを使用する場合には、従来、高純度
材料を使用したり、外部からの酸素の拡散を防止
したりし、また、ジルコニアを用いる場合にも高
純度高密度材料を用いることで対処してきた。し
かしながら、2000℃という高温のため、炉材の消
耗を避けることができず、また炉内のダスト発生
を防止することは困難であるという欠点を有して
いた。
本発明は、不活性ガス雰囲気中で、光フアイバ
用ガラス母材を加熱延伸し線引きする光フアイバ
線引き炉において、該雰囲気ガスの排気口に連結
して、別に調節用ガスの流路よりなるガス排出調
節装置を設け、該調節用ガスの流れを制御するこ
とにより、炉内加熱領域雰囲気ガスの排気口から
の排気を制御し、炉内に発生したダストを効率的
に排出することを特徴とし、その目的は、炉内雰
囲気の清浄化による高強度フアイバの線引きを行
なう光フアイバ線引き炉を提供することにある。
用ガラス母材を加熱延伸し線引きする光フアイバ
線引き炉において、該雰囲気ガスの排気口に連結
して、別に調節用ガスの流路よりなるガス排出調
節装置を設け、該調節用ガスの流れを制御するこ
とにより、炉内加熱領域雰囲気ガスの排気口から
の排気を制御し、炉内に発生したダストを効率的
に排出することを特徴とし、その目的は、炉内雰
囲気の清浄化による高強度フアイバの線引きを行
なう光フアイバ線引き炉を提供することにある。
以下図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の1実施例を示す正面断面説明
図である。1は炉体、2はヒータ、3は炉心管、
4はガス流入口、5はガス排気口、6は流量計、
7はベンチユリー管、7aはベンチユリー管のし
ぼり部、8はガラス母材、9はフアイバ、10は
調節用ガスの流路、11は調節用ガス流量調節
器、12は調節用ガス流入口、13は調節用ガス
排出口である。図に示されたように炉体1の上部
開口より挿入された棒状の光フアイバ用ガラス母
材8は炉心管3内でヒータ2により不活性アルゴ
ンガス雰囲気中の加熱軟化がなされて延伸しフア
イバ9となる。
図である。1は炉体、2はヒータ、3は炉心管、
4はガス流入口、5はガス排気口、6は流量計、
7はベンチユリー管、7aはベンチユリー管のし
ぼり部、8はガラス母材、9はフアイバ、10は
調節用ガスの流路、11は調節用ガス流量調節
器、12は調節用ガス流入口、13は調節用ガス
排出口である。図に示されたように炉体1の上部
開口より挿入された棒状の光フアイバ用ガラス母
材8は炉心管3内でヒータ2により不活性アルゴ
ンガス雰囲気中の加熱軟化がなされて延伸しフア
イバ9となる。
炉体1の下部室15の側面に設けられたガス流
入口4より不活性ガスのアルゴンが流入され炉心
管3内を通り炉体1の上部室16の側面に設けら
れたガス排気口5から排気される。ガス流入口4
へのアルゴンガスの流路は図示していない。ガス
排気口5の先端5′には排出調節装置である調節
用ガスの流路10が連結されてている。調節用ガ
スの流路10は、調節用ガス流入口12と流量調
節器11と流量計6と調節用ガス排出口13を有
するガス排気口5との連結管により構成される。
図はベンチユリー管7を具備した場合を示したの
でベンチユリー管のしぼり部7aはガス排気口5
の端部5′で連結されている。
入口4より不活性ガスのアルゴンが流入され炉心
管3内を通り炉体1の上部室16の側面に設けら
れたガス排気口5から排気される。ガス流入口4
へのアルゴンガスの流路は図示していない。ガス
排気口5の先端5′には排出調節装置である調節
用ガスの流路10が連結されてている。調節用ガ
スの流路10は、調節用ガス流入口12と流量調
節器11と流量計6と調節用ガス排出口13を有
するガス排気口5との連結管により構成される。
図はベンチユリー管7を具備した場合を示したの
でベンチユリー管のしぼり部7aはガス排気口5
の端部5′で連結されている。
ベンチユリー管7でないT型管を具備する場合
はベンチユリー管のしぼり部7aを有しないパイ
プでよくガス排気口5と連結してT型パイプ状と
なつている。衆知の如くベンチユリー管はしぼり
部7aと端部で寸法が異り、圧力がしぼり部7a
で小となるので調節ガス流入口12より調節ガス
を流し調節ガス排出口13への流路を形成すると
炉心管3内の雰囲気ガスがガス排気口5を通り調
節ガス排出口13に排気され、従つて流量調節器
11の調節によりダストの混入する雰囲気ガスを
炉体1外に効率よく排気することができる。また
T型パイプを用いた場合も同じような排気効果が
得られた。本実施例においては、炉内構成材料に
カーボンを用いているので調節用ガスの流路10
には、炉内雰囲気ガスと同じ不活性アルゴンガス
を流入させた。
はベンチユリー管のしぼり部7aを有しないパイ
プでよくガス排気口5と連結してT型パイプ状と
なつている。衆知の如くベンチユリー管はしぼり
部7aと端部で寸法が異り、圧力がしぼり部7a
で小となるので調節ガス流入口12より調節ガス
を流し調節ガス排出口13への流路を形成すると
炉心管3内の雰囲気ガスがガス排気口5を通り調
節ガス排出口13に排気され、従つて流量調節器
11の調節によりダストの混入する雰囲気ガスを
炉体1外に効率よく排気することができる。また
T型パイプを用いた場合も同じような排気効果が
得られた。本実施例においては、炉内構成材料に
カーボンを用いているので調節用ガスの流路10
には、炉内雰囲気ガスと同じ不活性アルゴンガス
を流入させた。
本実施例の線引き炉において、ベンチユリー管
に調節用ガスを流さない場合と流量比2/3の調
節用ガスを流した場合の石英フアイバーの破断張
度を比較した結果は、破断張度の分布が、ガスを
流さない場合には破断確率30%程度で低張度域へ
遷移するのが見られたが、流量比2/3の調節用
ガスを流した場合は、そのようなことはなく、均
一な張度の高いフアイバーが得られた。なお、同
時に炉心管内の雰囲気ガスをそれぞれの場合につ
いて採取しダスト量を測定したところ調節用ガス
を流さない場合クラス約10000程度であつたが、
流量比2/3の調節用ガスを流すことにより、ク
ラス300以下に清浄化することができ、調節用ガ
スを流したときの効果は顕著なものがある。ちな
みに本線引きには20φ外径の合成石英棒を用い線
速30m/minで線引きし、被覆外径450μmにシリ
コン被覆した石英フアイバの破断張度を比較し
た。引張り試験はゲージ長20m、歪速度0.025/
min.であつた。
に調節用ガスを流さない場合と流量比2/3の調
節用ガスを流した場合の石英フアイバーの破断張
度を比較した結果は、破断張度の分布が、ガスを
流さない場合には破断確率30%程度で低張度域へ
遷移するのが見られたが、流量比2/3の調節用
ガスを流した場合は、そのようなことはなく、均
一な張度の高いフアイバーが得られた。なお、同
時に炉心管内の雰囲気ガスをそれぞれの場合につ
いて採取しダスト量を測定したところ調節用ガス
を流さない場合クラス約10000程度であつたが、
流量比2/3の調節用ガスを流すことにより、ク
ラス300以下に清浄化することができ、調節用ガ
スを流したときの効果は顕著なものがある。ちな
みに本線引きには20φ外径の合成石英棒を用い線
速30m/minで線引きし、被覆外径450μmにシリ
コン被覆した石英フアイバの破断張度を比較し
た。引張り試験はゲージ長20m、歪速度0.025/
min.であつた。
このように、上記構成によるベンチユリー管に
よつて、炉内雰囲気ガスを排気することができる
ため、炉内を著しく清浄化することができ、従つ
て、炉内でのフアイバ表面のダストによる汚染が
防止できるため高張度のフアイバが得られるとい
う利点がある。
よつて、炉内雰囲気ガスを排気することができる
ため、炉内を著しく清浄化することができ、従つ
て、炉内でのフアイバ表面のダストによる汚染が
防止できるため高張度のフアイバが得られるとい
う利点がある。
以上詳細説明したように連続管にベンチユリー
管又はT型管を用いた排気により炉内雰囲気を効
率よく排出することができ、その結果炉内に発生
するダストを排出することができることにより、
炉内を高清浄度に保持することが可能となる。さ
らに高清浄化された炉を用いることにより、均一
な高い強度を有するフアイバを線引きすることの
できる光フアイバ線引き炉を得ることができると
いう効果がある。
管又はT型管を用いた排気により炉内雰囲気を効
率よく排出することができ、その結果炉内に発生
するダストを排出することができることにより、
炉内を高清浄度に保持することが可能となる。さ
らに高清浄化された炉を用いることにより、均一
な高い強度を有するフアイバを線引きすることの
できる光フアイバ線引き炉を得ることができると
いう効果がある。
第1図は、本発明の1実施例を示す正面断面説
明図。 1…炉体、2…ヒータ、3…炉心管、4…ガス
流入口、5…ガス排気口、6…流量計、7…ベン
チユリー管、7a…ベンチユリー管しぼり部、8
…ガラス母材、9…フアイバ、10…調節用ガス
流路、11…調節用ガス調節器、12…調節用ガ
ス流入口、13…調節用ガス排出口。
明図。 1…炉体、2…ヒータ、3…炉心管、4…ガス
流入口、5…ガス排気口、6…流量計、7…ベン
チユリー管、7a…ベンチユリー管しぼり部、8
…ガラス母材、9…フアイバ、10…調節用ガス
流路、11…調節用ガス調節器、12…調節用ガ
ス流入口、13…調節用ガス排出口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 棒状の光フアイバ用ガラス母材を不活性ガス
雰囲気中で加熱軟化させて延伸し線引きする光フ
アイバ線引き炉において、該雰囲気ガスの排気口
に連結して、別にガス流入口と流量調節器と連結
管とガス排出口よりなる排出調節装置の調節用ガ
スの流路を設け、該調節用ガスの流れを制御する
ことにより炉内加熱領域雰囲気ガスの排気口から
の排出を制御し炉内雰囲気の清浄化を行なうこと
を特徴とする光フアイバ線引き炉。 2 該排出調節装置の連結管にT型パイプを具備
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の光フアイバ線引き炉。 3 該排出調節装置の連結管にベンチユリー管を
具備したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の光フアイバ線引き炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5682983A JPS59184739A (ja) | 1983-04-02 | 1983-04-02 | 光フアイバ線引き炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5682983A JPS59184739A (ja) | 1983-04-02 | 1983-04-02 | 光フアイバ線引き炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59184739A JPS59184739A (ja) | 1984-10-20 |
JPS635335B2 true JPS635335B2 (ja) | 1988-02-03 |
Family
ID=13038261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5682983A Granted JPS59184739A (ja) | 1983-04-02 | 1983-04-02 | 光フアイバ線引き炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59184739A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5637243A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Internally sticking cvd apparatus for optical fiber |
-
1983
- 1983-04-02 JP JP5682983A patent/JPS59184739A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5637243A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Internally sticking cvd apparatus for optical fiber |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59184739A (ja) | 1984-10-20 |
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