JPS6353220A - スチ−ルペ−パ−の製造方法 - Google Patents
スチ−ルペ−パ−の製造方法Info
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- JPS6353220A JPS6353220A JP19853486A JP19853486A JPS6353220A JP S6353220 A JPS6353220 A JP S6353220A JP 19853486 A JP19853486 A JP 19853486A JP 19853486 A JP19853486 A JP 19853486A JP S6353220 A JPS6353220 A JP S6353220A
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Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
最近、スチールペーパーと呼ばれる板厚200μ以下の
冷延鋼板が製造されている。このスチールペーパーは電
池極板、テレビシールド、シャドウマスク等の電気電子
材料に使用されている。
冷延鋼板が製造されている。このスチールペーパーは電
池極板、テレビシールド、シャドウマスク等の電気電子
材料に使用されている。
本発明は、スチールペーパーの製造法に係り、特に孔明
欠陥と呼ばれる介在物に起因する欠陥の少ないスチール
ペーパーの製造方法に関する。
欠陥と呼ばれる介在物に起因する欠陥の少ないスチール
ペーパーの製造方法に関する。
従来技術及びその問題点
従来のスチールペーパーの製造方法は、転炉等により低
炭素リムド鋼あるいは低炭素A1ギルド鋼を溶製し、所
定の工程でスチールペーパートシていた。近年、歩留向
上、省エネルギーの点から連続鋳造法が盛んになって来
たため、スチールペーパーも連続鋳造化の困難な低炭素
リムド鋼に代わり低炭素AIlキルド鋼が使用されつつ
ある。
炭素リムド鋼あるいは低炭素A1ギルド鋼を溶製し、所
定の工程でスチールペーパートシていた。近年、歩留向
上、省エネルギーの点から連続鋳造法が盛んになって来
たため、スチールペーパーも連続鋳造化の困難な低炭素
リムド鋼に代わり低炭素AIlキルド鋼が使用されつつ
ある。
しかし、低炭素Aflキルド鋼は溶製時脱酸剤として大
量のアルミニウムを添加しているため、鋼内部に脱酸生
成物としてのアルミナ系介在物(An。
量のアルミニウムを添加しているため、鋼内部に脱酸生
成物としてのアルミナ系介在物(An。
0、)を多く含んでいる。このアルミナ系介在物は延性
に乏しいため、圧延時に細長く展伸しない。
に乏しいため、圧延時に細長く展伸しない。
特にスチールペーパーの如く板厚200μ以下の冷延w
4仮は、その製造工程で非常に大きい圧下を受け、板厚
も極めて薄いため“地鉄部分”とアルミナ系介在物の間
の延性の差により、圧延時に“地鉄部分“とアルミナ系
介在物との界面かはく殖し、アルミナ系介在物が脱落す
ることで、アルミナ系介在物のあった揚重が礼状の欠陥
として残る、いわゆる孔明欠陥が発生し易い。(第4図
)この孔明欠陥は大きさ数拾から数百ミクロンであるが
、孔明欠陥の発生した部分は製品として使用できず、ス
クラップとして切捨てられるため歩留り面からも、工数
上からも好ましくない。
4仮は、その製造工程で非常に大きい圧下を受け、板厚
も極めて薄いため“地鉄部分”とアルミナ系介在物の間
の延性の差により、圧延時に“地鉄部分“とアルミナ系
介在物との界面かはく殖し、アルミナ系介在物が脱落す
ることで、アルミナ系介在物のあった揚重が礼状の欠陥
として残る、いわゆる孔明欠陥が発生し易い。(第4図
)この孔明欠陥は大きさ数拾から数百ミクロンであるが
、孔明欠陥の発生した部分は製品として使用できず、ス
クラップとして切捨てられるため歩留り面からも、工数
上からも好ましくない。
問題点を解決するための手段
本発明者達は上記孔明欠陥の発生原因であるアルミナ系
介在物をなくすために、アルミナ系介在物の発生原因で
あるAn脱酸をやめ、Afl、脱酸の代わりにSi脱酸
を行なうことにより、アルミナ系介在物をなくし延性の
すぐれた孔明欠陥の発生しにくいマンガンシリケート系
介在物(MnSiO3)とする方法を見い出した。
介在物をなくすために、アルミナ系介在物の発生原因で
あるAn脱酸をやめ、Afl、脱酸の代わりにSi脱酸
を行なうことにより、アルミナ系介在物をなくし延性の
すぐれた孔明欠陥の発生しにくいマンガンシリケート系
介在物(MnSiO3)とする方法を見い出した。
本発明は、正量パーセントでC:0.07%以下、S
i O,05〜0.50 %、Mn : 0.10−0
.50%、酸可溶性A u : O,OO5%以下を含
み、残部が鉄および不可避的不純物からなるSiキルド
鋼片を熱間圧延し、冷間圧延し、焼鈍し、再び冷間圧延
することを特徴とする。
i O,05〜0.50 %、Mn : 0.10−0
.50%、酸可溶性A u : O,OO5%以下を含
み、残部が鉄および不可避的不純物からなるSiキルド
鋼片を熱間圧延し、冷間圧延し、焼鈍し、再び冷間圧延
することを特徴とする。
本発明の特徴は、従来低炭素A1キルド鋼で製造されて
いたスチールペーパーを低炭isi+ルド鋼で製造し、
圧延時孔明欠陥発生の原因となる延性のないアルミナ系
介在物を孔明欠陥発生の原因とならない延性のある無害
なマンガンシリケート系介在物とすることにある。その
ため、低炭素A1キルド鋼ではα005〜α1oo%含
まれる酸可溶性AIlをO,OO5%以下とし、S i
’E: 0.05〜0.50%とやや多(含有させてい
る。更にスチールペーパーに圧延するに必要な加工性を
確保するためはCを0.07%以下とし、スチールペー
パーの主要な用途である電気電子材料として必要な磁気
特性を発現するために、Mn含有量を0.10〜0.5
0%とする。溶製後の製造工程は従来のスチールペーパ
ーの製造工程と変わりはない。
いたスチールペーパーを低炭isi+ルド鋼で製造し、
圧延時孔明欠陥発生の原因となる延性のないアルミナ系
介在物を孔明欠陥発生の原因とならない延性のある無害
なマンガンシリケート系介在物とすることにある。その
ため、低炭素A1キルド鋼ではα005〜α1oo%含
まれる酸可溶性AIlをO,OO5%以下とし、S i
’E: 0.05〜0.50%とやや多(含有させてい
る。更にスチールペーパーに圧延するに必要な加工性を
確保するためはCを0.07%以下とし、スチールペー
パーの主要な用途である電気電子材料として必要な磁気
特性を発現するために、Mn含有量を0.10〜0.5
0%とする。溶製後の製造工程は従来のスチールペーパ
ーの製造工程と変わりはない。
以下に本発明の構成を詳細に説明する。
Cは製鋼工程に於て含まれているが、0.07%を超え
ると冷間圧延性が悪くなりスチールペーパーとして必要
な板厚迄圧延するのが困難になるとともに、スチールペ
ーパーを各種用途に用いる際の加工性をも劣化させる。
ると冷間圧延性が悪くなりスチールペーパーとして必要
な板厚迄圧延するのが困難になるとともに、スチールペ
ーパーを各種用途に用いる際の加工性をも劣化させる。
Siは本発明がSi脱酸を必須としているので必然的に
含まれるが、0.05%”未満では脱酸不足となり、脱
酸不足が原因で発生する鋳片のピンホール欠陥の発生原
因となる。一方、0.50%を超えると表面性状(スケ
ール疵)が悪化するとともに、加工性をも劣化させる。
含まれるが、0.05%”未満では脱酸不足となり、脱
酸不足が原因で発生する鋳片のピンホール欠陥の発生原
因となる。一方、0.50%を超えると表面性状(スケ
ール疵)が悪化するとともに、加工性をも劣化させる。
M nは熱間圧延の際の熱間脆性を防止するのにイr用
であり、0.10%未満ではこの効果は少ない。
であり、0.10%未満ではこの効果は少ない。
一方、05%を超えると加工性を劣化させるとともに、
第2図に示すようにスチールペーパーの主要な用途であ
る電気電子材料に必要な磁気特性である少ない固有抵抗
値(13μΩ−1以下)が得られない。
第2図に示すようにスチールペーパーの主要な用途であ
る電気電子材料に必要な磁気特性である少ない固有抵抗
値(13μΩ−1以下)が得られない。
酸可溶性A1は孔明欠陥発生原因となるアルミナ系介在
物をなくすためには少ない方が良いが、Si脱酸のるで
は脱酸不足により鋳片のピンホール欠陥が発生ずる場合
、補助的にA1脱酸しても良い。第3図に示すように0
.005%を超えると孔明欠陥か発生する度合が増加す
るので0.005%以下とする。
物をなくすためには少ない方が良いが、Si脱酸のるで
は脱酸不足により鋳片のピンホール欠陥が発生ずる場合
、補助的にA1脱酸しても良い。第3図に示すように0
.005%を超えると孔明欠陥か発生する度合が増加す
るので0.005%以下とする。
不可避的不純物としてはP、S、N等がある。
Pは脆化原因となるため少ない方が良い。ここでは特に
限定しないが0.030%以下が好ましい。
限定しないが0.030%以下が好ましい。
SはMnS系介在物発生酪因となるとともに、熱間脆性
、粒成長性、加工性への影響を考えると少ない方が良い
。 ここでは特に限定しないが、0、025%以下が好
ましい。
、粒成長性、加工性への影響を考えると少ない方が良い
。 ここでは特に限定しないが、0、025%以下が好
ましい。
Nは降伏点伸びを増加させ製品の加工時のシワ(ストレ
ッチャーストレイン)の発生原因となるため少ない方が
良い。特に本発明ではAIlが少ないためNは固定され
ず自由なNとして鋼中に存在するため少ない方が良い。
ッチャーストレイン)の発生原因となるため少ない方が
良い。特に本発明ではAIlが少ないためNは固定され
ず自由なNとして鋼中に存在するため少ない方が良い。
ここでは特に限定しないが1100pp以下が好ましい
。
。
又、熱間脆性防止の点からM n / Sは10以下が
好ましい。
好ましい。
上述の成分の鋼を溶製する場合、通常の転炉あるいは電
気炉にて溶製ずれば良い。必要に応じてRII 、 D
H宿’の真空処理、バブリング等の介在物除去の工程
を実施しても良い。
気炉にて溶製ずれば良い。必要に応じてRII 、 D
H宿’の真空処理、バブリング等の介在物除去の工程
を実施しても良い。
Siキルド鋼片は、連続鋳造法にて製造してもよいし、
また鋼塊法により製造しても良い。
また鋼塊法により製造しても良い。
Siキルド鋼片を熱間圧延するのは、鋳片を直vc冷間
圧延するのが圧下刃等の問題から無理であるためであり
、冷間連続圧延機で圧延可能な数mm(通常zO〜’l
8−++ )の板厚に圧延すればよい。
圧延するのが圧下刃等の問題から無理であるためであり
、冷間連続圧延機で圧延可能な数mm(通常zO〜’l
8−++ )の板厚に圧延すればよい。
鋼片を熱間圧延するために加熱する温度は特に限定しな
いが、900〜1300°C程度である。熱間圧延の化
上げ温度は特に限定しないが、800〜950°C程度
である。捲取温度は特に限定しないが500〜750℃
程度である。熱間圧延後酸洗するのは言う迄もない。
いが、900〜1300°C程度である。熱間圧延の化
上げ温度は特に限定しないが、800〜950°C程度
である。捲取温度は特に限定しないが500〜750℃
程度である。熱間圧延後酸洗するのは言う迄もない。
1回口の冷間圧延は通常の冷間連続圧延機で良く板厚0
.15〜0.70 m−に圧延すれば良い。0.70冒
嘗を超えると第2回目の冷間圧延の際、圧下率が過大と
なり圧延能率が低下する。一方、0.15四m未宿には
熱間圧延後の板厚から考え、通常の冷間連続圧延機で圧
延するのは困難である。
.15〜0.70 m−に圧延すれば良い。0.70冒
嘗を超えると第2回目の冷間圧延の際、圧下率が過大と
なり圧延能率が低下する。一方、0.15四m未宿には
熱間圧延後の板厚から考え、通常の冷間連続圧延機で圧
延するのは困難である。
焼鈍は桔品粒を成長させ、歪を取り加工性を向上するた
めに行なう。焼鈍は通常の焼鈍でも良(、場合によって
は脱炭焼鈍を実施しても良い。jA鈍条件は600〜8
00°Cで10時間程度行えば良い。
めに行なう。焼鈍は通常の焼鈍でも良(、場合によって
は脱炭焼鈍を実施しても良い。jA鈍条件は600〜8
00°Cで10時間程度行えば良い。
2回口の冷間圧延はゼンジミア圧延機等の多段式のロー
ル圧延機が良い。その理由はスチールペーパーの如(板
厚200μ以下迄圧延するには大きな圧下刃を必要とし
、通常のロール圧延機では非常に大きなロール径を必要
とするためである。
ル圧延機が良い。その理由はスチールペーパーの如(板
厚200μ以下迄圧延するには大きな圧下刃を必要とし
、通常のロール圧延機では非常に大きなロール径を必要
とするためである。
2回口の冷間圧延でスチールベーパーとしての最終製品
板厚迄佳上げれば良いが、現在の技術水準では30μ程
度が薄くできる限界である。
板厚迄佳上げれば良いが、現在の技術水準では30μ程
度が薄くできる限界である。
実 施 例
第1表に示す化学成分の鋼を転炉にて溶製し、スラブ連
続鋳造機にて227 mm tのスラブに鋳込んだ。上
記スラブを工220°Cに加熱後、熱間タンデムミルに
て板厚Z 3 m■で第1表に示す化上温度で圧延し同
表に示す巻取温度で巻き取った。酸洗後冷間タンデムミ
ルにて板厚0.25扉閣に第1回目の冷間圧延を行なっ
た。冷間圧延後全て670’Cx 101−1 rの条
件で焼鈍を施し、ゼンジミア圧延機にて冷間圧延し、最
終製品板厚0.05 W■のスチールペーパーを得た。
続鋳造機にて227 mm tのスラブに鋳込んだ。上
記スラブを工220°Cに加熱後、熱間タンデムミルに
て板厚Z 3 m■で第1表に示す化上温度で圧延し同
表に示す巻取温度で巻き取った。酸洗後冷間タンデムミ
ルにて板厚0.25扉閣に第1回目の冷間圧延を行なっ
た。冷間圧延後全て670’Cx 101−1 rの条
件で焼鈍を施し、ゼンジミア圧延機にて冷間圧延し、最
終製品板厚0.05 W■のスチールペーパーを得た。
識別A −Jは本発明法で製造した例でいずれもSi脱
酸を行なっている。識別に−3は比較のためにTA造し
た例で、このうち識別P〜SはA1脱酸を行なった。
酸を行なっている。識別に−3は比較のためにTA造し
た例で、このうち識別P〜SはA1脱酸を行なった。
第2表にスラブ表面性状と製品成績を示した。
本発明例の識別A−Jはスラブ表面性状、製品成績とも
間型はない。C量の高い識別には孔明欠陥はないものの
加工性が悪い。Si量の低い識別しは孔明欠陥は少ない
もののスラブでの脱酸不足によるピンホール欠陥が認め
られ、Siの高い識別へ1は孔明欠陥は少ないもののス
ケール疵が発生し加工性が悪い。M nの低い識別Nは
孔明欠陥は少ないものの熱間脆性が認められ、Mnの高
い識別Oは孔明欠陥は少ないものの磁気特性値が高(加
工性が悪い。Siキルド鋼を用いた識別に〜0は孔明欠
陥はないが他の特性からスチールベーパーとしては好ま
しくない。一方、低炭素AAキルド鋼を用いた識別P−
3は多数の孔明欠陥が認められる。
間型はない。C量の高い識別には孔明欠陥はないものの
加工性が悪い。Si量の低い識別しは孔明欠陥は少ない
もののスラブでの脱酸不足によるピンホール欠陥が認め
られ、Siの高い識別へ1は孔明欠陥は少ないもののス
ケール疵が発生し加工性が悪い。M nの低い識別Nは
孔明欠陥は少ないものの熱間脆性が認められ、Mnの高
い識別Oは孔明欠陥は少ないものの磁気特性値が高(加
工性が悪い。Siキルド鋼を用いた識別に〜0は孔明欠
陥はないが他の特性からスチールベーパーとしては好ま
しくない。一方、低炭素AAキルド鋼を用いた識別P−
3は多数の孔明欠陥が認められる。
第 2 表
発明の効果
従来スチールペーパー用に低炭素AIlキルト鋼の代わ
りに、低炭素Siキルド鋼を用いることにより、第1図
に示すように全ての板厚特に150μ以下の板厚での孔
明欠陥の発生が少なくなった。
りに、低炭素Siキルド鋼を用いることにより、第1図
に示すように全ての板厚特に150μ以下の板厚での孔
明欠陥の発生が少なくなった。
本発明によりスチールペーパー製造上の問題点であった
孔明欠陥がなくなった他に、スラブでのビン:1.−冷
欠陥のない、熱間脆性のない、スケール疵の発生しない
、磁気特性の良い、加工性の良いスチールペーパーの装
造が可能となった。本発明は、製品品質の良好な、製造
方法土間型のないスチールペーパーの製造方法を提供す
る。
孔明欠陥がなくなった他に、スラブでのビン:1.−冷
欠陥のない、熱間脆性のない、スケール疵の発生しない
、磁気特性の良い、加工性の良いスチールペーパーの装
造が可能となった。本発明は、製品品質の良好な、製造
方法土間型のないスチールペーパーの製造方法を提供す
る。
第1図はスチールペーパーの製品板厚と孔明欠陥個数と
の関係を示す模式図、第2図はM n量の磁気特性(固
有抵抗値)に及ぼす影ワを示す図、第3図は酸可溶性A
flの孔明欠陥個数に及ぼす影〒1を示す図、第4図は
孔明欠陥のようすを示す。 第1図 第3図 酸可溶性、V(%) 第2図 Mn%(X1O) 第4図
の関係を示す模式図、第2図はM n量の磁気特性(固
有抵抗値)に及ぼす影ワを示す図、第3図は酸可溶性A
flの孔明欠陥個数に及ぼす影〒1を示す図、第4図は
孔明欠陥のようすを示す。 第1図 第3図 酸可溶性、V(%) 第2図 Mn%(X1O) 第4図
Claims (1)
- 重量パーセントで、C:0.07%以下、Si:0.0
5〜0.50%、Mn:0.10〜0.50%、酸可溶
性Al:0.005%以下を含み、残部が鉄および不可
避的不純物からなるSiキルド鋼片を熱間圧延し、冷間
圧延し、焼鈍し、再び冷間圧延することを特徴とするス
チールペーパーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19853486A JPS6353220A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | スチ−ルペ−パ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19853486A JPS6353220A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | スチ−ルペ−パ−の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6353220A true JPS6353220A (ja) | 1988-03-07 |
Family
ID=16392750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19853486A Pending JPS6353220A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | スチ−ルペ−パ−の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6353220A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0273916A (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-13 | Nisshin Steel Co Ltd | 極低炭素Tiキルド冷延鋼板のフクレ疵の防止方法 |
JP2014070235A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Jfe Steel Corp | 極薄冷延鋼板の製造方法 |
-
1986
- 1986-08-25 JP JP19853486A patent/JPS6353220A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0273916A (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-13 | Nisshin Steel Co Ltd | 極低炭素Tiキルド冷延鋼板のフクレ疵の防止方法 |
JP2014070235A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Jfe Steel Corp | 極薄冷延鋼板の製造方法 |
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