JPS6353201A - 永久磁石材料の製造方法 - Google Patents
永久磁石材料の製造方法Info
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- JPS6353201A JPS6353201A JP61197273A JP19727386A JPS6353201A JP S6353201 A JPS6353201 A JP S6353201A JP 61197273 A JP61197273 A JP 61197273A JP 19727386 A JP19727386 A JP 19727386A JP S6353201 A JPS6353201 A JP S6353201A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、異方性プラスチック磁石材料の製造方法に関
する。
する。
従来の技術
永久磁石材料は、一般家庭電気製品から精密機器、自動
車部品に至るまで、広い分野にわたって使用されており
、電子機器の小形化、高効率化の要求に伴い、その磁気
特性の向上が益々求められるようになっている。
車部品に至るまで、広い分野にわたって使用されており
、電子機器の小形化、高効率化の要求に伴い、その磁気
特性の向上が益々求められるようになっている。
Ｎｄ−Ｆｅ−Ｂ系磁石材料についても、急冷凝固して作
成した合金リボンを２００μ程度に粉砕し、樹脂と混合
し、成形して等方性のプラスチック磁石材料を製造する
ことは知られている。
成した合金リボンを２００μ程度に粉砕し、樹脂と混合
し、成形して等方性のプラスチック磁石材料を製造する
ことは知られている。
発明が解決しようとする問題点
Ｎｄ−Ｆｅ−Ｂ系のプラスチック磁石材料の製造方法に
関しては、Ｎｄ−Ｆｅ−Ｂ系の合金インゴットを微粉砕
し、プラスチックと混合して成形する方法と、上記の合
金を急冷凝固させてリボンとし、それを粉砕し、プラス
チックと混合して成形する方法とに大別される。ところ
が、前者の場合は、インゴットを機械的に粉砕する場合
、粉砕粒子に歪みや酸化が生じて、磁気特性か大幅に劣
化し、十分な磁石化ができない。また、後者の場合は、
磁気特性を向上させるために、急冷凝固により０．３μ
程度の結晶粒よりなるリボンを１ｑ、それを微粉砕する
と、粉末粒子の表面が酸化を起こし、磁気特性が低くな
る。しかも、その磁石材料は等方性のものでおる。
関しては、Ｎｄ−Ｆｅ−Ｂ系の合金インゴットを微粉砕
し、プラスチックと混合して成形する方法と、上記の合
金を急冷凝固させてリボンとし、それを粉砕し、プラス
チックと混合して成形する方法とに大別される。ところ
が、前者の場合は、インゴットを機械的に粉砕する場合
、粉砕粒子に歪みや酸化が生じて、磁気特性か大幅に劣
化し、十分な磁石化ができない。また、後者の場合は、
磁気特性を向上させるために、急冷凝固により０．３μ
程度の結晶粒よりなるリボンを１ｑ、それを微粉砕する
と、粉末粒子の表面が酸化を起こし、磁気特性が低くな
る。しかも、その磁石材料は等方性のものでおる。
以上のように、従来の技術では、ＮＣｌ−Ｆｅ −Ｂ系
のプラスチック磁石材料については、急冷凝固により得
たリボンを用いて異方性のものを製造するはできなかっ
た。
のプラスチック磁石材料については、急冷凝固により得
たリボンを用いて異方性のものを製造するはできなかっ
た。
本発明は、この様な従来の技術に鑑みてなされたもので
、Ｎｄ−Ｆｅ−Ｂ系の異方性プラスチック磁石材料を製
造することを目的とするものでおる。
、Ｎｄ−Ｆｅ−Ｂ系の異方性プラスチック磁石材料を製
造することを目的とするものでおる。
問題点を解決するための手段
本発明の異方性プラスチック磁石材料の製造方法は、急
冷凝固させて作成した平均粒径１μ以上の結晶粒を有す
るＮｄ−Ｆｅ−Ｂ系合金リボンを、粒径１〜１０μに微
粉砕し、それを樹脂と混合し、磁場中で圧縮成形あるい
は射出成形することを特徴とする。
冷凝固させて作成した平均粒径１μ以上の結晶粒を有す
るＮｄ−Ｆｅ−Ｂ系合金リボンを、粒径１〜１０μに微
粉砕し、それを樹脂と混合し、磁場中で圧縮成形あるい
は射出成形することを特徴とする。
以下、本発明の詳細な説明する。本発明において用いる
＼ｄ−Ｆｅ−Ｂ系合金としては、次の一般式で示される
ものか有利に用いられる。
＼ｄ−Ｆｅ−Ｂ系合金としては、次の一般式で示される
ものか有利に用いられる。
ＮｄＸＢｙＦｅＩ Ｘ Ｖ
（式中、０．０５≦Ｘ≦０．３０，０．０１≦Ｙ≦０．
１（モル比）） 上記一般式中、Ｎｄは、その一部か（ｌ！！の希土類元
素によって置換されていても良く、又、Ｂは、その一部
かＣ１１＼、ｓｒ、ｐ及びＡ１から選択された１種又は
それ以上の元素で置換されていても良い。又、Ｆｅは、
その２０重消％まてをＣｏ、Ｍｎ、＼ｉ、Ｔ ｉ、Ｚｒ
、Ｈｆ、Ｖ、Ｎｂ、Ｃｒ、Ｔａ、ＭＯｌ及び〜■から選
択された１種又はそれ以上の元素によって買換されてい
ても良い。
１（モル比）） 上記一般式中、Ｎｄは、その一部か（ｌ！！の希土類元
素によって置換されていても良く、又、Ｂは、その一部
かＣ１１＼、ｓｒ、ｐ及びＡ１から選択された１種又は
それ以上の元素で置換されていても良い。又、Ｆｅは、
その２０重消％まてをＣｏ、Ｍｎ、＼ｉ、Ｔ ｉ、Ｚｒ
、Ｈｆ、Ｖ、Ｎｂ、Ｃｒ、Ｔａ、ＭＯｌ及び〜■から選
択された１種又はそれ以上の元素によって買換されてい
ても良い。
上記Ｎｄ−Ｆｅ−Ｂ系合金を急冷凝固させて、平均粒径
１μ以下の結晶粒を有するリボンを得るには、１シｌえ
ば、片ロールの速度を調節して；ｂ同速度を遅くするこ
とによって行うことができる。得られたＮｄ−Ｆｅ−Ｂ
系合金リボンは、１カ径１〜１０μの粒径になるまで微
粉砕するか、この微粉砕は、粉砕による歪みの発生を出
来るだけ少なくするために、低温、好ましくは、Ｏ′Ｃ
以下の温度で行う。
１μ以下の結晶粒を有するリボンを得るには、１シｌえ
ば、片ロールの速度を調節して；ｂ同速度を遅くするこ
とによって行うことができる。得られたＮｄ−Ｆｅ−Ｂ
系合金リボンは、１カ径１〜１０μの粒径になるまで微
粉砕するか、この微粉砕は、粉砕による歪みの発生を出
来るだけ少なくするために、低温、好ましくは、Ｏ′Ｃ
以下の温度で行う。
微粉砕した粉末は、樹脂と混合して磁場中で圧縮成形又
は射出成形される。使用される樹脂としては、公知のも
のならば、いずれのものでも使用できるが、例えば、圧
縮成形の場合には、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の
硬化性樹脂が使用され、また、射出成形の場合にはナイ
ロン等のポリアミド、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルが有
利に使用される。
は射出成形される。使用される樹脂としては、公知のも
のならば、いずれのものでも使用できるが、例えば、圧
縮成形の場合には、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の
硬化性樹脂が使用され、また、射出成形の場合にはナイ
ロン等のポリアミド、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルが有
利に使用される。
作用
従来、急冷凝固により形成されるＮｄ−Ｆｅ−Ｂ系合金
リボンにおける結晶は、０．３μ程度の粒径を有するも
のであったが、本発明においては、リボンにおける結晶
の粒径が１μ以上というかなりの大きざになるように、
急冷凝固されるから、それを粉砕した場合に、粉末粒子
表面の酸化がそれ程進行しない。したがって、この様な
結晶粒を有する１＼ｄ−Ｆｅ−Ｂ系合金リボンを１〜１
０μにｌａ粉砕し、それを樹脂と混合し、磁場中で圧縮
成形又は射出成形すると、磁気特性の良好な異方性プラ
スチック磁石材料が形成される。
リボンにおける結晶は、０．３μ程度の粒径を有するも
のであったが、本発明においては、リボンにおける結晶
の粒径が１μ以上というかなりの大きざになるように、
急冷凝固されるから、それを粉砕した場合に、粉末粒子
表面の酸化がそれ程進行しない。したがって、この様な
結晶粒を有する１＼ｄ−Ｆｅ−Ｂ系合金リボンを１〜１
０μにｌａ粉砕し、それを樹脂と混合し、磁場中で圧縮
成形又は射出成形すると、磁気特性の良好な異方性プラ
スチック磁石材料が形成される。
実施例
１＼ｄ２９重早％−８１，０重皐％−Ｆｅ残部イなる組
成の合金を溶解炉により溶製し、鋳塊を得た。
成の合金を溶解炉により溶製し、鋳塊を得た。
この鋳塊をアルゴン雰囲気中で再溶解し、１０ｍ／Ｓｅ
Ｃの速度で回転する銅製片ロール上にアルゴンにより吹
き出し、急冷凝固させてリボンを作成した。リボン中の
結晶粒の平均粒径は、３μ程度でおった。このリボンを
、ドライアイス中で振動ミルを用いて、平均粒径３μに
なるまで微粉７．）、ｑした。次いで、エポキシ樹脂（
エピコート８２８）を２重品％添加し、混合した後、混
合物をを５トン／ ｃｔｉの圧力で１５ＫＯｅの磁場中
で圧縮成形した。得られた成形物を１５０°Ｃにおいて
０．５１］￥間硬化迅埋し、磁石材料を得た。この磁石
材料について、磁気特性を測定したところ、次の結果が
得られた。なあ、以下において、３ｒは残留磁束密度を
ｂＨＣは保磁力を、（ＢＨ）ｍａｘは最大エネルギー積
を示す。
Ｃの速度で回転する銅製片ロール上にアルゴンにより吹
き出し、急冷凝固させてリボンを作成した。リボン中の
結晶粒の平均粒径は、３μ程度でおった。このリボンを
、ドライアイス中で振動ミルを用いて、平均粒径３μに
なるまで微粉７．）、ｑした。次いで、エポキシ樹脂（
エピコート８２８）を２重品％添加し、混合した後、混
合物をを５トン／ ｃｔｉの圧力で１５ＫＯｅの磁場中
で圧縮成形した。得られた成形物を１５０°Ｃにおいて
０．５１］￥間硬化迅埋し、磁石材料を得た。この磁石
材料について、磁気特性を測定したところ、次の結果が
得られた。なあ、以下において、３ｒは残留磁束密度を
ｂＨＣは保磁力を、（ＢＨ）ｍａｘは最大エネルギー積
を示す。
磁界に平行方向
Ｂｒ＝８５００Ｇ
ｂＨｃ ＝６８００ ０ｅ
（ＢＨ）ｍａｘ ＝１４．２ＭＧＯｅ
磁界に垂直方向
Ｂｒ−１１００Ｇ
ｂＨｃ＝８０００ｅ
（ＢＨ）ｍａｘ ＝０．２ＭＧＯｅ
発明の効果
従来のＮｄ−Ｆｅ−Ｂ系のプラスチック磁石材料では、
等方性のものしか得ることが出来なかったが、本発明は
、上記の様な構成を有するから、異方性のプラスチック
磁石材料を製造することができ、したがって、本発明に
よって得られた異方性のプラスチック磁石材料は、従来
のＮｄ−Ｆｅ−Ｂ系プラスチック磁石材料に比して、磁
気特性において優れたものである。
等方性のものしか得ることが出来なかったが、本発明は
、上記の様な構成を有するから、異方性のプラスチック
磁石材料を製造することができ、したがって、本発明に
よって得られた異方性のプラスチック磁石材料は、従来
のＮｄ−Ｆｅ−Ｂ系プラスチック磁石材料に比して、磁
気特性において優れたものである。
Claims (2)
- （１）急冷凝固させて作成した平均粒径１μ以上の結晶
粒を有するＮｄ−Ｆｅ−Ｂ系合金リボンを、粒径１〜１
０μに微粉砕し、それを樹脂と混合し、磁場中で圧縮成
形あるいは射出成形することを特徴とする異方性プラス
チック磁石材料の製造方法。 - （２）上記Ｎｄ−Ｆｅ−Ｂ系合金リボンを０℃以下の温
度で微粉砕することを特徴とする特許請求の範囲第１項
に記載の異方性プラスチック磁石材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61197273A JPS6353201A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 永久磁石材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61197273A JPS6353201A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 永久磁石材料の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6353201A true JPS6353201A (ja) | 1988-03-07 |
Family
ID=16371723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61197273A Pending JPS6353201A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 永久磁石材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6353201A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63137165A (ja) * | 1986-11-27 | 1988-06-09 | Tokyo Electron Ltd | スパツタリング装置 |
| JPH01245502A (ja) * | 1988-03-28 | 1989-09-29 | Seiko Epson Corp | 希土類、鉄系樹脂結合型磁石 |
| JPH0257608A (ja) * | 1988-08-20 | 1990-02-27 | Kawasaki Steel Corp | 射出成形用Ｆｅ―Ｃｏ系合金微粉およびＦｅ―Ｃｏ系焼結磁性材料 |
| JPH0555022A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-05 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 希土類ボンド磁石 |
| JPH07297014A (ja) * | 1995-03-28 | 1995-11-10 | Seiko Epson Corp | 希土類−鉄系樹脂結合型磁石の製造方法 |
-
1986
- 1986-08-25 JP JP61197273A patent/JPS6353201A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63137165A (ja) * | 1986-11-27 | 1988-06-09 | Tokyo Electron Ltd | スパツタリング装置 |
| JPH01245502A (ja) * | 1988-03-28 | 1989-09-29 | Seiko Epson Corp | 希土類、鉄系樹脂結合型磁石 |
| JPH0257608A (ja) * | 1988-08-20 | 1990-02-27 | Kawasaki Steel Corp | 射出成形用Ｆｅ―Ｃｏ系合金微粉およびＦｅ―Ｃｏ系焼結磁性材料 |
| JPH0555022A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-05 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 希土類ボンド磁石 |
| JPH07297014A (ja) * | 1995-03-28 | 1995-11-10 | Seiko Epson Corp | 希土類−鉄系樹脂結合型磁石の製造方法 |
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