JPS6352847A

JPS6352847A - 豚および鶏における生産性増進剤

Info

Publication number: JPS6352847A
Application number: JP62203606A
Authority: JP
Inventors: ヘルベルト・タナー; ルードルフ・ボルツエ; フリートヘルム・コツホ; マーク・イー・フウイトエイカー
Original assignee: Degussa GmbH
Current assignee: Evonik Operations GmbH
Priority date: 1986-08-20
Filing date: 1987-08-18
Publication date: 1988-03-07
Also published as: EP0260391A1; DE3628248C1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ギ酸カルシウムまたはギ酸カルシウムとリン
酸またはリン酸の酸性塩との組合せ物からなる、豚およ
び鶏における生産性促進剤に関する。

従来の技術主座性ｐｉ進は、高いないしは迅速な体重増力口および
／または改善された飼料利用度および／または減少した
下脚発病に現われる。

関係文献に公表された飼育実験から、種々の有機酸を飼
料に添刀口すれば有用動物の生産性を明らかに改善でき
ることは公知でめる。

！ＩＣ良好な作用は、一般に７マル酸、プロピオン戚お
よびクエン酸が有する。これらの戚は、その吸収仮に、
直接に中間代謝に関与しかつクエン酸回路に供給され、
ひいてはエネルギー利得のために利用される。

一部は、飼料に添刀口された有機酸の有効性がＰ）ｉ匝
の低下により、消化域における微圧物の定住をも１ｌｌ
Ｊ　Ｈすることによる。さらに、有機酸の添加は唾液お
よび腸壁による酵素分必を高めかつ腸内での細菌による
分解に影＃を及ばす〔キルヒ）ｆｘナナ−１イ、　Ｋｉ
ｒｃｈｇｅｓｓｎｅｒ）およびロス（Ｆ、　Ｘ、　ＲＯ
ｔｈ）、。ビッグ・ニュース・アンド・インフォーメー
ション（Ｐｉｇ　Ｎｅｗｓ　ａｎｄＩｎｆｏｒｍａｔｉ
ｏｎ）″、第６巻、第２５９頁以降（１９８２年ン；ハ
ラマ（Ａ、　Ｈａｌａｍａ）およびロアス（Ｅ、　Ｒｏｔｈ）　”　？４−Ｎエルットリッヒエ
ル・ウムシャウ”　（Ｔｉｅｒｉｉｒｚｔｌ、　Ｕｍｓ
ｃｈａｕ）、第４０巻、第１０５頁以後（１９８５年）
〕。

有機酸は、Ｐ）（直の低下により惹起される細菌および
真菌の静菌作用に基づき、さらに＠科のサイレージ貯蔵のためにまたは（緑ｇ、銅料勲剤としても使用され
る。

文献には、この作用は非解離の酸から発し、かつ相応す
る塩は作用開始速度、作用期間、および作用の１雇に関
して戚には及ばないことが記載されている。これは、塩
が緩慢かつ不完全にしか加水分離しないことに基づく〔
たとえば”ウルマン（Ｕｌｌｍａｎｎ）　”、第１９巻
、第４５５頁以降（１９８０年）参照〕。

さらに、デａイラー用の飼料にギｆＲを添加することに
よる生産改善実験において、極めて低い配量のみが体重
増加に対して軽度にプラスの効果を有し、高い配量では
著しく劣る体重増加が観察されることは公知である。飼
料利用度は、スヘテの場合に、ギ酸添加なしの対照グル
ープにおけるよりも劣る〔フォークト（Ｈ，Ｖｏｇｔ）
および協力者、”アルキ・デフルーｒルク（Ａｒｃｈ。

Ｇｅｆｌｉｉｇｅｌｋ、　）”、第４５巻、第２２１頁
以降（１９８１年）〕。

豚を用いた飼育実験において、ギ酸０．６重量％の添加
は１日の体重増加をわずかに改善するが、これに反して
ギ酸１．２Ｎ量斧の添加は減少をもたらす。飼料利用度
も、高い配量では明らかに劣る〔（バンダー　バール）
　（Ｐ、Ｖａｎｄｅｒｗａｌ）１ワールズ・プールトリ
ー・サイエンス・ゾヤーナＡ／　（Ｗｏｒｌｄ’　ｓ　
Ｐｏｕｌｔｒｙ　Ｓｃｉ、　Ｊ、）”、第６５巻、第７
０頁以降、（１９７９年〕〕。

農業有用動物の釣り合いのと几だ飼育には通常無機塩の
使用も入り、その際特にリン酸塩が特に１要である。必
要を越える鉱物性物質の補充はいずれにせよ動物の成長
にマイナスの効果をもたらす。

発明を達成するための手段ところで、若い成長期の豚および馬用の飼料にギ酸カル
シウムまたはギ酸マグネシウムとリン酸またはリン酸の
酸性塩との組合せ物の添加は体重増加の改善を惹起し、
特に飼料利用度を明らかな改善をもたらすことが見出さ
れた。この場合、既知組成の飼料への本発明により使用
される組合せ物の添加は、意外にもすべての場合におい
て、同量のギ酸カルシウムまたはギ酸マグネシウム単独
の添加または同量のリン酸またはリン酸の酸性塩単独の
添加よりも大きい作用を有する。

ギ酸カルシウムおよびギ酸マグネシウムは、容易にリン
酸の酸性塩と混合することができる結晶性粉末である。

特に適したリン酸の酸性塩は、ナトリウム塩、カリウム
塩、アンモニウム塩、荷にリン戚二水累ナトリウムおよ
びリン酸二水紫アンモニウムである。オルトリン酸をそ
のまま使用する場合には、これを微細なケイ酸に結合す
るのが有利である。このように、たとえばリンＭ、６５
重量％と微細な沈降ケイ酸３５瓜量チとの混合物は自由
流動性でありかつギ酸カルシウムまたはギ酸マグネシウ
ムと良好に混合できる。

それというのも本発明により使用される組合せ物の正確
な配ｆを簡単にするためには、それｔ”ギ酸カルシウム
またはギ酸マグネシウムとリン酸または酸性リン酸塩と
からのプレミックスの形で使用するのが有利であるから
である。そのようなプレミックス中のギ酸カルシウムお
よびギ酸マグネシウムの割合は、３０〜８０点量チ、有
利には５０〜６０ｊ！量チであってもよい。

動物の体重増加および飼料利用度に対する有利な影響は
、一般に飼料の０．５〜６．０重量％に一致するような
プレミックスの配置ｔｔ−用いて達成される。

実施例本発明は次の実施例および比較実験により詳説する：　
、例　　１＠育実験を、若い豚９６頭を用いて、それぞれ１２頭ず
つ８つのグループに分け、実際の条件下で床飼育で実施
した。第１のグループには、標準飼料、次の組成の子豚
飼育飼料を与えた（単位　重ｉｔチ）：トウモロコシ　　　　　３２大麦　　　　２５タピオカ粉　　　　　　１２大豆油　　　　　　　　　１大豆抽出かす　　　　　２１脱脂粉乳　　　　　　　　５鉱物性物質混合物　　　１．７ビタミン混合物および微量元素混合物　１．５炭酸石灰
　　　　　　　０．８混合物は、エネルギーｆｆ１３．５　ＭＪ単位および粗
タンパク質１６．５ｆｍ％のｆｔを有していた。リジン
含量は０．８８重量％であった。他の７つのグループに
おいては、ギ酸カルシウムまたはギ酸マグネシウムとリ
ン酸二水素ナトリウムとからなる本発明による組合せ物
と７マル酸およびギ酸と全比較し、その際タピオカ粉の
割合は使用した化合物に相応する量だけ減少させた。

次の表１には、８つのグループそれぞれについて、１日
の平均増加量グラム数でおよび標準飼料を用いたグルー
プ（−１０Ｃ１）に対するチで記載され、かつ飼料利用
度は体重１グラム増加に対する飼料のグラム数および同
じく標準飼料を用いたグループ（−１００チ）Ｖｃ対す
るチで記載され、かつ下痢頻度がチで記載されている。

文数において、ギ酸カルシウムまたは′に？酸マグネシ
ウムと酸性リン酸塩との組合せ物により、１日の体重増
加および飼料利用度の明らかな改善が達成された。

例　　２第２の芙験において、例１による試験条件に一致するが
異なる一ｆ酸シカルシウム配量よびギ酸カルシウムとリ
ン酸二水素アンモニウムまたはリン酸との組合せ物の効
果を比較した。

リン酸は、ケイ酸プレミックスの形で添加し、その際こ
のプレミックス１．６重−７％がリン酸０．８重責チと
等価であった。

次の表２には、再び８つのグループそれぞれについて、
１日の平均増加量がグラムおよび標準飼料を用いたグル
ープ（＝１００％）に対するチで記載され、かつ飼料利
用度が体Ｊ！ＩＩＩ増加に対する飼料のグラム数でおよ
び同じく標準飼料を用いたグループ（＝１００％）に対
スるチで自己載されている。

例　　６種々の添加物および組合せ物を、ブロイラー肥育実以に
おいて合計５６０羽を用いて、８０羽スつ７グループに
分けて調べた。実験は、生後７日から２８日までのもの
に実施した。実験では次の飼料を投与した：トウモロコシ　　　　　４６．０小麦　　　　１０．８大豆油　　　　　　　　　６．０ゼイ／８．０大豆抽出かす　　　　　２４．０魚　　粉　　　　　　　　　　　　　　４．０リン酸二
カルシウム　　　２．０炭酸石灰　　　　　　　　０．９ビタミンおよび微量元素混合物　　０．８アミノ酸プレ
ミツクス　　０．５グループ■には他の添加物なしのこの標′ｒｓ飼料を与
えた。

グループ■には、ギ酸カルシウム１！蓋チおよびＮＨ４
Ｈ２ＰＯ４１Ｊｔ量チの含量を有する相応すする飼料を
与えた。その代わりに、炭酸石灰の割合を０．５重量％
、小麦を同じ＜０．５重量％およびリン酸二カルシウム
１ｉ量チだげそれぞれ減少させた。

グループ■には、炭酸石灰０．５２ｆｉｔ％および小麦
０．５重量％の代わりに、ギ酸カルシウム１′ｉＬ量チ
の金倉を有する相応する飼料を与えた。

グループ■には、小麦１嵐量係に代わりにギ酸マグネシ
ウム１重量％、およびり／酸二カルシウム１重Ｓｋチに
代わりにＮＨ４Ｈ２ＰＯ４１濾量チを有する相応する飼
料を与えた。

グループＶには、小麦１重量％の代わりに、ギ酸マグネ
シウム１重ｆ％を有する相応する飼料全与えた。

グループ■には、小麦１重４％の代わりにフマル酸１重
量％、およびリン酸二カルシウム１重ｔ％の代わりにＮ
Ｈ４Ｈ２ＰＯ４１１督％を有する相応する飼料を与えた
。

最後に、グループ■には、小麦１嵐量係の代わりに７マ
ル酸１ｉ量％を有する相応する飼料を与えた。

次の表６には、７つのグループそれぞれについて、生後
２８日目の平均最終体重がグラム数でおよび標準飼料を
用いたグループ（−１００％）に対するチで記載され、
かつ飼料利用度は体重１グラム増加に対する飼料グラム
数および同じく標準飼料を用いたグルー７°（−１００
％）Ｋ対するチで記載されている。

結果は、鶏の場合でも本発明により使用される組合せ物
により成長の明らかな改善が可能であること金示してい
る。

Claims

【特許請求の範囲】

１、ギ酸カルシウムまたはギ酸マグネシウムとリン酸ま
たはリン酸の酸性塩との組合せ物からなる、豚および鶏
における生産性増進剤。