JPS6351923A - 凝縮性ガス成分の凝縮分離用セラミツク膜構造体およびその製造法 - Google Patents

凝縮性ガス成分の凝縮分離用セラミツク膜構造体およびその製造法

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JPS6351923A
JPS6351923A JP61197871A JP19787186A JPS6351923A JP S6351923 A JPS6351923 A JP S6351923A JP 61197871 A JP61197871 A JP 61197871A JP 19787186 A JP19787186 A JP 19787186A JP S6351923 A JPS6351923 A JP S6351923A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、凝縮性ガス成分の凝縮分離用セラミック膜構
造体およびその製造法に関する。
(従来技術〕 凝縮性ガス成分の凝縮分離は、多孔質膜の微細孔内にて
凝縮性ガス成分を毛管凝縮させて同ガス成分を非(難)
凝縮性ガス成分から分離させるもので、近年種々研究さ
れている。その−例として、刊行物化学装置第61頁〜
第65頁(1985年1)月号:工業調査会発行)に示
されているように、セラミック製の多孔質管の外表面に
微細孔を有するシリカゲル薄膜、アルミナゲル薄膜を担
持させた構造体を用いて空気中の水分の分離除去、アル
コールの分離濃縮を行っている例がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記刊行物にはかかる構造体を工業的規模で
利用する具体的手段が全く示されておらず、その具体的
手段の提案が望まれる。本発明は従来公知のセラE 7
クハニ力ム構造体に着目し、同構造体に上記刊行物に示
された構造体と同様の分!機能を付与することにより工
業的に有利な凝縮分離用セラミック膜構造体を提供しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の第1の発明は、多数の連続細孔を有する多孔質
隔壁にて区画され一端側が開口する多数の第1の孔と同
一端側が閉塞する多数の第2の孔とを互に並列的に備え
たセラミックハニカム構造体であり、当該構造体はいず
れかの孔の閉塞部に流体入出孔を有するとともに、前記
各隔壁のいずれかの孔側内周に凝縮性ガス成分を凝縮さ
せる多数の連続微細孔を有するセラミック薄膜を備え、
かつ前記第1の孔と第2の孔とは少くとも部分的に共通
の隔壁にて区隔されていることを特徴とする凝縮性ガス
成分の凝縮分離用セラミック膜構造体にある。
また、本発明の第2の発明はかかるセラミック膜構造体
の製造法であり、当該製造法は多数の連続細孔を有する
多孔質隔壁にて区画された多数の貫通孔を互に並列的に
備えたセラミックハニカム構造体を基礎構造体とし、同
構造体の前記各貫通孔における所定の各貫通孔の少(と
も一端側を閉塞して少(とも部分的に共通の隔壁にて区
画された一端側が開口する多数の第1の孔と同一端側が
閉塞する多数の第2の孔とを形成し、凝縮性ガス成分を
凝縮させる多数の連続微細孔を有するセラミック薄膜の
形成用スラリーをいずれかの孔の開口端から内部に侵入
させ、同孔の内壁に前記セラミック薄膜を形成すること
を特徴とするものである。
本発明において、基礎構造体はセラミック原料の微粉に
有機バインダー、可塑剤を加えて混練してなる調合物を
多数のスリットを備えたダイスから押出し、かつこれを
焼成してなるセラミックハニカム構造体であり、セラミ
ック原料としてはアルミナ、シリカ、ムライト、コージ
ェライト等が採用される。かかるセラミックハニカム構
造体は多数の連続細孔を有する多孔質隔壁にて区画され
た多数の貫通孔を互に並列的に備えており、貫通孔の断
面形状は三角形、四角形、その他の多角形、円形、楕円
形等適宜の形状を呈している。なお、多孔質隔壁の細孔
の平均孔径は好ましくは0.2μm〜5μmである。
本発明に係るセラミック膜構造体はかかるセラミックハ
ニカム構造体における各貫通孔を第1の孔と第2の孔の
2種類に区分してなるもので、第1の孔は少くともその
一端側が開口されその他端側は開口または閉塞されてい
る。また、第2の孔は少くともその一端側が閉塞されそ
の他端側は閉塞または開口されている。第1の孔と第2
の孔とは少くとも部分的に共通の隔壁にて区画されてい
る。また、かかるセラミック膜構造体はいずれかの孔の
閉塞部に流体入出孔を有するとともに、各隔壁のいずれ
かの孔側内周に多数の連続微細孔を有するセラミックi
1mを備えている。セラミック薄膜は凝縮性ガス成分を
凝縮させる多数の連続微細孔を有するもので、好ましく
はアルミニウムアルコラートまたはアルミニウムキレー
トを加水分解して得たアルミナゾルにて形成され、その
微細孔の平均孔径が100A以下であり、かつ膜厚が5
μm〜100μmであることが好ましい。セラミック薄
膜形成材料は、セラミックハニカム構造体のいずれかの
孔の開口から侵入されてその内壁に付着され、適宜の処
理例えばケイ酸塩水溶液に浸漬、次いで高温水蒸気中で
の水蒸気処理に付されて薄膜に形成される。なお、セラ
ミック薄膜はPVD、CVD等によって形成してもよい
〔発明の作用・効果〕
かかる構成のセラミック1lff fl構造体おいては
、凝縮性ガスと非凝縮性ガスとが混合する被処理ガスを
第1または第2の孔の開口端から供給するとともにいず
れかの孔の閉塞部もしくはいずれかの孔の開口部から吸
引すれば、同被処理ガスの少くとも一部がセラミック薄
膜および隔壁を通過しようとする。この際、被処理ガス
中の凝縮性ガスがセラミック薄膜の微細孔内にて凝縮す
るとともに同微細孔の一端にて気化し、凝縮性ガスはこ
の状態を順次繰返してセラミック薄膜および隔壁を通過
する。被処理ガス中の非凝縮性ガスは凝縮性ガスの凝縮
物により微細孔の通過を抑制され、第1の孔と第2の孔
からは前記両ガスの濃度が大きく相違する2種類の処理
ガスが流出する。
ところで、かかる構成のセラミック膜構造体においては
、セラミックハニカム構造体を基礎構造体として同構造
体の多数の隔壁に凝縮性ガスの分離機能を持たせたもの
であるから、分離機能を有する隔壁の単位容積当りの有
効面積が極めて高い。
また、各隔壁は全て一体的に結合しているため、各隔壁
を構成する多数の部材を一体化する手段を要せずかつ強
度的にも極めて強い。従って、かかるセラミック膜構造
体は凝縮性ガスの凝縮分離用構造体として工業的に極め
て有利である。
一方、かかるセラミック膜構造体はセラミックハニカム
構造体の作製、同構造体の貫通孔における所定の開口端
部の閉塞、所定の隔壁内周へのセラミック薄膜の形成付
与という手段により製造されるため、特別に難しい手段
を用いることなく容易に製造することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明するに、第
1図には本発明の第1実施例に係るセラミック膜構造体
を採用した除湿装置が示されている。当該除湿装置は本
体ケースll内にセラミック膜構造体20を収容してな
るもので、上下一対の支持部材12.13を介してケー
ス1)内に支持されている。ケース1)は流入口1)a
と2つの流出口1)b、llcを備えていて、未処理の
空気が流入口1)aを通して供給され、かつ第1流出口
1)b側から図示しない吸引手段にて吸引されて凝縮性
ガス成分である水蒸気が選択的に、同流出口1)bから
流出するとともに、水蒸気含有量の低下したいわゆる除
湿された空気が第2流出口1)Cから流出する。
しかして、セラミック膜構造体20は第2図および第3
図に示すように、多孔質隔壁にて区画された多数の貫通
孔を互に並列的に備えたセラミノクハニカム構造体を基
礎構造体21とするもので、基礎構造体21(以下単に
構造体という)の各貫通孔は断面四角形を呈し、構造体
21の長手方向へ互に並列的に延びている。かかる構造
体21はセラミック原料の微粉例えばアルミナ、シリカ
、ムライト、コージェライト等に有機バインダー、可塑
剤を加えて混練してなる調合物を通常のセラミック多孔
質の形成と同様の条件で押出し成形、焼成して得られる
もので、各貫通孔を区画する多数の隔壁21aは多数の
連続細孔を有する多孔質隔壁である。第4図にはかかる
隔壁21aと後述するセラミック薄膜24の断面を超拡
大した局部断面が示されているが、隔壁21aの細孔2
1bの平均孔径は好ましくは0.2μm〜5μmである
。平均孔径が0.2μm以上であれば被処理ガスのガス
拡散の妨害とはならず、また平均孔径が5μm以下であ
ればセラミック薄膜の形成時運膜内でのクランク、ピン
ホール等の発生が防止され、かつ均一な膜厚の形成が可
能になる。なお、隔壁21aの厚みは任意であるが、強
度上および加工上1m程度であることが好ましい。
本実施例のセラミック膜構造体20においては、構造体
21における各貫通孔の両端を千鳥状に閉塞してなるも
ので、各貫通孔を多数の両端開口孔2ICと両端閉塞孔
21dとに区画している。これら両孔21C,21dは
本発明における第1゜第2の孔にそれぞれ相当するもの
で、閉塞孔21dの両端を閉塞している閉塞部材22a
、22bは隔壁21aと同様の材質でその外側に釉薬を
施してなり、気密的に密閉している。かかる閉塞部材2
2aには同様の材質からなる流体入出パイプ23が植設
されている。互に隣合う開口孔21Cと閉塞孔21dと
はそれらの一辺を共通の隔壁21aにて区画されている
。また、各開口孔21Cを構成する隔壁21aの内周に
セラミック薄膜24が担持されている。
セラミックi膜24は凝縮性ガス成分を凝縮させる多数
の連続微細孔24aを有するもので、微細孔24aの平
均孔径が100A以下でありかつその膜厚が5μm〜1
00μmである。本実施例においては、空気中の水蒸気
の凝縮効果、透過速度等を考慮して微細孔の平均孔径が
1OA、膜厚が10μmに調製されている。かかるセラ
ミック薄膜24はアルミニウムイソプロポキシド、アル
ミニウムー2−ブチレート等のアルミニウムアルコラー
ト、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)、
エチルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレー
ト等のアルミニウムキレートを加水分解して得たアルミ
ナゾルを用いて形成されるもので、同アルミナゾル中に
構造体21を浸漬してこれを各開口孔21c内に導入し
、隔壁21aの同開口孔21c側内周に担持させる。そ
の後、ケイ酸ナトリウム水溶液で処理しさらに高温水蒸
気で処理することによりセラミック薄膜24が形成され
る0本実施例においては、水100gに対し5gのアル
ミニウムイソプロポキシドを80〜90℃に保持した水
中に添加し、アルミニウムイソプロポキシドを加水分解
した。これに0.6mj!の濃硝酸を加え、80〜90
°Cに24時間保持し、解膠してアルミナゾルを得た。
このアルミナゾルに構造体21を5分間浸漬した後、0
.1モル/1のけい酸ナトリウム水溶液に1時間浸漬し
、100℃の水蒸気中において1時間保持した後90℃
の熱水中に1分間浸漬しアルカリを洗浄除去した。
かかる構成のセラミック膜構造体20を採用した除湿装
置においては、ケース1)の流入口1)a側から未処理
空気を所定の流速で供給し、かつ第1流出口1)b側か
ら真空ポンプにより吸引する。これにより、供給された
空気はセラミック膜構造体20における各開口孔21c
の下端から同開口孔21c内に流入、その一部が同開口
孔21Cの上端を通してケース1)の第2流出口1)C
から流出し、凝縮ガス成分である水蒸気が選択的に各セ
ラC−/り薄膜24および隔壁21aを透過し各流体入
出パイプ23を通して第1流出口1)bから流出する。
第4図には空気がセラミック薄膜24および隔壁21a
を透過する際の模型図が示されており、同図の矢印で示
すように空気がセラミック薄膜24を透過しようとする
と、空気中の水蒸気が微細孔24a内にて凝縮して同化
24a内を隔壁21a側へ移動し、隔壁21aの細孔2
1bに達する。細孔21bに達した凝縮水分Hは同細孔
21b内に気化して隔壁21aを透過し、閉塞孔21d
内に流入する。この際、凝縮した水分は微細孔24aの
多くの部分を閉塞するため空気は同孔24aをほとんど
透過しない。これにより、空気中の水蒸気(湿気)が分
離され、第2流出口1)cからは除湿された空気が流出
しかつ第1流出口1)bからは水蒸気が流出する。
ところで、本実施例のセラミック膜構造体20は従来公
知のセラミックハニカム構造体21を基礎構造体とする
もので、同構造体21の多数の隔壁21aに空気中の水
分の凝縮分離機能を持たせたものである。従って、分離
機能を有する隔壁21aの構造体21単位容積当りの有
効面積が大きく、また各隔壁21aを構成する多数の部
材を一体化する手段を要せずかつ強度的にも極めて高く
、凝縮分離用構造体として工業的に極めて有利である。
また、本実施例のセラミック膜構造体20においては、
セラミックハニカム構造体の通宝の作製条件により押出
し成形し、例えば押出し用の坏土と同一素地にて同構造
体21における各貫通孔の所定両端開口部を閉塞し流体
入出パイプ23を植設し、その後焼成して構造体21を
作製するか、または押出成形、焼成して構造体21を作
製し、次いで同構造体21における各貫通孔の所定の両
端開口部を閉塞してもよい。また、得られた構造体21
には各開口孔21cの開口端からアルミナゾルを付与し
て同開口孔21cの内周にセラミック薄膜24を担持し
て形成される。従って、かかる製造法によれば特別に難
しい手段、煩雑な手段を用いることがないため、セラミ
ック膜構造体20を容易に製造することができる。
第5図および第6図には本発明の第2実施例に係るセラ
ミック膜構造体30の一部が示されている。当該セラミ
ック膜構造体30においても、第1実施例の基礎構造体
21と同様のセラミックハニカム構造体を基礎構造体3
1とするもので、第1実施例のセラミック膜構造体20
との相違点は下記の点にある。すなわち、当該セラミッ
ク膜構造体30においては、第1実施例のセラミック膜
構造体20の閉塞孔21dに対応する第2の孔31dは
一端のみが閉塞部材32aにて閉塞されているのみで、
これに応じて開口孔21cに対応する第1の孔31cに
おいては一端が開口しかつ他端が閉塞部材32bにて閉
塞されている。なお、かかるセラミック膜構造体30に
おいては、第1の孔31Cを構成する隔壁31a内周に
セラミック薄膜34が担持され、かつ第2の孔31dの
一端を閉塞する閉塞部材32aに流体入出パイプ33が
植設されていて、第2の孔31dの他端UIJから空気
を供給するとともに、第2の流出口1)Cから吸引し、
第1の孔31cを真空下に保持する。これにより、空気
中の水蒸気は隔5i 31 aおよびセラミック薄膜3
4によって選択的に透過して、第1の孔31Cをとおっ
て第2の流出口lICから流出しかつ水茎気の含有量が
低下したいわゆる除湿された空気が第1流出口1)bか
ら流出3乙。な、1;、空r−(の供給をi%、L 4
ト入出バイノ’33から行っても、同様に水蒸気の含有
量が低下した除湿空気が、第2の孔31dの他端側から
得られる。
また、第1の孔31Cの内側にあるセラミック薄膜34
が、第2の孔31dの内側にあっても同様の効果が期待
できる。
なお、上記した第1実施例のセラミック膜構造体20に
おいては、閉塞孔21dの一端側の閉塞部材22aにの
み流体入出パイプ23を植設しているが、同閉塞孔21
dの他端側の閉塞部材22bにもこれと同様の流体入出
パイプを植設し、開口孔21Cを流通する空気を閉塞孔
21dの両端側から吸引するようにしてもよい。
また、上記した第1.第2実施例のセラミック膜構造体
20.30においては、各閉塞部材22a、22b、3
2a、32bは釉薬処理等奄して気密的に閉塞する機能
を持たせているが、各閉塞部材として隔壁21a、31
a、または隔壁21a、31aおよびセラミック薄膜2
4.34一体の材料を採用して通気性を持たせてもよい
。これらの場合には、各閉塞部材5通して孔内空気を直
接吸引することができ、流体入出パイプ23.33の採
用を省略することができるし、また閉塞部材、流体入出
パイプ(流体入出孔)における凝縮性ガス成分の選択的
透過機能も期待できる。
さらに、上記した第2実施例のセラミック膜構造体30
においては各隔壁31aの第1の孔31C側内周にセラ
ミック膜f膜34を担持させているが、同薄膜34を各
隔壁31aの第2の孔31d側内周に担持させてもよい
さらにまた、上記実施例においては空気中の水分を凝縮
分離するためのセラミック膜構造体20゜30の例につ
いて示したが、これら各構造体20゜30におけるセラ
ミック薄膜24.34の微細孔の平均孔径を適切に設定
することにより、硫化水素、アンモニア等の無機ガス、
アルコール、アルデヒド、カルボン酸等の有機ガスを非
凝縮性ガス中から凝縮分離することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るセラミック膜構造体
を採用した除湿装置の概略構成図、第2図は同膜構造体
の拡大部分斜視図、第3図は第2図の縦断面図、第4図
は同構造体における隔壁部分の超広大断面図、第5図は
本発明の第2実施例に係るセラミック膜構造体の第2図
に対応する斜視図、第6図は同膜構造体の第3図に対応
する縦断面図である。 符号の説明 20.30・・・セラミック膜構造体、21.31・・
・基礎構造体、21a、31a・・・隔壁、21b・・
・細孔、21C,31C・・・第1の孔、21d、31
d・・・第2の孔、24.34・・・セラミック薄膜、
24a・・・微細孔。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数の連続細孔を有する多孔質隔壁にて区画され
    一端側が開口する多数の第1の孔と同一端側が閉塞する
    多数の第2の孔とを互いに並列的に備えたセラミックハ
    ニカム構造体であり、当該構造体はいずれかの孔の閉塞
    部に流体入出孔を有するとともに、前記各隔壁のいずれ
    かの孔側内周に凝縮性ガス成分を凝縮させる多数の連続
    微細孔を有するセラミック薄膜を備え、かつ前記第1の
    孔と第2の孔とは少くとも部分的に共通の隔壁にて区隔
    されていることを特徴とする凝縮性ガス成分の凝縮分離
    用セラミック膜構造体。
  2. (2)前記第1の孔の他端側が開口しているとともに、
    前記第2の孔の他端側が閉塞している特許請求の範囲第
    1項に記載の凝縮分離用セラミック膜構造体。
  3. (3)前記第1の孔の他端側が閉塞しているとともに、
    前記第2の孔の他端側が開口している特許請求の範囲第
    1項に記載の凝縮分離用セラミック膜構造体。
  4. (4)前記セラミック薄膜の微細孔の平均孔径が100
    Å以下である特許請求の範囲第1項、第2項または第3
    項に記載の凝縮分離用セラミック膜構造体。
  5. (5)前記セラミック薄膜の膜厚が5μm〜100μm
    である特許請求の範囲第1項、第2項、第3項または第
    4項に記載の凝縮分離用セラミック膜構造体。
  6. (6)前記隔壁の細孔の平均孔径が0.2μm〜5μm
    である特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項
    または第5項に記載の凝縮分離用セラミック膜構造体。
  7. (7)前記閉塞部が前記隔壁またはセラミック薄膜と同
    一の多孔質材料にて形成されている特許請求の範囲第1
    項、第2項、第3項、第4項、第5項または第6項に記
    載の凝縮分離用セラミック膜構造体。
  8. (8)前記閉塞部が非多孔質の気密性材料にて形成され
    かつ同閉塞部に流体入出パイプが植設されている特許請
    求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項また
    は第6項に記載の凝縮分離用セラミック膜構造体。
  9. (9)多数の連続細孔を有する多孔質隔壁にて区画され
    た多数の貫通孔を互に並列的に備えたセラミックハニカ
    ム構造体を基礎構造体とし、同構造体の前記各貫通孔に
    おける所定の各貫通孔の少くとも一端側を閉塞して少く
    とも部分的に共通の隔壁にて区画された一端側が開口す
    る多数の第1の孔と同一端側が閉塞する多数の第2の孔
    とを形成し、凝縮性ガス成分を凝縮させる多数の連続微
    細孔を有するセラミック薄膜の形成用スラリーをいずれ
    かの孔の開口端から内部に侵入させ、同孔の内壁に前記
    セラミック薄膜を形成することを特徴とする凝縮性ガス
    成分の凝縮分離用セラミック膜構造体の製造法。
  10. (10)前記スラリーがアルミニウムアルコラートまた
    はアルミニウムキレートを加水分解して得たアルミナゾ
    ルである特許請求の範囲第9項に記載の凝縮分離用セラ
    ミック膜構造体の製造法。
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