JPS6351479A - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents

塗料用樹脂組成物

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JPS6351479A
JPS6351479A JP19392586A JP19392586A JPS6351479A JP S6351479 A JPS6351479 A JP S6351479A JP 19392586 A JP19392586 A JP 19392586A JP 19392586 A JP19392586 A JP 19392586A JP S6351479 A JPS6351479 A JP S6351479A
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acrylic polymer
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田中 博夫
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正隆 大岡
Sadanori Yoshida
吉田 貞徳
Hajime Kumada
熊田 肇
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、顔料分散性および塗膜の耐候性に優れた塗料
用樹脂組成物に関する。
(従来の技術とその限界) 溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体は特開昭57−
34107号、同59−102961号および同59−
102962号公報などに開示されている如く既によく
知られているものではあるが、かかる公知の技術に従っ
て塗料化された塗料は、酸化チタンの如き白色系顔料に
対する顔料分散性においては比較的良好であるものの、
その他の無敗顔料、加えて有機顔料に対する顔料分散性
は、塗料溶液の凝集や分離などの現象が生ずる難点があ
って、満足すべきものであるとは言い難い。
他方、これら上述した如き欠点を解消すべく特公昭59
−46964丹公報、特開昭59−41321号および
同59−51953号公報などに記載されているような
発明においては、重合性二重結合を含有するフッ素樹脂
の存在下にビニル単徂体を重合せしめるといった形の変
性フッ素樹脂が提案されおり、こうした変性フッ素樹脂
は顔料分散性が良好であるとして扱われてはいるけれど
も、本発明者らの検証した処では、カーボンブラックの
如き無機顔料に対しては比較的良好な顔料分散性を示す
ものの、有は系の顔料に対しては、十分なる顔料分散性
を具備していないものであることが判明した。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、前記した如き従来技術における種々の欠
点を克服するために鋭意検討した結果、溶剤可溶型フル
オロオレフィン系重合体(A>と塩基性窒素原子及び/
又は燐原子を含むアクリル系重合体(B)が重量割合で
(A) / (B) =30〜99.9/ 0.1〜7
0なる混合物に、必要に応じて硬化剤及び/又は硬化触
媒を混合してなる塗料用樹脂組成物が無機系のものはも
とより有機系の顔料に対しても優れた顔料分散性を示す
ことを児い出し、本発明を完成させるに至った。
(発明の溝底〕 (問題点を解決するための手段) 本発明を概説すれば、本発明は、必須成分として溶剤可
溶型フルオロオレフィン系重合体(A>と塩基性窒素原
子及び/又は燐原子を含むアクリル系重合体(B)が重
量割合で(A)/ (B)=30〜99.9/ 0.1
〜70なる混合物に、必要に応じて硬化剤及び/又は硬
化触媒を混合してなる顔料分散性に優れた塗料用樹脂組
成物に関するものである。
以下、本発明の構成について詳しく説明する。
本発明に使用する前記溶剤可溶型フルオロオレフィン系
重合体(A>成分は、フルオロオレフィンを必須成分と
する重合体であってフルオロオレフィンの単独重合体又
は2種以上のフルオロオレフィンの共重合体、もしくは
フルオロオレフィンとその他フルオロオレフィンと共重
合可能な七ツマ−との共重合体を包含するものである。
フルオロオレフィンとしては、フッ化ビニル、フッ化ビ
ニリデン、トリフルオロエチレン、テトラフルオロエチ
レン、クロロトリフルオロエチレン、プロモトリフルオ
ロエチレン、ペンタフルオロプロピレン、ヘキサフルオ
ロプロピレン、またはトリフルオロメチル・トリフルオ
ロビニルエーテル、ペンタフルオロエチル・トリフルオ
ロビニルエーテルもしくは、ヘプタフルオロプロピル・
トリフルオロビニルエーテルの如きパーフルオロアルキ
ル・パーフルオロビニルエーテルなどが代表的なもので
あり、就中、テトラフルオロエチレン、フッ化ビニリデ
ン、クロロトリフルオロエチレン、またはへキサフルオ
ロプロピレンの使用が好ましい。これらのフルオロオレ
フィン単量体は単独でも2種以上の併用であってもよい
更にフルオロオレフィン以外の構成モノマーとしては、
2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、3−ヒドロキシ
プロピルビニルエーテル、2−ヒドロキシプロピルビニ
ルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、3
−ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−ヒドロキシ−
2−メチルプロピルビニルエーテル、5−ヒドロキシペ
ンチルビニルエーテル、6−ヒドロキシエチルビニルエ
ーテル等の水酸基を含有するビニルエーテル類;ビニル
トリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニ
ルトリプロポキシシラン、ビニルメチルジェトキシシラ
ン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、ア
リルトリメトキシシラン、トリメトキシシリルエチルビ
ニルエーテル、トリエトキシシリルエチルビニルエーテ
ル、メチルジメトキシシリルエチルビニルエーテル、ト
リメトキシシリルプロピルビニルエーテル、トリエトキ
シシリルプロピルビニルエーテル、メチルジメトキシシ
リルプロピルビニルエーテル、γ−(メタ)アクリロイ
ルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)ア
クリロイルオキシプロピルトリエトキシシランまたはγ
−(メタ)アクリロイルオキシプロピルメチルジメトキ
シシランなどの加水分解性シリル基を含有する七ノマー
:メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、n−
プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル
、「1−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエー
テル、tert−ブチルビニルエーテル、n−ペンチル
ビニルエーテル、n−ヘキシルビニルエーテル、n−オ
クチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエー
テル、クロロメチルビニルエーテル、クロロエチルビニ
ルエーテル、ベンジルビニルエーテルまたはフェニルエ
チルビニルエーテルの如きアルキルビニルエーテルもし
くは置換アルキルビニルエーテル類;シクロペンチルビ
ニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテルまたはメ
チルシクロヘキシルビニルエーテルの如きシクロアルキ
ルビニルエーテル類;ビニル2.2−ジメチルプロパノ
エート、ビニル2.2−ジメチルブタノエート、ビニル
2,2−ジメチルペンタノエート、ビニル2,2−ジメ
チルヘキサノエート、ビニル2,2−ジメチルブタノエ
ート、ビニル2−エチル−2−メチルブタノエート、ビ
ニル2−エチル−2−メチルペンタノエート、ビニル3
−クロロ−2,2−ジメチルプロパノエート、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、醋酸ビニル、イン醋酸ビニル
、カプロン酸ビニル、カプリル酸ビニル、カプリン酸ビ
ニル、ラウリン酸ビニル、C9の分岐脂肪族カルボン酸
ビニル、C1゜の分岐脂肪族カルボン駿ビニル、C1の
分岐脂肪族カルボン酸ビニル、またはステアリン酸ビニ
ルなどの脂肪族カルボン酸ビニル;シクロヘキサンカル
ボン酸ビニル、メヂルシクロヘキサンカルポン酸ビニル
、安息香酸ビニル、p−tert−ブチル安息香酸ビニ
ルの如き環状考造を有するカルボン酸ビニルエステル類
;エチレン、プロピレンもしくはブテン−1の如きα−
オレフィン類;塩化ビニルもしくは塩化ビニリデンの如
き、フルオロオレフィンを除く各種ハロゲン化オレフィ
ン類;スチレン、α−メチルスチレンもしくはビニルト
ルエンの如き芳香族ビニル化合物:メチルメタアクリレ
ート、エチルメタアク1ル−ト、ブチルメタアクリレー
ト、もしくはシクロヘキシルメタアクリレートの如きメ
タアクリル酸エステル類;メチルアクリレート、エチル
アクリレート、ブチルアクリレート、シクロへキシアク
リレートの如きアクリル酸エステル類が代表的なもので
ある。 ゛かかるその他の共重合可能な不飽和モノマー
のうち、本発明の溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合
体(A)成分の重合収率を高めるという観点、および当
該重合体の有機溶媒に対する溶解性を高めるという観点
から、(置換)アルキルビニルエーテル類またはシクロ
アルキルビニルエーテル類の少なくとも一種をυf用す
ることが特に好ましい。
又、本発明のフルオロオレフィン系重合体<A)成分と
して水酸基を含有したものを用い、hり該水MMと反応
性を有する硬化剤と組合わせて使用することが耐候性、
耐溶剤性などの観点から好ましい。
このような水酸基を含有した溶剤可溶型フルオロオレフ
ィン系重合体の市販品の例としては、旭硝子U製のルミ
フロン、LF−1005LF−200。
LF−300、LF−302、LF−400、LF−7
00などが挙げられる。
前記した各不飽和上ツマー成分から本発明の溶剤可溶型
フルオロオレフィン系重合体(A>成分を調製するに際
して、耐候性などの観点からフルオロオレフィンモノマ
ーの使用量は全不飽和上ツマー中の10〜70重足%、
好ましくは20〜60重♀%に管理される。
前記した各不飽和上ツマー成分を用いて溶剤可溶型フル
オロオレフィン系重合体(A>成分を調製するには、ラ
ジカル重合開始剤の存在下で、塊状重合、溶液(加圧)
重合、懸濁重合または乳化重合などの公知の重合方法を
適用できるが、溶液重合法によるのが最も簡便でおる。
その際用いられるラジカル重合開始剤としては、アセチ
ルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロ
イルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーエキサイ
ド、シクロヘキサノンパーオキサイド、tert−ブチ
ルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサ
イド、ジーtert−プチルパーオキザイド、ジクミル
パーオキサイド、tert−ブヂルパーオキシベンゾエ
ー1〜、tert−ブチルパーオキシオクトエート、t
ert−ブチルパーオキシアセテート、tert−ブヂ
ルパーオキシピパレートの如きパーオキサイド類:アゾ
ビスイソブチロニトリルまたはアゾビスイソバレロニト
リルの如きアゾ系化合物などが代表的なものとして挙げ
られる。
また重合時に用いられる溶剤どじでは、トルエン、キシ
レン、シクロヘキサン、n−ヘキサン、オクタンの如き
炭化水素系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、エ
チレングリコールモノエチルエーテルアセテートの如き
エステル系;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、メチルアミルケトン、シクロヘキサノ
ンの如きケトン系;ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、N−メチルピロリドンの如きアミド系;ま
たはメタノール、エタノール、n−プロパツール、is
o−プロパツール、n−ブタノール、iso−ブタノー
ル、5ec−ブタノール、tert−ブタノール、エチ
レングリコールモノアルキルエーテルの如きアルコール
系溶剤、あるいは、これらの混合物などが代表的なもの
として挙げられる。しかしながら、これら溶剤のうち、
本発明になる塗料用樹脂組成物に任意成分として用いら
れる後)小の硬化剤成分がポリイソシアネー1〜化合物
もしくはブロックポリイソシアネート化合物であ  −
る場合、アルコール系溶剤の使用は避けるべきである。
本発明になる溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体(
A)成分として、水酸基を含有しかつ分子団の高い溶剤
可溶型フルオロオレフィン系重合体(A>成分を得よう
とする場合には、重合時のゲル化を防止する目的で公知
慣用のアミン類、2゜2,6.6−テトラ置換ピペリジ
ン化合物もしくは1.2.2,6.6−ペンタ置換ピペ
リジン化合物を添加することが好ましい。また、分子量
調節剤としてラウリルメルカプタン、オクチルメルカプ
タン、2−メルカプトエタノール メチルスチレン・ダイマーの如き各種の連鎖移動剤をも
使用することができる。
重合反応にざいして、その反応温度としては一20〜1
30’Cなる範囲内が適当であるし、また反応圧力とし
ては1〜1ooKg/ctA 、好ましくは5〜60K
g/cutなる範囲内が適当でおる。このようにして得
られる溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体(A>成
分の数平均分子量としては耐候性、塗装作業性の観点か
ら1,000〜100, 000なる範囲内が好ましい
次に前記したアクリル系重合体(B)成分について説明
する。
本発明における前記したアクリル系重合体(B)成分の
重要な点は、優れた顔料分散性を付与するために塩基性
窒素原子及び/又は燐原子を必須的に含有していること
である。
本発明で使用するアクリル系重合体(B)成分は、 (i)  前記した如く塩基性窒素原子及び/又は燐原
子を必須的に含有するものであるが、その他、アクリル
系重合体(B)成分は任意成分として、 (ii)  共重合性不飽和基含有樹脂あるいは、(i
iD  その信用重合可能な不飽和モノマーを含むもの
である。
以下、本発明で使用するアクリル系重合体(B)成分の
調製法について説明する。
アクリル系重合体(B)成分に塩基性窒素原子を含有せ
しめる方法としては、 ■ 塩基性窒素原子含有モノマーと共重合性不飽和基含
有樹脂及び/又はその他用重合可能な不飽和モノマーを
重合する方法、 ■ 特開昭59−56423号、特開昭60−1884
07号及び特開昭60−188417号公報に開示され
ている如く、酸無水物基含有モノマーと共重合性不飽和
基含有樹脂及び/又はその他用重合可能な不飽和モノマ
ーの重合体に、活性水素を含有する含窒素原子化合物を
付加反応せしめる方法、 ■ 米国特許2, 949, 445号明細書に開示さ
れている如く、エポキシ基含有モノマーと共重合性不飽
和基含有樹脂及び/又はその他用重合可能な不飽和モノ
マーの重合体に、アミン化合物及び/又はアンモニアを
付加反応せしめる方法、等がある。
またアクリル系重合体(B)成分に燐原子を含有せしめ
る方法としては、 ■ 燐原子含有モノマーと共重合性不飽和基含有樹脂及
び/又はその他用重合可能な不飽和モノマーを重合する
方法、 ■ エポキシ基合有七ツマ−と共重合性不飽和基含有樹
脂及び/又はその他用重合可能な不飽和モノマーの重合
体に、燐原子に結合した水酸基を有する化合物を付加反
応せしめる方法、などがあり、 ■ 更に、水酸基含有モノマーと共重合性不飽和基含有
樹脂及び/又はその他用重合可能な不飽和モノマーの重
合体に5酸化燐を付加反応せしめる方法も可能である。
アクリル系重合体(B)成分は、塩基性窒素原子及び燐
原子を両方含有したものでもよいし、それぞれ別個に含
有する重合体を混合したものでもよい。
次に、前記した■〜■の方法について更に詳しく説明す
る。
・ アクリル系重合体(B)成分を■の方法により調製
する方法。
この方法で使用する塩基性窒素原子含有モノマーとして
は、N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド
、N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、
N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドも
しくはN−ジエチルアミンプロピル(メタ)アクリルア
ミドなどの7ミノ基含有アミド系不飽和モノマー類:ジ
エチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルア
ミノエチル(メタ)アクリレートなどのジアルキルアミ
ノアルキル(メタ)アクリレート類:あるいは、t−ブ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、t−ブチルア
ミノプロピル(メタ)アクリレート、アジリジニルエチ
ル(メタ)アクリレート、ピロリジニルエチル(メタ)
アクリレートまたはピペリジルエチル(メタ)アクリレ
ートなどがある。
・ アクリル系重合体(B)成分を■の方法により調製
する方法。
この方法で使用する燐原子含有モノマーとしては、一般
式 %式% で示されるジアルキル((メタ)アクリロイロキシアル
キル)ホスフェート類もしくは(メタ)アクリロイルオ
キシアルキルアシッドホスフェート(R1−R3,A:
前掲)で示されるジアルキル((メタ)アクリロイロキ
シアルキル)ホスファイト類もしくは(メタ)アクリロ
イロキシアルキルアシッドホスファイト類などが挙げら
れ、さらには上記(メタ)アクリロイロキシアルキルア
シッドホスフェート類、又はアシッドホスファイト類の
アルキレンオキシド付加物、グリシジル(メタ)アクリ
レートやメチルグリシジル(メタ)アクリレートなどエ
ポキシ基含有ビニル系モノマーとリン酸又は亜リン酸あ
るいはこれらの酸性エステル類とのエステル化物、3−
クロロ−2−アシッドホスホキシプロピル(メタ)アク
リレートなどがある。
アクリル系重合体(B)成分を前記■又は■の方法によ
り調製するに際して、共重合性不飽和基含有樹脂は必要
に応じて使用されるものであり、得られるアクリル系共
重合体(B)成分に対してざらにハイレベルの顔料分散
性の向上を期待する場合に使用される。
前記した共重合性不飽和基含有樹脂としては、不飽和上
ツマー類と共重合性の不飽和結合を有する油又は脂肪酸
で変性されたいわゆるアルキド樹脂、又は不飽和モノマ
ー類と共重合性のめる不飽和結合を有する不飽和基含有
ポリエステル樹脂あるいは不飽和上ツマー類と共重合性
のおる不飽和結合を有するアクリル系樹脂などが好まし
い。
そのような不飽和基含有ポリエステルとしては特公昭4
5−22011@、同46−20502号、同44−7
134号、特開昭48−78233@、同5O−581
23Qなどで知られている様に共重合性不飽和基を有す
る原料成分を必須として、他の原料成分と反応させて1
qられる樹脂骨格中に共重合性不飽和基を保有せしめた
もの、あるいは特公昭49−47916号、同50−6
223@などの様にまず共重合性不飽和ヰをもたない飽
和ポリエステル中を(がだのち、その飽和ボ1ノエステ
ルに存在する水酸基又はカルボキシル基などの官能基と
か、ざらにジェポキシ化合物を反応させてエポキシ基を
導入し、それらの官能基と反応性を有する官能基とビニ
ル基をもった化合物、例えば、(メタ)アクリル酸クロ
ライドのように酸クロライド基とビニル基を有するもの
、グリシジル(メタ)アクリレートなどのエポキシ基と
ビニル基を有するもの、ビニルメトキシシラン、(メタ
)アクリロキシエチルトリメトキシシランなどのアルコ
キシシラノール基とビニル基を有するもの、無水マレン
酸、テトラヒドロ無水フタル酸などの酸無水基とビニル
基を有するもの、フマル酸、(メタ)アクリル酸などの
カルボキシル基とビニル基を有するもの、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレ−トルヘキサメチレンジイ
ソシアネート等モル付加物、イソシアネートエチルメタ
クリレートなどのイソシアネート基とビニル基を有する
ものなどのビニル系モノマーを飽和ポリエステルに付加
させてえられるものなどがある。
また、前記した不飽和上ツマー類と共重合性のある不飽
和結合を有するアクリル系樹脂としては、予め、水酸基
、カルボキシル基、エポキシ基などの官能基を有する不
飽和モノマーを必須成分として共m合を行ない、これら
の官能基を有するアクリル系共重合体に前記した飽和ポ
リエステルに共重合性不飽和基を導入したのと同様に、
アクリル系樹脂中に含有される官能基との反応性を有す
る官能基とビニル基をもった化合物、例えば、(メタ)
アクリル酸クロライドのような酸クロライド基とビニル
基を有するもの、グリシジル(メタ)アクリレートなど
のエポキシ基とビニル基を有するもの、ビニルメトキシ
シラン、(メタ)アクリロキシエチルトリメトキシシラ
ンなどのアルコキシシラノール基とビニル基を有するも
の、無水マレイン酸、テトラヒドロ無水フタル酸などの
酸無水基とビニル基を有するもの、フマル酸、(メタ)
アクリル酸なとのカルボキシル するもの、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−
トルヘキサメチレンジイソシアネート等モル付加物、イ
ソシアネートエチルメタクリレートなどのイソシアネー
ト基とビニル基を有するものなどの不飽和モノマーをア
クリル系樹脂に付加させてえられるものなどがある。こ
れらの共重合性不飽和基含有樹脂は、変性物の顔料分散
性がよくなることが知られている(例えば、特開昭50
=58123号、同57−202354号)Mw/Mn
=2〜25の範囲内におるように、本発明になるアクリ
ル系重合体(B)成分のMw/Mn比を調節するために
使用するのが主目的であり、場合によってはその樹脂組
成、分子量、使用量などによりさらに乾燥性なども向上
させることができる。
そして前記した共重合性不飽和基含有樹脂を使用する場
合の使用量は、えられる溶剤可溶形フルオロオレフィン
系重合体(A>成分とアクリル系共重合体(B)成分と
の相溶性の観点からアクリル系重合体(B)成分の全重
量の30重革%以下、好ましくは0.1〜20重口%で
ある。
次に前記した共重合性不飽和基含有樹脂としての共重合
可能なアルキド樹脂及び不飽和基含有ポリエステル樹脂
について具体的に説明する。
このような、アルキド樹脂及び不飽和基含有ポリエステ
ル樹脂は、オクチル酸、ウラリル酸、ステアリン酸もし
くは「パーサティック酸」(シェル社製の合成脂肪酸)
の如き飽和脂肪酸ニオレイン酸、リノール酸、リルイン
酸、工しノオステアリン酸もしくはリシノール酸の如き
不飽和脂肪酸二「パモリン200もしくは300 J 
 (米国バーキュレス社製の合成乾性油脂肪酸〉、支那
桐油(脂肪酸)、あまに油(脂肪酸)、脱水ひまし油(
脂肪酸)、トール油(脂肪酸)もしくは綿実油(脂肪酸
)、大豆油(脂肪酸〉、オリーブ油(脂肪酸)、サフラ
ワー油(脂肪酸)、ひまし油(脂肪酸)もしくは米糠油
(脂肪酸)の如き(半)乾性油(脂肪酸);または水添
やし油脂肪酸、やし油脂肪酸もしくはパーム油脂肪酸の
如き不乾性油(脂肪酸)などの油又は脂肪酸から選ばれ
る1種または2種以上の混合物を使用して、或は使用し
ないでエチレングリコール、プロピレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールエタ
ン、ネオ”ペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,2.6−ヘキサンジオール、ペンタエリスリ
トールまたはソルビトールの如き多価アルコールの1種
または2種以上と、安息香酸、p−t−ブチル安息香酸
、(無水)フタル酸、ヘキサヒドロ(無水)フタル酸、
テトラヒドロ(無水)フタル酸、テトラクロロ(無水)
フタル酸、ヘキサクロロ(無水)フタル酸、テトラブロ
モ(無水)フタル酸、トリメリット酸、「ハイミック酸
」、(無水)こはく酸、(無水)マレイン酸、フマル酸
、(無水)イタコン酸、アジピン酸、セパチン酸または
しゆう酸なとのカルボン酸の1種または2種以上とを常
法により、ざらに必要に応じて、「カーデュラE」など
の脂肪酸のグリシジルエステルのようなモノエポキシ化
合物、[エピクロン200もしくは400Jrエピコー
ト828もしくは1001Jのようなポリエポキシ化合
物、あるいはトリレンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートもし
くは4,4′−メチレンビス(シクロヘキシルイソシア
ネート)などのジイソシアネート類、これらのジイソシ
アネート類と上記多価アルコールや水との付加反応によ
り得られるポリイソシアネート類、またはジイソシアネ
ート類同士の(共)重合により得られるイソシアヌル環
を有するポリイソシアネート類の1種または2種以上で
前記多価アルコールやカルボン酸の一部を置き換えて、
常法により反応させて得られるようなものが適当である
又前記した共重合性不飽和基含有樹脂として用いられる
共重合可能な不飽和基含有のアクリル系樹脂としては、
後述するアクリル系共重合体(B)成分の調製に際して
使用した不飽和上ツマー類の中から所望の官能基を有す
る不飽和モノマーを必須成分として所望の七ツマー組成
にて常法により共重合させて得られるようなものが適当
である。
本発明においては、アクリル系重合体(B)成分は、前
記■又は■の方法により塩基性窒素原子及び/又は燐原
子含有モノマー0,05〜99.95重圏%、共重合性
不飽和基含有樹脂0〜30重量%以外に、その他の共重
合可能な不飽和モノマーを0〜99.95重量%使用し
て、調製されるものでおる。
前記共重合可能な不飽和モノマーとして、n−ブチルメ
タクリレート、iso−ブチルメタクリレート、ter
t−ブチルメタクリレート及びシクロヘキシルメタクリ
レートからなる群から選ばれた少なくとも1種のアクリ
ル系不飽和モノマーをアクリル系重合体(B)成分の全
型最中の25〜99.95重口%、好もしくは30〜9
9.95重量%含むことがフルオロオレフィン系重合体
(A>との相溶性の観点から好ましい。
前記したn−ブチルメタクリレート、iso−ブチルメ
タクリレート、tert−ブチルメタクリレート及びシ
クロへキシルメタクリレート以外のその他の共重合可能
な不飽和モノマーとしては、たとえばスチレン、α−メ
チルスヂレン、p −tert−ブチルスチレン、ビニ
ルトルエンなどの芳香族系ビニルモノマー;メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−
プロピル(メタ)アクリレート、iso−プロピル(メ
タ)アクリレ−1〜、n−ブチルアクリレート、iso
−ブチルアクリレート、tert−ブチルアクリレート
、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート、シクロへキシルアクリレート、
ベンジル(メタ)アクリレート、ジブロモプロピル(メ
タ)アクリレートまたはアルコキシアルキル(メタ)ア
クリレートの如き(メタ)アクリレトー類:2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート
、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ク
ロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
ジー2−ヒドロキシエチルフマレート、モノ−2−ヒド
ロキシエチル−モノブチルフマレートまたはポリエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレートの如きα、β−
不飽和カルボン酸ヒドロアルキルエステル類とマレイン
酸、こはく酸、フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、テト
ラヒドロフタル酸、ベンゼントリカルボン酸、ベンゼン
テトラカルボン酸、「ハイミック酸」 〔日立化成工業
l刹製品〕、テトラクロルフタル酸もしくはドデシニル
こはく醒の如きポリカルボン酸の無水物との(q加物;
ビニルエトキシシラン、α−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシランなどのシリコン系モノマー類;グリシ
ジル(メタ)アクリレート、(β−メチル)グリシジル
(メタ)アクリレート、(メタ)アリルグリシジルエー
テルなどのエポキシ基含有モノマー:無水マレイン酸、
無水イタコン醗、無水トリメリット酸のビニルエステル
などの酸無水物基含有上ツマー;2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ
)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート
、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒ
ドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−クロロ−2
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ジー2−
ヒドロキシエチルフマレート、モノ−2−ヒドロキシエ
チル−モノブチルフマレートまたは、ポリプロピレング
リコール必るいはポリエチレングリコールモノ(メタ)
アクリレート、プラクセルFM、FA七ツマ−(ダイセ
ル化学(体製、カプロラクトン付加モノマー)の如きα
β−エチレン性不飽和カルボン酸のヒドロキシアルキル
エステル クトンとの付加物などの水酸基含有モノマー、フマル酸
もしくはイタコン酸の如き不飽和ジカルボン酸と1価ア
ルコールとのジエステル類;酢酸ビニル、安息香酸ビニ
ル、「ベオバ」 (シェル社製のビニルエステル)の如
きビニルエステル類;「ビスコート8F,8FM,17
FM,3Fもしくは3FMJ  (大阪有機化学■製の
含フツ素系アクリルモノマー〕、パーフルオロシクロヘ
キシル(メタ)アクリレート、ジ−パーフルオロシクロ
 ′ヘキシルフマレートまたはN−iso−プロピルパ
ーフルオロオクタンスルホンアミドエチル(メタ)アク
リレートの如き(パー)フルオロアルキル基含有のビニ
ルエステル類、ビニルエーテル類、(メタ)アクリレー
ト類もしくは不飽和ポリカルボン酸エステル類などの含
フツ素重合性化合物;あるいは(メタ)アクリロニトリ
ル、塩化ビニル、塩化ビニリデンなどのオレフィン類な
どの官能基をもたないビニル系モノマー類がある。
上記のその他の共重合可能な不飽和モノマーは、塗装作
業性、耐候性などの塗膜性能などの観点から各七ツマー
成分の使用量と組み合せを決定すればよい。
アクリル系重合体(B)成分を■又は■の方法により調
製する方法としては、塩基性窒素原子含有モノマー、燐
原子含有モノマー、その他の共重合可能な不飽和モノマ
ー、共重合性不飽和基含有樹脂を用いて公知慣用の共重
合反応法、又はグラフト共重合反応法を駆使して遂行で
きるものであり、そのざいアゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)、ベンゾイルパーオキシド(BPO) 、
t−ブチルパーベンゾエート(TBPB)、t−ブチル
ハイドロパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド(
DTBPO)、クメンハイドロパーオキシド(CHP)
などのラジカル発生重合触媒を単独又は数種類を混合し
て使用する。また、その際、使用する溶剤としてはトル
エン、キシレン、ンルベツソi00,  150 (シ
ェル石油化学■)、スワゾール1000. 1500 
(丸善石油■)などの芳香族系炭化水素類、n−ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、ミネラルスピリット、メチル
シクロヘキサン、エチルシクロヘキザン、[AΔS(シ
ェル石油化学■)などの脂肪族系あるいは脂環族系炭化
水素類、メタノール、エタノール、イソプロパツール、
ブタノール、jSO−ブタノール、エチルセロソルブ、
ブチルマロソルブなどのアルコール類、酢酸エチル、酢
酸ブチル、酢酸イソブチル、セロソルブアセテート、3
−メトキシブチルアセテートなどのエステル系溶剤類、
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノンなどのケトン系溶剤などが使用さ
れる。なお、後述する硬化剤としてポリイソシアネート
類を使用する場合には、アルコール系溶剤を使用するこ
とが出来ないのは、いうまでもない。このようにして得
られるアクリル系重合体(B)成分の数平均分子量とし
ては、耐候性、塗装作業性などの観点から5,000か
ら200, 000なる範囲内が好ましい。
・ 次にアクリル系重合体(B)成分を前記した■の方
法により調製する方法について説明する。
アクリル系重合体(B)成分を■の方法により調製する
に際して使用する酸無水物基含有モノマーとしては、前
記の酸無水物基含有モノマーが使用できる。その使用量
は0. 05〜75重量%でおり、好ましくは0.05
〜50重量%である。
又必要に応じて使用される共重合性不飽和阜含有樹脂は
前記の■又は■の調製の際に用いたものと同一のものが
使用できる。その使用量はアクリル系重合体(B)成分
の全重量中の30重量%以下である。その他の共重合可
能な不飽和モノマーとしては、前記の■又は■の調製の
際に用いた不飽和モノマーのうち、酸無水物基と反応す
るもの以外のものが使用できる。該共重合可能な不飽和
モノマーとしては、n−ブチルメタクリレ−i〜、is
o−ブチルメタクリレ−l〜、tert−ブチルメタク
リレート及びシクロへキシルメタクリレートからなる群
から選ばれた少なくとも1種の不飽和七ツマ−をアクリ
ル系重合体(B)成分の全重量中の25〜99.95重
量%、好ましくは30〜99.95重量%含むことがフ
ルオロオレフィン系重合体(A>成分との相溶性の観点
から好ましい。
又■の方法で用いる活性水素を含有する含窒素原子化合
物としては、N、N−ジメチルエチレンジアミン、N、
N−ジエチルエチレンジアミン、N、N−ジプロピルエ
チレンジアミンの如きN。
N−ジアルキルエチレンジアミン類:N、N−ジメチル
−1,3−プロピレンジアミン、N、N−ジエチル−1
,3−プロピレンジアミン、N、N−ジプロピル−1,
3−プロピレンジアミンの如きN、N−ジアルキル−1
,3−プロピレンジアミン類;N、N−ジメチル−1,
4−テトラメチレンジアミン、N、N−ジエチル−1,
4−テトラメチレンジアミン、N、N−ジプロピル−1
゜4−テトラメチレンジアミンの如きN、N−ジアルキ
ル−1,4−テトラメチレンジアミン類;N。
N−ジメチル−1,6−へキサメチレンジアミン、N、
N−ジエチル−1,6−へキサメチレンジアミン、N、
N−ジプロピル−1,6−へキサメチレンジアミンの如
きN、N−ジアルキル−1,6−へキサメチレンジアミ
ン類:N−(2−アミノエチル)モルホリン、N−(3
−アミノプロピル)モルホリン、N−(4−アミツブデ
ル)モルホリン、N−(6−アミノヘキシル)モルホリ
ンの如きN−アミノアルキルモルボリン類:N−(2−
アミノエチル)ピロリジン、N−(3−アミノプロピル
)ピロリジンの如きN−アミノアルキルピロリジン類:
N−(2−アミノエチル)ピペリジン、N−(3−アミ
ノプロピル)ピペリジン類;またはジメチルアミノエタ
ノール、ジエチルアミノエタノール、ジメチルアミノブ
タノール、ジエチルアミノブタノール、ジエチルアミノ
エタノール、ジエチルアミノヘキサノールの如き3扱ア
ミノ基を含有するアミノアルコール類等がある。
酸無水物基含有モノマーと共重合性玉鎖m基金方法で得
ることができる。このようにして調製された重合体中の
酸無水物基に、前記活性水素を含有する含窒素原子化合
物を付加反応させる際、活性水素を含有する含有窒素原
子化合物の活性水素基/酸無水物基の当量比が0.1〜
1となる様な比率で反応させるのが好ましい。
このようにして得られるアクリル系重合体(B)成分の
数平均分子量としては、耐候性、塗装作業性などの観点
から5,000〜200.000なる範囲内が好ましい
・ アクリル系重合体(B)成分を前記した■の方法に
より調製する方法。
アクリル系重合体(B)成分を■の方法により調製する
に際し工使用するエポキシ基含有モノマーとしては、前
記エポキシ基含有モノマーが使用できる。その使用量は
0.05〜75重量%でおり好ましくは0.05〜50
重但%である。
又、必要に応じて使用される共重合性不飽和基含有樹脂
は、前記■又は■の調製の際に用いたものと同一のもの
が使用できる。その使用量は、アクリル系重合体(B)
成分の仝重量中の30=I量%以下である。
その他の共重合可能な不飽和モノマーとしては前記の■
又は■の調製の際に用いた不飽和モノマーのうち、エポ
キシ基と反応するもの以外のものが使用できる。該共重
合可能な不飽和モノマーとしては、n−ブチルメタクリ
レート、is○−ブチルメタクリレート、tert−ブ
チルメタクリレート及びシクロへキシルメタクリレート
からなる群から選ばれた少なくとも1種の不飽和モノマ
ーをアクリル系重合体(B)成分の仝重量中の25〜9
9、95重量%、好ましくは30〜99.95重足%含
むことが、フルオロオレフィン系重合体(A)との相溶
性の観点から好ましい。
エポキシ基含有モノマーと、共重合性不飽和基含有樹脂
及び/又はその他用手合可能な不飽和モノマーとの重合
体は、前記■又は■と同一の方法で得るとかできる。
エポキシ基含有重合体に付加反応せしめるアミン化合物
としては、tert−ブチルアミン、エタノールアミン
、エチルアミン、tert−オクチルアミン、ジェタノ
ールアミン、ジメチルアミン、メチルエチルアミン等が
おる。
エポキシ基に付加反応させる際、エポキシ基1当闇に対
して1級アミノ基又は2級アミノ基が0.8当量以上と
なる様な割合で、またアンモニアが0.8モル以上とな
る様な割合で反応させるのが好ましい。
このようにして得られるアクリル系重合体(B)成分の
数平均分子量としては耐候性、塗装作業性などの観点か
ら5,000〜200.000なる範囲内が好ましい。
・ アクリル系重合体(B)成分を前記した■の方法に
より調製する方法。
アクリル系重合体(B)成分を■の方法により調製する
に際して使用するエポキシ基含有モノマーとしては、前
記エポキシ基○有モノマーが使用できる。その使用量は
0.05〜75重但%であり、好ましくは0.05〜5
0重笛%でおる。
又、必要に応じて使用される共重合性不飽和基含有樹脂
は、前記■叉は■の調製の際に用いたものと同一のもの
が使用できる。その使用量は、アクリル系重合体(B)
成分の全ff1ffi中の30重量%以下でおる。
その他の共重合可能な不飽和モノマーとしては、前記■
又は■の調製の際に用いた不飽和モノマーのうち、エポ
キシ基と反応するもの以外のものが使用できる。該共重
合可能な不飽和モノマーとしては、n−ブチルメタクリ
レート、iso−ブチルメタクリレート、tert−ブ
チルメタクリレート及びシクロヘキシルメタクリレート
からなる群から選ばれた少なくとも1種の不飽和モノマ
ーをアクリル系重合体(B)成分の全重徂中の25〜9
9、95重伍%、好ましくは30〜99.95重量%含
むことがフルオロオレフィン系重合体(A>との相溶性
の観点から好ましい。
エポキシ基含有モノマーと、共重合性不飽和基含有樹脂
及び/又はその他用重合可能な不飽和モノマーとの重合
体は、前記■又は■と同一の方法で得るとかできる。
エポキシ基含有重合体に付加反応せしめる燐原子に結合
した水酸基を有する化合物としては、燐酸もしくはその
エステル類、ポリ燐酸、亜燐酸もしくはそのエステル類
、ホスホン酸もしくはそのエステルなどが代表的なもの
である。
そして前記ホスホン酸の具体例としてはフェニルホスホ
ンL p−メチルフェニルホスホン酸、メチルホスホン
酸、エチルホスホン酸、ブチルホスホン酸、オクチルホ
スホン酸、シクロへキシルホスホン酸、ベンジルホスホ
ン酸などがある。前記各種酸類のエステルとしては、燐
酸モノメチル、燐酸モノエチル、燐酸モノプロピル、燐
酸モノブチル、燐酸モノオクチル、燐酸モノペンチル、
燐酸モノヘキシル、ffi酸モノラウリル、燐酸モノシ
クロヘキシル、’XF4Mモノベンジル、燐酸モノフェ
ニル、燐酸モノメタクリロイルオキシエチル、燐酸モノ
アクリロイルオキシエチル、燐酸ジメチル、mWジエチ
ル、燐酸ジプロピル、′If4Mジブチル、Jr4酸ジ
ペンチル、燐酸ジヘキシル、燐酸ジオクチル、燐酸ジラ
ウリル、燐酸ジシクロヘキシル、燐酸ジベンジル、燐酸
ジフェニル、燐酸ジメタクリロイルオキシエチル、燐酸
ジアクリロイルオキシエチル、亜燐酸モノメチル、亜燐
酸モノエチル、亜燐酸モノプロピル、亜燐酸モノブチル
、亜燐酸モノペンチル、亜燐酸モノヘキシル、亜燐酸モ
ノエチル、亜燐酸モノラウリル、亜燐酸モノシクロヘキ
シル、亜燐酸モノベンジル、亜燐酸モノエチル、亜燐酸
モノメタクリロイルオキシエチル、亜燐酸モノアクリロ
イルオキシエチル、フェニルホスホン酸モノメチル、フ
ェニルホスホン酸モノエチル、フェニルホスホン酸モノ
プロピル、フェニルホスホン駿モノブチル、フェニルホ
スホン酸モノペンチル、フェニルホスホン酸モノヘキシ
ル、フェニルホスホン酸モノオクチル、フェニルホスホ
ン酸モノラウリル、フェニルホスホン酸モノシクロヘキ
シル、フェニルホスホン酸モノベンジル、フェニルホス
ホン駿モノフェニル、p−メチルフェニルホスホン酸モ
ノメチル、p−メチルフェニルホスホン酸モノエヂル、
p−メチルフェニルホスホン酸モノブチル、p−メチル
フェニルホスホン酸モノヘキシル、p−メチルフェニル
ホスホン酸モノラウリル、p−メチルフェニルホスホン
酸モノフェニル、ブチルホスポン酸モノメチル、ブチル
ホスホン酸モノブチル、ブチルホスホン酸モノオクチル
、ブチルホスホン酸モノブチル、ベンジルホスホン酸モ
ノブチル、ベンジルホスホン酸モノオクチル、ベンジル
ホスホン酸モノフェニルなどがある。また、前記した如
き分子中に1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を含有
する燐酸エステルもしくは亜燐酸エステルの(共)重合
体、ざらに前記した如きgA酸、亜燐酸、ホスホン酸類
、燐酸モノエステル類などの1分子中に2個以上の燐に
結合した水!Iを含有する化合物とモノエポキシ化合物
もしくはポリエポキシ化合物を反応せしめて得られるP
−OH基を有する2−ヒドロキシアルキルエステル類も
使用することができる。
エポキシ基に上記の燐原子に結合した水酸基を有する化
合物を付加反応せしめる際、エポキシ基に対する燐原子
の当量比は燐原子に結合した水酸基の数により異なるが
、概ね0.1〜1.0の範囲が好ましい。
このようにして得られるアクリル系重合体(B)成分の
数平均分子口としては耐候性、?tiH作業性などの観
点から5,000〜200.000なる範囲内が好まし
い。
・ アクリル系重合体(B)成分を、前記した■の方法
、即ち水rIi基含有ポリマーに5酸化燐を付加反応せ
しめて調製する方法。
前記■の方法において使用する水酸基含有モノマーとし
ては、前記した水酸基含有モノマーが使用できる。その
使用量は0.05〜75重量%であり、好ましくは0.
05〜50重量%である。
又、必要に応じて使用される共重合性不飽和基含有樹脂
は、前記■又は■の調製の際に用いたものと同一のもの
が使用できる。その使用量は、アクリル系重合体(B)
成分の全重量中の30手量%以下である。
その他の共重合可能な不飽和モノマーとしては、前記■
又は■の調製の際に用いた不飽和モノマーのうち、水酸
基と反応するもの以外のものが使用できる。該共重合可
能な不飽和モノマーとしては、n−ブチルメタクリレー
ト、iso−ブチルメタクリレート、tert−ブチル
メタクリレート及びシクロヘキシルメタクリレートから
なる群から選ばれた少なくとも1種の不飽和モノマーを
アクリル系重合体(B)成分の全重量中の25〜99.
95手量%、好ましくは30〜99.95重量%含むこ
とがフルオロオレフィン系重合体(A)との相溶性の観
点から好ましい。
水酸基含有モノマーと、共重合性不飽和基含有樹脂及び
/又はその他用重合可能な不飽和モノマーとの重合体は
、前記■又は■と同一の方法で得ることができる。
水酸基含有重合体に5酸化燐を付加反応せしめる際、使
用する水酸基含有アクリル系重合体の水酸基価および分
子母に応じて、付加反応時に反応生成物をゲル化させな
い範囲内で適宜5酸化燐の使用量を決定しなければなら
ない。
このようにして得られるアクリル系重合体(B)成分の
数平均分子量としては耐候性、mV<作業性などの観点
から5,000〜200.000なる範囲内が好ましい
以上のようにして調製された溶剤可溶型フルオロオレフ
ィン系重合体(A)成分とアクリル系重合体(B)成分
は、特定の混合比で混合される。
アクリル系重合体(B)成分が0.1  wt%未満で
は顔料分散性が不十分となり、70  wt%以上であ
ると溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体(A>成分
の長所である耐候性を生かすことが出来ない。
従って、溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体(A>
成分とアクリル系重合体(B)成分の混合比(重量比)
は、(A> / (B) =30〜99.910.1〜
70、特に好ましくは(A>/ (B)=30〜99/
1〜70の範囲が選ばれる。
かくして得られた溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合
体(A>成分とアクリル系重合体(B)成分の混合物に
、必要に応じて硬化剤及び/又は硬化触媒を混合するこ
とができる。
本発明で使用できる硬化剤としては、ポリイソシアネー
ト化合物、ブロックポリイソシアネート化合物、アミノ
プラスト等がおる。
ポリイソシアネート化合物の代表例としては、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、トリメチルへキサメチレンジ
イソシアネートの如き脂肪族ジイソシアネート類;キシ
レンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートの
如き環状脂肪族ジイソシアネート類;またはトリレンジ
イソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシ
アネートの如き芳香族ジイソシアネート類などの有機ジ
イソアネート、おるいはこれら有機ジインシアネートと
、多価アルコール、低分子量ポリエステル樹脂または水
などとの付加物、さらには上掲した有数ジイソシアネー
ト同士の重合体やイソシアネート・ビウレット体などが
挙げられるが、かかる各種のポリイソシアネート化合物
の代表的な市販品の例を挙げれば「バーノック [)−
750゜−800,DN−950,−970,−980
,−981または15−455 J  (大日本インキ
化学工業■製晶〕、[デスモジュールL、N、HLまた
はLLJ  (西ドイツ国バイエル社製品)、[タケネ
ート D−102、−202,−110Nまたは−12
,3NJ(武田薬品工業將)製品〕、「コロネートL、
HL、EHまたは203J  (日本ポリウレタン工業
■製品〕あるいは[デュラネート24A−90EXJ 
 (旭化成工業■製品〕などである。
また、ブロックポリイソシアネート化合物の代表例とし
ては、上掲した如き各種のポリイソシアネート化合物を
公知慣用のブロック化剤でブロック化せしめて得られる
ものを指称し、かかるブロックポリイソシアネート化合
物の代表的な市販品の例を挙げれば「バーノック D−
550J  (大日本インキ化学工業(体製品〕、「タ
ケネート D−815−NJ  (武田薬品工業■製品
〕、「アゾイトール(ADDITOL) VXL−80
J  (ヘキスト合成((1)製品)または[コロネー
ト2507J  (日本ポリウレタン工業■製品〕など
でおる。これらの(ブロック)ポリイソシアネート化合
物のうち、前記溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体
(A)成分との相溶性の点からは、とくに「コロネート
2507またはEHJあるいは「バーノック D N 
−980または−981Jの如き、分子中にイソシアヌ
レート環を有する化合物の使用が望ましい。
アミノプラストの代表的なものとしてはメラミン、尿素
、アセトグアナミン、ベンゾグアナミン、ステログアナ
ミンまたはスピログアナミンの如きアミノ基含有化合物
と、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、アセト
アルデヒドまたはグリオキザールの如きアルデヒド系化
合物成分とを、公知慣用の方法により反応させて得られ
る縮合物あるいはこれらの各縮合物をアルコール類でエ
ーテル化往しめて得られるものなどが挙げられるが、通
常、塗料用として使用されているものであれば、いずれ
も使用できることは勿論である。
そのうちでも、C1〜C4なるアルコール類で部分的に
、おるいは完全にエーテル化せしめたものが好ましく、
かかるアミノプラストの具体例としては、ヘキサメチル
エーテル化メチロールメラミン、ヘキサブチルエーテル
化メチロールメラミン、メチルブチル混合エーテル化メ
チロールメラミン、メチルエーテル化メチロールメラミ
ン、ブチルエーテル化メチロールメラミンまたはインブ
チルエーテル化メチロールメラミン、あるいはそれらの
縮合物などが挙げられる。
とくに、溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体(A>
成分との相溶性の観点からはメチルエーテル化メチロー
ルメラミンの使用が望ましい。
そして、本発明において硬化剤を使用する場合は、溶剤
可溶型フルオロオレフィン系重合体(A>成分とアクリ
ル系重合体(B)成分との混合物100重但部に対して
、硬化剤1〜50重蚤部(いずれの成分も固形分を基準
として〉なる範囲内が適当である。
本発明において、さらに必要に応じて硬化触媒を用いる
ことができる。かかる硬化触媒の代表的なものとしては
、硬化剤成分として(ブロック)ポリイソシアネート化
合物を用いる場合、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル
錫ジオクテート、ジブデル錫ジラウレート、トリエチル
アミンまたはジメチルアミンエタノールなどが埜げられ
るし、また硬化剤としてアミノプラストを用いる場合、
パラトルエンスルホン酸、燐駿またはA’AWのアルキ
ルエステル、あるいは[ベッカミン p−198J〔大
日本インキ化学工業■製品〕または「ネイキュア155
.2500X、 X−49−110、5225もしくは
3525J  (アメリカ国キング社製品]などで代表
されるジノニルナフタレンジスルホン酸、ドデシルベン
ゼンスルホン酸またはそれらの有機アミンブロック化合
物などが挙げられる。
また溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体(A>成分
及び/又はアクリル系重合体(B)成分に加水分解性シ
リル基含有モノマーを使用した場合は、硬化触媒として
はブチルアミン、ジブチルアミン、ヘキシルアミン、t
−ブチルアミン、エチレンジアミン、トリエチルアミン
、イソホロンジアミン、イミダゾール、水酸化リヂウム
、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムもしくはすl〜ツ
リウムチラートの如き塩基性化合物;テトライソプロピ
ルチタネート、テトラブチルチタネ−1〜、オクチル酸
錫、オクチルWm、オクヂル酸コバルト、オクチル酸亜
鉛、オクチル酸カルシウム、ナフテンl、ナフテン酸コ
バルト、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジオクト
エート、ジブチル錫ジラウレートもしくはジブチル錫マ
レートの如き含金属化合物;p−トルエンスルホン酸、
トリクロル酢酸、燐酸、モノアルキル燐酸、ジアルキル
燐酸、β−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートの燐
酸エステル、モノアルキル亜燐酸もしくはアルキル亜燐
酸の如き酸性化合物などが挙げられる。
そして、これらの硬化触媒を使用する場合、その添加量
は前掲の溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体(A>
成分とアクリル系重合体(B)成分の混合物の固形分相
i 100部に対して、0.01〜10重量部なる範囲
内が適当であり、かかる硬化触媒の添加量は主として硬
化温度および硬化時間によって適宜決定される。
かくして得られる本発明になる塗料用樹脂組成物は、通
常、顔料を加えて使用されるが、加えないで使用するこ
とも何等差しつかえない。顔料の具体例としては、醸化
チタン、亜鉛華、カーボンブラック、鉄黒、銅クロムブ
ラック、銅・鉄・マンガンブラック、黄鉛、カドミウム
イエロー、オーカー、チタンイエロー、シンクロメート
、弁柄、亜鉛・鉄ブラウン、カドミウムレッド、クロム
バーミリオン、マンガンバイオレット、紺青、群青、コ
バルトブルー、クロムグリーン、酸化クロムグリーン、
チタン・コバルト・ニッケル・亜鉛グリーン、ビリシア
ン、エメラルドグリーン、コバルトグリーン、ガオリン
、ベントナイト、シワ力ホワイト、アルミナホワイト6
青、白亜、沈降性炭酸カルシウム、沈降性5A酸バリウ
ム、パライトの如2!無殿系の顔料、β−ナフトール系
、β−オキシナフトエ酸系、ナフトールAs系、アセト
酢酸アニリド系、ピラゾロン系、アセト酢酸エステル系
、フタロシアニン系、アントラキノン系、イソジゴ系、
ペリレン系、ペリノン系、ジオキ丈ジン系、キナクリド
ン系、イソインドリノン系、金属針基系、フルオルビン
系、キノフタロン系の如き有機系の顔料、金粉末、銀粉
末、真ちゅう粉末、アルミニウム粉末または銅粉末の如
き金属粉末、鱗片状雲丹に醸化チタン処理を施したもの
などが挙げられる。
本発明組成物には、ざらに必要に応じて各種樹脂類、溶
剤類をはじめ流動調整剤、色分れ防止剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、光安定剤またはシランカップリング剤な
どの如き公知慣用の各種添加剤を加えることができるの
は熱論のことである。
前記各種樹脂類の代表的なものには、ニトロセルロース
、セルロースアセテートブチレートの如き繊維素系樹脂
、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合樹脂、ケトン樹脂、石
油樹脂、(B)成分以外のアクリル系重合体、オイルフ
リーアルキド樹脂、アルキド樹脂またはエポキシ樹脂な
どがおる。
さらに、溶剤類としては前記溶剤可溶型フルオロオレフ
ィン系重合体(A>成分を調製するさいの溶剤として前
掲されたようなもの、およびそれらの混合物が使用でき
るが、前記硬化剤成分として(ブロック)ポリイソシア
ネート化合物を用いる場合には、かかる溶剤として、イ
ソシアネート基と反応するものの使用を避(プなければ
ならないことは言うまでもない。
而して、本発明組成物はスプレー塗装、刷毛塗り、ロー
ルコータ−などの如き公知慣用の方法により塗45され
、そして前記硬化剤としてポリイソシアネート化合物を
用いる場合には、室温から120℃までの温度で焼付け
られ、それ以外の硬化剤を用いる場合には、60〜25
0℃までの温度で、5秒間〜40分間焼付けられて硬化
塗膜を形成することができる。
(実施例) 次に本発明を参考例、実施例および比較例により更に具
体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何等、限定
されるものではない′。なお以下において部および%は
特に断りのない限りすべて重量基準である。
参考例1(溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体(A
>の調製例〕 窒素で充分置換した11のステンレス製オートクレーブ
にエチルビニルエーテル509.4−ヒドロキシブチル
ビニルエーテル509、ビニル2,2−ジメチルプロパ
ノエート150g、メチルイソブチルケトン215Lj
、アゾビスイソバレロニトリル59、tert−ブチル
パーオキシオクトエート5gおよび1,2,2,6.6
−ペンタメチルピペリジン3gを仕込んだ。次いでクロ
ロトリフルオロエチレン2503を圧入し、撹拌しなが
ら55℃で15時間反応させ、ざらに85℃に昇温し4
時間反応を継続して、不揮発分68%の水酸基を有する
。溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体(A>の溶液
を得た。以下、この重合体溶液をA−1と略称する。
参考例2(溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体(A
)の調製例〕 窒素で充分置換した1でのステンレス製オートクレーブ
にエチルビニルエーテルioog、ビニル2.2−ジメ
チルプロパノエート1509、メチルイソブチルケトン
315J、アゾビスイソバレロニトリル3g、tert
−ブチルパーオキシオクトエート5gおよび1.2,2
,6.6−ペンタメチルピペリジン3gを仕込んだ。次
いでクロロトリフルオロエチレン250gを圧入し、撹
拌しながら55℃で15時間反応させ、さらに85℃に
昇温し4時間反応を継続して、不揮発分60%の溶剤可
溶型フルオロオレフィン系重合体(A>の溶液を得た。
以下、この重合体溶液をA−2と略称する。
参考例3〔溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体(A
>の調製例) 窒素で充分置換した2βのステンレス製オートクレーブ
にメチルインブチルケトン150gおよびn−ブタノー
ル809、オルトぎ酸メチル20g、「パーブチルPV
」 〔日本油脂器)製のラジカル重合開始剤)10g、
ビニルトリメトキシシラン200び、エチルビニルエー
テル100g、「ベオバー9」(オランダ国シェル社製
の、C9なるアルキル基を有するカルボン酸ビニルエス
テル)  200gを仕込んだ。次いでクロロトリフル
オロエチレン4009、テトラフルオロエチレン100
9を圧入し、以下参考例1と同様の方法で反応させ、不
揮発分79%の溶剤可溶型フルオロオレフィン系重合体
(A)の溶液を得た。以下、この重合体溶液をA−3と
略称する。
参考例4(アクリル系重合体(B)の調製例〕撹拌装置
、温度計、N2ガス導入管を備えた4つロフラスコにト
ルエン300部、酢酸ブチル500部を仕込み80’C
に昇温し、80℃でn−ブチルメタアクリレート600
部、メチルメタアクリレート220部、β−ヒトドロキ
シエチルメタアクリレート120部ジメチルアミンエチ
ルメタクリレート50部、メタアクリロイルオキシエチ
ルアシッドホスフェート10部、トルエン200部、t
−ブチルパーオクトエート30部、アゾビスイソブチロ
ニトリル30部から成る混合物を4時間かけて滴下した
のち、80℃で約15時間保持して不揮発分50%のア
クリル系重合体(B)の溶液を得た。以下、この重合体
溶液を8−1と略称する。
参考例5〜7〔アクリル系重合体(B)の調製例〕第1
表に示した不飽和モノマーを使用プる以外は参考例4と
同様にして、アクリル系重合体(B)の溶液を(qだ。
それぞれの重合体溶液の不揮発分を同表に示す。
第1表 参考例8〔アクリル系重合体(B)の調製例〕参考例4
で使用したのと同様な4つロフラスコにトルエンの70
0部を仕込んで、窒素雰囲気中で110℃に昇温し、次
いでここにn−ブチルメタアクリレート730部、スチ
レン200部、無水マレイン酸70部、アゾビスイソブ
チロニトリル10部、tert−ブチルパーオキシオク
トエート10部、tert−ブチルパーオキシベンゾエ
ート5部およびトルエン300部からなる混合物を3時
間に亘って滴下し、しかるのち同温度に15時間保持し
て反応を続行せしめ、不揮発分が50%の重合体を1q
た。次いでこの重合体溶液を100°Cに降温させ、こ
こにN。
N′−ジメチル−1,3−プロピレンジアミン72.9
部を仕込み、同温度に12時間保持して脱水閉環したの
ち、減圧下にトルエン100部を留去して縮合水を除去
せしめた。そのあと、n−ブタノール174部を添加し
て不揮発分50%のアクリル系重合体(B)の溶液を得
た。以下この重合体溶液を8−5と略称する。
参考例9(アクリル系重合体(B)の調製例〕参考例4
で使用したものと同様の4つロフラスコにトルエン30
0部、酢酸ブチル500部を仕込み80℃に昇温し、8
0℃でn−ブチルメタクリレート600部、メチルメタ
クリレート170部、β−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート120部、グリシジルメタクリレート110部、ト
ルエン200部、t−ブチルパーオクトエート30部、
アゾビスイソブチロニトリル30部から成る混合物を4
時間かけて滴下したのち、80°Cで約15時間保持し
て、不揮発分50%の重合体溶液を得た。次いで窒素ガ
スで充分置換したオートクレーブに、この重合体溶液を
1250部、ジメチルアミン20部、トルエン20部を
仕込んで密閉して90℃で48時間、加熱下、混合保持
し゛C不揮発分50%のアクリル系重合4$(B)の溶
液を得た。以下この重合体溶液をB−6と略称する。
参考例10(アクリル系重合体(B)の調製例)参考例
4で使用したものと同様の4つ目フラスコにトルエン3
00部、酢酸ブチル500部を仕込み80℃に昇温し、
80’Cでn−ブチルメタクリレート700部、メチル
メタクリレート170部、β−ヒドロキシエチルメタク
リレート120部、グリシジルメタクリレート10部、
トルエン200部、t−ブチルパーオクトエート30部
、アゾビスイソブチロニトリル30部から成る混合物を
4時間かけて滴下したのち、80’Cで約15時間保持
して、不揮発分50%の重合体溶液を得た。次いで燐酸
モツプデル10部とトルエン10部を加えて80℃で4
時間保持しアクリル系重合体(B)の溶液を得た。以下
この重合体溶液を8−7と略称する。
参考例11〔不飽和基含有ポリエステル樹脂(C−1>
の合成〕 撹拌装置、温度計、反応生成水除去装置、N2ガス導入
管を備えた4つロフラスコにインフタル酸513部、無
水マレイソM19部、アジピン1106部、ネオペンチ
ルグリコール391部、トリメチロールプロパン83部
、ペンタエリスリトール30部、消泡剤0.005部を
仕込んで180’Cに昇温し、同温度に2時間保持した
のち、3時間かけて220’Cまで昇温し、N2ガス雰
囲気下で醒価が9以下になるまで同温度に保持してから
、不揮発分が約50%となるようにトルエン/酢酸ブチ
ル=50150 (重量比)で、稀釈して不揮発分50
.0%、粘度0.M価4,2、OH価67の不飽和基含
有ポリエステル樹脂(C−1>を得た。
参考例12〔アルキド樹脂(C−2)の合成〕脱水ヒマ
シ油脂肪酸382部、無水マレイン閲5部、無水フタル
酸349部、ネオペンチルグリコール134部、トリメ
チロールプロパン98部、ペンタエリスリトール100
部、消泡剤0.005部を仕込む他は参考例11と同様
にして、不揮発分50.0%、粘度し、酸価3.0,0
1−1価45、油長40%の脱水ヒマシ油変性のアルキ
ド樹脂(C−2)を得た。
参考例13〔不飽和基含有アクリル系樹脂(C−3>の
合成〕 撹拌装置、温度計、N2ガス導入管を備えた4つロフラ
スコにトルエン300部、酢酸ブチル500部を仕込み
、115°Cに昇温し、115℃でスチレン200部、
メチルメタクリレート300部、ブチルメタクリレート
417部、β−じドロキシエチルアクリレート58部、
トルエン200部、t−ブチルパーオクトエート30部
、ジーtert−ブチルバーオキシド5部から成る混合
物を4時間かけて滴下し、約15時間、115℃に保持
したのち、無水マレイン酸25部を投入して、ざらに1
15℃で、酸1町が約7になるまで保持して、不揮発分
50.0%、粘度Y11部7.5の不飽和基含有アクリ
ル系樹脂(C−3>を得た。
参考例14[アクリル系重合体(B)の調製例]参考例
4で使用したのと同様の4つロフラスコに、参考例11
でえられた不飽和基含有ポリエステル樹脂(C−1>1
00部、トルエン250部、酢酸ブチル500部および
t−ブチルパーオクトエート2部とスチレン100部、
n−ブチルメタアクリレート650部、β−ヒドロキシ
エチルメタクリレート100部、ジメチルアミノエチル
メタクリレート90部、メタクリロイルオキシエチルア
シッドホスフェート10部からなる不飽和モノマー混合
物950部のうち、まず150部を仕込み80’Cに昇
温し1時間保持したのち、30分で90℃に昇温し90
℃で七ツマー混合物の残り800部、トルエン200部
、を−ブチルパーオクトエート70部、t−ブチルパー
ベンゾエート10部からなる混合物を6時間かけて滴下
し、その後約15時間90’Cで保持して不揮発分50
%のアクリル系重合体(B)の溶液を得た。以下この重
合体溶液を8−8と略称する。
参考例15〔アクリル系重合体(B)の調製例〕参考例
14において、不飽和基含有ポリエステル樹脂(C−1
>のかわりに参考例12で得られたアルキド樹脂(C−
2’)を用いた以外は、同様の方法で不揮発分50%の
アクリル系重合体(B)の溶液を得た。以下この重合体
溶液をB−9と略称する。
参考例16〔アクリル系重合体(B)の調製例〕参考例
14において、不飽和基含有ポリエステル樹脂(C−1
>のかわりに参考例13で得られた飽和含有アクリル系
樹脂(C−3>を用いた以外は、同様の方法で不揮発分
50%のアクリル系共重合体(B)の溶液を得た。以下
この重合体溶液をB−10と略称する。
参考例17〔比較対照用アクリル系重合体<8)の調製
例〕 参考例4において、不飽和モノマーを以下の通りにした
以外は同様の方法で比較対照用アクリル系重合体(B)
の溶液をえた。以下この重合体溶液をB′−1と略称す
る。
n−ブチルメタアクリレート      600部メチ
ルメタアクリレート        280部β−ヒド
ロキシエチルメタアクリレート120部参考例18(比
較対照用アクリル系重合体(B)の調製例) 参考例4において、不飽和モノマーを以下の通りにした
以外は同様の方法で比較対照用アクリル系重合体(B)
の溶液をえた。以下この重合体溶液をB′−2と略称す
る。
ジメチルエチルアミノメタクリレート 100部スチレ
ン              100部メチルメタア
クリレート        350部n−ブチルメタア
クリレート     200部β−ヒドロキシエチルメ
タクリレート 100部ブチルアクリレート     
     90部アクリル酸            
  10部(計)950部 〔実施例及び比較例〕 参考例1〜18で得られた溶剤可溶型フルオロオレフィ
ン重合体(A)、アクリル系重合体(B)を用いて第2
表に示す如く所定の割合で混合し、顔料分散性の評価を
行った。
まず前記所定の割合で混合したものを用いて、所定の練
肉条例で練肉した後のエナメルベースの顔料の分散状態
を判定した。更に所定の割合で硬化剤及び/又は硬化触
媒を混合しガラス板上に流し塗りを行い、所定の条件で
乾燥及び/又は硬化したのち光沢を測定した。結果を第
2表に示す。
第2表より明らかなように、本発明により1ユられる塗
料用樹脂組成物は極めて優れた顔料分散性を示す。
以下余白 [注]1)すべて固形分割合である 2)大日本インキ化学工業■製、ポリイソシアネート化
合物 3)住友化学■製、メチルエーテル化メラミン樹脂 4) 日本ポリウレタン工業財)製、ブロックポリイソ
シアネート化合物 5)アメリカ国キング社製の硬化触媒 6)ジブチル錫ジアセテート 7)以下の条件で混練した後のエナメルベースの顔料の
凝集の有無、チクソ性の有無を目視で判定した。
・ 黒・・・MA−100PWC3% 〔三菱化成工g装〕 ・ 赤・・・ファストグンレッドYE  PWC10%
〔大日本インキ化学工業(体製〕 ・ 青・・・ファストゲンブルーNK  PWCIO%
〔大日本インキ化学工業(体製〕 の条件で、サンドミルにて60分間混練した。
8)60度鏡面反則率(%)で表示した。
〔発明の効果〕
本発明になる塗料用樹脂組成物は、家電用などの一般焼
付(プ、建築物、瓦またはPCMなどのコイルコーティ
ングなどの外装用として、あるいは自動車用、詳細には
自動車のエナメル塗おI、メタリックベース塗料または
クリヤー塗料として、さらにはガラス、セラミックス製
品の表面保護膜として適用することができ、また剥離性
良好な基体の上に本組成物を塗装し乾燥せしめたのち、
剥離性良好な基体から剥離してフィルム状として使用す
ることができるが、決して上掲の適用範囲にのみ限定さ
れるものではない。また、本発明になる塗料用樹脂組成
物は各種の顔料に対する混合性が優れているため、塗膜
仕上がりが従前のものと比較して格段に良い塗膜を形成
することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、必須成分として溶剤可溶型フルオロオレフィン系重
    合体(A)と塩基性窒素原子及び/又は燐原子を含むア
    クリル系重合体(B)が重合割合で(A)/(B)=3
    0〜99.9/0.1〜70なる混合物に、 必要に応じて硬化剤及び/又は硬化触媒を混合してなる
    ことを特徴とする塗料用樹脂組成物。 2、アクリル系重合体(B)が、 (i)塩基性窒素原子含有モノマー及び/又は燐原子含
    有モノマー…0.05〜99.95重量% (ii)共重合性不飽和基含有樹脂…0〜30重量% (iii)その他共重合可能な不飽和モノマー…0〜9
    9.95重量% 含有するものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の塗料用樹脂組成物。 3、フルオロオレフィン系重合体(A)が水酸基を含有
    するものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の塗料用樹脂組成物。 4、アクリル系重合体(B)が水酸基を含有するもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載の塗料用樹脂組成物。 5、アクリル系重合体(B)が、 酸無水物基含有モノマーを0.05〜75重量%及び/
    又は共重合性不飽和基含有樹脂を0〜30重量%、その
    他共重合可能な不飽和モノマーを0〜99.95含有す
    る重合体に、 活性水素含有の含窒素原子化合物を付加反応せしめたも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の塗料用樹脂組成物。 6、アクリル系重合体(B)が、 エポキシ基含有モノマーを0.05〜75重量%及び/
    又は共重合性不飽和基含有樹脂を0〜30重量%、その
    他共重合可能な不飽和モノマーを0〜99.95重量%
    含有する重合体に、 アミン化合物及び/又はアンモニアを付加反応せしめた
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の塗料用樹脂組成物。 7、アクリル系重合体(B)が、 エポキシ基含有モノマーを0.05〜75重量%及び/
    又は共重合性不飽和基含有樹脂を0〜30重量%、その
    他共重合可能な不飽和モノマーを0〜99.95重量%
    含有する重合体に、 燐原子に結合した水酸基を有する化合物を付加反応せし
    めたものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の塗料用樹脂組成物。 8、共重合性不飽和基含有樹脂が、アクリル系樹脂、ア
    ルキド樹脂、ポリエステル樹脂よりなる群から選ばれる
    少なくとも1種の樹脂であることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項、第4項、第5項、第6項、第7項のいず
    れか1項に記載の塗料用樹脂組成物。 9、アクリル系重合体(B)が、n−ブチルメタクリレ
    ート、iso−ブチルメタクリレート、tert−ブチ
    ルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレートから
    なる少なくとも1種の不飽和モノマーをアクリル系重合
    体(B)の全重量中の25〜99.95重量%含むもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第2項、第4項
    、第5項、第6項、第7項のいずれか1項に記載の塗料
    用樹脂組成物。 10、硬化剤がポリイソシアネート化合物であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の塗料用樹脂組
    成物。 11、硬化剤がブロックポリイソシアネート化合物であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の塗料
    用樹脂組成物。 12、硬化剤がアミノプラストであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の塗料用樹脂組成物。
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