JPS6351280B2 - - Google Patents

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JPS6351280B2
JPS6351280B2 JP55151993A JP15199380A JPS6351280B2 JP S6351280 B2 JPS6351280 B2 JP S6351280B2 JP 55151993 A JP55151993 A JP 55151993A JP 15199380 A JP15199380 A JP 15199380A JP S6351280 B2 JPS6351280 B2 JP S6351280B2
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JP
Japan
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screen
phosphorus
blue
green
emission maximum
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JP55151993A
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JPS5675641A (en
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Uiriamu Ratsukii Jooji
Marei Kureaa Henrii
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS5675641A publication Critical patent/JPS5675641A/ja
Publication of JPS6351280B2 publication Critical patent/JPS6351280B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K4/00Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/16X-ray, infrared, or ultraviolet ray processes
    • G03C5/17X-ray, infrared, or ultraviolet ray processes using screens to intensify X-ray images

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は緑色発光X−線強化スクリーンに関す
る。更に詳しくは、本発明の緑色発光スクリーン
はスピードが比較的速いと共に、このスクリーン
はX−線コントラストの低い被写体についてその
可視化が改善される放射線写真を生ずる。 放射線強化スクリーンに螢光性組成物を使うこ
とはよく知られている。このような組成物を使う
と、放射線フイルムに使用可能な画像を生ぜしめ
るのに必要とされるX−線の露光を減少させるこ
とになる。強化スクリーンはX−線を吸収して螢
光を通じてこのX−線を放射線フイルムが感光す
るエネルギーに変える。 患者が絶対量少量に受けるX−線露光のレベル
を最少限にすることが望ましい。このため、両側
にハロゲン化銀を塗布したフイルム(この分野で
は「デユプリタイジド(Duplitized)」又は「ダ
ブル・コーテイド(double−coated)」として知
られている。)を二つずつ組んだX−線強化スク
リーンを使うのが一般的である。この構造ではス
クリーンの1つがダブル・コーテイド・フイルム
の一側に接触して置かれ、第2のスクリーンが他
側に接触して置かれる。X−線は両燐層により吸
収され;この結果これは極端に感光性の構造とな
る。しかしながら、ダブル・コーテイド構造は
「クロスオーバ(crossover)と呼ばれるものが原
因となつて画像が不鮮明となる。クロスオーバと
は不鮮明のことを言い、フイルム支持体を通つて
入つて来て、非隣接ハロゲン化銀層を露光する1
つのスクリーンからの発光によつて生ずるもので
ある。 シングル・コーテイド(single−coated)構造
と同様ダブル・コーテイド構造も、X−線強化ス
クリーンを用いたときは、他の原因からくる不鮮
明に悩まされる。燐粒子からの発光は等方性であ
る。粒子から発する光のうちの1部のみがX−線
フイルムに対して垂直な方向に進行する。X−線
フイルムに対して垂直でない方向(非軸)に進行
してこのフイルムに達する発光の1部は「画像の
拡がり」をもたらし、画像の鮮明さを失なわせる
原因となる。 クロス・オーバや画像の拡がりからくる鮮明性
の喪失を減らす多数の方法が提案されている。例
えば、ダブル・コーテイド・フイルムのクロス・
オーバは、このフイルム要素にある種のフイルタ
ー層を塗布することによつて減らしていた。強化
スクリーンにより発する同一波長域の光を吸収す
る色素を支持体内又はこの支持体とハロゲン化銀
乳剤層との間に含ませることは公知である。ま
た、ハロゲン化銀乳剤層と支持体との間に光一偏
光層を塗布することが提案されている。スクリー
ン内で画像が拡がる問題を解決する一般的な三つ
の解決法が知られている。非常に薄い燐層を用い
ることによつて画像の拡がりを減らすことができ
る。また、燐により発する波長の光を吸収する色
素をスクリーンバインダーに入れることにより画
像の拡がりを減らすことができる。スクリーンの
表面に向かれない隣により発する光は多量の染色
バインダー内を進むうちに優先的に吸収される。)
最後にこのスクリーン支持体を反射しないように
つくることができる。その理由は、スクリーン面
に対して垂直でない光は反射支持体に反射せず、
隣粒子からいくらか離れた距離のフイルム上に戻
る傾向を有している。このため、最適の鮮明さを
得るには、反射性の支持体を使用しないことであ
る。 スクリーンとフイルムとの組み合わせの鮮明さ
を改善するために記載された各方法は欠点を有し
ている。スペクトルの可視領域に吸収する色素を
フイルムに加えてクロス・オーバ露光を減らすと
ころでは、出来上がつた放射線写真内に色素が存
在するとその写真の出来上がりを妨げるので、こ
のフイルムから容易に除くことのできるタイプの
色素でなければない。また、フイルム内の色素は
ハロゲン化銀層や処理溶液とに適合するものでな
くてはならない。これらの条件はフイルムに入れ
ることのできる色素を大きく制限する。さらに、
フイルム−スクリーン コンビネーシヨンのフイ
ルム部分は再使用ができない。このため、さらに
別の成分、例えば光を吸収する色素がこの複雑さ
に加わり、と共にこの成分がコストに付加される
ことになる。 強化スクリーン内で拡がる画像を減らす方法
は、また、二、三の欠点を有している。燐層を薄
くすると、X−線に当たる燐の量が減り、このた
め生ずる放射の強度と情報量が減少する。このた
め、患者に当てるX−線の投射量を増加させなけ
ればならない。また、モツテル(mottle)と呼
ばれる好ましくない性質も増大する。色素を燐ス
クリーンに入れるとき、これを多量に用いると、
スクリーンの有効な厚さを減少させることができ
る。もし、非反射支持体を使うと、軸から外れた
光軸を弱めるのみならず反射してフイルムに戻る
軸線上の光線をもまた弱め、このためスクリーン
のスピードやその有効厚さを減少させる。 多数の近代的なX−線強化スクリーンはスペク
トルの緑色域で主として発する燐を使つている。
これは燐の発光全体の少なくとも30パーセントが
500と600nmとの間に存するスペクトル領域にあ
ることを意味する。米国特許第3883747号には、
緑色光を優先的に吸収する色素を少量入れること
によつて緑色を吸収発光燐を含んでいるX−線強
化スクリーンの鮮明さを改善することができるこ
とが開示されている。存在する燐の量を基準にし
て色素を0.0003重量パーセント程度含むテルビウ
ムで活性化した、ランタン及びガドリニウム酸硫
化物スクリーンが特に開示されている。この特許
の教えによれば、色素はスペクトルの青色部分に
おいてごくわずかな吸収を有するように色素を選
ぶべきである。少量の緑色色素又はその他の吸収
剤を含む緑色発光スクリーンはこのような吸収剤
を含まないスクリーンよりも鮮明な放射線写真を
つくるけれども、スピードを極限に失なわせず
に、又はモツトル(mottle)を増加させずに鮮
明度をもつと増加させることが要望されている。 このような目的に適い、同時にX−線コントラ
ストの低い被写体の像の鮮明度を改善することが
特に要望されている。例えば、胆石は非常に低い
X線コントラストを有しており、通常の中又は高
スピードスクリーンを使つて撮影された放射線写
真では見ることが特に困難である。 上に引用した米国特許第3883747号に教示され
ているような緑色光でなく、むしろ青色を優先的
に吸収することによつて、X−線コントラストの
低い被写体の可視性がきわめて高い放射線写真を
つくる緑色発光強化スクリーンをつくることがで
きることを見い出した。米国特許第3883747号に
よれば緑色吸収剤はどれも青色の吸収が最小であ
るとされているので、このような改善は特に驚く
べきことである。本発明によれば、スクリーンに
入れられる吸収剤は、青色の発光を減らすため
に、スペクトルの青色領域において比較的高いス
ペクトル濃度を生ずる。同時に、この吸収剤は燐
の緑色光の発光の画像拡がりを減らすためにスペ
クトルの緑色領域において十分な濃度を有してい
る。いかなる場合でも、青色の濃度は緑色の濃度
より大きくなければならない、すなわち、この吸
収剤は青色の発光を優先的に吸収しなければなら
ない。 本発明の目的のために、300nmから500nmの
範囲内の紫外線と青色輻射線を青色という。同様
に、青色吸収剤は300nmから500nmの範囲内の
紫外線と青色輻射線を吸収する。ある程度の緑色
吸収を有する単一の青色吸収剤を用いることがで
きるが、この光吸収剤は単一の成分である必要は
なく、また燐含有層にすべて存在する必要もな
い。この燐含有層は画像の拡がりを減らすために
十分な緑色吸収剤を含んでいる。全体のスクリー
ンはこのスクリーンから発する青色光を実質的に
減らすために十分な青色吸収剤を含むべきであ
る。このため、2種類の吸収剤を用いることがで
き、緑色吸収剤が燐層にあり、青色吸収剤が燐層
か保護層のどちらかの層にある。 本発明のスクリーンに用いられる吸収剤の量
は、試験用の塗布物をつくり、ラジアンス・フア
クター(radiance factor)を測定することによ
つて決定することができる。 物質のラジアンス・フアクターは十分に記載さ
れる公知の方法を使つて測定されるが、簡単に言
えば、同じ条件で照射される完全に反射するデイ
フユーザーの放射に対する物質の割合である。 本発明は、支持体とこの支持体上に燐層が塗布
されており、上記燐層がバインダーと500nmと
600nmとの間の波長域に少なくとも主たる緑色
発光極大を、また300nmと500nmとの間の波長
域に少なくとも主たる青色発光極大を有し、しか
も少なくとも30パーセントの発光が500nm以上
のところにある改善されたX−線強化スクリーン
であつて、上記燐層が、さらに緑色発光極大の波
長のところで、放射係数が青色発光極大のところ
での放射係数よりも少なくとも0.10大であり、好
ましくは少なくとも0.30大であることを特徴とす
る上記X−線強化スクリーンを提供する。 上述したように、青色吸収剤はスクリーンの別
に層例えば、保護層にあることができる。この場
合、スペクトルのいろいろな部分のラジアンス・
フアクターは上記したラジアンス・フアクターと
同一であるべきである。 以下の記載は光吸収性組成物を燐層に含む好ま
しいスクリーンに関するものである。なお、上述
したように、この青色吸収剤は別の層にあつても
よいことは理解されるであろう。また、当該分野
に携わる者には容易に明らかであるように詳細又
は高速スクリーンについて開示される特定の組成
物において変更をなすことができることは理解さ
れるであろう。 燐層に少なくとも2種類の吸収剤のコンビネー
シヨンを含むことが好ましい。この方式では、ス
ペクトルの異なつた領域について要求される条件
にそれぞれが適合していなければならない。特定
の好ましい例では、スペクトルの緑色領域のラジ
アンス・フアクターの要件を満たすために十分な
カーボンが燐層に加えられる。好しくは、緑色発
光極大の波長におけるラジアンスフアクターは
0.80ないし0.90である。勿論、このカーボンはス
ペクトルの青色領域のラジアンス・フアクターを
ある程度まで減らすことができる。しかしなが
ら、青色領域のラジアンス・フアクターは、スク
リーンの燐の青色放射を優先的に吸収する黄色色
素又はその他の物質を燐層に入れることによつて
さらに減らさなければならない。好しくは、青色
発光極大のラジアンスフアクターは0.70以下であ
る。 カーボンを燐層でスペクトルの緑色領域に対す
る吸収剤として用いるときは、このラジアンス・
フアクターの要件はきわめて低いレベルのカーボ
ンで満たされる。代表的にはこれらの要件は存在
する燐の量を基準にして0.000125重量パーセント
のカーボンで満たされる。しかしながらこのカー
ボンの量は0.00004パーセントと0.0004パーセン
トとの間で変えることができる。カーボンの形、
燐層のバインダー及び青色吸収剤の量及び種類に
より高濃度及び低濃度のカーボンを用いることが
できる。このカーボンの量は所望の光学特性を得
るために当該者が容易に決めることができる。 カーボンはどのような形態のもので用いること
ができるが、しかしながら、カーボン・ブラツク
のように細かに粉砕したカーボンを用いるのが好
ましい。カーボン・ブラツクはこれを単独で用い
ることができるけれども、このものは鬼まりにな
りやすい。このため、硝酸セルロースのチツプス
に分散させたカーボンの如く分散させたカーボン
を用いるのが便利である。有用なカーボン含有チ
ツプスはPED/Pennカラー社から入手しうる。
代表的にはこのチツプス中のカーボン粒子のサイ
ズは約10mμから約50mμの範囲である。 スペクトルの緑色吸収領域における、燐層のラ
ジアンス・フアクターの要件を満たすことができ
るかぎり、その他の緑色吸収剤も有効である。有
用な吸収剤には上記の米国特許第3883747号に記
載されている緑色色素が含まれる。 青色吸収剤は、これを燐層に加えたときに又は
保護層に加えたときに所望のラジアンス・フアク
ターの差を生ずる色素又は顔料ならどれでもよ
い。特に好ましいものは、燐層に用いるバインダ
ーの溶剤に溶ける黄色色素である。特定の好まし
い黄色色素はアセトンに溶ける以下に記載する色
素No.1である。有用な色素には下記の色素が含ま
れる: を選ぶのが望ましい。色素の有効量は、特定の色
素、すなわちその吸光係数、緑色吸収剤がスペク
トルの青色領域においてもつている吸収量等によ
り異なる。例えば、ガドリンオキシスルフイド
テルビウム 活性化スクリーンに青色吸収剤に色
素#1を用い、また緑色吸収剤に炭素を用いたと
きは、燐層内の黄色色素の有用な濃度は、存在す
る燐層の重量を基準にして約0.01重量パーセント
と0.02重量パーセントである。カーボンは上記に
規定された制限内の比較的低い濃度であることが
一般に望ましい。 用いられる青色吸収剤と緑色吸収剤の正確な量
については試験用スクリーンをつくり、燐の発光
極大の波長のところでのこれらのスクリーンの反
射したラジアンス・フアクターを決定することに
よつて確認される。これらの試験において、ラジ
アンス・フアクターは、The Proceedings of
the 3rd Congress of the International Colour
Association;Troy、N.Y.:July10−15、1977:
F.W.BillmeyerとG.Wyszecki、Eds:Adam
Hilger、Ltd.(1978)、232−236頁に記載されてい
る装置を使つて測定することができる。この装置
は45゜/0゜の拡散反射付属品を備えたCarl Zeiss、
Inc.のDMSスペクトロフオトメータからなる。
試験用スクリーンは250ワツトのキセノンランプ
を用い45゜に照らし、0゜で観察した。ラジアン
ス・フアクターは、このように照射したサンプル
のラジアンスと完全に反射するサンプルを全く同
じ条件で照らした場合のラジアンスとの比であ
る。 螢光吸収剤又はバインダーが存在する場合は、
このように測定されたラジアンス・フアクター
は、反射したラジアンス・フアクターと螢光ラジ
アンス・フアクターとの和である。本発明の目的
のために、有効なラジアンス・フアクターは反射
したラジアンス・フアクターのみである。螢光に
よる妨害は螢光の低い吸収剤とバインダーを用い
ることにより、又は単色光を用いることによつて
最少限にすることが可能である。 ラジアンス・フアクターの測定において、問題
の波長域に強い吸収性を示す支持体上に試験用塗
布物を塗布すべきである。この目的のために各種
の白色支持体を用いることができる。これらの支
持体は80パーセント以上の反射を有していなけれ
ばならない。試験用塗布物の厚さは0.125mmであ
るべきである。 中スピードのスクリーン用には緑色発光極大の
波長のところのラジアンス・フアクターは0.80と
0.90との間にあるべきである。従つて、青色発光
極大でのラジアンス・フアクターは0.70以下とす
べきである。好ましくは0.50以下である。 本発明のスクリーンは、代表的には、二重に塗
布されたフイルムを2つ一組にして用いられる。
しかしながら、本発明のスクリーンは、単独でも
用いることができ、あるいは従来のスクリーンと
組み合わせて用いることができる。1つの好まし
い組み合わせは本発明のスクリーンと別の緑色発
光スクリーン、例えば緑色感光二重塗布フイルム
と一緒に用いられる吸収剤を含有していない同様
のスクリーン、カーボンだけを含有しているスク
リーンである。 光を吸収する組成物、例えばカーボンや黄色色
素は、好ましくは、燐層用の塗布物に入れられ
る。この塗布組成物は、バインダー、燐、光吸収
剤及びバインダーに使用する適当な溶剤からな
る。 本発明のスクリーンに用いられる燐はスペクト
ルの緑色領域に実質的な可視部と紫外線発光を有
する燐である。「スペクトルの緑色領域」とは約
500と600nmの間のスペクトル領域をいう。また
「実質的な部分」とは、燐の全発光量の少なくと
も30パーセントを意味する。多数のテルビウム、
ジスプロシウムおよびエルビウムで活性化された
希土類燐がこの定義に含まれる緑色発光燐であ
る。特に好ましい燐はテルビウムで活性化された
ランタン及びガドリン オキシスルフイド及びオ
キシハライドである。これらの燐は次式に示すこ
とができる: Ph2O2Ch:A PhOX:A Ph2O3:A 式中のAはテルビウム、ジスブロシウム及びエ
ルビウムとからなる群から選ばれる活性化剤二価
希土類金属イオンであり、存在するPhを基準に
して約0.1から約10モルパーセントの間の活性濃
度で燐中に存在している。Xはクロライド又はブ
ロマイドの如きハライドである:Phはランタン、
イツトリウム、ガドリン又はルテニウムからなる
群から選ばれる希土類金属である:Chは硫黄又
はセレン(但し、酸素ではない)のようなカルコ
ゲンである。これらの燐はよく知られており、当
該分野において公知の方法によつてつくられる。
代表的な燐やこれらをつくる方法は、例えば、米
国特許第3418246号:エバート等の1978年8月15
日発行の同第4107070号、ラツキー(Luckey)ら
の1972年12月12日発行の米国特許第3705858号、
ラバチン(Rabatin)の1971年9月21日発行の米
国特許第3607770号、ラバチン(Rabatin)の
1971年7月6日発行の米国特許第3591516号に記
載されている。 上記の燐の多くはスペクトルの青色領域におい
てかなりの発光を有し、これらの燐からつくられ
たスクリーンは上記の青色吸収剤によつて相当に
改善される。例えば、有利に用いられる燐の1つ
はテルビウムで活性化されたガドリニウム オキ
シスルフイドである。この燐は545nm(スペク
トルの緑色領域)附近と490nm(スペクトルの
青色領域)附近に主たる発光線を有している。代
表的に用いられる二重塗布したX−線緑色感光性
フイルムの分光濃度曲線は450nmと525nmとの
間に分光濃度極小を、また545nm附近に分光濃
度ピークを示す。545nm附近にフイルムの比較
的高い分光濃度があるため、545nmのところの
比較的少量の燐の発光がフイルムを通過し、好ま
しくないクロスオーバを引き起こす。このため、
スクリーンは画像の拡がりをコントロールするた
めに十分な緑色吸収剤だけを含む必要がある。逆
に490nm附近の比較的低いフイルムの分光濃度
のために、490nmの燐の発光は容易にフイルム
を通過し好ましくないクロスオーバをもたらす。
従つて、クロスオーバの露光をコントロールする
ためにスクリーンは十分な青色吸収剤を含むこと
が望ましい。テルビウムで活性化されたガドリン
オキシスルフイド燐を含んでいるスクリーンで
は、青色吸収剤が490nmのところで非常に高い
吸収係数をもつのが好ましい。 本発明の青色吸収剤を含有するスクリーンは、
スペクトルの青色領域において低いスペクトル濃
度を有するハロゲン化銀フイルムについて特に有
効である。例えば、代表的な二重塗布緑色感光性
X−線フイルムは490nm附近に比較的低い濃度
を有しており、その濃度は、テルビウムで活性化
されたガドリン オキシスルフイドの発光スペク
トルに対応する他の波長域ではかなり高い。この
ため、このフイルムはこれらの波長域のところで
発光によつて生ずるクロスオーバを実質的に減ら
すために416nmと380nmのところで十分な濃度
を有している。しかしながら、他のハロゲン化銀
フイルム、例えば比較的低いハロゲン化銀の塗布
量を有するフイルム、又は異なつたハロゲン化銀
モルパーセント比、粒子サイズ分布又は粒子形態
等を有するフイルムはこれらの波長域並びに
490nm附近では低い光学濃度を有している。広
い吸収スペクトルを有する黄色色素又は数種類の
黄色色素を組み合わせたものはこれらのフイルム
と共に用いられるスクリーンにとつて望ましいも
のである。 本発明のスクリーンに有用な燐はスペクトルの
いろいろな波長のところの一群の線によつて特徴
づけられる発光スペクトルを有している。「主た
る発光極大」というのは、かなり強い線のことを
いう。スペクトルは少数の強い線と多数の小さな
線を有している。主たる発光スペクトルは代表的
には、小さな線よりも2ないし3倍大きい。 本発明の燐層において、燐粒子は適当なバイン
ダーに分散ないしは懸濁される。有用なバインダ
ーにはポリ(ビニルアルコール)のナトリウム
O−スルホンベンズアルデヒド アセタール、ク
ロロスルホネート化したポリエチレン、極小分子
のビスフエノール ポリカーボネートの混合物及
びビスフエノール カーボネートとポリ(アルキ
レン オキシド)からなるコポリマー、エチルア
ルコールに溶けるナイロン、ポリ(エチレン ア
クリレート−コ−アクリル酸)又はアルキル メ
タクリレート ポリマーとポリウレタン エラス
トマーとの組み合わせが包含される。これらのお
よびその他の有用なバインダーは米国特許第
2502529:同第2887379号:同第3617285号:同第
3300310号:同第3300311号及び同第3743833号及
びリサーチ・ジスクロージヤー(Research
Disclosure)、154巻、アイテム(item)15444、
1977年2月、及び182巻、アイテム(item)
18269、1979年6月に開示されている。これらの
バインダーに用いる有用な溶剤はこれらの文献に
開示されている。 特に好ましいバインダーはポリウレタンであ
る。この型の有用なバインダーはグツドリツチ・
ケミカル社からエスタン(Estane)の商標名で
市販されている。 本発明に従つて光吸収剤を含有する燐−バイン
ダー組成物からなるX−線強化スクリーンは適当
な支持体上に燐−バインダーの組み合わせを塗布
することによつて好ましくつくられる。有用な燐
対バインダーの割合、塗布量及び支持体について
は有用なバインダー及び燐に関する上記の文献に
記載されている。本発明のスクリーンの好ましい
燐対バインダーの体積比は約0.1/1から約4/
1との間にある。特に好ましい燐対バインダーの
体積比は2/1と3/1との間にある。燐層の好
ましい塗布量は、ガドリニウム オキシスルフイ
ド燐を用いるときは、約535g/m2と700g/m2
の間にある。塗布量が615g/m2近くにあるとき
は特に好ましい結果が得られる。燐層の光吸収剤
のパーセンテージがこのように小さいため、記載
された塗布量は燐とバインダーの両者の量に基づ
いている。 本発明のスクリーンは保護層でもつて任意に塗
布され、湿気、ひつかき等に対してスクリーンを
保護することができる。特に有用な層はセルロー
ス・アセテートである。本発明の青色吸収剤はこ
の保護層を含んでおり、保護層がひつかかれ、こ
の部分から吸収剤が除去されるため燐層内にのみ
青色吸収剤を導入するのが好ましい。しかしなが
ら、この青色吸収剤は保護層にも入れることがで
きる。この場合、保護層は燐層よりもずつと薄い
ので、この青色吸収剤が燐層にあるときよりもい
くらか少ない量で存在する。スクリーンに用いる
この保護層は、マツチング剤等の添加剤を任意に
含む。有用なマツチング剤についてはこのような
スクリーンと共に用いられるハロゲン化銀要素に
関する下記に記載されている。 本発明のX−線スクリーンは適当な支持体上に
燐層を塗布することによつてつくられる。代表的
なスクリーン支持体はセルロース・アセテート、
ポリ(ビニル アセテート)、ポリスチレン、ポ
リ(エチレンテレフタレート)等のセルロース・
エステルである。α−オレフインポリマー、特に
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−ブチ
レン等のポリマーで塗布されたカーボードまたは
紙の如き支持体を用いることができる。その他の
有用な支持体としてはアルミニウム等の如き金属
が含まれる。 本発明のスクリーンのスピード/鮮明度/クオ
ンタム・モツトル(quantum・mottle)を最適
にするために、反射支持体が青色吸収剤含有燐層
と共に有利に用いられる。この反射支持体はスピ
ードをある程度回復させると共に、青色吸収剤を
入れることによつて引き起こされるクオンタム・
モツトルをいくらか減らすことができる。 有用な反射支持体は、反射物質、例えば二酸化
チタンを上記した重合体の支持体に分散させるこ
とによつて、又は支持体の上に二酸化チタン又は
これと同類の反射顔料の層を塗布することによつ
てこれをつくることができる。その他の特に好ま
しい反射支持体には、バリタ塗布紙等の如き反射
紙が含まれる。 本発明のX−線スクリーンはスペクトルの緑色
領域において主として発光する。これらのスクリ
ーンは、従つて、緑色に感光する記録要素につい
て有利に用いられる。特に好ましい有用な要素
は、ハロゲン化銀層、特に臭化銀層を塗布したも
のである。(ハロゲン化銀要素に関する一般的な
開示については、リサーチ・ジスクロージヤー
(Reserch Disclosure)、176巻、アイテム
(item)17693、1978年12月にある)。ハロゲン化
銀は塩化銀、沃化銀、臭化銀、臭塩化銀、臭沃化
銀等からなる。有用なハロゲン化銀層にはゼラチ
ン臭沃化銀乳剤が含まれ、ここにおいて、臭沃化
銀の結晶の平均粒子サイズは0.5から5ミクロン
の範囲内にある。二重塗布ハロゲン化銀要素を用
いるときは(ハロゲン化銀を支持体の両側に塗布
したもの)、両側に塗布された塗布面の単位面積
当りの全銀の塗布量は8g/m2以下であるのが好
ましい。好ましくは、それぞれの塗布量は4g/
m2以下である。これらの層は当該分野においては
公知の手段によつて適当な写真用支持体に塗布さ
れる。放射線記録層に用いられるハロゲン化銀
は、代表的には粒子径の大きいハロゲン化銀乳剤
である。しかしながら、粒子径の小さい乳剤もこ
れを単独で用いることができ、あるいは粒子径の
大きい乳剤と一緒に用い露光ラチチユードを延ば
したり、又はカバリング・パワーを改善させるこ
とができる。この乳剤は表面感光剤又はハロゲン
化銀粒子の内部に主として潜像を形成する乳剤で
あることができる。有用な乳剤の代表的な例は米
国特許第3979213号:同第3772031号:同第
3761276号:同第3767413号:同第3705858号:同
第3695881号:同第3397987号:同第2996382号:
同第3178282号:及び同第3316096号に記載された
乳剤である。 スクリーンに青色吸収剤を入れることによつ
て、クロスオーバ露光を減らすと共に、このX−
線記載フイルムは、クロスオーバ露光を減らすた
めの色素又は他の手段を任意に含む。クロスオー
バー露光はリサーチ・ジスクロージヤー
(Reserch Disclosure)、146巻、アイテム
(item)14661、1976年6月に教示されているよ
うにハロゲン化銀乳剤層と支持体との間に光分光
層を塗布し、スペクトルの緑色領域の光を吸収す
る除去可能な吸収色素、化合物又はフイルター色
素層を塗布し、吸収化合物をフイルム支持体に加
えることによつて減らすことができる。 本発明のスクリーンは、緑色感光性要素に対し
て特に好ましい。当該分野においてはよく知られ
ているように、ハロゲン化銀は緑色増感色素を加
えることによつて緑色光に分光増感される。特に
有用な緑色増感色素は、米国特許第2503776号に
記載されているようなオキサカルボシアニン色素
とチアカルボシアニン色素である。その他の有用
な増感色素は上記に引用したリサーチ・ジスクロ
ーシヤー(Research Disclosure)のパラグラフ
に記載されている。 本発明のスクリーンに対して有用な写真要素
は、また、マツテング剤を任意に含む。このマツ
テング剤は要素の物理的特性質例えば引つかき、
圧力及び静止抵抗等を改善する目的で写真乳剤の
保護層に含まれる。特に好ましいマツテング剤は
細かに粉砕した有機粒子又はアクリル酸及びメタ
クリル酸及びこれらのメチルエチルから誘導され
た重合体ビートである。これら及びその他の有用
なマツテング剤は上記に引用したリサーチ・ジス
クロージヤー(Research Disclosure)のパラグ
ラフのハロゲン化銀のところに引用されてい
る。 ハロゲン化銀要素及びこのような要素特に放射
線写真に適する要素をつくる方法及びこのような
要素の処理する方法については、リサーチ・ジス
クロージヤー(Research Disclosure)、184巻、
アイテム(item)18431、1979年8月に記載され
ている。 本発明をより一層具体的に理解してもらうため
に次に実施例を示す。 実施例 1−3 これらの実施例は本明細書に記載する選択性吸
収剤を含まぬ同類のスクリーン比べて本発明のス
クリーンの有利性を示すものである。 米国特許第3418246号に記載されている方法に
よつてGd2O2S:Tb燐をつくり、ついで粉砕し、
米国特許第4107010号に記載されている方法によ
つて再燃焼した。燐の粒子サイズの方法は、平均
結晶サイズが約6−10μであつた。 B.F.グツドリツチ・ケミカル社、クリーブラン
ド、オハイオ44131から得られるエスタン
(Estane)5707 F1ポリウレタン・バインダーを
テトラヒドロフランに溶かした。オキシスルフイ
ド燐をバインダーのこの溶液に加え、さらに激し
く撹拌して、第1表に記載した塗布物をつくつ
た。カーボンを塗布物中に用いるときは、これを
燐の前に加えた。また色素を用いるときは、これ
を燐の後に加えた。この混合物をそれぞれの添加
後に激しく撹拌し、次いで、塗布前に空気に触れ
ないようにした。チツプの形をしたカーボンを加
えた。このカーボンは、カーボンを25%、残りが
可塑剤とセルロース・ナイトレート・バインダー
からなり、ペン・カラー社(Penn Color、Inc.)
からD.C.Glo−Blakの商標名で市販されている。
この色素は本明細書中には色素#1として記載さ
れている。第1表に報告したカーボンの量はカー
ボンだけの量として報告された:チツプの濃度は
これよりも4倍大きい。カーボン粒子のサイズは
10から50mμの範囲である。 この塗布物を下塗りしたポリ(エチレンテレフ
タレート)上につくつた。この支持体の1つは、
第1表において「白色支持体」と呼ばれているも
ので7.5重量パーセントのTiO2を含み入射可視光
の実質的な部分を反射する。スクリーンはすべて
0.008mmの厚さのセルロース・アセテートの保護
層を塗布した。 ポリ(エチレンテレフタレート)支持体の両側
に塗布した緑色に増感された粒子径の大きい臭沃
化銀ゼラチン乳剤を用い第1表に記載されたスク
リーンで放射写真をつくつた。これらの放射写真
をつくるに当つては、これらのスクリーンを真空
カセツト内のフイルムの両側に置き、このコンビ
ネーシヨンを70KVpで動くタングステン・ター
ゲツト・チユーブからのX−線に露光した。この
X線は1/2mmの銅と1mmのアルミニウムでもつて
フイルターされている。スクリーン フイルム
コンビネーシヨンのスピードは正味かぶりから上
に0.85の現像濃度のところで測定した。 これらのフイルム−スクリーン コンビネーシ
ヨンのスピードを第1表に示す。このスピードは
従来法で処理された従前の青色感光性フイルムと
共に用いられる2種類のCaWO4デユポン・パ
ア・スピード・スクリーンのスピードに対するも
ので相対的である。 鮮明度は主観的な評価である。この試験鮮明度
に対して、放射写真を骨とスチール・ウールから
なる試験被写体からつくつた。同様に「モツト
ル」と「ビード可視性」も主観的な評価である。
これらの評価をするために、2.54cmの層のルーサ
イト(Lucite)をX−線源と試験被写体との間に
置き、散乱を導入すると共に評価の感受性に差異
を生ずるようにした。「モツトル」はスクリーン
によつて生じた「あらさ」の評価である。「ビー
ド可視性」はX−線コントラストン低い試験被写
体の放射写真の可視性の評価である。この場合、
ポリ(メチル メタクリレート)ビードは直径が
0.8mmから3.2mmのサイズで変わる。 主観的な品質測定は放射線写真の評価に携さわ
る観察者によつて行なわれる。二、三の場合に
は、数枚の放射線写真が1つの評価のための基礎
を形成する。すべての場合に、この評価は、2つ
のデユポン・パア・スピード・スクリーンと従前
の青色感光性フイルムを同じ条件下で使つて撮影
した放射線写真を比較して行なつた。評価の段階
は次の通りである: 3 大変によい 2 よい 1 少しよい 0 同じぐらい −1 少し悪い −2 悪い −3 大変悪い 承知のように、用いた燐はテルビウムで活性化
されたガドリニウム オキシスルフイドである。
この燐は490nm附近と545nm附近に主たる発光
極大を有し、従つてこれらのスクリーンのための
ラジアンス・フアクターについてはこれらの波長
のところについて第1表に与えられる。ラジアン
ス・フアクターは上述した方法によつて決定し
た。 燐とバインダーの量は第1表に与えられている
がこれらは重量部で表わされる。色素又はカーボ
ンのパーセントは存在する燐の量を基準にした重
量パーセントである。この燐とこのバインダーの
ために15/1の重量比は2.5/1の体積比に相当
する。 【表】 【表】 バインダー1重量部

カーボン0.00037%

塗布量549g/m2

白色支持体
比較例 デユポン・パー・スピード −
− 0 0 0 0
実施例 4〜7 実施例1〜3の方法を繰り返した。但し、各種
の色素を用いた。これらの結果を第2表に示す。 【表】 【表】 これらの色素はテルビウムで活性化されたガド
リニウム燐について特に有用である。これらの燐
は約545nmのところに緑色発光極大を、約440と
490nmのところに青色発光極大を有している。
上記の色素は、この燐の490nmの発光極大附近
に高い濃度をもち、その結果ほんの少量のこれら
の色素が本発明の青色トランスミツシヨン特性に
合うように用いられるように選ばれた。 2種類の吸収剤を用いるところでは、スペクト
ルの青色部分に高い吸収性をもち、且つスペクト
ルの緑色部分に比較的低い吸収性をもつ色素。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持体とこの支持体上に塗布された燐層から
    なり、該燐層がバインダーと燐からなり、上記燐
    が500nmと600nmとの間の波長域において少な
    くとも1個の主たる緑色発光極大を、300nmと
    500nmとの間の波長域において少なくとも1個
    の主たる青色発光極大を有し、且つ500nm以上
    にその発光の少なくとも30パーセントを有するX
    −線強化スクリーンであつて、上記燐層がさらに
    上記緑色発光極大の波長のところの上記スクリー
    ンのラジアンス・フアクターが上記青色発光極大
    の波長のところのラジアンス・フアクターにくら
    べて少なくとも0.10大であるように少なくとも1
    種類の黄色色素光吸収剤を含むことを特徴とする
    上記X−線強化スクリーン。 2 上記緑色発光極大の波長のところの上記スク
    リーンのラジアンス・フアクターが上記青色発光
    極大の波長のところのラジアンス・フアクターよ
    りも少なくとも0.30大きい特許請求の範囲第1項
    記載のスクリーン。 3 上記吸収剤が黄色色素とカーボンからなる特
    許請求の範囲第1項記載のスクリーン。 4 上記支持体が反射支持体である特許請求の範
    囲第1項記載のスクリーン。 5 上記反射性支持体がポリ(エチレン テレフ
    タレート)に二酸化チタンを分散させたものから
    なる特許請求の範囲第4項記載のスクリーン。 6 上記燐がテルビウムで活性化されたガドリニ
    ウムオキシスルフイド燐である特許請求の範囲第
    1項記載のスクリーン。 7 上記バインダーがポリウレタン・バインダー
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のスクリーン。 8 上記緑色発光極大の波長のところの上記ラジ
    アンス・フアクターが0.80と0.90との間にあり、
    上記青色発光極大のところの上記ラジアンス・フ
    アクターが0.70以下である特許請求の範囲第1項
    記載のスクリーン。
JP15199380A 1979-10-31 1980-10-29 Xxray reinforced screen Granted JPS5675641A (en)

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