JPS635099A - 新規なポリペプチド、その製法及び用途 - Google Patents

新規なポリペプチド、その製法及び用途

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JPS635099A
JPS635099A JP62151569A JP15156987A JPS635099A JP S635099 A JPS635099 A JP S635099A JP 62151569 A JP62151569 A JP 62151569A JP 15156987 A JP15156987 A JP 15156987A JP S635099 A JPS635099 A JP S635099A
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thr
lymphotoxin
ser
ala
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JP62151569A
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クラウス・シヨルマイヤー
アキム・メラー
ウオルフガング・ケルヴアー
トーマス・デルパー
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BASF SE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、リンホトキシ/活性又はリンホトキシン様活
性を有する新規なポリペプチド、その製法及びこのもの
を場合によりリンホカインと組合せて含有する治療剤に
関する。
リンホトキシン(TNF−βとも呼ばれる)は、196
8年に初めて文献に記載された(ラドル及びワックスマ
ン著J、 exp、 Med、 128巻1267〜1
279頁1968年;グランガー及びコルプ著J、 I
mmun、 101巻111〜120頁1968年;a
−ゼナウ著W、 Fed、 Proc、 27巻34〜
68頁1968年参照)。リンホトキシンはマイトゲン
刺激性リンパ球からの生物学細胞性塞栓のような活性ス
ペクトル及び他の形質転換細胞に対し明白な細胞溶解活
性を有する(浜田及び小沢著Jap、 J、 exp、
 Med、 46巻263〜267頁1976年;グラ
ンガーら著J。
Ce11. Immun、 58巻388〜402頁1
978年:ランデル及びエバンス著イミューノファーマ
コロジイ3巻9〜18頁1981年:グランガーら著J
、 Lymphokine Res、 1巻45〜49
頁1982年ニラドルら著J、 Lymphokine
 Res、 2巻23〜31頁1.983年参照)。
初代細胞培養及び正常細胞系に対し、リンホトキシンは
細胞毒活性を全く又はわずかじか示さない。この知見に
より生体内研究が行われるようになり(カーノら著Pr
oc、 Soc、 exp、 Biol。
Med、 169巻291〜294頁1982年;ペー
パーマスターら著キャンサー45巻1248〜1256
頁1980年;う/ンムら著J。
Natn、 Cancer、 In5t、 69巻74
1〜744頁1982年参照)、その結果は、リンホト
キシンが有効な抗腫瘍剤であることを示した。
ヒト−リンホトキシンは第1図と示すアミノ酸配列を有
する(グレイら著ネイチャー612巻721〜724頁
1984年参照)。このリンホトキシンのシグナル配列
は−64ないし−1が特色を有する。
ヒト−リンホトキシン(TNF−β)はリンホカインの
群に属し、後者は腫瘍壊死因子(TNF又はTNF−α
)に属する。両者の蛋白は試験管内及び生体内で類似の
作用スペクトルを示すだけでなく、時折インターフェロ
ン−rと共に相乗作用を有する(ラドルら著Lymph
okine Res。
2巻23〜31頁、1986年:グランガーら著Lym
phokine Res、 1巻45〜49頁1982
年;ルフ及びギフオード著すンホカインズ2巻P1ck
+E、 ed、 235〜275頁アカデミツク・プレ
ス・ニュー−ヨーク1981年;カースウェルら著Pr
oc、 Natl、 Acad、 Sci、 72巻3
666〜3670頁1975年;エバンス著Canc、
 Immunol。
Immunother、 12巻181〜190頁19
82年:ランデル及びエバンス著イムノファーマコロジ
イ3巻9〜18頁1981年:ルフ及びギフオード著I
nfect、 Immun、 31巻580〜385頁
1981年;ウィリアムノンら著Proc。
Natl、Acad、 Sci、 80巻5397〜5
401頁1983年:ウィリアムス及びペランチ著J。
Immunol、 130巻518〜520頁1986
年;ストーンーウオルフら著J、Exp、 Med、 
159巻828〜843頁1984年;リーら著J。
Immunol、 133巻1083〜1086108
6頁1984年ニホウエルmphokine Res、
 4巻16〜26頁1985年参照)。
両蛋白のための遺伝子は第6染色体上に隣接して局在す
る(ネドウイ/ら著Nuc1. Ac1d、 Res。
13巻17号6361〜6373頁1985年参照)。
両蛋白のアミノ酸配列の比較を第2図に示す。
この図において、上段はとトーリンホトキシン(TNF
−β)のアミノ酸配列、下段はヒト腫瘍壊死因子(TN
F−α)のアミノ酸配列である。
この比較によれば、両蛋白はアミノ酸水準において30
%の相同性を有し、この相同性は両蛋白の中央及びC−
末端部に集中しているが、N−末端部は異質で長さが異
なることが知られる。
さらに、七〇N−末端が最初の23個のアミノ酸の欠失
により自然のリンホトキシンと区別されるリンホトキシ
ン突然変異株が知られている。
本発明者らは、リンホトキシンのアミノ酸配列25〜1
71及び26〜171から成り、モしてN−末端におい
てメチオニル基又はアラニル基及び/又は免疫原性作用
を有するペプチド配列を追加含有してもよいポリペプチ
ドが有利な性質を有することを見出した。
免疫原性作用を有するペプチド配列は、既知のリンホカ
イン例えばTNF又はインターフェロン−rの配列の一
部であってよく、あるいは特別の性質例えばフィブリン
親和性を有するペプチド配列であってよい、。
新規なポリペプチドは、(a)リンホトキシンを産生ず
る細胞系からメツセンジャーRNAを分離し、[b)こ
のメツセンジャーRNAを相当する二重鎖相補DNA中
に複製し、(C)この相補DNAを大腸菌のベクター中
に挿入し、(d)こうして得られた新しいベクターによ
り大腸菌を形質転換し、(e)リンホトキシン相補DN
Aクローンを遺伝子ゾンデ及びハイブリッド形成により
選択して特性決定し、(f)このリンホトキシン遺伝子
を含有するこの遺伝子又は遺伝子断片を適当なオリゴヌ
クレオチドと共に発現ベクター中に挿入し、(1)所望
により遺伝子の5′−端に追加のDNA配列を挿入し、
(j)この発現ベクターにより大腸菌を形質転換し、そ
して(k)希望する遺伝子産生物を発現させ、分離し、
そして精製することにより、製造することができる。
相当する相補DNA (CDNA )を分離するために
は、リンパ芽球細胞系RPM I 1788 (ATC
CACCL 156 )を文献(アが−ワルら著J、 
Biol。
Chem、 259巻686〜691頁1984年)の
記載により培養し、刺激したのちメツセンジャーRNA
 (m RNA )を分離し、そして既知の方法により
c DNAに変える。
このcDNAクローンは第6図((示す配列を有する。
この配列部分(これらは制限認識部位における酵素的切
断により容易に入手できる)は、実施例中に詳細に記載
されるリンホトキシン様ポリペプチドをクローニングす
るために利用される。クローニングベクター例えば市販
のプラスミドpUC18及びpUC19への遺伝子断片
の導入は、公知の方法(マニアテイスら著モレキュラー
〇クローニング、コールド中スフリング・ハーバ−・ラ
ボシト941982年参照)により行われる。蛋白の発
現が可能な化学的に合成された適当な調節領域を、遺伝
子又は遺伝子断片に付与することもできる。こうして得
られるハイブリッドプラスミドを適当な宿主微生物好ま
しくは大腸菌中に形質転換することは、同様に公知であ
り、文献に詳細に記載されている。
大腸菌の周囲プラズマ中へのポリペプチドの分泌を可能
にする相当するシグナル配列を、ハイブリッドプラスミ
ドに付与することもできる。
こうして得られる蛋白は、分泌後はそのN−末端部にメ
チオニンを含有しないが、多くは切断位置にとって重要
なアミノ酸例えばアラニンを含有する( Nucl、 
Ac1d、 Res、 8巻3011〜5027頁19
80年参照)。
遺伝子暗号の変性により、他のDNA配列例えば化学的
に合成された異なるDNA配列を有する遺伝子を新規な
ポリペプチドの発現のために使用することもできる。
新規なペプチドは腫瘍、免疫性疾患又は炎症性疾患例え
ばりウマチ又は多発性関節炎に使用できる。
−フエロンーβ及ヒインターフェロンーrの添加、なら
びに制癌剤の添加により、相加効果以上に高めることが
できる。従って本発明は、新規なペプチドと、リンホカ
イン例工ばTNF−α及ヒ特にインターフェロン−α、
インターフェロン−β及びインターフェロン−γとの混
合物に関する。
従って本発明は、新規なポリペプチドの少なくとも1覆
を場合により製剤上容認しうる賦形剤又は結合剤中に含
有する医薬である。さらに本発明は、新規なポリペプチ
ドと既知のリンホカイン又はリンホカイン突然変異株(
例えばインターフェロン−r又はTNF )とを組合せ
た医薬である。
本発明の他の態様は下記実施例中に詳細に記載される。
比較物質として用いられたリンホトキシンは、リンホト
キシン突然変異株と同様にして大腸菌中でクローニング
し、発現させ、そして文献の記載と同様にして精製した
t CDNAの製造ニ リンホトキシン(TNF−β)を産生ずる細胞系RPM
I−1788の培養: ATCC(扁CCL156)から得られた造血細胞系R
PMI−1788を、攪拌式フラスコ中で胎児子牛血清
20%を含有するRPMI 1640培地中で、37℃
及びCO□5%において培養した。7〜8 X 10’
細胞/ mlの細胞密度に達したのち、培地を胎児子牛
血清5%を含有するRPMI 1640培地と交換し、
そして腫瘍プロモーターPMA (4β−ホルボール−
12β−ミリステート−16α−アセテート)をあらか
じめ定められた1 50 nMの最適濃度で添加した。
70時間ののち、最大量のリンホトキシン(700U/
mj)が産生された。その生物学的活性を文献記載のよ
うにして測定した(アガーワル、モファット及びハーキ
ンス著J、 Biol、 Chem、 259巻686
〜691頁1984年参照)。この時間ののち細胞を集
め、PB82 mlで洗浄し、そして溶解緩衝液(グア
ニジニウムチオシアナート6M。
くえん酸ナトリウム5 mM% pH7,0,2−メル
カプトエタノール0.1M、サルコシル0.5%)中で
ホモジナイザーにより分解した。RNAを5゜7 M 
−CsC1パッドにより35000 rpmで1夜沈降
させた。オリゴ(aT)セルロース上で7フイニテイク
ロマトグラフイを2回行うことによりmRNAのポリA
含有分画を分離して精製した。
AMV−逆転写酵素により、このポリA RNAを一本
鎖cDNAに転写した。第2の鎖の合成は同様に逆転写
酵素を用いて行った。二重鎖cDNAを、制限エンドヌ
クレアーゼSau 6Aによりその製造業者の指示に従
って切断し、1%アガロースゲル上で分画したニゲルか
ら1 kbp±0,5kbpの大きさのDNA断片を溶
離し、そして脱燐酸化されBamHIで線状化された大
腸菌ベクターpUC18と連結した。このDNAをHB
 101株のコンピテント大腸菌細胞中に形質転換し、
そしてアンピシリン100゛μfi/mlを含有するL
B板上に塗布した。微生物をニトロセルロースフィルタ
ー上に移し、自己複製させ、分解し、DNAを変性し、
そしてフィルター上に固定した。
DNA合成装置(アプライド・バイオシステムスHf)
 3a OA型)を用いて、公知のヒトーリこれらのゾ
ンデは下記の配列を有していた。
5’CCTCCTGCACCTGCTGC5’5’TT
GCTGGGGTCTCCAAT 3’5’GAGTG
CAGCCA()()GTTC5’オリゴヌクレオチド
ゾンデを5′−端でr  32 p−ATPにより標識
し、そしてニトロセルロースフィルターをIM−NaC
1,1mM−EDTA 、  1%−8DS、10%−
デキストランスルフアート中でゾンデと共に攪拌下に4
2℃で1夜培養した。
フィルターをIM−NaC1,1mM−EDTA 、 
1%−8DS中でよく洗浄したのち、このフィルターを
フィルムと共に照射し、配列相同性を有するクローンを
調べた。相同性クローンを分離し、そして個別に分けた
。プラスミドDNAを分離し、そして配列を定めた。こ
うして分離されたクローンの一つはpLyt 15で、
その配列を第3図に示す。
λアミノ酸配列24〜171を有する比較物質(Δ23
リンホトキシン)のための遺伝子断金 片をい有するハイブリッドプラスミドの製造ニブラスミ
ドpLyt 15から出発する。この実験は、Sau 
3 Aで切断されたリンホトキシンCDNA (KS図
)をpUC18のBamH1認識部位に挿入することに
より行われた。プラスミドpLyt 15を既知の手段
で、制限エンドヌクレアーゼBbv 1 /AcC1な
らびにAcc1/5a11によりその製造業者の指示に
従って開環した(第3図及び第4図)。
消化混合物を5%ポリアクリルアミドゲル上の電気泳動
により既知の手段で分離し、砕片を臭化エチジウムで染
色して見えるようにした。次いで両方の必要なリンホト
キシン遺伝子断片Bbv1/ACCI及びAcc 1 
/ Sal 1をアクリルアミドゲルから切り取り、電
気泳動によりマトリックスから分離した。これら両方の
断片0.1 pMolを0.1 pMolのベクター(
pUC18EcoR1’/ Sal 1 )及び合成の
オリゴヌクレオチドKS23/24と15℃で1夜連結
した。
KS 23 : 5’AATTCATGCATAGC3
’KS 24 : 3’GT、AC()TATCGTG
GG 3’第4図に示すようKして、ハイブリッドプラ
スミドpKS 501が得られた。
&アミノ酸配列2!:1〜171を有するポリペプチド
(Δ24リンホトキシン)のための遺伝子断片を含有す
るハイブリッドプラスミドの製造ニ プラスミドpLyt15から出発する。この実験、は、
Sau 3Aで切断されたリンホトキシンcDNA(第
3図)をpUC18のBamH1認識部位に挿入するこ
とにより行われた。プラスミドpLyt 15を既知の
手段で、制限エンドヌクレアーゼBbv 1/ Ac 
cl rAらびにAcc1/5ai1によりその製造業
者の指示に従って開環した(第3図及び第5図)。
消化混合物を5%ポリアクリルアミドゲル上の電気泳動
により既知の手段で分離した。臭化エチジウムで染色し
て砕片を見えるようにした。
次いで両方の必要なリンホトキシン遺伝子断片Bbv1
/ACC1及びAccl/5ailをアクリルアミドゲ
ルから切り出し、電気泳動によりマトリックスから分離
した。これら両方の断片0.1 pMolを0.1 p
Molのベクター(pUCI B EcoR1/ Sa
l 1 )及び合成オリゴヌクレオチドKS 27/2
8と15℃で1夜連結した。
KS 27 : 5’AATTCATGA()C6’K
S28 : 3’  GTACTCGTGGG5’第5
図に示すよ5にして、ハイブリッドプラスミドpKS 
302が得られた。
4、アミノ酸配列26〜171を有するポリペプチド(
Δ25リンホトキシン)のための遺伝子断片を含有する
ハイブリッドプラスミドの製造: このハイブリッドプラスミドの製造は、例2及び3の記
載と同様にして新規なオリゴヌクレオチドKS29/3
0を用いて行われた。
KS 29 : 5’AATTCATC) 5’KS 
30 : 3’ ()TACTGG()5’例2及び3
と同様にして新規なハイブリッドプラスミドpKs 3
03が得られた(第6因参照)。
5、ハイブリッドプラスミドの形質転換:コンビテント
大腸菌細胞例えばw3110 (ATCC27525)
K、ハイブリッドプラスミドpKs 301、pKs 
502及びpKS 30 :5をそれぞれ0.1〜1μ
I用いて形質転換し、そしてアンピシリン含有寒天板上
に塗布した。次いで正確に組込まれたリンホトキシン部
分配列を含有するクローンは、プラスミド高速分析法に
より同定することができた。
3、リンホトキシン活性を有するポリペプチドの発現: 例2.6及び4で得られたハイブリッドプラスミドに既
知の手段により、その特異なECOR1切断位置におい
て、発現のための合成シグナル配列を付与した。これら
の新規なプラスミドを大腸菌中に形質転換した。産生細
胞の培養は、普通の完全培地(ペプトン10g/l、酵
母抽出物5 fi/l、 NaC110g/13及びア
ンピシリンloOダ/Aり中で行った。リンホトキシン
及びリンホトキシン突然変異株の産生には、下記の培地
を使用した(成分の量はEl/13)。
酵母抽出物、デイフコ         2゜NZアミ
ンA1シェフイールド      2゜K2 PO44 KHt PO41 NH4C1l CaCl2 ・2 H2O0,0l MnCl2 ・4 H2O0,2 に2So42.6 Mg5O4−7H200,5 EDTA                   O,
05FeC13’ 6H200,005 ZnOO,0005 CuC1□” 2 H2O0,0001Co(NO3)
2 ・6H200,0001NH4−モリブデー) −
4H200,0001アンピシリンを100■/l添加 pH限界Z0 1比較物質リンホトキシンの精製及び特性決定ニリンホ
トキシンを発現する相当する振盪培養物の遠心分離によ
り得られた、リンホトキシン産生菌株(欧州特許164
965号明細書参照)の大腸菌の湿潤菌体136Iに、
20 mM−燐酸ナトリウム緩衝液800fflA’、
400mM−アルギニン・HCI、pH8,5を加え、
この細胞懸濁液を超音波操作により4℃で溶解した。1
2゜5%アンモニア水でpH価を′12に調節しながら
、2M −MnCl2溶液2Qmlを用いて核酸を沈殿
させた。沈殿を遠心分離し、上澄液に4℃で攪拌しなが
ら硫酸アンモニウム690gを添加した。蛋白沈殿を遠
心分離して上澄液を捨てたのち、20 mM−燐酸ナト
リウム緩衝液200mA!、0.1mM−アルギニン−
HCI、pH8,5に溶解した。この緩衝液に対して透
析したのち、順次K Q−セファロース、S−セファロ
ース及びモノQ(7アルマシア製)においてイオン交換
クロマトグラフィを行った。こうして得られたリンホト
キシン溶液は、ELISA−測定によれば0601〜0
.05%の残留大腸菌蛋白を含有していた。N−末端の
配列決定により、このものは下記のリンホトキシン誘導
体の混合物であることが認められた。
1)Met−リンホトキシン: Met−Leu−Pro−Gly−Val−Gly−L
eu−Thr−Pro−8er2)へ6−リンホドキシ
ン: Va141y−Leu−Thr−Pro−3er−Al
a−Ala−Gin−Thr6)Δ26−リンホドキシ
ン: His−3er−Thr−Leu−Lys−Pro−A
la−Ala−His−Leu8、比較物質Δ23−リ
ンホトキシンの精製及び特性決定: 相当する振盪培養物から遠心分離された大腸菌細胞(例
2及び6参照)20gを、2mM−燐酸ナトリウム緩衝
液200ml、pH8,5に移し、15分間の超音波処
理ののち、核酸を沈殿させるため’l M −MnC1
□溶液4 mlを添加した。
遠心分離ののち上澄液を稀アンモニア水でpH8,9と
なし、硫酸アンモニウム78gで粗蛋白を沈殿させた。
沈殿を遠心分離したのち10mM−燐酸ナトリウム緩衝
液100ml、pH9,0に溶解し、この緩衝液に対し
て透析した。Q−セファロース及びS−セファロース(
ファルマシア製)上でのクロマトグラフィにより、均質
な蛋白溶液が得られ、この溶液はN−末端がメチオニン
化されたΔ26−リンホドキシンを99%以上の純度(
5DS−ゲル電気泳動分析)による)で含有していた。
この蛋白は下記のN−末端配列を有する。
Met−His−3er−Thr−Leu−Lys−P
ro−Ala−Ala−His−Leu−11e 9Δ24−’)7ホトキシンの精製及び特性決定:Δ2
4−リンホトキシン産生大腸菌の相当する振盪培養物か
らの湿潤菌体(例6及び6参照)110Iを遠心分離し
たのち、緩衝K (20m1rl−燐酸ナトリウム、4
00 mM−アルギニン・HCl、pH8,5)Il中
に懸濁し、4℃で超音波処理により溶解した。核酸を沈
殿させるため、得られた懸濁液に2M−MnC12溶液
2Qrtllを添加した。1.5時間ののち、遠心分離
により可溶性蛋白分画が得られた。この溶液のpH価を
稀アンモニア水で8.9にした。4℃で硫酸アンモニウ
ム390g(60%飽和)を添加することにより、Δ2
4−リンホトキシンを攪拌下に沈殿させた。硫酸アンモ
ニウム沈殿を緩衝液(20mM−燐酸ナトリウム、0.
1 mM−アルギニン・HCI、pH10,5) 30
0rnlに溶解し、この緩衝液(201)に対して1夜
透析した。透析された蛋白溶液を陰イオン交換体カラム
(Q−セファロースff1ファルマ、シア製)によりク
ロマトグラフ処理した。さらに精製するため、蛋白をC
M−セファロース及びS−セファロース(ファルマシア
製)上で順次にクロマトグラフィに付した。
この蛋白の純度は、5DS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動によれば99%以上であった。この蛋白はN−末
端メチオニンを含有しない。N−末端配列は下記のとお
りである。
5er−Thr−Leu−Lys−Pro−Ala−A
la−His−Leu−11e10、Δ25−リンホト
キシンの精製及び特性決定:Δ25−リンホトキシン産
生大腸菌の振盪培養物からの湿潤菌体(例4及び6参照
)176pを遠心分離したのち、緩衝液(20mM−燐
酸ナトリウム、400 mM−アルギニン、pH8,5
)600Mで懸濁させた。細胞の溶解は4℃で超音波処
理により行った。核酸を沈殿させるため、懸濁液を2 
M −Mn(:L□浴溶液最終含量40 mMにした。
同時に12.5 %アンモニア水でpH価を15にした
。遠心分離ののち上澄′ti、11につき硫酸アンモニ
ウム390yを添加して、Δ25−リンホトキシンを4
℃で沈殿させた。沈殿を20 mM−燐酸ナトリウム緩
衝液300mg、pH10,5に溶解した。不溶性蛋白
凝集物を除去するため、この濁った溶液を遠心分離し、
上澄液を5 mM−燐酸ナトリウム緩衝液、pH8,5
に対して透析し、次いでQ−セファロースカラム(ファ
ルマシア製)によりクロマトグラフィを行った。さらに
精製するため、Δ25−リンホトキシン含有分画をCM
−セファロース及びQ−セファロース(ファルマシア製
)上で頭次にクロマトグラフィに付した。こうして得ら
れた蛋白の純度は、5DS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動によれば99%以上であった。この蛋白は発酵条
件により、N−末端メチオニンをわずかしか又は全く含
有しなかった。N−末端配列は下記のものと決定された
Th r−Leu−Lys−Pro−Ala−Ala−
Hi 5−Leu−I 1 e−Gly−・・・11、
TNF−及びリンホトキシン−感受性の細胞系L929
及びwEHI−164に対するヒト組換えリンホトキシ
ン(LT )ならびに(LT )突然変異株Δ23、△
24及びΔ25の生体内細胞毒活性: 指数的に増殖している新たにトリプシン処理された細胞
5 X 103個を、完全培地(アールの塩含有Mll
iM+ 10 % Fe2 、フロラ・ラボラトリイズ
、メツケンハイム、FRC) 125μl中の96個の
孔を有する板に塗布し、67℃及び0025%において
飽和水蒸気雰囲気中で1夜培著した。物質の添加は翌日
に、培養孔1個につき25 μlの完全培地に混合して
行った。出発濃度には次の対照を並べた。a)培地のみ
、b)培地を含むがリンホトキシンを含まない細胞、C
)既知の生物活性を有する力価測定されたTNF −標
準。前記の条件下でさらに48時間培養したのち、生存
した細胞をクリスタルバイオレット溶液(クリスタルバ
イオレット15.p、NaC17g、エタノール646
rnl及び67%ホルムアルデヒド溶液172.8mA
’を水で全量21にしたで培養板を、細胞と結合してい
ないすべての染料分が除去されるまで水洗した。測定液
(エタノール50%、酢酸0.1%)100μlを添加
したのち、細胞と結合した染料を、タイターチク・マル
チスキャンMCC/640 (70つ・ラボラトリイズ
、メツケンノ・イム)を用いて540nmで光度定量し
た。未処理の細胞対照と比較して50%の細胞溶解を生
じさせる(吸光の減少により測定される)リンホトキシ
ンならびにLT−突然変異株の濃度が示された。
単位(U)は、与えられた細胞数の50%溶解を誘起す
るリンホトキシン又はLT−突然変異株の量と定義され
る。
これから、指標細胞系L929に対し次表に示す生物活
性が明らかになった(8.2X10’U/■蛋白の活性
を有する対照TNF−標準と比較して補正)。
物質      活性(u/mti蛋白)リンホトキシ
ン(LT)    6.I X 10’△25−LT 
      1.2 X 10’Δ24−LT    
   2.OX 10’Δ25−LT       8
.5 X 10’腫瘍細胞系WEH,I−164に対し
ては、リンホト株 キシンならびにLT−突然変異いについて下記の生物活
性が明らかになった(与えられた細胞数の50チ溶解を
生じさせる蛋白濃度として示す)。
LT              0.55Δ23− 
LT         0.29Δ24−LT    
    0.15Δ25−LT         0.
3812、腫瘍細胞に対するヒト組換えリンホトキシン
及びその突然変異株とヒト組換えインターフェロン−r
との細胞毒相乗活性ニ リンホトキシン又はLT−突然変異株とインターフェロ
ン−γとの相乗活性を調べるため、ヒト骨肉腫MG−6
3(これはリンホトキシン単独に対しては不感受性、で
あるが、インターフェロン−rにより投与量に応じて増
殖が抑制される)を用いた。この実験は下記のように行
われた。
完全培地(RPMI 1640 + 10%FC8)中
の96個の孔を有する板に、その孔1個につき2×10
3個の指数的に増殖している細胞を塗布し、37℃及び
CO□5%において飽和水蒸気雰囲気中で1夜培養した
。次いで一定に保持されたインターフェロン−r濃度(
岨換え体、ヒト)において、リンホトキシン又はリンホ
トキシン突然変異株を一連で5倍に稀釈した。その際の
出発濃度は10ng蛋白/ mlであった。最終容量は
すべての培養孔において150μgであった。対照とし
ては、純粋な培地あるいはIFN −r及び/又はLT
もしくはLT−突然変異株を添加しないで培養された細
胞が用いられた。培養板を前記の条件下でさらに72時
間培養し、次いで例11と同様のクリスタルバイオレッ
ト染色法により染色し、光度測定した。
MG−63腫瘍細胞に対するインターフェロン−r及び
リンホトキシンの相乗効果を測定するための実験データ
を、第7図に示す。この図中の記号Oは細胞対照、そし
て曲線a % dは下記のものを示す。
a=IFN−r滴定 b=−定のIFN −r (0,4ng /ml )、
リンホトキシン滴定 C=−定ノIFN −r (2ng/’)、リンホトキ
シン滴定 d=リンホトキシン滴定 リンホトキシンとインターフェロン−γとの相乗作用は
下記の方法により測定された。
a)インターフェロンの抗増殖活性は、光学濃度から次
式により求められた。
IFN−rの活性 例えばIFN−rが2 ng / mlのとき(第7図
参照)、 IFN−γの活性 b)インターフェロン−γとリンホトキシンの組合せの
細胞毒活性は、式Aにより次のように求められる。
例えばインターフェロン−rが2 ng / mlでL
Tが2ng/7nlのとき(第7図参照)、IFN−γ
+LTの活性 C)リンホトキシンとインターフェロン−γの相乗効果
の測定: 例えばIFN−γが2ng/mlでリンホトキシンが2
ng / mlのとき(第7図及び例12a及びb参照
)、 インターフェロン−r 2 ng/mlト!Jンホトキ
シン2 ng / mlの組合せは、インターフェロン
−γ2 ng / rnl単独により生じる細胞毒効果
を1.57倍増強した。第2の測定において1.41の
値が得られた。両細胞の平均値(1,49’)が後記表
中に示される。
MG−66腫瘍細胞系に対するインターフェロン−r及
びリンホトキシン突然変異株△24の相乗効果を測定す
るだめの実験データは、第8図に示される。Δ24− 
LTとインターフェロン−rの相乗作用は、前記のよう
にして測定される。第8図の記号■は細胞対照、そして
曲線a′〜d′は下記のものを示す。
a’=IFN−γ滴定 b′=−定のIFN  r (0,4ng/m/)、Δ
24滴定C′−−定のIFN −r (2ng/+++
/) 、 Δ24滴定a/ ===Δ24滴定 インターフェロン−rにより生じる細胞毒性が、リンホ
トキシン又は本明細書に記載のリンホトキシン突然変異
株との組合せにより増強された結果(相乗効果)を、次
表にまとめて示す。
LT−種  IFH−r    リンホトキシンの添加
量(ng//rnO(ng/M)   10  2  
0.4  0.08 0.016LT      2.
0     1.61  1.49  1.40  1
.27  1.150.4     2.16  1.
89  1.75  1.87  1.42Δ23  
  2.0    1.48  1.38  1.32
  1.16  1.050.4     2.0  
 1.90  1.62  1.27  1.24Δ2
4    10     2.45  2.04  1
.69  1.49  1.550.4     6.
59 3.75 2.69  1.96 2.37Δ2
5    2.0    2.61  1.89  1
.63 1.38  1.41OA8.30  3.4
5 3.04  1.45  1.65この表中に示す
数値は、前記の例12aないし12cで説明したように
して測定されたもので、独立した2回の実験からの平均
値である。
13、毒性の測定: 供試物質の急性毒性を調べるため、4〜6週令の雄性B
a1b/cマウスを使用した。動物を無作為に分け(そ
れぞれ1群5匹)、1週間の順応時間ののち、被験物質
を種々の用量(0,25〜4.01n9/kli1体重
)で尾の外側静脈内に静脈注射した。投与容積は10m
1l/kg体重で、注射は10秒間に行った。被験物質
は静脈内注射の直前に、BSA (牛血清アルブミン)
0.2%を含有する生理食塩水に溶解した。対照として
は、BSAO12%含有の生理食塩水1 o rnt 
/kg体重を静脈内投与した動物を用いた。被験物質を
静脈内注射したのち、全動物を7日間にわたり観察した
次の症状が認められた。下痢、歩行運動減少、立毛、チ
アノーゼ及び死亡。そのほか定期的に!動物の体温及び
体重を測定した。
多くの実験結果は、リンホトキシンもその突然変異株(
Δ23−LT、Δ24−LT及びΔ25−LT)も、用
量及び時間に応じて体温、体重及び歩行運動の低下を生
じさせ、モして立毛及び下痢を [誘発することを示し
た。これらの症状はすでに注射の2時間後に、特に高い
用量において認められ、生存動物において7日の観察時
間内に完全に可逆性であった。観察された症状は、LT
で処置された動物において最も顕著であった。
LT−突然変異株で処置された動物は、LT処装のもの
と比較して全体的にあまり顕著でない症状を示した。し
かしΔ23−LTはΔ24−LTよりも明らかに強い症
状を引き起こし、Δ25−LTはΔ23−LTとΔ24
−LTの間の位置を占めた。
各LD、o−値についての評価は下記のように計算され
た。
LTのLD、。    :0.79□/kg体重Δ23
−LTのLD、o: 1.841n9A9体重Δ25−
LTのり、I)、。: 5.1 m9A9体重Δ24−
LTのLD、。:いずれの用量でも動物の50%以上が
死亡しなかったので、計算で きない。
4面の簡単な説明 第1図はシグナル配列を有するとトーリンホトキシンの
アミノ酸配列図、第2図はこのヒト−リンホトキシン(
上段)とシグナル配列を有しないヒト腫瘍壊死因子(下
段)のアミノ酸配列の比較図、第3図はヒト−リンホト
キシンクローンの相補DNAの配列図、第4図、第5図
及び第6図はそれぞれリンホトキシン相補DNAから突
然変異遺伝子を有するハイブリッドプラスミドpKs 
501、pKS 302及びpKs 603を製造する
ための工程図、第7図はMG−63腫瘍細胞に対するイ
ンターフェロン−γ及びリンホトキの シンの相乗効果を測定するため実験データを示^ すグラフ、そして第8図は同じ腫瘍細胞に対するインタ
ーフェロン−r及びΔ24−リンホトキシンの相乗効果
を測定するための実験データを示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式 【遺伝子配列があります】 (式中XはTHR−、SER−THR−、MET−TH
    R−、MET−SER−THR−、ALA−THR−又
    はALA−SER−THR−を意味する)で表わされる
    ポリペプチド、ならびに対立変異体及び突然変異誘起に
    より得られるリンホトキシン活性又はリンホトキシン様
    活性を有する誘導体。 2、XがSER−THR−又はTHR−である特許請求
    の範囲第1項に記載のポリペプチド。 3、次式 【遺伝子配列があります】 (式中XはTHR−、SER−THR−、MET−TH
    R−、MET−SER−THR−、ALA−THR−又
    はALA−SER−THR−を意味する)で表わされる
    ポリペプチド、ならびに対立変異体及び突然変異誘起に
    より得られるリンホトキシン活性又はリンホトキシン様
    活性を有する誘導体において、そのN−末端に免疫原性
    作用を有するペプチド配列を追加含有するポリペプチド
    。 4、(a)リンホトキシンを産生する細胞系からメッセ
    ンジャーRNAを分離し、(b)このメッセンジャーR
    NAを相当する二重鎖相補DNA中で複製し、(c)こ
    の相補DNAを大腸菌のベクター中に挿入し、(d)こ
    うして得られる新しいベクターにより大腸菌を形質転換
    し、(e)リンホトキシン相補DNAクローンを遺伝子
    ゾンデ及びハイブリット形成により選択して特性決定し
    、(f)このリンホトキシン遺伝子を含有するベクター
    を増殖して分離し、(g)制限エンドヌクレアーゼを用
    いてこの遺伝子又は遺伝子断片を分離し、(h)この遺
    伝子又は遺伝子断片を適当なオリゴヌクレオチドと共に
    発現ベクター中に挿入し、(i)所望により遺伝子の5
    ′−端に追加のDNA配列を挿入し、(j)この発現ベ
    クターにより大腸菌を形質転換し、そして(k)希望す
    る遺伝子産生物を発現させ、分離し、そして精製するこ
    とを特徴とする、次式 【遺伝子配列があります】 (式中XはTHR−、SER−THR−、MET−TH
    R−、MET−SER−THR−、ALA−THR−又
    はALA−SER−THR−を意味する)で表わされる
    ポリペプチド、ならびに対立変異体及び突然変異誘起に
    より得られるリンホトキシン活性又はリンホトキシン様
    活性を有する誘導体、又はそのN−末端に免疫原性作用
    を有するペプチド配列を追加含有するポリペプチドの製
    法。 5、次式 【遺伝子配列があります】 (式中XはTHR−、SER−THR−、MET−TH
    R−、MET−SER−THR−、ALA−THR−又
    はALA−SER−THR−を意味する)で表わされる
    ポリペプチド、ならびに対立変異体及び突然変異誘起に
    より得られるリンホトキシン活性又はリンホトキシン様
    活性を有する誘導体、又はそのN−末端に免疫原性作用
    を有するペプチド配列を追加含有するポリペプチドのた
    めにコードする遺伝子配列を含有するベクター。 6、次式 【遺伝子配列があります】 (式中XはATG、ATGAGC、GCT又はGCTA
    GCを意味する)で表わされる遺伝子配列を有する、特
    許請求の範囲第5項に記載のベクター。 7、次式 【遺伝子配列があります】 (式中XはTHR−、SER−THR−、MET−TH
    R−、MET−SER−THR−、ALA−THR−又
    はALA−SER−THR−を意味する)で表わされる
    ポリペプチド、ならびに対立変異体及び突然変異誘起に
    より得られるリンホトキシン活性又はリンホトキシン様
    活性を有する誘導体、又はそのN−末端に免疫原性作用
    を有するペプチド配列を追加含有するポリペプチドのた
    めにコードするDNA配列。 8、XがSER−THR−又はTHR−であるポリペプ
    チド配列のためにコードする、特許請求の範囲第7項に
    記載のDNA配列。 9、次式 【遺伝子配列があります】 (式中XはTHR−、SER−THR−、MET−TH
    R−、MET−SER−THR−、ALA−THR−又
    はALA−SER−THR−を意味する)で表わされる
    ポリペプチド、ならびに対立変異体及び突然変異誘起に
    より得られるリンホトキシン活性又はリンホトキシン様
    活性を有する誘導体、又はそのN−末端に免疫原性作用
    を有するペプチド配列を追加含有するポリペプチドの少
    なくとも1種を含有する医薬。 10、既知のリンホカインとの混合物を含有する、特許
    請求の範囲第9項に記載の医薬。
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