JPS6350940B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350940B2 JPS6350940B2 JP20748081A JP20748081A JPS6350940B2 JP S6350940 B2 JPS6350940 B2 JP S6350940B2 JP 20748081 A JP20748081 A JP 20748081A JP 20748081 A JP20748081 A JP 20748081A JP S6350940 B2 JPS6350940 B2 JP S6350940B2
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- JP
- Japan
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- current
- protection
- section
- relays
- relay
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- Expired
Links
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- 101000882406 Staphylococcus aureus Enterotoxin type C-1 Proteins 0.000 description 7
- 102100040837 Galactoside alpha-(1,2)-fucosyltransferase 2 Human genes 0.000 description 6
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- 101000882403 Staphylococcus aureus Enterotoxin type C-2 Proteins 0.000 description 6
- 101710104662 Enterotoxin type C-3 Proteins 0.000 description 5
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Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
- Relay Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電力系統におけるループ系送電線の保
護に係わる広域電流差動リレーに関する。
護に係わる広域電流差動リレーに関する。
従来第1図に示すようなループ系送電線の保護
は区間SEC1、SEC2、SEC3、SEC4、SEC5
の夫々の両端に設置したパイロツトワイヤ・リレ
ーRによつて保護を行なつていたが、その場合歯
止めリレーとしては、送電端より送られてくる地
絡過電圧リレー(OVG)情報と変圧器Tの2次
側に設置された不足電圧リレー(UV)情報を利
用していた。また後備保護としては送電端におけ
る短絡距離リレー44S、地絡方向リレー67G
を用いていた。ところが前記の歯止めリレーであ
る変圧器2次側不足電圧リレー(UV)は電力需
要家U側に設置されており、保守点検を送電者が
行なうことができず、送電線の保護を行なうに当
りその信頼性を管理できないという欠点があつ
た。また後備保護としての短絡距離リレー44S
や地絡方向リレー67Gは送電端に設置されるも
のであり、故障区間のしや断器が動作しなかつた
場合、ループ系が全停となる保護しかできないと
いう欠点があつた。
は区間SEC1、SEC2、SEC3、SEC4、SEC5
の夫々の両端に設置したパイロツトワイヤ・リレ
ーRによつて保護を行なつていたが、その場合歯
止めリレーとしては、送電端より送られてくる地
絡過電圧リレー(OVG)情報と変圧器Tの2次
側に設置された不足電圧リレー(UV)情報を利
用していた。また後備保護としては送電端におけ
る短絡距離リレー44S、地絡方向リレー67G
を用いていた。ところが前記の歯止めリレーであ
る変圧器2次側不足電圧リレー(UV)は電力需
要家U側に設置されており、保守点検を送電者が
行なうことができず、送電線の保護を行なうに当
りその信頼性を管理できないという欠点があつ
た。また後備保護としての短絡距離リレー44S
や地絡方向リレー67Gは送電端に設置されるも
のであり、故障区間のしや断器が動作しなかつた
場合、ループ系が全停となる保護しかできないと
いう欠点があつた。
本発明は、以上の欠点にかんがみなされたもの
で、ループ系送電線の需要家附近の電流データを
1個所に集め複数個の区間差動リレーを構成し、
これらのリレーの判定によつて、事故区間のしや
断器にしや断指令を発する広域電流差動リレーを
提供することを目的とする。
で、ループ系送電線の需要家附近の電流データを
1個所に集め複数個の区間差動リレーを構成し、
これらのリレーの判定によつて、事故区間のしや
断器にしや断指令を発する広域電流差動リレーを
提供することを目的とする。
以下に本発明の一実施例を第2図、第3図によ
り説明する。第2図は、ループ系送配電線のしや
断器および情報抽出用変流器設置図で、図におい
てSEC1〜SEC5は区間を示し、CB1〜CB10は区
間の両端に設置されたしや断器である。A〜Hは
夫々変流器で、そのうちC,F,I,Lは需要家
側の電流情報を抽出するためのものであり、他は
区間の両端電流情報抽出用である。Ry1〜Ry5は
夫々各区間保護用の電流差動リレーで、夫々各区
間用の変流器によつて検出された両端情報を導入
して各区間個々の電流差を検出する。Ry11〜
Ry14は広域保護用の電流差動リレーで、Ry11は
区間SEC1,2用、Ry12は区間SEC2,3用、
Ry13は区間SEC3,4用、Ry14は区間SEC4,
5用のものである。各リレーRy11〜Ry14は夫々
隣り合う区間をまたがつて保護するために設けら
れたものであるから、例えば区間SEC1,2の広
域保護用電流差動リレーRy11の場合は、区間
SEC1に設けられた変流器Aと、区間SEC2に設
けられた変流器Eと、これら各区間SEC1,2よ
り供給される需要側変流器Cより情報を夫々導入
している。以下他のリレーRy12〜Ry14も同様な
方法で構成されている。以上のような各電流差動
リレーRy1〜Ry5およびRy11〜Ry14は例えば送電
端の変電所に設置され、夫々パイロツトケーブル
または光ケーブル等を介して各変流器より情報を
導入する。第3図は区間トリツプ用の回路図の一
例で、同図は区間SEC3用のものである。第2図
の区間SEC3の保護は次のように行なわれる。先
づ主検出リレーに当る区間SEC3の電流差動リレ
ーRy3が動作するが、その出力Sx信号だけでは、
しや断器CB5,CB6はしや断されない。更に区間
SEC2,3用の広域電流差動リレーRy12と区間
SEC3,4用の広域電流差動リレーRy13が共に
動作し、両リレーRy12とRy13の出力信号のAND
信号SYZの発生をみて始めてしや断信号S1がしや
断器CB5,CB6へ送られ、しや断器CB5,CB6が
しや断され、主保護が行なわれる。他方前記SYZ
信号を遅延させたしや断信号S2がしや断器CB3,
CB8へ送られ、しや断器CB3,CB8がしや断され、
後備保護が行なわれる。即ち、Ry12,Ry13の広
域用電流差動リレーを主保護の歯止め用と後備保
護用として利用する。尚他の区間に対しても同様
の保護が可能なことは勿論である。以上から明ら
かなように需要家変圧器2次側の不足電圧リレー
を使用することなく歯止め構成ができるためルー
プ送配電線の保守点検を送電者が充分に管理でき
る。また広域電流差動リレーを後備保護用として
使用することにより停電区間を最小に留めること
ができる。更に広域電流差動リレーを複数段かま
せることにより信頼性が大きく向上する。また需
要家母線の保護の歯止め、後備保護としても使用
ができる。
り説明する。第2図は、ループ系送配電線のしや
断器および情報抽出用変流器設置図で、図におい
てSEC1〜SEC5は区間を示し、CB1〜CB10は区
間の両端に設置されたしや断器である。A〜Hは
夫々変流器で、そのうちC,F,I,Lは需要家
側の電流情報を抽出するためのものであり、他は
区間の両端電流情報抽出用である。Ry1〜Ry5は
夫々各区間保護用の電流差動リレーで、夫々各区
間用の変流器によつて検出された両端情報を導入
して各区間個々の電流差を検出する。Ry11〜
Ry14は広域保護用の電流差動リレーで、Ry11は
区間SEC1,2用、Ry12は区間SEC2,3用、
Ry13は区間SEC3,4用、Ry14は区間SEC4,
5用のものである。各リレーRy11〜Ry14は夫々
隣り合う区間をまたがつて保護するために設けら
れたものであるから、例えば区間SEC1,2の広
域保護用電流差動リレーRy11の場合は、区間
SEC1に設けられた変流器Aと、区間SEC2に設
けられた変流器Eと、これら各区間SEC1,2よ
り供給される需要側変流器Cより情報を夫々導入
している。以下他のリレーRy12〜Ry14も同様な
方法で構成されている。以上のような各電流差動
リレーRy1〜Ry5およびRy11〜Ry14は例えば送電
端の変電所に設置され、夫々パイロツトケーブル
または光ケーブル等を介して各変流器より情報を
導入する。第3図は区間トリツプ用の回路図の一
例で、同図は区間SEC3用のものである。第2図
の区間SEC3の保護は次のように行なわれる。先
づ主検出リレーに当る区間SEC3の電流差動リレ
ーRy3が動作するが、その出力Sx信号だけでは、
しや断器CB5,CB6はしや断されない。更に区間
SEC2,3用の広域電流差動リレーRy12と区間
SEC3,4用の広域電流差動リレーRy13が共に
動作し、両リレーRy12とRy13の出力信号のAND
信号SYZの発生をみて始めてしや断信号S1がしや
断器CB5,CB6へ送られ、しや断器CB5,CB6が
しや断され、主保護が行なわれる。他方前記SYZ
信号を遅延させたしや断信号S2がしや断器CB3,
CB8へ送られ、しや断器CB3,CB8がしや断され、
後備保護が行なわれる。即ち、Ry12,Ry13の広
域用電流差動リレーを主保護の歯止め用と後備保
護用として利用する。尚他の区間に対しても同様
の保護が可能なことは勿論である。以上から明ら
かなように需要家変圧器2次側の不足電圧リレー
を使用することなく歯止め構成ができるためルー
プ送配電線の保守点検を送電者が充分に管理でき
る。また広域電流差動リレーを後備保護用として
使用することにより停電区間を最小に留めること
ができる。更に広域電流差動リレーを複数段かま
せることにより信頼性が大きく向上する。また需
要家母線の保護の歯止め、後備保護としても使用
ができる。
以上のように本発明は複数の送電区間に電力需
要家が接続されるものを複数ループ系に接続した
送配電線の線路保護において、前記各区間の両端
に夫々変流器を設け、これら各区間に設けられた
変流器よりの電流情報を夫々導入する区間保護用
の電流差動リレーを設けると共に、前記各需要家
側に夫々変流器を設け、この変流器より得られた
各電流情報とこの各需要家側に電力を供給する隣
り合つた両区間の電流情報とを夫々導入する広域
保護用電流差動リレーを設け、これら各広域保護
用リレーと前記各区間保護用リレーとを1個所に
集めこれらのリレーの判定に基づいて事故区間に
係るしや断器にしや断指令を与えるものである
故、電力需要家の保護設備に関係なく、ループ系
送配電線の保守点検管理を送電者が実施でき、高
い信頼性のある保護を確立できるという優れた効
果を有する。
要家が接続されるものを複数ループ系に接続した
送配電線の線路保護において、前記各区間の両端
に夫々変流器を設け、これら各区間に設けられた
変流器よりの電流情報を夫々導入する区間保護用
の電流差動リレーを設けると共に、前記各需要家
側に夫々変流器を設け、この変流器より得られた
各電流情報とこの各需要家側に電力を供給する隣
り合つた両区間の電流情報とを夫々導入する広域
保護用電流差動リレーを設け、これら各広域保護
用リレーと前記各区間保護用リレーとを1個所に
集めこれらのリレーの判定に基づいて事故区間に
係るしや断器にしや断指令を与えるものである
故、電力需要家の保護設備に関係なく、ループ系
送配電線の保守点検管理を送電者が実施でき、高
い信頼性のある保護を確立できるという優れた効
果を有する。
第1図は、従来のループ系送配電線の保護方式
の構成図、第2図は本発明の一実施例で、しや断
器および情報抽出用変流器の設置図、第3図は本
発明の一実施例を示すトリツプ回路図である。 SEC1〜SEC5は区間、Rはパイロツトワイヤ
リレー、Tは変圧器、Uは電力需要家、CB1〜
CB10はしや断器、A〜Nは電流情報抽出用変流
器、Ry1〜Ry5は区間保護用電流差動リレー、
Ry11〜Ry14は広域保護用電流差動リレー。
の構成図、第2図は本発明の一実施例で、しや断
器および情報抽出用変流器の設置図、第3図は本
発明の一実施例を示すトリツプ回路図である。 SEC1〜SEC5は区間、Rはパイロツトワイヤ
リレー、Tは変圧器、Uは電力需要家、CB1〜
CB10はしや断器、A〜Nは電流情報抽出用変流
器、Ry1〜Ry5は区間保護用電流差動リレー、
Ry11〜Ry14は広域保護用電流差動リレー。
Claims (1)
- 1 複数の送電区間に電力需要家が接続されるも
のを複数ループ系に接続した送配電線の線路保護
において、前記各区間の両端に夫々変流器を設
け、これら各区間に設けられた変流器よりの電流
情報を夫々導入する区間保護用の電流差動リレー
を設けると共に、前記各需要家側に夫々変流器を
設け、この変流器より得られた各電流情報とこの
各需要家側に電力を供給する隣り合つた両区間の
電流情報とを夫々導入する広域保護用電流差動リ
レーを設け、これら各広域保護用リレーと前記各
区間保護用リレーとを1個所に集め、これらのリ
レーの判定に基づいて事故区間に係るしや断器に
しや断指令を与えることを特徴とした広域電流差
動リレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20748081A JPS58108924A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 広域電流差動リレ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20748081A JPS58108924A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 広域電流差動リレ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58108924A JPS58108924A (ja) | 1983-06-29 |
JPS6350940B2 true JPS6350940B2 (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=16540443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20748081A Granted JPS58108924A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 広域電流差動リレ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58108924A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60257722A (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-19 | 株式会社明電舎 | 環線系統保護装置の点検回路 |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP20748081A patent/JPS58108924A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58108924A (ja) | 1983-06-29 |
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