JPS6350932A - 光記録媒体 - Google Patents
光記録媒体Info
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- JPS6350932A JPS6350932A JP61194331A JP19433186A JPS6350932A JP S6350932 A JPS6350932 A JP S6350932A JP 61194331 A JP61194331 A JP 61194331A JP 19433186 A JP19433186 A JP 19433186A JP S6350932 A JPS6350932 A JP S6350932A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は書込みできる光記録媒体に関するものである。
従来の技術
光記録媒体、中でも光ディスクは近年目覚しい発展を遂
げつつあり、市場の拡大にともない多種多様な目的、用
途に利用されることが予想される。
げつつあり、市場の拡大にともない多種多様な目的、用
途に利用されることが予想される。
光ディスクは大きく分けて、再生専用型、追加記録型、
書換え可能型の３種類に分類される。この中で追加記録
型、いわゆるＤＲＡＷ型は記録膜の形状変化や表面状態
の変化を利用して情報が記録され、いったん記録される
と書換えできないため、記録内容の長期保存用に用いら
れる。
書換え可能型の３種類に分類される。この中で追加記録
型、いわゆるＤＲＡＷ型は記録膜の形状変化や表面状態
の変化を利用して情報が記録され、いったん記録される
と書換えできないため、記録内容の長期保存用に用いら
れる。
このような追加記録型の光ディスクは第２図のようにあ
らかじめトラッキングのための空溝を形成した透明基板
１上に光記録膜４を形成し、空隙３を設けつつ保護板２
を対向させた二枚貼り構造となっていた。記録材料とし
ては、Ｔｅ系の化合物や酸化物がすでに実用化されてい
るが、Ｔｅに毒性があることや大損りな生産設備が必要
であることから、最近では有機色素が追加型光デイスク
材料として注目され盛んに研究が行われている。
らかじめトラッキングのための空溝を形成した透明基板
１上に光記録膜４を形成し、空隙３を設けつつ保護板２
を対向させた二枚貼り構造となっていた。記録材料とし
ては、Ｔｅ系の化合物や酸化物がすでに実用化されてい
るが、Ｔｅに毒性があることや大損りな生産設備が必要
であることから、最近では有機色素が追加型光デイスク
材料として注目され盛んに研究が行われている。
（参考「科学と工業」第３９巻第３号２４５〜２４７ペ
ージ） 発明が解決しようとする問題点 ところが一般に有機色素を用いる場合には長期間の安定
性、特に耐光性やくりかえし再生に問題のあることが多
い。すなわち、長期間可視光線や紫外線などに暴露され
たり、何万回となくくりがえし再生することによって、
その都度半導体レーザ光が光ディスクに照射され、記録
膜色素の退色劣化が生じ、反射率が低下するために再生
性能がしだいに低下する。
ージ） 発明が解決しようとする問題点 ところが一般に有機色素を用いる場合には長期間の安定
性、特に耐光性やくりかえし再生に問題のあることが多
い。すなわち、長期間可視光線や紫外線などに暴露され
たり、何万回となくくりがえし再生することによって、
その都度半導体レーザ光が光ディスクに照射され、記録
膜色素の退色劣化が生じ、反射率が低下するために再生
性能がしだいに低下する。
一方、耐光性に優れた色素であっても第２図のような構
造の光ディスクの場合、反射率の低い色素を用いると記
録面からの充分な反射光量が得られず、フォーカシング
やトラッキングサーボがかからないという問題があった
。
造の光ディスクの場合、反射率の低い色素を用いると記
録面からの充分な反射光量が得られず、フォーカシング
やトラッキングサーボがかからないという問題があった
。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明の光記録媒体は、ト
ラッキングサーボのための溝を表面に形成した基板上に
反射層および透明層を設け、その透明層表面に７００〜
９００ｎｍの波長域に特性吸収を有する記録膜を形成し
、空隙を介して貼り合せた透明保護基板を通して記録、
再生を行うものである。
ラッキングサーボのための溝を表面に形成した基板上に
反射層および透明層を設け、その透明層表面に７００〜
９００ｎｍの波長域に特性吸収を有する記録膜を形成し
、空隙を介して貼り合せた透明保護基板を通して記録、
再生を行うものである。
作用
上記の構成および記録材料を用いることにより、本発明
の光記録媒体の反射率は反射層の寄与するところが大き
く、反射率の低い色素を記録膜に用いた場合でも記録、
再生を行うことができる。さらに記録後に記録膜色素の
退色劣化が生じ、色素膜自体の反射率が低下する場合に
おいても、反射層があるため全体としての反射率の低下
は防ぐことができ、ビット形状が保たれていれば初期の
再生性能を維持することができる。また反射層と記録膜
の間に透明層を設けて記録膜と熱伝導率の大きい反射層
とを分離することにより、書込み時における記録膜から
の熱の逃散を低下させることができ、光ディスクの記録
感度の低下を防ぐことができる。
の光記録媒体の反射率は反射層の寄与するところが大き
く、反射率の低い色素を記録膜に用いた場合でも記録、
再生を行うことができる。さらに記録後に記録膜色素の
退色劣化が生じ、色素膜自体の反射率が低下する場合に
おいても、反射層があるため全体としての反射率の低下
は防ぐことができ、ビット形状が保たれていれば初期の
再生性能を維持することができる。また反射層と記録膜
の間に透明層を設けて記録膜と熱伝導率の大きい反射層
とを分離することにより、書込み時における記録膜から
の熱の逃散を低下させることができ、光ディスクの記録
感度の低下を防ぐことができる。
実施例
以下に本発明の一実施例の光記録媒体を図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
（実施例１）
本発明の光記録媒体の一例の部分断面図を第１図に示す
。厚さが１．２Ｎで表面に深さ０．０８μｍ、幅０．８
μｍのトラッキング溝が１．６μｍピッチでスパイラル
状に形成されたメタクリル樹脂製成型基板１上の溝を有
する面上に、２゜ｎｍのアルミニウムを蒸着し反射層３
とし、さらにポリビニルアルコール水溶液を５００Ｏｒ
ｐｍでスピンコードして２Ｑｎｍの透明層６とした。こ
の面上に第（１）式で示す構造をもつ色素のクロロホル
ム溶液を１１００Ｏｒｐでスピンコードして８０ｍｍの
記録膜４を形成した。
。厚さが１．２Ｎで表面に深さ０．０８μｍ、幅０．８
μｍのトラッキング溝が１．６μｍピッチでスパイラル
状に形成されたメタクリル樹脂製成型基板１上の溝を有
する面上に、２゜ｎｍのアルミニウムを蒸着し反射層３
とし、さらにポリビニルアルコール水溶液を５００Ｏｒ
ｐｍでスピンコードして２Ｑｎｍの透明層６とした。こ
の面上に第（１）式で示す構造をもつ色素のクロロホル
ム溶液を１１００Ｏｒｐでスピンコードして８０ｍｍの
記録膜４を形成した。
さらに、両面接着テープを用いて厚さ１． ２１ｍのメ
タクリル樹脂製透明保護板２を基板１の内外周の記録領
域以外の部分と接着した。その後、トラッキングサーボ
をかけながら透明保護板を通して６ｍＷで波長８３０ｎ
ｍの半導体レーザ光を３ｍ／ｓｅｃの線速で照射した。
タクリル樹脂製透明保護板２を基板１の内外周の記録領
域以外の部分と接着した。その後、トラッキングサーボ
をかけながら透明保護板を通して６ｍＷで波長８３０ｎ
ｍの半導体レーザ光を３ｍ／ｓｅｃの線速で照射した。
書込まれた信号はＩＭ Ｈｚでデユーティ比５０１５０
のパルスであり、記録された光ディスクの再生Ｃ／Ｎ比
は５５ｄＢであった。このときの媒体にキセノンランプ
で４０００ｍＷ−ｍｉｎ／−の光を照射したのちの再生
Ｃ／Ｎ比は５４ｄＢであった。
のパルスであり、記録された光ディスクの再生Ｃ／Ｎ比
は５５ｄＢであった。このときの媒体にキセノンランプ
で４０００ｍＷ−ｍｉｎ／−の光を照射したのちの再生
Ｃ／Ｎ比は５４ｄＢであった。
（実施例２）
第（ＩＩ）式で示す構造をもつ色素のクロロホルム溶液
を１１００Ｏｒｐでスピンコードして８０ｍｍの記録膜
４を形成した実施例１と同じ構成の光ディスクに同一信
号を波長８３０ｎｍの半導体レーザ光５ｍＷ、線速３ｍ
／ｓｅｃで記録した。
を１１００Ｏｒｐでスピンコードして８０ｍｍの記録膜
４を形成した実施例１と同じ構成の光ディスクに同一信
号を波長８３０ｎｍの半導体レーザ光５ｍＷ、線速３ｍ
／ｓｅｃで記録した。
このときの再生Ｃ／Ｎ比は５２ｄＢであり、キセノンラ
ンプで４０００ ｍＷ−ｍｉｎ ／ＱＪの光を照射した
のちの再生Ｃ／Ｎ比は５１ｄＢであった。
ンプで４０００ ｍＷ−ｍｉｎ ／ＱＪの光を照射した
のちの再生Ｃ／Ｎ比は５１ｄＢであった。
（実施例３）
ポリアミド樹脂塗料を５００Ｏｒｐｍでスピンコードし
て２０ｍｍの透明層６とした実施例１と同じ構成の光デ
ィスクに同一信号を波長８３０ｎｍの半導体レーザ光６
ｍＷ、線速３ｍ／ＳｅＣで記録した。このときの再生Ｃ
／Ｎ比は５４ｄＢであり、キセノンランプで４０００
ｍＷ−ｍｔｎ ／ｃｉの光を照射したのちの再生Ｃ／Ｎ
比は５３ｄＢであった。
て２０ｍｍの透明層６とした実施例１と同じ構成の光デ
ィスクに同一信号を波長８３０ｎｍの半導体レーザ光６
ｍＷ、線速３ｍ／ＳｅＣで記録した。このときの再生Ｃ
／Ｎ比は５４ｄＢであり、キセノンランプで４０００
ｍＷ−ｍｔｎ ／ｃｉの光を照射したのちの再生Ｃ／Ｎ
比は５３ｄＢであった。
（実施例４）
ポリシロキサン系塗料を５００Ｏｒｐｍでスピンコード
して２Ｑｎｍの透明Ｎ６とした実施例１と同じ構成の光
ディスクに同一信号を波長８３０ｎｍの半導体レーザ光
７ｍＷ、線速３ｍ／ＳｅＣで記録した。このときの再生
Ｃ／Ｎ比は５３ｄＢであり、キセノンランプで４０００
ｍＷ−ｍｉｎ ／ｃｔＭの光を照射のちの再生Ｃ／Ｎ比
は５１ｄＢであった。
して２Ｑｎｍの透明Ｎ６とした実施例１と同じ構成の光
ディスクに同一信号を波長８３０ｎｍの半導体レーザ光
７ｍＷ、線速３ｍ／ＳｅＣで記録した。このときの再生
Ｃ／Ｎ比は５３ｄＢであり、キセノンランプで４０００
ｍＷ−ｍｉｎ ／ｃｔＭの光を照射のちの再生Ｃ／Ｎ比
は５１ｄＢであった。
（実施例５）
カゼインのアルカリ水溶液を５００Ｏｒｐｍでスピンコ
ードして２０ｎｍの透明層６とした実施例１と同じ構成
の光ディスクに同一信号を波長８３０ｎｍの半導体レー
ザ光６ｍＷ、線速３ｍ／ｓｅｃで記録した。このときの
再生Ｃ／Ｎ比は５３ｄＢであり、キセノンランプで４０
００ｍＷ・ｍｉｎ／ｃｎの光を照射したのちの再生Ｃ／
Ｎ比は５２ｄＢであった。
ードして２０ｎｍの透明層６とした実施例１と同じ構成
の光ディスクに同一信号を波長８３０ｎｍの半導体レー
ザ光６ｍＷ、線速３ｍ／ｓｅｃで記録した。このときの
再生Ｃ／Ｎ比は５３ｄＢであり、キセノンランプで４０
００ｍＷ・ｍｉｎ／ｃｎの光を照射したのちの再生Ｃ／
Ｎ比は５２ｄＢであった。
発明の効果
本発明の光記録媒体は反射層を設けることにより、反射
率の低い色素を記録膜に用いた場合でも記録、再生を行
うことができ、さらに記録後に記録膜色素の退色劣化が
生じても再生性能を保持することができる。また反射層
と記録膜の間に透明層を設けて記録膜と熱伝導率の大き
い反射層とを分離することにより、書込み時における記
録膜からの熱の逃散を低下させることができ、光ディス
クの記録感度の低下を防ぐことができる。
率の低い色素を記録膜に用いた場合でも記録、再生を行
うことができ、さらに記録後に記録膜色素の退色劣化が
生じても再生性能を保持することができる。また反射層
と記録膜の間に透明層を設けて記録膜と熱伝導率の大き
い反射層とを分離することにより、書込み時における記
録膜からの熱の逃散を低下させることができ、光ディス
クの記録感度の低下を防ぐことができる。
第１図は本発明の一実施例における光記録媒体の部分断
面図、第２図は従来のエアーザンドイソチ構造の書込み
できる光ディスクの部分断面図である。 １・・・・・・基板、２・・・・・・透明保護板、３・
・・・・・空隙、４・・・・・・記録膜、５・・・・・
・反射層、６・・・・・・透明層。
面図、第２図は従来のエアーザンドイソチ構造の書込み
できる光ディスクの部分断面図である。 １・・・・・・基板、２・・・・・・透明保護板、３・
・・・・・空隙、４・・・・・・記録膜、５・・・・・
・反射層、６・・・・・・透明層。
Claims (2)
- （１）トラッキングサーボのための溝を表面に形成した
基板上に反射層および透明層を設け、その透明層表面に
形成された記録膜と、空隙を介して貼り合わせた透明保
護板を有することを特徴とした光記録媒体。 - （２）記録膜として７００〜９００ｎｍの波長域に特性
吸収を有する色素を用いてなる特許請求の範囲第（１）
項記載の光記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61194331A JPS6350932A (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61194331A JPS6350932A (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 光記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6350932A true JPS6350932A (ja) | 1988-03-03 |
Family
ID=16322812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61194331A Pending JPS6350932A (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 光記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6350932A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0322224A (ja) * | 1989-03-24 | 1991-01-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光情報記録方法および情報記録媒体 |
| USRE36806E (en) * | 1994-07-29 | 2000-08-01 | 3M Innovative Properties Company | Internally damped rotatable storage article |
-
1986
- 1986-08-20 JP JP61194331A patent/JPS6350932A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0322224A (ja) * | 1989-03-24 | 1991-01-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光情報記録方法および情報記録媒体 |
| USRE36806E (en) * | 1994-07-29 | 2000-08-01 | 3M Innovative Properties Company | Internally damped rotatable storage article |
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