JPH0498630A - 光記録媒体 - Google Patents
光記録媒体Info
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- JPH0498630A JPH0498630A JP2216862A JP21686290A JPH0498630A JP H0498630 A JPH0498630 A JP H0498630A JP 2216862 A JP2216862 A JP 2216862A JP 21686290 A JP21686290 A JP 21686290A JP H0498630 A JPH0498630 A JP H0498630A
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、感光性色素を用いる光記録媒体に関する。
従来の技術
従来の光記録媒体、たとえばレーザ光による追記型光記
録媒体としては、ガラスや、ポリカーボネート樹脂など
の透明基板上に、Te系の薄膜を真空蒸着やスパッタ法
を用いて作成し、これに記録用のレーザ光を照射するこ
とにより、記録膜を溶融昇華させて穴(ビット)を形成
する方式のものが代表的であった。この場合、Teが湿
度の高い環境中で酸化され易いため、通常、Se、In
。
録媒体としては、ガラスや、ポリカーボネート樹脂など
の透明基板上に、Te系の薄膜を真空蒸着やスパッタ法
を用いて作成し、これに記録用のレーザ光を照射するこ
とにより、記録膜を溶融昇華させて穴(ビット)を形成
する方式のものが代表的であった。この場合、Teが湿
度の高い環境中で酸化され易いため、通常、Se、In
。
Sn、Pbe Sb、 Biなどの金属元素を、少量添
加して酸化を防止していた。しかし、薄膜形成時に真空
蒸着法やスパッタ法などのドライな方法を用いTeと上
記添加金属元素の割合を一度に保ちつつ、薄膜を形成す
ることは非常に困難であり、したがって光デイスク主産
性や歩留まりが低いという問題があった。
加して酸化を防止していた。しかし、薄膜形成時に真空
蒸着法やスパッタ法などのドライな方法を用いTeと上
記添加金属元素の割合を一度に保ちつつ、薄膜を形成す
ることは非常に困難であり、したがって光デイスク主産
性や歩留まりが低いという問題があった。
また、この型のディスクは、Teの酸化を防ぎつつ穴形
成を行うために、2枚のディスクを記録膜を内側にして
、空間を設けて貼り合わせて用いる必要があり、追記型
CDとして単板構造で用いることは、信頼性保つために
は不可能であった。
成を行うために、2枚のディスクを記録膜を内側にして
、空間を設けて貼り合わせて用いる必要があり、追記型
CDとして単板構造で用いることは、信頼性保つために
は不可能であった。
また、他の方法として、特開昭57−11090号公報
、特開昭60−203488号公報、特開昭63−10
2988号公報、特開昭6382789号公報などで開
示されているように、有機色素単独かまたは有機色素を
含む樹脂薄膜を、同じくガラスや、ポリカーボネート基
板上に真空蒸着法または、色素材料を溶媒に溶かした溶
液をスピンコード法により塗布して記録媒体として用い
、書込み時のレーザ照射により、色素の分解反応あるい
は、記録膜としての樹脂の変形などによりデータを記録
する方法である。この方法は、スピンコード法などの塗
布方法を用いれば、比較的簡単に記録膜が形成できる点
において量産向きであり、広く研究されている。また、
その他の特長として、記録膜が有機物であるので前記の
金属Te膜のような酸化の問題もなく、金属に比べて熱
伝導率が小さいため、レーザ光による記録密度が上げら
れるなどの長所もある。
、特開昭60−203488号公報、特開昭63−10
2988号公報、特開昭6382789号公報などで開
示されているように、有機色素単独かまたは有機色素を
含む樹脂薄膜を、同じくガラスや、ポリカーボネート基
板上に真空蒸着法または、色素材料を溶媒に溶かした溶
液をスピンコード法により塗布して記録媒体として用い
、書込み時のレーザ照射により、色素の分解反応あるい
は、記録膜としての樹脂の変形などによりデータを記録
する方法である。この方法は、スピンコード法などの塗
布方法を用いれば、比較的簡単に記録膜が形成できる点
において量産向きであり、広く研究されている。また、
その他の特長として、記録膜が有機物であるので前記の
金属Te膜のような酸化の問題もなく、金属に比べて熱
伝導率が小さいため、レーザ光による記録密度が上げら
れるなどの長所もある。
発明が解決しようとする課題
このような従来の構成では、記録した後のくり返し再生
に対する安定性がなかったり一般の可視光に対する耐光
性が低いことをはじめ、最も大きな問題点として記録時
のレーザ光の吸収率をいかように設計しても、記録後の
再生レーザー光に対する記録部を未記録部における反射
率の比を充分に大きくとれないことである。すなわち、
色素に充分な反応を生じさせるために、記録層の書き込
みレーザ光の吸収率が高くなるような色素を用いたりま
た、記録膜厚を厚(設定すると、再生時の記録部の再生
レーザ反射率は小さくなるが、同時に未記録部の再生レ
ーザ光の反射率も小さくなり、記録の有無による、再生
レーザ光の強度のコントラストが充分にとれない。逆に
、再生時の未記録部の再生レーザ光の反射率が高くなる
ようなら色素なり、記録膜の膜厚を設定すると、書込み
時のレーザ光の吸収率が小さくなり、色素反応が充分の
おこらなくなり、記録部の再生レーザ光の反射率も高く
なり、記録の有無による再生レーザ光の反射強度のコン
トラストが低下する。その意味で、記録の有無による再
生レーザ光の反射光強度のコントラストを大きくするた
めには特別の工夫が必要となるなどの課題があった。
に対する安定性がなかったり一般の可視光に対する耐光
性が低いことをはじめ、最も大きな問題点として記録時
のレーザ光の吸収率をいかように設計しても、記録後の
再生レーザー光に対する記録部を未記録部における反射
率の比を充分に大きくとれないことである。すなわち、
色素に充分な反応を生じさせるために、記録層の書き込
みレーザ光の吸収率が高くなるような色素を用いたりま
た、記録膜厚を厚(設定すると、再生時の記録部の再生
レーザ反射率は小さくなるが、同時に未記録部の再生レ
ーザ光の反射率も小さくなり、記録の有無による、再生
レーザ光の強度のコントラストが充分にとれない。逆に
、再生時の未記録部の再生レーザ光の反射率が高くなる
ようなら色素なり、記録膜の膜厚を設定すると、書込み
時のレーザ光の吸収率が小さくなり、色素反応が充分の
おこらなくなり、記録部の再生レーザ光の反射率も高く
なり、記録の有無による再生レーザ光の反射強度のコン
トラストが低下する。その意味で、記録の有無による再
生レーザ光の反射光強度のコントラストを大きくするた
めには特別の工夫が必要となるなどの課題があった。
本発明はこのような有機色素を記録材として用いた時の
記録部と未記録部に対する再生レーザ光の反射率のコン
トラストを大きくすることを目的とするものである。
記録部と未記録部に対する再生レーザ光の反射率のコン
トラストを大きくすることを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明の光記録媒体は、基板上に、2層より構成された
感光性樹脂層を設けさせたものである。
感光性樹脂層を設けさせたものである。
作 用
この構成により、レーザ光を照射しデータを書き込んだ
時、色素がレーザ光を吸収し、色素自体が分解すると同
時に熱エネルギーにより色素を含んだ第1層の樹脂層が
膨服し、他の第2層の樹脂層を変形させ凹ませる。その
結果、色素分解による反射率変化に加えて、凹凸による
レーザ光の干渉効果による反射光強度の変化が重畳され
て、再生時の記録、未記録部の再生レーザ光の反射率の
コントラストを高めることとなる。
時、色素がレーザ光を吸収し、色素自体が分解すると同
時に熱エネルギーにより色素を含んだ第1層の樹脂層が
膨服し、他の第2層の樹脂層を変形させ凹ませる。その
結果、色素分解による反射率変化に加えて、凹凸による
レーザ光の干渉効果による反射光強度の変化が重畳され
て、再生時の記録、未記録部の再生レーザ光の反射率の
コントラストを高めることとなる。
実施例
まず、本発明の実施例の基本構成にって説明する。ガラ
スまたは、ポリカーボネート樹脂、または、ポリメチル
メタクリレート樹脂などの透明基板上に予めグループを
形成し、書き込み時のレーザ光(GaAIAs系半導体
レーザー、発振波長780 wa 、出力20 wm
)を選択的に吸収する色素、例えば日本感光色素製NK
2O14とエポキシ樹脂、アルキッド樹脂、アクリル樹
脂、硬質ウレタン樹脂などの、樹脂とを溶媒に溶解させ
、スピンコード法などの手段により薄膜を形成させた後
、熱処理を行い、溶媒を飛散させると同時に樹脂を硬化
させる。さらに、その上に、軟質ウレタン樹脂や、シリ
コーン樹脂などの、先に塗布した樹脂よりも小さい弾性
率をもった樹脂を溶媒に溶解させ先と同様のスピンコー
ド法などの手段により薄膜を形成させる。さらに、再生
時のレーザー光の反射膜として、金またはアルミニウム
の薄膜を蒸着法あるい1まスパッタ法にて作成し、さら
にその上に、保持層として紫外線硬化樹脂などを、スピ
ンコード法などにより塗布し、紫外線を照射して、硬化
させる。
スまたは、ポリカーボネート樹脂、または、ポリメチル
メタクリレート樹脂などの透明基板上に予めグループを
形成し、書き込み時のレーザ光(GaAIAs系半導体
レーザー、発振波長780 wa 、出力20 wm
)を選択的に吸収する色素、例えば日本感光色素製NK
2O14とエポキシ樹脂、アルキッド樹脂、アクリル樹
脂、硬質ウレタン樹脂などの、樹脂とを溶媒に溶解させ
、スピンコード法などの手段により薄膜を形成させた後
、熱処理を行い、溶媒を飛散させると同時に樹脂を硬化
させる。さらに、その上に、軟質ウレタン樹脂や、シリ
コーン樹脂などの、先に塗布した樹脂よりも小さい弾性
率をもった樹脂を溶媒に溶解させ先と同様のスピンコー
ド法などの手段により薄膜を形成させる。さらに、再生
時のレーザー光の反射膜として、金またはアルミニウム
の薄膜を蒸着法あるい1まスパッタ法にて作成し、さら
にその上に、保持層として紫外線硬化樹脂などを、スピ
ンコード法などにより塗布し、紫外線を照射して、硬化
させる。
以上の実施例において記録層として用いる2層の樹脂の
組み合わせとしては、上記以外にも、2層の樹脂が異な
る弾性率をもつものであれば使用することができる。
組み合わせとしては、上記以外にも、2層の樹脂が異な
る弾性率をもつものであれば使用することができる。
このようにして得られた光記録媒体にデータを記録する
ためには、基板側より、波長780蒙のGaAlAs系
半導体レーザ光を照射する。照射された半導体レーザ光
は、第1層に含まれる半導体レーザ光を吸収する色素に
より吸収され、半導体レーザ光のエネルギにより、色素
が分解変色すると同時に、第1層の樹脂が熱脂膜をおこ
す。この時、第1層に接している第2層の樹脂は第1層
の樹脂と比べて、弾性率が低いので、第1層の樹脂の脂
膜力を受けて変形をおこす。このようにして、書込み用
レーザ光が照射された後は、色素の分解変色と同時に、
第2層めの樹脂の変形が生じ、再生用のレーザ光(波長
78C)+m、GaAlAs系半導体レーザ)を、照射
した時の記録部と未記録部における、レーザ光の反射強
度のコントラストが通常の有機色素の反応のみを用いて
光記録する媒体と比べて大きくとれる。また、書き込ん
だデータの保存安定性に関しては、本発明の光記録媒体
では色素反応の他に樹脂の形成変化も記録に寄与してお
り、色素の反応だけを用いている光記録媒体に比べて安
定である。
ためには、基板側より、波長780蒙のGaAlAs系
半導体レーザ光を照射する。照射された半導体レーザ光
は、第1層に含まれる半導体レーザ光を吸収する色素に
より吸収され、半導体レーザ光のエネルギにより、色素
が分解変色すると同時に、第1層の樹脂が熱脂膜をおこ
す。この時、第1層に接している第2層の樹脂は第1層
の樹脂と比べて、弾性率が低いので、第1層の樹脂の脂
膜力を受けて変形をおこす。このようにして、書込み用
レーザ光が照射された後は、色素の分解変色と同時に、
第2層めの樹脂の変形が生じ、再生用のレーザ光(波長
78C)+m、GaAlAs系半導体レーザ)を、照射
した時の記録部と未記録部における、レーザ光の反射強
度のコントラストが通常の有機色素の反応のみを用いて
光記録する媒体と比べて大きくとれる。また、書き込ん
だデータの保存安定性に関しては、本発明の光記録媒体
では色素反応の他に樹脂の形成変化も記録に寄与してお
り、色素の反応だけを用いている光記録媒体に比べて安
定である。
以下の実施例により、さらに詳細に説明する。
(実施例1)
あらかじめグループが形成されたポリカーボネート基板
上に、ビスフェノールA(東都化成■製YD128)1
部、および硬化剤としてポリアミノ樹脂(東都化成■製
G−740A)0.6部をチルセロソルブ100部に溶
解させる。さらに、近赤外吸収色素として、ミアニン系
色素(日本感光色素製NK2O14)(I)0.5部を
均一に溶解させ、スピンコード法にて塗布し、80℃で
30分間熱処理を行い第1層の光記録膜を得た。さらに
、その上に、軟質シリコン樹脂(東芝シリコーン■製D
CI−2577)2部をトルエン100部に溶解させた
ものをスピンコード法にて均一に塗布し第2層の光記録
膜を得た。デイックツクにより膜厚を測定したところ、
第1層は1.2μm、第2層は2.5μmであった。
上に、ビスフェノールA(東都化成■製YD128)1
部、および硬化剤としてポリアミノ樹脂(東都化成■製
G−740A)0.6部をチルセロソルブ100部に溶
解させる。さらに、近赤外吸収色素として、ミアニン系
色素(日本感光色素製NK2O14)(I)0.5部を
均一に溶解させ、スピンコード法にて塗布し、80℃で
30分間熱処理を行い第1層の光記録膜を得た。さらに
、その上に、軟質シリコン樹脂(東芝シリコーン■製D
CI−2577)2部をトルエン100部に溶解させた
ものをスピンコード法にて均一に塗布し第2層の光記録
膜を得た。デイックツクにより膜厚を測定したところ、
第1層は1.2μm、第2層は2.5μmであった。
さらに、反射膜として、金をスパッタ法にて1000A
の厚さに塗布し、さらにその上に保護膜として紫外線硬
化樹脂(大日本インキ社製ダイキュアコートEX−70
4)をスピンコード法にて塗布し、紫外線照射すること
により硬化させた。保護膜の膜厚は20μmであった。
の厚さに塗布し、さらにその上に保護膜として紫外線硬
化樹脂(大日本インキ社製ダイキュアコートEX−70
4)をスピンコード法にて塗布し、紫外線照射すること
により硬化させた。保護膜の膜厚は20μmであった。
以上のようにして得られた光記録媒体に、波長780
wax 、出力20mwのGaAlAs系半導体レーザ
のレーザ光を200ns照射することにより記録ビット
を形成した。
wax 、出力20mwのGaAlAs系半導体レーザ
のレーザ光を200ns照射することにより記録ビット
を形成した。
記録信号の読み取りのため;波長780■、出力2 m
wのGaAlAs系半導体レーザのレーザ光を100
ns照射することにより記録部および未記録部における
レーザ光の反射率を測定したところ、それぞれ32%お
よび72%であった。
wのGaAlAs系半導体レーザのレーザ光を100
ns照射することにより記録部および未記録部における
レーザ光の反射率を測定したところ、それぞれ32%お
よび72%であった。
(実施例2)
第1層の樹脂として、分子量20万のポリメチルメタク
リレート2部、および近赤外線吸収のためのシアニン系
色素(日本化薬製C−Y−9)(II)0.5部をメチ
ルセロソルブ100部に溶解させたものをスピンコード
法にて塗布し、80℃で30分間熱処理させた後第2層
として、分子量1万のポリスチレン樹脂(三洋化成■製
ハイマー5T120)2部をメチルセロソルブ100部
に溶解させたものをスピンコード法にて塗布し第2層の
光記録層を得た。第1層と第2層の光記録層の膜厚はそ
れぞれ、1.8μmおよび3.2μmであった。以降、
実施例1と同様にして、反射膜と、保護膜を形成した。
リレート2部、および近赤外線吸収のためのシアニン系
色素(日本化薬製C−Y−9)(II)0.5部をメチ
ルセロソルブ100部に溶解させたものをスピンコード
法にて塗布し、80℃で30分間熱処理させた後第2層
として、分子量1万のポリスチレン樹脂(三洋化成■製
ハイマー5T120)2部をメチルセロソルブ100部
に溶解させたものをスピンコード法にて塗布し第2層の
光記録層を得た。第1層と第2層の光記録層の膜厚はそ
れぞれ、1.8μmおよび3.2μmであった。以降、
実施例1と同様にして、反射膜と、保護膜を形成した。
以上のようにして得られた光記録媒体に、波長780
wm 、出力20mwのGaA IAs系半導体レーザ
のレーザ光を200n s照射することにより記録ビッ
トを形成した。
wm 、出力20mwのGaA IAs系半導体レーザ
のレーザ光を200n s照射することにより記録ビッ
トを形成した。
記録信号の読み取りのため、波長780 +a 、出力
2 m wのGaAlAs系半導体レーザのレーザ光を
100ns照射して、記録部および未記録部におけるレ
ーザ光の反射率を測定したところそれぞれ40%および
74%であった。
2 m wのGaAlAs系半導体レーザのレーザ光を
100ns照射して、記録部および未記録部におけるレ
ーザ光の反射率を測定したところそれぞれ40%および
74%であった。
(比較例1)
実施例1で用いた近赤外線吸収シアニン系色素(I)の
みを用2いて、有機記録色素膜を作成した。
みを用2いて、有機記録色素膜を作成した。
すなわち、シアニン系色素(1)1.5部をメチルセロ
ソルブ100部に溶解し、フビンコート法にて、ポリカ
ーボネート樹脂基板上に塗布し、厚さ0.2μmの記録
膜を作成した。実施例1と同様に、反射膜として金をス
パッタ法により、製膜し、保護膜として、紫外線硬化膜
を塗布・硬化させて光記録媒体を得た。
ソルブ100部に溶解し、フビンコート法にて、ポリカ
ーボネート樹脂基板上に塗布し、厚さ0.2μmの記録
膜を作成した。実施例1と同様に、反射膜として金をス
パッタ法により、製膜し、保護膜として、紫外線硬化膜
を塗布・硬化させて光記録媒体を得た。
得られた光記録媒体に、実施例1と同様に、基板側より
照射面のスポット径1μmφに絞った発振波長780
wa 、出力20mwのGaA IAs系半導体レーザ
のレーザ光を300ns走査して照射し、記録ピットを
形成させた。
照射面のスポット径1μmφに絞った発振波長780
wa 、出力20mwのGaA IAs系半導体レーザ
のレーザ光を300ns走査して照射し、記録ピットを
形成させた。
記録された記録媒体に再生光として、発振波長780w
wm、出力2 m wのGaAlAs系半導体レーザの
レーザ光を200ns照射し、ピットの有無による再生
レーザ光の反射率を測定したところ、記録部および未記
録部においてそれぞれ、45%および62%であった。
wm、出力2 m wのGaAlAs系半導体レーザの
レーザ光を200ns照射し、ピットの有無による再生
レーザ光の反射率を測定したところ、記録部および未記
録部においてそれぞれ、45%および62%であった。
(比較例2)
実施例2で用いた近赤外線吸収シアニン色素(If)の
みを用いて、有機記録色素膜を作成した。
みを用いて、有機記録色素膜を作成した。
すなわち、シアニン系色素(It)1.5部をメチルセ
ロソルブ100部に溶解し、スピンコード法にて、ポリ
カーボネート樹脂基板上に塗布し、厚さ0.2μmの記
録膜を作成した。実施例1と同様に、反射膜として金を
スパッタ法により製膜し、保護膜として、紫外線硬化膜
を塗布・硬化させて、光記録媒体を得た。
ロソルブ100部に溶解し、スピンコード法にて、ポリ
カーボネート樹脂基板上に塗布し、厚さ0.2μmの記
録膜を作成した。実施例1と同様に、反射膜として金を
スパッタ法により製膜し、保護膜として、紫外線硬化膜
を塗布・硬化させて、光記録媒体を得た。
得られた光記録媒体に、実施例1と同様に、基板側より
照射面の光スポツト径1μmφに絞った発振波長780
+wa 、出力20mwのGaAlAs系半導体レー
ザのレーザ光を300ns照射し、記録ビットを形成さ
せた。
照射面の光スポツト径1μmφに絞った発振波長780
+wa 、出力20mwのGaAlAs系半導体レー
ザのレーザ光を300ns照射し、記録ビットを形成さ
せた。
記録された記録媒体に再生光として、発振波長780
m 、出力2 m wのGaAlAs系半導体レーザの
レーザ光を200ns照射し、ピットの有無による再生
レーザ光の反射率を測定したところ、記録部および、未
記録部において、それぞれ38%および57%であった
。
m 、出力2 m wのGaAlAs系半導体レーザの
レーザ光を200ns照射し、ピットの有無による再生
レーザ光の反射率を測定したところ、記録部および、未
記録部において、それぞれ38%および57%であった
。
発明の効果
以上の実施例の説明からも明らかなように本発明によれ
ば、レーザ光照射により生じる色素材の反応および、樹
脂層の変形を光記録モードとして記録再生をおこなうこ
とにより、再生時の記録部と未記録部の再生レーザ光の
反射率のコントラストを高くすることができるという効
果が得られる。
ば、レーザ光照射により生じる色素材の反応および、樹
脂層の変形を光記録モードとして記録再生をおこなうこ
とにより、再生時の記録部と未記録部の再生レーザ光の
反射率のコントラストを高くすることができるという効
果が得られる。
第1図は本発明の一実施例の光記録媒体の断面図である
。 1・・・・・・保護膜、2・・・・・・金属反射膜、3
,4・・・・・・樹脂記録層、5・・・・・・色素、6
・・・・・・基板。 第1図 J、 4 ・−濶Rk E 坪層 5− 乞春 6−基板
。 1・・・・・・保護膜、2・・・・・・金属反射膜、3
,4・・・・・・樹脂記録層、5・・・・・・色素、6
・・・・・・基板。 第1図 J、 4 ・−濶Rk E 坪層 5− 乞春 6−基板
Claims (5)
- (1)基板上に2層より構成された感光性樹脂層を設け
てなる光記録媒体。 - (2)2層の樹脂層のうち1層にのみ、特定のレーザ光
を選択的に吸収する色素を含有する請求項1記載の光記
録媒体。 - (3)特定のレーザ光を選択的に吸収する色素を含有す
る樹脂層の弾性率が色素を含有しない樹脂層の弾性率よ
り大きい請求項2記載の光記録媒体。 - (4)基板に予めグループを形成した請求項1〜3のい
ずれかに記載の光記録媒体。 - (5)記録時および再生時のレーザ光照射を基板側より
行う請求項1〜3のいずれかに記載の光記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2216862A JPH0498630A (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2216862A JPH0498630A (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 光記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0498630A true JPH0498630A (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=16695074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2216862A Pending JPH0498630A (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 光記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0498630A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1923881A3 (en) * | 2006-11-15 | 2010-03-31 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Optical information recording medium |
EP1983517A3 (en) * | 2007-04-19 | 2010-08-04 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Optical information recording medium |
-
1990
- 1990-08-16 JP JP2216862A patent/JPH0498630A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1923881A3 (en) * | 2006-11-15 | 2010-03-31 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Optical information recording medium |
EP1983517A3 (en) * | 2007-04-19 | 2010-08-04 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Optical information recording medium |
US8014262B2 (en) | 2007-04-19 | 2011-09-06 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Optical information recording medium |
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