JPS6350723A - 測定デ−タの表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は測定した結果を演算処理して表示装置の表示
画面上にトレンド表示する測定データの表示装置に関す
る。

［従来の技術］ 従来、記録計には直動式、平衡式のものかあり、これら
はいずれも入力データに基づいてペンを移動させて記録
紙に記録する。また、記録計にはペンに代わる打点式の
ものがあり、更に記録紙にアナログ記録、デジタル記録
を行うハイブリッド型のものが製品化されている。また
、これら記録計の測定条件等の設定は、目盛切換スイッ
チにより行ったり、多数のデジタルスイッチ等により行
っていた。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記の記録計は記録紙に記録するために
、測定時間によっては記録紙が膨大な量になり、この記
録紙の保存管理が大変であった。

この発明は上記問題点に鑑みなされたもので、表示画面
にペンを移動させながら記録紙にトレンド表示するのと
同一の状態を写し出して従来と同一の感覚で測定データ
を認識できるようにするとともに表示画面上に写し出さ
れるトレンド表示を見易くすることを目的としている。

［問題点を解決するための手段］ このためこの発明は、測定した結果得られた物理量の大
きさを比較するため複数の物理量を所定の単位に換算し
てグラフの形式で表示する測定データの表示装置におい
て、 デジタル信号に変換された測定データを演算処理して表
示装置の表示画面に記録紙を一定の速度で動かしながら
ペンを移動することにより得られるトレンド表示と同じ
状態を写し出すトレンド表示制御部と、 上記トレンド表示制御部により測定データに基づいて定
まる表示画面上の位置にドツトを表示して上記ペンによ
る測定データの表示と同じ状態を写し出す時上記ドツト
の大きさを使用者の選択により変化させる変化部とを備
えたことを特徴としている。

また他の発明は測定した結果得られた物理量の大きさを
比較するため複数の物理量を所定の単位に換算してグラ
フの形式で表示する測定データの表示装置において、 デジタル（３号に変換された副定データを演算処理して
表示装置の表示画面に記録紙を一定の速度で動かしなが
らペンを移動することにより得られるトレンド表示と同
じ状態を写し出すトレンド表示制御部と、 上記トレンド表示制御部によってトレンド表示を写し出
す時測定データが異常状態にあることを検出してトレン
ド表示される測定データに異常状態の情報を付加する異
常情報付加部とζ備えたことを特徴としている。

さらに他の発明は測定した結果得られた物理量の大きさ
を比較するため複数の物理量を所定の単位に換算してグ
ラフの形式で表示する測定データの表示装置において、 デジタル４３号に変換された測定データを演算処理して
表示装置の表示画面に記録紙を一定の速度で動かしなが
らペンを移動することにより得られるトレンド表示と同
じ状態を写し出すトレンド表示制御部と、 上記トレンド表示−制御によりトレンド表示する時表示
される記録紙の速度が遅くて同一ライン上に複数のドツ
トが表示される場合にはこの同一ライン上にドツトとし
て表示される測定データのうち最大値を表わす、！ｊｌ
ｌ定デー少データ値を表わす測定データとを算出して測
定データを記憶する際この２つの測定データのみ記憶し
、表示画面上にトレンド表示として再生する時上記２つ
の測定データを表わす２つのドツトを線で結んで表示す
る測定データ再生表示制御部とを備えたことを特徴とし
ている。

［作　用］ この発明にかかるトレンド表示制御部はデジタル信号に
変換された測定データを演算処理して表示装置の表示画
面に記録紙を一定の速度で動かしながらペンを移動する
ことにより得られるトレンド表示と同じ状態を写し出す
。

この時変化部は使用者の選択に基づいて表示画面上の位
置に写し出されるドツトの大きさを変化させる。

また他の発明における異常情報付加部は表示画面上にト
レンド表示が写し出される時測定データが異常状態にあ
ることを検出してトレンド表示される測定データに異常
状態の情報を付加する。

更に他の発明にかかる測定データ再生表示制御部は表示
画面に写し出される記録紙の速度が遅くて同一ライン上
に複数のドツトが表示される場合にはこの同一ライン上
にドツトとして表示される測定データのうち最大値と最
小値を表わす測定データを算出して測定データを記憶す
る際この２つの測定データのみ記憶し、表示画面上にト
レンド表示として再生する時上記２つの測定データを表
わす２つのドツトを線で結んで表示する。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。図において、（１）は温度、流量、圧力等の測定ア
ナログ信号が入力される複数チャンネルＣＨＩＮｃＨ１
１を有する入力端子部、（２）はこの入力端子部（１）
に入力されるアナログ信号を順次切換えて出力するため
の一種の人力選択スイッチとしてのマルチプレクサ、（
３）はマルチプレクサ（２）から順次出力されてくる各
チャンネルＣＨＩＮＣＨ１１の測定アナログ信号を低速
の場合には順次取込方式、高速の場合には同時取込方式
でデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換装置、（４）はＡ
／Ｄ変換装置（３）で変換されたデジタル信号としての
測定データを回路的に絶縁して出力する絶縁手段、（５
）は絶縁手段（４）によって回路的に絶縁して出力され
た測定データを演算処理し、後述する表示装置に記録紙
を一定の速度で動かしながらペンを移動することにより
得られるトレンド表示と同じ状態を写し出すとともに後
述する外部記憶装置に測定データを演算処理して記憶す
る際の記憶の制御を行う制御装置、（６）は−制御装置
（５）による制御を外部から指示するための操作キース
イッチ、（７）は測定データに基づいて上記トレンド表
示と同じ状態を写し出す表示装置、（８）は測定データ
を演算処理した結果を記憶しておくための外部記憶装置
である。

ここにおいて制御装置（５）はデジタル信号かうなる測
定データを演算処理し、表示装置（７）の表示画面に記
録紙を一定の速度で動かしながらペンを移動させること
により得られるトレンド表示と同じ状態を写し出すトレ
ンド表示制御部（５１）と、上記トレンド表示１１１部
（５１）により表示画面にトレンド表示が写し出される
時写し出されるドツトの大きさを使用者の選択により変
化させる変化部（５２）と上記トレンド表示制御部によ
ってトレンド表示を写し出す時測定データが異常状態に
あることを検出してトレンド表示される測定データに異
常状態の情報を付加する異常情報付加ｉ？（５３）と、
上記トレンド表示ＸｖＩ御部によりトレンド表示する時
記録紙の速度が遅くて同一ライン上に複数のドツトが表
示される場合にはこの同一ライン上にドツトとして表示
される測定データのうち最大値を表わす測定データと最
小値を表わす測定データとを算出して測定データを記憶
する際この２つの測定データのみ記憶し、表示画面上に
トレンド表示として再生する時上記２つの測定データを
表わす２つのドツトを線で結んで表示する測定データ再
生表示ｌｌＮ７１部（５４）とを備えている。

次に動作について説明する。

入力端子部（１）の複数チャンネルＣＨ＋〜ＣＨｍに温
度、流量、圧力等の測定アナログ信号が人力されると、
マルチプレクサ（２）はこの入力端子部（１）の複数チ
ャンネルＣＨ＋　ＮＣＨｒａに人力される測定アナログ
信号を順次選択して切換え、チャンネルＣＨ＋に入力さ
れる測定アナログ信号の次はチャンネルＣＨ２に人力さ
れる測定アナログ信号、その次はチャンネルＣＨ３に入
力される測定アナログ信号というふうにチャンネルＣＨ
Ｉ〜ＣＨｍに入力されるアナログ信号をこの順番に順次
Ａ／Ｄ変換装置（３）に出力する。

Ａ／Ｄ変換装置（３）はマルチプレクサ（２）から順次
出力されてくる測定アナログ信号をデジタル信号に変換
して絶縁手段（４）に出力し、絶縁手段（４）は回路的
に絶縁して制御装置（５）に出力する。制御装置（５）
はデジタル信号に変換された測定データをリニアライズ
したり、この測定データに基づき表示装置（７）の表示
画面にあたかも記録紙を一定の速度で動かしながらペン
を移動させて得られるトレンド表示と同し状態を表示す
るために必要な演算処理を行う。

またこのル制御装置は外部記憶装置（８）に演算処理し
た測定データを記憶するための制御を行う。ここに表示
装置（７）は上記制御装置（５）の制御に従って表示画
面■に記録紙を一定の速度で動かしながらペンを移動さ
せて得られるトレンド表示と同じ状態を写し出し、外部
記憶装置（８）には必要に応じて上記制御装置（５）で
演算処理された測定データが記憶格納されることになる
。

ここで更に一制御装置（５）の動作を詳細に説明する。

第２図は制御装置（５）内のトレンド表示制御部（５Ｉ
）内のビデオメモリ（５１ａ）の構成を示す模式図で、
図においてビデオメモリ（５１ａ）は例えば００００〜
ＦＦＦＦのアドレス番地で指定される記憶傾城を有し、
このｌのアドレス番地で指定される記憶領域は表示装置
（７）の表示画面を走査する時の１つの走査ラインの画
像部分を担当し、００００〜０ＯＦＦのアドレス番地で
指定される記憶領域で表示装置（７）に表示する一画面
分の画像を記憶できるすなわちＦＦの走査ラインで一画
面分を構成できるようになっている。

ここでトレンド表示ＩＩ御部（５Ｉ）は００００〜０Ｏ
ＦＦのアドレス番地で指定される記憶領域に記憶された
画像情報を順次アクセスし、このアクセスしたアドレス
番地の順番に基づき表示装置（７）の表示画面を走査し
て一画面分の画像を作り出し、次にＦＦＦＦ、００００
〜０ＯＦＥのアドレス番地で指定される記憶領域をこの
順にアクセスして次に表示画面に表示する一画面分の画
像を作り出す。

この時ｏｏｏｏ〜０ＯＦＦのアドレス番地の記憶￥１域
をアクセスして一画面分の画像を作り出している間にＦ
ＦＦＦのアドレス番地で指定される記憶領域に各チャン
ネルから人力された測定データに基づき記録紙にペンで
０１定データを書き込むように記録紙上のペンの位置に
対応する表示画面上の位置にドツトを写し出すような＋
ｔ１報をデータメモリ（５１ｂ）に格納し、上記ビデオ
メモリ（５１ａ）との合成を行なって表示装置に写し出
すとあたかも一定の速度で動いている記録紙にペンが測
定データに基づき記録波形を書き込んで行くようなトレ
ンド表示が写し出される。

第３図はこの表示画面に写し出されたトレンド表示の様
子を示している。

この第３図に示すように表示装置（７）の表示画面（７
ａ）には一定の目盛を施こしである記録紙の画面が順次
上から下に流れながら画面の上方から順次新たな測定デ
ータに対応するドツトが一定の時間間隔で現われてくる
。

このような表示形式により従来の記録紙と同一の感覚で
測定データが２識され違和感を感じさせないことができ
る。

一方変化部（５２）はトレンド表示制御部（５１）が測
定データに基づいて定まる表示画面上の位置にドツトを
写し出す時このドツトの大きさを使用者の選択に基づい
て変化させる。

すなわち第４図に示すように通常の場合表示画面（７ａ
）上に写し出されるドツトは２ドツトの大きざを持って
いるが、使用者が操作キースイッチ（６）を操作した場
合には変化部（５２）はこの操作キースイッチ（６）の
操作に基づいてトレンド表示制御部（５１）が表示画面
（７ａ）に写し出すドツトの大きさを３ドツトとする。

このドツトの大きさを変化させるとトレンド表示される
線の太さが大きくなり、遠くから表示画面（７ａ）を見
る時見易くなる。

また異常情報付加部（５３）は測定データが正常の状態
すなわち上限値と下限値の間にあるか否かを検出し、測
定データが上限値または下限値の範囲外にあって異常状
態であることを認識すると警報を知らせるための異常状
態の情報を表示画面（７ａ）上に移し出す。

この情報の付加は第５図に示すように表示画面（７ａ）
上の測定データの左脇の異常状態にある期間だけ異常の
情報（７ｂ）を赤色の線を写し出すことによって行う。

この場合表示画面（７ａ）上に写し出されるトレンド表
示の線の色を変えたり、点線にしたりあるいは線の太さ
を変える等ト１々の方法が考えられる。

また測定データ再生表示ル１外部（５４）はトレンド表
示制御部（５１）により表示画面上に写し出される記録
紙の速度がＲくて同一ライン上に複数のドツトが表示さ
れるような場合すなわち測定データの４１ｑ定の時間間
隔が短い場合、同一ライン上に並んでいるドツトのうち
最大と最小を表わすドツトの位置を算出換言すわば同一
ライン上にドツトとして表示される測定データのうち最
大値を表わす測定データと最小値を表わす測定データを
寞出し、外部記憶装置（８）に測定データを記憶する際
同一ライン上に並ぶ測定データのうち最大値と最小値を
表わす測定データのみ記憶する。

そして外部記憶装置（８）に記憶した測定データを表示
装置（７）の表示画面（７ａ）上に再生する場合上記最
大値と最小値を表わす２つの測定データを線で結んで表
示する。

第６図はこの時の再生された表示画面（７ａ）上のトレ
ンド表示の例を示しているが、この図で示すように再生
されたトレンド表示は記憶装置に記憶される前のトレン
ド表示と若干の違いはあるもののほとんど変わらない。

またこのように最大値と最小値を表わす測定データの間
を線で結んでも同一時間帯における測定データの変動の
範囲を示すことには変わりなく、測定データの認識に支
障はない。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は表示画面上に記録紙を一定
の速度で動かしながらペンを移動させることにより得ら
れるトレンド表示と同じ状態を写し出すトレンド表示−
制御部と使用者の選択により表示画面上に表示するドツ
トの大きさを変化させる変化部を備えたので、従来の記
録紙による表示と同一の感覚で測定データの認識するこ
とができ違和感を感じさせないとともに使用者の使用目
的に応じてドツトの大きさを変え、表示画面を見易くす
る効果がある。

また他の発明によりば上記トレンド表示制御部に加えて
測定データの異常状態を示す情報を表示画面上に付加す
る異常情報付加部を備えたので、測定データの異常を容
易に認識できる効果がある。

また他の発明によれば上記トレンド表示制御部に加えて
同一ライン−Ｆに並んで表示される測定データのうち最
大値と最小値を表わす測定データを算出して記憶し、表
示画面上に再び再生する場合、最大値と最小値を表わす
測定データを線で結んで表示する測定データ再生表示制
御部を備えたので、測定データを記憶するための記憶容
量が少なくて済む効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路ブロック図、第２
図はビデオメモリの構成を示す模式図、第３図は表示画
面に写し出されたトレンド表示の様子を示す図、第４図
は表示画面に写し出されたトレンド表示のドツトの大き
さの違いを示す図、第５図は異常を示す＋ｒ７報を付加
した表示画面の構成図、第６図は測定データ表示ｌＩｉ
部によって再生された表示画面の違いを示す図である。 （１）・−入力端子部、（２）−マルチプレクサ、（３
）−Ａ／Ｄ変換装置、（４）−絶縁手段、（５）・−制
御装置、（６）−操作キースイッチ、（７）−表示装置
、（８）・−外部記憶装置、（５１）−トレンド表示制
御部、（５２）−変化部、（５３）−・異常情報付加部
、（５４）−測定データ再生表示制御部。 特許出願人　　株式会社千野製作所 代理人・弁理士　　西　　村　　教　　先筒１図 第２図 纂　３ｚ 第４図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）測定した結果得られた物理量の大きさを比較する
   ため複数の物理量を所定の単位に換算してグラフの形式
   で表示する測定データの表示装置において、 デジタル信号に変換された測定データを演算処理して表
   示装置の表示画面に記録紙を一定の速度で動かしながら
   ペンを移動することにより得られるトレンド表示と同じ
   状態を写し出すトレンド表示制御部と、 上記トレンド表示制御部により測定データに基づいて定
   まる表示画面上の位置にドットを表示して上記ペンによ
   る測定データの表示と同じ状態を写し出す時上記ドット
   の大きさを使用者の選択により変化させる変化部とを備
   えたことを特徴とする測定データの表示装置。
2. （２）測定した結果得られた物理量の大きさを比較する
   ため複数の物理量を所定の単位に換算してグラフの形式
   で表示する測定データの表示装置において、 デジタル信号に変換された測定データを演算処理して表
   示装置の表示画面に記録紙を一定の速度で動かしながら
   ペンを移動することにより得られるトレンド表示と同じ
   状態を写し出すトレンド表示制御部と、 上記トレンド表示制御部によってトレンド表示を写し出
   す時測定データが異常状態にあることを検出してトレン
   ド表示される測定データに異常状態の情報を付加する異
   常情報付加部とを備えたことを特徴とする測定データの
   表示装置。
3. （３）測定した結果得られた物理量の大きさを比較する
   ため複数の物理量を所定の単位に換算してグラフの形式
   で表示する測定データの表示装置において、 デジタル信号に変換された測定データを演算処理して表
   示装置の表示画面に記録紙を一定の速度で動かしながら
   ペンを移動することにより得られるトレンド表示と同じ
   状態を写し出すトレンド表示制御部と、 上記トレンド表示制御によりトレンド表示する時表示さ
   れる記録紙の速度が遅くて同一ライン上に複数のドット
   が表示される場合にはこの同一ライン上にドットとして
   表示される測定データのうち最大値を表わす測定データ
   と最小値を表わす測定データとを算出して測定データを
   記憶する際この２つの測定データのみ記憶し、表示画面
   上にトレンド表示として再生する時上記２つの測定デー
   タを表わす２つのドットを線で結んで表示する測定デー
   タ再生表示制御部とを備えたことを特徴とする測定デー
   タの表示装置。