JPS6350662Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6350662Y2
JPS6350662Y2 JP18309780U JP18309780U JPS6350662Y2 JP S6350662 Y2 JPS6350662 Y2 JP S6350662Y2 JP 18309780 U JP18309780 U JP 18309780U JP 18309780 U JP18309780 U JP 18309780U JP S6350662 Y2 JPS6350662 Y2 JP S6350662Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
current
metal halide
transistor
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18309780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57105628U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18309780U priority Critical patent/JPS6350662Y2/ja
Publication of JPS57105628U publication Critical patent/JPS57105628U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6350662Y2 publication Critical patent/JPS6350662Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は音声信号の記録再生が可能なトーキー映
写機、特に、光源にメタルハライドランプを使用
したトーキー映写機に好適な電源装置に関するも
のである。
メタルハライドランプは演色性更に発光効率が
特にすぐれているため、大公開を目的としたトー
キー映写機の光源として使用する上で好都合なも
のである。この種のメタルハライドランプを安定
に点灯させるための安定化電源には高効率で、し
かも、小型で、映写機にも内蔵可能なスイツチン
グレギユレータ方式のものが好ましい。しかしな
がら従来におけるスイツチングレギユレータ方式
の電源装置は、通常、その出力側で得られる電
圧、及び、電流のリツプル成分が音声信号記録再
生回路の磁気ヘツド等に混入し、雑音を生じさせ
るため、音声信号の記録再生に著しい悪影響を及
ぼすものであつた。このために、トーキー映写機
に用いられるスイツチングレギユレータ方式の電
源装置においては、出力側に特別な雑音防止用の
コンデンサを接続して出力側の電圧、及び、電流
を平滑し、リツプル成分を小にして雑音の発生を
できうるかぎり防止することが必要になる。
ところで、上述した雑音防止用のコンデンサは
電源装置の出力側のリツプル成分を減少させる利
点がある反面、この出力側に接続される負荷、特
に、メタルハライドランプのように負性抵抗を有
する負荷のインピーダンスの変化に対しては以下
のような欠点が生ずる。すなわち、一般にメタル
ハライドランプを点弧させるには電源装置の出力
状態を負荷のインピーダンスの変化に応じて高電
圧で小電流を供給する初期の状態から低電圧で大
電流を供給する安定した状態まで急速に変化させ
なければならないが、かゝる点弧時、メタルハラ
イドランプと並列にコンデンサが接続されている
と電源装置の出力状態は、この負荷のインピーダ
ンスの変化に追従できなくなり往々にしてメタル
ハライドランプは点弧し得なくなる。
このため、従来においてはメタルハライドラン
プの電源装置の出力側の電圧及び電流のリツプル
成分に起因した雑音の発生を防止するためとして
前述したコンデンサを設けず、かわりに電源装置
の出力側に設けられているチヨークコイルを大き
くする等の対策を講じていたが、このチヨークコ
イルを大きくすることによつて電源装置自体は大
きなものになり、しかも、チヨークコイルだけで
は雑音の発生を十分には防止しえず、特に電源装
置をトーキー映写機と一体的に構成した場合には
雑音の影響を無視できないため、電源装置をトー
キー映写機に内蔵することは多くの困難を伴うこ
とになつた。
本案は上述した点に鑑み電源装置の出力側の電
圧、及び、電流のリツプル成分に起因して音声信
号記録再生回路等で生ずる雑音の発生を防止し、
且つ、トーキー映写機に内蔵しうるに充分な大き
さのメタルハライドランプの電源装置を提供する
ことを目的とする。
以下、本案電源装置の一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図において、入力端子A,B間に供給され
るライン電圧は直流電源回路1によつて整流及び
平滑されて直流に変換され、この直流がスイツチ
ングレギユレータ2に加えられる。このスイツチ
ングレギユレータ2は、たとえば、加えられる直
流を周期的に断続するチヨツピング用のトランジ
スタ3、及び、このトランジスタ3の導通期間を
制御するためのチヨツパー制御回路4と、転流用
のダイオード5、及び、平滑用のチヨークコイル
6と、更に、チヨークコイル6の出力側の電圧、
及び、電流に応じてチヨツパー制御回路4にチヨ
ツピング用のトランジスタ3の導通期間を制御さ
せ、出力電力が一定になるようにするために、チ
ヨークコイル6の出力側の電圧を検出するための
抵抗7、及び、8の接続点の電圧、及び、出力電
流を検出するための抵抗9の両端の電圧をチヨツ
パー制御回路4に加えるための電圧、及び、電流
帰還回路によつて構成されている。このスイツチ
ングレギユレータ2の出力側は、直流の極性を一
定の周期で交互に変換して負荷に加えるための直
流−交流変換回路10を介してメタルハライドラ
ンプ11に接続されている。以上説明した構成に
よれば、一般の照明器具に対しては十分機能する
電源装置を与えることができるがこの構成による
電源装置では出力側の電圧、及び、電流のリツプ
ル成分が多く、このリツプル成分が音声信号記録
再生回路に混入し、雑音を生じさせるため、トー
キー映写機による音声信号の記録再生時において
著しい悪影響をおよぼすことになる。
このため、本案装置においては、上述した回路
構成に加え、メタルハライドランプ11の点弧操
作に連動し、この点弧操作より所定の時間遅延し
てから雑音防止用のコンデンサ12をスイツチン
グレギユレータ2の出力側に接続制御するため前
記トランジスタ3の出力電流の一部を検出する電
流検出回路13が設けられている。この電流検出
回路13はトランジスタ3の出力電流の一部を整
流平滑するためのダイオード14、及び、コンデ
ンサ15からなる整流平滑回路と、この整流平滑
回路の出力側に抵抗16を介して接続された周知
の遅延リレー17により構成されており、この遅
延リレー17のリレー接点17aは、リレーコイ
ル17bが整流平滑回路の出力により付勢されて
のち、所定の時間が経過してから閉じられること
により、前述した雑音防止用のコンデンサ12
を、メタルハライドランプ11の点弧操作後所定
の時間経過してからスイツチングレギユレータ2
の出力側に接続する。
以下、本案電源装置の作用を説明する。
トーキー映写機のランプスイツチを操作すると
チヨツピング用のトランジスタ3がチヨツパー制
御回路4によつて導通、又は、遮断制御される。
したがつて直流電源回路1で得られる直流電圧を
V1とすると、ダイオード5の両端には、チヨツ
ピング用のトランジスタ3の導通期間TON及び、
遮断期間TOFFに対応して第2図イに示すように波
高値がV1でパルス巾がTONのパルス波形を示す電
圧VDが発生する。又、このとき、チヨツピング
用のトランジスタ3のコレクタには第2図ロに示
すような波形の電流ICが流れ、転流用のダイオー
ド5には第2図ハに示すような波形の順方向電流
がIDが流れる結果、チヨークコイル6には、第2
図ニに示すようなリツプル成分の比較的多い電流
ILが流れる。このチヨークコイル6を流れる電流
は直流一交流変換回路10を介してメタルハライ
ドランプ11に加えられる。この点弧時、メタル
ハライドランプ11の内部インピーダンスは前述
したように急激に変化するがチヨークコイル6の
インダクタンスがメタルハライドランプ11に加
えられる電流の急激な変化を阻止するので、メタ
ルハライドランプ11は確実に点弧される。
一方、チヨツピング用のトランジスタ3のコレ
クタ電流ICの一部は電流検出回路13のダイオー
ド14、及び、コンデンサ15からなる整流平滑
回路によつて平滑されたのち、抵抗16を介して
遅延リレー17のリレーコイル17bに加えられ
このリレーコイル17bが付勢される。このリレ
ーコイル17bの付勢後所定の時間が経過してか
ら、リレー接点17aは閉じられる。このため、
ランプスイツチの操作により、トランジスタ3の
コレクタ電流ICが流れ始めてから所定の時間が経
過しから雑音防止用のコンデンサ12はスイツチ
ングレギユレータ2の出力側に並列接続される。
このコンデンサ12が接続されるときには前述し
たようにメタルハライドランプ11の点弧はすで
に完了した状態にあるため上述した如く雑音防止
用のコンデンサ12がスイツチングレギユレータ
2の出力側に例え接続されても、メタルハライド
ランプ11は消灯するようなことはなく、このコ
ンデンサ12の接続によつて、スイツチングレギ
ユレータ2の出力電流は平滑され、第2図ホに示
すようにリツプル成分の極く小さな電流IOをメタ
ルハライドランプ11に供給することができるよ
うになり、音声信号の記録再生時におけるリツプ
ル成分に起因した雑音の発生を阻止することがで
きる。
以上の説明で明らかな通り、本案電源装置によ
ればスイツチングレギユレータ方式の電源装置の
出力側に接続されるメタルハライドランプの点灯
を確実にし、しかも、該電源装置の出力側に生ず
る電圧、及び、電流のリツプル成分をメタルハラ
イドランプの点灯時において著しく小にすること
ができるので、本案電源装置をトーキー映写機の
電源装置として適用する上で極めて好都合とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案電源装置の一実施例の電気的構成
を示すブロツク図、第2図は第1図の各部の出力
信号波形を示す出力信号波形図。 1……直流電源回路、2……スイツチングレギ
ユレータ、3……トランジスタ、4……チヨツパ
ー制御回路、5……ダイオード、6……チヨーク
コイル、11……メタルハライドランプ、12…
…コンデンサ、13……電流検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源回路からの出力を断続するトランジス
    タと、該トランジスタの導通期間を制御するため
    のチヨツパー制御回路と、転流用のダイオード、
    及び、平滑用のチヨークコイルと、該チヨークコ
    イルの出力側の電圧、及び、電流に応じて前記ト
    ランジスタの導通期間を出力電力が一定になるよ
    うに制御するための電圧、及び、電流帰還回路と
    を有するスイツチングレギユレータを介してメタ
    ルハライドランプに一定の電力を供給するトーキ
    ー映写機の電源装置において、前記トランジスタ
    の出力電流の一部を電流検出回路で検出し、前記
    メタルハライドランプの点弧操作の開始後、一定
    時間遅延させた後、コンデンサを前記スイツチン
    グレギユレータの出力側に並列接続することを特
    徴とする前記トーキー映写機の電源装置。
JP18309780U 1980-12-18 1980-12-18 Expired JPS6350662Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18309780U JPS6350662Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18309780U JPS6350662Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57105628U JPS57105628U (ja) 1982-06-29
JPS6350662Y2 true JPS6350662Y2 (ja) 1988-12-27

Family

ID=29982053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18309780U Expired JPS6350662Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6350662Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57105628U (ja) 1982-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6350662Y2 (ja)
JPH08331839A (ja) 電源回路
JPH11339993A (ja) 放電灯点灯装置
JP2861246B2 (ja) スイッチング電源装置
JPH08111292A (ja) 電源回路及びそれを用いた放電灯点灯装置
JPH03233895A (ja) 放電灯点灯装置
JPH10333760A (ja) 電源回路
JPH06327149A (ja) 電源回路
JP3298590B2 (ja) 放電ランプ点灯回路
JPH0545112Y2 (ja)
JP2797514B2 (ja) スイッチング電源装置およびそれを用いたプラズマ放電装置
JP3595737B2 (ja) 自励フライバック・コンバータ
JP2532714Y2 (ja) 交流放電ランプ点灯装置
JPH08107676A (ja) 電源装置
JPH04248295A (ja) 白熱電球用高周波点灯装置
JP2539699Y2 (ja) 交流入力電源盤の突入電流抑圧方式
JPH07122375A (ja) 蛍光灯駆動装置
JPS59192298U (ja) 放電灯点灯装置
JPH10341576A (ja) リンギングチョークコンバータ
JPS61151464U (ja)
JPH03124591U (ja)
JPS61121772A (ja) 直流安定化電源の突入電流防止回路
JPH0668978A (ja) 電源装置、ランプ点灯装置および照明器具
JPS6229995B2 (ja)
JPS58166290U (ja) スイツチング電源回路