JPH04248295A - 白熱電球用高周波点灯装置 - Google Patents
白熱電球用高周波点灯装置Info
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- JPH04248295A JPH04248295A JP3006584A JP658491A JPH04248295A JP H04248295 A JPH04248295 A JP H04248295A JP 3006584 A JP3006584 A JP 3006584A JP 658491 A JP658491 A JP 658491A JP H04248295 A JPH04248295 A JP H04248295A
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Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、商用電源を高周波に
変換するとともに降圧して白熱電球を点灯させる白熱電
球用高周波点灯装置に関するものである。
変換するとともに降圧して白熱電球を点灯させる白熱電
球用高周波点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、照明器具の小型化や配光制御の簡
単化が要求されており、こうした要求を満たすために、
小型かつ高効率である低電圧の小型ハロゲン電球(ミニ
ハロゲン電球)が広く用いられるようになってきた。こ
の種のハロゲン電球の定格電圧は、例えば12Vであり
、商用電源に直接接続して点灯させることはできないの
で、降圧手段が必要である。商用電源の降圧手段として
は、例えば商用電源周波数に対応した降圧トランスが考
えられるが、降圧トランスは比較的大型であるから、照
明器具の小型化という要求を満足できなくなる。
単化が要求されており、こうした要求を満たすために、
小型かつ高効率である低電圧の小型ハロゲン電球(ミニ
ハロゲン電球)が広く用いられるようになってきた。こ
の種のハロゲン電球の定格電圧は、例えば12Vであり
、商用電源に直接接続して点灯させることはできないの
で、降圧手段が必要である。商用電源の降圧手段として
は、例えば商用電源周波数に対応した降圧トランスが考
えられるが、降圧トランスは比較的大型であるから、照
明器具の小型化という要求を満足できなくなる。
【0003】このような問題を解決するために、ハロゲ
ン電球のような白熱電球を高周波電力で点灯させること
が提案されている。白熱電球を高周波電力で点灯させる
高周波インバータ回路1は、基本的には図10に示すよ
うに構成されている。この高周波インバータ回路1では
、商用電源ACを整流素子Reにより全波整流して電源
を得ており、自励的のハーフブリッジ方式となるように
構成されている。
ン電球のような白熱電球を高周波電力で点灯させること
が提案されている。白熱電球を高周波電力で点灯させる
高周波インバータ回路1は、基本的には図10に示すよ
うに構成されている。この高周波インバータ回路1では
、商用電源ACを整流素子Reにより全波整流して電源
を得ており、自励的のハーフブリッジ方式となるように
構成されている。
【0004】整流素子Reの出力端間には、抵抗R3
とコンデンサC3 との直列回路が接続され、電源を投
入すると、抵抗R3 を介してコンデンサC3 が充電
される。 また、直列接続されて整流素子Reの出力端間に挿入さ
れた一対のコンデンサC1 ,C2にも充電される。コ
ンデンサC3 の両端電圧がSBSよりなるトリガ素子
Q3 のブレークオーバー電圧(例えば、約8V)に達
すると、トリガ素子Q3 がオンとなってトランジスタ
Q1 がオンになる。トランジスタQ1 がオンになる
と、降圧トランスT1 の一次巻線、電流トランスT2
の一次巻線、トランジスタQ1 、エミッタ抵抗R1
を通してコンデンサC1 の電荷が放出される。すな
わち、降圧トランスT1 の二次巻線に接続された白熱
電球Lに電流が流れるのである。ここに、降圧トランス
T1 は非飽和型であり、電流トランスT2 は飽和型
である。
とコンデンサC3 との直列回路が接続され、電源を投
入すると、抵抗R3 を介してコンデンサC3 が充電
される。 また、直列接続されて整流素子Reの出力端間に挿入さ
れた一対のコンデンサC1 ,C2にも充電される。コ
ンデンサC3 の両端電圧がSBSよりなるトリガ素子
Q3 のブレークオーバー電圧(例えば、約8V)に達
すると、トリガ素子Q3 がオンとなってトランジスタ
Q1 がオンになる。トランジスタQ1 がオンになる
と、降圧トランスT1 の一次巻線、電流トランスT2
の一次巻線、トランジスタQ1 、エミッタ抵抗R1
を通してコンデンサC1 の電荷が放出される。すな
わち、降圧トランスT1 の二次巻線に接続された白熱
電球Lに電流が流れるのである。ここに、降圧トランス
T1 は非飽和型であり、電流トランスT2 は飽和型
である。
【0005】しかるに、トランジスタQ1 がオフから
オンになると、電流トランスT2 の二次巻線にはトラ
ンジスタQ1 を順バイアスする方向に電圧が誘起され
、その後、電流トランスT2 が飽和するか電流トラン
スT2 の一次巻線に流れる電流の変化が少なくなると
、電流トランスT2 の二次巻線に誘起される電圧が零
になり、トランジスタQ1 の蓄積時間が経過した後に
トランジスタQ1 はオフに向かう。このとき、電流ト
ランスT2 の一次巻線に流れる電流は急激に減少する
から、二次巻線にはトランジスタQ1 を逆バイアスし
、トランジスタQ2 を順バイアスする電圧が誘起され
る。こうして、トランジスタQ1 が完全にオフになり
、トランジスタQ2 がオンになる。
オンになると、電流トランスT2 の二次巻線にはトラ
ンジスタQ1 を順バイアスする方向に電圧が誘起され
、その後、電流トランスT2 が飽和するか電流トラン
スT2 の一次巻線に流れる電流の変化が少なくなると
、電流トランスT2 の二次巻線に誘起される電圧が零
になり、トランジスタQ1 の蓄積時間が経過した後に
トランジスタQ1 はオフに向かう。このとき、電流ト
ランスT2 の一次巻線に流れる電流は急激に減少する
から、二次巻線にはトランジスタQ1 を逆バイアスし
、トランジスタQ2 を順バイアスする電圧が誘起され
る。こうして、トランジスタQ1 が完全にオフになり
、トランジスタQ2 がオンになる。
【0006】トランジスタQ2 がオンになれば、トラ
ンジスタQ2 、エミッタ抵抗R2 、電流トランスT
2 の一次巻線、降圧トランスT1 の一次巻線を通し
てコンデンサC2 の電荷が放出される。すなわち、電
流トランスT2 の二次巻線にはトランジスタQ2 を
順バイアスする電圧が誘起され、その後、トランジスタ
Q1 の場合と同様にして、トランジスタQ2 がオフ
になり、トランジスタQ1 がオンになる。
ンジスタQ2 、エミッタ抵抗R2 、電流トランスT
2 の一次巻線、降圧トランスT1 の一次巻線を通し
てコンデンサC2 の電荷が放出される。すなわち、電
流トランスT2 の二次巻線にはトランジスタQ2 を
順バイアスする電圧が誘起され、その後、トランジスタ
Q1 の場合と同様にして、トランジスタQ2 がオフ
になり、トランジスタQ1 がオンになる。
【0007】この動作を繰り返すことにより、高周波イ
ンバータ1は数十KHzの発振動作を行い、白熱電球L
に高周波電力が供給される。発振動作中には、降圧トラ
ンスT1 の一次巻線の両端間に整流素子Reの出力電
圧(商用電源の電圧にほぼ等しい)の2分の1の電圧が
印加されることになるから、商用電源ACを直接降圧す
る場合に比較して降圧トランスT1 が小型化され、し
かも、降圧トランスT1 は高周波用であるから、ター
ン数が少なくなり、小型化されるのである。
ンバータ1は数十KHzの発振動作を行い、白熱電球L
に高周波電力が供給される。発振動作中には、降圧トラ
ンスT1 の一次巻線の両端間に整流素子Reの出力電
圧(商用電源の電圧にほぼ等しい)の2分の1の電圧が
印加されることになるから、商用電源ACを直接降圧す
る場合に比較して降圧トランスT1 が小型化され、し
かも、降圧トランスT1 は高周波用であるから、ター
ン数が少なくなり、小型化されるのである。
【0008】ところで、このハロゲン電球(白熱電球L
)のランプ寿命は、ランプ電圧に逆比例し、ランプ電圧
が高くなるとランプ寿命が短くなるという特性を有して
いる。一方、図10に示したような白熱電球用高周波点
灯装置においては、ランプ電圧は、電源電圧に比例する
ので、電源電圧の変動を考慮して電源電圧の最大値でラ
ンプ電圧が定格値になるように設定してランプ寿命を補
償している。
)のランプ寿命は、ランプ電圧に逆比例し、ランプ電圧
が高くなるとランプ寿命が短くなるという特性を有して
いる。一方、図10に示したような白熱電球用高周波点
灯装置においては、ランプ電圧は、電源電圧に比例する
ので、電源電圧の変動を考慮して電源電圧の最大値でラ
ンプ電圧が定格値になるように設定してランプ寿命を補
償している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような設定を行うと、電源電圧が定格時においては、ラ
ンプ電圧の定格電圧の12Vが得られず、定格の光出力
が得られない。このような問題を解決するために、種々
の方法が提案されている。例えば、特開平2−6688
8号公報に示される方式は、図11のような構成となっ
ている。図11において、17は高周波インバータ回路
、Q31はPUT(プログラマブルユニジャンクション
トランジスタ)、R41〜R43は抵抗、C31はコン
デンサである。
ような設定を行うと、電源電圧が定格時においては、ラ
ンプ電圧の定格電圧の12Vが得られず、定格の光出力
が得られない。このような問題を解決するために、種々
の方法が提案されている。例えば、特開平2−6688
8号公報に示される方式は、図11のような構成となっ
ている。図11において、17は高周波インバータ回路
、Q31はPUT(プログラマブルユニジャンクション
トランジスタ)、R41〜R43は抵抗、C31はコン
デンサである。
【0010】以上のような構成の白熱電球用高周波点灯
装置は、PUT Q31のゲート端子に電源電圧に比
例した基準電圧(抵抗R42,R43で分圧)を印加し
、同アノード端子には抵抗R41とコンデンサC31と
からなる充電回路による充電電圧が印加されることで、
両電圧を比較し高周波電源である高周波インバータ回路
17の起動のタイミングを調整し、電源電圧が高い場合
には起動のタイミングを遅くして商用電源電圧の半サイ
クルにおける発振の休止期間を長くしてランプ電圧を抑
制する。また、電源電圧が低い場合には起動のタイミン
グを早くして発振の休止期間を短くしてランプ電圧を高
くする。このような動作によって、電源電圧の変動によ
るランプ電圧の変動を抑えようとしている。
装置は、PUT Q31のゲート端子に電源電圧に比
例した基準電圧(抵抗R42,R43で分圧)を印加し
、同アノード端子には抵抗R41とコンデンサC31と
からなる充電回路による充電電圧が印加されることで、
両電圧を比較し高周波電源である高周波インバータ回路
17の起動のタイミングを調整し、電源電圧が高い場合
には起動のタイミングを遅くして商用電源電圧の半サイ
クルにおける発振の休止期間を長くしてランプ電圧を抑
制する。また、電源電圧が低い場合には起動のタイミン
グを早くして発振の休止期間を短くしてランプ電圧を高
くする。このような動作によって、電源電圧の変動によ
るランプ電圧の変動を抑えようとしている。
【0011】しかし、この方法では、電源電圧が上昇し
てPUT Q31のゲート電圧が上昇しても同アノー
ド端子に接続されるコンデンサC31の充電電圧の時定
数も短くなり、起動のタイミングは大きく変わらない。 ゆえに、休止期間も大きく変化せず、電源電圧の変動に
よるランプ電圧の変動を十分に抑えることができないと
いう問題がある。
てPUT Q31のゲート電圧が上昇しても同アノー
ド端子に接続されるコンデンサC31の充電電圧の時定
数も短くなり、起動のタイミングは大きく変わらない。 ゆえに、休止期間も大きく変化せず、電源電圧の変動に
よるランプ電圧の変動を十分に抑えることができないと
いう問題がある。
【0012】また、別の従来例としては、特開平2−6
6890号公報に開示されたものがある。この方式は、
降圧トランスに3次巻線を設け、その出力電圧を整流・
平滑して直流電圧に変換することでランプ電圧を検出し
、駆動回路を位相制御してランプ電圧を一定に制御して
いる。しかし、この方式では、降圧トランスに3次巻線
を設ける必要があり、コストが上昇し、また平滑用に大
容量のコンデンサが必要となり大型化するという問題が
ある。
6890号公報に開示されたものがある。この方式は、
降圧トランスに3次巻線を設け、その出力電圧を整流・
平滑して直流電圧に変換することでランプ電圧を検出し
、駆動回路を位相制御してランプ電圧を一定に制御して
いる。しかし、この方式では、降圧トランスに3次巻線
を設ける必要があり、コストが上昇し、また平滑用に大
容量のコンデンサが必要となり大型化するという問題が
ある。
【0013】この発明の目的は、電源電圧の変動にかか
わらずランプ電圧を常に一定にし光出力を安定にしてラ
ンプ寿命を延ばすことができ、しかも安価で小型化でき
る白熱電球用高周波点灯装置を提供することである。
わらずランプ電圧を常に一定にし光出力を安定にしてラ
ンプ寿命を延ばすことができ、しかも安価で小型化でき
る白熱電球用高周波点灯装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の白熱電球用高
周波点灯装置は、商用電源を全波整流してなる脈流電圧
源を電源とする高周波インバータ回路と、この高周波イ
ンバータ回路より供給される高周波電力により点灯する
白熱電球とを設けている。また、高周波インバータ回路
への入力電圧が基準電圧よりも大きい期間を検出する電
源電圧検出回路を設け、この電源電圧検出回路による検
出期間の長さに応じた商用電源電圧の半サイクル期間中
の所定期間は高周波インバータ回路の動作を停止させる
制御手段を設けている。
周波点灯装置は、商用電源を全波整流してなる脈流電圧
源を電源とする高周波インバータ回路と、この高周波イ
ンバータ回路より供給される高周波電力により点灯する
白熱電球とを設けている。また、高周波インバータ回路
への入力電圧が基準電圧よりも大きい期間を検出する電
源電圧検出回路を設け、この電源電圧検出回路による検
出期間の長さに応じた商用電源電圧の半サイクル期間中
の所定期間は高周波インバータ回路の動作を停止させる
制御手段を設けている。
【0015】
【作用】この発明の構成によれば、商用電源が全波整流
された後、高周波インバータ回路により変換された高周
波電源が白熱電球へ付勢されて白熱電球が点灯する。こ
の際、高周波インバータ回路への入力電圧が基準電圧よ
りも大きい期間を電源電圧検出回路で検出し、電源電圧
検出回路による検出された期間の長さに応じた商用電源
電圧の半サイクル期間中の所定期間、制御手段により高
周波インバータ回路の発振動作を停止させ、これによっ
て商用電源電圧の半サイクル間の所定期間白熱電球への
高周波電圧の付勢を一時的に停止し、商用電源電圧の上
昇に伴って上昇する白熱電球への印加電圧を抑制する。
された後、高周波インバータ回路により変換された高周
波電源が白熱電球へ付勢されて白熱電球が点灯する。こ
の際、高周波インバータ回路への入力電圧が基準電圧よ
りも大きい期間を電源電圧検出回路で検出し、電源電圧
検出回路による検出された期間の長さに応じた商用電源
電圧の半サイクル期間中の所定期間、制御手段により高
周波インバータ回路の発振動作を停止させ、これによっ
て商用電源電圧の半サイクル間の所定期間白熱電球への
高周波電圧の付勢を一時的に停止し、商用電源電圧の上
昇に伴って上昇する白熱電球への印加電圧を抑制する。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。 第1の実施例 図1はこの発明の第1の実施例の白熱電球用高周波点灯
装置のブロック図を示す。この白熱電球用高周波点灯装
置は、商用電源ACと、それを高周波変換するとともに
商用電源電圧を適正なランプ電圧までに降圧する高周波
インバータ回路1と、負荷の白熱電球(ミニハロゲン電
球)Lとからなる基本点灯回路、ならびにこれに付加し
た電源電圧検出回路2,信号遅延回路3,発振停止回路
4および制御電源回路5から構成されている。
ら説明する。 第1の実施例 図1はこの発明の第1の実施例の白熱電球用高周波点灯
装置のブロック図を示す。この白熱電球用高周波点灯装
置は、商用電源ACと、それを高周波変換するとともに
商用電源電圧を適正なランプ電圧までに降圧する高周波
インバータ回路1と、負荷の白熱電球(ミニハロゲン電
球)Lとからなる基本点灯回路、ならびにこれに付加し
た電源電圧検出回路2,信号遅延回路3,発振停止回路
4および制御電源回路5から構成されている。
【0017】電源電圧検出回路2は、高周波インバータ
回路1への入力電圧が基準電圧よりも大きい期間を検出
するもので、信号遅延回路3および発振停止回路4は電
源電圧検出回路2による検出期間の長さに応じた商用電
源電圧の半サイクル期間中の所定期間は高周波インバー
タ回路1の動作を停止させる制御手段を構成している。
回路1への入力電圧が基準電圧よりも大きい期間を検出
するもので、信号遅延回路3および発振停止回路4は電
源電圧検出回路2による検出期間の長さに応じた商用電
源電圧の半サイクル期間中の所定期間は高周波インバー
タ回路1の動作を停止させる制御手段を構成している。
【0018】図2に第1の実施例の白熱電球用高周波点
灯装置の具体的な回路図を示す。基本点灯回路について
は従来例と同様であり、説明を省略する。電源電圧検出
回路2は、整流素子Reの前段の一方の入力端子にダイ
オードDa4と抵抗Ra4, Ra5の直列回路の一方
を接続して他端を整流素子Reの負端子に接続したもの
において、抵抗Ra4, Ra5の接続点にツェナーダ
イオードZDa2のカソードを接続している。
灯装置の具体的な回路図を示す。基本点灯回路について
は従来例と同様であり、説明を省略する。電源電圧検出
回路2は、整流素子Reの前段の一方の入力端子にダイ
オードDa4と抵抗Ra4, Ra5の直列回路の一方
を接続して他端を整流素子Reの負端子に接続したもの
において、抵抗Ra4, Ra5の接続点にツェナーダ
イオードZDa2のカソードを接続している。
【0019】また同様に、整流素子Reの前段の他方の
入力端子にダイオードDb4と抵抗Rb4, Rb5の
直列回路の一方を接続して他端を整流素子Reの負端子
に接続したものにおいて、抵抗Rb4, Rb5の接続
点にツェナーダイオードZDb2のカソードを接続して
いる。信号遅延回路3は、ツェナーダイオードZDa2
のカソードにトランジスタQa4のベースを接続し、こ
のトランジスタQa4のエミッタ・ベース間にダイオー
ドDa5と抵抗Ra6の直列回路を挿入し、トランジス
タQa4のエミッタをコンデンサCa4を介して接地し
、さらにトランジスタQa4のエミッタにツェナーダイ
オードZDa3と波形整形用集積回路ICa1の直列回
路を接続している。
入力端子にダイオードDb4と抵抗Rb4, Rb5の
直列回路の一方を接続して他端を整流素子Reの負端子
に接続したものにおいて、抵抗Rb4, Rb5の接続
点にツェナーダイオードZDb2のカソードを接続して
いる。信号遅延回路3は、ツェナーダイオードZDa2
のカソードにトランジスタQa4のベースを接続し、こ
のトランジスタQa4のエミッタ・ベース間にダイオー
ドDa5と抵抗Ra6の直列回路を挿入し、トランジス
タQa4のエミッタをコンデンサCa4を介して接地し
、さらにトランジスタQa4のエミッタにツェナーダイ
オードZDa3と波形整形用集積回路ICa1の直列回
路を接続している。
【0020】また同様に、ツェナーダイオードZDb2
のカソードにトランジスタQb4のベースを接続し、こ
のトランジスタQb4のエミッタ・ベース間にダイオー
ドDb5と抵抗Rb6の直列回路を挿入し、トランジス
タQb4のエミッタをコンデンサCb4を介して接地し
、トランジスタQb4のエミッタにツェナーダイオード
ZDb3と波形整形用集積回路ICb1の直列回路を接
続している。
のカソードにトランジスタQb4のベースを接続し、こ
のトランジスタQb4のエミッタ・ベース間にダイオー
ドDb5と抵抗Rb6の直列回路を挿入し、トランジス
タQb4のエミッタをコンデンサCb4を介して接地し
、トランジスタQb4のエミッタにツェナーダイオード
ZDb3と波形整形用集積回路ICb1の直列回路を接
続している。
【0021】そして、この信号遅延回路3は、電源電圧
検出回路2の出力信号を遅延させる機能を有する。前記
の信号遅延回路3における波形整形用集積回路ICa1
と波形整形用集積回路ICa2の出力端子は、ともに発
振停止回路4のトランジスタQ5 のベースに接続され
ている。このトランジスタQ5 のコレクタは、高周波
インバータ回路1のトランジスタQ1 のベースに接続
している。上記の発振停止回路4は、信号遅延回路3が
パルス信号を出力している期間高周波インバータ回路1
の発振を停止させる。
検出回路2の出力信号を遅延させる機能を有する。前記
の信号遅延回路3における波形整形用集積回路ICa1
と波形整形用集積回路ICa2の出力端子は、ともに発
振停止回路4のトランジスタQ5 のベースに接続され
ている。このトランジスタQ5 のコレクタは、高周波
インバータ回路1のトランジスタQ1 のベースに接続
している。上記の発振停止回路4は、信号遅延回路3が
パルス信号を出力している期間高周波インバータ回路1
の発振を停止させる。
【0022】制御電源回路5は、前記整流素子Reの出
力端間にダイオードD3 ,抵抗R8 およびコンデン
サC4 の直列回路を接続し、コンデンサC4 の両端
にツェナーダイオードZD1 を並列接続し、抵抗R8
とコンデンサC4 の接続点に抵抗R7 の一端を接
続して構成され、抵抗R8 を通して信号遅延回路3に
給電する。つぎに、図3の動作波形図を用いて図2の白
熱電球用高周波点灯装置の回路動作を説明する。
力端間にダイオードD3 ,抵抗R8 およびコンデン
サC4 の直列回路を接続し、コンデンサC4 の両端
にツェナーダイオードZD1 を並列接続し、抵抗R8
とコンデンサC4 の接続点に抵抗R7 の一端を接
続して構成され、抵抗R8 を通して信号遅延回路3に
給電する。つぎに、図3の動作波形図を用いて図2の白
熱電球用高周波点灯装置の回路動作を説明する。
【0023】同図(A)の商用電源電圧は、電源電圧検
出回路2のダイオードDa4で半波整流された後、抵抗
Ra4, Ra5で分圧されて同図(B)に示す波形と
なる。同図(B)の電圧波形は、ツェナーダイオードZ
Da2のツェナー電圧VZDa2よりも高い部分がトラ
ンジスタQa4のベース電圧となり、同図(C)の電圧
が発生する。このトランジスタQa4がオンとなると、
コンデンサCa4に充電電圧が発生するとともに、この
トランジスタQa4のオフ時には、ダイオードDa5と
抵抗Ra6を介して放電するために、コンデンサCa4
には同図(D)に示す充放電電圧が発生する。
出回路2のダイオードDa4で半波整流された後、抵抗
Ra4, Ra5で分圧されて同図(B)に示す波形と
なる。同図(B)の電圧波形は、ツェナーダイオードZ
Da2のツェナー電圧VZDa2よりも高い部分がトラ
ンジスタQa4のベース電圧となり、同図(C)の電圧
が発生する。このトランジスタQa4がオンとなると、
コンデンサCa4に充電電圧が発生するとともに、この
トランジスタQa4のオフ時には、ダイオードDa5と
抵抗Ra6を介して放電するために、コンデンサCa4
には同図(D)に示す充放電電圧が発生する。
【0024】この電圧をツェナー電圧VZDa3を有す
るツェナーダイオードZDa3で電圧比較して波形整形
用集積回路ICa1を通した電圧信号波形が同図(E)
であり、同図(B)の信号に対して遅延されている。同
様にして、他方の波形整形用集積回路ICb1からの遅
延信号波形は同図(F)に示すようになる。
るツェナーダイオードZDa3で電圧比較して波形整形
用集積回路ICa1を通した電圧信号波形が同図(E)
であり、同図(B)の信号に対して遅延されている。同
様にして、他方の波形整形用集積回路ICb1からの遅
延信号波形は同図(F)に示すようになる。
【0025】そして、同図(E),(F)の両信号がト
ランジスタQ5 のベースに印加されてトランジスタQ
5 がオンとなると、高周波インバータ回路1のトラン
ジスタQ1 の駆動信号が接地されてトランジスタQ1
が不動作となり、高周波インバータ回路1の発振が一
定期間停止して出力電圧を抑制することができる。この
ときの高周波インバータ回路1の出力電圧波形は同図(
G)のように、発振停止期間の存在する波形となり、同
図(A)の電源電圧が高いほど、発振停止期間の幅が増
加する。
ランジスタQ5 のベースに印加されてトランジスタQ
5 がオンとなると、高周波インバータ回路1のトラン
ジスタQ1 の駆動信号が接地されてトランジスタQ1
が不動作となり、高周波インバータ回路1の発振が一
定期間停止して出力電圧を抑制することができる。この
ときの高周波インバータ回路1の出力電圧波形は同図(
G)のように、発振停止期間の存在する波形となり、同
図(A)の電源電圧が高いほど、発振停止期間の幅が増
加する。
【0026】なお、同図(A)において、破線は電源電
圧が定格値であるときの波形を示し、このときの抵抗R
a5の両端電圧波形は同図(B)において破線で示すよ
うになる。このときの高周波インバータ回路1の出力電
圧波形は同図(H)のように、発振停止期間のまったく
存在しない波形となる。この第1の実施例においては、
電源電圧が高くなるほど、トランジスタQ5 のオン期
間が延びて発振停止期間が長くなり、出力電圧を抑制す
るように働き、高周波インバータ回路1への入力電圧の
変動によるランプ電圧の変動を抑えることができる。つ
まり、電源電圧の変動にかかわらずランプ電圧を常に一
定にすることができる。したがって、光出力を安定にし
てランプ寿命を延ばすことができる。
圧が定格値であるときの波形を示し、このときの抵抗R
a5の両端電圧波形は同図(B)において破線で示すよ
うになる。このときの高周波インバータ回路1の出力電
圧波形は同図(H)のように、発振停止期間のまったく
存在しない波形となる。この第1の実施例においては、
電源電圧が高くなるほど、トランジスタQ5 のオン期
間が延びて発振停止期間が長くなり、出力電圧を抑制す
るように働き、高周波インバータ回路1への入力電圧の
変動によるランプ電圧の変動を抑えることができる。つ
まり、電源電圧の変動にかかわらずランプ電圧を常に一
定にすることができる。したがって、光出力を安定にし
てランプ寿命を延ばすことができる。
【0027】また、降圧トランスT1 に3次巻線を設
けたり、平滑コンデンサを設ける必要はなく回路構成が
簡単であるので、コストを低く抑えることができるとと
もに、小型化を図ることができる。また、電源電圧の変
動を簡単な構成で確実に検出できるとともに、出力電圧
を制御するいろいろな制御方式に展開が可能であること
から、各種制御機能との合理化が可能である。
けたり、平滑コンデンサを設ける必要はなく回路構成が
簡単であるので、コストを低く抑えることができるとと
もに、小型化を図ることができる。また、電源電圧の変
動を簡単な構成で確実に検出できるとともに、出力電圧
を制御するいろいろな制御方式に展開が可能であること
から、各種制御機能との合理化が可能である。
【0028】第2の実施例
図4にこの発明の第2の実施例の白熱電球用高周波点灯
装置のブロック図を示す。この白熱電球用高周波点灯装
置は、商用電源ACを整流してその脈流電圧を高周波電
圧に変換する高周波インバータ回路1と、その高周波出
力により付勢されて点灯する白熱電球(ミニハロゲン電
球)Lからなる基本点灯回路と、前記脈流電圧から電源
電圧を検出する電源電圧検出回路6と、脈流電圧のピー
ク位相を検出するピーク位相検出回路7と、単安定マル
チバイブレータ回路8と、発振停止制御回路9と、発振
停止回路10と、制御電源回路11とから構成されてい
る。
装置のブロック図を示す。この白熱電球用高周波点灯装
置は、商用電源ACを整流してその脈流電圧を高周波電
圧に変換する高周波インバータ回路1と、その高周波出
力により付勢されて点灯する白熱電球(ミニハロゲン電
球)Lからなる基本点灯回路と、前記脈流電圧から電源
電圧を検出する電源電圧検出回路6と、脈流電圧のピー
ク位相を検出するピーク位相検出回路7と、単安定マル
チバイブレータ回路8と、発振停止制御回路9と、発振
停止回路10と、制御電源回路11とから構成されてい
る。
【0029】上記電源電圧検出回路6は、高周波インバ
ータ回路1への入力電圧が基準電圧よりも大きい期間を
検出するもので、ピーク位相検出回路7,単安定マルチ
バイブレータ回路8,発振停止制御回路9および発振停
止回路10は電源電圧検出回路6による検出期間の長さ
に応じた商用電源電圧の半サイクル期間中の所定期間は
高周波インバータ回路1の動作を停止させる制御手段を
構成している。
ータ回路1への入力電圧が基準電圧よりも大きい期間を
検出するもので、ピーク位相検出回路7,単安定マルチ
バイブレータ回路8,発振停止制御回路9および発振停
止回路10は電源電圧検出回路6による検出期間の長さ
に応じた商用電源電圧の半サイクル期間中の所定期間は
高周波インバータ回路1の動作を停止させる制御手段を
構成している。
【0030】図5に第2の実施例の白熱電球用高周波点
灯装置の具体的な回路図を示す。基本点灯回路は、従来
例と同じであり、説明を省略する。電源電圧検出回路6
は、整流素子Reの出力端子の両端に抵抗R14,R1
5の直列回路を挿入し、この抵抗R14,R15の接続
点にツェナーダイオードZD11のカソードを接続して
構成されている。
灯装置の具体的な回路図を示す。基本点灯回路は、従来
例と同じであり、説明を省略する。電源電圧検出回路6
は、整流素子Reの出力端子の両端に抵抗R14,R1
5の直列回路を挿入し、この抵抗R14,R15の接続
点にツェナーダイオードZD11のカソードを接続して
構成されている。
【0031】ピーク位相検出回路7は、商用電源電圧半
サイクルのピーク位相を検出するもので、前記の抵抗R
14,R15の接続点にツェナーダイオードZD12の
カソードを接続し、そのアノードに波形整形用集積回路
IC11と抵抗R16およびコンデンサC15の直列回
路を介して前記整流素子Reの負極端子に接続されてい
る。抵抗R16の両端には、ダイオードD13が逆方向
に接続されるとともに、コンデンサC15と抵抗R16
の接続点には、ツェナーダイオードZD13のカソード
が接続されている。
サイクルのピーク位相を検出するもので、前記の抵抗R
14,R15の接続点にツェナーダイオードZD12の
カソードを接続し、そのアノードに波形整形用集積回路
IC11と抵抗R16およびコンデンサC15の直列回
路を介して前記整流素子Reの負極端子に接続されてい
る。抵抗R16の両端には、ダイオードD13が逆方向
に接続されるとともに、コンデンサC15と抵抗R16
の接続点には、ツェナーダイオードZD13のカソード
が接続されている。
【0032】このツェナーダイオードZD13のアノー
ドには、コンデンサC16と抵抗R17からなる微分回
路が接続されていて、そのコンデンサC16と抵抗R1
7の接続点は単安定マルチバイブレータ回路8の入力端
子に接続されている。この単安定マルチバイブレータ回
路8は、商用電源電圧半サイクルのピーク位相から一定
期間のパルスを発生する機能を有する。
ドには、コンデンサC16と抵抗R17からなる微分回
路が接続されていて、そのコンデンサC16と抵抗R1
7の接続点は単安定マルチバイブレータ回路8の入力端
子に接続されている。この単安定マルチバイブレータ回
路8は、商用電源電圧半サイクルのピーク位相から一定
期間のパルスを発生する機能を有する。
【0033】制御電源回路11は、前記整流素子Reの
出力端間にダイオードD14,抵抗R18およびコンデ
ンサC17の直列回路を接続し、コンデンサC17の両
端にツェナーダイオードZD14を並列接続して構成さ
れ、発振停止幅設定回路9へ給電する。発振停止幅設定
回路9は、コンデンサの充放電と電圧比較を利用して商
用電源電圧の大きさに応じた幅のパルスを発生するもの
で、前記制御電源回路11の抵抗R18とコンデンサC
17の接続点を抵抗R19を介してトランジスタQ14
のコレクタに接続し、そのエミッタはコンデンサC18
を介して前記整流素子Reの負極端子に接続されている
。また、コンデンサC18の両端には、抵抗R20とト
ランジスタQ16のコレクタ・エミッタ間の直列回路が
接続される。前記トランジスタQ14のエミッタには、
ツェナーダイオードZD15のカソードが接続され、そ
のアノードは波形整形用集積回路IC12を介して発振
停止回路16のトランジスタQ17のベースに接続され
ている。
出力端間にダイオードD14,抵抗R18およびコンデ
ンサC17の直列回路を接続し、コンデンサC17の両
端にツェナーダイオードZD14を並列接続して構成さ
れ、発振停止幅設定回路9へ給電する。発振停止幅設定
回路9は、コンデンサの充放電と電圧比較を利用して商
用電源電圧の大きさに応じた幅のパルスを発生するもの
で、前記制御電源回路11の抵抗R18とコンデンサC
17の接続点を抵抗R19を介してトランジスタQ14
のコレクタに接続し、そのエミッタはコンデンサC18
を介して前記整流素子Reの負極端子に接続されている
。また、コンデンサC18の両端には、抵抗R20とト
ランジスタQ16のコレクタ・エミッタ間の直列回路が
接続される。前記トランジスタQ14のエミッタには、
ツェナーダイオードZD15のカソードが接続され、そ
のアノードは波形整形用集積回路IC12を介して発振
停止回路16のトランジスタQ17のベースに接続され
ている。
【0034】トランジスタQ17のコレクタは、高周波
インバータ回路1のトランジスタQ1 のベースに接続
されていて、トランジスタQ17がオンのときに高周波
インバータ回路1の発振動作を停止させる。また、前記
トランジスタQ14のベースは、電源電圧検出回路6の
ツェナーダイオードZD11のアノードに接続されると
ともに、トランジスタQ15のコレクタに接続される。 トランジスタQ15のエミッタは前記整流素子Reの負
極端子に接続されている。前記トランジスタQ16およ
びトランジスタQ15のベースはともに、前記ピーク位
相検出回路7の出力端に接続された単安定マルチバイブ
レータ回路8の出力端に接続されていて、コンデンサC
18の充放電を切り換える動作をする。
インバータ回路1のトランジスタQ1 のベースに接続
されていて、トランジスタQ17がオンのときに高周波
インバータ回路1の発振動作を停止させる。また、前記
トランジスタQ14のベースは、電源電圧検出回路6の
ツェナーダイオードZD11のアノードに接続されると
ともに、トランジスタQ15のコレクタに接続される。 トランジスタQ15のエミッタは前記整流素子Reの負
極端子に接続されている。前記トランジスタQ16およ
びトランジスタQ15のベースはともに、前記ピーク位
相検出回路7の出力端に接続された単安定マルチバイブ
レータ回路8の出力端に接続されていて、コンデンサC
18の充放電を切り換える動作をする。
【0035】つぎに、図6の動作波形図を用いて、図5
の白熱電球用高周波点灯装置の回路動作を説明する。同
図(A)の商用電源電圧波形は、整流素子Reで全波整
流された後、抵抗R14,R15で分圧されて同図(B
)に示す波形となる。この同図(B)の電圧波形は、ま
ずツェナーダイオードZD12でツェナー電圧VZD1
2と比較され、商用電源電圧の半サイクル毎の同図(C
)の信号波形となり、これによりコンデンサC5 に充
電電圧が発生して同図(D)に示す充放電電圧波形とな
る。
の白熱電球用高周波点灯装置の回路動作を説明する。同
図(A)の商用電源電圧波形は、整流素子Reで全波整
流された後、抵抗R14,R15で分圧されて同図(B
)に示す波形となる。この同図(B)の電圧波形は、ま
ずツェナーダイオードZD12でツェナー電圧VZD1
2と比較され、商用電源電圧の半サイクル毎の同図(C
)の信号波形となり、これによりコンデンサC5 に充
電電圧が発生して同図(D)に示す充放電電圧波形とな
る。
【0036】この同図(D)の電圧波形がツェナーダイ
オードZD13でツェナー電圧VZD13と比較された
後、コンデンサC16および抵抗R17からなる微分回
路で微分され、商用電源電圧の半サイクルのピーク位相
で同図(E)のパルス信号が発生して単安定マルチバイ
ブレータ回路8へ入力される。単安定マルチバイブレー
タ回路8は、同図(E)のパルス信号を受けて、同図(
F)に示す一定期間t1 のパルス信号を出力する。
オードZD13でツェナー電圧VZD13と比較された
後、コンデンサC16および抵抗R17からなる微分回
路で微分され、商用電源電圧の半サイクルのピーク位相
で同図(E)のパルス信号が発生して単安定マルチバイ
ブレータ回路8へ入力される。単安定マルチバイブレー
タ回路8は、同図(E)のパルス信号を受けて、同図(
F)に示す一定期間t1 のパルス信号を出力する。
【0037】一方、前記同図(B)の脈流電圧波形は、
ツェナーダイオードZD11に加えられ、ツェナー電圧
VZD1 以上でツェナーダイオードZD11が導通し
てトランジスタQ14をオンにさせてコンデンサC18
を抵抗R19とコンデンサC18とからなる時定数で充
電させて充電電圧(同図(G)のt2 の期間)を上昇
させるが、前記単安定マルチバイブレータ8からの同図
(F)の出力信号によりピーク位相以降、トランジスタ
Q15,Q16がオンとなってコンデンサC18は放電
してしまい、同図(G)のような充放電電圧となる。
ツェナーダイオードZD11に加えられ、ツェナー電圧
VZD1 以上でツェナーダイオードZD11が導通し
てトランジスタQ14をオンにさせてコンデンサC18
を抵抗R19とコンデンサC18とからなる時定数で充
電させて充電電圧(同図(G)のt2 の期間)を上昇
させるが、前記単安定マルチバイブレータ8からの同図
(F)の出力信号によりピーク位相以降、トランジスタ
Q15,Q16がオンとなってコンデンサC18は放電
してしまい、同図(G)のような充放電電圧となる。
【0038】この同図(G)の電圧波形がツェナーダイ
オードZD15で比較されて発振停止回路16のトラン
ジスタQ17に同図(H)のようなベース電圧VBEが
印加され、期間t3 の間トランジスタQ13のベース
・エミッタ間を短絡させて高周波インバータ回路1の発
振を停止させる。これによって、高周波インバータ回路
1の出力電圧波形を、同図(I)のようにピーク位相付
近で間欠させる。
オードZD15で比較されて発振停止回路16のトラン
ジスタQ17に同図(H)のようなベース電圧VBEが
印加され、期間t3 の間トランジスタQ13のベース
・エミッタ間を短絡させて高周波インバータ回路1の発
振を停止させる。これによって、高周波インバータ回路
1の出力電圧波形を、同図(I)のようにピーク位相付
近で間欠させる。
【0039】この回路では、商用電源電圧が高くなるほ
ど、コンデンサC18の充電開始のタイミングが早まり
、したがってトランジスタQ17のベース電圧VBEの
幅が広くなってトランジスタQ17のオン期間が長くな
る。この第2の実施例は、第1の実施例と同様に、電源
電圧が高くなるほど、トランジスタQ15のオン期間が
延びて発振停止期間が長くなり、出力電圧を抑制するよ
うに働き、高周波インバータ回路1への入力電圧の変動
によるランプ電圧の変動を抑えることができる。つまり
、電源電圧の変動にかかわらずランプ電圧を常に一定に
することができる。したがって、光出力を安定にしてラ
ンプ寿命を延ばすことができる。
ど、コンデンサC18の充電開始のタイミングが早まり
、したがってトランジスタQ17のベース電圧VBEの
幅が広くなってトランジスタQ17のオン期間が長くな
る。この第2の実施例は、第1の実施例と同様に、電源
電圧が高くなるほど、トランジスタQ15のオン期間が
延びて発振停止期間が長くなり、出力電圧を抑制するよ
うに働き、高周波インバータ回路1への入力電圧の変動
によるランプ電圧の変動を抑えることができる。つまり
、電源電圧の変動にかかわらずランプ電圧を常に一定に
することができる。したがって、光出力を安定にしてラ
ンプ寿命を延ばすことができる。
【0040】また、降圧トランスT1 に3次巻線を設
けたり、平滑コンデンサを設ける必要はなく、コストを
低く抑えることができるとともに、小型化を図ることが
できる。また、この第2の実施例では、脈流電圧のピー
ク付近で高周波インバータ回路1の発振を停止させるの
で、白熱電球Lに加わる電圧の瞬時値も制限することが
でき、白熱電球Lの長寿命化に一層効果がある。
けたり、平滑コンデンサを設ける必要はなく、コストを
低く抑えることができるとともに、小型化を図ることが
できる。また、この第2の実施例では、脈流電圧のピー
ク付近で高周波インバータ回路1の発振を停止させるの
で、白熱電球Lに加わる電圧の瞬時値も制限することが
でき、白熱電球Lの長寿命化に一層効果がある。
【0041】第3の実施例
図7にこの発明の第3の実施例の白熱電球用高周波点灯
装置のブロック図を示す。この白熱電球用高周波点灯装
置は、商用電源ACを整流して、その脈流電圧を高周波
電圧に変換する高周波インバータ回路12と、その高周
波電圧に付勢されて点灯する白熱電球(ミニハロゲン電
球)Lと、その高周波インバータ回路12を駆動する発
振回路15を含んだ基本点灯回路と、前記第2の実施例
と同様に脈流電圧から電源電圧を検出する電源電圧検出
回路13と、その電源電圧に比例した発振停止期間を設
定する発振停止期間設定回路14と、制御電源回路16
とから構成されている。上記の発振停止期間設定回路1
4は特許請求の範囲における制御手段を構成する。
装置のブロック図を示す。この白熱電球用高周波点灯装
置は、商用電源ACを整流して、その脈流電圧を高周波
電圧に変換する高周波インバータ回路12と、その高周
波電圧に付勢されて点灯する白熱電球(ミニハロゲン電
球)Lと、その高周波インバータ回路12を駆動する発
振回路15を含んだ基本点灯回路と、前記第2の実施例
と同様に脈流電圧から電源電圧を検出する電源電圧検出
回路13と、その電源電圧に比例した発振停止期間を設
定する発振停止期間設定回路14と、制御電源回路16
とから構成されている。上記の発振停止期間設定回路1
4は特許請求の範囲における制御手段を構成する。
【0042】図8に第3の実施例の白熱電球用高周波点
灯装置の具体的な回路図を示す。基本点灯回路は、従来
例の自励式に対し、発振回路15を用いてハーフ・ブリ
ッジのスイッチング素子Q21,Q22を交互にオンオ
フさせる他励式を採用している。D21,D22はスイ
ッチング素子Q21,Q22にそれぞれ逆並列接続した
ダイオードである。C21,C22はそれぞれコンデン
サである。
灯装置の具体的な回路図を示す。基本点灯回路は、従来
例の自励式に対し、発振回路15を用いてハーフ・ブリ
ッジのスイッチング素子Q21,Q22を交互にオンオ
フさせる他励式を採用している。D21,D22はスイ
ッチング素子Q21,Q22にそれぞれ逆並列接続した
ダイオードである。C21,C22はそれぞれコンデン
サである。
【0043】発振回路15は、タイマ用集積回路(55
5)IC23を用いていて、その3番端子を次段のフリ
ップフロップ用集積回路(4013)IC24の3番ピ
ンに入力するとともに、波形整形用インバータ集積回路
IC25,IC26と抵抗R34の直列回路を介してA
ND回路IC27,IC28のそれぞれ一方の入力端子
に接続している。フリップフロップ用集積回路IC24
の1番ピンはAND回路IC27の他方の入力端子に接
続し、フリップフロップ用集積回路IC24の2番ピン
はAND回路IC28の他方の入力端子に接続するとと
もに、フリップフロップ用集積回路IC24の5番ピン
に接続している。C28, C29はコンデンサ、R3
1〜R33は抵抗である。Q24はトランジスタである
。
5)IC23を用いていて、その3番端子を次段のフリ
ップフロップ用集積回路(4013)IC24の3番ピ
ンに入力するとともに、波形整形用インバータ集積回路
IC25,IC26と抵抗R34の直列回路を介してA
ND回路IC27,IC28のそれぞれ一方の入力端子
に接続している。フリップフロップ用集積回路IC24
の1番ピンはAND回路IC27の他方の入力端子に接
続し、フリップフロップ用集積回路IC24の2番ピン
はAND回路IC28の他方の入力端子に接続するとと
もに、フリップフロップ用集積回路IC24の5番ピン
に接続している。C28, C29はコンデンサ、R3
1〜R33は抵抗である。Q24はトランジスタである
。
【0044】前記AND回路IC27の出力端子は、抵
抗R35を介してトランジスタQ25,Q26のトーテ
ム・ポール構造の両ベースに接続している。他方、前記
AND回路IC28の出力端子も同様に抵抗R36を介
してトランジスタQ27,Q28のトーテムポール構造
の両ベースに接続している。ただし、トランジスタQ2
7のエミッタ端子は抵抗R23を介して直接スイッチン
グ素子Q21のゲートに接続しているが、トランジスタ
Q25のエミッタ端子は絶縁駆動トランスT22の一次
巻線の一方に接続し、絶縁駆動トランスT22の一次巻
線の他方はコンデンサC30を介して接地している。絶
縁駆動トランスT22の二次巻線の一方は抵抗R24を
介してスイッチング素子Q22のゲートに接続し、二次
巻線の他方はスイッチング素子Q22のソースに接続し
ている。R21, R22は抵抗である。
抗R35を介してトランジスタQ25,Q26のトーテ
ム・ポール構造の両ベースに接続している。他方、前記
AND回路IC28の出力端子も同様に抵抗R36を介
してトランジスタQ27,Q28のトーテムポール構造
の両ベースに接続している。ただし、トランジスタQ2
7のエミッタ端子は抵抗R23を介して直接スイッチン
グ素子Q21のゲートに接続しているが、トランジスタ
Q25のエミッタ端子は絶縁駆動トランスT22の一次
巻線の一方に接続し、絶縁駆動トランスT22の一次巻
線の他方はコンデンサC30を介して接地している。絶
縁駆動トランスT22の二次巻線の一方は抵抗R24を
介してスイッチング素子Q22のゲートに接続し、二次
巻線の他方はスイッチング素子Q22のソースに接続し
ている。R21, R22は抵抗である。
【0045】電源電圧検出回路13は、前記整流素子R
eの出力端子間に抵抗R26,R25の直列回路を挿入
し、抵抗R26,R25の接続点にツェナーダイオード
ZD21のカソードを接続したものであり、前記電源電
圧検出回路6と同様の機能を有する。電源電圧に比例し
た発振停止期間を設定する発振停止期間設定回路14は
、前記電源電圧検出回路13のツェナーダイオードZD
21のアノードに波形整形用集積回路IC21を介して
トランジスタQ23のベースを接続していて、トランジ
スタQ23のコレクタは制御電源回路16の制御電源電
圧に接続し、エミッタはコンデンサC23を介して接地
している。また、トランジスタQ23のベース・エミッ
タ間には、抵抗R27とダイオードD24の直列回路を
並列接続している。トランジスタQ23のエミッタはダ
イオードD25,抵抗R37とコンデンサC24の直列
回路で接地し、抵抗R37とコンデンサC24の接続点
は抵抗R28を介してタイマ用集積回路(555)IC
22の4,7,8番ピンに接続している。
eの出力端子間に抵抗R26,R25の直列回路を挿入
し、抵抗R26,R25の接続点にツェナーダイオード
ZD21のカソードを接続したものであり、前記電源電
圧検出回路6と同様の機能を有する。電源電圧に比例し
た発振停止期間を設定する発振停止期間設定回路14は
、前記電源電圧検出回路13のツェナーダイオードZD
21のアノードに波形整形用集積回路IC21を介して
トランジスタQ23のベースを接続していて、トランジ
スタQ23のコレクタは制御電源回路16の制御電源電
圧に接続し、エミッタはコンデンサC23を介して接地
している。また、トランジスタQ23のベース・エミッ
タ間には、抵抗R27とダイオードD24の直列回路を
並列接続している。トランジスタQ23のエミッタはダ
イオードD25,抵抗R37とコンデンサC24の直列
回路で接地し、抵抗R37とコンデンサC24の接続点
は抵抗R28を介してタイマ用集積回路(555)IC
22の4,7,8番ピンに接続している。
【0046】タイマ用集積回路IC22において、6,
7番ピンの間には抵抗R29を接続し、6番ピンには2
番ピンを接続し、またコンデンサC27を介して接地し
ている。タイマ用集積回路IC22の出力端子である3
番ピンは、発振回路15内のトランジスタQ24のベー
スに接続してあり、トランジスタQ24のコレクタはフ
リップフロップ用集積回路IC24の3番ピンに接続し
、そのエミッタは接地している。C26はコンデンサで
ある。
7番ピンの間には抵抗R29を接続し、6番ピンには2
番ピンを接続し、またコンデンサC27を介して接地し
ている。タイマ用集積回路IC22の出力端子である3
番ピンは、発振回路15内のトランジスタQ24のベー
スに接続してあり、トランジスタQ24のコレクタはフ
リップフロップ用集積回路IC24の3番ピンに接続し
、そのエミッタは接地している。C26はコンデンサで
ある。
【0047】つぎに、図9の波形図を用いて図8の白熱
電球用高周波点灯装置の回路動作を説明する。同図(A
)の商用電源電圧は整流素子Reで全波整流された後、
抵抗R26,R25で分圧されて、同図(B)に示すよ
うな抵抗R25の両端電圧波形となる。同図(B)の脈
流電圧はツェナーダイオードZD21のツェナー電圧V
ZD21で検出され、VS >VZD21の部分におい
て、ツェナーダイオードZD21が導通してトランジス
タQ23のベースに同図(C)のようなパルス信号を印
加する。
電球用高周波点灯装置の回路動作を説明する。同図(A
)の商用電源電圧は整流素子Reで全波整流された後、
抵抗R26,R25で分圧されて、同図(B)に示すよ
うな抵抗R25の両端電圧波形となる。同図(B)の脈
流電圧はツェナーダイオードZD21のツェナー電圧V
ZD21で検出され、VS >VZD21の部分におい
て、ツェナーダイオードZD21が導通してトランジス
タQ23のベースに同図(C)のようなパルス信号を印
加する。
【0048】トランジスタQ23がオンとなっている期
間において、コンデンサC23は充電され、オフ期間は
コンデンサC23が放電して同図(D)に示す充放電電
圧波形がコンデンサC23の両端に発生する。この同図
(D)の充放電電圧波形は、ダイオードD24,抵抗R
27を介してコンデンサC24に付勢されて同図(E)
に示す直流電圧となる。この直流電圧は、商用電源電圧
が高い程高くなる。
間において、コンデンサC23は充電され、オフ期間は
コンデンサC23が放電して同図(D)に示す充放電電
圧波形がコンデンサC23の両端に発生する。この同図
(D)の充放電電圧波形は、ダイオードD24,抵抗R
27を介してコンデンサC24に付勢されて同図(E)
に示す直流電圧となる。この直流電圧は、商用電源電圧
が高い程高くなる。
【0049】この同図(E)に示す直流電圧によりタイ
マ用集積回路IC22が動作して同図(F)の一定周期
をもったパルス波形を出力する。このタイマ用集積回路
IC22の出力周期は同図(E)の直流電圧によって決
まる。つまり、直流電圧が高いと周期が短くなる。なお
、パルス波形のパルス幅は一定であり、その周波数は、
商用電源電圧の2倍の周波数よりも高くかつ発振回路1
5の発振周波数よりも低い周波数に設定される。
マ用集積回路IC22が動作して同図(F)の一定周期
をもったパルス波形を出力する。このタイマ用集積回路
IC22の出力周期は同図(E)の直流電圧によって決
まる。つまり、直流電圧が高いと周期が短くなる。なお
、パルス波形のパルス幅は一定であり、その周波数は、
商用電源電圧の2倍の周波数よりも高くかつ発振回路1
5の発振周波数よりも低い周波数に設定される。
【0050】同図(F)の信号により、発振回路15の
トランジスタQ24がオン/オフを繰り返すことにより
、トランジスタQ24がオンのときには発振回路15の
出力が発生せずに高周波インバータ回路12のスイッチ
ング素子Q21,Q22がオフとなって発振が停止して
、商用電源電圧の半サイクル中で間欠発振を繰り返すこ
とになり、商用電源電圧が高くなるほど、間欠発振周期
が短くなる。
トランジスタQ24がオン/オフを繰り返すことにより
、トランジスタQ24がオンのときには発振回路15の
出力が発生せずに高周波インバータ回路12のスイッチ
ング素子Q21,Q22がオフとなって発振が停止して
、商用電源電圧の半サイクル中で間欠発振を繰り返すこ
とになり、商用電源電圧が高くなるほど、間欠発振周期
が短くなる。
【0051】この回路のポイントは、商用電源電圧に比
例してコンデンサC24の直流電圧値が変化することで
、発振停止期間の幅を変化させてランプ電圧を制御する
。 つまり、電源電圧が高くなると、コンデンサC24の両
端電圧が大きくなり、タイマ用集積回路IC22からの
発振周波数が高くなり、1パルスでの休止時間(パルス
幅)が一定であるために、全体として休止期間が長くな
り、結果としてランプ電圧を下げて電源電圧の上昇分に
よるランプ電圧の上昇を抑えることができるのであり、
先の第1の実施例と同様の効果を達成することができる
。
例してコンデンサC24の直流電圧値が変化することで
、発振停止期間の幅を変化させてランプ電圧を制御する
。 つまり、電源電圧が高くなると、コンデンサC24の両
端電圧が大きくなり、タイマ用集積回路IC22からの
発振周波数が高くなり、1パルスでの休止時間(パルス
幅)が一定であるために、全体として休止期間が長くな
り、結果としてランプ電圧を下げて電源電圧の上昇分に
よるランプ電圧の上昇を抑えることができるのであり、
先の第1の実施例と同様の効果を達成することができる
。
【0052】
【発明の効果】この発明の白熱電球用高周波点灯装置に
よれば、高周波インバータ回路への入力電圧が基準電圧
よりも大きい期間の長さの変化に応じて高周波インバー
タ回路の発振停止期間の幅を増減制御することにより、
電源電圧の変動による高周波インバータ回路の出力電圧
の変動を抑え、電源電圧の変動にかかわらずランプ電圧
を常に一定にし光出力を安定にしてランプ寿命を延ばす
ことができ、しかも安価で小型化できる。
よれば、高周波インバータ回路への入力電圧が基準電圧
よりも大きい期間の長さの変化に応じて高周波インバー
タ回路の発振停止期間の幅を増減制御することにより、
電源電圧の変動による高周波インバータ回路の出力電圧
の変動を抑え、電源電圧の変動にかかわらずランプ電圧
を常に一定にし光出力を安定にしてランプ寿命を延ばす
ことができ、しかも安価で小型化できる。
【図1】この発明の第1の実施例の白熱電球用高周波点
灯装置の構成を示すブロック図である。
灯装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の白熱電球用高周波点灯装置の具体的な回
路構成を示す回路図である。
路構成を示す回路図である。
【図3】図2の白熱電球用高周波点灯装置の各部のタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図4】この発明の第2の実施例の白熱電球用高周波点
灯装置の構成を示すブロック図である。
灯装置の構成を示すブロック図である。
【図5】図4の白熱電球用高周波点灯装置の具体的な回
路構成を示す回路図である。
路構成を示す回路図である。
【図6】図5の白熱電球用高周波点灯装置の各部のタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図7】この発明の第3の実施例の白熱電球用高周波点
灯装置の構成を示すブロック図である。
灯装置の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の白熱電球用高周波点灯装置の具体的な回
路構成を示す回路図である。
路構成を示す回路図である。
【図9】図8の白熱電球用高周波点灯装置の各部のタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図10】白熱電球用高周波点灯装置の従来例の構成を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図11】白熱電球用高周波点灯装置の他の従来例の構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
1 高周波インバータ回路
2 電源電圧検出回路
3 信号遅延回路
4 発振停止回路
5 制御電源回路
AC 商用電源
Re 整流素子
L 白熱電球
Claims (1)
- 【請求項1】 商用電源を全波整流してなる脈流電圧
源を電源とする高周波インバータ回路と、この高周波イ
ンバータ回路より供給される高周波電力により点灯する
白熱電球とを備えた白熱電球用高周波点灯装置において
、前記高周波インバータ回路への入力電圧が基準電圧よ
りも大きい期間を検出する電源電圧検出回路を設け、こ
の電源電圧検出回路による検出期間の長さに応じた商用
電源電圧の半サイクル期間中の所定期間は前記高周波イ
ンバータ回路の動作を停止させる制御手段を設けたこと
を特徴とする白熱電球用高周波点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3006584A JPH04248295A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 白熱電球用高周波点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3006584A JPH04248295A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 白熱電球用高周波点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04248295A true JPH04248295A (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=11642378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3006584A Pending JPH04248295A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 白熱電球用高周波点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04248295A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007295735A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ駆動用インバータ制御装置 |
-
1991
- 1991-01-23 JP JP3006584A patent/JPH04248295A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007295735A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ駆動用インバータ制御装置 |
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