JPS6350413Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6350413Y2 JPS6350413Y2 JP13846982U JP13846982U JPS6350413Y2 JP S6350413 Y2 JPS6350413 Y2 JP S6350413Y2 JP 13846982 U JP13846982 U JP 13846982U JP 13846982 U JP13846982 U JP 13846982U JP S6350413 Y2 JPS6350413 Y2 JP S6350413Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grill
- radiator water
- drive transmission
- connecting rod
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 27
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 19
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のグリル即ち空気口の開閉駆動
装置に関する。
装置に関する。
従来のこの種の1例としては、バイメタルをグ
リル自体に取付けてグリルを開閉させる機構があ
るが、それによると外気温度のみを感知してグリ
ルを開閉させる構造であるため、登坂及び最高速
付近ではオーバヒートとなるので実質的に実用困
難である。
リル自体に取付けてグリルを開閉させる機構があ
るが、それによると外気温度のみを感知してグリ
ルを開閉させる構造であるため、登坂及び最高速
付近ではオーバヒートとなるので実質的に実用困
難である。
また従来の他の例としては、サーモスタツトで
ラジエータシヤツターを開閉させる機構がある
が、ラジエータ水温によるコントロールだけでは
下記の点で実用上成立しない。
ラジエータシヤツターを開閉させる機構がある
が、ラジエータ水温によるコントロールだけでは
下記の点で実用上成立しない。
(1) 始動時等クーラONの場合、水温は低くても
グリル開が必要である。
グリル開が必要である。
(2) 点火ミスを生じている場合、水温は低下する
が温度上昇によりグリル開が必要である。
が温度上昇によりグリル開が必要である。
本考案の目的は上記欠点を排除でき、かつ空力
上の特性を向上できる空気口の開閉駆動装置を提
供することであり、その特徴とするところは、ク
ーラセンサ、排気ガス温度センサ及びラジエータ
水温センサからの信号が入力され出力側の電磁弁
を開閉するコントロールユニツト、ワツクスと同
ワツクスの伸縮に連動する駆動伝達棒とを被覆す
るケースの内部をラジエータ水の通路とすると共
に同ケースのラジエータ水入口に上記電磁弁を配
置したサーモスタツト、上記駆動伝達棒の外端部
に同棒の長手方向に沿つて設けられた長孔、グリ
ル枠に支承されたグリル回転フインの回動に連動
する連結棒、上記長孔に挿通されると共に上記連
結棒に固着され上記駆動伝達棒の変位に付勢され
て上記連結棒を介して上記グリル回転フインを回
動させる駆動伝達軸を備えたことである。
上の特性を向上できる空気口の開閉駆動装置を提
供することであり、その特徴とするところは、ク
ーラセンサ、排気ガス温度センサ及びラジエータ
水温センサからの信号が入力され出力側の電磁弁
を開閉するコントロールユニツト、ワツクスと同
ワツクスの伸縮に連動する駆動伝達棒とを被覆す
るケースの内部をラジエータ水の通路とすると共
に同ケースのラジエータ水入口に上記電磁弁を配
置したサーモスタツト、上記駆動伝達棒の外端部
に同棒の長手方向に沿つて設けられた長孔、グリ
ル枠に支承されたグリル回転フインの回動に連動
する連結棒、上記長孔に挿通されると共に上記連
結棒に固着され上記駆動伝達棒の変位に付勢され
て上記連結棒を介して上記グリル回転フインを回
動させる駆動伝達軸を備えたことである。
本考案はラジエータグリル、アンダグリル、バ
ンパグリル、換気装置(自動車のルーフ、エンジ
ンフード、エアアウトレツト)に広く適用でき
る。
ンパグリル、換気装置(自動車のルーフ、エンジ
ンフード、エアアウトレツト)に広く適用でき
る。
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
説明する。
第1図は本考案による1実施例の開閉グリルを
示す正面図、第2図は第1図のA−A矢視断面
図、第3図は第2図のB矢視図である。
示す正面図、第2図は第1図のA−A矢視断面
図、第3図は第2図のB矢視図である。
図において、1,2,3は上、中、下のグリル
回転フインで、グリル枠4の側壁に設けられた回
転軸5まわりにそれぞれ回動してグリルを開閉す
る。
回転フインで、グリル枠4の側壁に設けられた回
転軸5まわりにそれぞれ回動してグリルを開閉す
る。
21はコントロールユニツトで、クーラセンサ
13、排気ガス温度センサ14及びラジエータ水
温センサ15の各信号が入力され、出力側の電磁
弁12を開閉する。
13、排気ガス温度センサ14及びラジエータ水
温センサ15の各信号が入力され、出力側の電磁
弁12を開閉する。
9はサーモスタツトで、ワツクス11と同ワツ
クス11の伸縮に連動する駆動伝達棒16を囲む
ケース6の内部をラジエータ水の通路にすると共
に同ケース6のラジエータ水入口に上記の電磁弁
12を配置し、ピン22により車体に係止されて
いる。なお、7はラジエータ水入口通路、8は同
出口通路、a,bはラジエータ水の流れを示す。
クス11の伸縮に連動する駆動伝達棒16を囲む
ケース6の内部をラジエータ水の通路にすると共
に同ケース6のラジエータ水入口に上記の電磁弁
12を配置し、ピン22により車体に係止されて
いる。なお、7はラジエータ水入口通路、8は同
出口通路、a,bはラジエータ水の流れを示す。
駆動伝達棒16の外方端部には同棒16の長手
方向に沿う長孔23が設けられている。20は戻
しばねである。
方向に沿う長孔23が設けられている。20は戻
しばねである。
10は連結棒で、グリル回転フイン1,2,3
に駆動伝達回転軸18を介して結合され、グリル
回転フイン1,2,3の回動に連動する。
に駆動伝達回転軸18を介して結合され、グリル
回転フイン1,2,3の回動に連動する。
17は駆動伝達軸で、連結棒10に固定される
と共に上記長孔23に挿通されて、駆動伝達棒1
6の変位に付勢されて緩衝ばね19を介して連結
棒10を移動させてグリル回転フイン1,2,3
を回転軸5まわりに回動させる。
と共に上記長孔23に挿通されて、駆動伝達棒1
6の変位に付勢されて緩衝ばね19を介して連結
棒10を移動させてグリル回転フイン1,2,3
を回転軸5まわりに回動させる。
上記構成の場合の作用について述べる。
グリル回転フイン1,2,3を連結棒10を介
してサーモスタツト9に直結し、温度変化による
サーモスタツト9の伸縮力によりフイン1,2,
3を回転させ、グリルを自動開閉する。
してサーモスタツト9に直結し、温度変化による
サーモスタツト9の伸縮力によりフイン1,2,
3を回転させ、グリルを自動開閉する。
サーモスタツト9は電磁弁12が開くことによ
り一定温度以上のラジエータ水が通じた時に作動
し、グリルを開く。
り一定温度以上のラジエータ水が通じた時に作動
し、グリルを開く。
電磁弁12はクーラセンサ、排気ガス温度セン
サ、水温センサ等によりグリル開が必要な場合を
検知させ、ラジエータ水を通じるようにさせる。
サ、水温センサ等によりグリル開が必要な場合を
検知させ、ラジエータ水を通じるようにさせる。
グリル開の状態が必要な場合は、次のいずれか
の場合である。
の場合である。
(イ) ラジエータ水温が一定(例えば105℃)以上
になつた時、 (ロ) 排気ガス温度が一定(例えば750℃)以上で、
かつラジエータ水温が一定温度(例えば80℃)
以上である時、 (ハ) クーラがmax on(クーラの温度制御装置が
1番クールのところにあるときオンになるクー
ラスイツチが作動状態にある)で、かつラジエ
ータ水温が一定温度(例えば80℃)以上である
時である。なお、(ロ)、(ハ)が必要なのは、ミスフ
アイアの時排気ガス温度が上がりすぎるため、
またクーラmax onの時効率上のため、ラジエ
ータ水温が105゜>t>80℃の時でもグリル開が
必要である。
になつた時、 (ロ) 排気ガス温度が一定(例えば750℃)以上で、
かつラジエータ水温が一定温度(例えば80℃)
以上である時、 (ハ) クーラがmax on(クーラの温度制御装置が
1番クールのところにあるときオンになるクー
ラスイツチが作動状態にある)で、かつラジエ
ータ水温が一定温度(例えば80℃)以上である
時である。なお、(ロ)、(ハ)が必要なのは、ミスフ
アイアの時排気ガス温度が上がりすぎるため、
またクーラmax onの時効率上のため、ラジエ
ータ水温が105゜>t>80℃の時でもグリル開が
必要である。
即ち、上記(イ)のラジエータ水温センサ、(ロ)の排
気ガス温度センサ、(ハ)のクーラのmax on時に作
動するクーラセンサをそれぞれ設け、(イ)、(ロ)、(ハ)
のいずれかが検知された時、電磁弁12が開き、
ラジエータ水がサーモスタツトのケース6内を通
過するが、その時ラジエータ水の温度(上記の場
合は80℃以上)に応じて、サーモスタツト内ワツ
クス11が膨張し、駆動伝達棒16を押し、前記
したようにグリル回転フイン1,2,3の回動に
よりグリルが開く。
気ガス温度センサ、(ハ)のクーラのmax on時に作
動するクーラセンサをそれぞれ設け、(イ)、(ロ)、(ハ)
のいずれかが検知された時、電磁弁12が開き、
ラジエータ水がサーモスタツトのケース6内を通
過するが、その時ラジエータ水の温度(上記の場
合は80℃以上)に応じて、サーモスタツト内ワツ
クス11が膨張し、駆動伝達棒16を押し、前記
したようにグリル回転フイン1,2,3の回動に
よりグリルが開く。
グリル開度は例えば80℃以上のラジエータ水が
ケース6内を通つている時全開となるように、ま
た40℃以下で全開となるようにサーモスタツトの
駆動部材(ワツクス11、駆動伝達棒16、駆動
伝達軸17、駆動伝達回転軸18、緩衝ばね1
9)を調整する。なお、80℃と40℃の間は半開で
ある。勿論、ラジエータ水温が低ければグリル開
度は減少するがそれでも空力上の効果はあるの
で、熱的に許す限りグリルの開度を減少させて空
力上の効果を出させることができる。
ケース6内を通つている時全開となるように、ま
た40℃以下で全開となるようにサーモスタツトの
駆動部材(ワツクス11、駆動伝達棒16、駆動
伝達軸17、駆動伝達回転軸18、緩衝ばね1
9)を調整する。なお、80℃と40℃の間は半開で
ある。勿論、ラジエータ水温が低ければグリル開
度は減少するがそれでも空力上の効果はあるの
で、熱的に許す限りグリルの開度を減少させて空
力上の効果を出させることができる。
上述の場合には次の効果がある。
サーモスタツトを開閉グリルのフイン駆動に利
用することにより開閉センサ機能と開閉駆動機能
を同時に兼ねさせる。
用することにより開閉センサ機能と開閉駆動機能
を同時に兼ねさせる。
駆動方法はモータやソレノイド等を使う方法が
あるが、開閉度センサ機構や電源のオン、オフ機
構が必要であり、構造が複雑となるが、本考案に
よる装置は最も安価かつ容易に製造できる。
あるが、開閉度センサ機構や電源のオン、オフ機
構が必要であり、構造が複雑となるが、本考案に
よる装置は最も安価かつ容易に製造できる。
なお、上記実施例の連結棒10の代りにギヤー
等により駆動しても良い。また、サーモスタツト
の構造(形状やワツクス類の種類)によつて作動
開始温度、回転角度変化率の調整をしても良い。
等により駆動しても良い。また、サーモスタツト
の構造(形状やワツクス類の種類)によつて作動
開始温度、回転角度変化率の調整をしても良い。
第1図は本考案による1実施例の開閉グリルを
示す正面図、第2図は第1図のA−A矢視断面
図、第3図は第2図のB矢視図である。 1,2,3……グリル回転フイン、4……グリ
ル枠、5……回転軸、6……ケース、9……サー
モスタツト、10……連結棒、11……ワツク
ス、12……電磁弁、13……クーラセンサ、1
4……排気ガス温度センサ、15……ラジエータ
水温センサ、16……駆動伝達棒、17……駆動
伝達軸、21……コントロールユニツト、23…
…長孔。
示す正面図、第2図は第1図のA−A矢視断面
図、第3図は第2図のB矢視図である。 1,2,3……グリル回転フイン、4……グリ
ル枠、5……回転軸、6……ケース、9……サー
モスタツト、10……連結棒、11……ワツク
ス、12……電磁弁、13……クーラセンサ、1
4……排気ガス温度センサ、15……ラジエータ
水温センサ、16……駆動伝達棒、17……駆動
伝達軸、21……コントロールユニツト、23…
…長孔。
Claims (1)
- クーラセンサ、排気ガス温度センサ及びラジエ
ータ水温センサからの信号が入力され出力側の電
磁弁を開閉するコントロールユニツト、ワツクス
と同ワツクスの伸縮に連動する駆動伝達棒とを囲
むケース内部をラジエータ水の通路とすると共に
同ケースのラジエータ水入口に上記電磁弁を配置
したサーモスタツト、上記駆動伝達棒の外端部に
同棒の長手方向に沿つて設けられた長孔、グリル
枠に支承されたグリル回転フインの回動に連動す
る連結棒、上記長孔に挿通されると共に上記連結
棒に固着され上記駆動伝達棒の変位に付勢されて
上記連結棒を介して上記グリル回転フインを回動
させる駆動伝達軸を備えたことを特徴とする空気
口開閉駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13846982U JPS5943629U (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 空気口開閉駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13846982U JPS5943629U (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 空気口開閉駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5943629U JPS5943629U (ja) | 1984-03-22 |
JPS6350413Y2 true JPS6350413Y2 (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=30310679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13846982U Granted JPS5943629U (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 空気口開閉駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943629U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020035247A (ko) * | 2000-11-06 | 2002-05-11 | 이계안 | 라디에이터의 셔터 |
FR2978087B1 (fr) * | 2011-07-21 | 2013-08-23 | Valeo Systemes Thermiques | Dispositif d'obturation d'orifice de face avant de vehicule automobile. |
-
1982
- 1982-09-14 JP JP13846982U patent/JPS5943629U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5943629U (ja) | 1984-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4457558A (en) | Up and down moving mechanism for an air spoiler associated with a movable grill | |
CA2516715A1 (en) | Thermal control of flowrate in engine coolant system | |
US4930457A (en) | Temperature-operated fluid friction coupling | |
JPS6350413Y2 (ja) | ||
US4438732A (en) | Cooling arrangement for an internal combustion engine | |
JPS6114586Y2 (ja) | ||
JPH0384213U (ja) | ||
JPS6413227U (ja) | ||
JPS61218714A (ja) | ラジエ−タ通風量制御装置 | |
JPS60110625U (ja) | グリル開閉装置 | |
JPH0716034Y2 (ja) | 可変スワール機構 | |
JPS581643Y2 (ja) | エンジンのエアクリ−ナ | |
US1354554A (en) | Heater for automobiles | |
JPS6135693Y2 (ja) | ||
JPS6126587Y2 (ja) | ||
JP2000130166A (ja) | ファンカップリング装置 | |
JP3562154B2 (ja) | 温水式暖房装置 | |
JPH0120589Y2 (ja) | ||
JPS641581Y2 (ja) | ||
JPH0216199Y2 (ja) | ||
JPS6120695B2 (ja) | ||
JPH035455Y2 (ja) | ||
JPH0636985Y2 (ja) | フロントグリル装置 | |
JPS5930724Y2 (ja) | カ−ヒ−タ装置 | |
JP3207669B2 (ja) | 温水循環式暖房装置 |