JPS63503514A - タンパク質の製法 - Google Patents

タンパク質の製法

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JPS63503514A
JPS63503514A JP50393187A JP50393187A JPS63503514A JP S63503514 A JPS63503514 A JP S63503514A JP 50393187 A JP50393187 A JP 50393187A JP 50393187 A JP50393187 A JP 50393187A JP S63503514 A JPS63503514 A JP S63503514A
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ドカーテイ,アンドリユー・ジエームズ・ペンロウズ
マーフイー,ギリアン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 7R/) (7)L P園唐 本発明は、タンパク質、特に組換えDNA法によるメタロプロテアーゼの製法に 関する。本発明は、特定のタンパク質、DNA配列、ベクター、宿主生物及び薬 学的組成物にも関する。
光凱生宜景 メタロプロテアーゼは、哺乳類の組織で生産される一群の酵素で、結合組織の細 胞外間質の再・吸収において重要な役割を演じていると信じられている。
メタロプロテアーゼの群には、協同して相乗的に、細胞外間質を構成する主要な 巨大分子のすべてを分泌するコラ−ゲナーゼ、ゼラチナーゼ、及びストロメリシ ン(stromelysin )が含まれる。これらの酵素は、トリプシン又は 4−アミノフェニル第2水銀アセテート(APMA)のより活性化できるプロ酵 素の状態で見出される。メタロプロテアーゼは、その活性部位に亜鉛原子を有し 、完全に活性化するにはカルシウムを必要とする。
通常、組織メタロプロテアーゼは同調合成されるが、多くの組織では合成を誘導 するのに特定の刺激が必要である(Reynolds、J、Br1t、Derv atology (1985) 112. 715−723) 、メタロプロテ アーゼは通常低濃度で存在し、哺乳類の組織から大量に抽出することはできない 。
ストロメリシンは特に興味深く、これは、結合組織の多くの成分、例えば、プロ テオグリカン・コアタンパク質、IV型コラーゲンの非へリックス域、ラミニン 、フィブロネクチン、エラスチン、ゼラチン及び?、II及び■型のプロコラー ゲンを分解するものとして知られ、創傷の治癒のような生物学的プロセスにおい て役割を果たすものである。ストロメリシンは、皮膚潰瘍の挫滅壊死組織切除、 火傷や壊死のような創傷の治癒から生じる廠痕組織の改質のごときプロセスで治 療上有用である可能性がある。ストロメリシンは、椎間板ヘルニアの治療に用い てヌクレアス・パルボサス(nucleus pulposus)の分離を起こ させることができる。ストロメリシンをこのように使用するには、大規模に商業 的に実用的なコストで製造されなければならない。
私たちは、本発明により、組換えDNA技術を用いて製造することにより、哺乳 類ストロメリシンをこのような商業的に価値のある量で提供するものである。
プレプロストロメリシンは、ストロメリシンの大分子量態で、分泌時にプロセス されて低分子量のプロストロメリシンを生じる。プロストロメリシンの、例えば 4−アミノフェニル第2水銀アセテートによる処理による活性化によって成熟し た生物学的に活性なストロメリシンが生じる。
光里夏!丘 本発明によると、哺乳類ストロメリシンの製法であって、該ストロメリシンをコ ードする[INA配列で形質転換された宿主さいぼうを培養することを含む方法 が提供される。
ここで用いられる語、哺乳類ストロメリシンは、真正の哺乳類ストロメリシンの アミノ酸配列を有する哺乳類ストロメリシン、その類似体、又はこれらのいずれ かの生物学的に活性なペプチドフラグメントであって、真正な哺乳類ストロメリ シンに伴う生物学的活性を存するものを意味する。
好ましい実施態様では、本発明は、ヒトストロメリシンをコードするDNA配列 で形質転換された宿主細胞を培養することを含むヒトストロメリシンの製法を提 供する。
この方法は、比較的大量のストロメリシンの生産を可能にし、そして初めて該タ ンパク質の構造及び薬理学的性質の完全特徴づけを促す。
ストロメリシンは、好ましくは、添付図面の図4に示すヒトプレブロストロメリ シンのアミノ酸1〜477の配列と、90%(共通するアミノ酸/全アミノ酸) を超える相同性を有するアミノ酸配列を有するものである。より好ましくは、相 同性は98%より大で、最も好ましくはヒトプレブロストロメリシンが実質的に 図4に示されたアミノ酸配列を有する。
完全な哺乳類ストロメリシンタンパク質のほかに、このようなタンパク質の比較 的小さいペプチドフラグメント、例えば、ストロメリシンのペプチドフラグメン トがメタロプロテアーゼとして有用であると考えられる。即ち、本発明の第1様 相の特定実施態様では、また本発明の後述の様相でも適当である場合には、スト ロメリシンの語にはストロメリシンタンパク質のペプチドフラグメントを含まれ る。
哺乳類ストロメリシンは、好適には、メチオニンーストロメリシン又はメチオニ ンープロストロメリシンである。DNA配列の発現を得るためには、そのDNA 配列は5’ATGコドンを有しなければならず、したがって対応するポリペプチ ドはN−末端メチオニンアミノ酸を有する。ここで使用するように、「メチオニ ンーストロメリシン」及び「メチオニンープロストロメリシン」の語は、真正の 哺乳類ストロメリシン又はプロストロメリシン(あるいは、機能的に同等のタン パク質を得るために修飾又は置換された、真正の哺乳類ストロメリシン又はプロ ストロメリシン)であって、N−末端メチオニン残基を有するものを意味する。
好ましくは、メチオニン残基がストロメリシン又はプロストロメリシンのN−末 端アミノ酸に隣接していることであるが、タンパク質がストロメリシン又はプロ ストロメリシンの機能的活性を有するならば、1又は2以上のアミノ酸によって それから分離されていてもよい。
本発明の第2の様相においては、哺乳類ストロメリシンの製法であって、ストロ メリシン前駆体をコードするDNA配列で形質転換された宿主細胞を培養するこ とによりストロメリシン前駆体を製造し;該前駆体を切断してストロメリシンを 生産させることを含む方法が提供される。
本発明の第2様相の好ましい実施態様においては、ヒト・ストロメリシンの製法 であって、ヒトストロメリシン前駆体をコードするDNA配列で形質転換された 宿主細胞を培養することにより、ヒトストロメリシン前駆体を製造し;該前駆体 を切断してヒトストロメリシンを製造することを含む方法が提供される。
前駆体タンパク質は、メチオニンーストロメリシンでも、メチオニンープロスト ロメリシンでもよい。
前駆体タンパク質は、アミノ末端シグナル配列を有する哺乳類ストロメリシン又 はプロストロメリシンでもよい。シグナル配列は、DNA配列が発現された宿主 細胞からの発現産物輸送を押し進める効果を有する配列でよい。例えば、ヒトス トロメリシンの場合、図4のアミノ酸1〜17により描かられるようなアミノ酸 のシグナル配列がアミノ末端アミノ酸に結合して、プレプロストロメリシンを形 成する。このシグナル配列は産物の真核生物宿主細胞からの輸出を助け、それ自 身は細胞膜を通過する輸送中に産物から切断される。
前駆体タンパク質は、異種タンパク質と、哺乳類ストロメリシン又はプロストロ メリシンタンパク質との融合タンパク質でもよい。異種タンパク質は、宿主生物 中に、好ましくは高濃度で生産され得るあるタンパク質の全部又は一部でもよい 。このような異種タンパク質としては、β−ガラクトシダiゼ、クロラムフェニ コール・アセチルトランスフェラーゼ(CAT)及び圧E遺伝子の産物が含まれ る。融合タンパク質は、好ましくはストロメリシンもしくはプロストロメリシン タンパク質と異種タンパク質との間に、選択的な化学的又は酵素的な切断に感応 する部位を有する。異種タンパク質はイースト・シグナル配列でよく、宿主生物 はイーストでよい。この好ましい実施態様では、イースト宿主生物が融合タンパ ク質を切断して成熟したストロメリシン叉とプロストロメリシンを産出し有利で ある。
本発明の方法により、本質的に純粋なヒト・ストロメリシン、プロストロメリシ ン又はプレプロストロメリシンの製造が可能である。本質的に純粋の用語は、ヒ ト由来の他のタンパク質が本質的に存在しないストロメリシンを示すのに用いら れる。
本発明の第3の様相においては、したがって、本質的に純粋な哺乳類のストロメ リシン、プロストロメリシン又はプレブロストロメリシンにおいて、特に該哺乳 類のストロメリシン、プロストロメリシン又はプレプロストロメリシンがヒトの ストロメリシン、プロストロメリシン又はプレプロストロメリシンであることを 特徴とするものが提供される。
第3様相の好ましい実施態様においては、本質的に純粋なヒト・ストロメリシン は添付図面の図4に示した100〜477のアミノ酸配列を実質的に有し、本質 的に純粋なヒト・プロストロメリシンは図4に示した18〜477のアミノ酸配 列を有し、そして本質的に純粋なヒト・プレプロストロメリシンは、図4に示す 1〜477のアミノ酸配列を有する。
本発明の第4様相においては、本発明の第1様相の方法により製造される哺乳類 ストロメリシンもしくはプロストロメリシン、又は中間体化合物として製造され る、哺乳類のストロメリシンもしくはプロストロメリシンの前駆体タンパク質が 提供される。
第4様相の好ましい実施態様においては、ストロメリシンは、ヒトのストロメリ シン又はプロストロメリシン又はその前駆体である。
本発明の第5の様相においては、異種タンパク質と、哺乳類のストロメリシン又 はプロストロメリシンとを含有する融合タンパク質が提供される。
第5様相の好ましい実施態様においては、融合タンパク質は異種タンパク質と、 ヒトのストロメリシン又はプロストロメリシンとを含有してなる。
本発明の第6の様相においては、哺乳類のストロメリシンもしくはプロストロメ リシンのアミノ酸配列をコードするDNA配列、又はそれらの前駆体が提供され る。但し、DNA配列がラットのストロメリシンをコードする場合は、そのDN A配列はMatrisianほか(EMBOJournal 4 、14350 −1440(1985))により記載されたpTRl c D N Aではない 。好ましくは、図4に示したヌクレオチド配列51〜1484 (iiを含む) を実質的に有するヒト・プレプロストロメリシンをコードするDNA配列が提案 される。好ましくは、図4に示したヌクレオチド配列102〜1484(端を含 む)を実質的に有するヒト・プロストロメリシンをコードするDNA配列が提供 される。好ましくは、図4に示したヌクレオチド配列348〜1484 (端を 含む)を実質的に有するヒト・ストロメリシンをコードするヌクレオチド配列を 実質的に有するDNA配列が提供される。
本発明の第7の様相において、私達は、哺乳類のストロメリシン、プロストロメ リシン又はその前駆体をコードするDNA配列を含む発現ベクターを提供する。
該ベクターは、適当な選択マーカー、プロモーター及び他の制御域を適切に設け ることにより、所定の宿主細胞内での使用に適合される。
第7の様相の好ましい実施態様では、ベクターは、ヒト・ストロメリシン又はプ ロストロメリシン又はその前駆体をコードするDNA配列を含んでいる。
本発明の第8の様相において、本発明の第7の様相によるベクターで形質転換さ れた宿主細胞が提供される。宿主細胞は、哺乳類のストロメリシン又はその前駆 体をコードするDNA配列を含むベクターで形質転換して、1DNA配列の発現 が起こるようにすることができるいかなる宿主生物でもよい。適切な宿主細胞と しては、イースト(例えば、サツカロミセス・セレビシアエ)及び組織培養中の 哺乳類細胞(例えば、ハムスター卵巣もしくはマウス乳腫瘍の細胞)が挙げられ る。好ましくは、宿主細胞がバクテリア又はイーストである場合には、ベクター はメチオニンーストロメリシン又はメチオニンープロストロメリシン又はストロ メリシンもしくはプロストロメリシンを含む融合タンパク質をコードするDNA 配列を含んでおり、また宿主細胞が組織培養中の哺乳類の細胞であるときは、ベ クターはプレストロメリシン又はプロストロメリシンをコードするDNA配列を 含むことが好ましい。
本発明の第7の様相において、哺乳類ストロメリシン、好ましくはヒト・ストロ メリシンと、薬学的に許容される賦形剤とを含んでなる薬学的組成物が提供され る。薬学的組成物は、例えば、注入可能な溶液の形でも、局部投与に適した形で もよい。
薬学的組成物は、イン・ビトロ又はイン・ビボで活性化されて生物学的に活性な ストロメリシンを与えることができるストロメリシン又はプロストロメリ′シン 、好ましくはヒト・ストロメリシン又はヒト・プロストロメリシンを含有しても よい。
第7の様相の好ましい実施態様では、皮膚腫瘍の挫滅壊死組織切除、火傷や壊死 のような創傷の治癒から生じる廐痕組織形成の改質、及び椎間板ヘルニアの治療 に使用するための、哺乳類のストロメリシン又はプロストロメリシンを有効量含 有する薬学的組成物が提供される。
本発明の第10の様相においては、哺乳類のストロメリシン又はプロストロメリ シン、好ましくはヒトのストロメリシン又はプロストロメリシンを、薬学的に許 容される担体と組合わせることを含む、薬学的組成物の製法が提供される。
本発明の第11の様相においては、例えば、皮膚腫瘍の挫滅壊死組織切除、火傷 や壊死のような創傷の治癒から生じる廠痕組織形成の改質、及び椎間板ヘルニア の治療のために、患者を、有効量の哺乳類ストロメリシン、好ましくはヒト・ス トロメリシンで処理することを含む、治療方法が提供される。
好ましいことに、本発明により製造されるストロメリシンは、免疫系と目立った 抗原反応を起こさずに有用な薬理学的効果を有する。特に、該化合物は皮膚腫瘍 の挫滅壊死組織切除、火傷や壊死のような創傷の治癒から生じる廠痕&lI織形 成の改質、及び椎間板ヘルニアの治療に使用することができる。
図4に示したヒト・ストロメリシンをコードするDNA配列は、結合組織の病的 状態を暗示するストロメリシンの過剰発現を確認するのに使用されるDNAプロ ーブの設計に使用でき、本発明はこのようなりNAプローブにも及ぶ。
第12の様相において、本発明は、図4に示したヌクレオチド配列1〜1810 から選ばれるヌクレオチド配列を含むDNAハイブリダイゼーションプローブを 提供する。
別の様相において、本発明は、哺乳類ストロメリシンの抗原性決定子(dete r+m1nator)に対し特異性を有する抗体を提供する。この抗体はポリク ローナル抗体でもモノクローナル抗体でもよい。抗体は、検出可能な標識でラベ ルしてもよい。
ストロメリシンは、例えばトリプシン又はAPMAによる活性化後コラーゲナー ゼの活性を高めることができることが示され、本発明はストロメリシンをかかる 用途に使用することにも及ぶ。
皿皿立固単笈説凱 本発明を、添付図面の図1〜9及び表1及び2を参照しつつ非限定的な下記の実 施例によって、さらに説明する。図及び表の内容を簡単に下記に示す。
図1 ウサギのAPMA活性化ストロメリシンノN末端アミノ酸配列(a)及び この配列に基づくオリゴヌクレオチドを示す。この50塩基オリゴヌクレオチド プローブは、2つの25塩基からなる半分(bとC)とされ、相補的26・マー (26mer)(d)がこれらをリガーゼで結合するのを助長するために合成さ れた。アミノ酸の番号付けは、cDNAから予想されるウサギ・ストロメリシン 配列におけるそれらの位置を示す(図2参照)。
図2 ウサギ・ストロメリシンの部分的なヌクレオチド配列及び予想されるアミ ノ酸配列を示す。
図3 3つのヒト・ストロメリシンcDNAの制限地図を示す。
図4 ヒト・ストロメリシンcDNAの制限地図及びヌクレオチド配列、並びに 予想されるアミノ酸配列を示す。
図5 下記から精製されたストロメリシンの活性化産物の電気泳動分析を示す。
パネルA−ヒト歯肉繊維芽細胞培地 パネルB−ストロメリシン含有ベクターでトランスフェクションされたCl27 細胞により分泌されたもの。
ハ蛮止旦−ストロメリシン含有ベクターでトランスフェクションされたCO8細 胞により分泌されたもの。
図6 C127細胞分泌プロスト口メリシンを種々の濃度のトリプシン又はAP MAで活性化した際の活性化の時間経過のグラフを示す。
図7 Cl27プロストロメリシンのAPMAによる活性化の産物の電気泳動分 析を示す。
図8 A)トランスフェクションされたC127細胞により分泌されたプロコラ −ゲナーゼ、及び B)ヒト歯肉繊維芽細胞培養物のトリプシンによる活性化に対する、種々の量の 精製ヒト繊維芽細胞プロストロメリシン又はC127細胞により分泌されたプロ ストロメリシンの効果のグラフを示す。
図9 APMA、APMA+ストロメリシン、トリプシン又はトリプシン+スト ロメリシンにより活性化された、ヒト歯肉繊維芽細胞培地からのプロコラ−ゲナ ーゼの電気泳動分析を示す。
表1 ヒト・プロストロメリシンのアミノ酸組成表2 ヒト・ストロメリシンの アミノ酸組成能 の蕾 なi゛H 下記の実施例では、プロストロメリシンは4−アミノフェニル第2水銀アセテー トで処理して活性化され成熟ストロメリシンを生成する。しかし、酵素消化のよ うなプロ酵素を切断する別の方法を使用して別の形態のストロメリシンをつくる ことができ、これらは本発明の範囲内であることは理解されよう。
1.1ストロメ1シン コー゛ る ギcDNAの4−アミノフェニル第2水銀 アセテート(APMA)で活性化された(Caws tonとMurphy :  Methods in Enzymology+ 80巻、711−722頁 (1981) )ウサギ繊維芽細胞ストロメリシンをカルヴアリエ(calva riae )の培地(Galloway、 W、 A、ほか、Biochem。
J、跋五741−752 (1983) )から精製した。それを還元し、カル ボメチル化し、アプライド・バイオシステムズ社の気相配列決定装置で自動化エ ドマン分解法によるN−末端配列決定に供した。ウサギ・ストロメリシンとコラ −ゲナーゼcDNAの両方に理論上ハイブリッド形成することができるように、 既に記載されているルールに従って、50塩基オリゴヌクレオチドプローブを設 計した(Grantham R,ほか、Nucleic Ac15 Res、  9+r43−r47 (1981)及びLathe、 R,J、 1lolec 、 Biol、 183+12252−12258 (1983) )。それは 2つの連続した25マー(bとC1図1)として自動化固相phosphotr iester chemistryにより合成した後、HPLCで精製した(P atel、T、 P、ほか、Nucleic Ac1ds Res、 10 5 605−5619 (1982))。相補的な26マー(d ”)もつくった( 図1参照)。
正常な溝膜の外殖片由来のウサギ繊維芽細胞を10%ウシ胎児血清(Fe2 ) 添加ダルベツコの修正イーグル培地(DMEM)で全面成長させた。洗浄後、そ れらの細胞を、50−200 ng d!−’の12−〇−テトラデカノイルフ ォルポルー存在下で無血清培地中に48時間保持した。mRNAを、グアニジニ ウム・イソチオシアナート/熱フェノール法により、約5。
107の細胞から分離した(Maniatis ほか、1982 in。
Molecular Cloning: a laboratory Manu al; Cold SpringHarbor laboratory. Ne w York)後、オリゴ(dT)−セルロース・カラムクロマトグラフィーを 行った(AviνとLeder, 1972PNAS USA 69 1408 −1412 ) 、標準的な方法を用いて、cDNAを合成しくGublerと Hoffman, 1983 Gene 25 263−269) 、75。
000プラークのライブラリーを、HuynhほかによりDNACIoning νof 1 ed. D. M. Glover, IRL Press p4 9−78に記載されているのと本質的に同様にして、EcoRl リンカ−を使 用してcDNAをλgtlOの中にリガーゼで結合した。
オリゴヌクレオチドプローブは、図1で(c)と標識された25マーをキナーゼ 反応に供し、次にそれを(b)と標識された25マーに、相補的な26マー(d )の存在下でリガーゼで結合した。リガーゼによる結合により生じた50塩基オ リゴヌクレオチドプローブを、変性ポリアクリルアミドゲルより精製しくMax am八.M& Gilbert W.、 Methods in Enzymo logy+ 65巻, 499−560真(1980) 、次にキナーゼで処理 して比活性的3.10” Ce cprHtg−’にした。
プラークをニトロセルロースフィルターに移し、変性し、次いで5xssc ( 標準食塩−クエン酸緩衝液)、5×デンハート液(Denhardt’s so lution ) 、50mM NaHzPOa、100 8g dの変性され たサケ精子DNA中で、60°Cで6時間、ブリハイブリッド形成を行った。次 に、0.1%SOSと約4ng d−’濃度のプローブDNAが添加された同じ 緩衝液中、40°Cで16時間、ハイブリッド形成を行った。次に、フィルター を6 X SSC中で洗浄した後、最後に厳密な洗浄( lxssc. 0.1 %SDS. 50℃で15分)を行い、次に強化スクリーンを用いて16時間オ ートラジオグラフィーを行った。陽性と推定される10プラーグを同定したとこ ろ:そのうち1つが上述と同様に行った2回目のスクリーニング後陽性シグナル を示した。DNAを単離し、cDNA挿入断片をプラスミドpSP64中にサブ クローニングした(Melton D.A.ほか、Nucleic Acids  Res. 12. 7035−7056(1984))、 cDNAの完全な ヌクレオチド配列を、制限フラグメントをM13中にサブクローニングし、JM IOI(Messing J. & Vieira, J. Gene 旦。
269−276(1982))に形質転換した後に、ジデオキシ法(Sange n F.。
Nicklen S.及びCoulson A.、R. Proc. Natl 。
Acad. Sci. [ISA 74.5463−5467(1977))で 決定した。
図2に示すように、このcDNAは532ヌクレオチドの長さで、ポリA域(t ract)を欠くにも拘わらず、170アミノ酸をコードするオープンな読み枠 を有する。残基101−127はウサギストロメリシン(図1)のN−末端アミ ノ酸配列と同じであり、したがってこのcDNAによりコードされるアミノ酸配 列はウサギストロメリシンのN−末端側3番目を表す。したがって、このcDN Aを、ヒトストロメリシンcDNAを同定するプローブとして使用した。これは 、〔α−”P)dATP及びクレノー・フラグメントで、ランダム・ヘキサヌク レオチド法(FeinbergとVogelstein,1983, Anal . Biochem+ 32+6−13)を使用してラベルして、比活性2.1 0’ Ce cps pg−’とした。
1、2 ヒトcDNAがコードするストコメ1シンの −歯肉の外殖片(継代3 〜6)由来のヒト繊維芽細胞を、0.2%ラクトアルブミン加水分解物及び5% 部分精製ブタIL−1添加DMEM中で培養した。48時間後、mRNAを、約 5X10”細胞からグアニジウムイソチオシアネートlCsCl法により単離し た(Maniatisほか, 1982, Molecular Clonin g : Alaboratory Manual ; Cold Spring  Harbor Laboratory。
ニューヨーク)。このmRNAを使用して、本質的に上述したようにして、λg tloで200, 000のNi換えプラークのライブラリーを発生させた。こ れらのプラークをニトロセルロースに写し、変性し、5 XSSC 、 50% ホルムアミド、5 XDenhardL溶液、100μgrnl−’変性サケ精 子DNAの溶液中で42°C16時間プレハイブリッド形成させた。次いで、こ れらを、0.1%sDsと最終濃度で約17ng mfl−’のウサギストロメ リシン・プローブcDNAとが添加された同じ緩衝液中で42”C、48時間ハ イブリッド形成を行わせた。次にフィルターを2 XSSC 、 0.1%SD Sで最高に厳格に42゛C、30分間洗浄した後、強化スクリーンを用いて48 時間オートラジオグラフィーを行った。陽性と推定される21プラークを同定し たところ、そのうち16が上述のように行った2回目のスクリーニングの後明確 な陽性シグナルを示した。代表的なプラークのcDNA挿入フラグメントを単離 し、プラスミドpSP64中にサブクローニングした(Melton D.A. はが、Nucleic Acids Res. 12.7035−7056(1 984)) 、最大の挿入セグメント (複数)の制限地図作成によって、これ らが関連したオーバーラツプするDNAセグメントであることが確認された(図 3)。制限フラグメントをM13にサブクローニングし、JMIOIに形質転換 した(Messing J.とVieira, J. Gene lfi+26 9−276 (1982) )後に、これらのヌクレオチド配列をジデオキシ法  (Sanger F.、 Nicklen S,及びCoulson A.R .、Rroc. Natl。
Acad, Sci.lISA 74,5463−5467(1977))で決 定した。この情報を図4に示す。図4で、実線の矢印はジデオキシ配列決定の方 向を示し、破線の矢印はマクサム・アンド・ギルバート法(Maxam, A. M.とGilbert,W.、 Methods Enzymol. (198 0) 65+499−560)による配列決定の方向を示す。
1、3 −・トcDNAくコー゛するス コメ1シンの6私達は、ウサギ・スト ロメリシンと、ラットc DNA (pTRlと称される。) (Matris an L.M.ほか、EMBO Journal 4 。
1435−1440(1985))から予想される別のアミノ酸配列との間に高 度の相同性を発見した。このcDNAは、ポリオーマウィルスもしくはラウス肉 腫ウィルスのいずれかを感染させた後の、又はミドルtオンコジーン(Ill瘍 遺伝子)もしくは細胞オンコジーンHーラスのいずれかでトランスフェクション したのちの正常な繊維芽細胞に非常に冨んでいるmRNAに対応する。同じmR NAが繊維芽細胞をEGFにさらした後に明確に誘導されることも報告された( Matrisian L.M.ほか、EMBO Journal↓。
1435−1440(1985))。pTRlでコードされるラットのタンパク 質の予想されるMrは、約53000で、ウサギ・ストロメリシンmRNAのイ ンビトロにおける翻訳産物とよく一致する(Frisch S。
M、、 Chin J、R,と―erb Z、J、 Ce1l Biol、97 .(2,Pt、5): 430a(Abstr、) (1983)) 、データ は示されていない。〕。そこで、私達は、pTRlによりコードされるタンパク 質はラット・ストロメリシンであると結論する。pTRlをラット・ストロメリ シンであると同定できたので初めて、組換えDNA技術を使用するラット・スト ロメリシンの製造が可能となった。
2、ヒ ・ストロン1シンcDNAのヌ レオチ′ lと 只isラーLム酸配 J4 このcDNAは1825ヌクレオチ・ドの長さであり、ポリアデニル化(pol yadnylation)シグナルAATAAA (ProudfootとBr oI41ee。
1981、Nature、252.359−362)が先行するポリAテールを 有するので3′末端が完全であるようである。これは、477アミノ酸からなる ポリペプチドに翻訳されるオープン読み枠(ヌクレオチド51から1481まで )を含んでいる。このcDNAがストロメリシンをコードする証拠は、ヌクレオ チド348〜428によってコードされる27のアミノ酸の24個が、APM^ 活性化ウサギ・ストロメリシンをN−末端配列決定する(図1a、図4)ことに より同定された27個のアミノ酸と同一であり、かつ同じ位置にあることの発見 に基づいている。さらに、その分子のN−末端側3番目にあるアミノ酸(複数) のほとんどは、ウサギの部分的ストロメリシンcDNAから予想されるアミノ酸 (複数)と同じあり、かつ同じ位置にある。
疎水性プロットにより、ヒト・ストロメリシンは、17アミノ酸からなる疎水性 N−末端配列を除いて、がなり水溶性であることが示唆される。このことは、こ れらのアミノ酸が成熟タンパク質を解放する分泌の際に切断されるシグナル配列 の疎水性コアであることと一致する。メタロプロテアーゼはプロ酵素として分泌 される(Harris+E、D、ほか、 ColCo11a Rel Res  4゜439−512(1984))と考えられるので、私達は、該シグナル配列 と、APMA活性化状態のウサギストロメリシン(ヒト・ストロメリシン配列中 の残基100)のN末端にあるフェニルアラニン(F)との間に見出されるアミ ノ酸(複数)が、活性化中に切り取られると結論する。したがって、プレプロス トロメリシンはアミノ酸1〜477から構成されると考えられ、プロストロメリ シンはアミノ酸18〜477から構成されると考えられ、そしてストロメリシン はアミノ酸100〜477から構成されると考えられる。プロストロメリシン及 びストロメリシンのアミノ酸組成を、コアタンパク質の分子量とともに、それぞ れ表1及び2に示す。この配列中には潜在的なグリコジル化(糖形成)部位が存 在するので、適当な細胞(下記参照)内でこれらのタンパク質が発現すると、グ リコジル化産物が生成する可能性があると想像される。
3、ストコメ1シンの翻i′告 3.1人1103λ灸現 NH,−末端メチオニン残基を追加したストロメリシン又はプロストロメリシン (met−ストロメリシン又はmet−プロストロメリシン)の大腸菌内での発 現は、オリゴヌクレオチドリンカーを使用して上の2項に記載し図4に示した成 熟ストロメリシンもしくはプロストロメリシンをコードする配列に、プロモータ ー、シャインダルガノ配列及び開始ATGコドジを結合することにより、達成す ることができる。大腸菌の旦LEプロモーター及びシャインダルガノ配列を使用 することができる。
表1 ヒト・プロストコメ1シンのアミノ 1八亙 I!L xts F 32 6.96 4704 9.02L 3B 8.26 4294 B、 231 20 4.35 2260 4.33M 6 1.30 ?86 1. 51 V 28 6.09 2772 5.31S 27 5.87 2349 4. 50P 36 7.83 3492 6.69T 27 5.87 2727  5.23A 27 5.8? 1917 3.68Y 17 3.70 277 1 5.31H132,8317813,41 Q 9 1.96 1152 2.21N 16 3.48 1824 3.5 0K 32 6.96 4096 7.85D 36 7.83 4140 7 .94B 30 6.52 3870 7.42C30,653090,59 W 8 1.74 1488 2.85R235,0035886,88 G 32 6.96 1824 3.50合計 460 52162 表2 ヒト・ストコメ1シンのア)ノffi 歿基 数−yi 量 、笈 F 30 7.94 4410 l013LL 30 7.94 3390 7 .921 19 5.03 2147 5.02M 3 0.79 393 0 .92 V 19 5.03 1881 4.4O3246,3520884,88 P 32 8.47 3104 7.25T 24 6.35 2424 5. 67A 25 6.61 1?75 4.15Y 13 3.44 2119  4.95H123,1716443,84 Q 6 1.59 768 1.79 N 14 3.70 1596 3.73K 22 5.82 2816 6. 58D 28 7.41 3220 ?、53E 25 6.61 3225  7.54C20,532060,48 W 8 2.12 1488 3.48R174,5026526,20 G 25 6.61 1425 3.33合計 378 42789 これらの配列は例えばプロスミドpCT54上に存在し、その中に関心のあるタ ンパク質をコードするDNA配列をC1a一部位に挿入することができる(Ei tageほか、(1983)、Proc、 Nat、 Acad。
Sci、 LISA、 80.3671−3675)。しかし、これら又は他の プロモーター及びシャインダルガルノ配列をやはり収容するが、増やすことがで き、それからの発現をしっかりと[iffすることができる他のプロスミドも使 用できる(例えば、ヨーロッパ特許出願EP−A2−0121386参照)、。
シグナルをコードする配列は有しないが追加のN−末端メチオニンコドンは有す る、ストロメリシンもしくはプロストロメリシンをコードする配列を、大腸菌発 現ベクターp?lG196の中に挿入してもよい。これは、標準の組換えDNA 技術により達成できる(Maniatisほか、 (1982) 、 Mole cularCloning:A Laboratory Manual、390 −433) oストロメリシン又はプロストロメリシンの発現は、ヨーロッパ特 許出願に86300042゜8に、TIMPの発現に関して記載された技術に類 似する技術を使用しても達成することができる。
3.2 1;のス ロ !シンの り 上述のように構成されたブロスミドを収容する大腸菌細胞は、最適発現条件で増 殖させると、met−ストロメリシン又は5et−プロストロメリシンを全細胞 タンパク質の10%までの濃度で生産する。
粗大臆面抽出物からの可溶性タンパク質百分を、Galawayほか、(198 3)(Biochea+、 J、、209.741−752)により本質的に記 載されているようにして、ストロメリシン活性について分析する。
大腸菌内に発現される5et−ストロメリシンの一部又は全部が、不溶性の状態 にあり、そのため上記分析では検出されないことがある。このような状況下では 、それは分析及び精製の前に可溶化され、活性化される。メチオニンープロチモ シン生産に関してこれがどのように達成され得るかの一例が、私達の同時に係属 中の国際特許用1fNPC,T/GB83100152 (W08310441 8として公開)及び公開されたイギリス国特許出@GB2100737 Aに記 載されている。可溶性で活性の部分的に精製されたストロメリシンを得た後に、 例えば、Galawayほか(1983) Biochem、 J、 209, 741−752に記載のように、標準的なタンパク質精製技術を用いてさらに精 製する。
3.34−ノ」己と(至)Ω1旦 大腸菌中での発現を行わせるのに用いたのと同様に標準的な組換えDNA技術を 使用して、イースト中でストロメリシンを発現させるのに適するプラスミドベク ターを調製する。その調製は、例えば、同時に係属中の公開されたヨーロッパ特 許出願EP−A2−0073635に記載のベクターに基づく。これらのベクタ ーは、イースト・ホスホグリセリート・キナーゼ(PGK)プロモーターとPG K遺伝子の3′非翻訳末端とに挾まれた、ストロメリシン又はプロストロメリシ ンをコードする配列を含んでいる。
ストロメリシン又はプロストロメリシンのcDNAのPGKプロモーターに対す る方向は、大腸菌内での発現について述べたように追加のNO3−末端メチオニ ン残基を有する成熟ストロメリシン又はプロストロメリシンの発現が確実である ようになっている。あるいは、ストロメリシン又はプロストロメリシンをコード する配列をベクターに、ストロメリシン・シグナル配列が、然るべき場所に残る ように結合することによって、プレストロメリシン又はプロストロメリシンを発 現させてもよい。イースト・シグナル配列(例えば、イーストα−因子シグナル 配列(Kurja+1 とHerskowitz、(1982)、Ce11.3 0.933−943) と、成熟ストロメリシン又はプロストロメリシンとの間 の融合タンパク質の発現は、適当なリンカ−の使用によって達成することができ る。これらのプラスミドDNAは、例えばBeggsの方法(Nature。
(1978)、匡、104−109)により細胞中に導入される。
3.4イースト )°のス コメ1シンの 1これらのプラスミドを含有するイ ースト細胞は、ストロメリシン発現の最適条件下で増殖させると、全細胞タンパ ク質の5%までの濃度でストロメリシン又はプロストロメリシンを生産する。上 述の代替物によって、ストロメリシン又はプロストロメリシンはイースト細胞か ら分泌されることもあり、されないこともある。発現されたストロメリシンは、 細胞間に生産された場合には、上述したのと本質的に同様に定量され、分析され 、精製される。分泌された場合には、標準のタンパク質精製技術(Galawa yはか(1983)、Biochem、 J、、209,741−752)によ り細胞上清から精製される。
3.5量立チ でのストロメ1シンの プレプロストロメリシンをコードするcDNAを、下記のために具体的に設計さ れた別種の発現ベクターの中に挿入した=1、 CO5細胞中での一過性発現( Gluzman、Y、 (1981) Ce1l 23.(75−182) 、 及び2.Cl27細胞内での安定な発現(Lowy、D、R,ほか、J。
Virol、(1978) 26.291−298) 、必要なりNA操作には 標準の技術を採用した(M、+1iatisほか、 In、 Mo1ecula r Cloning、 ALaboratory Manual、1982.  Co1d Spring Rarbor Laboratory。
ニューヨーク)。ベクターへの挿入のために、cDNAを、まず、ヌクレオチド 1591−1596 (図4)によってコードされるQva 1部位をEco  R1部位に転換して作り変えた。これは、cDNAをAva Iで切断し、T4 ポリメラーゼで詰めた後、Eco R1リンカ−での切断時に、図4におけるヌ クレオチド1−6によりコードされる5 ’ Eco R1部位から新たに作り 出されたEco R1部位まで延びている、プレプロストロメリシンをコードす る1600bpのEco R1フラグメントが発生する。このフラグメントを1 %の低ゲル化温度アガロースゲルから精製し、次にpBR322COS細胞ベク ターの“無毒(poison m1nus)″誘導体中の、SV40後期(la te)プロモーターとSV40初期(early)ポリアデニル化il!節要素 との間にリガーゼで結合した。プレプロストロメリシン配列をSV40後期プロ モーターに対して適切な方向で含有しているベクターDNAを塩化セシウム勾配 より精製し、DEAEデキストランを使用してCO3細胞の中にトランスフェク ションした(Lopata、M、A、ほか、 Nucleic Ac1d Re s、、1984+ 12.5707−5717)。無血清上清を、トランスフェ クション後72時間で回収した。
C127内での発現のために、初期SV40ポリアデニル化調節要素を有するプ レプロストロメリシン配列を、Pst 1〜Bam HlフラグメントとしてC O3細胞ベクターから除去し、マウスメタロチオニン■プロモーターの制御下で ベクターに基づいてウシ乳頭腫ウィルス (パピローマウィルス) (BPV) 中に入れた。この配置は、メタロプロテアーゼの組織インヒビター(TIMP) の発現のために記載されたのと本質的に同様であった(Docheryほか+N ature1985、 3甘、66−69及びイギリス国特許出願GB2169 295A) 、プレプロストロメリシンをコードするBPVベクターをカルシウ ムホスフェート共沈法(Wtgler、M、ほか1978. Ce11.14, 725−731)によってC127細胞内に導入し、CdCI! z (20u  M)−及びZnC12z (20μM)−耐性フォーカスを選択した。ストロ メリシン産生細胞系を21日後に同定し、無血清培地の発生に使用した。
4、ストコメ1シンゞ び9#。
上述のようにして生産されたストロメリシンをトリプシン又はAPMAで活性化 した。トリプシンを、ストロメリシンと、1:100〜1:1のような割合でイ ンキュベートしたのち、10倍過剰のダイズトリプシンインヒビターを添加した 。0.1〜10μgml−’のごときトリプシン濃度を用い、温度とインキュベ ーション時間は下記のようにした。4−アミノフェニル第2水銀アセテート(A PMA)での処理は、37°Cにおいて、1〜20Mの濃度で下に示す様な時間 行った。ストロメリシン活性は14C−アセチル化カゼインを使用して35°C で1又は4時間測定した。1単位のストロメリシンは、37℃でカゼイン1μg /l1ln分解する。
上に記載しまた下でさらに詳しく説明するような活性化の前後のストロメリシン を20mM EDTAで処理し、500+mM 2−メルカプトエタノールで還 元し、SO5の存在下10%ポリアクリルアミド・ミニゲルを通した。ゲルをニ トロセルロースに電気移行(electo−transfer)させ、ヒト・ス トロメリシンを検出できる、ウサギ・ストロメリシンに対する抗血清(Murp hyp G、ほか。
ColCo11a Re1. Res、1986.6 、351−364)と、 ペルオキシダーゼ標識第2抗体(Hembry、R,M、ほか、 J、 Ce1 l Sci、 19B5.73゜105−119)とを用いて酵素バンドを可視 化した。
図5に示すように、プロストロメリシン調製物A(ヒト歯肉繊維芽細胞培地から 精製したもの)、B(ストロメリシン含有ベクターでトランスフェクションした C127細胞から分泌されたもの)及びC(ストロメリシン含有ベクターでトラ ンスフェクションされたCO3細胞により分泌されたもの)を次のように処理し た。1. 無処理; 2. I mM APMAで37°C,2時間インキュベ ーション?3. 10/μg/d トリプシンと37°C530分間インキュベ ーション、4.3.にダイズトリプシンインヒビターを添加した以外同じで30 分間のインキュベーション後、さらに37°C22時間インキュベージジン、  5.100μg/Ii)リブシンで4°C110分間インキュベーション;6. 10μg / ml トリプシンと4°C5分間インキュベージジン;7.6に ダイズトリプシンインヒビターを添加した以外同じで、5分間のインキュベーシ ョン後、さらに37°C12時間のインキュベーション、試料を、303910 %ポリアクリルアミドゲルでかつ還元条件で電気泳動させ、ニトロセルロース上 にエレクトロプロットし、ヒツジ抗つサギストロメリシン抗体及びペルオキシダ ーゼ標識ウサギ抗ヒツジIgGを使用して可視化した。
回6に示すように、ストロメリシン含有ベクターでトランスフェクションしたC 127ta胞により分泌されたプロストロメリシンを、Aで、(・) 0.1  ttg/ml トリプシンと、 (Δ) 1 ug/d)リブシンと;Bで、( ロ)10μg/Ir11トリプシンと;Cで、()100μs/d)リブシンと 、20μlの容量で、37°C(ぬりつぶした記号の場合)又は4°C(白ぬき の記号の場合)で、インキュベートした。また、Dでは、(◆) 2o+M A PMAと37°Cでインキュベートした。誘導された活性を、ダイズトリプシン インヒビター添加後、37°C,1時間の分析で、14(−カゼインの分解によ り測定した。トリプシンもAPMAもなしでインキュベートされたストロメリシ ンは何ら活性を示さなかった。
プロストロメリシンはAPMAで(図6に示すように)種々の長さの時間の間活 性化された。次に、試料を20mM EDTAで処理し、SOSを含む10%ポ リアクリルアミドゲル上で還元条件下で電気泳動させ、エレクトロプロットし、 図5及びメソード(Methocls)に記載のように可視化した。図7はSO 5分析を示し、ここで列(Track) 1 、0分;列2.30分;列3.一 時間;列4,2時間;列5.4時間−列6.15時間。
ヒト歯肉繊維芽細胞由来の精製した天然ストロメリシン、又はCO3もしくはC 127細胞により分泌された組換え酵素の一方の前駆体は同じMr57000を 有し、少量の60000の成分(多分、グリコジル化のため(Nagase、  I(、ほか(1983)、Bioche+*、 J、、 ■シ281−288)  ;図・5で、レーンAI、Bl、CI)を伴っていた。
これらの前駆体はカゼインや他の基質に対して完全に不活性であった(Gall oway、W、^、ほか、(1983) Biochem、 J、 209.7 41−752)が、トリプシンで(例えば、C127ストロメリシン、図6A− C) あるいはより低効率ではあるがAfllAで活性化して、これらの基質を 分解することができた(図6D)。トリプシン活性化は広範囲の濃度にわたって 最適であった。4°Cで、限界の低速度で行うことができた(図6A−C)。非 常に高濃度のトリプシン以外はストロメリシンを不活性化しなかった。八PMA による活性化はより低速で、トリプシン値の58%(CO3)〜90%(C12 7及び天然)を達成した。最大のAPMA活性化は37°C14〜8時間で得ら れた(図6)が、活性化はストロメリシン濃度に依存することがわかった(50 単位/ ml iIi製の10倍希釈で最善の73%であり、100倍希釈で3 3%である)。したがって、非常に低濃度の酵素、例えばCOS細胞培地では、 15時間のインキュベーション後であっても多分最高には活性化されなかった。
プロストロメリシンに対するこれらの処理の効果をゲル電気泳動及びイムノブロ ッティングにより分析したところ、Mrの減少が起こってMr50000と48 000の2種の主要な分子種が、APMAの場合には徐々に(例えば、C127 ストロメリシン、図7)、ソシテトリプシンの場合には大変急速に(ID5.  A’3 、B3. 5 。
C3,5)生じた。APMAとのより長いインキュベーション時間では、ストロ メリシンのMr、28000フオームが痕跡量生成した(図7)。プラスミンも 、トリプシンで生産されるものと同じMrのバンドを発生させるのに使用するこ とができた(データ示さず)、最適活性化(図6に示したような)には上側ダブ レットを下側ダブレフトに完全に転換する必要がなかった(図5;レーアA6. A7 ;図3. レーン4)ことが注目された。コラ−ゲナーゼを使用して、5 tricklinほか(Biochemistry 22゜63−68(198 3))が、Mr損失前に検出可能な活性に関し類似の観測を報告している。完全 な分子内で配座変化が起こり、次の自己開裂に至ることが提案されている。誘導 されたストロメリシンの活性は360単位/IIIgであった。
5、 コーー゛ −ゼゞ の′” \ と゛コラーゲナーゼを、ストロメリシン について記載したようにして、また下に詳しく説明するようにして活性化した。
電気泳動分析をストロメリシンについて記載したように行った。ただし、酵素バ ンドは、抗ヒトコラ−ゲナーゼ抗血清を使用した後ペルオキシダーゼ標識第2抗 体を使用して可視化した(Hembry。
R,M、ほか、J、 Ce1l Sci、 1985.73.105−119)  、コラ−ゲナーゼを、35°C24時間、14C−アセチル化コラーゲン拡散 繊維測定法C4C−acetylated collagen diffuse  fibril assay)により測定した(Whitham、 S、 E、 ほか、Bioche+++、 J、 1986. 240913−916)。1 単位のコラ−ゲナーゼがI型コラーゲンを35°Cで1μg/a+in分解する 。
図8は、プロコラ−ゲナーゼ調製物A(コラ−ゲナーゼ含有ベクターでトランス フェクションされたC127細胞により分泌されたもの)及びB(ヒト歯肉繊維 芽細胞培地から精製されたもの)を、種々の量の(・)精製ヒト繊維芽細胞プロ ストロメリシン、又は(■)ストロメリシン含有ベクターでトランスフェクショ ンされたC127細胞により分泌されたプロストロメリシンの存在下で、10μ g/dのトリプシンとともに37°C130分間インキュベートした後、過剰量 のダイズトリプシンインヒビターを添加した時の結果を示す。白ぬきの記号は、 トリプシン不存在下における対応する活性化ストロメリシンの効果を意味する。
活性は、茸4C暑型コラーゲンを用い、35°C14時間測定した。
結果は、トリプシンだけの場合の活性に対し、ストロメリシンにより誘導された 活性増が何倍であるとして表現した。
図9は、次のようにして処理されたヒト歯肉繊維芽細胞培地から精製したプロコ ラ−ゲナーゼの電気泳動分析を示す。】、無処理;2. 1mMAPM八と37 °C,2時間インキュベーション;3゜精製ストロメリシンの存在下で2.と同 様に;4.10μg / mlのトリプシンと37°C130分間インキュベー ションした後、ダイズトリプシンインヒビターを添加;5. ストロメリシンの 存在下で4.と同様。
精製された天然プロコラ−ゲナーゼは、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動 及びコラ−ゲナーゼにたいする特定抗血清を用いるプロッティング(図9;レー ン1)による分析では、Mr55000であり、Mr59000の成分が少量伴 った。このプロコラ−ゲナーゼは、5tricklinほか(Biochemi stry 22+ 63−68(1983))により記載されているように正確 に作用する。APMA又はトリプシンの処理によって活性化することができ、M rlo。
000となった(図9.レーン2及び4)。誘導された活性は非常に低く、32 0単位/■の域であった。同様の観測がVa terほかによってもウサギ・プ ロコラ−ゲナーゼについて行われた(J。
Biol、 Chew、 ■[,9374−9382(1983)) 、しかし 、精製した又組換えヒト・プロストロメリシンを活性化混合物に含めると、コラ −ゲナーゼ活性が8倍まで高まった(図8B)。組換えC127細胞由来ヒトコ ラ−ゲナーゼを分子量及び活性に対するストロメリシンの同様の効果も得られた 。組換えコラ−ゲナーゼでは、ストロメリシンは活性を12倍高めた(図8A) 。トリプシン処理後に予め活性化したストロメリシンをコラ−ゲナーゼに添加す ると、検出される最終コラ−ゲナーゼ活性に対する効果はより小さかった(デー タ示さず)。活性ストロメリシンのみで、トリプシンのみを伴った場合に類似す るコラ−ゲナーゼ活性が誘導された。有効な活性化のためのストロメリシン:コ ラーゲナーゼの比は、コラーゲナーゼ1モル当たりスト019972モル以上過 剰のオーダーであった。一層高い比活性のストロメリシンがより効果的なアクチ ベーターとなり得る。
これらの処理の間に起こる変化を分析したところ、プロコラ−ゲナーゼが段階的 にMrの減少を受け、APMAとトリプシンが約50000と45000の2バ ンドを発生させ(図9.レーン2と4)、この2バンドがストロメリシンの存在 下で48000と43000のバンドに転換された(図0.レーン3と5)こと がわかった。同じバンドパターンが天然及び組換えストロメリシンのいずれによ っても発生された。活性化ストロメリシンのみが、プロコラ−ゲナーゼにMr約 500の非常に小さな変化をもたらし、これには48000及び43000への 限定的な別の転換が伴う模゛様であった。
A B C 12”3456 710〆リシソの単イ九 国際調査報告 w−、m−+iitm−+=−m、PCT/GB 871004207m1’M 14M’A9”1I14+N@、 PCT、’Gil B71004:0ANN EX To TF!E INTERNATIONAL SE、’、RC!4 R EPCRT 0NrNTERNAτ:CNAr1. 、VPIJCATION  No、 PCT/C,B 87100420 (SA 17576)―・昏−一 一―拳−−−・曽陶−+++―−−−+−−−−噌−・――−−――+峻呻−− −−−−+喝呻−・−響−−―彎

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.哺乳類のストロメリシンの製造方法であって、該ストロメリシンをコードす るDNA配列で形質転換された宿主細胞を培養することを含む方法。
  2. 2.哺乳類のストロメリシンの製造方法であって;該ストロメリシンの前駆体を コードするDNA配列で形質転換された宿主細胞を培養することにより、該スト ロメリシンの前駆体を製造し;該前駆体を切断して前記ストロメリシンを生産す ることを含む方法。
  3. 3.本質的に純粋な哺乳類のストロメリシン、プロストロメリシン又はプレプロ ストロメリシンにおいて、該哺乳類のストロメリシン、プロストロメリシン又は プレプロストロメリシンが、ヒトのストロメリシン、プロストロメリシン又はプ レプロストロメリシンであることを特徴とするもの。
  4. 4.請求の範囲第1項による方法により製造される哺乳類のストロメリシン又は プロストロメリシン。
  5. 5.異種タンパツ質と哺乳類のストロメリシン又はプロストロメリシンとを含有 する融合タンパク質。
  6. 6.哺乳類のストロメリシン又はプロストロメリシソ又はその前駆体のアミノ酸 配列をコードするDNA配列(但し、該DNA配列がラット・ストロメリシンを コードする場合は該DNA配列はpTR1 cDNA配列ではない)。
  7. 7.哺乳類のストロメリシン、プロストロメリシン又はその前駆体をコードする DNA配列を含む発現ベクター。
  8. 8.請求の範囲第7項によるベクターで形質転換された宿主細胞。
  9. 9.哺乳類のストロメリシン及び薬学的に許容される賦形剤を含有する桑学的組 成物。
  10. 10.患者を有効量の哺乳類のストロメリシンで処理することを含む治療方法。
JP50393187A 1986-06-17 1987-06-16 タンパク質の製法 Pending JPS63503514A (ja)

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