JPS63502892A - 10―アルキル―10―デアザアミノプテリン化合物のジアステレオマー、それらの製造方法並びに白血病及び腹水腫瘍の治療のための製薬組成物 - Google Patents

10―アルキル―10―デアザアミノプテリン化合物のジアステレオマー、それらの製造方法並びに白血病及び腹水腫瘍の治療のための製薬組成物

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JPS63502892A JP61506186A JP50618686A JPS63502892A JP S63502892 A JPS63502892 A JP S63502892A JP 61506186 A JP61506186 A JP 61506186A JP 50618686 A JP50618686 A JP 50618686A JP S63502892 A JPS63502892 A JP S63502892A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 IO−フルキル−IO−ジアデアミノグテリンの明 細 書 [ジャーナル・オツ・メディシナル・ケミストリ(/97L)Jにおいて、デグ ロ−(DeGrav )、キスリウク(K15link ) 、ガーモント(G aumont ) 、バー7(Baagh )及びネア(Nair)により、I Q−デアザアミノプテリンの合成及びアンチ葉酸活性について報告がなされてい る。強力なジヒドロ葉酸還元酵素阻害剤であるアミノプテリン及びそのN−10 −メチル誘導体即ちメトトレキセートの抗微生物活性及び抗@瘍活性はよく知ら れており、またこれらの化合物の効能、絽胞透過性及び毒性を更に改善するため に数多くの類似体が作られてきた。葉酸類似体における構造−活性の関連性を研 究する継続的な計画の一部として、rグロー(D@Grav )等は、アミノグ チリンの側鎖の窒素原子の置換の影智に興味を持ち、上記の論文に/θ−rアザ アミノグチリンの合成及び生物学的活性について報告している。
IO−デアザアミノグチリンについての継続的研究から、その抗白血病活性、及 び種々の腹水腫瘍系の治療における効力が見出された。
白血病は、ヒト及び他の温血動物における原因不明の急性又は漫性の病気でおる 。白血病は、体の組織及び循環血液中の未熟な白血球の数の異常な増加によって 特徴づけられる。その病気は、血液形成器官に明らかに影醤を及はし、異常増殖 しつつある白血球のタイプに従い分類される。該病気は新生物形成病の多数の形 態の7つであり1研究機関は該病気の快方又は治癒用の薬の開発に長年専心して きたが極く最近まで認められ得る程の成功は収められていない。今日では、多く の形態の白血病が薬で効果的に治療され得る。子供大きな割合(50〜60チ) のS年間生存者が達成され、その病気は今や治敵可能なものに分類される。
/9g3年7月/り日に%許されたrグロー (DeGraw)及びシロトナク (5irotnak )の米国41Ff第各3り3,01.’1号には、混血下 等動物における白血病並びに腹水腫瘍を含めて他の悪性病が1白血病の臨床的治 療用の現在の&&な薬の1つであるメトトレキセートの通常的でない類似体即ち 10−デアザアミノグチリンの投与により快方され得る、ということが開示され ている。
IO−デアザアミノグチリンは、下記の構造Iを有する: 0OH N−デアザアミノグチリンとアミノプテリンのN−70−メチル誘導体即ちメト トレキセートとの関係は、下記の記載から明らかである: 0OH 10−デアザアミノグチリンの合成のIL要な中間体でろる弘−アミノ−弘−デ オキシ−IO−デアデジテロイン醒は、デグロ−(D@Graw ) 、ブラウ ン(Brown )、キスリウク(K1m1ink )及びガーモ7ト(Gat +mont )によって初めて合成された(「ジャーナ〃・オツ・メデイシナル ・ケミストリ(Journal ofデグo −(DeGrav )、トサコテ リス(Tsakot*111m )、キスリウク(K1m1ink )及びガー モント(Gat+mont )は、「ジャーナル・オプ・ヘテロサイクリック・ ケミストリ(Journal of H@L@roeyclie Ch@m1s try ) # g 歩10!?(/97/)Jにおいて、葉酸塩依存性有機体 であるストレプトコッカス・フェシウム(Str*ptococcumfa@c it+m )に対するIO−デアザグチロイン酸及びそのテトラヒドロ誘導体の 効能的な生長阻害活性を報告している◎活性はテトラヒドロ化合物への還元によ って大いに高められた、ということが丞されている・従って1上記の記事の第g 67頁のスキーム11シリーズd[示された化合物である弘−アミノ−弘−デオ キシ−10−デアザグチロイン酸は製造されたコ、ダージアミノーグテリジン類 のlりでありかつコ、弘−ジアミノープテリジンは細胞透過性が一層大きいと期 待される故、コ、弘−ジアミノー!テリジン類が研究されるべきと考えられた。
IO−デアザアミノグチリンのIO−アルキ/l/誘尋体に基づく更なる研究が なされて/?g3年1月1g日に特許された米国特許第性31,9.3/9号及 びiqgtit年−月21日に特許された米国特許第!、 u 、? 3.79 7号において、rグロー(DeGraw )及びシロトナク(51rotnak  )は、混血下等動物における白血病並びに腹水腫瘍を含めて他の悪性病がIO −デアザアミノグチリンのlθ−アルキル誘導体の投与により快方され得る、と いうことを開示している。
10−アルキル−10−デアザアミノグチリン化合物は、下記の構造mを有する : oon 化合物IO−デアデアミノグテリンでa、R1及びR2Fi両方とも水素である 。アルキル誘導体でu、R1及びR2の一方又は両方がS/ないし約3個好まし くti/個又社コ個の炭素原子を有するアルキルであり得る。
R1及びR2の一方のみがアルキルである場合、他方は水素である。
R1及びR2のアルキルの例には、メチル、エチル、プロピル、イソグロビル、 ブチル、インブチル−第2級ブチル、第3級ブチル、アミル、イソアミル、第2 級アミル、第3級アミル、ヘキシル、イソヘキシル、ヘゲチル、イソへグチル、 オクチル、イソオクチル、コーエチルヘキシル及び第3級オクチルがある◇デミ ロー(DeGrav ) 、ブラウン(Brown )、タガワ(Tagava  )、キスリウク(K15link ) 、ガーモント(Gaumont )及 びシロトナク(5irotnak )a、「ジャーナル・オツ・メrイシナル・ ケミストリ(Jot+rnalof M@dle1nal Ch@m1stry  )* 2!r e /227(19g2)Jにおいて、IO−メチル及び10 −エチル−10−デアザアミノグチリンの合成、並びに細菌及びL/210の細 胞に対するそれらの活性に関する試験管内の観察とL/210産出マウスにおけ る抗白血病活性を報告している。そのIO−エチル化合物は、多数の実験的なネ ズミの腫瘍モデ次においてメトトレキセート又はIO−デアザアミノグチリンよ りかなり効果的である1ということが見出されている(シロトナク(5irot nak)、デミa −(DeGrav ) 、チェH(Chello ) 、モ ッシオ(Moccio )及びトリック(Derick ) e rカンナ・ト リート・レグ(Canc@r Treat、 R@P、 ) 、 A 6 *  3 j /(/?ざ2)」、シロトナク(5irot+aak ) 、デミロ− (DeGrav ) 、モツシオ(Mocelo ) 、サムエルズ(Samu *1m )及びプータス(Gautam ) 、 「力ンサ・ケモサ・ファーマ コル(Canc@r Ch*moth@r、 Pharmaeol、)。
デミロー(DeGraw )、シュミド(Sehmid ) 、ゴウタス(Go uths )及びモツシオ(Mocclo ) t rカンナ・ケモサ・ファー マコル(Cane働r Ch@moth@r。
Pharmmeol−) e / 2 s −2A (/?g4t)J ) o  / □−エチルー70−デアザアミノグチリン線、裸のマウス(いわゆるヌー ドマウス)においてヒトの乳房、肺及び結腸の腫瘍の異種間移植片を明らかに退 行させる、ということが比較的最近見出された(シュミド(8ehm1d )、 シロトナク(5lrotnak )、オツタ(0tter ) 及びデミロ−( D・Graw) 、 「カンナ・トリート・レグ(Canc@r Treat、  Rap、 49 e !;!; / (/9gj)J )o事実、臨床試験が /Q−エチル−IO−デアザアミノグチリンについて開始されており(ペアテイ ム(W@rth@1m )、クリス(Kr1m ) 、グラン(Grallm) 、オツコネル(0’C01111@11 ) 、キナハン(Klnahan )  sシパス(C1has ) 、ウィリアムス(Wllllmmm )、パウエ 、A/(Ba11er ) 、ファラグ(Farag )、ファヌツチ(Fan uechi )及びヤング(You!1g ) o r第76口金合1アメル・ チック・カンナ・リサーチ(Am@r。
As5es、 Canc@r R@s@arch )”tテキサス州ヒユースト y、/9g!;年S月ココーコ5日、論文704tJ ’)、しかして10−エ チル−10−デアずアミノグチリンの第7の利点は、正常な組織に対してとは反 対に、腫瘍中への高められた応差的透過性があると勤められることである(シロ トナク(51rotnak )及びデミロ−(DeGrav ) 、 「フオレ ート・アンタゴニスツ・アズ・セラビューチック・エイジエンツ(p(11@t @Antag・m1stsas Th@rap@ut1e Ag@nts )  (エフ・エム・シロトナク(F、 M、 5irotnak )嶌)、ニューヨ ーク、アカデミツク・ブレス(Academic Prems ) 、 Mo1 . 、l 、第ダ3〜91頁(lyg弘)J )。この高められた輸送性は細胞 壁における能動輸送蛋白質の所で起こっており、しかして記載されている少数の 例の1つにおいて示されているよう罠、抗麿鋤薬は、腫瘍趙胞と正常細胞との間 の蛋白質性物質の基本的な相違を利用している。
第2の利点は、当該化合物が細胞に入った後そのIリグルタミン化が高められる ということである。そのポリグルタミル種は阻害効能を保持するが、細胞からの 流出性は低減している。
70位のR1及びR2が異なっている弐■の非対称性IQ−フルキル−10−f ”アゾアミノプテリン分子は、上記の構造から明らかなように二個のキラ〃中心 部ち70位に1個及びグルタメート部のアルファ炭素において1個を有する。L −グルタメートの導入によって得られるL−異性体を用いる場合、米国特肝第各 31.9.,1/デ号及び第竹ダ33.l弘7号の第2抛及び第弘掴に示された 合成により、10位についての完全なラセミ体でるる化合物が得られる。
かくして米国特許第6361319号及び第乞グ弘3./弘7号のジアステレオ マー混合物は、70位の分割を欠いており、従ってラセミ混合物と称され得る。
本発明によれは、弐mのIO−フルキル−10−デアザアミノグチリンのd、L −異性体及びl、L−異性体を個々のジアステレオマーとしてもたらす新規な合 成が提供される。
更に、本発明によれば、弐mのIO−フルキル−/θ−デアデアミノグテリンの d、L−及び1.L−異性体が新規な化合物として提供され、しかしてこれらの ものは明確なかつ価値おる性質を有している。
例えは、10−エチル−1o−7’アゾアミノグチリンのd、L−異性体は、L /210細胞由来のジヒドロ葉酸還元酵素の阻害及びL/210細胞の生育阻害 に有意的に一層効果がある。例えは、lO−エチル−7o−デアザアミノグテリ ンのd、L−異性体はまたニル・カゼイ(L−easei ) 酵素に対してお およそ3倍大きい効能を示す。
一方1例えば10−エチル−IO−デアザアミノグチリンの1.L−異性体は〜 マウスにおけるLi21o白血病に対する生体内評価において、d、L−異性体 の毒性の約半分の毒性を示す。より低い毒性は重要でろシ、何故なら、よシ多量 のl、L−異性体投与量が臨床的施用において投与され得るからである。
従って、例えは70−エチル−10−デアザアミノプテリンの1.L−異性体は ヒトのガンの治療に利用性がある、と期待される。更に、メトトレキセートから 類推して、例えはlO−エチル−1O−7″アブアミノプテリンのd、L−異性 体並ひにl、L−異性体はリューマチ性関節炎の治療に利用性があるはずであり 、何故なら、それらはメトトレキセートと同じ程度の免疫抑制剤であると予期さ れるからである。1.L−異性体のはるかに低い毒性により、長期にわたる関節 炎の治療においては有意的な利点がもたらされるはずである。
他のIO−アルキルジアステレオマーはこの性質の点でIO−ブチルジアステレ オマーと類似しているはずである、と更に認められる。
従って、本発明はまた、白血病及び腹水腫瘍を治療し並びにリューマチ性関節炎 を快方させる方法において1異常な割合の白血球又は他の悪性の症状あるいはリ ューマチ性関節Pを有する温血動物に、治療的かっ無毒な量のd、L−又は1. L −/ Q−エチル−及び他のIO−フルキル−IO−デアザアミノグチリン をそのまま又はそれらの製薬的KFf容可能な塩の形態で投与する、ことからな る上記方法が提供される。該塩は、IO−アル岑ルーlO−デアザアミノグチリ ンの1個又はそれ以上の遊% NH2基によって形成される。
aeL−/ 0−アルキル−1o−y’アブアミノグチリン及びl、L −/  0−フルキル−IO−デアザアミノグチリンの製造のための本発明の方法は、d 、L−又は1、L −F−アミノ−グーrツキシーlO−エチルグチロイン酸が ジエチルし一グルタメートと結合せしめられてd、L−又は1.L−ノアステレ オマ−を生じる合成である。ラセミ前駆体の分l1Ilは、中間体3−p−カル ?メトキシフェニルアルカン酸の所で達成される。反応合成の工程は、Rをエチ ルC2H5及びR2を水素として例示すると次の過りである: 第1段階 第コ段階 合成機構が示しているように、アリルクロライドによるp−プロピル安息香酸( 1)のジアニオンのアルキル化及びそれK 1I3c<メタノールでの当該酸( 2)のエステル化は、!−p−カルがメトキシフェニル−7−ヘキセン(3)を 生じる。水性アセトン中Na IOaでの当該オレフィン基の酸化(RuO2に よって触媒される。)ハ、末端炭素を分解させて3−p−カルがメトキシフェニ ル吉草酸(4)を生じる。d−α−メチルベンジルアミンとの当該塩の再結晶は d型の(4)〔α) + 22.7°をもたらし、一方1−d−メチルベンジル アミン塩の同様な処理はl型の(4)〔α〕−=lA10を生じる。
ラセミ体の酸(4ン及びそれらの分割されたd、L型及び1、L型は次いで、上 記の手順に別々に付されて目的のd、L−又は1.L−ジアステレオマー(2) を生じる。このグロセスは、ジアゾメチルケトン(6)中間体を経るクロロメチ ルケトン(7)への(4)の飯塩化物(5)の変換から始まる。104M・OH (メタノール)中のアジ化ナトリウムでの当該塩化物の置換は、アジドメチルケ トン(8)を生じる。MCIの存在下Paブラック(白金黒)上での当該アジド O水素添加社アミノケトン(9ンを生じ、このものは単離されそして結晶性ビク レート塩としてI¥f徴づけられる。ケトンピクレート(9)扛、70 * g tou (エタノール)中セミカルバジド塩酸塩での処理により、セミカルバゾ ン誘導体CIQに直接変換される。塩酸塩に対するピクレート塩の交換は、水性 EtOH(エタノール)中ダウエクス(nov@x ) J(CI−) 樹脂と ともにかく蝶んすることにより、定量的収嘉で容易に達成される。
当量のコ、弘、6−コリジン即ち対称コリジン(S−コリジンとして略記される 。)の存在下にてコ、ダージアミノー3−ニトロ−6−クロロピリミジンでの四 の遊離塩基のアルキル化及びそれに続< 90 ’4 CF、C0OH中当該中 間体七ミカルパゾンの加水分熱は、コ、ダージアミノ−6−ビリミジニルアミノ ケトン(ロ)を生じる。酢酸中歪鉛末での当該ニトロ基の還元は閉環してジヒド ログチリジンになり、このものは希薄H2O2での処理によってその場で酸化さ れてジアミノプテリジンエステル(2)になる。このベンゾエートエステAIは 、ツーメトキシエタノール中水性NaOHとともに短時間暖めることKよってケ ン化される・このようにして得られたダーアミノーダーデソキシーIO−フルキ ル−IO−デアザグチロイン酸部は、デミロ−(D@Graw ) 、ブラウン (Brown )、タガワ(Tagava ) sキスリウク(Kislink )、ガーモン) (Gaumont )及びシロトナク(81rotnak ) によって、「ジエイ・メト・ケム(J、 Mad、 Chem、)eものと同一 である。ジエチルL−グルタメートとの結合及びそれに続くジエチルエステルa 4のケン化扛、目的のIO−メチル−10−デアデアミノプテリンのd、L−又 は1.L−ジアステレオマーを生じる。それらの最終生成物についてのクロマト グラフィ及びスペクトルの性質は、以前に報告されたものと同様に同一で上記の 機構において、HとしてOR1及び02H,としてのR2を他のアルキル基で置 換することは当業者にとって明らかであり% R,及びR2は水素とアルキルの 組み合わせらるい扛異なるアルキルの組み合わせである。
第1段階において、IO−デアデアミノプテリン化合物の安息香酸基のプロピル 基のα−炭素原子社、アルキルブロマイドによってアルキル化される。仁のアル キル化グロ七スは、活性アニオン試薬を生成させるために、プロピル安息香酸と アルキルリチウム試薬との予備反応を必要とする。プロピルのはかに、1O−D Af)C10アルキル基に相当するところの遊離水素原子を持った下記の構造 を有するp−アルキル基がアルキル化され得る。このクロセス(力〃ホキシル基 のプロトンのイオン化も起こし得る0)は比較的低い温度を必要とし、しかして かかる温度ではゆっくり例えば30時間までの時間で進行する。反応は好ましく は、テトラヒドロフランの如き不活性な極性溶媒の存在下でアルゴン下無水条件 にて行われる、ヘキサメチ〃すZ酸トリアミド(HMPA)補助溶媒を存在させ ると、イオン化プロセスが促進される。例えば、R1及びR2(上記の式■にお いて)が両方ともアルキルである場合、/1〜30時間内で完全なイオン化を達 成するためにWA補助溶媒及び約lS0〜23℃の反応温度が必要とされる。活 性アニオンの生成後、次いでアリルブロマイドが、やはり室温又はそれ以下の温 度にてアニオン試薬反応混合物にゆっくり添加され得る。反応性アニオンにひど く着色されておりそして反応生成物は無色でろるので1反応は色の消失によって 追跡され得、そして反応混合物が無色になったとき完了する。次いで、溶媒が除 去され得そして反応生成物は仕上げられ得る。
合成の第9段階において、RuO2によって触媒される過ヨウ素酸ナトリウムで の酸化によるヘキセン(3)の末端炭素の分解はアルキル−及びフェニル−置換 カルデン酸をもたらし、しかもこの酸の3位において10−デアザアミノグチリ ンの所望のIO−アルキル配置を有する。反応は約θ℃ないし約50℃の範囲内 の温度にて行われ得るが、好ましくは0℃ないし、tCKて行われ得る。
このカルゲン酸は、七のd−α−メチルベンジルアミン塩又はl−α−メチルベ ンジルアミン塩をインプロ/4ノールの如き脂肪族アルコール溶媒から結晶化さ せることにより、七のd−及びl−異性体に分割されるO 第S段階、第6段階及び第7段階において、d−酸、!=酸又はラセミ混合物は 、5OC12又は他の適切な試薬を用いて酸塩化物に変換され、次いでジアゾメ タンとの反応によってジアゾケトンに変換される。この反Etaジエチルエーテ ルの如き不活性溶媒の存在下で0〜5℃又はそれ以下の低温にて進行し〜そして ジアゾ第ざ段階において、クロロメチルケトンがアジ化ナトリウムと反応せしめ られて対応するアジドメチルケトンを生成する。この反応は室温にて進行するが 、注意しかつ温和に加温しながら促進せしめられ得る。水性メタノールの如き極 性溶媒は、反応混合物の均質性を維持するのを助成する。所望ケトンは、クロロ ホルムの如き水非混和性溶媒を用いる溶媒抽出により混合物から回収され得る。
第9段階において、アジドメチルケトンは、パラジウムブラック(/フラジラム 黒)の如き触媒の存在下での水素添加により、アミノメチルケトンに変換される 。
これは慣用の水素添加でらり、室温にて進行する。アミノメチルケトンはピクレ ートとして単離され、そして第1O段階においてビクレートはセミカルバゾンに 変換され得る。
第1/段階において、この反応生成物は2−コリジンの存在下で2.弘−ジアミ ノ−5−ニトロ−6−クロロピリミジンと反応せしめられ、ケトン翰のアミン基 に該ピリミジンを6位において付加する。このセミカルバゾンは、90チCF、 C0OH中で加水分解される。酢酸中皿鉛末でのニトロ基の還元は閉環を起こし てD I )ISROプテリジンにし、そして該グチリジンは希薄H2O2でそ の場で酸化されて対応するジアミノグチリジンエステA/Icなる°。N−オキ シドへの過匿の酸化を防ぐために、/〜5チH2O2が好ましい。環化反応は酸 性−にて好ましくは3〜!yの範囲の戸にて進行し、従って水性酢酸の如′@酸 性溶謀が用いられ得る。水性酢酸は酸性戸をもたらし1かつ酢酸の有!!i補助 溶媒効果により可溶化が助成される。反応は330〜IOθ℃の範囲内の中程度 に高められた温度にて進行して、!テロイン酸エステルが生成する。
第12段階において、このエステルは遊離!テロイン酸に加水分解される。
得られfc2.’l−ジアミノーダーデソキシー10−エチル−10−デアデミ テロイン酸は次いで、二段階即ち第73段階及び第11段階で70−エチル−1 0−デアザアミノグチリン化合物に変換される。最初に当該生成物はインブチル クロロホーメートとそして次いでジエチル−L−グルタメートと反応せしめられ て、グチロイン酸基を対応するグルタミドジエチルエステルに変換し、そしてエ ステル化するエチル基は水性水酸化ナトリウムの如き希薄水性アルカリとの反応 によって加水分解されてIO−デアザアミノグチリン化合物のグルタミドの遊離 二酸基を生成する@第13段階の反応は、遊離する塩化水素を吸収する酸受容体 を必要とする。第73段階の反応は、メチル、エチル等の如き他のアルキルクロ ロホーメートを用いて行われ得る。酸受容体は好ましくは、第3級アミン又は置 換ぎりジン例えばトリエチルアミン、トリブチルアミン、N−メチルモルホリン 、コリジン及びルチジンの如き有機塩基である。ジエチルグルタメートは、追加 的当型の酸受容体の存在下で塩酸塩としであるいは遊離塩基として添加され得る 。
反応は室温又はそれ以下の温度好ましくは0℃ないし一5℃の温度にて進行し、 そして不活性溶媒が用いられ得る。イソブチルクロロホーメートは反応混合物に ゆっくり添加され得1そしてその反応が完了するとジエチル−L−グルタメート 、有機アミン及び追加的量の溶媒が添加され得、そして反応が、完了するまで同 じ温度にて続行され得る。
反応混合物に、溶媒を蒸発好ましくL真空下での蒸発によって除去しそして残渣 を水性l炭酸ナトリウムの如き温和なアルカリ性の水溶液とともにかくはんする ことKより仕上けられる・当該ジエステルは不溶性で1ハチ過によって回収され 得、一方1未反応!テロイン酸にアルカリ溶液中に溶解する。
エステル化するエチル基の加水分解は、水性アルカリを用いて室温又はそれよp 高い温度にて行われる・当該ジエステ/’ Fi、バーメトキシエタノールの如 き適当な溶媒中に溶解され得、そして加水分解が完了するまで水性アルカリの存 在下で保持され得る。酸性のIO−エチル−10−f”アゾアミノグチリン化合 物は、水性アルカリに可溶であり1次いで氷酢酸の如き酸の添加によって沈殿さ れ得る。その沈殿物は、回収、洗浄そして乾燥され得る。
次の例において、上記の合成法を用いるd、L−及び1、L −/ 0−エチル −IO−デアザアミノグチリンの製造を記載する。
元素分析社1ガルプライス・うがラタリーズ(Ga1braith Labor atories ) 、ノクスビイレ(Knoxvllle ) sティー・エ ヌ(TN)から得られた。
’HNMRスペクトルは、バリア 7 (Variam ) EM3AOAスペ クトロメーター又はジエオル(JEOL ) FX90Qスペクトロメーターで 測定された。質量スペクト〃は、LKBtoooGC−MSスペクトロメーター で測定された。
1iR[スペクトルは、)ぐ−キンーエルマー(Perkin −E1m@r  ) j !; 2スペクトロフオトメーターで測定された。TLCは、2!;− 0μmのシリカゲルGFがコーティングされているアナラテク(Analat@ ch ) Mのユニグレー ) (Uniplat・ )で行われた。融点は、 トマス・ツーパー・ユニメルト(Thomas Hoov*r U+a1−me lt )装置で測定された。旋光性性、パーキン−エルマー(Perkin−E 1m@r ) /ダl旋光計で測定した0Q−p−力A/ぎキシフェニル−1− ヘキセン(2)及びメチルエステA/(3)の製造 1001Llの乾燥テトラヒドロフラン中のジイソプロピルアミン(1,!;w  、 0.01.1モル)の水冷溶液に、ヘキサン中の/、6Mブチルリチウム 弘! 4 d (0,0’13モル)t−滴下しつつ添加した。その溶液を1時 間冷却し、30gのテトラヒドロフラン中のp−プロピル安息香酸(1)(よO l、0.03モル)の溶液を滴下しつつ添加し、次いでよgdのHMPA ’i 滴下しつつ添加した。
七の混合物を8囲温匿に63時間保ち、そして3081のテトラヒドロフラン中 の3. A 、? (0,03モル)のアリルブロマイドを滴下しつつ添加して 暗赤色のジアニオンの色を消失させた。溶媒を真空下で蒸発させ、残渣を水(2 001Lt)とEt20 (ジエチルエーテk>C!;θd)に分配させた。そ の水浴液を、追加的量のEt 20でコ回洗浄した後、バーMCIで酸性にして 生成@(2)を沈殿させた。その混合物を各501部のCMCI、で3回抽出し 、乾燥しく MgSO4)そして蒸発させて109の粗生成物(2) (HMP Aを含有する。)を得た・。
この物質金属ちに、M@OH(メタノ−/I/)中lAS憾HCI100MIと ともに室温にてダニ時間かくはんすることによってエステル化した。溶媒を真空 下で除去し1残渣をioowocncx、中に採取し、そして2gt。
飽和Nal’1CO3で洗浄した。CHCl、を蒸発させ、残渣をlOθdのペ ンタン中に溶解させた。その溶液を水(Jjm)で洗浄し、MgSO4上で乾燥 し、そして蒸発させて4t、 t # (t 3% )のメチルエステル(3) 即hp−ヘキセニルーメチルベンゾエートを液体として得fC:TLC(CHC l、−M令OH9: / ;シリカブ、A/) R7O,qO:NMR(CDC I、 )δ0.IO(,7H,t、CH,)、/、70(2H。
me CHzCHs ) 、2.!; 0 (j He ” sアリル及びベン ジルのH)、3.90(J Hs m s 0CHs )、よ0(3H−msオ レフィン)、つ−コ !; (2H,1,3’J’−Ar) 、 g、00 ( 2に1.a、2’、ls’−Ar ) 6 エステル(3)の一部をケン化しく70%NaOH−MeOH。
/:?)、遊離した酸(2)を分取TI、C(シリカダル。
CHC)3−MeOH9: / )によってa製してガム様の(2)の分析試料 を得た。
計31L値(チ) C7仏g R7,デフ笑測値(チ) C71A9 HJ’、 /ダm+段r4:3−P−カルがメトキシフェニルバレリン酸(4)の製造 ?90dのアセトン中(DP−へキ七ニル−メチルベンゾエート(3〕(2/、  0 # 、 0.0?6七〃)の溶液を氷で冷却し、そして/、コSlのRu O2水和物を含有する水660d中のNal0n (/ (7J j’ −Q  Q 1モル)の冷溶液を添加して多量の(c@pious )薄縁色の沈殿物を 生成させた。その混合物を、冷却下で10分間そして室温にて更11c20分間 かく扛んした。この混合物を七うイト/中ツドで一過し、次いで60sア七トン で洗浄した。ろ液を1OILlのイソグレビルアルコールで処理シ、室温に10 分間保ち、セしてNaC1で飽和させた6その混合物を各soow部のCHCl 、で3回抽出し、200dのプライン(塩水)で洗浄し、そして500dの/、 !; N −NH4OHで抽出した。NH4OH抽出物をfiHclで酸性KL 、各ioom部のCMCI、で3回抽出した。
MgSO4上で乾燥後、CHCl、を蒸発させて/7.!;11(77チ)のラ セミ生成物(4)を褐色の部分的結晶性のシロップとして得た: NMR(CD Cl、) J O,tコ(J H−t e CH3)、3、90 (,7H,f i 、 −0CR,)、7.33 (AH、a 、 、?’、j’−Ar)、f f、 / 0 (JH、d 、 2%&’−Ar ) 。このラセミ体(2)酸 t、 下記に記載のように16−又はl−α−メチルベンジルアミンとの塩とし てd−及びl−異性体に分離した。
(4)トロ−α−メチルベンジルアミンとの塩をイングロックノールからクロ結 晶化させて、融点163〜766℃の白色結晶を得た。分析C21H27N04  (Ce He N )。
/N−HClとCHCl 、に分配させることによって防除のd−酸を遊離させ て・〔α〕。+227°(CMCI3)のガムを得た。
/回目の結晶化からの母液を蒸発させ−そして上記のように遊離酸を遊離させた 。当量の1−α−メチルペンヅルアミンからつくられた塩をイングレパノールか ら2回結晶化させて、融点/4+〜/65℃の白色結晶を得た。この遊離l−酸 は、〔α)、−,1,/’の旋光Kを示した。
/−クロロ−弘−p−カルデメトキシフェニル−2−ヘキサノン(7)の製造 3g1lLlの5OC12を含有する30gのベンゼン中のラセミ体の酸(4ン (又は(4)のd−又はl−異性体)(よヲ1.0.02!;モル)の溶液を還 流下で1時間加熱した。
溶媒を真空下で除去し、残留する酸塩化物を2011のEt20 (ジエチルエ ーテル)中に溶解させた。その溶液を、ジアゾメタン(22,1,,9のニトロ ソメチル尿素から得た。)のエーテル溶液に0〜5℃にて滴下しつつ添加した。
その初期のジアゾケトンの黄色溶液をガス状のHCIで30分間処理し、そして /3!;ILIの氷水中に注いだ。Et20相を分離し、冷たい0− !; N  −N a 2 Co 5(2jxり、H20(,2,tILt)で洗浄し・、 そしてMgSO4上で乾燥させた。溶媒を蒸発させてSより1Cggチ)の黄色 油を得7’n : TLC(シリカゲル、 CHCl5−M*OH弘0:/’) RIO,り5単一スポット;高化(CDCI、)2 q7 (,2I(、m、  −C)12C=O) 、3.20 (/H,m、 Ar−CH)、3.90(3 H,I、OCR,)、3.9!;CコHp s e CH2Cl )、7.30  (,2)I、d、3’#、!’−ArH) 、!、/ 0 (2H,d、2’ 、乙!−(4)の光学的に分割されたd−及びl−異性体を、当該クロロメチル ケトンの製造について記載したのと同じプロセスに付し、そしてその後のすべて の工程は下記に記載の如く行った。物理的性質及びクロマトグラフの特性は、特 記しているもの以外は、ラセミ体の対応物のものと等しかった。
第g段階:l−アヅドーグーp−カルボメトキシフェニルーコーヘキサノン(8 )の製造 クロロメチルケトン(7)(より11,0.022モ/l/)、/ 0. g  9(0,/ Aモル)のNaN s及びigo笥!のg0チMeOH(メタノー ル)の混合物を、室温にて20時間かくはんした。M@OHの蒸発後、その水性 残渣をH20で1001fLlに希釈し、そして各sow部のCHC1、で3回 抽出した。そのCMCI、を乾燥しく Mg5O4)そして蒸発させて、よ、r g(デ/チ)の黄色油(8)を得た: TLC(シリカゲル、 CHCl3−C 6H6/ : / ) Rfo、 30単一スボツ ト ; I Ra++−’  !/ 0!; (−N3) ; NMR(CDCl 3 ) δ o、g。
(コH,m # CH2C=O) * 3. / !r (/Hem e Ar −CH) t 3.77(−2He I # CH2N3 ) 、 3. q  o (J He 易 、 OCH3) 、 7.30(,2H,d 、、?’、 5’−ArH) 、Ir、 0 !r (2H,d 、−2’eA’−ArH)  。
第9段階:/−アミノ−弘−p−カル〆メトキシフェニルーコーへキサノンピク レー) (9)の製造アンド(8)(よ!r01,0.02モ/L/) 、3. 0 !; N(0,03’7モル)の/、2N−MCI、/、ざgiのIぐラジ ウムブラック(パラジウム黒)及び1ooyiのEtOH(エタノール)の混合 物を、H2の雰囲気下で6時間かくはんした。触媒を濾過によって除去し、そし てF液を真空下で蒸発させて黄色の泡状物(よ61)を得た。この残渣を、50 gのH20で処理しそして均質になるまでかくはんした。その水性の上澄み液を 不溶性のガムからデカントし、そして2751のH20中のピクリン酸(よ01 1)の温浴液にかくはんしながら添加した◇黄色の結晶性沈殿物(9)を集め、 H20で洗浄し、そして乾燥して乙、70ji(70チ)の融点/lグ〜/l’ 、!−℃の物質を得た。EtOH(エタノール)からの再結晶により、融点/6 2〜/63℃の分析試料を得た。分析C2゜H22N40.。(C,H,N)。
融点/2り〜/、3/℃の(9)のd−異性体。両爪/2S〜730℃の(9) の1−異性体。
第10段階:l−アミノ−F−p−力/1/コメトキシフェニルーコーヘキサノ ンセミカルパゾンビクレートαqの製造 アミノケトンビクレート(9) (t、グ1,0./3.3モル)、セミカルバ ジド塩酸塩(,2,乙1,0.023モ/I/)及びl?01R1の70%Et OH(エタノール)の混合物を1室温にて90時間かくはんした。その固体を集 めそして70チEtOHで洗浄し、またF液を蒸発させそして7Sdの70チE tOH中/、 2 ’7 Fのセミカルバジド塩酸塩と同様に反応させて融点コ θ0〜20/℃の0.7 A #の黄色結晶翰を得た。上記の初めの固体を、2 2!x+lの温EtOHで処理し、そして不溶性の部分を集めて2.471の融 点796〜/?7℃の物質を得た。母液を一緒にし、−緒にされた母液を蒸発さ せ、そしてA/dの7QチEtOH中O0ざ4t1のセミカルバジド塩酸塩で再 処理して融点20θ〜20/℃の1.1.AlF)αqを更に得た。頭の合計収 1ii−よθデl(り/チ)。
分析C2,H25N70.。(c e H# N )。
融点/96〜/デフ℃の09のd−異性体、融点lゾロ〜/デg、 、t ℃の 09の1−異性体。
これらのピクレート塩を7 、li−S EtOH中10倍過剰のダウエクス( DOW@)! ) 2(Xg )塩化vIJ樹脂とともにかくはんした後、F遇 しそして溶媒を蒸発させた場合、それぞれの塩酸塩が、融点/ざ7〜/デ1℃の (IQ・HCIの白色結晶として定量的収量で得られた。
第1/段階:/−(J−弘′−ジアミノーy−ニトロ−6′−ピリミジニル)− アミノーダーp−カルがメトキシフェニルーコーヘキサノントリフルオロアセテ ートα乃の製造 EtOH(エタノール)(A?Ht)中のナトリウムエトキシド(2/ 9M9 .0.0096;グラム原子のNaから得た。)の溶液に、 3.3 F (0 ,009!iモル)のセミカルバゾン塩酸塩CLOを添加した。その混合物を室 温にて30分間かくはんし1そして真空下で蒸発乾固させた。
その残渣を170MIC)乾燥DMF中に採取し、そして1、ざ’ttt(o、 oiモ、A/)の2.弘−ジアミノ−5−二トロー6−クロロピリミジン及び7 .2 A Ml(0,009!;モ/I/)の8−コリジンで処理した。その混 合物を90〜lOO℃にて30分間かく祉んし、そして真空下で蒸発させた。そ の残渣を2231tlの氷水とともにかくはんし、黄色の固体セミカルバゾン中 間体を集め、そして乾燥して2.3696物質を得た。
この物質をグgdのデθチドリフルオロ酢醗とともに1g時間かくはんし、そし て溶媒を真空下で除去した。その残渣を501の水で処理し、声を/!r% K 2Co。
でよデに調整した。その混合物をlS分間かくはんし、水で洗浄した。その固体 をlOQMtの熱コーメトキシエタノールに採取し、不溶性の物質を濾過によっ て除去し1次いでそのろ液を蒸発させて2りOgの物質を得た。この物質をSm lの2−メトキシエタノール中に再溶解させ、そして909のべ一カー・フラッ シュ・クロマトグラフィ(Bak@r F1a5h Chromatograp hy )シリカゲルのカラムに適用した。該カラムをCHC1,で予備溶離し1 そして生成物を93=7のCHCl3−M@OHで除去して/、 / / #  (弘ダチ)の泡状固体aやを得た・その一部を分析のためSO憾EtoH−Et 20 (エタノール−ジエチルエーテル)から結晶化させた。融点73℃。
NMR(CDCl、 )δ0. f O(3H,t 、 CH3)、/、’7. t(,2H。
(/ He rn −Ar −CH) 、! ? 、O(J H* s −0C Hs ) 、4!−j (7(2H、d 、 −NHCH2C=O)、t、!; 0 (Ja*m*Nn2)、7.3!; (2H,rn、3’、!r’−ArH )s 1.0!; (,2H,d、2’tA’−ArH)、?、 00 (2H ,m、NH2)、ggO(/n、t。
NHCH2)。分析Cl8H22N405・グCF、C00H−優H20(C, H。
N、F)。
第72段階:メチル2.クージアミノ−弘−rツキシーlQ−エチル−70−戸 アブ!テロエート(6) 3311のHOAe (酢酸)中の1.!;21(α0031そル)のニトロケ トン(ロ)の溶液を90〜10OCI/Cてかくはんする一方、Zn末<i、s i>を3o分かけて滴下しつつ添加した。その混合物を90〜100℃にて更に 75分間かく扛んし、室温に冷却しそして濾過した。
そのヂ滓を/71LlのSOチHOAeで洗浄し、そしてろ液と洗液を一緒にし て/、3dの301 K20.で処理した。
1時間後、溶媒を真空下で除去しそして残渣を6!rM!のK20で処理した。
声を濃厚NH4OHでgK調整し、そしてその混合物を一夜かくはんした。沈殿 物を集め、K20で充分圧洗浄し、そして乾燥して/、 / / 、9 (ざ3 憾)の淡黄色の結晶(2)を得た: TLC(CHCl、−M・OH?:/)紫 外線単−x f! y )、RfO,’I O; NMR(DMSO−da)  ao、7g (3H,t、CH,)、/、 7 (7(−2H* m e CH 2CH3) s3、20 (3H,m、c−9,/(7H) 、3. g !; ’ (3H,I 、OCR,)、t−70(−2H−m −NH2)、’7−  J J (2H−d * 3’e?−ArH) 、’7− 6 () (−2H e rn −NH2) 、7. g 3 (2H、a 、!’s6’−ArH) 、21 J 7 (/ Hs s −C−7H)。分析Cl8H2゜N60□・ ゴu2o (c 。
エチル−7θ−デアデジテロイン酸(至)の製造 31、Mlのツーメトキシエタノール中の/、 / 711のジアミノエステ/ L102Jの溶液を100℃に加温し、そして2.7/M!のlOチNaOHを 添加した。加熱をlS分間続行し〜そして溶媒を真空下で蒸発させた。残渣を3 5d (D K20中に溶Mさせ、濃厚HClテp)(5〜乙に調整した。沈殿 物を集め、K20及びEtOH(エタノール)で洗浄し、そして乾燥して0.9 01(ざQチ)の淡黄色の結晶(至)を得た: )IPLC(C,、&ンダ/4 り(Bondapak )逆相、 M@0H−0−/MKHzPO4CPH6, 7) / : 3 ) ? gチ純度。
p13で23!rnrn−2!;!j;nm及び370 nmにて紫外線極大;  NMR(M@2so−d6)δ0.7ダ(3H,t、CH,)、t、j 6( −2H* I # NH2)、7.3 / (2H* d e j’tj’−A rH)、7、 !; 0 (JH# br 、 I 、NH2)、7. g O (、,2H,d 、 2’d、’−ArH) 1g、 J ’I (/He l  e C−7H) 6 HPLCs UV及びNMRは、以前に報告された(至 )について測定されたもの(「デミo −(DeGrav ) 、ブラウン(B rown ) 、タガワ(Tagmwa ) 、キスリウク(K1m1ltxk  ) 、ガーモント(Gaumont )及びシロトナク(51rotnak  ) 、 −ジエイ・酸(2)とジエチルL−グルタメートとを結合させそして中 間体のエステルα→をケン化して分割されたd、L −/227(/9ざ2)」 に記載の処理操作で行った。
d、L−及び1.L−フルキル−1o−y’アゾアミノグチリンは、それ自体で あるい扛製薬的罠許容可能な希釈剤又は担体と一緒にして投与され得る。従って 、本発明扛また、製薬的に許容可能な無毒の不活性な担体又は希釈剤とともに7 投与ユニツト当たり0.l■ないし約3QOダのd、L−又扛1#L −/ 0 −フルキル−10−デアザアミノグチリン又社それらのラセミ混合物を含む投与 ユニット形態の製薬組成物を提供する。
d、L−又は1.L −/ 0−アルキル−10−デアザアミノプテリン又はそ れらのラセミ混合物り、そのまま又Fi酸付加塩の形態で用いられ得る。これら の塩は、10−デアザアミノプテリン分子の1個又はそれ以上の遊離NH2基に よって形成される。
酸付加塩は好ましくは、無機酸例えば塩化水素酸、臭化水素酸1硝酸、硫酸及び リン酸との塩並びに有機酸例えば有機カルデン酸(例えば1グリコール酸、マレ イン酸、ヒドロキシマレイン酸1リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、サリチル酸、O −7セチルオキシ安息香酸、ニコチン酸及びイソニコチン酸)及び有機スルホン 酸(例工は、エタンスルホン酸、エタンスルホン酸、−一ヒドロキシエタンスy ホン酸、トルエン−p−スルホン酸及びナフタリンーコースルホン酸)との塩の 如き、適当な酸との製薬的に許容可能な無毒の付加塩である。
酸付加塩は、公知の方法に従い、例えは、金属の水酸化物又はアルコキシド例え ばアルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物(例えば、水酸化リチウム、水 酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は水酸化カルシウム)あるいは金属炭酸塩例 えはアルカリ金属又はアルカリ土類金属の炭酸塩又は酸性炭酸塩(例えば、ナト リウム、カリウム又はカルシウムの炭酸塩又社駿性炭酸塩)あるいはアンモニア あるいはヒドロキシルイオン交換樹脂あるいは任意の他の適当な試薬の如き塩基 で処理することにより、遊離化合物に変換され得る。
酸付加塩はまた公知の方法に従い別の酸付加塩に変換され得〜例えば、無機酸と の塩は、生じる無機塩が不溶性でありかくして反応媒質から除去されるところの 適当な希釈剤中で酸の金属塩例えばナトリウム塩1バリウム塩又は銀塩で処理さ れ得る。酸付加塩はまfc1アニオン交換調製物での処理によって別の酸付加塩 に変換され得る。
d、L−又UI、L−10−7#キA/−/θ−デアザアミノプテリン又はこれ らのラセミ混合物あるいはそれらの塩は、経口及び非経口(静脈内、腹膜内)皮 下及び筋肉内)投与を含めて利用可能な経路により動物に投与され得る。投与量 は、白血病又は腹水腫瘍又はリューマチ性関節炎を快方させるのに充分な量であ り1そして白血病又はリューマチ性関節炎のタイプ、動物の種及び動物の体憲に 左右される。例えは〜ヒトの投与では、/日当たり約0./W/に&ないし約! ?001Q/に9の範囲内o d、L −又はl、L−10−工’j−IW−1 0−f”アザアミノグチリン又はそれらのラセミ混合物の投与量で充分であるは ずでおる。該範囲のうちj 00W/に9に近づく比較的高い部分の範囲での投 与量は普通、毒性を低減させるためにロイコボラン(ジー5−ホルミルテトラヒ ドロ集酸塩)とともに投与される。下等試験動物の治療において、同様な投与量 範囲で治療効果がある。投与量の上限は毒性的な副作用によって課せられ、ヒト を含めて治療されるべき動物に対して試行錯誤によって決定され得る。
投与を容易にするために、d、L−又は1,1.− / 0−アルキル−/θ− デアプアミノグテリン又はこれらのラセミ混合物あるいはそれらの塩は、組成物 の形態で好ましくは投与ユニットの形態で与えられ得る。化合物それ自体で投与 され得るけれども、普通、化合物を希釈しかつ取扱いを容易にするところの製薬 的に許容可能な担体とともに投与される。「製薬的に許容可能な」という用語は 、担体(並びに、生じる組成物)が無菌で無毒であるということを意味する。
担体又は希釈剤は、固体、半固体又は液体であり得、d、L−又は1#L −/  0−フルキル−10−−7’アゾアミノプテリン又はそれらのラセミ混合物用 のベヒクル、賦形剤又は媒質として働き得る。希釈剤及び担体の例ニハ、ラクト ース17′キストロース、シュクロース、ソルビット、マンニット、デンプン、 アラビアコ9ム、リン酸カルシウム、鉱油、ココア胆、テオプロマ油、アルギン 酸塩、トラガカント1ゼラチ/、シロップ、。
メチルセルロース、ポリオキシエチレンンルピタンモノラウレート、メチル−及 びグレピルーヒドロキシペンゾエート、タルク、マグネシウムステアレートがあ る。
取扱い上の便宜のため、d、L−又は1.L −/ 0−アルキ#−10−デア ザアミノプテリン又はそれらのラセミ混合物と担体又は希釈剤は、特に投与ユニ ットで用いるために意図されている場合、カプセル、サツシェ1カツシエ、ゼラ チン、紙又は他の容器中に刺入又はカプセル化され得る。投与ユニツ)Fi、例 えはタブレット、カプセル、座薬又はカッシュの形態をとり得るO 次の例は、各組成物において10−エチル化合物を例にとり、d、L−又はxe L−10−フルキル−10−デアザアミノプテリン又はこれらのラセミ混合物あ るいはそれらの塩が種々の形態の投与ユニットで調製され得ることを説明するも のである。
例/ d、L−又扛x、L−10−エチルー70−rアザアミノグデリン又はそれらの ラセミ混合物 15 ラクトース g6 コーンスターチ(乾燥したもの)4tよSゼラチン 25 マダネシウムステアレート/、O d、L−又は1.L−/ 0〜エチル−1o−y”アザアミノグチリン又はそれ らのラセミ混合物が粉末状にされ、メツシュふるいに通され1そしてラクトース 及び30■のコーンスターチ(両方とも、ふるいに通した。)と充分に混合され る。
それらの混合された粉末社−温ゼラチン溶液(ゼラチンを水中でかく社んかつ加 熱して/ 0 僑W/w溶液をりくることにより調製される。)で塊にされる。
この塊はふるいく通して顆粒状和され、そしてそれらの湿った顆粒は弘θ℃にて 乾燥される。
これらの乾燥された顆粒はふるいに通して再顆粒化され、そして残部のスターチ 及びマグネシウムステアレートが添加されそして充分に混合される。
それらの顆粒社圧縮されて、各重量isowのタブレットをつくる。
例コ d、L−又al、L−10−エチに−10−y’アゾアミノグチリン又はそれら のラセミ混合物 100ラクトース 39 コーンスターチ(乾燥されたもの)SOゼラチン 41.0 調製方法は、60■のスターチが顆粒化法に及び20M9がタブレット化中に用 いられる以外は例1の方法と同一である。
例3 d、L−又はl、し40−エチル−1O−デアザアミノグチリン又祉それらのう 七ミ混合物 コ50ラクトース 1SQ a、L−又は1.L −/ 0−エチル−1o−デアずアミノグチリン又はそれ らのラセミ混合物及びラクトースがふるいに通され1そしてそれらの粉末は1適 当なサイズの硬ゼラチンカプセル中に充填する前に一緒に充分に混合されて、各 カプセルが弘OO■の混合粉末を含有するようKされる。
例ダ a、L−又はl、L−10−エチyv−10−デアデアミノプテリン又はそれら のラセミ混合物 SOテオプロマ油 930 d、L−又は1.L −/ 0−エチル−7O−デアデアミノプテリン又扛それ らのラセミ混合物が粉末状にされ、ふるいに通されそして溶融テオプロマ油とと もにダ5℃にてすり砕いて、よくまざった懸濁物にする。
この混合物は充分にかくはんされ、そして公称/1容量の各モールド中に注がれ て座薬をつくる。
例S d、L−又はl、L−10−工ff1−y’アザアミノプテリン又はそれらのラ セミ混合物 100ラクトース ダ00 d、L−又は1.L −/ 0−エチル−IO−デアザアミノブチリ/又はそれ らのラセミ混合物がメツシュふるいに通さn1前もってふるいに通されたラクト ースと混合されそして適当なサイズのカツシュ中に充填して一各カツシエがSQ Q■を含有するようにする0例6 筋肉内注射 (水性ベヒクル中の無lIR濁液) ダd、L−又は1#L−/□−エチルー1 0−デアデアミノプテリン又はそれらのラセミ混合物 10クエン酸ナトリウム  よ7 ナトリウムカA/〆キシメチルセルロース(低粘性等級) 、!、(7 メチルパラーヒドロキシペンゾエート i、sプロピル−臂う−ヒドロキシペン ゾエー) 0.2i、oM!rcするための注射用の水 側7 d、L−又は]、]L−10−エチA〜lθ−デアデアミノプテリン又それらの ラセミ混合物、塩酸付加塩 /Sクエ/酸ナトリウム よ7 ナトリウムカ/L/キキシメチルセルロース(低粘性等級) ユ0 メチルノ9ラーヒドロキシペンゾエート 1.5グロビル/4ラーヒドロキシペ ンゾエート0.2デグロ−(D・Gray )等の「ジエイ・メト・ケムされて いる試験操作に従い、IQ−エチル−/θ−rアザアミノ!テリンのd、L型及 び1.L型についてL/210細胞における生化学的性質及び輸送性質が、メト トレキセートと比較して測定された。それらの結果を表1に示す。
表1 1、L−10−メチ、シ 3./7 /、1g /、デ0 0.21.7a、’ x、−10−メチル 久2ダ 0.Ag 1.9/ 0.コSg1、L−10− エチル 1.2.ダ0 /、!;2 /、62 0.2ダ?a、L−10−エチ ル 3.9J O,ダ3 1.!;g αコ53対照(11!Tx ) 帽12  2.lIg よ61 αコ13/)3〜6回の試験の平均、SE/11未満。
2)「ジエイ◆メト・ケム(J、 Mad、 Ch@w、) 2 !; e/2 27(19g2)」の方法参照0 3)「エフ・シロトナク(F、 5irotnak )等、パイオケムψファー マセオル(B1oeh@m、 Pharmae*o1.) *2g、2993( /979)J参照。
ジアステレオマーはすべて、L/210の輸送タン/9り質に対して同様な親和 性を示した。ミバエリス定数(K、=)の値は、IO−メチルジアステレオマー の場合的/、9X10− Mであt)、io−メチルジアステレオマーの場合的 /、Ax10− Mであった。ジアステレオマーはすべて、よAX#7−MのM TXよシかなり強い親和性及びう七ミ体について以前に観察されたのと同様な比 率を有していた。同様に、流出速夏定数(k)はSMTXを含めてすべての化合 物についてほとんど同じであった。
L/210から得られるジヒドロ葉酸還元酵素の阻害については、d、L−及び 1.L−ジアステレオマー型の10−エチy−io−rアザアミノプテリンは互 いに又はMTXと有意的に異なっておら2ず13〜y−xio−12の範囲のK l値を有していた。しかしながら、10−エチル−IO−デアザアミノグチリン の1.L−異性体とd、L−異性体の間には3倍の差があり、後者はまたMTX に近かった。3の係数の差V!、またL/210細胞に対する生育阻害において 反映され、1.L−異性体はd、L−異性体の3分の/しか効能がなかった。生 育阻害において、10−メチルのd、L−異性体と1.L−異性体との間には有 意的な差はなかった。
葉酸塩依存性の細菌であるストレプトコッカス・ファエシウム(5trepto coccus fa*eium )及びラクトパシルス・カゼイ(’Laeto baeillus camel )の生育を阻害する能力に関して、並びにラク トパシルス・カゼイ及びニワトリの肝臓から得たジヒドロ葉酸還元酵素に対する 阻害効能(IC5o)のデータに関して、IO=エチル−10−デアザアミノグ チリンのd、L−及び1.L−シアステレオマ−及びラセミ混合物について並び にこれらの化合物の71g−ジヒドロ及び!;、A、7.g−テトラヒドロ形に ついて表■に記載する。
表 ■ m’mo、、vtyhri**omvi ”1、L 12 02j 3g 22 d 、 L 3.タ o、、2タ /4! 19ラセミ混合物 、2.7 o、 、2t 22 λ07J−ジヒ)’o 1.L /、/ 0.Il=! /20  307、ど−六bv d、L/、t O,027,2626対H(MTX)  0.lA O,013IO/り1)[シエイ・メト・ケム(J、Med、Che m)4’/ 、Aタタ(lり7乙)」参照。
2)葉酸塩濃度=/ng/ゴ。
3)L、カゼイから得た酵素。
リニワトリの肝臓から得た酵素。
5)化合物はすべて、これらの細菌のMTX耐性菌株に対して弱い阻害剤又は不 活性であった。
6)紫外線 pH7,4tにて2り2om及びJj4’n m r N * 2  S 204で還元される。
7)紫外線 PI−17,gにて!りAnm 、H2−P L02で還元される 。
S、ファエシウム(ストレプトコッカス・ファエシウム)に対して、l、L−異 性体はd、L−異性体よりわずかに効能が大きかった。ジヒドロ形への還元によ シ効能は増大し、このことは化合物の間で相違が認められなかった。テトラヒド ロ誘導体への更なる還元によシ阻害効能は充分に芳香族な基質について見られる 範囲にもどったが、1.L−異性体とd、L−異性体の関係は逆になってd、L −異性体はこの場合1.L−異性体よりわずかに効能が太きかった。L、カゼイ (ラクトパシルス・カゼイ)においては、化合物は大きさのオーダで一層活性で あった。この場合もまた、未還元阻害剤の間でほとんど相違が認められなかった 。しかしながら、ジヒドロd、L−異性体は前駆体よう約11倍活性が大きく、 また対応するジヒドロ1.L−異性体より4倍活性が大きかった。テトラヒドロ への更なる還元によシ活性は低減したが、d、L−異性体の優越性は維持された 。
L、カゼイ及びニワトリの肝臓から得たジヒドロ葉酸還元酵素の阻害は、異性体 及びメ))レキセード対照間でかなり似ていた。L、カゼイ酵素に対してd、L −異性体は1.L−異性体よシおおよそ3倍効能が大きかった、ということが顕 著な相違である。還元により効能は低減したが、d、L系においてわずかしか低 減しなかった。酵素又は全体の細胞の阻害を含むすべての場合において、ラセミ 混合物は、分割されたd、L−及び1、L−ジアステレオマーの場合の値の中間 であった。
lO−エチル−10−デアザアミノプテリンのd、L −及び1.L−異性体及 びラセミ混合物について、マウスにおけるLirio白血病に対して生体内評価 も行った。
水酸化ナトリウム(0,/ Nのもの0..2 d )を、!ダのlO−エチル −10−デアザアミノグチリン異性体即ちd、L−又は1.L−異性体又はそれ らのラセミ混合物に添加した。次いで、蒸留水を添加し、−を70に調整し、そ してその溶液を次いで蒸留水で希釈して10ゴにした。得られた溶液及びその希 釈液を、LI210白血病のBD(、?)P1雌マウス(エイ・アール・シュミ ド(A、R,Schmld) 、 マディソン(Madlmon) 、ライス( Wig))K腹膜内注射によって0. / 11Ltのアリコートにて投与しし てから開始し、1日に1回、/週間に3回(月曜日、水曜日、金曜日)行った。
治療は、動物(即ち、マウス)が死ぬまで続行した。
比較のためかつ対照として、L1210白血病のBD(j)F1雌マウスを用い て正確に同じ試験条件下で10− f”アザアミノプテリンの代わシにメトトレ キセー) (MTX)を投与する平行系列試験を同時に行った。
試験の操作並びにL/210白血病の維持及び移植は、「ディー・ジエイH/S ツチンソン(D、J、 Hutchinson) pディー・シー・ロビンソン (D、C,Robingon) 、 fイー・マーチン(D、 Martin  ) +オー・エル・イッテンソーン(0,L、 Itt*n5ohn)及びディ レンベルグ(Dillenb*rg)。
1ジヤーナル・カンナ・レス(Journal Cancer Ra@、)’。
22.67〜72(15>/;2)Jの方法に従う。IO−デアザアミノプテリ ン異性体即ちd、L−又は1.L−異性体又はラセミ混合物の抗白血病活性が、 最大許容レベルまで0種々の投与量にて得られた平均寿命の増大(未処置の対照 と比べたときの平均寿命の増大)について、メトトレキセートに対して評価され た。種々の投与量の寡性が、腫瘍の徴候を伴わないが体重減少及び終局的な死が 起こった程度によシ評価された。それらのデータを表■に示す。
表■ マウスのL/、2/θ白血病に対する抗腫瘍活性対照 −6Δ 0 0/j O /J− d、L タ lO±/、7 +/77 ω侶 θ/612 1’?、ざ=h2J  +/9タ 0/タ 3/りIt 17.j±/、j >+lAj //9 j /り、2弘 10±0 +# 0/3 3/31、L IL2 /JニアfOj  +I31 0/3 θ/3/J’ 17J±0.7 +tA3 0/9 0/ ?211− /’?、0±/、0 +lI7 0/タ θ/り3.21ざj:I 22+l♂/ 0/l、 //lラセミ 混、。 タ / jJ±0.乙 +133 0/10 υ/1012 1t、7 ±0.7 +lj3 0/10 θ/lθ/I /93±OK +193 0/ 10 0/102≠ 、203±Aり>+207 2/10 2/103216 ρ±/、/ +A7 0/10 /θ/10MTX 9 /よ7±0.’l−十 / 37 θ/10 0/1012 /!J±0.7 +1lA7 0/10  1/101了 l弘j±1.1. +/19 0/10 Allθ211− ! &士/、/ +4tA O/10 /θ/101) 106細胞の移植の初期点 (ip)後2μ時間してから皮下(3c)に投与された(Q 、2 DXt ’ )薬。
上記のデータは、試験化合物の間で百分車による寿命の増大に有意的な相違がな いということを示している。しかしながら、それらの結果は明らかに、1.L− 異性体がd、L−異性体のおおよそ2分のlの毒性であることを示している。
一般に、表I%■及び■のデータは、d、L−異性体が種々の試験管内評価にお いて1.L−異性体よりも一般に阻害性であり得るということを示している。1 0−エチル−IO−デアザアミノプテリンの等量のジアステレオマー混合物即ち ラセミ混合物の継続的使用は許容され得るが、d、L−異性体の使用は、同程度 の効果を得るのく比較的少量の投与量が所望される場合好まれる。一方、l、L −異性体の比較的低い毒性にかんがみ、この異性体はd、L−異性体よシ多い投 与量で投与され得て効果の増大がもたらされる。
国際調査報告 1m#”uln+jl Ae#’li+、@+ 1111 pc’r/ビs 8 6/L125+3ANNEX To ! INTER,’JATIONAL 5 EARCHREPORT 0NThe European Patent 0f fice is in no way 1iable for thesepa rticulars which are merely given for  the purpose ofinformation。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1及びR2は両方と、水素及び1ないし約8個の炭素原子を有するア ルキルからなる群から選はれ、かつR1は22と異なつており、しかもR1及び R2の少なくとも一方はアルキルである。)の10−アルキル−10−デアザア ミノプテリン化合物の分割されたd,L−及び1,L−ジアステレオマ−。 2.R1及びR2の一方がアルキルであり、他方が水素である、請求の範囲第1 項に記載の10−アルキル−10−デアずアミノプテリン化合物り分割されたd ,L−及び1,L−ジアステレオマ−。 3.アルキルがエチルである、請求の範囲第2項に記載の10−アルキル−10 −デアザアミノプテリン化合物の分割されたd,L−及び1,L−ジアステレオ マ4.アルキルがメチルである、請求の範囲第2項に記載の10−アルキル−1 0−デアザアミノプテリン化合物の分割されたd,L−及び1,L−ジアステレ オマ5.R1及びR2の両方が異なつたアルキルである、請求の範囲第1項に記 載の10−デアザアミノプテリン化合物。 6.d,L−10−エチル−10−デアずアミノプテリン。 7.1,L−10−エチル−10−デアずアミノプテリン。 8.白血病又は腹水腫瘍を治療するための投与量ユニツトの形態の製薬組成物で あつて、白血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な、投与量ユニツト 当たり約0.1〜約5001mgの範囲の量のd,L−10−エチル−10−デ アザアミノプテリンを、製薬的に許容可能な無毒の担体又は希釈剤とともに含ん でなる上記製薬組成物。 9.d,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能な 酸付加塩の形態にある、請求の範囲第8項に記載り製薬組成物。 10.白血病又は腹水腫瘍を治療するためのタブレツト形態の製薬組成物であつ て、白血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な、タブレツト当たり約 0.1〜約500mgの範囲の量のd,L−10−エチル−10−デアザアミノ プテリンを、製薬的に許容可能な無毒の担体又は希釈剤とともに含んでなる上記 製薬組成物。 11.d,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能 た酸付加塩の形態にある、請求の範囲第10項に記載の製薬組成物。 12.白血病又は腹水腫瘍を治療するためのカプセル形態の製薬組成物であつて 、白血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な、カプセル当たり0.1 〜約500mgの範囲の量のd′L−10−エチル−10−デアザアミノプテリ ンを、製薬的に許容可能な無毒の不活性な担体又は希釈剤とともに含んでなる上 記製薬組成物。 13.d,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能 な酸付加塩の形態にある、請求の範囲第12項に記載の製薬組成物。 14.白血病又は腹水腫瘍を治療するための座薬形態の製薬組成物であつて、白 血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な、座薬当たり約0.1〜約5 00mgの範囲の量のd,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンを、 製薬的に許容可能な無毒の不活性な担体又は希釈剤とともに含んでなる上記製薬 組成物。 15.d,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能 な酸付加塩の形態にある、請求の範囲第14項に記載の製薬組成物。 16.白血病又は腹水腫瘍を治療するためのカツシエ形態の製薬組成物てあつて 、白血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な、カツシエ当たり約0. 1〜約500mgの範囲の量のd,L−10−エチル−10−デアザアミノプテ リンを、製薬的に許容可能な無毒の不活性な担体又は希釈剤とともに含んでなる 上記製薬組成物。 17.d,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能 な酸付加塩の形態にある、請求の範囲第16項に記載の製薬組成物。 18.白血病又は腹水腫瘍を治療するための無菌の水性形態の製薬組成物てあつ て、白血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な約0.1〜約500m gの範囲の量のd,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンを、製薬的 に許容可能な無毒の無菌の不活性な水性担体又は希釈剤とともに含んでなる上記 製薬組成物。 19.d,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能 な酸付加塩の形態にある、請求の範囲第18項に記載の製薬組成物。 20.水溶液形態の、請求の範囲第18項に記載の製薬組成物。 21.水性分散体形態の、請求の範囲第18項に記載の製薬組成物。 22.白血病又は腹水腫瘍を治療するための投与量ユニツトの形態の製薬組成物 であつて、白血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な、投与量ユニツ ト当たり約0.1〜約500mgの範囲の量の1,L−10−エチル−10−デ アザアミノプテリンを、製薬的に許容可能な無毒の担体又は希釈剤とともに含ん でなる上記製薬組成物。 23.l,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能 な酸付加塩の形態にある、請求の範囲第22項に記載の製薬組成物。 24.白血病又は腹水腫瘍を治療するためのタブレツト形態の製薬組成物であつ て、白血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な、タブレツト当たり約 0.1〜約500mgの範囲の量の1,L−10−エチル−10−デアザアミノ プテリンを、製薬的に許容可能な無毒の担体又は希釈剤とともに含んでなる上記 製薬組成物。 25.1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能 な酸付加塩の形態にある、請求の範囲第24項に記載の製薬組成物。 26.白血病又は腹水腫瘍を治療するためのカプセル形態の製薬組成物であつて 、白血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な、カプセル当たり0.1 〜約500mgの範囲の量の1,L−10−エチル−10−デアずアミノプテリ ンを、製薬的に許容可能な無毒の不活性な担体又は希釈剤とともに含んでなる上 記製薬組成物。 27.1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能 な酸付加塩の形態にある、請求の範囲第26項に記載の製薬組成物。 28.白血病又は腹水腫瘍を治療するための座薬形態の製薬組成物てあつて、白 血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な、座薬当たり約0.1〜約5 00mgの範囲の量の1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンを、 製薬的に許容可能な無毒の不活性な担体又は希釈剤とともに含んでなる上記製薬 組成物。 29.1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能 な酸付加塩の形態にある、請求の範囲第28項に記載の製薬組成物。 30.白血病又は腹水腫瘍を治療するためのカツシエ形態の製薬組成物であつて 、白血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な、カツシエ当たり約0. 1〜約500mgの範囲の量の1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテ リンを、製薬的に許容可能女無毒の不活性な担体又は希釈剤とともに含んでなる 上記製薬組成物。 31.1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能 衣酸付加塩の形態にある、請求の範囲第30項に記載の製薬組成物。 32.白血病又は腹水腫瘍を治療するための無菌の水性形態の製薬組成物であつ て、白血病又は腹水腫瘍を快方させるのに治療的に有効な約0.1〜約500m gの範囲の量の1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンを、製薬的 に許容可能な無毒の無菌の不活性な水性担体又は希釈剤とともに含んでなる上記 製薬組成物。 33.1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンが製薬的に許容可能 な酸付加塩の形態にある、請求の範囲第32項に記載の製薬組成物。 34.水溶液形態の、請求の範囲第32項に記載の製薬組成物。 35.水性分散体形態の、請求の範囲第32項記載の製薬組成物。 36.白血病及び腹水腫瘍を治療する方法であつて、異常な割合の白血球又は悪 性病の他の症状を有する温血動物に、治療的かつ比較的無毒な量のd,L−10 −エチル−10−デアザアミノプテリンを投与して白血病又は腹水腫瘍を快方さ せる、ことからなる上記方法。 37.d,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンをその製薬的に許容 可能た塩として投与する、請求の範囲第36項に記載の方法。 38.d,L−10−エチル−10−デァザアミノプテリンを1日当たり約0. 1〜約500mgの範囲の量で投与する、請求の範囲第36項に記載の方法。 39.d,L−10−エチル−10−デァザアミノプテリンを不活性衣希釈剤又 は担体とともに投与する、請求の範囲第36項に記載の方法。 40.d,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンを経口的に投与する 、請求の範囲第36項に記載の方法。 41.d,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンを非経口的に投与す る、請求の範囲第36項に記載の方法。 42.白血病及び腹水腫瘍を治療する方法であつて、異常な割合の白血球又は悪 性病の他の症状を有する温血動物に、治療的かつ比較的無毒な量の1,L−10 −エテル−10−デアザアミノプテリンを投与して白血病又は腹水腫瘍を快方さ せる、ことからなる上記方法。 43.1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンをその製薬的に許容 可能な塩として投与する、請求の範囲第42項に記載の方法。 44.1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンを1日当たり約0. 1〜約500mgの範囲量の量で投与する、請求の範囲第42項に記載の方法。 45.1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンを不活性左希釈剤又 は担体とともに投与する、請求の範囲第42項に記載の方法。 46.1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンを経口的に投与する 、請求の範囲第42項に記載の方法。 47.1,L−10−エチル−10−デアザアミノプテリンを非経口的に投与す る、請求の範囲第42項に記載の方法。 48.請求の範囲第1項の10−アルキル−10−デアザアミノプテリンの分割 されたd,L−及び1′L−ジアステレオマーを製造する方法であつて、p−ア ルキル安息香酸をアリルブロマイドでアルキル化して4−p−カルボキシフエニ ル−1−アルカンを生成させ、触媒としての酸化ルテニウムの存在下で水性アセ トン中で該4−P−カルボキシフェニル−1−アルケンのオレフイン基をヨウ素 酸ナトリウムで酸化して3−p−カルボメトキシフエニルアルカン酸を生成させ 、該3−p−カルボメトキシフエニルアルカン酸をd−又は1−アルフア−メチ ルベンジルアミンと反応させて対応するd−又は1−ベンジルアミン塩を生成さ せ、d−又は1−アルフアーメチルベンジルアミン塩を再結晶しそして分離し、 その後このd−又は1−異性体を別個に次の工程に付し、即ち遊離3−p−カル ボメトキシフエニルアルカン酸カルボン酸を遊離し、この3−p−カルボメトキ シフエニルアルカン酸を対応する酸塩化物に、次いでジアゾメチルケトンにそし て次いでクロロメチルケトンに変換し、この塩化物を水性アルカノール中でアジ 化ナトリウムで置換してアジドメチルケトンを生成させ、このアジドメチルケト ンを水素添加してアミノメチルケトンを生成させ、このアミノケトンを結晶性ピ クレート塩に変換し、次いでこのピクレート塩をセミカルバジド塩酸塩との反応 によつてセミカルバゾン誘遵体に変換し、遊離塩基としてのそのセミカルバジド を当量のコリジンの存在下で2,4−ジアミノ−5−ニトロ−6−クロロピリミ ジンでアルキル化して2,4−ジアミノ−6−ピリミジニルアミノケトンを生成 させ、生じた反応生成物をアルカン酸中で亜鉛末で環化して2,4−ジアミノ− 4−デソキシ−10−アルキル−10−デアザプテロイン酸メチルエステルを生 成させ、そのデアザプテロイン酸をジエチルL−グルタメ−トと結合させ、次い でこのL−グルタメートのジエチルエステル部をケン化し、かくして10−アル キル−10−デアザアミノプテリンの分割されたd,L−及び1,L−ジアステ レオマーを生成させる、ことからなる上記方法。 49.アルキルがエチルである、請求の範囲第48項に記載の方法。 50.リューマチ性関節炎の治療方法であつて、リューマチ性関節炎を有する温 血動物に治療量り10−アルキル−10−デアザアミノプテリン化合物を没与し てリューマチ性関節炎を快方させる、ことからなる上記方法。 51.10−アルキル−10−デアザアミノプテリン化合物がd,L−異性体で ある、請求の範囲第50項に記載の方法。 52.10−アルキル−10−デアザアミノプテリン化合物が1,L−異性体で ある、請求の範囲第50項に記載の方法。 53.10−アルキル−10−デアザアミノプテリンがラセミ混合物である、請 求の範囲第50項に記載の方法。 54.10−アルキル化合物が10−エチル化合物である、請求の範囲第50項 に記載の方法。
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