JPS63501561A - H↓2sを含む酸性ガスからイオウを生産する触媒法 - Google Patents

H↓2sを含む酸性ガスからイオウを生産する触媒法

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JPS63501561A JP61505666A JP50566686A JPS63501561A JP S63501561 A JPS63501561 A JP S63501561A JP 61505666 A JP61505666 A JP 61505666A JP 50566686 A JP50566686 A JP 50566686A JP S63501561 A JPS63501561 A JP S63501561A
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ヌガイルドゥ、ジャン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 B2 Sを含む酸性ガスから イオウを生産する触媒法 本発明は、B2 Sを含む酸性ガスから、又特に容量にて25%以下のB2 S を含む酸性ガスからイオウを生産するための触媒法に関するものである。
B2 Sを含むガス、なお酸性ガスとも称せられているガスからイオウを生産す る通常のプラントでは、このガスは熱反応の段階で集められ、この段階において 1128の3分の1が、少くとも900℃に等しい温度の酸素あるいは空気の存 在下でSO2に変化される。熱反応の段階から生じたガス状反応混合物は一定量 の元素状イオウならびに分子比H2S:SO2が約2:1に等しい82 SとS O2を含んでいる。このガス状混合物は間接冷却されて、蒸気を発生させ、含ん でいるカロリーを回収できる。次にこの冷却された混合物は凝結段階に導かれ、 この段階でガス状混合物中に含まれている大部分のイオウは凝結によって分離さ れる。この段階ではなおきわめて不十分なイオウの生産をより推進するために、 イオウの凝結段階で生ずるガス状混合物は再加熱してから適切な触媒−いわゆる クラウス触媒を含む接触転化(conversion cata−1ytiqu e)の一段階あるいは複数の段階に導き、該触媒と接触してS02はB2 Sに 作用してさらに多量のイオウを形成する。接触転化最終段階で生ずる残留ガスは 焼却段階に導かれ、そこで廃棄ガスは大気中に排出される。焼卸段階に送られる 前に低温クラウス反応段階に送ることができる。この段階は並列に設置された少 くとも2つの接触転化器(eonvertssseur catalystiq ue)を有し、該転化器はSO2にたいするH2 Sの反応で形成されたイオウ が触媒上に沈着するにたりる低温のクラウス反応期と、次に先づ触媒上に沈着し たイオウを蒸発せしめるための200〜500℃の温度、さらにクラウス反応を 行なうために必要な温度まで再生された触媒を冷却するための約1fiO℃の温 度を呈する非酸化ガスの掃気による再生/冷却期とに交互的に作動を行なう。
H2Sの必要量をS02に酸化するための熱反応段階の使用は、酸性ガスのH2 S含有量が容積の約15〜20%以上、なるべくならば少くとも25%以下であ る場合にのみ可能である。酸性ガスのI(2S含有量がこの限界以下の場合は、 設備の大がかりかつ高価な改修を行なうことなしには、)12 Sの安定した燃 焼を得るための充分な温度すなわち900℃前後を維持することは不可能である 。さらに酸性ガスがCO2および/または炭水化物を含む場合は、高温の熱反応 が生じたイオウの一部をCO3とC82に変化せしめる。これら有機硫化物の形 成は厄介なことである。というのはこれら化合物が接触転化段階において一部し かイオウに変化せず、従ってイオウプラントにおけるイオウ生産の全収量を減少 せしめる結果となるからである。
H2S含量の少ないガスからのイオウの生産を可能にするため、次の提案を行な った。すなわち、熱反応段階を接触酸化段階に置き換えることからなる通常型設 備の改修であり、この接触酸化(oxydatlon catalytique )では、クラウス化学量論での)+23の酸化触媒の存在下に酸性ガスを遊離酸 素を含むガスの制御された量と接触せしめて%H2SとSO2を分子比でほぼ2 :1を含みかつイオウ元素を含む流出ガスを形成せしめる。前記流出ガスは次に 含有イオウを分離後、あらたな量のイオウを形成せしめるために接触転化段階お よび/または低温クラウス反応段階に導き、さらに通常型イオウプラントの場合 で」二連した焼却段階に導く。
低温クラウス反応段階をも含み、熱反応段階あるいは接触酸化段階型のイオウプ ラントでは、低温クラウス反応のこの段のイオウで覆われたクラウス触媒の再生 を実施する有効な方法は、掃気ガスに一定の割合の1128を組合わせることか らなっており、これによって再生触媒に幾度もの再生後でも当初の活性に近い活 性を付与することが可能となる。再生のために使用される掃気ガスは、通常はた とえば窒素あるいはイオウプラントの精製された残留ガスの一部から構成されて いる実質的に不活性のキャリヤーガスにH2Sを含むガス特にイオウプラント内 で処理された酸性ガスの適量を混合して形成されている。
本発明は、イオウ中のH2Sの接触酸化段階と低温クラウス反応の再生段階を有 し、またその反応中にH2Sを含む非酸化高温ガスの掃気によってイオウで覆わ れた低温クラウス触媒の再生を実施−前記再生は特にH2Sを含む酸性ガスを使 用するーすることからなる、H2Sを含む酸性ガスから、かつ特にH2Sの少な い酸性ガスからイオウを生産する触媒法を目的としている。
t12sを含む酸性ガスからイオウを生産するための本発明による触媒法は次の ようなタイプのものである。
すなわち、前記酸性ガスを150℃の高温、かつ1I2s酸化触媒の存在下に、 遊離酸素を含むガスの制御された量と接触せしめて、分子比で1!2 S:SO 2がほぼ2:1の)12 SとSO2ならびにイオウ元素を含むガス状流出物を 形成せしめ、前記ガス状流出物を約180℃以下の温度に冷却しかつ場合によっ ては含まれているイオウの大部分を分離してから、SO2にたいするH2 Sの 反応によって形成されるイオウが触媒上に沈着するような低温クラウス触媒と接 触せしめてあらたな量のイオウと事実上脱硫されたガス流−たとえば場合によっ ては焼却後大気中に排出するーを生せしめ、またイオウに覆われた低温クラウス 触媒を200°Cから 500℃の間の温度の1I28を含む非酸性ガスの掃気 によって定期的に再生−前記再生は触媒のIH℃以下の冷却を伴なう−せしめる 方法であって、200℃から500℃の間の適切な温度に加熱後、イオウで覆わ れたクラウス触媒の再生に役立つ掃気ガスを形成せしめるため、遊離酸素を含む ガスと会合せしめる前に、処理すべき酸性ガスの一部あるいは全部を利用するこ と、および場合によっては凝結によって含まれているイオウの大部分が除去され ており、再生に役立つ掃気ガスを形成するために利用されなかった最初の酸性ガ スの残量があればこの量を加えて再生由来の掃気ガスによって、遊離酸素を含む ガスとともに、酸化触媒に接触せしめて酸性ガスを構成することを特徴とする。
本発明の実施態様により、処理すべき酸性ガスの全量がイオウに覆われたクラウ ス触媒の再生に役立つ掃気ガスの形成に利用される。
もう一つの実施態様により、遊離酸素を含むガスに混入せしめる前に処理すべき 酸性ガスの一部を取り出してこのガス状分画をイオウで覆われたクラウス触媒の 再生に役立つ掃気ガスの形成のために使用し、また場合によっては凝結によって 含まれているイオウの最大部分を除去したのち、再生由来の掃気ガスを遊離酸素 を含むガスの添加点の上流側で、酸化のために送られた酸性ガス内に導入する。
再生由来の掃気ガスは、遊離酸素を゛含むガスの添加点と再生に役立つ掃気ガス を形成するために使用する酸性ガスの分画の採取点との間で、酸化のために送ら れる酸性ガス内に導入する方がなるべくならば有利である。
本発明の方法によるイオウの生産のために処理する酸性ガス、すなわちH2Sを 含むガスは、様々の由来のものでありうる。とくにこのような酸性ガスは天然ガ スあるいは石炭または重油のガス化に由来するガス、さらには水素あるいは水蒸 気の作用で1+23に転換可能なSO2、メルカプタン、CO8,C32のよう な硫化物を含む残留ガスの水素添加に由来するガスでもよい。本発明はとりわけ 112sを容積で25%以下、なるべくならば0から20%を含む酸性ガスの処 理に適用される。H2Sを高度に含有する酸性ガスも水洗によって処理しうるが 、この場合はなるべくならば熱反応からなるイオウ生産の従来の方法を用いる方 を有利とする。さらに酸性ガスは全体の濃度が容積の約1%に達する程度のメル カプタン、CO85C32のような硫化有機化合物を含んでいてもよい。
酸性ガスの)+28酸化のために使用する遊離酸素を含むガスは一般的には空気 であるが、純酸素、酸素で富化した空気、あるいはさらに窒素と酸素以外の不活 性ガスの様々、の割合の混合空気を用いることも可能である。
酸性ガスと遊離酸素を含むガスは別個に送って酸化触媒に接触せしめてもよい。
しかしなからなるべくならば先づ前記酸性ガスを遊離酸素を含むガスと混合して からこの混合物を酸化触媒と接触せしめる方あ(有利である。遊離酸素を含むガ スは、分子比で1(2S:SO2が約2=1のO2SとSO2およびイオウ元素 を含むガス状流出物を形成するようにO2Sの一部をSO2に酸化するに必要な 量に等しい酸素量をO2Sの存在下に持つように制御された量で使用される。
遊離酸素を含むガスの量の制御はそれ自体明らかな方法によって実現される。す なわち酸化流出物中の分子比H2S:SO2(7)値を測定し、前記分子比82  S:SO20)値を量の大きさに対応する酸化のために使われる遊離酸素を含 むガスの流量を加減する。
ガス状反応媒質と酸化触媒との接触時間は0.5ないし10秒に及び、これらの 値は正常な圧力と温度の条件で与えられる。
酸化触媒は、クラウス化学量論すなわち下記の反応式により遊離酸素を含むガス の酸素によって1128の酸化を促進し得る各種の触媒から選びうる;1731 2 S + 1/202→1/3 SO2+ 1/3 H2O2/3 O2S  + 1/8 S02→ S+2/3)1201(2S + 1/202→ S+ l+20これらよってイオウ元素および分子比で+(2S:SO2がほぼ2:1 の1123とSO2を含むガス状流出物が製造されることになる。
とくに本発明による方法中で使用でき酸化触媒は下記に含まれるグループ内から 有利に選択できる:1 ) Fes Nls Cos CuおよびZn中から選 ばれた少くとも1個の金属化合物とアルミナおよび/またはケイ素の担体との結 合の結果による触媒にして、1975年10月17日のフランス出願第7531 789 (公告第2,327.960)に記載されている。
■)酸化チタンを基材とする、とくに硫酸カルシウムのようなアルカリ土類金属 の硫酸塩と酸化チタンの結合に由来する触媒にして、1981年3月13日のフ ランス出願第8105029 (公告第2.501.532)に提案されている 。
m)Fc、Cus Cdx Zns Cr、MO,W% 00% N1およびB 1を含むグループ内から選んだ少くとも1つの金属化合物および場合によっては Pds Pt11rおよびRhのような少くとも1つの希金属とケイ素および/ または酸化チタンの担体−前記担体は場合によっては少量のアルミナを含有して いてもよい−との結合に由来する触媒にして、1981年8月19日フランス出 願第8115900 (公告第2.511.883)中に提示されている。
■)上記■)のグループ中から選ばれた少くとも1つの金属と特に少くとも1つ の希土類酸化物の少量によって熱的に安定化されている活性アルミナからなる担 体との結合によって形成された触媒にして、西独国出願の公告番号第34033 28号公報に記載されている。
有利にも還元触媒の使用を伴なうタイプ■、■ないし■の触媒および特にタイプ lの触媒を用いて酸化触媒をつくることが可能であり、酸化から生ずるガス状流 出物がもはや酸素を含まないという利点をもっており、このことは処理の後の段 階でクラウス触媒の不活性化を防止するために探究されていることである。
クラウス化学量論での828酸化反応は150℃から1000℃の間で使用可能 であり、酸化触媒は酸化のために考慮されている温度に対し充分な熱安定性を有 している触媒から選ばれる。かくしてタイプ1)の触媒あるいはこのタイプの触 媒を含んでいる触媒は約400℃までは使用でき、タイプ■)の触媒は約500 ℃まで、タイプ■)の触媒は約1000℃まで使用可能である。
適切な酸化温度を定めるため、酸性ガスと遊離酸素を含んだガスとを、あるいは 両者のガスを別個に酸化触媒に接触せしめる場合は両ガスを、O2Sの酸化を実 施しようとする温度にふされしい温度に予熱する。この予熱は一般にはより高温 の液体との間接的熱交換によって行なわれている。
酸化で生じたガス状流出物にはイオウ蒸気および分子比12 S:SO2が約2 :1に等しいO2SとSO2を含んでいる。このガス状流出物を、含まれている イオウの大部分が凝結で分離されるような160℃以下の温度まで冷却し、次に さらにあらたな量のイオウを形成せしめるため、S02にたいするO2 Sの反 応によって形成されるイオウが触媒に沈着できる温度のクラウス触媒と接触せし める一有利にもこの温度は120℃から 140℃の間の温度である。200℃ から500℃の間の温度のO2Sを含む非酸化ガスで、クラウス触媒の掃気によ って定期的に前記触媒の再生処理を行ない、再生作業に続き再生された触媒の冷 却を行なう。低温クラウス触媒の接触によるSO2にたいする1128の反応は 一般に、複数の接触転化ゾーン内で行なわれ、前記ゾーンの少くとも1つは再生 /冷却段階であり他の1つまたは複数のゾーンはクラウス反応段階であるように 働ら(。1つあるいは複数の反応段階のゾーン、少くとも1つの再生段階ゾーン および少くとも1つの冷却段階ゾーンを用いて探作することも考えられる。
低温クラウス触媒との接触から生ずる精製ガスは場合によっては排出前、たとえ ば大気中に排出前に熱または接触焼却される。
イオウに覆われたクラウス触媒の再生は掃気ガス−上述のように200℃から5 00℃の間の適切な温度で加熱して形成されたーで前記触媒を掃気して実現され 、再生から生じた掃気ガスは、場合によっては凝結によって含まれているイオウ の最大部分を分離後、酸性ガスを形成するために上述のように利用され、該酸性 ガスは遊離酸素を含むガスの存在下で酸化触媒と接触せしめられる。
再生されたクラウス触媒は、160℃以下の温度かつ特に“低温”クラウス触媒 と接触して112sと802の反応が行なわれる温度にほぼ等しい温度に冷却さ れる。とくにこの冷却は、適正値での再生のために使用される掃気ガスの温度を 下げかつ前記再生クラウス触媒が必要な温度に冷却されるまでこの温度で触媒の 掃気を続けることによっても実現できる。さらに酸性ガスの温度が180℃以下 で遊離酸素を含むガスの存在以前ならば採取された前記酸性ガスの一部によって 掃気しかつ前記酸性ガスと遊離酸素を含むガスの会合点上流の前記酸性ガス中に クラウス触媒と接触通過後に冷却ガスを再注入しても、再生“低温′クラウス触 媒を冷却することが可能であり、この再注入は低温クラウス触媒の再生に用いた 掃気ガスを酸性ガス内に再注入できる回路によって有利に実現される。
必要な場合にはH2Sの酸化で生ずるガス状流出物は低温クラウス触媒と出会う 前に、いわゆる°高温”−すなわちSO2にたいする112Sの反応で形成され たイオウが蒸気の状態を保つような高温度で働く一クラウス触媒に接触せしめる ことも可能である。このガス状流出物と“高温”クラウス触媒との接触は一般に 200℃から450℃の温度でただ1個の接触転化ゾーン内で実現されるか、あ るいは、複数ゾーンのいづれか1つのうちで接触の結果の当該ゾーン由来の反応 性ガス状媒質内に含まれるイオウの分離と次に脱硫された前記反応媒質を次のゾ ーンへの注入前の加熱とを伴なう、直列に配置されかつ作業温度が1ゾーンから 次のゾーンへと低減していく複数個のゾーン内で行なわれる。
H2S酸化流出物が接触する“低温″あるいは“高温”クラウス触媒は、H2S とSO2の間でイオウ形成の反応を促進するために用いられる可能性のあるどの ような触媒でもよい。前述のタイプl)のアルミナ、ボーキサイト、ケイ素、天 然または合成ゼオライト触媒あるいはかかる生成物の混合からなることが可能で ある。
H2S酸化ガス状流出物を低温クラウス触媒に接触せしめる前に“高温°クラウ ス触媒と接触せしめる際には、ことに112s酸化触媒がグループ■から■中の 上述で限定した触媒の1つである場合は、“高温″クラウス触媒に接触せしめる 前に、酸化で生ずるガス状流出物を還元触媒に接触通過せしめた方が有利であり 、わけても上述に定めたグループIの触媒ではとくに然りである。
添付した図面第1図及び第2図に概略を示した装置を参照し、以下2つの実施態 様の説明によって、本発明はよりよく理解されるであろう。
第1図に示した装置は1基の酸化リアクタ1と2基のクラウス触媒コンバータ2 aと2bとを結合したものであり、前記コンバータは並置されている。酸化リア クタはガス導入管3とコンデンサ5を取付けた排出管4を有している。ガス導入 配管7は第1ヒータ7および第2ヒータ8を通って導管3に結合している。配管 7もヒータ8と9の間に取り付けられた分路11によって導管3に結合しており 、この分路は調整弁12を備えている。配管7と分路11の間に位置する導管3 の部分には調整弁lOがついている。酸化リアクタ入口至近部で導管3はガス添 加配管13の分岐を有し、この配管(13)は、酸化リアクタ出口導管4を通過 するガス状流出物の分子比H2S:SO2の比の変化に応じレギュレータ15で 制御される調整弁14をそなえている。酸化リアクタ入口温度のレギュレータ1 Bは酸化リアクタ人口と配管13の間の導管3内に取り付けられた温度測定用セ ンサ17を有しており、弁10と12の開度を制御する。
触媒コンバータ2aと2bは各々クラウス触媒を満しており、また触媒コンバー タの両側にそれぞれ第1導管18aと18bおよび第2導管19aと19bを備 えている。コンバータ2aの導管18aは一方では弁23aをそなえた導管20 aによってコンデンサ5の下手で導管4に、また他方では弁23aをそなえた導 管22aによって導管24に結合されており、導管24自体はブロア25の吸引 部に結合し、また同導管にはイオウコンデンサ26が取り付けられている。ブロ ア25の吐出しは導管27によって導管7に結合され、導管2丁はヒータ8と9 の間で導管7内に開口している。
同様にコンバータ2bの導管18bは一方では弁21bをそなえた導管20bに よって、導管20aと酸化リアクタ出口導管4の分岐点下手側で同導管4に、ま た他方では弁23bをそなえた導管22bによって、導管24上の導管22aと の分岐点よりコンデンサ26より離れた個所で同導管24に結合している。
コンバータ2aの導管19aは一方では、弁29aをそなえた導管28aによっ て、図示されていないそれ自体がフルーに結合する焼却リアクタの方に精製ガス を排出する導管に、また他方では弁32aをそなえた導管31aによって、導管 7と導管3の分岐点で、導管7上の分路に取り付けられた導管33に結合してい る。同様にコンバータ2bの導管1’lbは弁2’lbをそなえた導管28bに より、精製ガス排出管30に、また一方では弁32bをそなえた導管31bによ って導管33に結合している。導管27と33は、プロア25下手に取り付けら れ弁35をそなえた配管34に結合している。導管33の導管3と配管34の間 を占める部分は、コンバータ2aと2bの方に交換器9のガスの流れを可能にす る不還弁36をそなえているが、配管34の下手側の導管27の部分は弁37を そなえている。
第2図に示すような本装置の変形例では、ブロア25、導管27、分路11とそ の弁12および導管34は省かれているが、コンバータ2aの導管19aとコン バータ2bの導管19bとの一部は各々それぞれ弁37aと37bをそなえたそ れぞれの配管36aと36bを分路内に有しており、これら2本の配管は各々2 基のヒータ8と9の間の導管7上の分路内に取り付けた導管38に結合している 。さらに導管24は、調整弁41を有しかつ弁IOおよび導管3と配管13の分 岐点の間で導管3内に開口する配管4oによって、コンデンサ2B下手側に延長 されている。弁lOと39は温度調節器1Bによって制御されている。
工程は概略以下のような展開を示す: 第1図を参照し、コンバータ2aはクラウス反応期にあるがコンバータ2bは再 生/冷却期にあると仮定する。
弁21a 、 23b 、 29a 、 32bおよび37は開いているが、弁 21b 、 23a 、 29b 、 32aおよび35は閉じている。
処理すべき酸性ガス、とくにH2Sの少ない酸性ガスは導管7から流入しヒータ 8と9を通過後、配管13が遊離酸素を含むガスの制御量ととくにクラウス化学 量論を含む)+29の酸化のため、すなわちH2Sの1/3をSO2に酸化する ための空気を受け入れてがら、酸化リアクタ1に送られる。酸化リアクタ1に入 る酸性ガスと遊離酸素を含むガスの混合物の温度は、150 ”C以上たとえば 180℃から300 ’Cの間で、酸化触媒の最高作用温度に適合した温度であ る。前記酸性ガスと遊離酸素を含むガスの混合物の温度はレギュレータ1Bによ って制御されており、レギュレータはセンサ17によって静j定された;8度か ら調整弁10と12を作動させ、それぞれ導管7と分路IIによって導管3内に 入る異なった温度の酸性ガスの流量を調整する。
酸化リアクタ1はクラウス化学量論のH2Sの部分的酸化を促進しうる酸化触媒 を収容しており、前記触媒はたとえば前述に限定した触媒I)がら■)のファミ リがら選ばれまたとくに触媒タイプIの層を伴なうタイプ■、■あるいは■の触 媒の層から構成されうるちのである。酸化リアクタ1の出口導管4がらイオウ元 素ならびに分子比H2S:SO2約2:1に等しL’ H2SとSO2を含むガ ス状流出物が排出する。この比を所要の値2:1に維持することは、レギュレー タ15によって保証され、レギュレー・夕は前記比の瞬間値を精査して配管13 に取り付けられた調整弁14を働がせて、前記瞬間値を理論値2:1に一致せし めるよ、うに、導管3内を流れる酸性ガス中に前記配管によって注入される遊離 酸素を含むガスの流量を調節する。
導管4によって酸化リアクタ1がら出るガス状流出物は150℃以下の温度、た とえば120 ’Cがら140”Cの間の温度に冷却され、次に導管20aによ って、弁21aを通りかつ導管18aによってコンバータ2a内に導かれる。
このコンバーターコンバータ2bも全く同じで、クラウス触媒、たとえばアルミ ナあるいは前述のタイプl触媒を含む一部で、ガス状流出物中に含まれるH2  SとSO2がクラウス触媒と接触して、下記の反応によってイオウを形成する: 2H2S +SO2−3/nSn +2H20゜クラウス触媒と接触したガス状 流出物の温度でSO2にたいするH2 Sの反応で形成されたイオウは、前記触 媒上に沈積する。コンバータ2の導管19aから硫化物含有量の極端に少ない精 製イオウが出て、導管28aによって弁29aを経て、このガスを焼却リアクタ の方に排出する精製ガス排出導管30内に入る。
導管7内を通る酸性ガスの分画はヒータ9を過ぎてがら導管33によって採取さ れる。この分画は導管31b1弁32bを経て、導管19bによってコンバータ 2bに送られて、前記コンバータ内に含まれているイオウに覆われたクラウス触 媒を掃気する。気化イオウを引き連れて掃気ガス流は導管tgbによってコンバ ータ2bがら出て導管22b1弁23bを経て、導管24によって、イオウコン デンサ2Bまで流れ、そのなかでイオウは凝結によって分離される。
コンデンサ26の出口で掃気ガス流はブロア25によって吸引されて、導管27 によって、導管7に取り付けられたヒータ8から出る酸性ガス中に送り出される 。
前記触媒上に沈積したイオウを完全に除去しまた該触媒を掃気ガス中に含まれる 1I2sの作用で再活性化するにたる、ヒータ9の掃気ガスによるコンバータ2 b内に含まれる触媒の掃気時間の後に、イオウコンデンサ2Gがら出てブロア2 5から送り込まれる冷ガスからなるガスで掃気を継続するように、弁35を開き 、弁37を閉ざす。冷ガス一温度は約160℃以下である−による触媒の掃気は 、コンバータ2b内に含まれている再生触媒を冷却するに足る時間待われる。
前記触媒が、触媒と酸化リアクタ由来のガス状流出物との接触を可能とするに適 した温度まで冷却されている場合は、コンバータ2aと2bの役割を互に入れ換 える。すなわち弁21a 、 23b 、 29a 、 32bと35を閉めて 弁21b123a 、 29b 、 32aと37を開き、次の冷却段では弁3 5を開いて弁37を閉ざしてコンバータ2bをクラウス反応工程にし、コンバー タ2aを再生/冷却工程にする。コンバータ2aと2bの役割交代の過渡期の間 は循環させる掃気ガスを前記両コンバータをバイパスする図示されていない導管 内に通す。
第2図に概略的に示した装置を用いる場合も、工程は第1図を参照して述べた工 程と同様に展開する。やはりコンバータ2aがクラウス反応段階にあり、コンバ ータ2bが再生/冷却段にあるとすれば、弁21a 、 23b 、 29aお よび32b ハ開イテおり、弁21b 、 23a 、 29b 、 32a  。
37aおよび37bは閉じている。処理すべき酸性ガスは導管7から到来し、ヒ ータ8と9を通ってから、配管13によって注入される遊離酸素を含むガスの制 御された量を添加されて後、導管3によって酸化リアクタ1内に送られる。酸性 ガスと遊離酸素を含むガスの混合物の温度は、それぞれ導管3とloに取り付け られている調整弁l。
と41を作動せしめるレギュレータ16によって制御されている。
酸化リアクタ1内の酸性ガスのlI23の酸化段階、次のコンバータ2a内のク ラウス反応段階および導管33を通る熱ガスの掃気によるコンバータ2b内に含 まれるイオウにおおわれた触媒の再生は、第1図を参照した工程の実施と同様に 実現されるが下記の点が異なっている。すなわちコンデンサ26から出るガス− 従ってコンデンサ内の温度と等しい温度、たとえば130’Cであるーは導管4 oによって、弁10と遊離酸素を含むガスの注入点の間で導管3内を流れる酸性 ガス中に取り入れられる。
高温掃気ガスによって再生されたコンバータ2bの触媒の冷却のために、弁32 bを閉じ弁37bを開き、第1ヒータ8から第2ヒータ9の導管7を通る約16 0 ’C以下の温度の酸性ガスから導管38によって採取したガス流束を、弁3 7bを経て導管38bによって、前記触媒の掃気回路内に注入する。
コンバータ2bの触媒が酸化リアクタ由来のガス状流出物と接触できる適切な温 度まで冷却されれば、弁21a123b 、 29a 、 32bおよび37b を閉じ、弁21b 、 23a 。
29bおよび32aを開いてコンバータ2aと2bの役割を交代させ、次の触媒 冷却段階中では弁37aを開き弁32aを閉ざす。第1図の装置の場合に述べた ように、コンバータの役割交代の過渡期中は掃気ガスを両コンバータをバイパス する図示されていない導管内を循環させる。
上述の記明を補完するため、以下に非限定的な形で本発明による実施例を示す。
実施例 添付第1図に概略的に示しかつ上述のように機能する2類似の装置を用いて、容 積で4,2%の828,5.9%の水および8996のCO2を含む)+28の 少量なガスを処理する。
酸化リアクタ1で用いた触媒は、型出で10%の硫酸カルシウムを含む径約4鰭 のチタン酸化物の押出し製品の一層に硫化鉄を含浸せしめた活性アルミナからな る径4〜5 mmの球の一層(焼結触媒で重量で約4%の鉄)を伴なう構成であ ったが、コンバータ2aおよび2bの各々内に存在するクラウス触媒は径4〜6  mmの活性アルミナの球から構成されたものである。通常の温度と圧力の条件 下でガスのチタン酸化物、硫化鉄含浸アルミナおよびクラウス触媒との接触時間 はそれぞれ3秒、2秒および8秒であった。
285kmol/hの流量で導管7から到来する酸化ガスはヒータ8で約130  ’Cに、次にヒータ9で約300”Cとなる。
導管33によってヒータ9がら出る120kmol/hの酸性ガスを採取し、イ オウにおおわれた触媒の再生に用いる掃気ガスを構成せしめる。
導管13によって約28ka+ol/hの空気を、導管3がら到来する酸性ガス 中に注入し、このガス状混合物を酸化リアクタ1人口で200”Cに維持する。
導管4によって前記リアクタがら出るガス状流出物は分子比H2S:SO2テ約 2:1(7)H2Sとso2と一定量のイオウ元素を含んでいた。前記ガス状流 出物はコンデンサ5内で冷却されて、イオウの最大部分を分離されて、308. 5kio1/hノ流量、温度約130”Cおよび+128とso2の容量含有量 それぞれ0.84%および0 、4296で前記コンデンサから出た。コンデン サ5のレベルでのイオウ回収率は66.4%に等しかった。コンデンサ5がら出 るガス状流出物は127℃の温度で、クラウス反応期で作動しているコンバータ 2a内に入った。
導管19aによってコンバータ2aがら出る精製ガスは温度約130℃で容積で tioOp、p、m、に等しい全イオウ生成物を含有していた。
コンバータ2aと2bはクラウス反応期で30時間および再生/冷却期で30時 間−内10時間は冷却−交互に作動した。
イオウコンデンサ2Bから出るガスは、約130”cの温度でプロア25吸入部 に達した。
酸性ガス内に含まれるH2 Sのイオウへの全転化率は98.4%に等しく、数 カ月の間はぼこの値を保っていた。
手続補正書 国際調査報告 gl;、10)l;−昭1062年 s月2g日

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.イオウに覆われた“低温”クラウス触媒の再生に役立つ掃気ガスを、200 ℃から500℃の間の適切な温度に加熱してから形成せしめるため、遊離酸素を 含むガスの存在下におく前に処理すべき酸素ガスの一部または全部を使用するこ と、および、場合によっては凝結によって含まれているイオウの大部分を除去し 、再生に役立つ掃気ガスを形成するための最初に使用されなかった酸性ガスが存 在していればこれを加えた後、再生で生じた掃気ガスによって、遊離酸素を含む ガスとともに、酸化触媒に接触せしめて、酸性ガスを構成することを特徴とする /H2Sを含む酸性ガスからイオウを生産する触媒法にして/前記酸性ガスを1 50℃以上の温度かつH2Sの酸化触媒の存在において、遊離酸素を含む制御さ れた量のガスと接触せしめてH2SとSO2を分子比H2S:SO2のほぼ2: 1および元素の形のイオウを含むガス状流出物を形成せしめ、前記ガス状流出物 を約160℃以下の温度に冷却し、また場合によっては含まれているイオウを分 離して後、SO2にたいする反応によって形成されるイオウが触媒上に沈着する にたる低温で作用する“低温”クラウス触媒と接触せしめて、あらたな量のイオ ウおよび事実上脱硫されたガス流を生成せしめて該ガス流を排出し、またイオウ で覆われた“低温”クラウス触媒をH2Sを含む酸化物のない200℃から50 0℃の温度のガスで定期的に掃気する、前記再生が再生ガスの160℃以下への 冷却を伴なっている触媒法。
  2. 2.イオウに覆われたクラウス触媒の再生に役立つ掃気ガスの形成のために、処 理すべき酸性ガスの全体を使用することを特徴とする、請求の範囲1による方法 。
  3. 3.遊離酸素を含むガスに混入する前に処理すべき酸性ガスの分画を採取して、 かようにして採取されたガス状分画を、イオウに覆われたクラウス触媒の再生に 役立つ掃気ガスを形成し、また場合によっては凝結によって含まれているイオウ の最大部分を除去して後、再生に由来する掃気ガスを、酸化のために送られる酸 性ガス内に、前記酸性ガスに遊離酸素を含むガスを導入する点の上手で導入する ことを特徴とする、請求の範囲1による方法。
  4. 4.再生由来の掃気ガスを、再生に役立つ掃気ガスを形成するために使用される 酸性ガスの分画の採取点と遊離酸素を含むガスの添加点との間で、酸化のために 送られる酸性ガス内に再導入することを特徴とする、請求の範囲3による方法。
  5. 5.酸性ガスは容積でH2Sを25%以下、とくに0.2から20%を含んでい ることを特徴とする、請求の範囲1乃至4のいずれかによる方法。
  6. 6.H2Sの酸化触媒は、Fe、Ni、Co、CuおよびZnの間から選ばれた 少くとも1つの金属化合物とアルミナおよび/またはケイ素の担体の結合に由来 したものであることを特徴とする、請求の範囲1乃至5のいずれかによる方法。
  7. 7.H2Sの酸化触媒はチタン酸化物を基材とし特にチタン酸化物と硫酸カルシ ウムのようなアルカリ土類金属硫酸塩との結合によって生じたものであることを 特徴とする、請求の範囲1乃至5のいずれかによる方法。
  8. 8.H2Sの酸化触媒はFe、Cu、Cd、Zn、Cr、Mo、W、Co、Ni およびBiから選ばれた少くとも金属化合物の1つおよび場合によってはPd、 Pt、IrおよびRhのような貴金属の少くとも化合物の1つと、ケイ素および /またはチタン化合物担体との結合に由来するものであり、前記担体は場合によ っては少量の割合でアルミナを含みうることを特徴とする、請求の範囲1乃至5 のいずれかによる方法。
  9. 9.H2Sの酸化触媒はFe、Cu、Cd、Zn、Cr、Mo、W、Co、Ni およびBiから選ばれた少くとも1つの金属化合物および、場合によってはPd 、Pt、IrおよびRhのような少くとも1の貴金属化合物と、とくに少くとも 希土類酸化物の量の少ない熱的に安定化された活性アルミナからなる担体との結 合に由来するものであることを特徴とする、請求の範囲1乃至5のいずれかによ る方法。
  10. 10.H2Sの酸化触媒が、請求の範囲6による1つの触媒の一層を伴なう請求 の範囲7から9の1つによる1つの触媒の一層からなることを特徴とする、請求 の範囲1乃至5のいずれかによる方法。
  11. 11.酸化触媒と接触するH2Sの酸化温度は約100℃から400℃の間に含 まれていることを特徴とする、請求の範囲6または10による方法。
  12. 12.酸化触媒に接触するH2Sの酸化温度が約150℃から700℃の間に含 まれていることを特徴とする、請求の範囲7による方法。
  13. 13.酸化触媒に接触するH2Sの酸化温度が約150℃から700℃の間に含 まれていることを特徴とする、請求の範囲8による方法。
  14. 14.酸化触媒に接触するH2Sの酸化温度が約150℃から1000℃の間に 含まれていることを特徴とする、請求の範囲9による方法。
  15. 15.再生された“低温”クラウス触媒は、再生のために使用される掃気ガスの 温度を約160℃以下に低下せしめてから前記掃気ガスを使用して冷却されるこ とを特徴とする、請求の範囲1乃至14のいずれかによる方法。
  16. 16.採取された処理すべき酸性ガスがなお160℃以下でありまた遊離酸素を 含むガスがまだ添加されていないときは、前記酸性ガスの一部によって再生低温 クラウス触媒を掃気すること、および、冷却ガスはクラウス触媒に接触通過せし めてから、前記酸性ガスと遊離酸素を含むガスとの会合点上手で前記酸性ガス中 に再注入されること、前記再注入はなるべくならば低温クラウス触媒の再生のた めに用いられる掃気ガスを酸性ガス中に再注入できる回路によって実現されるこ とを有利とすること、を特徴とする、請求の範囲1乃至14のいずれかによる方 法。
  17. 17.H2Sの酸化で生ずるガス状流出物は高温クラウス触媒と接触せしめられ 、該高温触媒はSO2にたいするH2Oの反応で形成されるイオウが低温クラウ ス触媒に接触する前は蒸気の状態を保つに充分な高温で作動し、前記高温クラウ ス触媒は接触転化の唯一個のゾーンあるいは作業温度が一つのゾーンから次のゾ ーンヘと低減するような並置された複数のゾーン内に配置されていることを特徴 とする、請求の範囲1乃至16のいずれかによる方法。
  18. 18.−クラウス触媒はアルミナ、ボーキサイト、ケイ素、天然あるいは合成ゼ オライトのタイプ−Fe、Ni、Co、CuおよびZnから選ばれた少くとも1 つの金属化合物とアルミナおよび/またはケイ素、あるいはかかる生成物の混合 物の担体との結合に由来する触媒であることを特徴とする、請求の範囲1乃至1 7のいずれかによる方法。
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