JPS63501363A - クリ−ニング用組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 クリーニング用組成物 この発明はクリーニング用、特には汚れ除去用の組成物に関するものである。

カンキツ類油は汚れ取り剤として有用である。カンキツ類油たとえばオレンジテ ルペンは、オレンシフルーツから香料を抽出した残漬であるが、皮膚または衣服 からインキや他のぐ５れを溶解し除去する。

オレンジテルペンの特性は、たとえばリッド（Ｒｉｄｄ）の商品名で市販されて いるクリームの処方に利用されている。これが効果的であるためには、このタイ プのクリームは乳化剤などを添加し、少なくとも４０％Ｗ／Ｗのオレンジテルペ ンを含むべきである。活性成分のこのような高濃度の要求は経済的に不利である 。そのため明らかにカンキツ類油の商業的利用がかつてなされなかったのである 。

工業および家庭で用いる油性の汚れを除去するためのハンドクレンザ−は、現在 パラフィン系溶剤を含むゲルの形が普通である。このようなりレンザーは単に機 能本位であるにすぎない。

液体の局部使用を容易にするため液体を吸収材マトリクス中に吸収させることが 知られている。例えば防瘍剤と少濃度の香料からなる水性組成物を不織布の鋸歯 状巻物に吸収させたものは、必要なだけ引きちぎるためディスペンサーに用いら れ、また個人用の手ふき（ｗｉｐｅｓ）　として利用される。

本発明による組成物は、オレンジまたは他のカンキツ類果実のテルペンおよびＨ ＬＢ価が少なくとも１０である可溶化剤からなる。オレンジテルペンがこのよう な組成物において水が主成分である組成物中に満足に可溶化できることが見出さ れた。使用者が非液状の汚れ除去剤の使用を好む場合が多いことはもちろんであ る。このため本発明の水性組成物は、たとえば不織布または他の繊維のような適 当な支持体に吸収させる。

本発明の意外で望ましい特徴は、本発明による製品が効果的な特性をもち、水性 組成物中で２０％ｗ／ｗよりも少なく、好ましくは１０％ｗ／ｗよりも少ないこ とである。水性組成物中のテルペンの最小レベルは通常０．５％Ｗ／Ｗ　、好ま しくは少なくとも１％Ｗ／Ｗである。

さらに本発明の非水性組成物が経済的に有利な点は、貯蔵に安定な濃度を車に水 で薄めるだけで使用できることである。

テルペンは水に不溶であるため、本発明では可溶化剤が必須要素として用いられ る。この可溶化剤のＨＬＢ価は好ましくは１２〜１８、たとえば１３〜１７であ る。

実施例はポリオキシアルキレンエステルコポリマー、たとえばポリソルベート２ ０　（ＨＬＢ１６．７）のようなポリオキシエチレン脂肪酸コポリマーと分子量 が約６００のポリエチレングリコールモノ−エステルでたとえば商品名シトロー ル６ＭＳ　（）ｌＬＢ１４）で販売されているワックス状非イオン界面活性剤で ある。

この組成物のテルペンに対する重量比は、たとえば０．０１：１０．０．０５： ５または０．１：１である。

時にはＨＬＢ）１０の混合物が好まれる。本発明の組成を均一にするためＨＬＢ ）１０（例えば２〜８）の物質、たとえばグリセリルモノステアレートのような ポリオールエーテルが用いられる。

他の望ましい添加剤は、低粘度のココナツトイマダゾリン　ベタインのような両 性界面活性剤である。これは商品名エムビゲン（Ｅｍｐｉｇｅｎ）　ＣＤ　Ｒ１ ０で市販され、２０℃で５００　ｃ／ｓ以下の粘度をもつ温和な界面活性剤で良 好な油安定剤である、この物質のテルペンに対する割合は、例えば０．０１＋１ ０．０．０５：５または０．１：１である。

本発明の組成物は使用目的に応じて他の各種成分を含んでもよい。この組成物は 、たとえばハンドクレンザ−のように局部的に使用できることが望ましい。

ハンドクレンザ−用としての組成物は、ポリプロピレングリコールとエトキシ化 ラノリンのような水溶性ラノリンで、例えばソラン（Ｓｏｌａｎ）　として市販 されている親水性ワックスからなるものである。本発明の組成物は、しばしば防 腐剤を含有することが望まれ、従来の防腐剤が用いられる。満足できる作用のあ るものとしては、カーソン（Ｋａｔｈｏｎ）の商品名で市販されているメチルイ ソチアゾリノンとメチルクロルイソチアゾリノンの混合物である。

本発明の水性組成物の支配的な成分は水である。水の量は通常少なくとも７０％ ｗ／ｗで、しばしば少なくとも７５％Ｗ／Ｗになる。テルペンは次の最大成分で あることがしばしばである。可溶化剤と他の成分との全量は、例えば組成物の２ 〜２０％ｗ／ｗである。

本発明の水性組成物は、もし望むならばテルペンと可溶化剤を少量の水と混合し て、濃い固まりにすることができる。この固まりは混合物の成分を暖める間、所 定の組成を得るのに適当な水または残りの水と混合される。

本発明の水性組成物は通常の仕方で吸収性不織布の丸太状物（ｌｏｇ）に含浸し て使用できる。この巻き物は従来の「手ふき」ディスペンサーを通して引き出さ れ、オレンジテルペンの有効な濃度のために手または物体からしみ、汚れを取る のに有効な使い捨てティッシュまたは手ふきになる。

次の実施例は本発明を説明するものである。パーセントはすべて重量で示す。

夫族■ニ オレンジテルペン７５ｇ１エンピゲン（Ｅｍｐｉｇｅｎ）ＣＤＲＩｏ　１５ｇ、 ポリソルベート２０ｇを混合して、濃厚なゼラチン状の固まりをつくり、純水１ ５０ｇを混合して均一な組成物を得た。

別に純水１２４５ｇにカーソン（Ｋａｔｈｏｎ）　ＣＧ　１．５　ｇを混合した 。この保存性組成に前記の均一組成物を添加し十分に混合した。得られた組成物 はオレンジテルペン５％と水９２．９％からなっている。

この液の１００ｇを１００個の「手ふぎ」巻物を含むコンテナを充たすために使 用した。これらの「手ふき」は、通常の引出し容器のコンテナからハンドクレン ザ−として用いるために引出される。

犬族■ユ 純水４１９．５　ｇ、カーソンＣＧ　Ｏ，５ｇ、ポリプロピレングリコール２０ ｇとソラン（Ｓｏｌａｎ）Ｅ５０　１０ｇ（水５０％を含む）を６５℃に加熱し た。オレンジテルペン２５ｇ、グリセリンモノステアレート１０ｇおよびシトロ ール（Ｃｉｔｈｒｏｌ）　６　Ｍ　Ｓ　１５　ｇの混合物をかきまぜ７０℃に加 熱した。

この加熱した２つの混合物を十分にかきまぜ、生成物をかきまぜながら３０℃ま で冷却した。製品は水８３．９％とオレンジテルペン５％を含む、ノλンドクレ ンザーとして用いられる。

罠度班ニ オレンジテルペンよりもむしろグレープフルーツテルペンを用いて実施例１の方 法を成功裡に繰返すことかできだ。

国際調査報告 ＋ｍ＊”ｐｍａ＋”ａｌ　Ａｓ＊＋＋ｔｍ＊ｓ　１１１１．　ｐｃで／ＧＢ　８ ６１００６５二ｆｉ、ＮＮＥＸＴｏＴ：！Ｅ！Ｎ置ＮＡＴ工ＣＮＡＬＳＥＡＲＣ Ｆ、ＲＸ？ＯＦＬＴＯＮ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．カンキツ類油およびＨＬＢ価１０以上の可溶化剤からなる組成物。
2. ２．ＨＬＢ価が１２〜１８である請求の範囲第１項記載の組成物。
3. ３．可溶化剤がカンキツ類油の０．０５〜５重量部である請求の範囲第１項また は第２項記載の組成物。
4. ４．均一化のための添加物がＨＬＢ価２〜８の組成物からなる請求の範囲前記各 項の組成物。
5. ５．添加成分がカンキツ類油の０．０５〜５重量部からなる請求の範囲第４項記 載の組成物。
6. ６．水中に均一に分散された前記請求の範囲各項のいずれかの組成物。
7. ７．少なくとも７５％ｗ／ｗの水からなる請求の範囲第６項記載の水性組成物。
8. ８．請求の範囲第６項または第７項記載の組成物を含浸した支持体。
9. ９．請求の範囲第６項による支持体で手または衣服をふくことからなる手または 衣服のクリーニング方法。