JP3276468B2 - 口紅落とし用洗浄剤 - Google Patents

口紅落とし用洗浄剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は口紅落とし用洗浄剤、特
にその界面活性剤組成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるポイントメーキャップ化粧料と
して口紅が汎用されるが、最近、口紅の色移り、或いは
にじみなどが少なく、長時間にわたって化粧直しの不要
な口紅が開発され、消費者の需要を喚起している。一
方、このように長時間にわたり色落ちしない口紅は、就
寝前などに口紅落としをする際に落ちにくいという欠点
を生じ、その洗浄剤が要望される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般の
洗浄剤を口紅の除去に使用した場合、口紅の拭き取り時
に周囲に滲むように広がってしまい、使用感がはなはだ
悪いものであった。この点で、口紅が拭き取り用の布な
どに浸潤するように洗浄剤を構成することが要求されて
いる。もちろん、唇に適用されるという点を考えると、
安全性および官能的にも問題が生じないことが重要であ
る。本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は優れた口紅落とし機能を有し、しかも
口唇に適用する諸適性にも優れた口紅落とし用洗浄剤を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明者らが鋭意検討した結果、特定の脂肪酸モノエ
タノールアマイド系界面活性剤に口紅落とし用洗浄剤と
しての優れた適性があることを見出し、本発明を完成す
るに至った。すなわち、本出願の請求項1記載の口紅落
とし用洗浄剤は、下記一般式化4に示される脂肪酸モノ
エタノールアマイド系界面活性剤を主成分とする。
【0005】
【化4】 RCONHCH2CH2O(CH2CH2O)nH なお、上記化4中、Rはアルキル基を示し、nは0〜2
の整数である。請求項2記載の洗浄剤は、エチレンオキ
サイド付加ポリプロピレングリコール系界面活性剤が、
下記化5に示す構造式を有することを特徴とする。
【化5】 HO(C24O)a−(C36O)b−(C24O)cH なお、上記化5中a,b,cはそれぞれ整数を示し、a
+c=5〜200で、b=5〜100である。請求項3
記載の洗浄剤は、エチレンオキサイド付加ポリプロピレ
ングリコール系界面活性剤が、下記化6に示す構造式を
有することを特徴とする。
【化6】 なお、上記化6において、b,cはそれぞれ整数であ
り、分子中のエチレンオキサイドは20〜70%であ
る。請求項4記載の洗浄剤は、両性界面活性剤を含むこ
とを特徴とする。請求項5記載の洗浄剤は、前記両性界
面活性剤がアルキルベタイン、アミドベタイン、または
イミダゾリニウムベタインから選ばれることを特徴とす
る。
【0006】以下、本発明の構成を更に詳細に説明す
る。本発明において特徴的な脂肪酸モノエタノールアマ
イド系界面活性剤は、前記化4において、Rは脂肪酸残
基として一般的なC12〜C18のアルキル基であることが
好適である。炭素鎖長が短いと油性である口紅の洗浄効
果が低下し、また炭素鎖長が長すぎると特に水系溶媒へ
の溶解性が低下し、安定性及び洗浄剤としての適性に欠
けるようになる。また、nは0〜2が好適である。この
ようにPOEの付加モル数が2以下であると、特に優れ
た洗浄効果が認められる。脂肪酸モノエタノールアマイ
ド系界面活性剤の組成物全量に対する配合量は、好まし
くは1.0〜4.0重量%、特に好ましくは2.0〜
3.0重量%である。1.0重量%未満であると洗浄効
果が不十分となることがあり、また4.0重量%を超え
ると長期使用により口唇の荒れなどを生じることがあ
る。
【0007】なお、本発明において特徴的な脂肪酸モノ
エタノールアマイド系界面活性剤として、具体的に提供
される商品には、アミゼット2C(川研ファイルケミカ
ル社製:POE(2)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミ
ド)等が挙げられる。一方、前記脂肪酸モノエタノール
アマイド系界面活性剤と共に用いられるエチレンオキサ
イド付加ポリプロピレン系界面活性剤は、具体的には
記化5で示される商品名プルロニック、あるいは上記化
で示される商品名テトロニック等が挙げられる。この
エチレンオキサイド付加ポリプロピレン系界面活性剤は
単独では拭き取り時に口紅が口唇周囲に滲むことがある
が、前記脂肪酸モノエタノールアマイド系界面活性剤と
共に用いることにより、拭き取り時の滑らかさを付与す
ると共に相乗的に洗浄効果を増強することができる。
【0008】ここで、水を主成分とする洗浄剤への配合
を考慮した場合、親水性成分であるエチレンオキサイド
の総分子中の重量比は30〜50%であることが望まし
く、また口紅に対する洗浄効果を考えると、疎水基であ
るポリプロピレングリコールの分子量は1200〜25
00程度であることが望ましい。またエチレンオキサイ
ド付加ポリプロピレングリコールの洗浄剤組成物の配合
量は、好ましくは1.0〜10.0重量%、べたつきの
点でさらに好ましくは1.0〜5.0重量%である。
1.0重量%未満であると洗浄効果の相乗的改善が不十
分となることが有る。なお、本発明においてプルロニッ
ク系のエチレンオキサイド付加ポリプロピレン系界面活
性剤として、ポリオキシエチレン(16)ポリオキシプ
ロピレングリコール(17)、ポリオキシエチレン(2
0)ポリオキシプロピレングリコール(20)、ポリオ
キシエチレン(10)ポリオキシプロピレングリコール
(30)、ポリオキシエチレン(25)ポリオキシプロ
ピレングリコール(30)等が挙げられる。
【0009】また、本発明においてテトロニック系のエ
チレンオキサイド付加ポリプロピレン系界面活性剤とし
て、テトロニック702(総分子中のエチレンオキサイ
ド:20%、ポリプロピレングリコールの分子量:25
01〜3000)、テトロニック704(総分子中のエ
チレンオキサイド:40%、ポリプロピレングリコール
の分子量2501〜3000)が挙げられる。また、脂
肪酸モノエタノールアマイド系界面活性剤と共に用いら
れる両性界面活性剤としては、アルキルベタイン、アミ
ドベタイン、イミダゾリニウムベタイン、スルホベタイ
ンなどが挙げられる。この一般的な両性界面活性剤も単
独では口紅落とし用洗浄剤成分として十分なものではな
いが、前記脂肪酸モノエタノールアミド系界面活性剤と
共に或いは更にエチレンオキサイド付加ポリプロピレン
系界面活性剤と共に用いることにより、洗浄効果、拭き
取り時の滲み等の改善を図ることができる。
【0010】なお、前記両性界面活性剤としてベタイン
系界面活性剤を用いた場合、その洗浄剤中の配合量は、
好ましくは1.2〜2.1重量%である。1.2重量%
未満では相乗的な洗浄効果の改善は認められないことが
あり、また2.1重量%を超えて配合すると、長期使用
により唇の荒れなどを生じることがある。なお、イミダ
ゾリニウムベタインの具体例としては、2−ウンデシル
−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダ
ゾリニウムベタインが挙げられる。本発明の口紅落とし
用洗浄剤には、上記特徴的な成分の外に、例えば他のア
ニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、高級アル
コール、流動パラフィン、エステル油などの油分、プロ
ピレングリコール、グリセリン、ポリグリセリンなどの
保湿成分、水溶性高分子、動植物の天然エキス及びその
誘導体、クエン酸、乳酸などの有機酸、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウムなどの無機塩、防腐剤、殺菌剤、酸化
防止剤、色素、香料などを配合することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を説明する。な
お、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
また配合量は原則として重量%で示す。主洗浄剤の検討 まず、本発明者らは口紅を落とす際に、該口紅成分を布
或いはコットン等に浸潤しやすくする洗浄成分の検討を
行なった。すなわち、一般の洗浄剤と異なり、口紅落と
し用洗浄剤を布などに浸らせ、口唇に当てて拭取ること
が一般的であり、最初から水と共に洗い流すように使用
するものではない。この点で、単に口紅成分が落ちれば
いいというものではなく、拭取る際の布などに口紅成分
が浸潤することが要求され、この浸潤が適正に行なわれ
ないと口唇の周りに口紅が滲んでしまい、使用感のはな
はだ悪いものとなってしまう。そこで、本発明者らは下
記のような試験方法を用い、口紅落とし用洗浄剤として
好適な洗浄成分の検討を行なった。
【0012】[洗浄効果]拭き取り効果については、2
0人のパネルの唇に市販口紅を塗布し、2時間後に各洗
浄成分の2%水溶液をコットンに取り、10回拭き取り
動作を行なう。そして、口紅の残りが有ったパネルの人
数が、 2名以下の場合 ◎ 5名以下の場合 ○ 10名以下の場合 △ 10名以上の場合 × で評価した。
【0013】[口唇の状態]同様の口紅塗布及び拭き取
り操作を30日間継続し、唇の荒れ或いは口紅の乗りの
悪化の発生を検討した。結果を次の表1に示す。
【0014】
【表1】 ────────────────────────────── 洗浄成分 洗浄効果 口唇の状態 ────────────────────────────── ヤシ油脂肪酸モノエタノールアマイト゛(POE2モル) ◎ ○ イミタ゛ソ゛リニウムヘ゛タイン △ ○ エチレンオキサイト゛ 付加ホ゜リフ゜ロヒ゜レンク゛リコール △ ○ ────────────────────────────── 唇に対する刺戟性が低く安全性が高いという観点から選
択された上記三種の界面活性剤は、それぞれ連続使用に
よっても口唇に影響を与えることは少なかった。しか
し、イミダゾリニウムベタイン、エチレンオキサイド付
加ポリプロピレングリコールは洗浄効果の点で問題があ
る。そこで本発明者らは、これらの点で優れた効果を示
した脂肪酸モノエタノールアマイドを洗浄主剤として検
討を進めた。POE付加モル数 ヤシ油脂肪酸モノエタノールアマイドには各種ポリオキ
シエチレン付加モル数のものが存在する。そこで、前記
試験方法に準じ、最適のPOE付加モル数のヤシ油脂肪
酸モノエタノールアマイドの探索を行なった。結果を表
2に示す。
【0015】
【表2】 上記表2より明らかなように、POE付加モル数が2以
下で非常に優れた洗浄効果が得られ、この点でPOE付
加モル数は0〜2が好適である。配合量 次に、POE付加モル数2のヤシ油脂肪酸モノエタノー
ルアマイドを用い、その最適配合量の検討を前記試験方
法に準じ行なった。結果を表3に示す。
【0016】
【表3】 上記表3より明らかなように、ヤシ油脂肪酸モノエタノ
ールアマイドの添加量が2.0%未満の場合には洗浄効
果がやや低下する傾向にあり、4.0%となると長期使
用継続時に唇の荒れが生じる場合があった。従って、ヤ
シ油脂肪酸モノエタノールアマイドの添加量は洗浄剤組
成物中2.0〜3.0%とすることが特に好適である。
【0017】他成分との組合せ 前記ヤシ油脂肪酸モノエタノールアマイドを洗浄剤成分
として用いるのみでも、口紅落とし用洗浄剤として充分
に機能するが、更にその機能を改善するため、他成分と
の組合せを検討した。すなわち、前記基本処方において
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアマイドを主洗浄剤成分と
し、各種助剤との組合せによる洗浄効果、安定性の改善
について検討した。まず本発明者らは、単独では口紅落
とし用洗浄剤としての評価が低かったエチレンオキサイ
ド付加ポリプロピレングリコールと、脂肪酸モノエタノ
ールアマイドとの組合せによる効果について検討を行な
った。すなわち、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアマイド
を1.0%含む水溶液に対し、前記エチレンオキサイド
付加ポリプロピレングリコールを各種配合量加え、その
効果について検討を行なった。結果を次の表4に示す。
【0018】
【表4】 エチレンオキサイド付加ポリプロピレングリコールとの組合せ ─────────────────────────── 配合量 洗浄効果 口唇の状態 使用感 ─────────────────────────── 0 ○ ○ つっぱる 0.5 ○ ○ 〃 1.0 ◎ ○ 滑らか 3.0 ◎ ○ 〃 5.0 ◎ ○ 〃 7.0 ◎ ○ ややべたつく 10.0 ◎ ○ ややべたつく 13.0 ◎ ○ べたつく ───────────────────────────
【0019】前記表4より明らかなように、エチレンオ
キサイド付加ポリプロピレングリコール(ポリオキシエ
チレン(25)ポリオキシプロピレングリコール(3
0))を1.0%以上添加した場合、洗浄効果が有意に
改善された。しかし、10.0%を超えて配合するとベ
タツキを生じ、使用感を悪化させることがある。従っ
て、POE付加ヤシ油脂肪酸モノエタノールアマイドに
エチレンオキサイド付加ポリプロピレングリコールを
1.0〜10.0%、特にベタツキ感に注目するならば
1.0〜5.0%共存させると、より優れた洗浄効果を
発揮させることができる。なお、このような相乗効果は
前記化6に示す基本構造を有するエチレンオキサイド付
加ポリプロピレングリコール系の高分子界面活性剤との
組合せにみられ、前記化7に示した商品名プルロニック
の外、前記化8に示した商品名テトロニックにも見られ
た。また、溶媒との相溶性を考慮すると、前記化7に示
すプルロニックを用いた場合にはa+cが5〜200
で、bが5〜100であることが好ましい。同様に、前
記化8に示すテトロニックを用いる場合には、エチレン
オキサイドの総分子中の割合は20〜70%であること
が好ましい。次に、前記エチレンオキサイド付加ポリプ
ロピレングリコールとの組合せの場合と同様に、両性界
面活性剤としてイミダゾリニウムベタインとの組合せに
ついて検討を進めた。結果を次の表5に示す。
【0020】
【表5】 イミダゾリニウムベタインとの組合せ ──────────────────────────── 配合量 洗浄効果 口唇の状態 にじみ ──────────────────────────── − ○ ○ ○ 0.3 ○ ○ ○ 0.6 ◎ ○ ○ 0.9 ◎ ○ ○ 1.2 ◎ ○ ◎ 1.5 ◎ ○ ◎ 1.8 ◎ ○ ◎ 2.1 ◎ ○ ◎ 2.4 ◎ △ ◎ 2.7 ◎ △ ◎ ────────────────────────────
【0021】前記表5より明らかなように、イミダゾリ
ニウムベタインを1.2%以上添加した場合、滲みがよ
り一層少なくなった。しかし、2.1%を超えて配合す
ると、長期使用により唇の荒れを生じる場合がある。従
って、POE付加ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミドに
イミダゾリニウムベタインを1.2〜2.1%共存させ
ると、より優れた洗浄効果及び滲みの改善効果を発揮さ
せることができる。次に、POE2モル付加ヤシ油脂肪
酸モノエタノールアミド2.0%、イミダゾリニウムベ
タイン1.5%を加えた水溶液状洗浄剤に、エチレンオ
キサイド付加ポリプロピレングリコール(ポリオキシエ
チレン(25)ポリオキプロピレングリコール(3
0))を適当量配合した場合の効果について検討した。
結果を表6に示す。
【0022】
【表6】 ───────────────────────────── 配合量 洗浄効果 口唇の状態 使用感 にじみ ───────────────────────────── 0 ◎ ○ つっぱる ◎ 0.5 ◎ ○ 〃 ◎ 1.0 ◎ ○ 滑らか ◎ 3.0 ◎ ○ 〃 ◎ 5.0 ◎ ○ 〃 ◎ 7.0 ◎ ○ 〃 ◎ 10.0 ◎ ○ ややべたつく◎ ───────────────────────────── 前記表6には充分に表現し得ないが、イミダゾリニウム
ベタインに加えてエチレンオキサイド付加ポリプロピレ
ングリコールを1.0%以上添加した場合、洗浄効果及
び使用感が更に改善され、使用時の滲みもないものが得
られた。しかし、10.0%を超えて配合すると、ベタ
ツキを生じ、使用感に悪影響を与えることがある。以下
に、口紅落とし用洗浄剤のより具体的な配合例を説明す
る。いずれも優れた洗浄性を示すと共に、安全性、安定
性の点でも問題のないものであった。
【0023】配合例1 ジプロピレングリコール 5.0重量% グリセリン 10.0 メチルパラベン 適量 POE(2)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.2 2-ウンテ゛シル-N-カルホ゛キシメチル-N-ヒト゛ロキシエチルイミタ゛ソ゛リニウムヘ゛タイン 1.5 エチレンオキサイド付加ポリプロピレングリコール 1.5 (ホ゜リオキシエチレン(25)ホ゜リオキシフ゜ロヒ゜レンク゛リコール(30)) イオン交換水 残 部 ───────────────────────────── 合計100.0
【0024】配合例2 1,3−ブチレングリコール 5.0重量% ジグリセリン 10.0 エチルパラベン 適量 POE(2)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.8 2−ウンデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ ムベタイン 1.8 エチレンオキサイド付加ポリプロピレングリコール系界面活性剤 2.0 (商品名:テトロニック704 エチレンオキサイド約40%) イオン交換水 残部 ──────────────────────────── ─ 合計100.0
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる口紅
落とし用洗浄剤は、脂肪酸モノエタノールアミドを主洗
浄剤成分とすることで、優れた口紅落とし効果と共に、
安全性、安定性も高いものとなる。更に、エチレンオキ
サイド付加ポリプロピレングリコール系界面活性剤ない
しイミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性剤を共存
させると、より優れた洗浄効果を発揮させることができ
使用時の滲みもなく、滑らかな使用感を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 進 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株式会社 資生堂 第一リサーチセンタ ー内 (56)参考文献 特開 平2−180811(JP,A) 特開 昭63−290812(JP,A) 特表 平8−511962(JP,A) 特表 平8−512050(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式化1に示される脂肪酸モノエ
    タノールアマイド系界面活性剤を主成分とする口紅落と
    し用洗浄剤。 【化1】 RCONHCH2CH2O(CH2CH2O)nH なお、上記化1中、Rはアルキル基を示し、nは0〜2
    の整数である。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の洗浄剤において、下記化
    2に示す構造式を有するエチレンオキサイド付加ポリプ
    ロピレングリコール系界面活性剤を含むことを特徴とす
    る口紅落とし用洗浄剤。【化2】 HO(C 2 4 O) a −(C 3 6 O) b −(C 2
    4 O) c なお、上記化2中a,b,cはそれぞれ整数を示し、a
    +c=5〜200で、b=5〜100である。
  3. 【請求項3】 請求項記載の洗浄剤において、エチレ
    ンオキサイド付加ポリプロピレングリコール系界面活性
    剤は、下記化3に示す構造式を有することを特徴とする
    口紅落とし用洗浄剤。【化3】 なお、上記化3において、b,cはそれぞれ整数を表
    し、分子中のエチレンオキサイドは20〜70%であ
    る。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄剤
    において、両性界面活性剤を含むことを特徴とする口紅
    落とし用洗浄剤。
  5. 【請求項5】 請求項記載の洗浄剤において、両性界
    面活性剤はアルキルベタイン、アミドベタイン、または
    イミダゾリニウムベタインから選ばれることを特徴とす
    る口紅落とし用洗浄剤。
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