JPH0826929A - 化粧料除去剤組成物 - Google Patents
化粧料除去剤組成物Info
- Publication number
- JPH0826929A JPH0826929A JP19190894A JP19190894A JPH0826929A JP H0826929 A JPH0826929 A JP H0826929A JP 19190894 A JP19190894 A JP 19190894A JP 19190894 A JP19190894 A JP 19190894A JP H0826929 A JPH0826929 A JP H0826929A
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- Japan
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- polyoxyethylene
- cosmetic
- polyoxypropylene
- adduct
- water
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】少種の薬剤の効率的な組合わせにより、化粧料
除去剤に要求されるクレンジング性能、自体の水洗性、
使用感、経時安定性等のすべての性能を満足させ得る、
メイキャップされた化粧料の除去剤組成物を得る。 【構成】必須成分として液体油、HLB8以上のポリオ
キシエチレン系ノニオン性界面活性剤、水及びポリエー
テル・ポリオール化合物を含むゲル状の組成物。
除去剤に要求されるクレンジング性能、自体の水洗性、
使用感、経時安定性等のすべての性能を満足させ得る、
メイキャップされた化粧料の除去剤組成物を得る。 【構成】必須成分として液体油、HLB8以上のポリオ
キシエチレン系ノニオン性界面活性剤、水及びポリエー
テル・ポリオール化合物を含むゲル状の組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメイキャップ化粧料を除
去し、自体が容易に水洗されるゲル状の化粧料除去剤組
成物に関する。
去し、自体が容易に水洗されるゲル状の化粧料除去剤組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より液体油中に高分子化合物を含む
種々のゲル化剤及び界面活性物質の作用で水を乳化させ
ることによりゲル状とした化粧料除去剤が数多く提案さ
れているが、メイク化粧料のクレンジング効果、除去剤
自体の水洗性、使用感、経時安定性(液の分離のないこ
と)等の化粧料除去剤に要求される全ての性能を満足さ
せるのに非常に多種類の薬剤の配合を必要としていた。
種々のゲル化剤及び界面活性物質の作用で水を乳化させ
ることによりゲル状とした化粧料除去剤が数多く提案さ
れているが、メイク化粧料のクレンジング効果、除去剤
自体の水洗性、使用感、経時安定性(液の分離のないこ
と)等の化粧料除去剤に要求される全ての性能を満足さ
せるのに非常に多種類の薬剤の配合を必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は少種の薬剤の
有効な組合わせにより、前記要求性能を満足させる化粧
料除去剤組成物を提供しようとするものである。
有効な組合わせにより、前記要求性能を満足させる化粧
料除去剤組成物を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の化粧料除去剤組
成物は、必須成分として液体油、ノニオン性界面活性
剤、水及びポリエーテルポリオール化合物を含むゲル状
組成物である。
成物は、必須成分として液体油、ノニオン性界面活性
剤、水及びポリエーテルポリオール化合物を含むゲル状
組成物である。
【0005】前記液体油は通常化粧料、医薬品に使用さ
れる炭化水素類、高級脂肪酸類、高級脂肪酸エステル
類、高級アルコール類、動植物油、シリコーンオイル、
コレステロール脂肪酸エステル等から選ばれる。具体例
として、2−エチルヘキサン酸トリグリセリド、オリー
ブ油、流動パラフィン、ミリスチン酸オクタデシル、メ
チルフェニルシロキサン等があげられる。これら液体油
は全組成中5乃至90重量%、好ましくは30乃至70
重量%の範囲で用いられる。
れる炭化水素類、高級脂肪酸類、高級脂肪酸エステル
類、高級アルコール類、動植物油、シリコーンオイル、
コレステロール脂肪酸エステル等から選ばれる。具体例
として、2−エチルヘキサン酸トリグリセリド、オリー
ブ油、流動パラフィン、ミリスチン酸オクタデシル、メ
チルフェニルシロキサン等があげられる。これら液体油
は全組成中5乃至90重量%、好ましくは30乃至70
重量%の範囲で用いられる。
【0006】ノニオン性界面活性剤は、HLB8以上の
ポリオキシエチレン系界面活性剤が使用されるが、具体
例としてポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンフェニルアル
キルエーテル等があげられ、全組成中5乃至50重量
%、好ましくは10乃至40重量%の範囲で用いられ
る。
ポリオキシエチレン系界面活性剤が使用されるが、具体
例としてポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンフェニルアル
キルエーテル等があげられ、全組成中5乃至50重量
%、好ましくは10乃至40重量%の範囲で用いられ
る。
【0007】ポリエーテルポリオール化合物は、ポリオ
キシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール、ポリ
オキシエチレン・ポリオキシプロピレンモノアルキルエ
ーテル(但し、アルキル基の炭素数8以下)、多価アル
コールポリオキシエチレン付加物、多価アルコールポリ
オキシプロピレン付加物及び多価アルコールポリオキシ
エチレン・ポリオキシプロピレン付加物から選ばれる化
合物である。それらの化合物の具体例としてポリオキシ
エチレン・ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキ
シエチレン・ポリオキシプロピレンモノブチルエーテ
ル、ポリオキシプロピレングリセリルエーテル、ポリオ
キシエチレングリセリルエーテル、ポリオキシエチレン
・ポリオキシプロピレングリセリルエーテル、ポリオキ
シプロピレンソルビット、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレントリメチロールプロパン、ポリオキシエチ
レン・ポリオキシプロピレンペンタエリスリトール等が
あげられ、全組成中1乃至50重量%、好ましくは5乃
至30重量%の範囲で用いられる。
キシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール、ポリ
オキシエチレン・ポリオキシプロピレンモノアルキルエ
ーテル(但し、アルキル基の炭素数8以下)、多価アル
コールポリオキシエチレン付加物、多価アルコールポリ
オキシプロピレン付加物及び多価アルコールポリオキシ
エチレン・ポリオキシプロピレン付加物から選ばれる化
合物である。それらの化合物の具体例としてポリオキシ
エチレン・ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキ
シエチレン・ポリオキシプロピレンモノブチルエーテ
ル、ポリオキシプロピレングリセリルエーテル、ポリオ
キシエチレングリセリルエーテル、ポリオキシエチレン
・ポリオキシプロピレングリセリルエーテル、ポリオキ
シプロピレンソルビット、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレントリメチロールプロパン、ポリオキシエチ
レン・ポリオキシプロピレンペンタエリスリトール等が
あげられ、全組成中1乃至50重量%、好ましくは5乃
至30重量%の範囲で用いられる。
【0008】水量は除去剤組成物の使用目的、要求物性
に応じて選定されるが、1乃至40重量%、好ましくは
5乃至30重量%の範囲で用いられる。
に応じて選定されるが、1乃至40重量%、好ましくは
5乃至30重量%の範囲で用いられる。
【0009】本発明の化粧料除去剤組成物は、前記液体
油、ノニオン性界面活性剤、水及びポリエーテルポリオ
ール化合物の各所定量を混合し、加熱、攪拌して均質化
した後、攪拌しつつ冷却することにより調製される。ま
た必要に応じて防腐剤、酸化防止剤、ビタミン類、香
料、色素等を少量添加してもよい。
油、ノニオン性界面活性剤、水及びポリエーテルポリオ
ール化合物の各所定量を混合し、加熱、攪拌して均質化
した後、攪拌しつつ冷却することにより調製される。ま
た必要に応じて防腐剤、酸化防止剤、ビタミン類、香
料、色素等を少量添加してもよい。
【0010】
【作 用】本発明の化粧料除去剤組成物は油分及び界面
活性剤の作用により、メイキャップ化粧料を溶解して皮
膚面より脱着させる。この化粧料を含んだゲル状の除去
剤は水洗時、界面活性剤及び親水性のポリエーテルポリ
オール成分の作用で微細な水中油滴型乳化状態となって
水洗される。
活性剤の作用により、メイキャップ化粧料を溶解して皮
膚面より脱着させる。この化粧料を含んだゲル状の除去
剤は水洗時、界面活性剤及び親水性のポリエーテルポリ
オール成分の作用で微細な水中油滴型乳化状態となって
水洗される。
【0011】
【実 施 例】各実施例及び比較例の組成物の組成と性
能評価を表1に示す。尚、表中の組成の数値は重量部を
表す。
能評価を表1に示す。尚、表中の組成の数値は重量部を
表す。
【表1】 表の組成の各成分を混合し、80℃に加熱、溶解して均
質化し、攪拌しながら室温にまで冷却して各試料除去剤
組成物を得た。得られた各試料除去剤組成物の性能テス
トの項目及びテスト結果の評価の内容は以下のとおり。 クレンジング性能(メイク落とし性能) ○:メイク落ち良好 除去剤自体の水洗性 ○:容易に水洗される △:水洗性やや不良 使用後のべとつき感の有無 ○:さっぱりした感じ △:ややべとつく 経時安定性(40℃,1ケ月保管後の試料組成物の状
態) ○:変化なし ×:液分離あり
質化し、攪拌しながら室温にまで冷却して各試料除去剤
組成物を得た。得られた各試料除去剤組成物の性能テス
トの項目及びテスト結果の評価の内容は以下のとおり。 クレンジング性能(メイク落とし性能) ○:メイク落ち良好 除去剤自体の水洗性 ○:容易に水洗される △:水洗性やや不良 使用後のべとつき感の有無 ○:さっぱりした感じ △:ややべとつく 経時安定性(40℃,1ケ月保管後の試料組成物の状
態) ○:変化なし ×:液分離あり
【0012】
【発明の効果】前記のとおり、本発明の化粧料除去剤組
成物は少種の薬剤の効率的な組合わせにより、この種の
化粧料除去剤に要求されるクレンジング性能、自体の水
洗性、使用感、経時安定性等の全ての性能を満足させる
実用性の高いものである。
成物は少種の薬剤の効率的な組合わせにより、この種の
化粧料除去剤に要求されるクレンジング性能、自体の水
洗性、使用感、経時安定性等の全ての性能を満足させる
実用性の高いものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 必須成分として液体油、ノニオン性界面
活性剤、水及びポリエーテルポリオール化合物を含むゲ
ル状組成物であって、前記ノニオン性界面活性剤はHL
B8以上のポリオキシエチレン系界面活性剤から選ば
れ、前記ポリエーテルポリオール化合物がポリオキシエ
チレン・ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシ
エチレン・ポリオキシプロピレンモノアルキルエーテル
(但し、アルキル基の炭素数8以下)、多価アルコール
ポリオキシエチレン付加物、多価アルコールポリオキシ
プロピレン付加物及び多価アルコールポリオキシエチレ
ン・ポリオキシプロピレン付加物から選ばれる化合物で
あることを特徴とする化粧料除去剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19190894A JPH0826929A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 化粧料除去剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19190894A JPH0826929A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 化粧料除去剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0826929A true JPH0826929A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16282455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19190894A Pending JPH0826929A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 化粧料除去剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0826929A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6357413B1 (en) | 1999-09-03 | 2002-03-19 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Internal combustion engine power unit |
WO2003028672A1 (fr) * | 2001-09-28 | 2003-04-10 | Shiseido Co., Ltd. | Base pour preparations dermatologiques externes et produits cosmetiques la contenant |
WO2005090535A1 (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Shiseido Company, Ltd. | 油性洗浄料 |
JP2007131687A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Sunstar Inc | 透明洗浄剤組成物 |
WO2007145105A1 (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-21 | Shiseido Company Ltd. | ゲル状組成物 |
US7625574B2 (en) | 2001-09-28 | 2009-12-01 | Shiseido Research Center | Skin treatment composition |
JP2016124866A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 日光ケミカルズ株式会社 | クレンジング化粧料 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP19190894A patent/JPH0826929A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6357413B1 (en) | 1999-09-03 | 2002-03-19 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Internal combustion engine power unit |
US7625574B2 (en) | 2001-09-28 | 2009-12-01 | Shiseido Research Center | Skin treatment composition |
WO2003028672A1 (fr) * | 2001-09-28 | 2003-04-10 | Shiseido Co., Ltd. | Base pour preparations dermatologiques externes et produits cosmetiques la contenant |
US8153142B2 (en) | 2001-09-28 | 2012-04-10 | Shiseido Co., Ltd. | Skin treatment composition |
WO2005090535A1 (ja) * | 2004-03-22 | 2005-09-29 | Shiseido Company, Ltd. | 油性洗浄料 |
JP2007131687A (ja) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Sunstar Inc | 透明洗浄剤組成物 |
EP2042152A1 (en) * | 2006-06-12 | 2009-04-01 | Shiseido Co., Ltd. | Gel composition |
JP2008019239A (ja) * | 2006-06-12 | 2008-01-31 | Shiseido Co Ltd | ゲル状組成物 |
US7973085B2 (en) | 2006-06-12 | 2011-07-05 | Shiseido Company Ltd. | Gel composition |
WO2007145105A1 (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-21 | Shiseido Company Ltd. | ゲル状組成物 |
EP2042152A4 (en) * | 2006-06-12 | 2013-03-06 | Shiseido Co Ltd | GEL COMPOSITION |
KR101440161B1 (ko) * | 2006-06-12 | 2014-09-12 | 가부시키가이샤 시세이도 | 겔상 조성물 |
JP2016124866A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 日光ケミカルズ株式会社 | クレンジング化粧料 |
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