JPS63501271A - 注射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 注射装置 本発明は、特許請求の範囲第１項の前提部分に記載の注射装置に関する。

この糧の装置は欧州特許出願筒００５８５３６号明細瞥から公知である。この装 置において注射アンプルのピストンは伝動装置の駆動素子の回転により押しやら れ、この伝動装置の従動素子は、ピストンに接触するねじ付きスリーブである。

駆動素子の回転運動はストッパにより制限され、継手は、駆動素子が伝動装置と の保合なしにストッパから回りながら戻され得るように作用する゛。駆動素子は 注射前に所望の液体量に対応する回転角だけ戻されかつ注射の際にストッパまで 前進回転せしめられる。

公知の装置では人は自分自身で腕に注射することができない。

なぜならば注射の際に一方の手で装置を保持し、他方の手で駆動素子を回転させ なければならないからである。その上、ストッパにより制限される回転の際には 、装置したがってまた針も傾倒する恐れがある。特に不利なのは、１回転運動に より僅かな液体量しか注射することができず、多くの液体量を注射するために駆 動素子が針を刺し込んだままで何度も往復回転されなければならないことである 。

本発明の根底にある課題は、注射すべき任意の液体量を正確に設定または予め選 ぶことができかつ唯１回のハウジング縦方向の押圧運動だけで注射することがで きる注射装置を提供することである。

この課題の本発明による解決策は特許請求の範囲第１項の対象である。本発明の 好ましい別の構成は特許請求の範囲第２項ないし第１３項に記載されている。

本発明の実２Ｆｌｉ例を図面により以下に詳細に説明する。

第１図は伝動素子が静止位置にある注射装置の縦断面図、第２図は第１図の装置 の後部の拡大縦断面図、Ｎ３図は伝動素子が最終位置にある装置の後部の、第２ 図に対応する縦断面図、第４図は第３図のＩＶ−ＩＶ線に沿う横断面図、第５図 は第３図のｖ−ｖ線に沿う横断面図、第６図は第３図のＶｌ−Ｖｌ線に沿う８図 は伝動素子が静止位置にある注射装置の好ましい変形例の縦断面図、第９図は第 ８図の（ハウジングなしの）装置の後部の拡大縦断面図、第１０図は第９図のｘ −Ｘ線に沿う拡大横断面図、第１１図はＮ９図のＸ！方向に見た装置の一部の拡 大側面図、第１２図は第９図のＸ１ｌ−ＸＩＴ線に沿う拡大横断面図である。

第１図ないし第７ｒ９５に示されている注射装置は２つのスリーブ状のハウジン グ部分１．２を持っている。後ろの（図面では上側の）ハウジング部分ｌに伝動 装置３が配置され、前の（図面では下側の）ハウジング部分２に通常の注射アン プルが配置されており、この注射アンプルは一方の端部に（ピストン棒なしの） ピストン５を持ち、他方の端部に（図示してない）ダイヤフラムにより閉鎖−さ れた流・出片６を持っている。ハウジング部分２は前方に、流出片６を支持し針 ７の貫通部を備えたキャップ部８を持っている。両ハウジング部分ｌおよび２は ねじ付きスＩＪ　−ブ９により結合されており、後ろのハウジング部分１はねじ 付きスリーブと接着され、前のハウジング部分２は注射アンプル４の交換のため にねじ付きスリーブからねじって取り外され得る。

伝動装置３の駆動素子は連行スリーブｌＯから成り、この連行スリーブ上に操作 頭部■があり、この操作８部は運行スリーブｌＯの回転および前方（下方）への 押圧のために使われる。

伝動装置３の従動素子はねじ付き棒１２から成り、このねじ付き棒は連行スリー ブ１ｏに相対回転しなシ）ように、しカル縦方向に移動可能にはめ込まれている 。相対回転しないように支持するために、ねじ付き棒１２は反対側の面１３およ び１４を偏平したがってねじ付き棒１２は、このねじ付き棒が連行スリーブｌＯ の平らな内壁面により連行される２つの平らな、平行な、滑らかな（ねじなしの ）縦面１３．１４と、スリーブ１ｏの両方の滑らかな（ねじなしの）円筒状内壁 面から離れている２つのねじ付き円筒状外皮扇形部分＋Ｌ　＋６とを持っている 。ねじ付き棒１２の前端に円板】７心あり、この円板は以下に述べるピストン５ の送りのために使われる。

ねじ付き棒１２が移動可能に支持されている伝動素子は２ｏでり、この雌ねじに ねじ付き棒１２がねじ込まれている。伝ｗＪ素子の後部２３はねじなし孔を持っ ており、この孔に連行スリーブｌＯが回転可能に・支持されている。連行スリー ブ１０は円形の（フランジ状の）カラー２５を持っており、このカラーは伝動素 子部分２３の後端に載っている。

連行スリーブ１０の頭部１１を押すことにより、伝ｌ１Ｉｌ素子２゜はＮ１図お よび第２図に示した静止位置から、圧縮はね２６の力に抗して、第３図ないし第 ７区に示した最終位置へ移動可能である。頭部１１が１？、Ｈされると、伝動素 子２０は圧縮ばね２６により静止位置へ押し戻される。

圧縮ばね２６ケ、伝動素子２ｏの中間部分を回りながら延びているフィルはねで ある。この圧縮はねは、素子２ｏに形成されたカラーに係合しかつスリーブ状の 支持部３ｏに支持されており、この支持部は伝動素子２ｏの前部の案内部を形成 しておりかつ半径方向内側に突出した支持環３１を持っており、この支方へ延び ている伝ｍｘ子２ｏの円筒状外皮はスリーブ状支持部３０に遊隙をもって合わさ れておりかつ支持１１３１への適合のために前端を狭くされている。カラー２７ から後方へ延びている伝動素子２０の円筒状外皮は案内部３４に遊隙をもって合 わされておりかつ互いに同じ間隔を置いて配置された４つの縦溝３２を持ってい る。これらの溝３２に４つの縦ひれ３３がはまり、これらの縦ひれば、ハウジン グ部分ｌに固定的に拘束された案内部３４の前部に形成されているので、伝動素 子２０ま案内部３４の前部に相対回転しないように、しかし縦方向に移動可能に 支持されている。案内部３４の後部は、連行スリーブ１０の円形カラー２５に合 わされた孔を持っており、後端に案内頭部３５がある。案内頭部３５の前部は連 行スリーブ】０に合わされており、後部は操作頭部１１に合わされている。案内 頭部３５のスリーブｌＯに合わされた孔と頭部Ｉ＋に合わされた孔との移行部に ある環状肩部または段付き面３６（Ｎ２図）は操作頭部１１のストッパを形成し ている。このストッパ３６は操作頭部Ｈの送り運動したがってまた伝動素子２０ の移動を制限する。したがって第３図ないし第７図に示されている伝動素子２０ の最終位置には、操作頭部＋１がストッパ３６に当たる場合に、達する。（案内 部３４の下部にカラー２５が当たることによりまたは支持環３１に伝ａ素子２０ が当たることによっても最終位置を規定することができることは言うまでもない 。） 第１図およびＮ２図に示されている伝ａｇｇ子２ｏの静止位置において、連行ス リーブｌＯのカラー２５は、はね２６の作用を受ける伝動素子２０により案内所 Ｎ３５の前端３７（第３図）に押し付けられている。伝動素子２０のカラー２７ は静止位置において案内部３４の前端から少し離れている。

注射すべき液体量を正確に予め選ぶことができるようにするために係止機構が設 けられており、この係止機構は操作頭部Ｉ＋の１回転ごとに何度も、この実厖例 では４度係止するので、各９０度回転後に、感じられるほどの係止紙尻に打ち勝 たなければな°らない。この係止機構は、９０度の角度距離を置いて伝動素子部 分２３の後部の環状終端面に形成さ′れて直径上に延びている４つのカム３８と 、連行スリーブ１０のカラー２５の伝動素子２０側の環状面にある溝状凹所とに よって形成されている。

カム３８および凹所の横断面は円形であるので、係止位置に、苦もなり、シかし 感じられるほどの残密抵抗に摂して打ち勝つことができる。カム３８を備屍た伝 動素子２０の端面を、凹所を備えたカラー２５の面に押し付けるばね２６は、係 止機構の係止ばねを形成する。

上述した注射装置の動作のやり方を下記の初期位置から出発して説明する・。

伝動装置３は、第１図および第２図に示されている位置にある。この場合連行ス リーブ１０および伝動素子２０ははね２６により静止位置に保持されており、こ の静止位置においてカラー２５はストッパ３７に接触している。ねじ付き棒１２ は完全に回でいる。完全な注射アンプル４が装置にはめ込まれている。この注射 アンプルのピストン５はアンプルの後端に、すなわち第１図および第２ｒＩ！Ｊ に示されているより少し後方にある。

ｌ】はストッパ３６に当たるまで前方（下方）へ押し付けられる。

る位置にある。連行スリーブ１０および伝ｗＪ素子２ｏは、頭ｉ１１がストッパ ３６に当たることにより規定されるｆｉ終位置にある。

円板１７はピストン５に接触している。

さて頭部１１を釈放すると、ばね２６は伝動素子２０を、したがってまたこの伝 動素子のねじ２２にはまっているｔ円板＋７を持つねじ付き棒１２ならびに連行 スリーブ１０を後方へ押し付け、カラー２５はストッパ３７に当たる。したがっ てすべての部分は、第１図およびＮ２図に示されている位置にある。伝動素子２ ０および運行スリーブ１０は、ばね２６により支持される静止位置にあり、円板 １７はピストン５から距離りを置いており、この距離は静止位置とＪ２［位置と の間の伝動素子２０の行程りに正確に一致している。装置は今や作動準備ができ ている。

所定の液体量を注射するために、まず（針７を刺し込む前に）頭部１１は、伝動 素子２０が第１図および第２図による静止位置にある状態で、回転せしめられる 。その際各９０度回転後に係止機構３８の係止抵筑に打ち勝たなければならない 。各９０度回転に１液体皐位が対応するので、注射すべき液体の量は打ち勝つべ き係止位置の数に応じて決められる・連行スリーブｌＯの回転の際に、この連行 スリーブにより連行されるねじ付き棒１２容液体量の注射のために必要なピスト ン行程より大きく定めら後に、針７が刺し込まれかつ頭部＋１がストッパ３６ま で押し付トン５から離れる。次の注射のために、頭部１１は、上述したように、 所属の液体量に応じて回転せしめられ、その後下方へ押し付けられる。設定され た液体量を正確に注射するために、送り行程は原則的に常に係止機構の係止状態 または常に係止機構の係止解除状態において行ムわれなければならない。しかじ 係止機構のカム３８の高さは非常に小さい（例えば便か１０分の２ミリメートル の高さである）ので、注射される液体量に対する係止位置と係止解除位置との送 り行程の差は焦視でき、すなわち９０度回転の際のねじ付き棒の縦行程より小さ い。

アンプルが空になると、ハウジング部分２はめじ付きスリーブ９からねじをゆる めて取り外され、この空のアンプル４が取り出される。その際アンプル４の端部 から環３１により保持されている支持部３０は前方へねじ付きスリーブ９上（こ 落下する。

ばね２６は荷重を除かれ、伝動素子２ｏをもはやカラー２５に押し付けない。今 や係止紙肌に打ち勝つ必要なしに、頭部１１を回して戻すことができる。これは 重要である。なぜならば完全なアンプルをはめ込む前にねじ付きｎＩ２が完全に 雌ねじ２２により回して戻されなければならず、そのことは非常に多くの回転を 必要とするからである。ねじ付き棒１２を回して戻した後に、ハウジング部分２ にはめ込まれた新しい完全なアンプル４が再びねじ付きスリーブ９にねじ止めさ れ、その際アンプルは支持部３０を図面に示されている位置へ再び押し戻す。そ れによって、最初に述べたす期位置に再び達する。

針７および操作頭部１１を保護、するために、前および後にそれぞれ（じ示して ない）キャップをハウジング部分ｌおよび２上にはめることができる。

図面に示されている実凡例において、連行スリーブ１０の前端は、雌ねじ２２を 持つ伝動素子２０の前部から離れている。しかし連行スリーブ１０は前部２１に も接触することができ、係止機構を突出部および凹所によりこれらの互いに接触 する面において形成することができ、この場合カラー２５は伝動素子２０の後端 から離れている。さらに、ばね２６の力により互いに押し付けられる連行スリー ブ１０のカラー２５およびストッパ３７の面にある突出部および凹所によっても 形成することができる。

はね２６を支持部３０にではなくアンプル４の後締に直接支持することもできる 。

第８図ないし第１２図には、第１図ないし第７図の注射装置の好ましい変形例が 示されている。第１図ないし第７図に関して述べられた注射装置の部分に一致す る変形例の部分は、第８図ないし第１２図において同じ符号を付けられている。

この変形例は次の点で第１図ないし第７図の実凡例と異なる。

伝動装置３の駆動素子を形成する連行スリーブ１０は、固定ており、このカラー に部分１０’の前（下）端があり、この前端は、しかし縦方向に移動可能にはま っている。そのためにスリーブ部１０’は上端に、ハウジング縦方向に延びる４ つの案内ひれ４０を持っており、これらの案内ひれは、頭部！＋”の内壁に設け の前端は、環状に内方へ突き出て連行スリーブ１０’を包囲する突起部４１を持 っている。頭部１１の空所において圧縮ばね４３は頭部１１’の覆い部とスリー ブ部１０’の上側端縁との間に締め付けられている。第８図および第９図に示さ れている静止位置において、頭部１１は突起部４Ｉによりばね４３の力に抗して ひれ４０に保持、されている。

伝動装置３の従ｗＪ素子を形成するねじ付き棒１２は全長にわたって反対側の面 １３および１４を偏平にされているが、しかし相対回転しないように連行スリー ブ１０の突起部１０”　’にのみ支持されている。したがって連行スリーブのこ の突起部１０”　’だけが、ねじ付き棒１２に合わされた、２つの平らな内壁面 および２つの円筒状の（滑らかな）内壁面を持つ内壁を持っている分は円筒状孔 を持っており、この孔の直径は、ねじ付き棒１２の上端に形成されたフランジ４ ５の直径より公差だけ大きい。

ねじ付き棒１２が伝動素子２０の前部２１の雌ねじ２２によりねじられると、フ ランジ４５は連行スリーブ１０により前（下）へ移動して連行スリーブの突起Ｎ ＩＯ”’に当たる。

ねじ付き棒１２の前端は突起＋２’を持っており、この突起上に、ピストン５の 送りのために使われる円板】７がはまっている。

圧縮はね２６は、伝動素子部分２３の後端に形成されたカラーリープに形成され たカラー２５′に押し付けられ、このカラーは、ハウジング部分１の後端に形成 されて連行スリーブＷＩＯ’を包囲する肩部４９に押し付けられる。カラー４７ および２５′の互いに接触する面は、それぞれ９０°の角度距離を置いて半径方 向に延びる４つのカム３８およびこれらのカムに合わされた溝状凹所５０を持っ ており、これらのカムおよび凹所はばね２６の作用を受けて係止８！構を形成す る。カム３８および凹所５０により形成された係止機構は、第１１１１ｆｆｌな いしＮ７図に関して説明された係止機構に一致している。カラー２５′および肩 部４９の互いに接触する面は、それぞれはね２６の作用を受けて拘゛束機構を形 成する、互いに合わされた鋸歯状断面５１を持っている（第１１図）。カラー２ ５′および肩部４９の互いに接触する面の鋸歯状断面は、それぞれ９０°の角度 距離を置いて配置された４つの歯を持っており、これらの４つの歯元の面はカラ ー２５′においてハウジング縦方向に正確にカラー２５′の凹所５０の上にあり 、これらの４つの歯元の面は肩部４９においてハウジング縦方向に正確に伝動素 子部分２３のカム３８の上にある。伝動素子２０は、前部２１に設けられた、支 持部３０′にある案内ひれ５２により回り止めされて移動可能である。支持部３ ０′はハウジング１．２内に固定的に拘束されかつひれ５４によりハウジング内 に回り止めされている（第１２　図）、伝動素子２０はばね２６の方に払して肩 部５６が支持部３０’に当たり、頭部をさらに押してはじめてにおいてねじ付き 棒１２は完全に回りながら戻されるので、円板１７は伝動素子部分２１の前端に 接触し、ピストン５は、満たされた注射アンプル４内の最も奥にある。最初の注 射の前に、針７を保護する保護キャップの取り外し後に、頭Ｗｌｌは針７への液 体の充填°のために前（下）へ押し付けられる。ばね４３はばね２６より硬いか ら、頭部１１は連行スリーブｌＯに関してまず、第８図および第９図に示した位 置に留まる。頭部１１に及ぼされる押圧力はばね４３により連行スリーブ１０へ 伝達され、この連行スリーブは伝動素子２０のカラー４７に係合しかつ伝動素子 ゛２０をその雌ねじ２２にはまっているねじ付き棒１２によりばね２６の力に扼 して前（下）へ押し付け、肩部５６が支持部３０′に当たる。したがって頭部１ １１連行スリーブｌＯセよびねじ付められ、ねじ付き棒１２の突起１２’上に支 持された円［ｊ７は行程りの間ピストン５に当たり、それによりこのピストンを 残りの行程において少し前方へ動かすので、少量の液体がアンプル４から針７を 通って流出する。ｒｉｊ１部５６が支持部３０′に当たり、したがって連行スリ ーブｌＯをもはや押しやることができなくなった後に、頭部１１は、さらに押さ れると、ばね４３の力に拭して連行スリーブ］Ｏに対して前（下）へ移動し、そ の際突起部４】はひれ４０から離れかつ付加的の移動２の後に肩部４９に当たる 。（したがって第９図に示されているように、頭部１１は肩部４９に関してまず 、連行スリーブｌＯおよびねじ付き棒１２と共に、行程すだけ、続いて、連行ス リーブ１０およびねじ付き棒１２が固定された状態で、さらに付加的な行程２だ け移動する。） 一万では、はね２６の力およびアンプル４内のピストン５の摩擦に摂して移動せ しめられる連行スリーブ１０の肩部５６が支保持されていることを保証するため に、ばね４３のばね定数はばね２６のばね定数より十分大きく選ばれている。他 方では、ばね４３のはね定数は丁度適当な大きさに選ばれているので、患者は肩 部５６が支持部３ゲに当たることをほとんど偲づかず、すなわち患者によっては ね２６の力およびアンプル４内のピストン５の摩擦に打ち勝つために必要とされ る押圧力は、ばねの力に仇して頭部ｌ】が連行スリーブ部１０′に沿って移動す るために必要である押圧力よりほんの気づかないほど少し小さい。

したがって患者は、注射過程が行程りの終わりで終了しかつ付加行程２が注射の ために必要でないことを認識しない。この付加行程２の目的は、連行スリーブ１ ０の肩部５６が少しの間、すなわち付加行程２に必要な時間の間確実に支持部３ ０’に接触することを保証することである。それによって、患者が、肩部５６が 支持部３０′に当たった直後に、頭部１１を釈放し、その結果円板！７が送り行 程りの終わりに直ちに再びピストン５から離れかつピストン５が押しやられた位 置に留まらずに、少し戻る恐れがあることが回避される。

突起部４１がＩｊｉ％４９に当たり、したがって頭部１１がもはや移動できなく なってから、患者は頭部１１を釈放し、それによりばね２６および４３は、円板 １７を保持するねじ付き棒１２を持つ連行スリーブ１０および頭部１１を第８図 およびＮ９図に示した位置へ戻す。（連行スリーブ１０およびねじ付き棒１２は その際行程りだけ移動し、頭！１１は行程ｈ　十ｚだけハウジング１および２に 対して後方へ移動する。） 所望の液体量を注射するために、患者は頭部１１を（針７の刺し込み前に）時計 回りに所望の数の液体単位の１つに対応する数の４分の１回転だけ回転させ、そ の際患者は各４分の１回転（９０°回転）のために（係止機構３８および５０の ）係止位置に打ち勝たなければならず、したがって液体量を打ち勝つべき係止位 置の数に応じて定めることができる。頭部１１、シたがってまたこの頭部と相対 回転しないように（案内ひれ４０）結合された連行スリーブｌＯを回転させると 、連行スリーブ部１０”’により連行されるねじ付き棒１２は伝動素子２０の雌 ねじ２２により前方へ回りながら進み、その際円板１７とピストン５との間隔は 、この円板がピストンに接触することなしに、縮小する。

雌ねじ２２内のねじ付き棒１２を後方へ回わしながら進める反時計回りの回転は 、拘束機Ｗ５１により防止される。

所望の液体量が頭部１１の適当な回転により予め選ばれた後に、針７が刺し込ま れかつ頭部が当たる（突起部４１が肩部４９に当たる）まで前（下）へ押し付け られる。その際、上述したように、まず連行スリーブｌＯがはね２６の力に抗し て送り行程りだけ前方へ押し付けられて連行ス゛リーブが支持部３０′に当たり 、続いて頭部１１ばばね４３の力に抗して付加的行程２だ番プ連行スリーブ１０ に対して移動する。送り行程りの間、円板１７はピストン５に当たりかつピスト ンを、丁度ねじ付き棒１２が伝動素子２０の雌ねじ２２において頭部の前もって の回転により前方へ回転せしめられただけ押しやる。この付加的な行程２は、上 述したように、連行スリーブｌＯがねじ付き棒１２と共に少しの間送り行程りの 終わりに舊まり、ピストン５がこの時間の間円板１７により正しい最終位置に保 持されるので、ピストンは荷重を除かれた後にもはや後退しないことを保証する 。

装置をしばしば使用した後にアンプル４がほとんど空になった場合は、ねじ付き 棒１２のフランジ４５が連行スリーブの部分１０”　’に近づく。ついに、患者 が所定数の液体単位を注射しようとするが、しかしフランジ４５が回転中に部分 １０”　’に当たるために頭部１１がもはや適当な数の４分の１回転だけ回転し ない場合が生ずる。それによって患者は、自分が既に実厩された数の４分の１回 転に相当する液体量しか注射することができずかつ自分が冨んだ液体量全部をも はや注射することができないことを知る。

ねじ付き棒の長さまたはフランジ４５の位置は、フランジ４５が連行スリーブの 部分１０”’に接触するねじ付き棒１２の送り行程すにおいて、アンプル４の前 側の挟小部に当たることなしにピストン５を確実に押しやることができるようも こ、定められている。それによって患者は、自分が頭部１１の回転ｔこよりフラ ンジ４５が部分ｌゲ″に当たるまで設定した数の液体単位が確実に注射され得る 保証を得る。、患者が所定数の液体単位を注射しようとするが、しかし頭部がも はや適当な数の４分の１回の注射（まず古いアンプルの残り、次いで新しいアン プルのまだある余り）を回避するために、自分が新しいアンプルまたは新しい注 射装置を使用しなければならないことを表示する。

注射装置を使い捨て装置として構成することができまたはアンプル４を交換する ことができる。アンプル４が交換される場合は、ねじ付き棒１２は雌ねじ２２に よる反時計回りの頭部１１の回転によって、円板１７が伝ｖＪ素子部分２１に当 たるまで、回りながら戻されなければならない。そのために、拘束機構５１を形 成するカラー２５′の鋸歯状断面は肩部４９の鋸歯状断面から離されなければな らない。これは、第１図ないし第７図に関して説明されたように、支持部３０′ がハウジング１．２内でアンプル４により保持され、その結果この支持部がアン プルの取り出しの際に下方へ落下し、それによってはね２６が荷重を除かれ、拘 束機構５１および係止４＠３Ｂ、５０が解除されることによができるので、保合 カラー２５′の鋸歯状断面は肩部４９の鋸歯状断面から離れる。反時計回りに回 しながら戻す間、頭部を永続的に押し付けられたままにしかつ各４分の１回転ご とに係止装置３８．５０の係止抵批に打ち勝たなければならないことはもちろん のことである。

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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ピストン（５）の送り方向に移動可能な従動素子（１２，１７）を持つ手動 駆動可能な伝動装置（３）を有し、ピストン（５）を構えた液体容器（４）特に 注射アンプル（４）を含む、選択可能な液体量を注射するための注射装置におい て、少なくとも、従動素子（１２，１７）が移動可能に支持されている伝動素子 （２０）がピストン（５）の送り方向に静止位置（第２図、第９図）から最終位 置（第３図）へおよび再び静止位置（第２図、第９図）へ戻るように移動可能で あり、伝動素子（２０）の静止位置（第２図、第９図）でピストン（５）から離 れている従動素子（１２，１７）が伝動装置（３）によって、注射すべき液体量 に必要なピストン行程に応じて、ピストン（５）に当たることなしに、送り方向 に移動可能でありかつ静止位置から最終位置への伝動素子（２０）の送り（ｈ） 中にピストン（５）に当たってこのピストンを予め選ばれたピストン行程に応じ て押しやることを特徴とする注射装置。 ２　伝動素子（２０）がばね（２６）により静止位置に保持されかつばね力に抗 して最終位置へ移動可能であることを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載 の装置。 ３　伝動装置（３）が、装置の注射針（７）とは反対側の端部に配置された操作 頭部（１１）を持ち、この操作頭部によって駆動素子（１０）が回転可能でかづ 伝動素子（２０）と共に静止位置から最終位置へ移動可能であることを特徴とす る、特許請求の範囲第１項または第２項に記載の装置。 ４　操作頭部（１１）が駆動素子（１０）に相対回転しないように、しかし縦方 向に移動可能に支持され（４０）かつ送り方向とは反対方向に操作頭部に作用す る第２のばね（４３）の力に抗して駆動素子（１０）の一部（４０）に支持され 、第２のばね（４３）のばね定数が第１のばね（２６）のばね定数より大きいた め、操作頭部（１１）を押すとこの操作頭部がまず駆動素子（１０）、伝動素子 （２０）および従動素子（１２，１７）と共に第１のばね（２６）のかに抗して 静止位置から最終位置へ押しやられ、すぐ続いて操作頭部（１１）をさらに押す とこの操作頭部が第２のばね（４３）の力に抗して駆動素子（１０）に対し押し やられ、その際駆動素子（１０）、伝動素子（２０）および従動素子（１２，１ ７）が最終位置に留まることを特徴とする、特許請求の範囲第２項および第３項 のうち１つに記載の装置。 ５　伝動素子（２０）が第１のばね（２６）の力により駆動素子（１０，２５） に押し付けられ、この伝動素子の静止位置が駆動素子（１０，２５）用のストッ パ（３７，３９）により決められることを特徴とする、特許請求の範囲第２項な いし第４項のうち１つに記載の装置。 ６　伝動装置（３）の駆動素子が、操作機構（１１）によつてまたは直接手で回 転できる連行スリーブ（１０）により形成され、徒動素子がねじ付き棒（１２） により形成され、このねじ付き棒が連行スリーブ（１０）により縦方向に移動可 能でかつ少なくともこの連行スリープの前部（１０′′′）に相対回転しないよ うに保持され、伝動素子（２０）が、ねじ付き棒（１２）をはめる雌ねじ（２２ ）を持ちかつ案内部（３３，３４，３０′）により回り止めきれている（３２， ５２）ことを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第５項のうち１つに記載 の装置。 ７　ねじ付き棒（１２）が後端にフランジ（４５）を持ち、連行スリーブ（１０ ）の内壁が最前部（１０′′′）にのみねじ付き棒（１２）の相対回転しない保 持のにめに構成されかつその他の部分でフランジ（４５）に遊隙をもつて適合せ しめられ、ねじ付き棒（１２）の長さまたはねじ付き棒（１２）におけるフラン ジ（４５）の位置が液体容器（４）の長さに関して大きさを定められ、この液体 容器のピストン（５）が、連行スリーブ（１０）の最前部（１０′′′）にフラ ンジ（４５）が当たるねじ付き棒（１２）の送り行程（ｈ）において、液体容器 （４）の前面に当たることなしに、確実に送り可能であることを特徴とする、特 許請求の範囲第６項に記載の装置。 ８　伝動素子（２０）の送り方向に見て前の部分（２１）が雌ねじ（２２）を持 ち、後の部分（２３）がねじ無し孔を持ち、この孔に連行スリーブ（１０）が回 転可能に支持され、連行スリーブ（１０）および伝動素子（２０）が互いに支持 されている（２５，２３，２５′，４７）ことを特徴とする、特許請求の範囲第 ６項または第７項に記載の装置。 ９　伝動装置（３）が回転可能な駆動素子（１０，１１）および係止機構（３８ ）を持ち、この係止機構が駆動素子（１０，１１）の１回転ことに１回または複 数回係止し、その結果駆動素子（１０，１１）の手動回転の際に感じられるほど の係止抵抗に打ち勝たなければちすかつ注射すべき液体量が打ち勝つべき係止位 置の数の応じて決められることを特徴とする、特許請求の範囲第１項ないし第８ 項のうち１つに記載の装置。 １０　係止機構が、駆動素子（１０，２５；１０，２５′）および伝動素子（２ ０，２３；２０，４７）またはストツバ（３７，４９）の、第１のばね（２６） により互いに押し付けられる面にある突出部（３８）および凹所（５０）により 形成されていることを特徴とする、特許請求の範囲第５項および第９項のうち１ つに記載の装置。 １１　伝動装置（３）が自動拘束機構（５１）を持ち、この拘束機構が、従動素 子（１２，１７）が送り方向に駆動可能である回転方向の駆動素子（１０，１１ ）の回転運動を許容しかつ反対の回転方向の回転運動を拘束することを特徴とす る、特許請求の範囲第３項ないし第１０項のうち１つに記載の装置。 １２　第１のばね（２６）が、ハウジング（１，２）内に固定的にまたは注射ア ンプル（４）の裏側に支持されている支持部（３０′）と、伝動素子（２０）に 形成された突出部（５６）との間に締め付けられ、駆動素子（１０，２５′）お よび伝動素子（２０，４７）ならびに駆動素子（１０，２５′）およびストツバ （４９）の、第１のばね（２６）により互いに押し付けられた両環状面対のうち 一方の環状面対（２５′，４９）が、拘束機構を形成する鋸歯状の周断面（５１ ）を持ち、他方の環状面対（２５′，４７）が係止機構の突出部（３８）および 凹所（５０）を持っていることを特徴とする、特許請求の範囲第１０項および第 １１項のうち１つに記載の装置。 １３　係止機構（３８；３８，５０）および／または拘束機構（５１）に荷重を かける第１のばね（２６）が液体容器（４）またはこの液体容器に支持された支 持部（３０）に支持され、この支持部が装置からの液体容器の取り出しの際に、 第１のばね（２６）が係止機構および／または拘束機構（５１）にもはや荷重を かけないかまたは僅かしか荷重をかけない位置へ摺動し、その結果駆動素子（１ ０，１１）が液体容器（４）の取り出しの際に残留抵抗に打ち勝つことなしにか つ／または拘束機構（５１）の拘束方向に回転可能であることを特徴とする、特 許請求の範囲第９項ないし第１２項のうち１つに記載の装置。