JPS63500009A - 経皮薬剤アプリケ−タ用プログラマブル・コントロ−ラおよび取り付けシステム - Google Patents

経皮薬剤アプリケ−タ用プログラマブル・コントロ−ラおよび取り付けシステム

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JPS63500009A JP60502839A JP50283985A JPS63500009A JP S63500009 A JPS63500009 A JP S63500009A JP 60502839 A JP60502839 A JP 60502839A JP 50283985 A JP50283985 A JP 50283985A JP S63500009 A JPS63500009 A JP S63500009A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 経皮薬剤アプリケータ用プログラマブルψコントローラおよび取り付はシX?A 関連米国特許出願 本出願は、自身の先行する米国特許出願1983年8月18日出願のシリアル  ナンバー524,252.1984年10月12日出願のシリアル す ン バ  −660,192,1985年1月17日出願のPCT/US/851000 80及び1985年2月19日出願の704.286の一部継続出願である。
発 明 の 分 野 本発明は経皮薬剤アプリケータおよびこのアプリケータとともに使用する電極構 成に関し、特に、制御システムへ取り付けられるとともに動物または人間の皮膚 に作用関係をもって取り付けられる薬剤アプリケータに関する。
&児ユ遭景および 行技術の検討 電気泳動および/または電気浸透を利用して動物または人間の皮膚を介して薬剤 を供給することは、溶液または懸濁液中の薬剤分子が電界を受けるようにせしめ ることであり、電気泳動の場合には、イオン分子と同じ電荷を有する電極が投薬 場所である皮膚に隣接する溶液上にあると、イオンは反発し皮膚を通って血液流 れ中に移行する。一方、電気浸透の場合には、水溶液は負電極に引きつけられ、 多孔性膜を通る電流を生じさせる。しかしながら、このような電気化学的なプロ セスは最終的効果は同じようなものであるが、薬剤または他の薬物を経皮的に注 入および/または供与するのには、別個にあるいは独立に行なうことができる。
ここで検討しているタイプの経皮薬剤アプリケータは、薬剤溜めおよび患者の皮 膚を含む電気回路に電流を適用することに依存している。たとえば患者への薬剤 供給は安定状態で一定速度で長持間にわたって、かつ/または要求に応じて最も よく成される。薬剤移送の有益な効果は、患者が時々薬剤供給機構を作動させる のを忘れたりすると減じてしまうため、薬剤の供給は病院で行なわれることが多 い、患者が供給機構を操作すると、供給が不規則になることが予想される。
したがって、本発明の主な目的は、患者の皮膚に薬剤アプリケータを取り付ける とともに、電源の作動および作動停止時間を自動的に定めて、可変な制御された 速度で予め定められたあるいは予めプログラムされた時間間隔で電気泳動および /または電気浸透注入作用により薬剤の供給を行ないあるいは薬剤の供給を停止 するシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、1または複数の薬剤溜めを患者の皮膚に取り付けるととも に、制御された速度で予め定めた時間間隔で電気泳動および/または電気浸透注 入作用により1種または複数種の薬剤を供給しおよび供給を停止するために取り 付ける電源の作動および作動停止の信号を与えるようプログラムすることができ るコンピュータ機構を含むシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、閉ループ・フィードバック系を設けることによりあるいは 実際には要求に応じた薬剤供給系を設けることにより、被験者または患者が経験 する物理的および化学的変化への応答を含む、患者への薬剤供給制御に応えるシ ステムを提供することにある。
本発明の他の目的および利益は、本発明の好ましい実施例についての下記の記載 から明らかになるであろう。
電流を印加することにより人間または動物の皮膚を通して薬剤を経皮的に供給す る装置については、つぎのアメリカ合衆国特許において言及されあるいは開示さ れている。
385.556 4,243,052 48B、902 4,325,367 588.479 4,367.745 2.493,155 4,419,0912.267.1132 4,474, 5702.784,715 4.408,6583.163.1G6 4,31 4,5543.289.671 4.18J4573,547.10? 4,2 39,0523.877.2138 4,290,8784.008,721  4.184,2284.141,359 4.382,6454.239.04 B 4,273,135つぎの外国特許は経皮供給装置に汀及または開示してい る。
EPA 0060452 DE 290202183 DE 3225748 EPA 00581120 UK 2104388 糺q の 概 要 上記目的および本願の過程で明らかになるであろう他の目的によると、少なくと も1種の薬剤を皮膚等を通して血液流れ中に供給するために生体に取り付ける経 皮薬剤アプリケータであって、上記薬剤を物理/化学物質移動により皮膚を通し て供給するために薬剤を収容する少なくとも一つの薬剤溜めを有するアプリケー タ手段と;上記アプリケータ手段を取り付は手段に取り外し可能に供給するよう 保持するために、上記生体に取り外し可能に取り付けられる取り付は手段と;上 記アプリケータ手段用電源手段と;皮膚を通って上記アプリケータ手段との間に 電気的回路を形成する、上記電源手段から受けた電力を上記アプリケータ手段に 与えるための回路手段と:上記薬剤に対してプログラム化された命令を受けると ともに、該薬剤に対して信号を発信し、上記電源手段にプログラム化された命令 を発信して電力の発生および皮膚を通しての上記薬剤供給を規制するよう、上記 取り刊は手段に関連せしめられたコンピュータ手段とから構成される経皮薬剤ア プリケータが提供される。
また1本発明は、L記皮膚と薬剤溜めに固着して所定時間薬剤供給を制御しかつ 維持するようにした動電学的経皮薬剤アプリケータであって、少なくとも1種の 薬剤を有し複数の電極と動電学的現象によって上記被験者の皮膚を通して上記薬 剤の物質移動を提供するための電源とを有する薬剤溜めと;該薬剤溜めの少なく とも一つおよび上記皮膚と上記薬剤溜めとの間のインタフェースとに関連せしめ られた少なくとも一つのバッファ手段とから成り、上記少なくとも一つのバッフ ァ手段が薬剤供給の最適速度に合わせてPHを維持する動電学的経皮薬剤アプリ ケータに関する。
さらに、皮膚と薬剤溜めとの間のインタフェースにおいて該インタフェースにお ける皮膚のpH範囲を維持するよう被験者の皮膚に固着させるようにした動電学 的薬剤アプリケータであって、少なくとも1種の薬剤を有し複数の電極と動電学 的現象によって上記被験者の皮膚を通して上記薬剤の物質移動を提供するための 電源とを有する薬剤溜めと;上記皮膚のインタフェースにおけるPH変化を被験 者の皮膚に刺激感を与えない範囲に制限するよう上記皮膚のインタフェースに設 けた少なくとも一つのバッファ手段とから成る動電学的経皮薬剤アプリケータに 関する。
図面の簡単なU 第1図は本発明の原理を実施するアプリケータの等大口である。
第2図は第1図の2−2線に沿って取った断面図であって、アプリケータを皮膚 に取り付けたところを示す。
第3図は第1図および第2図に示した実施例に組み込まれた電気回路の概要図で あって、LCD表示器を示す。
第4図は第3図に示した回路の他の実施例である。
第5図は他の表示器の実施例の拡大断面図である。
第6図は、第3の、すなわちフィードバック用電極をさらに組み込んだ、第1図 および第2図のアプリケータと類似の他のアプリケータの平面図である。
第7図は第6図の7−7線に沿って取った断面図であって、アプリケータを皮膚 に取り付けたところを示す。
第8図は、第3のすなわちフィードバック用電極と第6図および第7図に示すア プリケータを実施する回路の電気的概要図である。
第9図は並設した形で隔離配置した電極を実施する他の薬剤アプリケータの上か ら見た斜視図である。
第1O図は第9図のto−to線に沿って取った部分断面図である。
第11図は第10図に示した活性電極構造のような三つの活性電極を実施する回 路を示す電気的概要図である。
第12図は薬剤アプリケータのタイマと取り付はシステムとの分解斜視底面図で ある。
第13図は患者の手首に取り付けた、第12図に示すタイマと取り付はシステム との斜視図である。
第14図は第13図の14−14線を通って取った図である。
第15図は第14図の15−15線を通って取った図である。
第16図は$12図〜第15図に示した実施例の概要電気回路である。
第17図は第12図〜第16図に示した実施例と類似の複数薬剤アプリケータ供 給システムの概要電気回路である。
第18図はスナツグ−フック・コネクタにより接合された時計とアプリケータの 単独側面図である。
第18図は一方のストラップとアプリケーターバッテリを持つ取り外し可能なも う一方のストラップを組み込んだ時計/コンピュータの断面図である。
第20図は一つの詰め替え可能な薬剤アプリケータ溜めを組み込む時計/コンピ ュータの概要断面図である。
第21図は仮想線で示した他の詰め替え可能な溜めを有する取り換え可能なアプ リケータを備えた時計本体の斜視図である。
好適な実施例の説明 第1図および第2図を参照すると、アプリケータ10は隆起部分14と外周に沿 ったへり部16とを有する外被12から成る。アプリケータlOは、後に述べる その他の電気泳動および/または電気浸透ユニットを収容する隆起中央部とその 外周に沿ったへり部とであれば、任意の適宜形状またはサイズ、たとえば正方形 、長方形、楕円形、円形あるいは皮膚の特定の場所に合わせてつくることができ る。
第2図に見られるように、ここではアプリケータ10は患者の皮膚18の表面に 取り付けられているが、外被12の隆起部分14内には後述する複数の層がある 。第1の層は、供給すべき薬剤が皮膚18を通って移動する微孔性または半透性 膜22である。下記の論者から分かるように、股22は、薬剤溜めの性質によっ ては必要ではない。
第2層は、投与すべき薬剤を収容する可撓性パッドまたは他のタイプの溜め24 から成る。当該技術から理解できるように、また上記アメリカ合衆国特許の−ま たは複数のものに示されているように、溜め24は選択された薬剤を溶液または 懸濁液中に含有する含浸パッドまたはゲルであってよく、その壁は周囲条件下で 薬剤の漏れを防ぐことができる程度に密ではあるが、電気泳動を利用する場合に は、形成された電界の影響の下でたとえば荷電粒子またはイオンのような薬剤の 移動を許す程度に多孔性である。たとえば、輸送または貯蔵のためのアプリケー タ詰め込み、温度変動および溜めのパンクの結果として周囲条件下で漏れが生じ る場合には、微孔性膜22を採用するのが適当である。また、膜22の使用は、 大部分、関連する薬剤の性質に依存する。あるいは、溜め24は、液状薬剤を収 容するパウチよりは薬剤を含浸した多孔性物質から成るものであってもよい。
溜め24上の第3すなわち次層は、その次の層となるバッテリ28の一面として 組み込むことができる延在接点26である。接点2Bは、任意の適宜導電性材料 、好ましくは、アプリケータ10が皮膚の有形表面に適合すべくカーブし曲がる ことができるよう体に倣うことができるものである。このタイプの適当な性質は 、当該技術では周知であり、導電性の、好ましくは非イオン性のポリマーが含ま れる。炭素添加または表面金属化プラスチックもまたこの用途に用いることがで きる。
次層を構成するバ5・テリ28は、特定の薬剤について動電学的作用を得るのに 必要な所望の電圧を得るために内部的に直列に接続された一群のセルから構成す ることができ、バッテリ2日の向きは、選択した薬剤の荷電粒子が正か負かに依 存する。もし粒子が溶液または懸濁液中で負に荷電しているとすれば、皮膚は接 点26に対して正となりイオンを引きつけるので、接点26はバッテリ28の負 側に接続されるであろう、電気浸透については、たとえば薬剤溶液のpHはそれ 程重要ではないので、設計および構造上もっとフレキシビリティがある。さらに 、溶剤は大いに濃縮することができる。これは、高イオン流動性が必要でありし たがってより低濃度が必要であるイオン系溶液と対照を成すものである。したが って、ここでは、両タイプの薬剤供給システムが考えられており、本発明の範囲 内に入るけれども、利用するシステムは選ぶ薬剤に基づくべきである0両システ ムは組み合わせることができ、あるいは、成果の効率を最大としあるいは非イオ ン系薬剤を供給しおよび/あるいは供給速度を大きくするために同時に用いるこ ともできる。
バッテリ28については、所望の作用電圧を得るために、現在一般に入手可使な 任意の従来の小型バッテリ拳セルを用い、直列に配設および接続することができ る。
さらに、今日では、適切な電流密度を与えるために、厚さに対して大表面積を有 する、極めて薄くかつ可撓性の導電性ポリマシートから形成されるバッテリのた めの技術がある。このようないわゆるプラスチック・バッテリの一つが“バッテ リ・ツデイ(Battery Today)”、秋号1981、 pp、10. 11および22に記載されている。このようなバッテリを用いる時には、第2図 にやや概略的に示しているようにセルを斜めに直列に配置するようにシートを重 ねることができる。もちろん、バッテリの選択は、究極的には、所望の倣い度、 特定用途のために必要な電圧および電流密度および放電時間のような要因に依存 する。
バッテリ28の上には、接点26と同様の構成を有するとともにバッテリ28の 反対側に電気的に接続される他の接点32が重ねられる。
アプリケータ10の層すべてを包む外被12は、炭素を含浸させたポリマあるい は表面金属化プラスチックのような可撓性の導電性プラスチック材料から成る。
絶縁材料34は隆起部分14の側壁とその中に含まれる種々の層との間の空間に 満たされる。
アプリケータすなわち装置10を皮膚18上に載せて接着させ良好な電気的接触 をさせるように、へり部16の下側には導電性の接着性材料36が塗布される。
上記した構成により、大ざっばに言って、バッテリの一側から、外被12、接着 性材料38、皮膚18、微孔性膜22、液溜め24およびバッテリ2日にもどる 完全な電気的回路が形成される。
上記した構成によって形成される電気的回路のさらに詳細な説明のために、第3 図が参照される。第3図では1回路が、第1図および第2図に示す構造に対応す る数字で概略的に示される。
バッテリ28は、接点32、外被12および接着層3Bを介して皮1ti18に 接続されるやバッテリ28の他側は、接点2B。
液溜め24および膜22を介して皮膚18に接続されて回路を完成する。抵抗R eftは、液溜め24および膜22とともに、皮膚18、接着層36、外被12 、バッテリ28およびその接点26および32を含む完全な回路の実効抵抗を表 わす、このタイプのシステムでは、ねらいの一つは、薬剤が長い時間に亘ってゆ っくり注入するように極めて低い特定電流流れをつくり出すことである。膜22 の下の皮膚表面の0.0001A / cm2 と低い電流流れは、特定の薬剤 の適用に選ばれる典型的な電流である。電流流れに対する皮膚の電気的抵抗は6 〜9にΩのオーダであり、電気的接触が成される皮膚上の複数点間の距離とは大 ざっばに言って無関係である。これは、皮膚の電気的抵抗は大部分侵入に対する 抵抗であり、電流は電気的抵抗が極めて低い体内の液中を流れるからである。こ のように、指示される速度の電流流れをつくるためには、オームの法則により、 1.5vバツテリを使用する回路の合計抵抗は、貼付部の1平方センチにつき約 360にΩとなる。この抵抗すなわち回路の実効抵抗Ref fは、一つの構成 要素あるいはバッテリ抵抗、電極、外被材等を含む、第3図に示す回路の構成要 素の組み合わせの形につくることができる。
さらに、もし所望であれば、作用の全期間に亘って電流流れを一定に維持してお くために、定電流制限装置を導電体2G、あるいはそうするのが便利であると考 えられる回路の任意の他の部分と一体的におよびその一部として形成することが できる。
さらに、第4図に概略的に示すように、アプリケータ10は、薬剤の注入が所定 時間後あるいは成る量の薬剤が投与された後停止することを確実にするための装 置を組み込むように設計することができる。これは、プログラマブル積分回路を 用いることによって、あるいは回路に逆メツキセル38のような積分装置を挿入 することによって、達成することができる。当該技術で知られているように、セ ル38は一対に電極から成り、この電極の一方の上には他方の電極に移すべき材 料の塗膜がある。もとの塗膜の厚さに基づいて所定時間が経過しあるいは供与す べき薬剤の所望量を表わす積分電流が流れた後、全メッキ材料が付着すると、内 部抵抗の大増加があり、電流の流れに実質的低下と薬剤移動に対する有効な停止 とを生じる。このような装置は、薬剤を適用する期間、あるいは上記したように 、供与すべき薬剤の量を予め定めておくために用いることができる。セル38は 比較的高抵抗な装置であり、アプリケータ10の作用に必要な高抵抗の多くを提 供することができる。
セル38は、接点32の一部としてつくることができ、あるいは接点32と外被 材14との間に挿入することができる。さらに、薬剤を受ける者に感触、感覚を 与えないように電流を徐々に流すための装設をつくることができる。
第1図〜第4図には、装置lOの構造および回路内に組み込まれる液晶表示器( LCD)50が示されている。
L CD 50は、装置10の一定の規定された電流でのみ光の外観に変化を生 じる。すなわち、このような一定電流での完成回路によって、処方役ケ量の薬剤 が使用者に経皮的に投与され、LCDは、この薬剤投与の積極的表示をグーえる ように光表示をする。一定電流に不足を生じるような、(1)導電性へり部が皮 膚表面からゆるむような回路の断線、(2)使い尽くしたかあるいは欠陥のある バッテリ、あるいは(3)薬剤の涸渇の場合には、LCDは液晶表示変化を示し 、処方通りの薬剤が投与されていないことを使用者に知らせる。このようにして 、使用者には、薬剤が適切に投与されているか、あるいは薬剤が適切に投与され ていないかを明瞭で積極的な表示が与えられる。後の場合には、使用者はただ装 置を取り外1.て新しい装δを取り付ける。新しく取り付けられると同時に、新 しいLCDは作動する。
これまで本発明はLCDとの関係で記載されてきたが、発光ダイオード(LED )もまた本発明の考慮内のことである。
表示器50があることによって、皮膚18、接着層36、外被12、バッテリ2 8、表示器50.接点32および26、満たされた溜め24、膜22抵抗Ref fにより完全な回路が形成される。
後に詳細に検討するように、薬剤投与状態を示すために、ディジタルまたはアナ ログのプログラマブルφコンピュータ表示器を使用してもよく、皮膚接点が失く なるとかバッテリが弱くなるとかのような不調の場合には、水装置は、可聴なあ るいは機械的な(振動)警告を患者に与える。このようなプログラマブルφコン ピュータ装置は、特に、第12〜21図に示すアプリケータに例示されているよ うな薬剤アプリケータに適用することができる。
第5図を参照すると、表示器50のための他の実施例60の拡大断面図が示され ている0表示器80は導電性ポリマ上下層61および62から成る1層61およ び62は、非導電性ポリマの端キャップ(図示せず)とともに溜め63を形成す る。上層61は、後に明らかになる目的のために、少なくとも一つの透明部分を 持つか、あるいは全部透明である。溶液またはゲル84の形の電気化学的に伝導 性のある届先性材料が溜め63内に入れられる0層61および63に非導電性層 間を与えるように、一層のシリカ微粒子85が溜め63内に配設される。
電気的導線66および67が、それぞれバッテリおよび接点24と回路を完成す るために設けられる。
電気化学的に届先性のある、あるいはエレクトロクロミック材料が、材料を通る 電流の通過により色または外観を変える。溜め63には、本装置の透明な上層6 1を通して使用者により可視な色彩変化材料が満たされている。
適切な電気化学的届先性材料としては、たとえば、ラバリーらに1977年3月 22日に許可されたアメリカ合衆国特許第4,013,414号に開示されてい るイオン変化感応性表示染料がある、本発明の表示器に高度に極性のある状態を 設けることによって、上記のようなイオン変化感応表示器の染料色彩変化が検出 され、それによって薬剤が投与されていることを患者に知らせる。
変化により色彩応答または届先する化学的および/または染料材料について1本 装置の定電流を、変化を生じさせるために使用して表示器として作用させること も、本発明の考慮内のことである。上記染料材料の適当なものが、たとえばホフ らに対して1982年12月 7日に許可されたアメリカ合衆国特許第4,36 2.1345号に開示されている。
アプリケータlOは、予め、種々のサイズおよび形状に形成され、プラスチック 製パウチ内にシールされ、保護ひもが露出側にかけられる。特定の適用例に対し て種々の薬剤を組み入れることができ、特定の電流流れ要求に合うようバッテリ を変えることができ、もちろん、名バッテリの電気的方向は特定の薬剤によって 定まる0本装置の使用に際しては、保護ひもを外し、アプリケータを、耳の背後 のような所望の皮膚上、または粘膜と接触させて置く。
電流流れと同時に薬剤移動が開始する。
ここに記載する発明を使用することにより、これまで不可能であったかあるいは 実用的でなかった、かなりの制御と正確さを以って長時間にわたって薬剤治療を 提供することが初めて可能となった0本発明を使用する治療のコストは、本発明 を広く使用することにより治療に好ましい経済的衝撃を与えるという効果により 充分に低減することができる0表示器は、体に装着する薬剤ディスペンサにおい てこれまで得ることのできなかった、積極的な保証を使用者に与える。
第6〜8図の実施例では、隆起部分74と外周辺に沿ったへり部75を有する外 被72を有するアプリケータ70が示されている。隆起部分74内には、第1層 76、すなわち、薬剤が電気泳動および/または電気浸透作用により供給される 微孔性または半透性膜がある。第1〜2図に関連して先に特許したように、この 第1層は、薬剤の性質により、また薬剤がパッドまたは溜めにより支持されてい る場合には必ずしも必要ではない。
第2層は薬剤を収容する可撓性溜め78(またはパッドまたは他の溜め)から成 る。溜め78は漏れを防ぐが、薬剤移動が上記した保護システムのいずれか一方 または両方によるものであるときは、薬剤移動を許すべく多孔性を有している。
溜め78の上の第3層は、その次の層であるバッテリ82の一面の一部であって もよい延在接点8oである。接点8゜は第1〜2図について述べた接点26と同 様のものであり、バー2テリ82もまた先に述べたものと同様のものである。
バッテリ82上の他の接点84は接点80と同様であり、バッテリ82の反対側 に電気的に接続されている。外被72は、アプリケータ70の長方形形状を超え て突出かつ外方に延在するとともに導体88により接点84に電気的に接続され る、第3すなわちフィードバックまたは感知装置電極86を含めて、アプリケー タ70の金属を包んでいる。
絶縁材料90は、隆起部分74の側部と種々の層間の空間を満たし、第3すなわ ちフィードバック電極86とその導線またはリード線88を電気的回路の他の構 成要素から絶縁する。
第7〜8図に示すように、皮膚90′を通って、へり部75の下側に塗布されて いる導電性の接着“電極”材92に接点が形成され、この結果アプリケータ装置 7oは良好な電気的接触を以って皮膚90′上の所定位置にしっかりと接着され る。このような構成により、バッテリ(接点)82の一側から、外被72.接着 剤S2、皮膚90′、微孔性膜76、液体溜め7日、パー2テリ(接点)82に もどる完全な回路が形成される。信号をループ状に増幅器84にフィードバック する第3電極86は、薬剤要請を感知する制御プローグとして用いられる。この ような電極またはプローグは、適宜、たとえばイオン感応性の従来型のものであ り、特定の薬品を規制するために、体内または血液中の特定薬品を検出するよう その表面87に適当な酸素を固着させている。この薬品は、たとえば、砂糖、イ ンシュリン、または、特定の薬品の要請を決定するために検出し。
たい他の任意の要素であってよい。このように、単純なフィードバック・ループ 回路により、発生された増幅信号は、要請型薬剤供給システムを達成するために 使用することができ、これによって薬剤投与は要請によって成る程度制御ができ るようになる。用いる酵素は、制御したい、体内の成る種の薬品の濃度を検出す ることができる。酵素検出および体内の特定薬品の検出により、電極プローグに 発生する電荷および信号は、薬剤投与を所望レベルに規制するために、アプリケ ータ・バッテリ回路に制御信号を与えるのに必要なだけさらに増幅される。
もちろん、電極はプローグにより測定された信号を受け、増幅し、発信するある 種の半導体および/または電界効果形トランジスタを組み込んでいる。
あるいは、検出装置86は、皮膚または粘膜において直接または間接的に検出で きる種々の身体パラメータを検出することができるようにしてもよい、これらの 身体パラメータの例としては、皮膚温度、皮膚導電率、脈拍数、毛細管ダイア  L/ −シー4 y (capillary dialation)等がある。
第9図および第1θ図を参照すると、並設パッチまたは薬剤アプリケータ100 構造が皮膚102に固定されているきころが示されている。同図に示すように、 要素104Aは第1電極を示し、エア・ギャップを含む適宜空間により第2電極 から隔離、分離されている。第6図に最もよく示されているように、ギャップは 、シリコーンのような不透過性非導電性の材料からつくることができる“堰″1 0Bとして適宜示されている。堰106は電極の分離を維持するとともに、この ような堰または電極障壁手段の下または隣接する皮膚表面にたまる汗その他の湿 分により生じ得る、電極間の一切の“短絡”効果を排除することができるように 、皮膚に対してシールを与える。
要素108は第1図〜第2図の外被12と同様の包被材である。もっとも、この 包被材は、電極またはバッテリ110および直列接続の定電流装gll12 ( これは定電流ダイオードから適宜構成することもできる)が、リード線または導 線により、第1および第2電極上にそれぞれ配設される別個の導電性端子または フィルム要素114Aおよび114 Bに適宜接続されるので、導電性である必 要はない、好ましい要素としては、炭化プラスチック箔または金属化マイラーの ような他の導電性フィルムからつくることができる。
第1および第2電極の底部に沿って配設される膜11Bは、第1〜4図の要素2 2のようにオプショナルであり、接着性および好ましくはゲル状性質を有する半 透性の微孔性膜要素から成る。
堰106は、好ましくは、膜116を超えて突出して、アプリケータ装置を形成 する分離電極間に有効な層状シールを形成するように形成される適当な不透過性 の絶縁材料である。このように、堰108は、薬剤、木等に対して不透過性であ るのみでなく、非導電性でもなければならない。
薬剤マトリックスまたは溜めから構成することもできる第2電極104Bは、微 孔性の下方膜11Bと導電性要素114 B間に配設される。アプリケータ・パ ッチ100の第1電極トには、低濃度の電解質溶液のような適宜の薬剤マトリッ クスまたは溜め118が無孔質膜116および好ましくは他の半透性の上方膜1 20間に配設され、他の(上方)高濃度薬剤マトリックスまたは溜め122を形 成する。パッチの第1電極のための上記構成により、最適薬剤投与に際して助け となる、予め定められた勾配の濃度と所望のpHの維持が容易になる。
本発明の電気的概要を示す第11図において、数字124は、電源またはバッテ リ110により発生する電流流れを仮想線で示す、さらに、この図は、すべて、 類似の内部構造を有する“活性”電極または薬剤溜めである三つの別個の電極か ら成るさらに他のアプリケータ構造または改変例を概略的に示し、三つの電極は 数字126A、126Bおよび128 Cにより識別される。
溜め126Aから出てたとえば皮膚102に至る参考矢印Aは電気浸透により薬 剤を経皮的に供給するのに用いられる。一方、溜め126Bおよび128 Cか ら出て皮膚102にそれぞれ至る参考矢印BおよびCは、イオン泳動または電気 泳動により正イオンおよび負イオンをそれぞれ経皮的に供給するのに用いること ができる。
本発明の装置は、電気浸透、電気泳動およびイオン泳動のような、皮膚を通して 薬剤投与するための、いくつかのまたは全ての動電学的現象を用いることができ る。
電気侵透は液体を正電極から負電極へ排斥し、このような物質移動プロセスは薬 剤の濃度レベルにはさほど依存しないということも認識されるべきである。他方 、イオン泳動は正または負のいずれの電極でも起こり、一般には、制御されたp Hとともに低濃度および高希釈を必要とする。
したがって、−に記したように、第9〜11図は異なる電極構造を示してはいる が、両側とも同様の構造であってもよく、したがって、図示のように、左側が不 活性電極であり右側が活性電極である場合と対照的に、両側とも“活性”電極か ら構成される。このようなアプリケータ構造によれば、−当部または両当部は、 パッチの一側でイオン泳動薬剤供与をし、他側で薬剤を電気侵透的に供与するこ とができる。さらに、複数の動電学的現象が同じ電極で同時にあるいは順次起こ るように、電気/化学的パラメータを構成および配置することができる。装置へ の電流の通過により、パッチ内および皮膚レベルの両方で物理的および化学的変 化が引き起こされるので、これらの変化により、薬剤供給の一方の動電学的機構 を禁止または不活性にし、かつ他方の動電学的現象を活性にすることができる。
このような物理的および化学的変化は、電流を変えることなく薬剤供与速度を時 間依存して変えるのに用いることができる。
第9図に明らかに示されているように、電極は、便宜上同寸および/または同形 に製造することができるけれども、必ずしも同サイズ(または同形)である必要 はない、同様に、底部の周辺要素128は第2図の要素34と同様にアプリケー タの周辺まわりの粘着性シール境界部として作用するけれども、これらの電極お よびアプリケータ構造は、実際には、第1〜4図の装置のように本当の“へり” 領域または皮膚電極というものを組み入れてはいない。
上記した経皮薬剤アプリケータの本発明の特徴が、第12図では分解斜視図で、 第13図では斜視図で、ここでは説明のために手首132として示されている患 者の体に、ひもで取り付けるかまたは腕輪のようにつけて示されるコンピユータ 化された制御および取付はシステム130に組み込まれている。明確にするため に上下を逆にして発明を示している第12図は、三つの部分を含んでいる:長く 延ばした薬剤アプリケータ134ニジステムの制御および電力要素を収容する時 計本体136;およびシステムを押さえつけるひも、特に、時計本体13Gの一 対の両側にそれぞれ固着されるひもバックル部138とひもバックル溜め部14 0.アプリケータ134は説明すべき薬剤アプリケータシステムの部である。ア プリケータ134の上側は、時計本体136の底側とひもの部分138および1 40の底側に、アプリケータ134の上側から被覆裏打ちシート142を外すこ とにより露出する接着層141により取り外し自在に供給される。アプリケータ 134の底側は、第13図に示すように患者の皮膚144に密着に接着する。ア プリケータ134は時計本体136とそのひもの形に形成されている。第12図 に示すように、ひもバックル部138は、バックル14Bとバックル部の端に結 合された舌148とを有し、舌148はひもバックル溜め部140の一連の孔1 50の一つに挿入されるようになっている。第14図および第+5図は、時間の デジタル読み出しを表示する液晶表示器(LCD)152を示している。
第14図および第15図は、時計本体136とアプリケータ134の内部形状を 示す0時計本体136の内部を最初に説明する0時計ケーシング154は、時計 本体136の上部に位置する表示ウィンドウ156と後述する他の孔を除いて、 時計本体13Bを包んでいる。
上向きの液晶表示器(LCD)152は、ウィンドウ156のすぐ下の時計本体 136の最上層を占め、コンピュータ構成要素158はL CD 152のすぐ 下の層を占める。コンピュータ構成要素158には、アプリケータ・パッチ13 4に収容される薬剤の経皮的適用に関連する特別のプログラム指示を行なうよう になっているハードウェアのコンピュータ構成要素が含まれている。ボタン17 4および17Bは、ひも部分が結合される側に結合する、時計本体13Bの両側 の一方に取り付けられ、ボタン178と180は反対側に取り付けられる。ボタ ン174.178゜178.180は、コンピュータ構成要素158に含まれる プログラムを制御するようになっている。第12図は、プラグ162のフォーク を受けるようになっている、制御ボタン174および17Bに隣接する穴160 の配置を示す、プラグ162は、医者の事務所で用意されるプレプログラム争シ ステム(図示せず)に結合されている0時計のバッテリ184は、コンピュータ 構成要素層158のすぐ下の層に置かれている。アプリケータのバッテリ166 は時計バッテリのすぐ下の層に置かれている。アプリケータのバッテリ166は 、アプリケーターパッチ134と関連せしめられて、今説明しようとしている薬 剤アプリケータ・システムを作動するための電力を供給する。フィードバック電 極168(第6〜8図に関連して先に述べたフィードバックまたは検出器電極8 6のような)は、アプリケータのバッテリ166のすぐ下で、時計本体136の 中央に適宜配設される0時計ケーシング154の底に形成された孔により、アプ リケータのバッテリIHに対する電気的接触のアクセスが与えられる。
第15図に示すように、薬剤アプリケータは対向する正負のアプリケータ・パッ チ182Aおよび182 Bを含み、これらは、それぞれ、図示のように、アプ リケータのバッテリIHの正、負側に、記載の方法で、それぞれ電気的に接続さ れることによって、正負電極の機爺な行なう、第14図に最もよく示されている ように、二つの別個の薬剤パウチ186Aおよび188 Bは、アプリケータ1 34の正負パッチ182Aおよび182 Bに、それぞれひも状被覆手段138 および140を有している。アプリケータ134の真中の非導電性の中性部分1 80は、正負パー、チ182Aと182Bとを分離している。正負溜め186  Aおよび186Bには、それぞれ、特定の1または複数の薬剤の高濃度上層19 2Aおよび192Bと同じlまたは複数の薬剤の低濃度下層194および194 がある。溜め186Aおよび188 Bはそれぞれ異なる薬剤を収容してもよく 、それぞれ同じ薬剤を収容してもよい、また、薬剤をパッチのうち一方にのみ収 容して、他方のパー2チに、薬剤パッチと逆の電荷の電極として作用する非薬剤 性質を収容させてもよい、上層192Aおよび192Bは、それぞれ、半透性膜 196Aおよび196Bにより下層184Aおよび194Bと分離されている。
パッチ182 Aおよび182Bの下部は。
第1図および第2図に関して先に述べた膜22と同様の微孔性または半透性膜1 98Aおよび198Bであり、これを通って、薬剤が移動して皮膚144を通っ て吸収される。
可撓性の導電性層200Aおよび2QQ Bは、それぞれ。
正負溜め186Aおよび186Bと、プログラマブル・コントローラまたはコン ピュータ158の正負端子との間に延在する。導電性層200Aおよび200B は、それぞれ、好ましくは、下層194 Aおよび194 Bの概ね中はどに配 設され、その溜め186Aおよび186Bからの正負電極位置から中立または中 央部IHまで延在する。中立部190にある高導電性のコネクタ204Aおよび 204Bは、それぞれ1時計ケーシング154の頂部に埋設された導線206A および206Bにより、メツシュJi200 Aおよび200Bの内端をプログ ラマブル瞥コンピュータ15Bの正負端子に接続する。
アプリケータ・システムは、負溜め18fI B内に負イオン薬剤を収容し、正 溜め186A内に、電気侵透により作用する正イオン薬剤または中性イオン薬剤 を収容することができる。導電性層200Aおよび200Bは、好まl、 <ら れた導電性の炭素繊維からできている。あるいは、可撓性層200Aおよび20 0Bは、導電性の炭素粒子を添加した可撓性の導電性ストランドからつくられる 。アプリケータのバッテリ16B、プログラマブル争コンピュータ158、導電 性メツシュ層200A、膜196A、溜め186A、患者の皮膚144、膜19 GB、溜め182B、導電性メツシュ層200B、コネクタ204B、導線20 ft B、コンピュータ158、およびアプリケータ・バッテリ16Bの他端子 に至る電気的回路が、このようにして形成される。バッテリ164および16B とコンピュータ158との間の接続は図示を簡単にするために示されていない、 負側溜め186Bに負にイオン化した薬剤が供給されると、イオン泳動作用によ り、薬剤は負側電荷から患者の皮膚144に反発される。
正側パッチ186Aが正にイオン化した薬剤の供給を受けると、イオン泳動作用 により、薬剤は正側から患者の皮膚144を通って反発される。あるいは、正側 溜め188 Aは、電気浸透作用により薬剤が患者の皮膚144中に移動するよ うに、中性薬剤を供給することもできる。
不透過性のシール層202Aおよび202Bは、それぞれ、高濃度の溜め薬剤1 92AfJよび182Bを部分的に包むように、パッチ182Aおよび182  Bの上面および外側と縁部(第15図には図示せず)にわたって延在する9層2 02Aおよび202Bは、非導電性中央部IHおよび半透性底膜198Aおよび 198Bに供給し、薬剤溜め186Aおよび188 Bを完全に包む、接着層1 41は、接着材(図示せず)により、シール層202Aおよび202Bと非導電 性中性部190の上側に固着され、ストラップ被覆部138および140と時計 ケーシング154の下側にさらに固着される0時計本体13Bとストラップ部1 38および140は1時計本体136が再使用可能なように、アプリケータ13 4から取り外すことができる。
第3の、またはフィードバック検出器168は、第15図に最もよく概略的に示 されているように、プログラムプル・コンピュータ158と電気的に接触してい る。第16図に見られるように、リード線208Aおよび208Bは、正側パッ チ182 Aおよび負側パッチ182Bをバッテリ16Bおよびプログラマブル 会コンピュータ158(第16図では電流調整器210およびプログラマ212 としてのそれぞれ正負側に電気的に接続する。リード線216は第3のフィード バック検出器18Bをプログラマブル・コンピュータ212に接続する。電源ま たはバッテリ166からの電流は、リード線208A、薬剤溜め182A、皮膚 144、薬剤溜め182 B、リード線208B、プログラマブル・コントロー ラ212、電流調整器210を通ってバッテリ1613にもどる。検出器168 は皮膚制御部218と有している。接点3’j’218は、患者の皮膚変化を検 出する、たとえばpHセンサまたはイオン感応電極であってよい0層218は、 検出した変化を第3電極168に送る能力を持って、皮膚144の表面の化学的 または物理的変化を検出することができる。第3電極168は、ループ信号をリ ード線21Bを介してプログラマブル・コンピュータまたはコントローラ212 にフィードバックする。薬剤要請を検知し、この要請をコントローラに信号する ことは、フィードバック検出器168の主要な機能である。検出器168は好ま しくはイオン感応性であり、層218には、体内または血液中で規制させるべき 特定の薬品を検出する適当な酵素を設けることができる。砂糖およびインシュリ ンは、規制されるべき典型的な薬品の例である。
第17図は、第12〜16図に示すシステムに対する他の実施例を示す電気的線 図である。第17図に示すように、アプリケータ壷システム220には、アプリ ケータやシステム130に関連して上記した被覆ストラップ手段138および1 40と時計本体13Bと同様のストラップおよびコンピユータ化時計本体が取り 付けられている。システム220は、第16図を参照して先に述べたパッチ18 2Aと同様の正側バー7チ内に配設された正側薬剤溜め226Aへの正リード線 224 Aを有するアプリケータ・バッテリ222を含んでいる。パッチ226 Aは患者の皮膚230と接触している。システム220はさらに、一つではなく 三つの別個の溜めがパッチ内に配設されている点を除いて、第16図を参照して 先に述べたパー2チ182 Bと類似の負側パッチ内に、相互に並列関係で配設 された三つの負側溜め228B+、228Bz、22[iB3への負側リード線 224Bを含んでいる。各溜め226A、226B1,22882および228 B3は、患者の薬剤の必要に応じて別の薬剤を収容することができる。薬剤溜め 選択スイッチ230は、内蔵プログラマブル拳コンピュータ・マイクロプロセッ サにより、プラグ162(第12図)を経由して外部のプログラマによっである いは導電性バスまたはスイッチ作動要素369および/または371を経由して 第21図に示す、予めコード化された使い捨て薬剤溜めによって予めブログンム 化されたように、薬剤溜め22[iB+、226B2または226B3へのリー ド線224Bからリード線232B+、232B2.232B3のうちの一つへ コントロールすることができる。
スイッチ230は、三つの別個のフィードバック検出器234.236オよび2 38によりモニタされたような体の要求に従って、時計本体内のコンピュータ機 構からのプログラム化入力により制御される。フィードバック検出器234.2 36および238は、それぞれ、前述のフィードバック検出器に類似し、アプリ ケータ・システム13Gの中立部190に類似するシステムの中立部に置かれる 。検出器234.236および238は、溜め228B+、226B2および2 2683中の薬剤に対する皮膚変化に対して感応する。フィードバック検出器選 択スイッチ240は、システム220)時計本体中に配設され、プログラマブル ・コンピュータまたはコントローラ250の一部となっている。スイッチ230 は同じプログラマブル・コンピュータ・マククロプロセッサにより制御されて、 リード線224Bから、フィードバック検出器234.236または238への リード線242゜244または24Bのうちの一つへ電気的バスを選択する。
選択スイッチ240は、好ましくは、選択スイッチ230を作動して選択された 薬剤溜めを活性化すると、フィードバック電極検出器に対する適当なパスへ自動 的に切り換えられる。248で示されるプログラマブル電流制御源およびコント ローラ250は、アプリケータ・バッテリ222のリード線224B上に直列に 置かれる。
第18図は、裏打ちシー) 142の剥離により露出する接着層141の代わり として、第12〜15図に示す時計本体136および被覆ストラップ部138. 140およびアプリケータ134の間のコネクタを示す、ここでは、時計本体1 3Bおよびストラップ部138,140(図示せず)の底部には、スナツグ−ア ンド−フック・コネクタの一層250が設けられ、アプリケータ134の上面に はスナ7グーアンドーフックΦコネクタの他層252が設けられる。このような 結合手段は、あるいは、たとえばボタン、スナップとめ装置、磁石等の任意の従 来のファスナから構成してもよい、好ましくは、“ヴエルクロ(Velcro) ”タイプのファスナが便利である(米国ヴエルクロ・コーポレイションの商標) 。
第19図は本発用の二つの実施例を示す。一方の実施例(時計本体282の左側 に示される)では、アプリケータΦシステム260は、時計本体262と、時計 本体262の時計ケーシングと一体的な第1ひも一バッチ組み合わせ264Aと を含む;第2の実施例(右側に示される)は。
上方ステップどめコネクタ270により時計本体262に取り外し自在に取り付 けられるひも−パツチ組み合わせ264Bを示1.いずれの実施例においても、 ひも組み合わせ264Aおよび264Bは、その上面が可撓性の不透過性外被2 74Aおよび274Bにより、その底面が、患者の皮膚278に接触する透過性 の下方[276Aおよび27G Bにより包まれている。可撓性外被274Aお よび274Bはひもとして機能するようになっている0組み合わせ264B実施 例では、アプリケータ・バッテリ278は、バッテリ279の正側から、内部リ ード線に電気的に接続される時計本体262内に取り外し自在に配設されるコネ クタ284への絶縁電気リード線282とともに、取り換え可能なパッチ264 B内に配置される。電気的ソケット284は、時計本体262に取り付けられる プログラマブル・コンピュータ280に内部的に接続される。任意に、他のバッ テリ(図示せず)を、コンピュータ280への電力を維持するために時計ケース 内に設けてもよい、コンピュータ280は、好ましくは、アプリケータが再充填 中あるいは組み合わせ264が取り換え中の不使用時における停止時間に、コン ピュータ・メモリおよびデータを維持するコンピュータ・バッテリを持っている 。この同じバッテリを、アプリケータ自体に内蔵バッテリを持つかまたは持たな いで形成するとかできる組み合わせ264A実施例に必要な電力を与えるのに、 使用することができる。
濃縮薬剤を収容する上方溜め290Aおよび290Bと、希釈薬剤を収容する下 方溜め292Aおよび292Bは、それぞれ、パッチ組み合わせ284Aおよび 264Bに配設することができる。半透性膜294Aおよび294Bは、それぞ れ、−上方および下方溜め280Aおよび290Bと上方および下方溜め282 Aおよび292Bを分離する。細長い可撓性の導電性層296Aおよび286B は、下方溜め292Aおよび292Bの真中部分にあるパッチ組み合わせ264 Aおよび264B内に配設される。導電性層296Aおよび296Bは、好まし くは、構成および配置において、先に述べたメツシュ層200Aおよび200B と類似している。
パッチ組み合わせ264Aは、下方膜276Aを通り皮膚278を通って、下方 膜276Bを通って負に荷電するパッチ264Bに流れる電流により正に荷電し 、パッチ組み合わせ264Bを負に荷電してもよい、電流288は矢印線で示さ れる。パッチ組み合わせ264Aおよび264Bは、システムの正負電極として 作用する。
第3のフィードバック検出器300は、皮膚278と接触する接点層302を持 つ時計本体282に配設され、皮膚の化学的パラメータが時計本体262中のコ ンピュータ280にリード線301により送られる。フィードバック検出器30 0はフィードバック検出器168と類似であり、第16図に示すコントローラ1 2と同様のコントローラ(図示せず)を有している。
アプリケータ舎バッテリ279とともに第2のひも/パッチ264Bは取り換え 可能で使い捨て可能であり、一方時計本体を有する第1のひも/パッチ264A は、ひも274Aに接着剤により取り付けられる他の薬剤溜めにより補充可使で ある。第1のひも/バッチ264Aは、もちろん溜め部分なしで、アプリケータ ・バッテリ280により発生する回路を完成するための単純な正電極を持つよう 形成することもできる。第19図に示される時計本体262は、アプリケータ・ バッテリ279を取り換え可能なパッチ実施例264Bの置く点を除いて、第1 2〜15図に示す時計本体136と同様の特徴を持っている0時計本体262は またL CD 308を持っている。
第19図の全電気的構成要素は、284または288(ひも組み合わせ264A と同様に)と同様の適宜導体により、中央に配置されるコンピュータ280に接 続される。同様に、284A実施例の取り換え可能な薬剤溜めおよび電極におい て、“パッチ”には、ひも274Aと不透過性被覆手段285との間に適当な接 着剤塗膜(図示せず)が設けられる。
第20図は、使い捨てひも/バッチ284Bを時計本体262に取り外し可箭に 固着するため、第19図を参照して述べたスナップとめコネクタの代替コネクタ 装置を示す、ひも/パッチ364 B (図示せず)の内側に結合した単一の偏 平取り付は要素314は1時計本体262の側部に形成された偏平凹部31B内 に付勢されて滑り込むようになっている。対向する突起31Bが四部31G内に 設けられ、付勢可能な端部322と、係止のための切り込み324のところで係 合し、ひも/パッチ264Bは時計262に取り外し可能に固着される。コネク タのばね力あるいは付勢作用を克服できるだけの力で314を横方向からしぼり ながら、要素314を四部から引っばり出すことによっ凹部284は接続リード 線282のためのものであり、他の同様の四部が他の電気的接続のために設けら れる。
第21図は、補充可能なアプリケータまたはパッチが時計本体内に配設される、 本発明の実施例を示す、バッチの溜めは、詰め替え可能であるか、あるいは時計 本体内に配設することができる廃棄カートリッジの一部であってよい。
アプリケーターシステム340には、LCD343を有する時計本体342と、 第15図に示した実施例に関して記載したコンピュータ158およびコンピュー タ・バッテリIHに作用が類似するコンピュータ組立体およびコンピュータ・バ ッテリ(いずれも図示せず)とが設けられる0時計本体342は、説明の都合上 円筒形として示されているが、他の任意の形状、たとえば、先に述べた実施例で 示されているような正方形または長方形であってもよい、薬剤溜め344は、患 者の皮膚350と接触する微孔性膜348を有している。溜め344内に収容さ れる薬剤は、本明細書において先に述べたように、患者の皮膚350を通って供 給される。溜め344は、概ね第1−11図の実施例と同様の、種々の形状に形 成することができる。溜め344は、外被352と、皮膚350と接触する。外 方に延在する円形の下方ヘリ部あるいは導電性フランジ部354とを有している 。アプリケーターシステム35Bは、溜め344にわたって時計本体342内に 配設される。
アプリケータ・バッテリ356は5反対向きの上および底電気接点層358およ び360を有する。第1図の接着剤36のような、フランジ部354の外ヘリの 下の導電性の接着層(図示せず)が、仮想線3B4により示されている電流が半 透性薬剤溜め膜348、皮膚350およびフランジ354から流れるように設け られている。もちろん、本発明のこの実施例において、第15図について本明細 書で述べたように、薬剤供給を制御するために同様の方法で、プログラマブル・ コンピュータ(図示せず)および電流調整手段を用いてもよい。
第21図に示すように、′縁付き帽子形状”の組立体を時計本体342の底から 、カートリッジの方法で取り外すことができる。フランジ部354は、時計本体 に作用的関係で装着される時には時計本体342の底壁となる。電流364は、 膜348を皮Ffi350に置くと同時に流れる。カートリフジは、たとえばフ ランジ部354の周辺に設けたつめのような種々の手段により、あるいはスナッ プどめ型コネクタにより、時計本体に適宜固着することができる。ひも366お よび368は1図示のように時計本体342と一体的であってもよく、時計本体 に別個に取り付けることもできる。溜め344の上壁面から上方に延在するスイ ッチ作動カム369は、時計本体の複数の四部と合うようになっており、プログ ラム化された応答がプログラマブル・コンピュータ内で作動される。スイッチ作 動カム369の位置は、溜め344内に収容される薬剤のタイプにより予め定め られている。あるいは、溜め344の正面に適宜設けられた導電性のバー・コー ド371を用いて、溜め内に収容される薬剤に従ってプログラム化された応答を 作動させることができる。
溜めから薬剤を補充するための他の実施例には、第21図において仮想線で示さ れているように、細長い充填チューブ370が含まれる。上面372はL CD  343を有している。充填チューブ370は、溜め344中で涸渇した薬剤の 詰め科え物を容れる、仮想線で示す注射器3780針によって侵入可能なゴムま たは類似の物質でできているセルフ・シールタイプの上部カバー378を持って いる。
時計本体に含まれるプログラマブル・コンピュータと組み合わせ可能なモニタ装 置の一例は、第14図に示すような心臓モニタ装置38Qであってよい、このよ うな装置は、たとえばジョガーの時計が、心拍数(脈拍)を図るためにLEDや フォトトランジスタを用い、皮膚温度を測るためにサーミスタを用いることがで きるという点において、周知であり、古いものである。第14図に示すように、 発光ダイオード(LED)382は、アプリケータ100の中立部190に形成 された垂直光チューブ384の上に、時計本体136内に配設される。チューブ の底部開口386は患者の皮膚144と直接接触し、皮膚から反射する光がホト セル(図示せず)により計測され、反射光の変化が、脈拍数を演算するのに用い られる。
緩衝剤は、系内の酸を中性化することにより溶液または混合液中のpHを所定範 囲内に維持する。薬剤の吸収速度はPHのレベルに依存する;もし系が完全に酸 性になってしまうと、薬剤は吸収されなくなる。さらに、電極および皮膚でのよ うなインタフェースを電流が通る時には、インタフェースで電解液は酸と塩基に 分解する。
電流だけでpHを変えることができるが、その効果は、吸収速度を促しあるいは 妨げることができる。したがって、薬剤溜めあるいは皮膚インタフェースにおけ る緩衝剤は、本明細書で検討している薬剤吸収システムを実際に機能させるため に望ましい、一つの緩衝剤が消費し尽された時にも一つの緩衝剤が作用し始める ためには、系に2以上の緩衝剤が必要である。
少なくとも一つの薬剤を有する薬剤溜めと、動電学的現象により皮膚を通して薬 剤の物質移動を行なわせるための電源を有する、複数の電極とを罰えた、本発明 の動電学的経皮薬剤アプリケータによれば、最適薬剤供給速度のためのPHを維 持することができるのは、薬剤溜めと皮膚インタフェースとに関連せしめられた 公知の緩衝手段である。さらに、電流の流れにより所定量の緩衝手段が消費し尽 されると、薬剤溜め中および皮膚インタフェースにおけるPH環境は変化し、こ の変化によって薬剤供給速度が変化する。このような変化は、薬剤供給速度の増 加および減少あるいは終了のいずれかであることができる。
さらに、他の薬剤および他の従来の緩衝剤または手段が溜め中にあると、これら の付加的な緩衝剤は、第1、第2等が使い尽されると同時に、溜め中の所定PH により活性となる。このようにして、緩衝剤のそれぞれが、薬剤溜め中のpHの 特定範囲にわたって活性化または不活性化となるようになっている。木発…の他 の改変例では、pH指示染料がアプリケータ内に用いられ、この染料はアプリケ ータ内の各pHレベルで種々の色彩を示すことができる。アプリケータ内の透明 カバー(第5図におけるel)または適当なウィンドウ(第1図における5゜の ような)により、アプリケータの活性およびどの薬剤がある任意の時に皮膚を通 して供給されているかのみならず、薬剤アプリケータを皮膚から取り外す蒔期を も順次示す色彩を透視することができる。この点については、適当な色彩基準領 域が周辺(設けることのできる適当なウィンドウのすぐ近傍)部分またはこのよ うなウィンドウの縁に沿って設けられ、表示器の染料の色彩変化を色彩基準領域 と比較して、少なくとも、取り外しが必要となるまでに残っている時間およびど の薬剤がその瞬間に投与されているかを信号する。もちろん、ウィンドウは図示 のように丸である必要はなく、長方形、楕円、正方形等の任意の形状であってよ い、上記の領域はカラー・バー・チャートのようなものである。
緩衝剤の他の利点は、インタフェースにおける皮膚のpH範囲を、この皮膚イン タフェースにおいて生じるPH変化を制限することによって、人間の皮膚を刺激 しない所定範囲内にとどまらせることである。
取付は手段は、つぎの構造には限定されないが、これを含めて任意の適宜構成の 形をとることができる:ヘッドバンド、アームまたはレッグ・バンド、腕輪また は時計のひも、体のベルト等、アプリケータは取付は手段と皮膚または粘膜間に 配設されるが、他の構成としては。
膣または人間の体腔に使用されるタンポン状挿入物または同様の装置がある。こ のような構成によれば、アプリケータ手段は、コア状要素(これは装置の要素の いくつかを含んでよい)に取り外し自在にあるいは永久的に取り付けてもよく、 アプリケータ手段そのものが実際にコアの回りに配設されあるいは包まれてもよ い。
本発明は、明確さと理解のために図示および例示により説明してきたが、もちろ ん、つぎの請求の範囲に記載される発明の範囲から逸脱することなく、形状、詳 細および部品の配列において種々の変更および改変を行なうことができる。
FIG、/ FIG、20

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.つぎの構成要件から成る、少なくとも一つの薬剤を皮膚等を通して血液流れ 中に供給するために生体に取り付けるための経皮薬剤アプリケータ: 上記薬剤の物理/化学的物質移動により上記薬剤を上記皮膚を通して供給するた めに、上記薬剤を収容する少なくとも一つの薬剤溜めを有するアプリケータ手段 ;該アプリケータ手段を保持するために上記生体に取り外し可能に取り付けられ る取付け手段;上記アプリケータ手段は上記取付け手段に取り外し可能に供給さ れる;上記アプリケータ手段用として該アプリケータ手段に関連づけられる電力 手段; 皮膚を通って上記アプリケータ手段との間に電気的回路が形成される、上記電力 手段から受け取った電力を上記アプリケータ手段に送る回路手段;および上記取 付け手段に関連せしめられて、上記薬剤に関するプログラム指示を受けるととも に上記薬剤に関する信号および上記プログラム指示を上記電力手段に送って、電 力の発生と上記薬剤の上記皮膚を通しての供与を規制するためのコンピュータ手 段。 2.上記取付け手段に関連せしめられて、モニタされる皮膚一体変化に関する信 号を上記コンピュータ手段に送るための検出手段をさらに含み、上記電力手段が 上記コンピュータ手段により送られる信号により規制される請求の範囲第1項に 記載の経皮薬剤アプリケータ。 3.上記薬剤溜めが上記取付け手段と同一の広がりを有している請求の範囲第1 項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 4.延在する、第1および第2の隔離配置された可撓性電極をさらに含み、上記 第1電極が上記少なくとも一つの薬剤溜め内に配設され、上記第2電極が上記皮 膚と電気的に連絡する請求の範囲第1項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 5.上記第1電極と上記コンピュータ手段間に第1電気的接続を、上記コンピュ ータ手段と上記第2電極間に第2電気的接続を有する請求の範囲第4項に記載の 経皮薬剤アプリケータ。 6.上記少なくとも一つの薬剤溜めが導電性であり上記皮膚と接触するとともに 上記薬剤の通過に対して透過性である導電性表面を有している請求の範囲第5項 に記載の経皮薬剤アプリケータ。 7.上記少なくとも一つの薬剤溜めが薬剤濃度の高低領域から成る請求の範囲第 1項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 8.薬剤濃度の上記領域が、上記薬剤の通過に対して半透性である導電性膜によ る分離されている請求の範囲第7項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 9.上記少なくとも一つの薬剤溜めから隔離した他の薬剤溜めを含み、上記第2 の可撓性電極が上記他の薬剤溜め内に配設される請求の範囲第6項に記載の経皮 薬剤アプリケータ。 10.上記皮膚と上記アプリケータ手段との間に適切な電気的接触を雄持するた めの手段を含む請求の範囲第1項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 11.上記手段が導電性接着剤である請求の範囲第10項に記載の経皮薬剤アプ リケータ。 12.上記手段が、上記皮膚と上記アプリケータ手段との間に適切な電気的制御 を維持することができる、上記取付け手段内のバイアス要素である請求の範囲第 10項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 13.上記取付け手段に関連せしめられ、上記皮膚における化学的および物理的 変化をモニタして、該変化に関する信号を上記コンピュータ手段に送るための検 出手段をさらに含み、上記アプリケータ手段および上記検出手段を上記取付け手 段に取り外し可能に固着するための接着手段をさらに含み、これによって、上記 第1および第2電極と上記コンピュータ手段、および上記検出手段と上記コンピ ュータ手段との間で電気的接続を維持する請求の範囲第4項に記載の経皮薬剤ア プリケータ。 14.上記コンピュータ手段が、上記取付け手段に取り付け可能に関連せしめら れるケース内に配設される、コンピュータ構成要素、表示手段およびコンピュー タ電源を含み、コンピュータ構成要素が上記アプリケータ手段と電気的に接続さ れる請求の範囲第1項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 15.上記取付け手段と関連せしめられて上記皮膚における化学的および物理的 変化をモニタし、該変化に関する信号を上記コンピュータ手段に送る検出手段を 含み、上記コンピュータ構成要素が上記検出手段と電気的に接続されている請求 の範囲第14項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 16.上記表示手段がLCDである請求の範囲第14項に記載の経皮薬剤アプリ ケータ。 17.上記コンピュータ構成要素が時間をモニタする要素を含み、該時間が上記 LCDに表示される請求の範囲第16項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 18.上記コンピュータ構成要素は、薬剤供給速度について上記LCDにデータ を送る要素をさらに含み、上記LCDは上記電力手段により発生される電流の関 数として上記データを表示することができる請求の範囲第16項に記載の経皮薬 剤アプリケータ。 19.上記コンピュータ構成要素と上記電源との間に電気接続をさらに含み、上 記コンピュータ構成要素は上記電源により供給される電力を制御することができ る請求の範囲第18項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 20.上記皮膚における物理的および化学的変化を検出するための独立の検出手 段をさらに含み、上記コンピュータ手段に電気的に接続した請求の範囲第1項に 記載の経皮薬剤アプリケータ。 21.上記独立の検出手段が心臓モニタ装置を含み、上記心臓モニタ装置は皮膚 と接触する光チューブ手段と該光チューブ手段の上に配設されるLEDとを含み 、該LEDは、上記チューブ手段を介して上記皮膚から上記LEDに反射された 光がホトセルにより維持され、かつ、反射光の変化が脈拍数を演算するのに使用 される上記コンピュータ手段に電気的に接続される請求の範囲第20項に記載の 経皮薬剤アプリケータ。 22.上記取付け手段と上記アプリケータ手段は一体的な取付け手段とアプリケ ータ手段から成る請求の範囲第1項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 23.上記一体的手段を上記コンピュータ手段に取り外し可能に固着する取り外 し可能なコネクタ手段をさらに含む請求の範囲第22項に記載の経皮薬剤アプリ ケータ。 24.上記一体的手段が上記電源を含む請求の範囲第23項に記載の経皮薬剤ア プリケータ。 25.上記一体的手段と上記コンピュータ手段との間に取り外し可能な電気的接 続手段をさらに含み、上記電力手段と上記回路手段との間の電気的接触を維持す る請求の範囲第24項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 28.上記取り外し可能なコネクタ手段が偏平凹部を形成する上記コンピュータ 手段を含み、偏平取付け要素が上記凹部内に摺動可能に受け入れられ、上記取付 け要素が一対の対向する付勢可能な端部を有するとともに一対の外部切り込みを 形成し、一対の対向する突起が上記凹部内に配置され、上記付勢可能な端部が、 上記凹部への挿入中に、使用者により付勢モードに押され、かつ、非付勢モード に解放されて、上記切り込みが上記突起のところで上記コンピュータ手段と係合 することができる請求の範囲第25項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 27.上記アプリケータ手段が上記コンピュータ手段と直接関連して取り付けら れる請求の範囲第1項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 28.上記アプリケータ手段が上記コンピュータ手段と関連せしめられて配設さ れた充填チューブを含み、該チューブが両端を有し、一端が上記少なくとも一つ の薬剤溜めと液によりつながっており、他端が薬剤の詰め替えを受けることがで きるポート手段であり、これによって、上記少なくとも一つの溜めが上記充填チ ューブにより詰め替えすることができる請求の範囲第27項に記載の経皮薬剤ア プリケータ。 29.上記少なくとも一つの薬剤溜めが取り外し可能に上記コンピュータ手段に 接続されている請求の範囲第28項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 30.上記コンピュータ手段内のプログラム化された資源を操作する、上記取り 外し可能な少なくとも一つの薬剤溜めに接続されるコンピュータ作動手段をさら に含む請求の範囲第29項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 31.上記少なくとも一つの薬剤溜めが、該少なくとも一つの薬剤溜め外表面を 被覆する導電性の被覆手段と、上記被覆手段に対して電気的に接続される導電性 のフランジ手段とを含む請求の範囲第30項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 32.上記取付け手段が時計ひもである請求の範囲第1項に記載の経皮薬剤アプ リケータ。 33.上記取付け手段がブラケットである請求の範囲第1項に記載の経皮薬剤ア プリケータ。 34.上記コンピュータ手段に接続された待機電力手段をさらに含み、上記アプ リケータ手段が再充填中または不使用中である停止時間に、上記コンピュータ手 段からデータおよび記憶が失われるのを防ぐ請求の範囲第1項に記載の経皮薬剤 アプリケータ。 35.患者の皮膚と薬剤溜めとの間のインタフェースにおいて上記皮膚に接着せ しめられて、所定時間の間薬剤供給を制御しかつ維持するようにされた動電学的 経皮薬剤アプリケータであって、 少なくとも一つの薬剤を有するとともに、動電学的現象により上記患者の皮膚を 通して上記薬剤の物質移動を行なうための複数の電極と電源とを有する薬剤溜め ;および 上記薬剤溜めの少なくとも一つおよび上記皮膚と上記薬剤溜め間のインタフェー スに関連せしめられた少なくとも一つの緩衝手段を含み; 上記少なくとも一つの緩衝剤が薬剤供与の最適速度のためのpHを維持すること ができる動電学的経皮薬剤アプリケータ。 38.上記少なくとも一つの緩衝手段が所定量設けられ、電流流れにより生じる 該少なくとも一つの緩衝手段が使い尽されると、上記薬剤溜めの上記少なくとも 一つと、皮膚および上記薬剤溜め間のインタフェースにおけるpH環境が変化し ,この変化により、上記少なくとも一つの薬剤が供給されている速度を変える請 求の範囲第35項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 37.上記変化が薬剤供給速度の増加または減少のいずれかである請求の範囲第 36項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 38.上記変化が上記薬剤供給の終了である請求の範囲第36項に記載の経皮薬 剤アプリケータ。 39.上記薬剤溜めの上記少なくとも一つに他の薬剤および他の緩衝手段をさら に含み、上記他の緩衝手段が、上記少なくとも一つの緩衝手段の用尽により、上 記溜め内の所定pHによって順次活性となる請求の範囲第36項に記載の経皮薬 剤アプリケータ。 40.複数の緩衝手段と、上記薬剤溜めの上記少なくとも一つの中に複数の薬剤 をさらに含み、上記緩衝手段は、それぞれ、上記薬剤溜めの上記少なくとも一つ におけるpHの特定範囲で、活性化されあるいは非活性化されるようになってい る請求の範囲第39項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 41.種々のpHレベルで種々の色彩を示すことができる、上記経皮薬剤アプリ ケータ中のpH表示染料を上記アプリケータ内にさらに含み、上記薬剤アプリケ ータが透明なウインドウを有し、上記色彩は上記ウインドウを通して見ることが でき、上記アプリケータの作用と、どの薬剤が任意の一時期に皮膚を通して供給 されているかを、上記薬剤アプリケータを上記皮膚から取り外す時期とともに順 次表示する請求の範囲第40項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 42.上記ウインドウに隣接する色彩基準領域をさらに含み、上記表示器の染料 の上記色彩変化を上記色彩基準領域と比較して、少なくとも、取外しが必要とな るまでの残り時間と、どの薬剤がその瞬間に投与されているかとを信号する請求 の範囲第41項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 43.上記ウインドウは、長方形、楕円または円形のいずれかの形状であり、上 記領域が上記ウインドウの周辺部分に隣接して配設される請求の範囲第42項に 記載の経皮薬剤アプリケータ。 44.患者の皮膚と薬剤溜めとの間のインタフェースにおいて上記皮膚に接着せ しめられて、上記インタフェースにおける上記皮膚のpH範囲を維持するように された動電学的経皮薬剤アプリケータであって、少なくとも一つの薬剤を有する とともに、動電学的現象により上記患者の皮膚を通して上記薬剤の物質移動を行 なうための複数の電極と電源とを有する薬剤溜め;および 上記インタフェースにおけるpH変化を患者の皮膚に刺激を与えない範囲内に制 限するための、上記インタフェースにある少なくとも一つの緩衝手段;を含む動 電学的経皮薬剤アプリケータ。 45.上記信号が、故障、皮膚接点の喪失、弱い電力の場合における予告警告と して用いられる可聴または機械的警告を含んでいる請求の範囲第2項に記載の経 皮薬剤アプリケータ。 46.上記検出手段が、上記アプリケータを有する皮膚インフェースのところで 、同時的または直接的に、皮膚温度、皮膚導電性、脈拍数および毛細管ダイアレ ーションから成る群から取った少なくとも一つの身体パラメータを検出すること ができる請求の範囲第2項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 47.上記アプリケータ手段が上記取付け手段と上記皮膚間に配設される請求の 範囲第1項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 48.上記アプリケータ手段が、粘膜と接触させるために中央に配設される取付 け手段のまわりに配慮される請求の範囲第47項に記載の経皮薬剤アプリケータ 。 49.上記取付け手段が上記アプリケータ手段に対して外にあって、手足または 体の他の部分のまわりに巻かれると、上記アプリケータ手段を概ね包被する請求 の範囲第47項に記載の経皮薬剤アプリケータ。 50.上記電力手段に直列に接続される電流調整手段をさらに含み、定電流を与 える請求の範囲第1項に記載の経皮薬剤アプリケータ。
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